JP2003243522A - 抵抗素子を使用した半導体装置 - Google Patents

抵抗素子を使用した半導体装置

Info

Publication number
JP2003243522A
JP2003243522A JP2002042916A JP2002042916A JP2003243522A JP 2003243522 A JP2003243522 A JP 2003243522A JP 2002042916 A JP2002042916 A JP 2002042916A JP 2002042916 A JP2002042916 A JP 2002042916A JP 2003243522 A JP2003243522 A JP 2003243522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistance element
conductive portion
interlayer insulating
contact hole
semiconductor device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002042916A
Other languages
English (en)
Inventor
Motomu Ukita
求 浮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2002042916A priority Critical patent/JP2003243522A/ja
Priority to US10/222,791 priority patent/US6661095B2/en
Priority to DE10247431A priority patent/DE10247431A1/de
Publication of JP2003243522A publication Critical patent/JP2003243522A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L28/00Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L28/20Resistors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/70Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
    • H01L21/71Manufacture of specific parts of devices defined in group H01L21/70
    • H01L21/768Applying interconnections to be used for carrying current between separate components within a device comprising conductors and dielectrics
    • H01L21/76838Applying interconnections to be used for carrying current between separate components within a device comprising conductors and dielectrics characterised by the formation and the after-treatment of the conductors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/52Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames
    • H01L23/522Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames including external interconnections consisting of a multilayer structure of conductive and insulating layers inseparably formed on the semiconductor body
    • H01L23/5228Resistive arrangements or effects of, or between, wiring layers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier
    • H01L27/04Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier the substrate being a semiconductor body
    • H01L27/08Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier the substrate being a semiconductor body including only semiconductor components of a single kind
    • H01L27/0802Resistors only
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体装置の設計において、高抵抗素子に接
続される配線層のレイアウト設計の自由度が向上した半
導体装置を提供する。 【解決手段】 高抵抗素子領域3近傍の構造は、Y2−
Y2線を含む半導体基板に対して垂直な平面に対して鏡
面対称の構造に形成されている。すなわち、高抵抗素子
領域3、コンタクトプラグ4a,4bおよび配線層6
a,6bの張出し部分は、左右対称の構造をしており、
断面的にもおよび平面的にも、配線層6a,6bそれぞ
れが高抵抗素子領域3に対して同じ長さだけ被さってい
ることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高抵抗を使用した
半導体装置に関し、特に、アナログ回路において高抵抗
素子が使用される半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりメモリLSI(Large Scale
Integration)をはじめとする多くのLSIでは、アナ
ログ回路において高抵抗素子が使用されている。アナロ
グ系の回路において高抵抗素子の特性は、その回路の動
作に大きく影響を与え、場合によってはLSIそのもの
の特性を決定することも少なくない。
【0003】たとえば、代表的な例として、基準電位V
ref発生回路では、高抵抗素子の抵抗値が変動する
と、回路が出力する基準電圧そのものが変化してしまう
場合もある。
【0004】以下、従来の半導体装置における高抵抗素
子を用いた部分を、図16〜図18の上面図または断面
図を用いて説明する。
【0005】図16〜図18に示すように、従来の高抵
抗素子を使用した半導体装置は、N型不純物がドープさ
れたウエル101と、N型不純物がドープされたウエル
101の主表面から所定の箇所にかけて形成された層間
絶縁膜102と、N型不純物がドープされたウエル10
1の主表面から所定の深さにかけて形成され、層間絶縁
膜102によって囲まれた、P型不純物の拡散層からな
る高抵抗素子領域103と、高抵抗素子領域103に接
続するためのコンタクトプラグ104a,104bと、
コンタクトプラグ104a,104bが埋込まれている
層間絶縁膜105と、層間絶縁膜105の上に形成され
た配線層104a,104bと、配線層104a,10
4bを覆うように形成された層間絶縁膜107と、層間
絶縁膜107の上に形成された上層配線層108とを備
えている。
【0006】図16〜図18に示すように、高抵抗素子
領域103の抵抗値は、P型不純物の拡散層の単位面積
あたりの抵抗値と形状で決定される。たとえば、高抵抗
素子領域103の抵抗値Rは、R=RP×L/Wとな
る。
【0007】ここで、RPはP型不純物の拡散層の単位
面積あたりの抵抗値、LはP型不純物の拡散層の長さ、
WはP型不純物の拡散層の幅である。Rが一定であれ
ば、図18において矢印125で示すように、上層配線
層108の電位の影響を受けて高抵抗素子領域103の
抵抗値が変動する。
【0008】より具体的に説明すると、図18に示すよ
うな構造は、上層配線層108、層間絶縁膜,105,
107および高抵抗素子領域103の構造によりMOS
トランジスタのゲート電極と同様の構造が形成されるこ
とになる。そのため、上層配線層108の電位が”H”
か”L”かでP型不純物の拡散層により構成された高抵
抗素子領域103を流れる電流量が変化し、この電流量
の変化がP型の不純物の拡散層から構成された高抵抗素
子領域103の抵抗値を変化させることになる。
【0009】前述の問題を解決する技術として、図19
〜図21に示すように、配線層6bが、高抵抗素子領域
103の上側の領域をほぼ覆うように形成されている半
導体装置がある。この半導体装置によれば、上層配線層
108を流れる電流量が変化した場合においても、その
上層配線層8による矢印125で示すような電気的な影
響を配線層106bのうちの層間絶縁膜107の下側に
形成されている部分が抑制する。したがって、高抵抗素
子領域103の抵抗値が変化することが防止される。
【0010】すなわち、本実施の形態の半導体装置にお
いては、図19〜21に示すように、配線層106b
は、高抵抗素子領域103の真上部分のほぼ全域にわた
って張出されているため、上層配線層108の電位の影
響を受けないように、高抵抗素子領域103をシールド
していることになる。上層配線層108の電位は、常に
高抵抗素子領域103に接続されているコンタクトプラ
グ104bの電位同一であり、高抵抗素子領域103と
してのP型不純物の拡散層の電位との差は一定で上層配
線層108のように電位が変動することがないため、高
抵抗素子領域103の抵抗値は、従来の半導体装置より
も安定する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のような半導体装置では、配線層106aの張出し長
さと配線層106bの張出し長さとが異なっている、す
なわち、配線層106aと配線層106bとが非対称形
であった。そのため、高電位側に電気的に接続された配
線を配線層106aと配線層106bとのいずれ側に接
続するかによって、高抵抗素子領域103を流れる電流
量に違いが生じる。その結果、半導体装置の設計におい
て、高抵抗素子領域103のレイアウトの自由度が制限
されたものとなっていた。
【0012】本発明は、上述のような問題に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、半導体装置の設計におい
て、高抵抗素子に接続される配線層のレイアウト設計の
自由度が向上した半導体装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の局面の抵
抗素子を使用した半導体装置は、半導体基板と、半導体
基板上または半導体基板内に形成された抵抗素子と、抵
抗素子の上に形成された層間絶縁層と、層間絶縁層を上
下に貫通して抵抗素子に接続された第1コンタクトホー
ルと、層間絶縁層を上下に貫通して抵抗素子に接続され
た第2コンタクトホールと、層間絶縁膜の上に形成され
るとともに、第1コンタクトホールに接続された第1配
線層と、層間絶縁膜の上に形成されるとともに、第2コ
ンタクトホールに接続された第2配線層とを備え、第1
コンタクトホールと第2コンタクトホールとの間の領域
の上側において、第1配線層と第2配線層とが、半導体
基板に垂直な所定の平面に対して対称形に形成される
か、または、同一高さ位置に形成されかつ所定の対称点
に対して点対称に形成されている。
【0014】上記の構成によれば、第1コンタクトホー
ルと第2コンタクトホールとの間の領域の上側におい
て、第1配線層からの抵抗素子の抵抗値への影響と第2
配線層からの抵抗素子の抵抗値への影響とが同一となる
ため、第1配線層および第2配線層に接続される接続用
配線層の設計の自由度が向上する。
【0015】本発明の第1の局面の高抵抗素子を使用し
た半導体装置は、抵抗素子が半導体基板内に形成された
不純物拡散層であってもよい。
【0016】本発明の第1の局面の抵抗素子を使用した
半導体装置は、抵抗素子が半導体基板上に形成された配
線層であってもよい。
【0017】本発明の第1の局面の抵抗素子を使用した
半導体装置は、第1配線層と第2配線層との隙間が、第
1配線層と第2配線層とが互いに電気的に短絡しない程
度に設定されており、かつ、抵抗素子の上側の領域であ
って第1配線層および第2配線層よりもさらに上に上層
配線層が設けられた場合に、その上層配線層が抵抗素子
に電気的影響を及ぼすことを抑制することができる程度
に設定されていてもよい。
【0018】上記の構成によれば、第1配線層と第2配
線層とが互いに電気的な影響を与えることなく、上層配
線層が抵抗素子に電気的影響を及ぼすことを抑制するこ
とができる。すなわち、抵抗素子の上側に電位が変化し
得る上層配線層が設けられている場合に、抵抗素子と上
層配線層との間において、第1配線層および第2配線層
の双方が用いられて、抵抗素子が上層配線層から実質的
に遮蔽される。
【0019】本発明の第2の局面の抵抗素子を使用した
半導体装置は、半導体基板と、半導体基板上に形成され
た抵抗素子と、抵抗素子の下に形成された層間絶縁層
と、層間絶縁層を上下に貫通して抵抗素子に接続された
第1コンタクトホールと、層間絶縁層を上下に貫通して
抵抗素子に接続された第2コンタクトホールと、層間絶
縁膜の下に形成されるとともに、第1コンタクトホール
に接続された第1導電部と、層間絶縁膜の下に形成され
るとともに、第2コンタクトホールに接続された第2導
電部とを備え、第1コンタクトホールと第2コンタクト
ホールとの間の領域の下側において、第1導電部と第2
導電部とが、半導体基板に垂直な所定の平面に対して対
称形に形成されるか、または、同一高さ位置に形成され
かつ所定の対称点に対して点対称に形成されている。
【0020】上記の構成によれば、第1コンタクトホー
ルと第2コンタクトホールとの間の領域の下側におい
て、第1導電部からの抵抗素子の抵抗値への影響と第2
導電部からの抵抗素子の抵抗値への影響とが同一となる
ため、第1導電部および第2導電部に接続される接続用
配線層の設計の自由度が向上する。
【0021】本発明の第3の局面の抵抗素子を使用した
半導体装置は、半導体基板と、半導体基板上に形成され
た抵抗素子と、抵抗素子の下に形成された第1層間絶縁
層と、抵抗素子の上に形成された第2層間絶縁層と、第
1層間絶縁層の下に形成された第1導電部と、第1導電
部とは別の導電部であって、第1層間絶縁層の下に形成
された第2導電部と、第2層間絶縁層の上に形成された
第3導電部と、第3の導電部とは別の導電部であって、
第2層間絶縁層の上に形成された第4導電部と、第1層
間絶縁層および第2層間絶縁層を上下に貫通して第1導
電部と第3導電部とに接続された第1コンタクトホール
と、第1層間絶縁層および第2層間絶縁層を上下に貫通
して第2導電部と第4導電部とに接続された第2コンタ
クトホールと、第2層間絶縁層を上下に貫通して抵抗素
子と第3導電部とに接続された第3コンタクトホール
と、第2層間絶縁層を上下に貫通して抵抗素子と第4導
電部とに接続された第4コンタクトホールとを備え、第
1コンタクトホールと第2コンタクトホールとの間の領
域の下側において、第1導電部と第2導電部とが、半導
体基板に垂直な所定の平面に対して対称形に形成される
か、または、同一高さ位置に形成されかつ所定の対称点
に対して点対称に形成され、第3コンタクトホールと第
4コンタクトホールとの間の領域の上側において、第3
導電部と第4導電部とが、半導体基板に垂直な所定の平
面に対して対称形に形成されるか、または、同一高さ位
置に形成されかつ所定の対称点に対して点対称に形成さ
れている。
【0022】上記の構成によれば、第1コンタクトホー
ルと第2コンタクトホールとの間の領域の下側におい
て、第1導電部からの抵抗素子の抵抗値への影響と第2
導電部からの抵抗素子の抵抗値への影響とが同一となる
ため、第1導電部および第2導電部に接続される接続用
配線層の設計の自由度が向上する。また、第3コンタク
トホールと第4コンタクトホールとの間の領域の下側に
おいて、第3導電部からの抵抗素子の抵抗値への影響と
第4導電部からの抵抗素子の抵抗値への影響とが同一と
なるため、第3導電部および第4導電部に接続される接
続用配線層の設計の自由度が向上する。
【0023】本発明の第2および第3の局面の抵抗素子
を使用した半導体装置は、第1導電部および第2導電部
のうち少なくともいずれか一方が、半導体基板内に形成
された不純物拡散層であってもよい。
【0024】本発明の第2および第3の局面の抵抗素子
を使用した半導体装置は、第1導電部および第2導電部
のうち少なくともいずれか一方が、半導体基板上に形成
された配線層であってもよい。
【0025】本発明の第2および第3の局面の抵抗素子
を使用した半導体装置は、抵抗素子が配線層であっても
よい。
【0026】本発明の第2および第3の局面の抵抗素子
を使用した半導体装置は、下側導電部が、半導体基板内
に形成されたウエルであってもよい。
【0027】本発明の第2および第3の局面の抵抗素子
を使用した半導体装置は、下側導電部が、半導体基板上
に形成された配線層であってもよい。
【0028】本発明の第2および第3の局面の抵抗素子
を使用した半導体装置は、第1導電部と第2導電部との
隙間が、第1導電部と第2導電部とが互いに電気的に短
絡しない程度に設定されており、かつ、抵抗素子の下側
の領域であって第1導電部および第2導電部よりもさら
に下に下側導電部が設けられた場合に、その下側導電部
が抵抗素子に電気的影響を及ぼすことを抑制することが
できる程度に設定されていてもよい。
【0029】上記の構成によれば、第1導電部と第2導
電部とが互いに電気的な影響を与えることなく、下側導
電部が抵抗素子に電気的影響を及ぼすことを抑制するこ
とができる。すなわち、抵抗素子の下側に電位が変化し
得る下側導電部が設けられている場合に、抵抗素子と下
側導電部との間において、第1導電部および第2導電部
の双方が用いられて、抵抗素子が下側導電部から実質的
に遮蔽される。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図に基づいて本発明の実施
の形態の高抵抗素子を使用した半導体装置を説明する。
【0031】(実施の形態1)まず、図1および図2を
用いて、実施の形態1の高抵抗素子を使用した半導体装
置を説明する。図1および図2に示すように、本実施の
形態の高抵抗素子を使用した半導体装置は、N型不純物
がドープされたウエル1と、N型不純物がドープされた
ウエル1の主表面から所定の深さにかけて形成された分
離絶縁膜2と、N型不純物がドープされたウエル1の主
表面から所定の深さにかけて形成されるとともに、分離
絶縁膜2に取囲まれるように形成され、P型不純物の拡
散層を含む高抵抗素子領域3と、高抵抗素子領域3に接
続されたコンタクトプラグ4a,4bと、コンタクトプ
ラグ4a,4bが埋込まれている層間絶縁膜5と、コン
タクトプラグ4a,4bに接触するとともに、層間絶縁
膜5の上に形成された配線層6a,6bと、配線層6
a,6bを覆うように形成された層間絶縁膜7と、層間
絶縁膜7の上に形成された上層配線層8とを備えてい
る。
【0032】また、本実施の形態の高抵抗素子を備えた
半導体装置においては、配線層6a,6bが、高抵抗素
子領域3の上側の領域をほぼ覆うように形成されてい
る。そのため、上層配線層8を流れる電流量が変化した
場合においても、その上層配線層8による矢印25で示
すような電気的な影響を層間絶縁膜7の下の配線層6
a,6bの張出し部が抑制する。したがって、上層配線
層8の電位が変化しても、高抵抗素子領域3の抵抗値が
変化することが抑制される。
【0033】すなわち、本実施の形態の半導体装置にお
いては、図1および図2に示すように、配線層6a,6
bが、上層配線層8の電位の影響を受けないように、高
抵抗素子領域3をシールドしている。配線層6a,6b
の電位は、常に高抵抗素子領域3に接続されているコン
タクトプラグ4a,4bの電位であり、配線層6a,6
bの電位と高抵抗素子領域3としてのP型不純物の拡散
層の電位との差は一定で上層配線層8のように電位が変
動することもないため、高抵抗素子領域3の抵抗値は、
従来の半導体装置の高抵抗素子領域の抵抗値よりも安定
する。
【0034】また、本実施の形態の半導体装置の高抵抗
素子領域3近傍の構造は、図1に示すY1−Y1線およ
び図2に示すY2−Y2線を含む半導体基板に対して垂
直な平面に対して鏡面対称の構造に形成されている。す
なわち、高抵抗素子領域3、コンタクトプラグ4a,4
bおよび配線層6a,6bは、図1および図2において
左右対称の構造をしており、断面的にもおよび平面的に
も、配線層6a,6bそれぞれが高抵抗素子領域3に対
して同じ長さだけ被さっていることになる。
【0035】また、通常、高抵抗素子領域3は、図3お
よび図4に示すように、その加工精度のばらつきを低減
するために1箇所または数箇所に集めて配置される。さ
らに、高抵抗素子領域3は、他の回路50,60や他の
素子から受ける影響を低減するために他の回路50,6
0や他の素子からある程度距離を取って配置されること
が多い。
【0036】この高抵抗素子領域3と他の抵抗素子との
間の領域は素子を配置することができず、無駄な領域と
なっている。この領域の面積を極力低減するためにも、
高抵抗素子領域3を極力一箇所に集めて配置する必要が
ある。また、高抵抗素子領域3の特性の変動や半導体装
置の設計の後の過程において行なわれる他の回路50,
60の変更などに備えて予備の高抵抗素子領域3も一緒
に配置されることが多い。
【0037】また、半導体装置において、たとえば、複
数の高抵抗素子を接続して1つの抵抗として使用する場
合には、図3および図4に示すように、各高抵抗素子を
直列に接続するのが効率的である。このとき、高抵抗素
子に本実施の形態の高抵抗素子領域3を用いた場合、各
高抵抗素子領域3同士の接続構造は図3または図4に示
すような構造になる。
【0038】前述のような高抵抗素子領域3をシールド
する配線層6a,6bの構造としては、次の図5〜図7
に示すような構造のバリエーションが考えられる。
【0039】まず、高抵抗素子領域3をシールドする配
線層6a,6bの構造として、図5に示すように、配線
層6a,6b同士の隙間部分が接地電位GND側から遠
く離れ、基準電位VDD側に近い位置に偏るように揃え
られている構造が考えられる。
【0040】一方、高抵抗素子領域3をシールドする配
線層6a,6bの構造として、図6に示すように、配線
層6a,6b同士の隙間部分の位置が各高抵抗素子領域
3ごとに異なる構造が考えられる。ただし、直列に繋い
だ高抵抗素子領域3の抵抗値を各高抵抗素子領域3、コ
ンタクトプラグ4a,4bおよび配線層6a,6bを1
組とした単位で揃えるためには、図5に示すように、配
線層6a,6b同士の隙間の位置を各高抵抗素子領域
3、コンタクトプラグ4a,4bおよび配線層6a,6
bを1組とした単位ごとに揃える必要がある。
【0041】その理由は、以下のようなものである。従
来技術において説明したように、P型不純物を含む拡散
層からなる高抵抗素子領域3はMOSトランジスタのチ
ャネル領域のように上層に形成された導電層の電位の変
化の影響を受けるが、この影響は、配線層6a,6bか
らももたらされる。すなわち、上層配線層8のみなら
ず、配線層6a,6bによっても高抵抗素子領域3の抵
抗値に影響がもたらされる。
【0042】本実施の形態に示した高抵抗素子領域10
3を使用した半導体装置においては、配線層6a,6b
がMOSトランジスタのゲート電極のように機能し、そ
のゲート電極が、ソース電極またはドレイン電極として
機能するコンタクトプラグ4a,4bに接続した構造に
なっている。その結果、配線層6a,6bを高電位側に
するかまたは低電位側にするかによって、ゲート電極を
ソース電極に接続したのかドレイン電極に接続したかと
いうような構造の相違と同様の構造上の相違が生じる。
【0043】その構造上の相違により、高抵抗素子領域
3を流れる電流量に違いが生じる。その結果、図6に示
すような高抵抗素子を用いた半導体装置の設計におい
て、高抵抗素子領域3に接続されている配線層6a,6
bのうちのいずれの側に高電位側または低電位側を接続
するかが決定されてしまう。そのため、高抵抗素子領域
3に接続するための配線層のレイアウトの自由度が低減
されてしまう。
【0044】そこで、本実施の形態の高抵抗素子を使用
した半導体装置は、図7に示すように、高抵抗素子を複
数用いる場合に、複数の高抵抗素子それぞれにおいて、
高抵抗素子領域3、コンタクトプラグ4a,4bおよび
配線層6a,6bが、Y3−Y3線およびY4−Y4線
それぞれを含む半導体基板に垂直な平面それぞれに対し
て鏡面対称に形成されている。このように、高抵抗素子
領域3、コンタクトプラグ4a,4bおよび配線層6
a,6bを所定の面に対して対称形にしておけば、高電
位側または低電位側のいずれを配線層6a,6bのいず
れの側に接続しても、高抵抗素子領域3の抵抗値に影響
を与えることなく、配線層6a,6bのいずれかに接続
するための配線層のレイアウト設計の自由度を向上させ
ることができる。
【0045】(実施の形態2)次に、図8を用いて実施
の形態2の高抵抗素子を使用した半導体装置を説明す
る。
【0046】本実施の形態の高抵抗素子を使用した半導
体装置は、半導体基板上に形成された層間絶縁膜10
と、層間絶縁膜10の上に形成されたポリシリコンを含
む高抵抗素子層11と、高抵抗素子層11に接続するよ
うに形成されたコンタクトプラグ4a,4bと、高抵抗
素子層11とともにコンタクトプラグ4a,4bを埋込
む層間絶縁膜5と、コンタクトプラグ4a,4bに接触
するように形成されるとともに、層間絶縁膜5の上に形
成された配線層6a,6bと、配線層6a,6bを覆う
ように形成された層間絶縁膜7と、層間絶縁膜7の上に
形成された上層配線層8とを備えている。
【0047】上記のような構成によっても、実施の形態
1の高抵抗素子を用いた半導体装置と同様に、高抵抗素
子層11は、配線層6a,6bの上に層間絶縁膜7を介
して形成された上層配線層8の影響を受けないように、
配線層6a,6bによりシールドされる。その結果、高
抵抗素子層11の電位が変動することもないため、高抵
抗素子層11の抵抗値は従来の半導体装置よりも安定す
る。
【0048】また、本実施の形態の高抵抗素子を使用し
た半導体装置は、図8に示すように、ポリシリコンを用
いて形成された高抵抗素子層11、コンタクトプラグ4
a,4bおよび配線層6a,6bが、鏡面対称に形成さ
れている。
【0049】そのため、ポリシリコンを用いて形成され
た高抵抗素子層11、コンタクトプラグ4a,4bおよ
び配線層6a,6bが、図8に示すY5−Y5線を含む
半導体基板に対して垂直な平面に対して鏡面対称に形成
される。それにより、実施の形態1の半導体装置と同様
に、配線層6a,6bに接続される配線層のレイアウト
設計の自由度を高めることができる。
【0050】(実施の形態3)次に、図9を用いて、実
施の形態3の高抵抗素子を使用した半導体装置を説明す
る。
【0051】図9に示すように、本実施の形態の高抵抗
素子を使用した半導体装置は、P-型のウェル20内に
形成され、高抵抗素子として機能するN-型ウェル22
と、N-型ウェル22を取囲むように形成された分離絶
縁膜2と、N-型ウェル22内に形成された絶縁膜2a
と、分離絶縁膜2および絶縁膜2aが形成されていない
領域においてN-型ウェル22の主表面から所定の深さ
にかけて形成されたP+型不純物拡散層22a,22b
と、P+型不純物拡散層22a,22bに接続するコン
タクトプラグ4a,4bと、分離絶縁膜2およびコンタ
クトプラグ4a,4bを埋込むように形成された層間絶
縁膜5と、層間絶縁膜5の上に形成されるとともに、コ
ンタクトプラグ4a,4bに接触するように形成された
配線層6a,6bと、配線層6a,6bを覆うように形
成された層間絶縁膜7と、層間絶縁膜7の上に形成され
た上層配線層8とを備えている。
【0052】上記のような構成によっても、N-型ウェ
ル22は、上層配線層8からの影響が配線層6a,6b
により抑制される。したがって、N-型ウェル22の抵
抗値は安定することになる。
【0053】また、本実施の形態の高抵抗素子を使用し
た半導体装置は、N-型ウェル22、コンタクトプラグ
4a,4bおよび配線層6a,6bが、図9に示すY6
−Y6線を含む半導体基板に垂直な平面に対して鏡面対
称に形成されている。
【0054】そのため、N-型ウェル22、P+型不純物
拡散層22a,22b,コンタクトプラグ4a,4bお
よび配線層6a,6bが鏡面対称に形成されていること
により、実施の形態1および2の半導体装置と同様に、
高抵抗素子に接続される配線層のレイアウト設計の自由
度を高めることができる。
【0055】(実施の形態4)次に、図10を用いて実
施の形態4の高抵抗素子を使用した半導体装置を説明す
る。
【0056】本実施の形態の高抵抗素子を使用した半導
体装置は、半導体基板上に形成された下層配線層18
と、下層配線層18の上に形成された層間絶縁膜10
と、層間絶縁膜10の上に形成された配線層16a,1
6bと、配線層16a,16bに接続するように形成さ
れたコンタクトプラグ14a,14bと、コンタクトプ
ラグ14a,14bおよび配線層16a,16bを埋め
込むように形成された層間絶縁膜15と、層間絶縁膜1
5の上にコンタクトプラグ14a,14bに接続するよ
うに形成された、ポリシリコンを含む高抵抗素子層11
と、高抵抗素子層11に接続するように形成されたコン
タクトプラグ4a,4bと、高抵抗素子層11を埋込む
とともにコンタクトプラグ4a,4bを埋込む層間絶縁
膜5と、コンタクトプラグ4a,4bに接触するように
形成されるとともに、層間絶縁膜5の上に形成された配
線層6a,6bと、配線層6a,6bを覆うように形成
された層間絶縁膜7と、層間絶縁膜7の上に形成された
上層配線層8とを備えている。
【0057】上記のような構成によっても、高抵抗素子
層11は、上側の層間絶縁膜7を介して形成された上層
配線層8の影響を受けないように、配線層6a,6bに
よりシールドされる。また、高抵抗素子層11は、下側
の層間絶縁膜10を介して形成された下層配線層18の
影響を受けないように、配線層16a,16bによりシ
ールドされる。その結果、高抵抗素子層11の電位が上
下に形成された他の配線層の影響を受けて変動すること
がないため、高抵抗素子層11の抵抗値は従来の半導体
装置よりも安定する。
【0058】また、本実施の形態の高抵抗素子を使用し
た半導体装置は、図10に示すように、ポリシリコンを
用いて形成された高抵抗素子層11、コンタクトプラグ
4a,4bおよび配線層6a,6bが、Y7−Y7線を
含む半導体基板に垂直な平面に対して鏡面対称に形成さ
れている。
【0059】そのため、ポリシリコンを用いて形成され
た高抵抗素子層11、コンタクトプラグ4a,4bおよ
び配線層6a,6bが、所定の平面に対して鏡面対称に
形成されていることにより、実施の形態1〜3のいずれ
かの半導体装置と同様に、配線層6a,6bに接続され
る配線層の設計レイアウトの自由度を高めることができ
る。
【0060】また、本実施の形態の高抵抗素子を使用し
た半導体装置は、図10に示すように、ポリシリコンを
用いて形成された高抵抗素子層11、コンタクトプラグ
14a,14bおよび配線層16a,16bが、Y7−
Y7線を含む半導体基板に垂直な平面に対して鏡面対称
に形成されている。
【0061】そのため、ポリシリコンを用いて形成され
た高抵抗素子層11、コンタクトプラグ14a,14b
および配線層16a,16bが所定の平面に対して鏡面
対称に形成されていることにより、実施の形態1〜3の
いずれかの半導体装置と同様に、配線層16a,16b
に接続される配線層の設計レイアウトの自由度を高める
ことができる。
【0062】(実施の形態5)次に、図11を用いて実
施の形態5の高抵抗素子を使用した半導体装置を説明す
る。
【0063】本実施の形態の高抵抗素子を使用した半導
体装置は、半導体基板上に形成された下層配線層18
と、下層配線層18の上に形成された絶縁膜10と、絶
縁膜10の上に形成された配線層16a,16bと、配
線層16a,16bを埋め込むように形成された層間絶
縁膜15と、層間絶縁膜15の上に形成された、ポリシ
リコンを含む高抵抗素子層11と、高抵抗素子層11に
接続するように形成されたコンタクトプラグ4a,4b
と、高抵抗素子層11、コンタクトプラグ4a,4bを
埋込む層間絶縁膜5と、コンタクトプラグ4a,4bに
接触するように形成されるとともに、層間絶縁膜5の上
に形成された配線層6a,6bと、配線層6a,6bを
覆うように形成された層間絶縁膜7と、層間絶縁膜7の
上に形成された上層配線層8と、層間絶縁膜5,15を
貫通して6a,6bと配線層16a,16bとに接続す
るように形成されたコンタクトプラグ14a,14bと
を備えている。
【0064】上記のような構成によっても、高抵抗素子
層11は、上側の層間絶縁膜7を介して形成された上層
配線層8の影響を受けないように、配線層6a,6bに
よりシールドされる。また、高抵抗素子層11は、下側
の層間絶縁膜10を介して形成された下層配線層18の
影響を受けないように、配線層16a,16bによりシ
ールドされる。その結果、高抵抗素子層11の電位が上
下に形成された他の配線層の影響を受けて変動すること
がないため、高抵抗素子層11の抵抗値は従来の半導体
装置よりも安定する。
【0065】また、本実施の形態の高抵抗素子を使用し
た半導体装置は、図11に示すように、ポリシリコンを
用いて形成された高抵抗素子層11、コンタクトプラグ
4a,4bおよび配線層6a,6bが、Y8−Y8線を
含む半導体基板に垂直な平面に対して鏡面対称に形成さ
れている。
【0066】そのため、ポリシリコンを用いて形成され
た高抵抗素子層11、コンタクトプラグ4a,4bおよ
び配線層6a,6bが所定の平面に対して鏡面対称に形
成されていることにより、実施の形態1〜3のいずれか
の半導体装置と同様の理由により、高抵抗素子に接続さ
れる配線層のレイアウト設計の自由度を高めることがで
きる。
【0067】また、本実施の形態の高抵抗素子を使用し
た半導体装置は、図11に示すように、ポリシリコンを
用いて形成された高抵抗素子層11、コンタクトプラグ
14a,14bおよび配線層16a,16bが、Y8−
Y8線を含む半導体基板に垂直な平面に対して鏡面対称
に形成されている。
【0068】そのため、ポリシリコンを用いて形成され
た高抵抗素子層11、コンタクトプラグ14a,14b
および配線層16a,16bが所定の平面に対して鏡面
対称に形成されていることにより、実施の形態1〜3の
いずれかの半導体装置と同様の理由により、高抵抗素子
に接続される配線層のレイアウト設計の自由度を高める
ことができる。
【0069】(実施の形態6)次に、図12を用いて実
施の形態6の高抵抗素子を使用した半導体装置を説明す
る。
【0070】本実施の形態の高抵抗素子を使用した半導
体装置は、半導体基板内に形成されたN型不純物がドー
プされたウエル1と、N型不純物がドープされたウエル
1内に形成された他のウエル30と、この他のウエル3
0を取り囲むように形成された分離絶縁膜2と、N型不
純物がドープされたウエル1内に形成された絶縁膜2a
と、N型不純物がドープされたウエル1内にN型不純物
がドープされたウエル1の主表面から所定の深さにかけ
て形成された不純物拡散層26a,26bと、不純物拡
散層26a,26b、絶縁膜2aおよび分離絶縁膜2の
上に形成された層間絶縁膜15と、層間絶縁膜15の上
に形成された、ポリシリコンを含む高抵抗素子層11
と、高抵抗素子層11に接続するように形成されたコン
タクトプラグ4a,4bと、高抵抗素子層11、コンタ
クトプラグ4a,4bを埋込む層間絶縁膜5と、コンタ
クトプラグ4a,4bに接触するように形成されるとと
もに、層間絶縁膜5の上に形成された配線層6a,6b
と、配線層6a,6bを覆うように形成された層間絶縁
膜7と、層間絶縁膜7の上に形成された上層配線層8
と、配線層6a,6bと不純物拡散層26a,26bと
に接続するように形成されたコンタクトプラグ14a,
14bとを備えている。
【0071】上記のような構成によっても、高抵抗素子
層11は、上側の層間絶縁膜7を介して形成された上層
配線層8の影響を受けないように、配線層6a,6bに
よりシールドされる。また、高抵抗素子層11は、層間
絶縁膜10を介して形成された他のウエル30の影響を
受けないように、不純物拡散層26a,26bによりシ
ールドされる。その結果、高抵抗素子層11の電位が上
下に形成された他の導電部の影響を受けて変動すること
がないため、高抵抗素子層11の抵抗値は従来の半導体
装置よりも安定する。
【0072】また、本実施の形態の高抵抗素子を使用し
た半導体装置は、図12に示すように、ポリシリコンを
用いて形成された高抵抗素子層11、コンタクトプラグ
4a,4bおよび配線層6a,6bが、Y9−Y9線を
含む半導体基板に垂直な平面に対して鏡面対称に形成さ
れている。
【0073】そのため、ポリシリコンを用いて形成され
た高抵抗素子層11、コンタクトプラグ4a,4b、配
線層6a,6b、コンタクトプラグ14a,14bおよ
び不純物拡散層26a,26bが所定の平面に対して鏡
面対称に形成されていることにより、実施の形態1〜3
のいずれかの半導体装置と同様の理由で、高抵抗素子に
接続される配線層のレイアウト設計の自由度を高めるこ
とができる。
【0074】(実施の形態7)次に、図13〜図15を
用いて実施の形態7の高抵抗素子を使用した半導体装置
を説明する。
【0075】本実施の形態の高抵抗素子を使用した半導
体装置は、半導体基板上に形成された絶縁膜10と、絶
縁膜10の上に形成されたポリシリコンを含む高抵抗素
子層11と、高抵抗素子層11に接続するように形成さ
れたコンタクトプラグ4a,4bと、高抵抗素子層11
を埋込むとともにコンタクトプラグ4a,4bを埋込む
層間絶縁膜5と、コンタクトプラグ4a,4bに接触す
るように形成されるとともに、層間絶縁膜5の上に形成
された配線層6a,6bと、配線層6a,6bを覆うよ
うに形成された層間絶縁膜7と、層間絶縁膜7の上に形
成された上層配線層8とを備えている。
【0076】上記のような構成によっても、高抵抗素子
層11は、配線層6a,6bの上に層間絶縁膜7を介し
て形成された上層配線層8の影響を受けないように、配
線層6a,6bによりシールドされる。その結果、上層
配線層8の電位の変動に伴って、高抵抗素子領域3の電
位が変動することもないので抵抗値は従来の半導体装置
よりも安定する。
【0077】また、本実施の形態の高抵抗素子を使用し
た半導体装置は、図13〜図15に示すように、ポリシ
リコンを用いて形成された高抵抗素子層11、コンタク
トプラグ4a,4bおよび配線層6a,6bが、図13
のY10−Y10線、図14のY11−Y11線および
図15のY12−Y12線の交点に対して点対称に形成
されているため、前述の実施の形態の半導体装置と同様
に理由により、高抵抗素子に接続される配線層の設計レ
イアウトの自由度を高めることができる。
【0078】なお、実施の形態1〜7のそれぞれにおい
ては、コンタクトプラグ4a,4b同士、コンタクトプ
ラグ14a,14b同士、配線層6a,6b同士、配線
層16a,16b同士、P+型不純物拡散層22a,2
2b同士、不純物拡散層26a,26b同士は、それぞ
れ互いに電気的特性が同一の同一材料により構成されて
いるものとする。
【0079】また、前述の実施の形態1〜7の高抵抗素
子を用いた半導体装置以外に、それぞれの実施の形態の
高抵抗素子を用いた半導体装置の特徴を適宜組合せて用
いた半導体装置であっても前述の効果を得ることができ
る。
【0080】また、前述の実施の形態1〜7の半導体装
置では、絶縁膜に上下方向に形成されたホールに配線層
とは異なる物質が埋め込まれたコンタクトプラグを高抵
抗素子に接続した例を示したが、ホールに配線層と同一
の物質が埋め込まれて、配線層と一体的に形成されたコ
ンタクト配線部が高抵抗素子に接続されてもよい。な
お、本発明におけるコンタクトホールとは、前述のコン
タクト配線部およびコンタクトプラグの双方を含むこと
概念を意味するものとする。
【0081】また、今回開示された実施の形態はすべて
の点で例示であって制限的なものではないと考えられる
べきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特
許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の
意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意
図される。
【0082】
【発明の効果】本発明の抵抗素子を使用した半導体装置
によれば、半導体装置の設計において、高抵抗素子に接
続される配線層のレイアウト設計の自由度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の半導体装置の高抵抗素子部を
説明するための上面図である。
【図2】 図1のX1−X1線断面図である。
【図3】 高抵抗素子が半導体装置においていかに用い
られるかを説明するための図である。
【図4】 図3における構造を回路記号により示した図
である。
【図5】 実施の形態1で用いられる別の例の高抵抗素
子を使用した半導体装置を説明するための断面図であ
る。
【図6】 実施の形態1で用いられる別の例の高抵抗素
子を使用した半導体装置を説明するための断面図であ
る。
【図7】 実施の形態1で用いられる別の例の高抵抗素
子を使用した半導体装置を説明するための断面図であ
る。
【図8】 実施の形態2の高抵抗素子を使用した半導体
装置を説明するための断面図である。
【図9】 実施の形態3の高抵抗素子を使用した半導体
装置を説明するための断面図である。
【図10】 実施の形態4の高抵抗素子を使用した半導
体装置を説明するための断面図である。
【図11】 実施の形態5の高抵抗素子を使用した半導
体装置を説明するための断面図である。
【図12】 実施の形態6の高抵抗素子を使用した半導
体装置を説明するための断面図である。
【図13】 実施の形態7の半導体装置の高抵抗素子部
を説明するための上面図である。
【図14】 図13のX2−X2線断面図である。
【図15】 図14のY11−Y11線断面図である。
【図16】 従来の半導体装置の高抵抗素子部の上面図
である。
【図17】 従来の高抵抗素子を使用した半導体装置の
断面図である。
【図18】 従来の高抵抗素子を使用した半導体装置
が、上層配線層により影響を受けることを説明するため
の図である。
【図19】 従来の高抵抗素子を使用した半導体装置の
高抵抗素子部を説明するための上面図である。
【図20】 図19のX3−X3断面図である。
【図21】 従来の高抵抗素子を使用した半導体装置
が、上層配線層から受ける影響を抑制していることを説
明するための図である。
【符号の説明】
1 N型不純物がドープされたウェル、2 分離絶縁
膜、2a 絶縁膜、3高抵抗素子領域、4a,4b,1
4a,14b コンタクトプラグ、5 層間絶縁膜、6
a,6b,16a,16b 配線層、7 層間絶縁膜、
8 上層配線層、10 層間絶縁膜、11 ポリシリコ
ンからなる高抵抗素子層、15 層間絶縁膜、16a,
16b 配線層、18 配線層、20 P-型ウェル、
21 N-型ウェル、22a,22b P+型不純物拡散
層、26a,26b 不純物拡散層、30 他のウエ
ル、50,60 他の回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F033 HH04 HH07 JJ07 KK01 KK04 KK07 QQ09 QQ37 UU04 VV03 VV09 5F038 AR01 AR09 AR16 AR21 BB04 BH10 CA06 CD02 CD03 DF03 DF12 EZ20

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 該半導体基板上または該半導体基板内に形成された抵抗
    素子と、 該抵抗素子の上に形成された層間絶縁層と、 該層間絶縁層を上下に貫通して前記抵抗素子に接続され
    た第1コンタクトホールと、 前記層間絶縁層を上下に貫通して前記抵抗素子に接続さ
    れた第2コンタクトホールと、 前記層間絶縁膜の上に形成されるとともに、前記第1コ
    ンタクトホールに接続された第1配線層と、 前記層間絶縁膜の上に形成されるとともに、前記第2コ
    ンタクトホールに接続された第2配線層とを備え、 前記第1コンタクトホールと前記第2コンタクトホール
    との間の領域の上側において、前記第1配線層と前記第
    2配線層とが、前記半導体基板に垂直な所定の平面に対
    して対称形に形成されるか、または、同一高さ位置に形
    成されかつ所定の対称点に対して点対称に形成された、
    半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記抵抗素子が前記半導体基板内に形成
    された不純物拡散層である、請求項1に記載の半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 前記抵抗素子が前記半導体基板上に形成
    された配線層である、請求項1に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第1配線層と前記第2配線層との隙
    間は、前記第1配線層と前記第2配線層とが互いに電気
    的に短絡しない程度に設定されており、かつ、前記抵抗
    素子の上側の領域であって前記第1配線層および前記第
    2配線層よりもさらに上に上層配線層が設けられた場合
    に、該上層配線層が前記抵抗素子に電気的影響を及ぼす
    ことを抑制することができる程度に設定されている、請
    求項1〜3のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 半導体基板と、 該半導体基板上に形成された抵抗素子と、 該抵抗素子の下に形成された層間絶縁層と、 該層間絶縁層を上下に貫通して前記抵抗素子に接続され
    た第1コンタクトホールと、 前記層間絶縁層を上下に貫通して前記抵抗素子に接続さ
    れた第2コンタクトホールと、 前記層間絶縁膜の下に形成されるとともに、前記第1コ
    ンタクトホールに接続された第1導電部と、 前記層間絶縁膜の下に形成されるとともに、前記第2コ
    ンタクトホールに接続された第2導電部とを備え、 前記第1コンタクトホールと前記第2コンタクトホール
    との間の領域の下側において、前記第1導電部と前記第
    2導電部とが、前記半導体基板に垂直な所定の平面に対
    して対称形に形成されるか、または、同一高さ位置に形
    成されかつ所定の対称点に対して点対称に形成された、
    半導体装置。
  6. 【請求項6】 半導体基板と、 該半導体基板上に形成された抵抗素子と、 該抵抗素子の下に形成された第1層間絶縁層と、 前記抵抗素子の上に形成された第2層間絶縁層と、 前記第1層間絶縁層の下に形成された第1導電部と、 該第1導電部とは別の導電部であって、前記第1層間絶
    縁層の下に形成された第2導電部と、 前記第2層間絶縁層の上に形成された第3導電部と、 該第3導電部とは別の導電部であって、前記第2層間絶
    縁層の上に形成された第4導電部と、 前記第1層間絶縁層および第2層間絶縁層を上下に貫通
    して前記第1導電部と前記第3導電部とに接続された第
    1コンタクトホールと、 前記第1層間絶縁層および第2層間絶縁層を上下に貫通
    して前記第2導電部と前記第4導電部とに接続された第
    2コンタクトホールと、 前記第2層間絶縁層を上下に貫通して前記抵抗素子と前
    記第3導電部とに接続された第3コンタクトホールと、 前記第2層間絶縁層を上下に貫通して前記抵抗素子と前
    記第4導電部とに接続された第4コンタクトホールとを
    備え、 前記第1コンタクトホールと前記第2コンタクトホール
    との間の領域の下側において、前記第1導電部と前記第
    2導電部とが、前記半導体基板に垂直な所定の平面に対
    して対称形に形成されるか、または、同一高さ位置に形
    成されかつ所定の対称点に対して点対称に形成され、 前記第3コンタクトホールと前記第4コンタクトホール
    との間の領域の上側において、前記第3導電部と前記第
    4導電部とが、前記半導体基板に垂直な所定の平面に対
    して対称形に形成されるか、または、同一高さ位置に形
    成されかつ所定の対称点に対して点対称に形成された、
    半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記第1導電部および第2導電部のうち
    少なくともいずれか一方は、前記半導体基板内に形成さ
    れた不純物拡散層である、請求項5または6に記載の半
    導体装置。
  8. 【請求項8】 前記第1導電部および第2導電部のうち
    少なくともいずれか一方は、前記半導体基板上に形成さ
    れた配線層である、請求項5または6に記載の半導体装
    置。
  9. 【請求項9】 前記抵抗素子が配線層である、請求項5
    〜8のいずれかに記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記下側導電部は、前記半導体基板内
    に形成されたウエルである、請求項5〜9のいずれかに
    記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】 前記下側導電部は、前記半導体基板上
    に形成された配線層である、請求項5〜9のいずれかに
    記載の半導体装置。
  12. 【請求項12】 前記第1導電部と前記第2導電部との
    隙間は、前記第1導電部と前記第2導電部とが互いに電
    気的に短絡しない程度に設定されており、かつ、前記抵
    抗素子の下側の領域であって前記第1導電部および前記
    第2導電部よりもさらに下に下側導電部が設けられた場
    合に、該下側導電部が前記抵抗素子に電気的影響を及ぼ
    すことを抑制することができる程度に設定されている、
    請求項6〜11のいずれかに記載の半導体装置。
JP2002042916A 2002-02-20 2002-02-20 抵抗素子を使用した半導体装置 Pending JP2003243522A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002042916A JP2003243522A (ja) 2002-02-20 2002-02-20 抵抗素子を使用した半導体装置
US10/222,791 US6661095B2 (en) 2002-02-20 2002-08-19 Semiconductor device
DE10247431A DE10247431A1 (de) 2002-02-20 2002-10-11 Halbleitervorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002042916A JP2003243522A (ja) 2002-02-20 2002-02-20 抵抗素子を使用した半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003243522A true JP2003243522A (ja) 2003-08-29

Family

ID=27678391

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002042916A Pending JP2003243522A (ja) 2002-02-20 2002-02-20 抵抗素子を使用した半導体装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6661095B2 (ja)
JP (1) JP2003243522A (ja)
DE (1) DE10247431A1 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7923843B2 (en) 2006-05-31 2011-04-12 Nec Electronics Corporation Semiconductor device with a contact plug connected to multiple interconnects formed within
JP2012109535A (ja) * 2010-10-20 2012-06-07 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 抵抗素子及び反転バッファ回路
JP2012174999A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 半導体装置及びその製造方法
JP2013077733A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 半導体装置
WO2016056212A1 (ja) * 2014-10-07 2016-04-14 株式会社デンソー 半導体装置およびその製造方法
JP2016076692A (ja) * 2014-10-07 2016-05-12 株式会社デンソー 半導体装置およびその製造方法
CN105719945A (zh) * 2014-12-02 2016-06-29 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 半导体结构的形成方法
WO2016129304A1 (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 株式会社村田製作所 薄膜デバイス

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2003285121A1 (en) * 2002-10-30 2004-06-07 Waters Investments Limited Porous inorganic/organic hybrid materials and preparation thereof
US8486796B2 (en) * 2010-11-19 2013-07-16 International Business Machines Corporation Thin film resistors and methods of manufacture
US9105502B2 (en) * 2012-06-05 2015-08-11 Globalfoundries Singapore Pte. Ltd. Integrated circuit comprising on-chip resistors with plurality of first and second terminals coupled to the resistor body

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0536902A (ja) * 1991-07-25 1993-02-12 Sony Corp 半導体装置
JPH05109988A (ja) * 1991-10-18 1993-04-30 Seiko Epson Corp 半導体装置
JP3526701B2 (ja) 1995-08-24 2004-05-17 セイコーインスツルメンツ株式会社 半導体装置
JPH11177023A (ja) 1997-12-09 1999-07-02 Fuji Electric Co Ltd 半導体装置
JPH11243176A (ja) 1998-02-24 1999-09-07 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置
JPH11297942A (ja) * 1998-04-08 1999-10-29 Nec Corp 強誘電体メモリ装置およびその製造方法
JP3166153B2 (ja) 1998-07-31 2001-05-14 日本電気株式会社 半導体装置
JP3116916B2 (ja) * 1998-08-17 2000-12-11 日本電気株式会社 回路装置、その製造方法
JP2002043319A (ja) * 2000-07-19 2002-02-08 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7923843B2 (en) 2006-05-31 2011-04-12 Nec Electronics Corporation Semiconductor device with a contact plug connected to multiple interconnects formed within
JP2012109535A (ja) * 2010-10-20 2012-06-07 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 抵抗素子及び反転バッファ回路
JP2012174999A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 半導体装置及びその製造方法
JP2013077733A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 半導体装置
WO2016056212A1 (ja) * 2014-10-07 2016-04-14 株式会社デンソー 半導体装置およびその製造方法
JP2016076692A (ja) * 2014-10-07 2016-05-12 株式会社デンソー 半導体装置およびその製造方法
CN105719945A (zh) * 2014-12-02 2016-06-29 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 半导体结构的形成方法
WO2016129304A1 (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 株式会社村田製作所 薄膜デバイス
JPWO2016129304A1 (ja) * 2015-02-12 2017-09-21 株式会社村田製作所 薄膜デバイス
US10332872B2 (en) 2015-02-12 2019-06-25 Murata Manufacturing Co., Ltd. Thin-film device

Also Published As

Publication number Publication date
US6661095B2 (en) 2003-12-09
DE10247431A1 (de) 2003-09-11
US20030157811A1 (en) 2003-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6483176B2 (en) Semiconductor with multilayer wiring structure that offer high speed performance
KR100873892B1 (ko) 멀티 핑거 트랜지스터
CN103972227A (zh) 在标准单元结构中形成具有金属化电阻器的集成电路的方法及装置
JP2008235498A (ja) 半導体装置
CN113327910B (zh) 用于栅极绑定关断的新颖标准单元架构
US11790146B2 (en) Semiconductor device
US20230268336A1 (en) Semiconductor device
JP2008288372A (ja) 半導体装置
JP2003243522A (ja) 抵抗素子を使用した半導体装置
US6591406B2 (en) Semiconductor apparatus including bypass capacitor having structure for making automatic design easy, and semiconductor apparatus layout method
US7002210B2 (en) Semiconductor device including a high-breakdown voltage MOS transistor
CN107112281A (zh) 半导体装置以及其设计方法
US8823137B2 (en) Semiconductor device
JP4039998B2 (ja) 半導体装置及び半導体集積回路装置
JP2001028423A (ja) 半導体集積回路装置
JP2012049444A (ja) 保護回路および半導体装置
US6979870B2 (en) Semiconductor integrated circuit including CMOS logic gate
KR20000035312A (ko) 반도체 집적 회로 장치
JP3189797B2 (ja) 半導体集積回路の製造方法
JP3441104B2 (ja) 半導体装置
JP4006023B2 (ja) 集積回路
KR100291540B1 (ko) 입/출력보호회로
KR100273240B1 (ko) 정전방전 소자 및 그 제조방법
KR20230059269A (ko) 집적된 표준 셀 구조를 포함하는 집적 회로
KR20080084201A (ko) 반도체 장치의 저항 구조물 및 그 형성 방법.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070508

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070911