JP2003252498A - 印刷装置及び印刷方法 - Google Patents

印刷装置及び印刷方法

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JP2003252498A
JP2003252498A JP2002060953A JP2002060953A JP2003252498A JP 2003252498 A JP2003252498 A JP 2003252498A JP 2002060953 A JP2002060953 A JP 2002060953A JP 2002060953 A JP2002060953 A JP 2002060953A JP 2003252498 A JP2003252498 A JP 2003252498A
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JP2002060953A
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Kenichi Araki
健一 荒木
Yosuke Jojima
陽介 城島
Hiroyuki Mori
浩之 森
Toshiaki Aoyanagi
利明 青柳
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】搬送不良及び転写不良の発生を防止するととも
に、被転写媒体の表面状態にかかわらず安定して高画質
な印刷を行うことができる印刷装置及び印刷方法を提供
することを目的とする。 【解決手段】印刷装置20は、所定情報を印刷された中
間転写リボン28を搬送するリボン搬送ローラ70と、
搬送された中間転写リボン28の所定情報を被転写媒体
1に転写するヒートローラ26と、リボン搬送ローラ7
0とヒートローラ26との間に配置され、所定の転写位
置に搬送される中間転写リボンに対して所定のテンショ
ンを付与するテンション機構80とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、印刷装置及び印
刷方法に係り、特に、中間転写媒体を介して被転写媒体
に所定の印刷情報を印刷する中間転写方式の印刷装置及
び印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カード類や通帳類などの被転写媒
体の表面状態になるべく影響を受けることなく高画質な
印刷を行うことが可能な印刷装置が求められれている。
この印刷装置の一つとして、中間転写媒体としての中間
転写リボンを用いるものが知られている。この印刷装置
は、印刷部と転写部とを備えている。印刷部は、サーマ
ルヘッド及びインクリボンを有している。転写部は、ヒ
ートローラ及びバックアップローラを有している。
【0003】中間転写リボンは、印刷部に送り込まれ
る。この印刷部では、サーマルヘッドが所定情報に応じ
て発熱してインクリボンのインクを溶融することによ
り、中間転写リボンの表面に文字やバーコードなどの印
刷情報が印刷される。
【0004】所定情報が印刷された中間転写リボンは、
転写部のヒートローラとバックアップローラとの間に送
り込まれる。このとき、同時に、転写面が中間転写リボ
ンに対向するように配置された被転写媒体がヒートロー
ラとバックアップローラとの間に送り込まれる。
【0005】この状態からヒートローラが回転されて中
間転写リボン及び被転写媒体がバックアップローラに押
し付けられるとともに加熱されることにより、印刷情報
が被転写媒体の表面に転写される。中間転写リボンは、
長尺の基材フィルムと、この基材フィルム上の塗布され
た転写層とにより構成され、転写部においては、転写層
上に印刷された所定情報とともに転写層が被転写媒体に
転写される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したような中間転
写方式の印刷装置では、中間転写リボンを転写部に向け
て搬送する搬送ローラと、被転写媒体への所定情報の転
写時に中間転写リボンとともに被転写媒体を搬送するヒ
ートローラとは、それぞれ別々の駆動源により駆動され
ている。
【0007】このため、転写時にこれら2つのローラの
同期が取りにくい。したがって、転写時に中間転写リボ
ンにしわができたり、所定情報がずれて転写されるなど
して、所定情報の被転写媒体への転写不良を発生するお
それがある。
【0008】また、中間転写リボンを巻き取る巻取速度
を制御していない。このため、中間転写リボンの巻取量
に差により、被転写媒体と中間転写リボンとの間に搬送
速度の差が生じてしまう。したがって、搬送不良の発生
や、転写不良の発生を招くおそれがある。
【0009】そこで、この発明は、上述した問題点に鑑
みなされたものであって、その目的は、搬送不良及び転
写不良の発生を防止するとともに、被転写媒体の表面状
態にかかわらず安定して高画質な印刷を行うことができ
る印刷装置及び印刷方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の様態に
よる印刷装置は、所定情報を有する中間転写媒体を搬送
する搬送手段と、前記搬送手段により搬送された中間転
写媒体の所定情報を被転写媒体に転写する転写手段と、
前記搬送手段と前記転写手段との間に配置され、前記転
写手段に向けて搬送される中間転写媒体にテンションを
付与するテンション付与手段と、を備えたことを特徴と
する。
【0011】この発明の第2の様態による印刷方法は、
所定情報を有する中間転写媒体を搬送手段によって搬送
し、搬送された中間転写媒体の所定情報を転写手段によ
って被転写媒体に転写する印刷方法において、前記搬送
手段と前記転写手段との間において、前記転写手段に向
けて搬送される中間転写媒体にテンションを付与するこ
とを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
係る印刷装置及び印刷方法について図面を参照して説明
する。この印刷装置は、カード類や通帳類などの被転写
媒体への所定情報の印刷と、印刷面の保護膜付与とを同
時に行う中間転写方式の印刷装置である。
【0013】図1に示すように、印刷装置20は、印刷
手段として機能する印刷部3と、この印刷部3の下方部
に設けられた転写手段として機能する転写部4とを備え
て構成されている。
【0014】印刷部3は、サーマルヘッド5、このサー
マルヘッド5に対向配置されたプラテンローラ6などを
備えている。サーマルヘッド5とプラテンローラ6との
間には、例えばイエロー(Y),マゼンタ(M),シア
ン(C),ブラック(K)の各色の溶融インクをダンダ
ラ状に有したインクリボン7が介在されている。
【0015】このインクリボン7は、その一端部が送出
軸8に巻き付けられ、その他端部が巻取軸9に巻き付け
られている。送出軸8及び巻取軸9の少なくとも一方
は、正逆両方向に独立に駆動可能である。送出軸8から
送出されたインクリボン7の中途部は、ガイドシャフト
21a、21b、21c、21dに掛け渡されている。
【0016】なお、インクリボン7としては、単色イン
クのみのリボンでも良く、また、紫外線によって発光す
る蛍光顔料インク、さらに、光沢面も持つ印刷用の金属
薄膜(アルミ蒸着)層、或いは、印刷用のホログラム層
等の機能を有するリボン材料を有していても良い。
【0017】サーマルヘッド5は、印刷手段として機能
し、所定の印刷位置において、中間転写媒体として機能
する中間転写リボン28の印刷開始位置から固有の所定
情報、すなわち識別情報や顔画像情報などを印刷する。
プラテンローラ6は、正逆両方向に独立に駆動可能であ
る。このプラテンローラ6は、中間転写リボン28を所
定の搬送速度で搬送する。
【0018】転写部4は、転写ローラとしてのヒートロ
ーラ26、このヒートローラ26に対向配置されたバッ
クアップローラ27などを備えている。このヒートロー
ラ26とバックアップローラ27との間には、中間転写
リボン28が介在されている。
【0019】ヒートローラ26は、転写手段として機能
し、所定の転写位置において、中間転写リボン28の転
写開始位置から中間転写リボン28上に印刷された所定
情報を被転写媒体に転写する。中間転写リボン28は、
その一端側が印刷部3の上部側に設けられた送出部30
に巻き付けられ、その他端側が印刷部3の下部側に設け
られた巻取手段として機能する巻取部31に巻き付けら
れている。
【0020】送出部30及び巻取部31の少なくとも一
方は、正逆両方向に独立に駆動可能である。また、これ
ら送出部30及び巻取部31は、印刷部3における印刷
位置及び転写部4における転写位置に向けて中間転写リ
ボン28を所定の搬送速度で搬送する。この実施の形態
では、巻取部31は、その巻取軸の回転速度(mm/
s)を制御する回転速度制御部90を備えている。
【0021】送出部30から送出された中間転写リボン
28の中途部は、ガイドシャフト31a〜31eに掛け
渡されている。
【0022】プラテンローラ6とヒートローラ26との
間には、印刷部3にて所定情報を印刷された中間転写リ
ボン28を所定の搬送速度で搬送する搬送手段として機
能するリボン搬送ローラ70が配置されている。また、
リボン搬送ローラ70とヒートローラ26との間には、
中間転写リボンに対して所定のテンションを付与するテ
ンション付与手段として機能するテンション機構80が
配置されている。
【0023】すなわち、このテンション機構80は、そ
の一端部を支点81Aとして揺動自在に設けられたアー
ム81と、アーム81の他端部にて中間転写リボン28
に接触し且つ所定のテンションを与えるテンショナ82
と、テンショナ82を付勢するばね83とを備えて構成
されている。
【0024】また、このテンション機構80は、ロック
手段として機能するロック機構84によってロック/解
除が制御される。このロック機構84は、アーム81の
折れ曲り部に設けられたカムフォロワ85、カムフォロ
ワ85に係合し回転自在に設けられたカム86、及び、
カム86を回転させる駆動モータ87を備えて構成され
ている。
【0025】このロック機構84では、印刷動作/転写
動作のそれぞれ開始指示に基づいて、駆動モータ87の
駆動が制御される。すなわち、このロック機構84は、
印刷部3による印刷動作中においては、カム86をカム
フォロワ85に接触させ、アーム81を固定することで
テンション機構80をロックする。
【0026】また、ロック機構84は、転写部4におけ
る転写動作中においては、駆動モータ87を制御して、
カム86を所定角度だけ回転させる。カム86が回転す
ることにより、カムフォロワ85が追従し、アーム81
が支点81Aを軸としてに回動する。カム86がある程
度回転すると、テンショナ82を付勢しているバネ83
の付勢力により、アーム81の回動を停止させる。さら
に、カム86が回転すると、カムフォロワ85とカム8
6とが離間する。これにより、アーム81は、バネ83
によって付勢された状態でフリーとなり、ロックが解除
される。このため、中間転写リボン28にたるみが生じ
ても、テンショナ82によって中間転写リボン28に対
して所定のテンションを付与することができる。
【0027】また、転写部4は、第1搬送ローラ対13
A、及び第2搬送ローラ対13Bを備えている。第1搬
送ローラ対13Aは、ヒートローラ26より搬送方向上
流側に配置されている。また、第2搬送ローラ対13B
は、ヒートローラ26より搬送方向下流側に配置されて
いる。
【0028】これら第1及び第2搬送ローラ対13A及
び13Bは、取込口2から挿入された被転写媒体(この
実施の形態では印刷頁が開かれた通帳類)1を搬送路1
1に沿ってヒートローラ26による所定の転写位置まで
搬送する。これら第1搬送ローラ対13A及び第2搬送
ローラ対13Bは、正逆両方向に独立に駆動可能であ
る。
【0029】すなわち、これら第1及び第2搬送ローラ
対13A及び13Bは、共に正方向に回転し、取込口2
から挿入された被転写媒体1の印刷頁における転写開始
位置がヒートローラ26による転写位置に整合するよう
に被転写媒体1を搬送する。また、これら第1及び第2
搬送ローラ対13A及び13Bは、共に逆方向に回転
し、転写部4における転写動作が終了した被転写媒体1
を取込口2に向けて排出するよう搬送する。
【0030】さらに、転写部4は、中間転写リボン28
の供給路に沿って配置された第1センサS1及び第2セ
ンサS2を備えている。第1センサS1及び第2センサ
S2は、後述する中間転写リボン28の有効領域の外側
に配置されたバーマークを検知するための出力信号を出
力する。
【0031】またさらに、転写部4は、被転写媒体1の
搬送路11に沿って配置された第3センサS3及び第4
センサS4を備えている。第3センサS3及び第4セン
サS4は、取込口2から挿入された被転写媒体1の有無
を検知するための出力信号を出力する。
【0032】なお、これら第1乃至第4センサS1乃至
S4は、例えば透過型センサであり、一対の発光部及び
受光部を備えて構成されているが、反射型センサによっ
て構成されてもよい。
【0033】図2に示すように、ヒートローラ26は、
回転軸に対して垂直な平面において、ほぼ半円形状の断
面を有している。すなわち、このヒートローラ26は、
芯金35を有している。この芯金35は、その一部の外
周面に平面状にカットされたカット面35Aを有してい
る。芯金35の内部には、加熱減としてのヒータ65が
設けられている。芯金35の円弧部35Bの外周面に
は、厚さ1mm〜2mmの耐熱性ゴム36が被覆されて
いる。
【0034】なお、耐熱性ゴム36は、芯金35の円弧
部35Bのみならず、カット面35Aを含む全周を覆っ
ても良い。また、ヒートローラ26は、耐熱性ゴムがな
くて芯金のみでもよい。この場合、ヒートローラ表面に
は、汚れの付着防止のテフロン(登録商標)加工などを
行うことが望ましい。また、ヒートローラ26は、その
円弧部35Bの周方向に沿った長さが被転写媒体1の転
写エリアの長さと略等しく形成されている。
【0035】ヒートローラ26は、印刷待機時において
は、図2に示すように、そのカット面35Aを搬送路1
1に対してほぼ並行に対向して配置されている。これに
より、ヒートローラ26とバックアップローラ27との
間には、被転写媒体1を配置可能な隙間が形成されてい
る。このとき、中間転写リボン28は、ヒートローラ2
6及びバックアップローラ27に接触しないとともに、
印刷開始時に進入してくる被転写媒体1の表面にも接触
しない位置に配置されることが望ましい。
【0036】これらヒートローラ26及びバックアップ
ローラ27は、転写位置における転写時おいて、中間転
写リボン28と被転写媒体1とを、被転写媒体1の厚さ
によらず一定の圧力で圧着するように構成されている。
【0037】図3に示すように、印刷装置20は、装置
全体を制御する制御手段として機能するCPU100を
備えている。
【0038】このCPU100には、メモリ部101、
インタフェース部102などが接続されている。メモリ
部101は、装置全体の駆動を制御するための制御プロ
グラムなどを記憶している。また、メモリ部101は、
インタフェース部102を介して受信した印刷データな
どを一時的に記憶する。インタフェース部102は、ホ
ストコンピュータなどの外部機器から印刷に必要な印刷
データを受信する。
【0039】また、CPU100には、さらに、サーマ
ルヘッド制御回路103、印刷部搬送制御回路104、
ヒータ温度制御回路105、ヒートローラ回転制御回路
106、転写部搬送制御回路107、媒体搬送制御回路
108、センサ入力回路109、ロック機構制御回路1
10、回転速度制御回路112などが接続されている。
【0040】サーマルヘッド制御回路103は、印刷デ
ータに基づいてサーマルヘッド5の印刷動作を制御す
る。印刷部搬送制御回路104は、印刷部3における搬
送機構として機能する送出軸8及び巻取軸9の駆動を制
御する。ヒータ温度制御回路105は、ヒートローラ2
6内部のヒータ65を駆動して、ヒートローラ26を所
定の温度に維持するよう制御する。
【0041】ヒートローラ回転制御回路106は、ヒー
トローラ26の回転駆動を制御する。すなわち、ヒート
ローラ回転制御回路106は、被転写媒体の転写開始位
置と、ヒートローラ26による中間転写リボン28上に
印刷された所定情報の転写位置とを整合した状態で、ヒ
ートローラ26のカット面35Aのエッジ部を転写開始
位置に当接させた後、所定方向にヒートローラ26を回
転させることにより、中間転写リボン28上の所定情報
を被転写媒体1に転写する。
【0042】転写部搬送制御回路107は、転写部4に
おけるプラテンローラ6、送出部30、及び、リボン搬
送ローラ70の駆動を制御する。媒体搬送制御回路10
8は、搬送ローラ対13A及び13Bの駆動を制御し
て、被転写媒体1を取込口2から取り込み、所定の転写
位置まで搬送し、転写完了した被転写媒体1を取込口2
から排出する。
【0043】センサ入力回路109は、第1センサS1
及び第2センサS2から出力信号に基づいて中間転写リ
ボン28のバーマークを検知する。また、センサ入力回
路109は、第3センサS3及び第4センサS4から出
力信号に基づいて被転写媒体1の有無を検知する。
【0044】ロック機構制御回路110は、印刷部3に
おける印刷開始指示に基づいてテンション機構80をロ
ックするよう駆動モータ87の駆動を制御し、カム86
を所定の回転角度だけ回転させる。また、ロック機構制
御回路110は、転写部4における転写開始指示に基づ
いてテンション機構80のロックを解除するように駆動
モータ87を制御し、カム86を所定の回転角度だけ回
転させる。
【0045】回転速度制御回路112は、回転速度制御
部90を制御して、巻取部31における巻取軸の回転速
度を所定値に設定する。
【0046】この回転速度制御部90は、図4に示すよ
うに、DCモータDM、パルスモータPM、及び、ワン
ウェイクラッチCによって構成されている。巻取部31
の巻取軸31Aは、DCモータDM及びパルスモータP
Mによって駆動されている。DCモータDMでは、主に
軸トルクが制御されるが、回転速度の制御ができない。
このため、回転速度を制御可能なパルスモータPMとワ
ンウェイクラッチCとを用い、DCモータDMによって
駆動される巻取軸31Aの回転速度が所定の回転速度以
上になった場合に、ブレーキをかける構成とし、巻取軸
31Aの軸トルク及び回転速度を制御している。
【0047】すなわち、DCモータDMは、巻取軸31
Aを所定のトルクで駆動する第1駆動手段として機能す
る。このDCモータDMにより巻取軸31Aに伝達され
た駆動力は、プーリP1を介してワンウェイクラッチC
に伝達される。パルスモータPMは、所定の回転速度で
駆動する第2駆動手段として機能する。このパルスモー
タPMによる駆動力は、プーリP2及びP3を介してワ
ンウェイクラッチCに伝達される。ワンウェイクラッチ
Cは、巻取軸31Aの回転速度を、パルスモータPMに
よって設定された所定の回転速度に規制する規制手段と
して機能する。
【0048】巻取軸31Aには、その回転量を計測する
ためのロータリエンコーダREが接続されている。すな
わち、ロータリエンコーダREは、巻取軸31Aの回転
量を計測し、巻取軸31Aに巻き取った中間転写リボン
28の巻取量を検知するための出力信号を出力する検知
手段として機能する。
【0049】CPU100は、回転速度制御回路112
を介してロータリエンコーダREから出力された出力信
号に基づいて中間転写リボン28の巻取量を検知する。
そして、CPU100は、印刷動作時及び転写動作時に
おいて、中間転写リボン28の巻取量に応じてパルスモ
ータPMの回転速度を設定する。
【0050】例えば、印刷部3における印刷動作時に
は、プラテンローラ6及びリボン搬送ローラ70は、そ
れぞれ所定の印刷搬送速度の周速で回転される。送出部
30から送出された中間転写リボン28は、プラテンロ
ーラ6及びリボン搬送ローラ70により、サーマルヘッ
ド5による所定の印刷位置を所定の印刷搬送速度で搬送
される。このとき、CPU100は、巻取部31におけ
る巻取軸31Aの回転速度を、印刷搬送速度より速くな
るよう回転速度制御部90を制御する。
【0051】つまり、CPU100は、ロータリエンコ
ーダREからの出力信号に基づいて中間転写リボン28
の巻取軸31Aへの巻取量を検知し、この巻取量に応じ
てパルスモータPMの回転速度を設定する。このとき設
定する回転速度は、サーマルヘッド5による印刷位置を
通過する中間転写リボン28の印刷搬送速度より若干速
く設定される。これにより、中間転写リボン28に適度
なテンションを与えることが可能となり、印刷動作時に
おいて、各ローラの同期不良による中間転写リボン28
のたるみの発生を防止し、印刷不良の発生を抑制するこ
とが可能となる。なお、この印刷動作時には、テンショ
ン機構80は、ロック機構84によりロックされてい
る。
【0052】一方、転写部4における転写動作時には、
搬送ローラ対13A及び13Bは、それぞれ所定の転写
搬送速度の周速で回転される。被転写媒体1は、搬送ロ
ーラ対13A及び13Bにより、所定の転写位置を所定
の転写搬送速度で搬送される。
【0053】このとき、CPU100は、巻取部31に
おける巻取軸31Aの回転速度を、中間転写リボン28
の搬送速度が被転写媒体1の転写搬送速度と実質的に同
一となるよう回転速度制御部90を制御する。これによ
り、リボン搬送ローラ70及びヒートローラ26は、そ
れぞれ所定の転写搬送速度の周速で回転される。印刷部
3によって所定情報が印刷された中間転写リボン28
は、リボン搬送ローラ70及びヒートローラ26によ
り、所定の転写位置を所定の転写搬送速度で搬送され
る。
【0054】つまり、CPU100は、ロータリエンコ
ーダREからの出力信号に基づいて中間転写リボン28
の巻取軸31Aへの巻取量を検知し、この巻取量に応じ
てDCモータDMが発生する軸トルクを最適に制御する
とともに、この巻取量に応じてパルスモータPMの回転
速度を設定する。このとき設定する回転速度は、搬送ロ
ーラ対13A及び13Bやヒートローラ26による被転
写媒体の転写搬送速度と実質的に同一(または転写搬送
速度より0.1〜5%程度速い速度)となるよう設定さ
れる。この時に設定される回転速度を巻取軸31Aの上
限回転速度とする。
【0055】回転速度制御部90では、巻取軸31Aの
回転速度が、設定された上限回転速度を超える場合、す
なわち、ワンウェイクラッチ内輪回転数(DCモータD
Mによって駆動される駆動軸に接続された回転軸の回転
数)>ワンウェイクラッチ外輪回転数(パルスモータP
Mによって駆動される駆動軸に接続された回転軸の回転
数)の場合、巻取軸31Aにロックがかかり、パルスモ
ータPMに設定された上限回転速度を上限とする速度制
御が行われる。
【0056】なお、この印刷動作時には、テンション機
構80は、ロック機構84によるロックが解除されてお
り、中間転写リボン28に対して所定のテンションを付
与することが可能である。
【0057】これにより、中間転写リボン28に適度な
テンションを与えつつ、中間転写媒体の搬送速度を被転
写媒体1の搬送速度と実質的に同一とすることが可能と
なり、転写動作時において、各ローラの同期不良による
中間転写リボン28のたるみの発生を防止し、転写不良
の発生を抑制することが可能となる。
【0058】上述した印刷装置に適用される印刷方法に
よれば、図5に示すように、被転写媒体1の少なくとも
一部、例えば通帳類1における印刷頁10の印刷エリア
10Aに、所定パターンを有する透明ホログラム層を付
与した保護膜をオーバコートする。
【0059】すなわち、この印刷方法では、まず、印刷
エリア10Aに、固有の識別情報や顔画像情報などの所
定情報が印刷される。そして、所定パターンを有する透
明ホログラム層を付与した保護膜が、印刷頁10の搬送
方向に沿った長さb、且つ、幅w全体にわたってオーバ
コートされる。
【0060】次に、上述した印刷装置に適用される中間
転写リボンの構造について説明する。
【0061】すなわち、図7の(a)に示すように、中
間転写リボン28は、例えば3層構造であり、ベース層
40、ベース層40上に配置されたホログラム層41、
ホログラム層41上に配置された受像層として機能する
接着層42を備えて構成されている。接着層42上に
は、印刷部3により所定情報が印刷される。
【0062】中間転写リボン28の3層のうち、ホログ
ラム層41及び接着層42は、転写層として機能し、転
写部に4において、接着層42上に印刷された所定情報
とともに被転写媒体1上に転写される。被転写媒体1上
に転写された時に最上層に配置されるホログラム層41
は、保護膜として機能する。
【0063】なお、中間転写リボン28は、図7の
(a)に示した構造に限らず、図7の(b)に示したよ
うに、ベース層40とホログラム層41との間に剥離層
43を配置した構造であっても良い。このような構造の
場合、剥離層43、ホログラム層41、及び接着層42
が転写層として機能する。
【0064】また、中間転写リボン28は、図7の
(c)に示したように、ベース層40上に剥離層43、
保護層44、ホログラム層41、及び接着層42をこの
順に積層した構造であっても良い。このような構造の場
合、剥離層43、保護層44、ホログラム層41、及び
接着層42が転写層として機能する。
【0065】図6及び図7の(a)に示すように、中間
転写リボン28のホログラム層41は、所定パターンの
透明ホログラム層からなる第1領域28Aと、無地の透
明な第2領域28Bと、マージンに相当する第3領域2
8Cと、を備えている。これら第1領域28A、第2領
域28B、及び第3領域28Cは、中間転写リボン28
の搬送方向に沿って順に配置され、単位パターンを構成
している。
【0066】また、中間転写リボン28のホログラム層
41は、第1領域41A、第2領域41B、及び第3領
域41Cからなる単位パターンを規定するためのバーマ
ーク41Dを有している。このバーマーク41Dは、例
えば、中間転写リボン28の有効領域28−1の外側の
領域28−2に配置されている。この外側領域28−2
は、回折効果がない目視でほぼ透明な領域である。
【0067】すなわち、ホログラム層41の第1領域2
8Aは、所定の第1方向から入射した光を第2方向に回
折する回折効果を有する領域であり、パターンそのもの
は文字、絵柄、ロゴなど自由にデザインできるが、印刷
された所定情報の偽造防止効果を考慮すると、なるべく
全面にパターンが形成されていることが望ましい。
【0068】第2領域28Bは、ホログラム層41内に
おいて可視光域及びその近傍の周波数帯域の光を回折す
る効果はなく、目視でほぼ透明な領域である。第3領域
28Cは、転写位置ズレなどを考慮したマージンに相当
する領域であり、第2領域28Bと同様に回折効果はな
く、目視でほぼ透明な領域である。
【0069】バーマーク41Dは、単位パターン毎に繰
り返し配置され、回折効果を有する所定パターンを有し
ている。このバーマーク41Dは、印刷装置の第1セン
サS1及び第2センサS2からの出力信号に基づいて検
知される。すなわち、印刷装置は、このバーマーク41
Dを検知することにより、中間転写リボン28の位置を
検知することが可能となる。
【0070】図6に示すように、第1領域41A、第2
領域41B、及び第3領域41Cからなる単位パターン
は、中間転写リボン28の搬送方向に沿ってピッチPで
配置されている。
【0071】第1領域41Aは、搬送方向に沿った長さ
A及び有効領域28−1の幅W1にわたって長方形状に
形成されている。第1領域41Aは、最大転写長さに相
当する被転写媒体1における印刷エリア10Aの搬送方
向長さよりやや長めの長さAを有している。また、第1
領域41Aの幅W1は、被転写媒体の幅wとほぼ同等か
それ以上の長さを有している。
【0072】第2領域41Bは、搬送方向に沿った長さ
B及び中間転写リボン28の幅W1にわたって長方形状
に形成されている。第3領域41Cは、搬送方向に沿っ
た長さC及び有効領域28−1の幅W1にわたって長方
形状に形成されている。
【0073】このように、第1ないし第3領域の長さ及
び幅を設定することにより、被転写媒体1の印刷エリア
10Aを確実に所定パターンのホログラム層41を付与
した保護膜で覆うことが可能となる。
【0074】次に、印刷装置の印刷部3による中間転写
リボン28への印刷動作について説明する。
【0075】すなわち、印刷装置のCPU100は、印
刷開始指示を受信したのに基づいて、転写部搬送制御回
路107を制御して、プラテンローラ6、送出部30、
及びリボン搬送ローラ70を駆動するとともに、回転速
度制御回路112を制御して、巻取部30を駆動し、中
間転写リボン28を送出する。そして、CPU100
は、センサ入力回路109を介して第1センサS1から
の出力信号に基づいて、送出された中間転写リボン28
のバーマーク41Dを検知する。
【0076】続いて、CPU100は、検知したバーマ
ーク41Dの位置を基準とし、バーマーク41Dの基準
位置からの中間転写リボン28の送出量を算出する。す
なわち、CPU100は、第1センサS1の位置でバー
マーク41Dを検知してから、中間転写リボン28にお
ける所定の印刷開始位置がサーマルヘッド5による印刷
位置に到達するまでの中間転写リボン28の送出量を算
出する。
【0077】続いて、CPU100は、算出した送出量
に基づいて転写部搬送制御回路107を制御して、プラ
テンローラ6、送出部30、及びリボン搬送ローラ70
を駆動するとともに、回転速度制御回路112を制御し
て、巻取部30を駆動し、中間転写リボン28を所定の
送出量だけ送出し、中間転写リボン28の所定の印刷開
始位置をサーマルヘッド5による印刷位置に到達させ
る。
【0078】続いて、CPU100は、図8に示すよう
に、印刷データに基づいてサーマルヘッド制御回路10
3を制御し、サーマルヘッド5を駆動して、中間転写リ
ボン28の接着層42上における印刷開始位置からイン
クリボン7のインクを転写してカラーまたは黒色の所定
情報45を印刷する。すなわち、サーマルヘッド5は、
印刷データに基づいて発熱することにより、インクリボ
ン7のインクが溶融されて中間転写リボン28の接着層
42表面に転写される。
【0079】このとき、CPU100は、ロータリエン
コーダREからの出力信号に基づいて、巻取部31にお
ける巻取軸31Aに巻き取られた中間転写リボン28の
巻取量を検知する。また、CPU100は、回転速度制
御回路112を制御して、巻取部31における巻取軸3
1Aの回転速度を印刷搬送速度より速くなるように設定
する。
【0080】印刷される所定情報は、黒などの単色印刷
でも良く、また、Y、M、C、Kの4色を重ね合わせた
カラー印刷でも良い。必要に応じて、インクリボンを単
色や複数色繰り返し塗布すればよい。また、文字印刷の
ために溶融黒インクを使用し、カラー印刷のためにY、
M、C、Kの昇華染料が繰り返し塗布されても良い。複
数色の重ね合わせ印刷の場合は、中間転写リボン28が
サーマルヘッド5を色数と同じ回数だけ往復することで
行われる。
【0081】次に、印刷装置の転写部4による被転写媒
体1への所定情報の転写動作について説明する。この実
施の形態では、印刷部3で印刷された所定情報を有する
中間転写リボン28の接着層42と被転写媒体としての
通帳類1の該当印刷頁10とを重ね合わせて、所定情報
とともに接着層42及びホログラム層41を通帳類1上
に同時に転写する。
【0082】すなわち、図9の(a)に示すように、印
刷装置のCPU100は、センサ入力回路109を介し
て第4センサS4からの出力信号に基づいて取込口2か
ら挿入されたことを検知したのに基づいて、媒体搬送制
御回路108を制御し、搬送機構としての第1搬送ロー
ラ対13A及び第2搬送ローラ対13Bを同一方向(共
に正方向)に駆動し、印刷頁10が開かれた通帳類1を
所定の転写位置まで搬送する。
【0083】このとき、通帳類1は、綴じ目に対して垂
直な方向に搬送される。また、このとき、ヒートローラ
26は、図2に示すような印刷待機状態となっており、
カット面35Aを搬送路11に対してほぼ平行に対向し
て配置されている。
【0084】続いて、図9の(b)に示すように、印刷
装置のCPU100は、センサ入力回路109を介して
第3センサS3からの出力信号に基づいて通帳類1の先
端部を検知したのに基づいて、媒体搬送制御回路108
を制御し、第1搬送ローラ対13A及び第2搬送ローラ
対13Bの駆動を一端停止する。
【0085】そして、CPU100は、通帳類1上にお
ける転写開始位置と転写部4における転写位置とを整合
するよう媒体搬送制御回路108を制御し、第1搬送ロ
ーラ対13A及び第2搬送ローラ対13Bを共に正方向
または逆方向に駆動することにより通帳類1の位置を微
調整する。すなわち、通帳類1は、ヒートローラ26が
回転した際に、ヒートローラ26におけるカット面35
Aのエッジ部が印刷頁10の綴じ目の近傍に当接される
よう位置決めされる。
【0086】一方、CPU100は、印刷開始指示を受
信したのに基づいて、転写部搬送制御回路107を制御
して、プラテンローラ6、送出部30、及びリボン搬送
ローラ70を駆動するとともに、回転速度制御回路11
2を制御して、巻取部30を駆動し、印刷部3において
所定情報が印刷された中間転写リボン28を送出する。
そして、CPU100は、センサ入力回路109を介し
て第2センサS2からの出力信号に基づいて送出された
中間転写リボン28のバーマーク41Dを検知する。
【0087】続いて、CPU100は、検知したバーマ
ーク41Dの位置を基準とし、バーマーク41Dの基準
位置からの中間転写リボン28の送出量を算出する。す
なわち、CPU100は、第2センサS2の位置でバー
マーク41Dを検知してから、中間転写リボン28にお
ける所定の転写開始位置がヒートローラ26による転写
位置に到達するまでの中間転写リボン28の送出量を算
出する。
【0088】続いて、CPU100は、算出した送出量
に基づいて転写部搬送制御回路107を制御して、プラ
テンローラ6、送出軸30、及びリボン搬送ローラ70
を駆動するとともに、回転速度制御回路112を制御し
て、中間転写リボン28を所定の送出量だけ送出し、中
間転写リボン28の所定の転写開始位置を転写部4にお
ける転写位置に到達させる。
【0089】続いて、図9の(c)に示すように、CP
U100は、ヒータ温度制御回路105を制御して、ヒ
ータ65を駆動し、ヒートローラ26を所定の温度に加
熱する。そして、CPU100は、所定のタイミングで
ヒートローラ回転制御回路106を制御して、ヒートロ
ーラ26を回転させる。
【0090】すなわち、互いに位置決めされた中間転写
リボン28及び通帳類1は、円周の一部が切り欠かれた
形状のカット面35Aを有するヒートローラ26の回転
とともに重ね合わされる。このとき、中間転写リボン2
8の搬送方向に直交する幅方向に対して、通帳類1の印
刷頁10の綴じ目部が平行となるよう互いに重ね合わせ
て転写を開始する。
【0091】これと同時に、搬送ローラ対13A及び1
3Bによる通帳類1の搬送と、巻取軸31A、及びプラ
テンローラ6による中間転写リボン28の搬送とが行わ
れる。このとき、ヒートローラ26及びバックアップロ
ーラ27により、中間転写リボン28及び通帳類1は、
加圧されながら加熱される。また、巻取軸31Aは、転
写位置を搬送される通帳類1の転写搬送速度と実質的に
同一の回転速度で駆動され、通帳類1と中間転写リボン
28との搬送の間に大きな速度差を生じることがないよ
うに制御されている。
【0092】これにより、所定情報が印刷された接着層
24及びホログラム層41が転写不良を発生することな
く通帳類1の印刷面10に転写される。
【0093】続いて、図9の(d)に示すように、CP
U100は、媒体搬送制御回路108を制御して、第1
搬送ローラ対13A及び第2搬送ローラ対13Bを駆動
し、転写が完了した通帳類1を取込口2から排出させ
る。
【0094】上述したような印刷動作及び転写動作によ
り、被転写媒体1の印刷頁10上に所定情報を印刷する
とともに、固有の所定情報が印刷された印刷エリア10
A全面は、回折効果を有する保護膜で覆うことが可能と
なる。
【0095】次に、上述した印刷装置を備えた印刷シス
テムについて説明する。
【0096】すなわち、この印刷システムは、図10に
示すように、閉じた状態の複数通の通帳類1を積層状態
で収容し、一通ずつ取込む通帳取込部12、及びこの通
帳取込部12から図中右方に延びた搬送路11を有して
いる。搬送路11上には、通帳取込部12から取込まれ
た通帳類1を正逆両方向に搬送するための複数の搬送ロ
ーラ対13…が配設されている。以下の説明では、通帳
取込部12から印刷部20に向う図中右方向を正方向と
し、反対方向を逆方向とする。
【0097】また、この印刷システムは、搬送路11に
沿って、通帳類1の開かれた印刷頁10を検知するため
のページ検知センサ14、及びページめくり機構15を
有するページめくり部16、さらに、ページめくり部1
6にて所定の印刷頁が開かれた通帳類1に対して所定の
情報を印刷する印刷部20を備えている。この印刷部2
0は、上述した印刷装置20と同一の構成であるため詳
細な説明は省略する。
【0098】ページ検知センサ14は、通帳類1の開か
れた印刷頁の画像を検出し、その画像データに基づい
て、当該頁の所定位置に付与された図示しないバーコー
ドを読取り、通帳類1の開かれたページを認識する。
【0099】ページめくり機構15は、搬送路11の下
方に配設されたバックアッププレート17、搬送路11
の上方に配設されためくりローラ18、及びバックアッ
ププレート17の揺動の中心に設けられた支点19aを
中心に揺動自在であるとともに、その揺動の先端にめく
りローラ18を回動自在に取付けた揺動軸19を有して
いる。揺動軸19が図中破線で示す位置に図示しないモ
ータによって揺動されると、めくりローラ18が揺動さ
れるとともにバックアッププレート17がそれに連動し
て揺動される。また、めくりローラ18は、図示しない
モータによって時計回り或いは反時計回り方向に回転可
能となっている。
【0100】このページめくり機構15によって通帳類
1の頁をめくる場合、まず、通帳類1をページめくり機
構15内の所定位置まで搬送して停止させ、例えば図中
破線で示すように揺動軸19を図中左方向へ揺動してめ
くりローラ18を通帳類1の上に押し当てる。このと
き、揺動軸19の揺動にともない、バックアッププレー
ト17も揺動され、傾いたバックアッププレート17に
よって通帳1の背面が上方へ押し上げられる。
【0101】この状態で、通帳類1の搬送方向上流側の
頁に押し当てられためくりローラ18を回転し、通帳類
1の最上端の頁のめくり動作を開始する。このめくり動
作によって当該ページがせり上がるように膨らみ、ある
程度めくられたところでめくりローラ18を停止する。
さらに、この状態から揺動軸19を図中実線で示す位置
に戻した後、めくりローラ18を再度回転し、当該ペー
ジをめくりローラ18上に完全にめくり上げる。
【0102】そして、通帳類1を逆方向に搬送し、ロー
ラ上にめくり上げた頁を完全に開くとともに、開いた頁
の画像データをページ検知センサ14を介して検出し、
バーコードを読取って開いた頁を確認する。これによ
り、通帳類1の所望する頁を自動的に開くことができる
とともに開いた頁を認識することができる。このように
して、その種類が認識されて所望する頁が開かれた通帳
類1は、印刷部20へ搬送されて所定の情報が印刷され
るとともにその表面に保護膜が転写される。
【0103】尚、ページめくり機構15を上述した動作
と逆に動作させることにより、通帳1のページを逆方向
にも開くことができる。
【0104】印刷部20において所定情報が印刷された
通帳類1は、さらに搬送方向下流側に向けて搬送され、
通帳排出部に排出される。
【0105】このような印刷システムにより、所定情報
が印刷された通帳類1を連続して自動的に作成すること
が可能となる。
【0106】以上説明したように、この印刷装置及び印
刷方法によれば、中間転写媒体の受像層(接着層)上に
所定情報を印刷し、この所定情報とともに接着層を被転
写媒体上に転写することにより、被転写媒体の表面状態
に影響を受けることなく安定して高画質な印刷を行うこ
とが可能となる。
【0107】また、転写動作時には、中間転写リボンを
搬送するリボン搬送ローラとヒートローラとの間に配置
されたテンション機構により、中間転写リボンに対して
適度なテンションを与えることが可能となる。これによ
り、中間転写リボンに印刷された所定情報を被転写媒体
に転写する際、中間転写リボンのたるみや各種駆動ロー
ラの同期不良に起因する転写不良を防止することが可能
となる。
【0108】さらに、転写動作時において、中間転写リ
ボンを巻き取る巻取軸の回転速度は、巻取軸に巻き取っ
た中間転写リボンの巻取量に応じて設定される。このた
め、被転写媒体と中間転写リボンとの間の搬送速度差を
ほぼゼロにすることが可能となり、転写不良を防止する
ことが可能となる。
【0109】またさらに、巻取軸の軸トルクは、DCモ
ータによって制御されているとともに、巻取軸の回転速
度は、パルスモータとワンウェイクラッチとの組み合わ
せによって制御されている。このため、中間転写リボン
を安定して搬送することが可能となる。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、搬送不良及び転写不良の発生を防止するとともに、
被転写媒体の表面状態にかかわらず安定して高画質な印
刷を行うことができる印刷装置及び印刷方法を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施の形態に係る印刷装
置の構成を概略的に示す図である。
【図2】図2は、図1に示した印刷装置に適用されるヒ
ートローラの構成を概略的に示す図である。
【図3】図3は、図1に示した印刷装置における制御系
統の構成を概略的に示す図である。
【図4】図4は、図1に示した印刷層に適用される回転
速度制御部の構成を概略的に示す図である。
【図5】図5は、それぞれ図1に示した印刷装置によっ
て印刷/転写された所定情報と保護膜とを有する被転写
媒体の一例を示す図である。
【図6】図6は、図1に示した印刷装置に適用される中
間転写リボンの構成を概略的に示す平面図である。
【図7】図7の(a)乃至(c)は、それぞれ図1に示
した印刷装置に適用可能な中間転写リボンの構成を概略
的に示す断面図である。
【図8】図8は、図1に示した印刷部による中間転写リ
ボン上に所定情報を印刷する印刷動作を説明するための
図である。
【図9】図9の(a)乃至(d)は、図1に示した転写
部による中間転写リボン上の所定情報を被転写媒体に転
写する転写動作を説明するための図である。
【図10】図10は、図1に示した印刷装置が適用され
た印刷システムの構成を概略的に示す図である。
【符号の説明】
1…通帳類(被転写媒体) 3…印刷部(印刷手段) 4…転写部(転写手段) 5…サーマルヘッド(印刷手段) 26…ヒートローラ(転写手段) 28…中間転写リボン(中間転写媒体) 31…巻取部(巻取手段) 31A…巻取軸 70…リボン搬送ローラ(搬送手段) 80…テンション機構(テンション付与手段) 84…ロック機構(ロック手段) 90…回転速度制御部(回転速度制御手段) 100…CPU(制御手段) DM…DCモータ(第1駆動手段) PM…パルスモータ(第2駆動手段) C…ワンウェイクラッチ(規制手段) RE…ロータリエンコーダ(検知手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 浩之 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 東芝ソシ オエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 青柳 利明 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町事業所内 Fターム(参考) 2C060 CB31 2C065 AA01 AB09 DA26 DA28 DA37 DA38 3F048 AA05 AC02 BB02 CB09 DC06 EB29 3F105 AA04 AB03 BA02 BA16 CA02 CA06 CA15 DA13 DA42 DB05

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定情報を有する中間転写媒体を搬送する
    搬送手段と、 前記搬送手段により搬送された中間転写媒体の所定情報
    を被転写媒体に転写する転写手段と、 前記搬送手段と前記転写手段との間に配置され、前記転
    写手段に向けて搬送される中間転写媒体にテンションを
    付与するテンション付与手段と、 を備えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】所定情報を有する中間転写媒体を搬送する
    搬送手段と、 前記搬送手段により搬送された中間転写媒体に被転写媒
    体を重ねた状態で所定の転写搬送速度で搬送しつつ中間
    転写媒体の所定情報を被転写媒体に転写する転写手段
    と、 前記搬送手段と前記転写手段との間に配置され、前記転
    写手段に向けて搬送される中間転写媒体にテンションを
    付与するテンション付与手段と、 前記転写手段により所定情報が転写された中間転写媒体
    を巻き取る巻取手段と、 前記巻取手段における巻取軸の回転速度を、中間転写媒
    体の搬送速度と被転写媒体の転写搬送速度とに基づいて
    制御する回転速度制御手段と、 を備えたことを特徴とする印刷装置。
  3. 【請求項3】所定情報を有する中間転写媒体を搬送する
    搬送手段と、 前記搬送手段により搬送された中間転写媒体に被転写媒
    体を重ねた状態で所定の転写搬送速度で搬送しつつ中間
    転写媒体の所定情報を被転写媒体に転写する転写手段
    と、 前記搬送手段と前記転写手段との間に配置され、前記転
    写手段に向けて搬送される中間転写媒体にテンションを
    付与するテンション付与手段と、 前記転写手段により所定情報が転写された中間転写媒体
    を巻き取る巻取手段と、 前記巻取手段の巻取軸に巻き取った中間転写媒体の巻取
    量を検知する検知手段と、 前記検知手段によって検知された巻取量に基づいて、前
    記巻取軸の回転速度を、中間転写媒体の搬送速度と被転
    写媒体の転写搬送速度とが所定の速度となるよう制御す
    る回転速度制御手段と、 を備えたことを特徴とする印刷装置。
  4. 【請求項4】所定情報を有する中間転写媒体を搬送する
    搬送手段と、 前記搬送手段により搬送された中間転写媒体に被転写媒
    体を重ねた状態で所定の転写搬送速度で搬送しつつ中間
    転写媒体の所定情報を被転写媒体に転写する転写手段
    と、 前記搬送手段と前記転写手段との間に配置され、前記転
    写手段に向けて搬送される中間転写媒体にテンションを
    付与するテンション付与手段と、 前記転写手段により所定情報が転写された中間転写媒体
    を巻き取る巻取手段と、 前記巻取手段の巻取軸に巻き取った中間転写媒体の巻取
    量を検知する検知手段と、 前記巻取軸を所定のトルクで駆動する第1駆動手段と、 前記検知手段によって検知された巻取量に基づいて設定
    された上限回転速度で前記巻取軸を駆動する第2駆動手
    段と、 前記巻取軸の回転速度を上限回転速度に規制する規制手
    段と、 を備えたことを特徴とする印刷装置。
  5. 【請求項5】所定情報を中間転写媒体に印刷する印刷手
    段と、 前記印刷手段により印刷された所定情報を有する中間転
    写媒体を搬送する搬送手段と、 前記搬送手段により搬送された中間転写媒体の所定情報
    を被転写媒体に転写する転写手段と、 前記搬送手段と前記転写手段との間に配置され、前記転
    写手段に向けて搬送される中間転写媒体にテンションを
    付与するテンション付与手段と、 前記印刷手段による印刷動作中に前記テンション付与手
    段をロックし、前記転写手段による転写動作中に前記テ
    ンション付与手段のロックを解除して中間転写媒体への
    テンション付与を可能とするロック手段と、 を備えたことを特徴とする印刷装置。
  6. 【請求項6】所定情報を中間転写媒体に印刷する印刷手
    段と、 前記印刷手段により印刷された所定情報を有する中間転
    写媒体を所定の印刷搬送速度で搬送する搬送手段と、 前記搬送手段により搬送された中間転写媒体の所定情報
    を被転写媒体に転写する転写手段と、 前記搬送手段と前記転写手段との間に配置され、前記転
    写手段に向けて搬送される中間転写媒体にテンションを
    付与するテンション付与手段と、 前記転写手段により所定情報が転写された中間転写媒体
    を巻き取る巻取手段と、 前記巻取手段における巻取軸の回転速度を、中間転写媒
    体の搬送速度が印刷搬送速度より速くなるよう制御する
    回転速度制御手段と、 を備えたことを特徴とする印刷装置。
  7. 【請求項7】所定情報を有する中間転写媒体を搬送手段
    によって搬送し、 搬送された中間転写媒体の所定情報を転写手段によって
    被転写媒体に転写する印刷方法において、 前記搬送手段と前記転写手段との間において、前記転写
    手段に向けて搬送される中間転写媒体にテンションを付
    与することを特徴とする印刷方法。
  8. 【請求項8】所定情報を有する中間転写媒体を搬送手段
    によって搬送し、 搬送された中間転写媒体に被転写媒体を重ねた状態で所
    定の転写搬送速度で搬送しつつ中間転写媒体の所定情報
    を転写手段により被転写媒体に転写し、 所定情報が転写された中間転写媒体を巻取軸に巻き取る
    印刷方法において、 前記搬送手段と前記転写手段との間において、前記転写
    手段に向けて搬送される中間転写媒体にテンションを付
    与し、 巻取軸の回転速度を、中間転写媒体の搬送速度と被転写
    媒体の転写搬送速度とに基づいて制御することを特徴と
    する印刷方法。
  9. 【請求項9】所定情報を有する中間転写媒体を搬送手段
    によって搬送し、 搬送された中間転写媒体に被転写媒体を重ねた状態で所
    定の転写搬送速度で搬送しつつ中間転写媒体の所定情報
    を転写手段により被転写媒体に転写し、 所定情報が転写された中間転写媒体を巻取軸に巻き取る
    印刷方法において、 前記搬送手段と前記転写手段との間において、前記転写
    手段に向けて搬送される中間転写媒体にテンションを付
    与し、 前記巻取軸に巻き取った中間転写媒体の巻取量を検知
    し、 検知された巻取量に基づいて、前記巻取軸の回転速度
    を、中間転写媒体の搬送速度と被転写媒体の転写搬送速
    度とが所定の速度となるよう制御することを特徴とする
    印刷方法。
  10. 【請求項10】所定情報を有する中間転写媒体を搬送手
    段によって搬送し、 搬送された中間転写媒体に被転写媒体を重ねた状態で所
    定の転写搬送速度で搬送しつつ中間転写媒体の所定情報
    を転写手段により被転写媒体に転写し、 所定情報が転写された中間転写媒体を所定のトルクで駆
    動された巻取軸に巻き取る印刷方法において、 前記搬送手段と前記転写手段との間において、前記転写
    手段に向けて搬送される中間転写媒体にテンションを付
    与し、 前記巻取軸に巻き取った中間転写媒体の巻取量を検知
    し、 前記巻取軸の回転速度を、検知された巻取量に基づいて
    設定された上限回転速度に規制することを特徴とする印
    刷方法。
  11. 【請求項11】所定情報を印刷手段により中間転写媒体
    に印刷し、 印刷された所定情報を有する中間転写媒体を搬送手段に
    より搬送し、 搬送された中間転写媒体の所定情報を転写手段により被
    転写媒体に転写する印刷方法において、 前記搬送手段と前記転写手段との間において、印刷動作
    中には前記転写手段に搬送される中間転写媒体にテンシ
    ョンを付与することなく、転写動作中には中間転写媒体
    へのテンション付与を可能とすることを特徴とする印刷
    方法。
  12. 【請求項12】所定情報を印刷手段により中間転写媒体
    に印刷し、 印刷された所定情報を有する中間転写媒体を搬送手段に
    より所定の印刷搬送速度で搬送し、 搬送された中間転写媒体の所定情報を転写手段により被
    転写媒体に転写し、 所定情報が転写された中間転写媒体を巻き取る印刷方法
    において、 前記搬送手段と前記転写手段との間において、前記転写
    手段に搬送される中間転写媒体にテンションを付与し、 巻取軸の回転速度を、中間転写媒体の搬送速度が被転写
    媒体の印刷搬送速度より速くなるよう制御することを特
    徴とする印刷方法。
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