JP2007076054A - 通帳類作成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 中間転写リボンの両端からの剥離粉(ゴミ)の発生を防止し、印刷品質が向上する通帳類作成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 インクリボン61の幅及び中間転写リボン72の幅は、サーマルヘッド64をプラテンローラ65に押圧した際サーマルヘッド64のエッジ部分に引っかかり破断や剥離粉が発生するのを防止するため、サーマルヘッド64の幅より狭くする。本実施例では、これらリボンの幅を同じにし、かつ、サーマルヘッド64の幅より狭くする。次に、プラテンローラ65の幅は、実際に印刷する印刷幅よりは広くし、かつ、サーマルヘッド64の両端の圧力がインクリボン61及び中間転写リボン72の両端にかからないようにプラテンローラ65のローラ角部に面取り加工を施す。以上の構成により、印刷時に中間転写リボン72の剥がれやすい部分にサーマルヘッド64の圧力がかかることがないため、ゴミの発生を抑えることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通帳類に中間転写リボンを用いて印刷する通帳類作成装置に関し、特に、中間転写リボンからのゴミの発生を防止する通帳類作成装置に関する。
従来、セキュリティの高い通帳類に中間転写リボンを用いて印刷する通帳類作成装置が知られている。この通帳類作成装置は、通帳取込部から1冊ずつ通帳類を取り込んで搬送し、中間転写印刷部で当該通帳類を所持する個人を特定するID情報などを溶融インクリボンによって中間転写リボンの受像兼接着層に印刷する。この印刷された中間転写リボンを用いて通帳を開いた所定箇所にセキュリティ情報を印刷する装置である。
以下、図9に示す従来例による剥離粉の発生を説明する図を参照しながら説明する。
上記溶融インクリボン(以下、インクリボンと称する。)によって、中間転写リボンに印刷するために、プラテンローラとサーマルヘッドの間にプラテンローラ側から中間転写リボン及びインクリボンを重ねて配置する。さらに、インクリボン側からプラテンローラ側にサーマルヘッドを押圧することにより、インクリボン及び中間転写リボンをプラテンローラに押圧する。
中間転写リボンは、プラテンローラの上流側に配置された中間転写リボンの送り出し機構とプラテンローラの下流側に配置された中間転写リボン駆動ローラ、テンションローラ、及び中間転写リボン巻き取り機構による引っ張り力によって所定のテンションが掛けられた状態で配置されている。
上記サーマルヘッドは、インクリボン及び中間転写リボンをプラテンローラに押圧した状態でインクリボン側から熱転写により情報を中間転写リボンに印刷する。この印刷は、1行印字と1行送りを繰り返して設定された情報の印刷を行うもので、このプラテンローラの回転に同期してサーマルヘッドによる中間転写リボンに対する印刷が終了する。
以上のようなプラテンローラに求められる性能として、高精細な印刷を可能にするために、プラテンローラの表面硬度や表面の平滑度を安定して確保することが求められる。さらに、プラテンローラ材質の自由度に関わらず印刷の安定性を確保するために、中間転写リボンをプラテンローラで駆動するのではなく、別途中間転写リボン駆動ローラを用いる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記中間転写リボンの基本構成は、ベース層の上に剥離層が塗布されて形成されおり、この剥離層の上に受像兼接着層が塗布されて形成されている。また、この基本構成を応用した中間転写リボンには、剥離層と受像兼接着層の間にホログラム層や保護層を形成したものも知られている。このように何層かの層構成からなる中間転写リボンは、通帳類作成装置(以下、本装置と称する。)で使用している幅よりも広い幅のリボン原反から使用するリボン幅にスリットして製造する。
特開2004−240882号公報 (第1−2頁、図3、図6)
上記スリットに際しては、刃の当て方や交換頻度など調整管理することで最適化が図られるが、刃によっては、スリットされる中間転写リボンの両端がダメージを受け、層が剥離しかかっている状態が発生する場合がある。また、スリットの際に発生する中間転写リボンの剥離粉などが中間転写リボンの両端に付着することがある(図9参照)。
このようにして作成された中間転写リボンにインクリボンを用いてサーマルヘッドで熱転写を行うと、サーマルヘッドの圧力が中間転写リボンに加わり、中間転写リボンの両端のダメージを受けた部分から層が剥離した剥離粉が本装置内部に飛散することがある。
この飛散した剥離粉がサーマルヘッドの下に巻き込まれると、インクリボンに熱が十分伝わらず、印刷不良となるだけでなく、剥離粉が巻き込まれた部分のみ圧力が大きくなるため、中間転写リボンに不要な転写をしてしまうという不具合を発生していた。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、中間転写リボンの両端からの剥離粉(ゴミ)の発生を防止し、印刷品質が向上する通帳類作成装置を提供する。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載の通帳類作成装置は、溶融インクリボンをサーマルヘッドによって押圧することにより熱溶融印刷を行って生成した中間転写リボンを用いて、通帳類に印刷する通帳類作成装置であって、前記溶融インクリボンの幅と同等の幅を有する前記中間転写リボンをプラテンローラに外接して一定の速度で送るリボン駆動手段と、前記溶融インクリボンの幅と同等の幅を有する前記中間転写リボンと、前記溶融インクリボン及び中間転写リボンより広い幅を有する前記サーマルヘッドと、このサーマルヘッドの印字幅より広い幅を有し、かつ、サーマルヘッドの圧力が中間転写リボンの両端部にかかる部分を切り欠いた前記プラテンローラと、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、中間転写リボンの両端からの剥離粉(ゴミ)の発生が防止できるので、印刷品質が向上する通帳類作成装置にすることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の実施例による中間転写リボンを用いて印刷する通帳類作成装置1の概略図である。この通帳類作成装置1には、複数冊の通帳類Pをまとめてセットできる通帳取込部2、通帳類Pを開いた中紙ページに印刷された通帳固有のシリアル番号を認識するOCR読取部3、ページめくり部4、溶融インクリボン51から直接色材を通帳類表面に転写する直接印刷部5、及び中間転写リボン72表面に画像を形成した後にその画像を再度通帳類P表面に転写する中間転写印刷部6が備えられ、搬送方向上流から下流に向かって配置される。さらに、この中間転写印刷部6で印刷された印刷状態を確認するOCR読取部8、開いた通帳類Pを折りたたむ折りたたみ部9、通帳類Pに装備されている非接触ICのデータを読み書きする非接触ICリーダライタ(以下、非接触ICR/Wと称する。)部10、通帳類Pを集積する通帳集積部11が備えられ、搬送方向上流から搬送方向下流に向かって配置される。
なお、装置の並び順はこれ以外でもかまわないが、OCR読取部3とページめくり部4は中間転写印刷部6より上流に配置されること、また、OCR読取部8と非接触ICR/W部10は中間転写印刷部6より下流に配置されること、さらに、非接触ICR/W10はOCR読取部8より下流に配置される必要がある。
以下、上記各部の詳細な構成及び動作を説明する。その後、通帳類作成装置部1を構成する各ユニット動作の詳細を説明する。
通帳取込部2は、複数の通帳類Pを重ねたまま一括して供給する供給台21、供給された通帳を搬送路に送り出すピッカ(図示しない)などで構成され、通帳搬送・制御部(後述する)の指示に基づき、最も下側の1冊のみがピッカで押し出されると、OCR読取部3によって取り込まれる。
OCR読取部3には、被写体(通帳類)を照明する照明部(図示しない)、及びCCDなどのセンサ部(図示しない)を有する読取光学系31が設けられており、さらに、この読取光学系31で読み取られた読取画像を認識する光学文字認識部(後述する)が設けられており、被写体に印刷されている文字を照明し、その反射画像をセンサ部で読み取り、読み取った読取画像の文字認識を行う。本実施例では、OCR読取部3に取り込まれた通帳類Pは、さらに搬送されて、搬送方向下流に隣接して配置されたページめくり部4でページめくりが行われ、所定のページが開かれる。OCR読取部3は、このようして開かれたページに初めから印刷されている当該通帳類P固有のシリアル番号を読み取り認識する。
ページめくり部4は、めくりローラ41、バックアッププレート42、及びめくりローラとバックアッププレートを接続するアーム43、などで構成される。通帳搬送・制御部(後述する)は、通帳類Pを、このバックアッププレート42の上の所定の位置まで搬送し、めくりローラ41及びバックアッププレート42を破線で示すめくりローラ41Aの位置まで揺動しながら通帳類Pのページをめくる部分である。このように、通帳取込部2から取り込まれた通帳類Pの上側表紙をめくる機能、及び内側の中紙をめくる機能を有する。また、めくったページの認識は、通帳類Pに当初より印刷されているバーマークをバーマークリーダ(図示しない)で読み取り、認識する。
直接印刷部5は、インクリボン51が組み込まれたインクリボン送り出し機構52、このインクリボン送り出し機構52から送られたインクリボン53を巻き取るインクリボン巻き取り機構53、この溶融インクリボン51を用いて熱転写印刷を行うサーマルヘッド54、このサーマルヘッド54の搬送方向の対抗する位置に配置されたプラテンローラ55などで構成される。通帳類Pに印刷する場合は、印刷する通帳類Pの印刷ページ表面上に、溶融インクリボン51、サーマルヘッド54の順に押し当てて、サーマルヘッ54を構成する発熱体が選択的に発熱することで画像や文字を印刷する。
本実施例の通帳類作成装置1では、中間転写印刷部6で印刷される情報に比べて、セキュリティ度合いが低い情報を印刷する。全ての通帳類に直接印刷部5で印刷するわけではなく、また印刷するページは、中間転写印刷部6で印刷するページとは異なる。このため、直接印刷部5の印刷が発生した場合は、まずページめくり部4で印刷するページをめくり出し、直接印刷部5で直接印刷を行った後に、中間転写印刷を行うページをめくり出すために、再度ページめくり部4に搬送する。なお、直接印刷部5で印刷される情報がない場合は、通帳類Pは直接印刷部5を通過する。
中間転写印刷部6は、溶融インクリボン(以下、インクリボンと称する。)61によって情報を中間転写リボン72印刷する情報印刷部(印刷部)、及び中間転写リボン72に印刷された情報をヒートローラ79によって通帳類Pに転写するオーバーコート転写部(転写部)から構成される。
印刷部は、直接印刷部5と同様、インクリボン61が組み込まれたインクリボン送り出し機構62、このインクリボン送り出し機構62から送られたインクリボン61を巻き取るインクリボン巻き取り機構63、このインクリボン61を用いて熱転写印刷を行うサーマルヘッド64、及びこのサーマルヘッド64の搬送方向の対抗する位置に配置されたプラテンローラ65などで構成される。このように構成された印刷部は、中間転写リボン72の受像兼接着層(後述する)表面に各種情報を印刷する。
転写部は、中間転写リボン72が組み込まれたリボン送り出し機構70、このリボン送り出し機構70から送り出された中間転写リボン72を上記プラテンローラ65に外接して適度な駆動力で駆動する中間転写リボン駆動部75、中間転写リボン72の受像兼接着層表面に印刷された情報を熱転写するヒートローラ部78、リボン巻き取り機構部71などで構成される。
OCR読取装置8は、OCR読取部3と同様に構成されているため、その構成の説明は省略する。なお、このOCR読取装置8は、通帳類に元から印刷されている通帳類シリアル番号(詳細は、後述する。)、及び上記中間転写印刷部6で印刷された固有印刷情報(詳細は、後述する。)を読み取り認識する。
折りたたみ部9は、開かれた状態で搬送されている通帳類Pを挟持して搬送する搬送ローラ91、及び回動可能に搬送路に軸支された折りたたみレバー92などで構成される。そして、後述する通帳搬送・制御部は、通帳類Pを搬送ローラ91によって所定の位置まで搬送すると、折りたたみレバー92を左側(反時計方向)に回動して、開かれた状態の通帳類Pを折りたたみ、閉じた状態にする。
非接触ICR/W部10は、通帳類Pに内蔵された非接触IC(無線IC)と通信するためのアンテナ(図示しない)、及び無線通信制御部(図示しない)などを有する非接触ICR/Wユニット(後述する)で構成され、非接触IC読取/書込部からの指示に基づいて当該通帳類Pに内蔵された非接触IC(図示しない)の読み取り、書込みを行う。
通帳集積部11は、作成された通帳類Pを集積する部分で正常通帳を集積する正常通帳集積部120、不良通帳を集積する不良通帳集積部130、及び正常通帳集積部120又は不良通帳集積部130の何れかに切り換える排出ゲート111などから構成される。正常通帳集積部120及び不良通帳集積部130には、搬送されてくる通帳類Pを集積するためのトレー121、131が備えられている。
次に、図2を参照しながら本実施例で使用される中間転写リボン72の構成を説明する。
図2(A)は、3層構造の中間転写リボンで、ベース層72A、剥離層72B、及び受像兼接着層72Eで構成されている。
図2(B)は、図2(A)に示す中間転写リボンにホログラム層72Dを設けた4層構造の中間転写リボンで、ベース層72A、剥離層72B、ホログラム層72D、及び受像兼接着層72Eで構成されている。
図2(C)は、図2(B)に示す中間転写リボンに保護層72Cを設けた5層構造の中間転写リボンで、ベース層72A、剥離層72B、保護層72C、ホログラム層72D、及び受像兼接着層72Eで構成されている。
以上の構成から明らかなように、中間転写リボン72の基本的な構成は、基材(ベース層72A)としてのPETフィルム表面に剥離層72Bとしてのフェノキシ系樹脂、透明樹脂によるホログラム形成層と金属化合物の蒸着層による透明なホログラム層72D、受像層兼接着層72Eとしてのポリエステル系樹脂を積層したものである。
中間転写リボン72には、この他、紫外線によって発光する蛍光発色層などの機能層を設けて、転写対象への転写と同時にこれらの機能層も転写することが可能である。
次に、図3に示す通帳類作成装置1の制御ブロック図を参照して、通帳類作成装置1の制御を説明する。通帳類作成装置1は、データ入力制御部200及び印刷装置部300から構成される。
データ入力制御部200は、印刷装置部300で印刷するデータを生成する部分で、操作員が操作する操作パネル201、及び通帳類保持者の顔画像を撮像する画像入力部202などが設けられている。
印刷装置部300は、データ入力部200から送信されてきた印刷データ及び顔画像を図1で説明した各種機構部、及びこれら各種機構部を制御する印刷装置制御部などが備えられている。
印刷装置部300には、装置全体を制御する印刷装置制御部310が設けられている。この印刷装置制御部310は、CPU、RAM、ROMなどを備え、直接印刷画像処理部55、中間転写画像処理部66、ヒータ温度制御部78B、通帳搬送・制御部20、画像形成・制御部79、光学式文字認識部35、非接触IC読取/書込部10Aなどとバス311を介して接続され、これらの各装置を制御して、上記データ入力部200から送信されてきた印刷データ及び顔画像を印刷する。
直接印刷画像処理部55は、直接印刷部5を制御して通帳類Pに直接印刷を行う(詳細は後述する)。
中間転写画像処理部66は、中間転写印刷部6を制御して通帳類Pに中間転写印刷を行う。
ヒータ温度制御部78Bは、ヒートローラ78に内蔵されているヒータ78Aの温度を、設定した温度に保つように温度制御を行う。
通帳搬送・制御部20は、通帳搬送機構、通帳取込機構、ページ検知、ページめくり機構、折りたたみ機構、及び排出ゲート機構を制御し、通帳類Pが通帳取込部2で取り込まれてから通帳集積部11に集積されるまでの搬送制御を行う。
画像形成・制御部79は、中間転写印刷部6の中間転写リボ72ン、サーマルヘッド64、ヒートローラ78を制御して画像を形成する。
光学式文字認識部35は、OCR読取部3及びOCR読取部8に内蔵されている読取光学系31、81で読み取った読取画像の文字認識を行う。
非接触IC読取/書込み部10Aは、非接触ICR/Wユニット10Bと通信を行い、通帳類Pに内蔵されている非接触ICの読取/書込を行う。
次に、上記図1〜図3も参照しながら、図4に示す中間転写印刷部の詳細断面図を参照して中間転写印刷部6の動作を説明する。この中間転写印刷部6は、上述したように、機能的には印刷部と転写部に分けることが出来るため、以下、これら印刷部及び転写部の動作説明を行う。
印刷部では、サーマルヘッド64とプラテンローラ65にはさまれて配置された中間転写リボン72、及び溶融インクリボン(以下、インクリボンと称する。)61によって、中間転写リボン72の受像兼接着層72E表面(図2参照)に情報等を印刷する熱溶融転写印刷方式が用いられる。この熱溶融転写印刷方式の特徴として、画像耐久性が高いこと、インク材料に機能性材料を適用することが比較的容易なこと(例えば蛍光顔料、アルミ蒸着薄膜)などがあり、偽造防止を目的とする印刷物に適している。
中間転写リボン72を駆動する駆動力は、一般的にプラテンローラ65に駆動機構を設けることが多いが、本実施例では、硬度と平滑性が必要であることから、中間転写リボン72とプラテンローラの摩擦係数を上げることが好ましくなく、また安定しない。このため、中間転写リボンを一定の速度で送るリボン駆動手段が設けられている。このリボン駆動手段には、リボン駆動ローラ73、テンションローラ74、及び駆動ローラ駆動手段75が設けられている。
リボン駆動ローラ73は、プラテンローラの下流(ヒートローラ79側)直近に配置され、中間転写リボンがリボン駆動ローラ73のローラ表面に接触するときの接触抵抗により当該中間転写リボンを駆動する。このリボン駆動ローラ73は硬度30〜60度のゴムローラを用い、中間転写リボン72はリボン駆動ローラ73に対して出来るだけ巻付き角θが大きいほうが良い。実施例では90°〜130°の巻き付き角θをえられるようにテンションローラ74を配置する。
テンションローラ74には、バネ機構77が設けられ、限られた可動範囲内で中間転写リボン72にテンションを与えて、リボン駆動ローラ73と中間転写リボン72が常に適切に接触する状態を作り出す。
駆動ローラ駆動手段75は、5相ステッピングモータ76、タイミングベルト75A、75B、及びプーリ75Cによる減速機構の組み合わせにより構成され、リボン駆動ローラ73を一定の速度で正確に駆動する。この結果、リボン駆動ローラ73に巻き付けられた中間転写リボン72は一定の速度で正確に送られる。
また、サーマルヘッド64はニアエッジ、またはコーナエッジタイプのヘッドを用い、熱時剥離による印刷を行うことが望ましい。
次に、印刷部の動作を下記(1)、(2)の順に説明する。
(1)中間転写リボンのホログラムパターン位置と印刷位置を制御するため、送り出し側リール70から繰り出された中間転写リボン72のホログラム位置を示すマークをセンサSCV1によって検知する。マーク検知結果を用いて中間転写リボンを印刷開始の位置に制御する。
(2)所定の位置に固有印刷情報等を印刷する。印刷される情報はY、M、Cの三原色に加えて黒の4色重ねあわせによるカラー印刷である。これら複数色の重ね合わせ印刷は、中間転写リボンがサーマルヘッド部を色数と同じ回数往復することで、重ね合わせ印刷が行われる。また、印刷される情報は、反転画像であるという特徴がある。なお、印刷色は上記4色に加えて、蛍光顔料を含んだインクなど機能性インクを付与してもよい。
図5に示す転写部動作説明図を参照して転写部の動作を説明する。
転写部では、印刷部で印刷情報が付与された中間転写リボン印刷面(接着層面)と通帳類Pの対象ページを重ね合わせて、金属性の材質で構成されたヒートローラ79による加圧・加熱を行い、印刷情報と受像兼接着層72E、ホログラム層72Dの転写を同時に行う。
ヒートローラ79は、DCサーボモータもしくはステッピングモータにより正確に一定速度で駆動可能になっており、回転自由なバックアップローラ78との間にはコイルバネ78Aで発生された圧力がかかるようになっている。
次に、転写部動作を下記(1)〜(4)の順に説明する。
(1)中間転写リボン72の該当転写エリアへの印刷完了後、中間転写リボン72は順方向(ヒートローラ79の方向)に巻き取られ、経路途中の転写部マーク検知センサSCV2によって転写リボンの位置が把握される。この結果によって、転写開始位置まで転写リボンが送られる(図5(A)参照)。
(2)一方通帳類Pは、転写されるページが前段のページめくり部4によって開かれた状態で取り込まれて、ヒートローラ79に対して決められた位置に通帳類が搬送される。転写されるページは、表紙見返しページでも、他の中紙ページでもかまわない(図5(B)参照)。
(3)互いに位置決めが行われた中間転写リボン72と通帳類Pの該当ベージは、円周の一部が切り欠かれた形状のヒートローラ79の回転と共に合わされ、搬送と同時に加圧・加熱される。その後、通帳類Pに対してθ(=60°〜110°)の角度をもって中間転写リボン72のベース層72Aが引き上げられて、印刷情報と受像兼接着層72E、ホログラム層72Dの転写が完了する。(図5(C)、図6参照)。
(4)転写が完了した通帳類Pは、ページが開かれた状態のまま次の機構部に搬送される(図4(D)参照。
図7は、通帳類Pの印刷状態を示す図である。この図を参照して、OCR読取部3で読み取られた通帳類シリアル番号D1をそのまま、もしくは加工して、固有印刷情報の一部に加え、中間転写印刷部6で印刷する例を説明する。
上側ページP1には、通帳類シリアル番号D1が文字で付与されており、これらは通帳類Pが通帳類作成装置1に取り込まれる以前に与えられている。
下側ページP2には、上述した中間転写印刷方式により、通帳類所持人のカラー顔画像D3、及び通帳類所持人やその他のセキュリティ情報D2が印刷される。また、OCR読取部3で読み取られた通帳類シリアル番号D1がセキュリティ情報D4として黒文字で印刷される。なお、セキュリティ情報D2及びセキュリティ情報D4は何れも固有印刷情報の一部である。さらに、上記顔画像D3やセキュリティ情報D2は、ホログラムパターン(斜線部分)を持つ薄膜オーバーコート層で覆われる。
図1に示すように、各機構部間には屈曲した搬送路が設けられている。各機構部を効率的に配置することで、発行機全体の容積を減らすためには、このような屈曲した搬送路が必要となる。ここで、既に述べたように曲げこわさの高い通帳類Pをローラ搬送させると、上下の搬送路ガイド板に接触してしまい、通帳類Pが詰まってしまう。そのための各種工夫が施されているが、ここでは、本発明の趣旨と異なるため説明を省略する。
<OCR読取部8>
OCR読取部8に搬送された通帳類Pは、通帳類シリアル番号D1と、シリアル番号情報を含む固有印刷情報(例えば所持人のカラー顔画像D3やセキュリティ情報D2、D4)を読み取り文字認識する。
ここで文字認識したデータをもとに、通帳類シリアル番号D1と固有印刷情報であるセキュリティ情報D4に含まれているシリアル番号とを照合し、照合結果が合致した場合は正常通帳として、照合結果が合致しない場合は何らかの原因から正常な通帳作成が行われなかった(不良通帳)と判断される。
まず、OCR読取部3で読み取った通帳類シリアル番号D1を、OCR読取部8で読み取った当該通帳類シリアル番号D1、及び固有印刷情報に織り込まれたセキュリティ情報D4と照合する。その照合結果、不良と判断された場合はすぐさま不良通帳集積部11Bに搬送・集積するのではなく、非接触ICR/W部10にて、不良通帳であることを通知するためのデータを通帳類Pの非接触ICに記録し、不良通帳と判断する。
また、上記の照合結果が正しかった場合の継続動作について説明する。この場合、非接触ICを内蔵した通帳類Pに対して、事前に通帳類シリアル番号が記録されていないものと、通帳類シリアル番号が記録されているものとで、動作が異なるので、それぞれの媒体について動作を分けて記述する。
すなわち、OCR読取部3及びOCR読取部8で読み取り認識した結果が同一で、正常な通帳類であっても既に非接触ICにデータが書き込まれている場合と書き込まれていない場合がある。
まず、非接触IC内蔵通帳類Pに対して、事前に通帳類シリアル番号D1が記録されていない場合についての動作を説明する。この場合は、非接触ICに対して下記(1)〜(3)で示す記録データを生成し、非接触ICR/W部10に送信し、送信・記録(書き込み)を行う。
(1)所持人のカラー顔画像データ
(2)所持人のセキュリティ文字データ
(3)通帳類シリアル番号に基づいたデータ
書き込み動作(通信)が終了したら、正常にデータが書き込めたかどうかをベリファイするため、非接触ICR/Wユニットは記録の終わった通帳から書き込んだデータを読み出し、送信したデータと照合を取る。照合結果が正しかった場合は正常通帳と判断する。照合結果が正しくなかった場合はOCR読取部8での照合エラーと同様に、非接触ICR/W部10より、不良通帳である旨を知らせるデータを非接触ICに記録し、不良通帳類と判断する。
続いて、非接触IC内蔵通帳類に対して、事前に通帳類シリアル番号が記録されている場合についての動作について説明する。
非接触ICに入力するデータとして下記(1)〜(3)を非接触ICR/W部10に送信する。
(1)所持人のカラー顔画像データ
(2)所持人のセキュリティ文字データ
(3)通帳類シリアル番号に基づいたデータ
ここで非接触ICR/W部10は通帳類Pの非接触ICから、事前に記録された通帳類シリアル番号D1に関する情報を読み出し、先に受信したデータとの照合を取る。ここで照合結果が不一致の場合は、不良通帳類と判断する。このデータ照合で不良通帳類と判断された場合は、非接触ICR/W部より不良通帳類である旨を知らせるデータを非接触ICに記録する。
また、照合結果が一致した場合は、送信されてきたデータを追記もしくは上書きして書き込む。
次に、本通帳類作成装置において使用するプラテンローラの形状(主に幅寸法に関する)に関して説明する。
図8は、印刷部のサーマルヘッド64、インクリボン61、中間転写リボン72、及びプラテンローラ65の側面断面図である。この図を参照しながら中間転写リボン72の両端からの剥離粉(ゴミ)の発生を防止するプラテンローラ65の形状の説明を行う。
インクリボン61はサーマルヘッド64にこすりながら搬送されるため、サーマルヘッド64の幅より広いと、サーマルヘッド64のエッジ部分に引っかかり破断することから、インクリボン61の幅はサーマルヘッド64の幅より狭くしてある。
また、サーマルヘッド64の幅が、インクリボン61よりも広く、中間転写リボン72よりも狭い場合、サーマルヘッド64をプラテンローラ65に押圧した際に、インクリボン61が非常に薄いため、プラテンローラ65が変形することによってサーマルヘッド64端部が中間転写リボン72に触れ、傷をつけてしまうことが考えられる。よって、インクリボン61及び中間転写リボン72はサーマルヘッド64の幅より狭いことが必要である。なお、インクリボン61と中間転写リボン72との幅はほぼ同じにしてある。
次に、プラテンローラ65は実際に印刷する印刷幅よりは広いが、サーマルヘッド64の圧力が中間転写リボン72にかかる幅は、中間転写リボン72の幅より狭くなるように切り欠いてある。本通帳類作成装置1においては、プラテンローラ65のローラ角部に面取り加工を施すことで、これを実現している。これにより、印刷時に中間転写リボン72の剥がれやすい部分にサーマルヘッド64の圧力がかかることがないため、ゴミの発生を抑えることができ、結果として印刷不良の発生を抑えることができる。
なお、本実施例では角部に面取り加工を施すことでこれを実現したが、この切り欠き部分を形成するために、単純にローラの幅自体を狭くすることでも足りる。本実施例では角部に圧力が集中することをなるべくさける意味で面取り加工とした。
また、本実施例では中間転写リボン72を駆動するための駆動ローラ73がプラテンローラ65とは別に用意されており、プラテンローラ65に対して中間転写リボン72を大きな角度で巻きつける必要がないため、プラテンローラ65の幅が中間転写リボン72の幅より狭くても、プラテンローラ65の角部で中間転写リボン72が折れるような心配も少なく、より容易にプラテンローラ65の形状を変更することが可能である。
本発明の実施例による中間転写リボンを用いて印刷する通帳類作成装置印刷装置部の概略図。 本発明の実施例で使用される中間転写リボンの構成図。 図1に示す通帳類作成装置の制御ブロック図。 図1に示す中間転写印刷部の詳細断面図。 図4に示す中間転写印刷部の転写部動作説明図。 図5に示す中間転写印刷部の転写時の状態図。 本発明の実施例による通帳類作成装置で作成される通帳類の開いた状態の一例を示す図。 本発明の実施例による中間転写リボンの両端からの剥離粉の発生を防止するプラテンローラ。 従来例による剥離粉の発生を説明する図。
符号の説明
1 通帳類作成装置
2 通帳取込部
3、8 OCR読取部
4 ページめくり部
5 直接印刷部
6 中間転写部
61 インクリボン
64 サーマルヘッド
65 プラテンローラ
72 中間転写リボン
78 バックアップローラ
79 ヒートローラ
9 折りたたみ部
10 非接触ICR/W部
11 通帳集積部

Claims (4)

  1. 溶融インクリボンをサーマルヘッドによって押圧することにより熱溶融印刷を行って生成した中間転写リボンを用いて、通帳類に印刷する通帳類作成装置であって、
    前記溶融インクリボンの幅と同等の幅を有する前記中間転写リボンをプラテンローラに外接して一定の速度で送るリボン駆動手段と、
    前記溶融インクリボンの幅と同等の幅を有する前記中間転写リボンと、
    前記溶融インクリボン及び中間転写リボンより広い幅を有する前記サーマルヘッドと、
    このサーマルヘッドの印字幅より広い幅を有し、かつ、サーマルヘッドの圧力が中間転写リボンの両端部にかかる部分を切り欠いた前記プラテンローラと、
    を備えたことを特徴とする通帳類作成装置。
  2. 前記プラテンローラの切り欠き部分は、
    当該プラテンローラに、前記サーマルヘッドによる印刷範囲幅を超える部分に面取り加工を施したものであることを特徴とする請求項1記載の通帳類作成装置。
  3. 前記プラテンローラの切り欠き部分は、
    当該プラテンローラに、前記サーマルヘッドによる印刷範囲幅を超える部分を当該プラテンローラの軸に垂直にカットしたものであることを特徴とする請求項1記載の通帳類作成装置。
  4. 前記リボン駆動手段は、
    前記プラテンローラの下流直近に配置され、前記中間転写リボンを駆動するリボン駆動ローラと、
    前記中間転写リボンが前記リボン駆動ローラに対して90°〜130°の巻き付き角になるように前記中間転写リボンに張力を与えるバネ機構を有するテンションローラと、
    このテンションローラによって張力を与えられた前記中間転写リボンを一定の速度で送るために前記リボン駆動ローラを駆動する駆動ローラ駆動手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の通帳類作成装置。
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