JP2003234959A - Cmosイメージセンサ - Google Patents

Cmosイメージセンサ

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JP2003234959A
JP2003234959A JP2002029633A JP2002029633A JP2003234959A JP 2003234959 A JP2003234959 A JP 2003234959A JP 2002029633 A JP2002029633 A JP 2002029633A JP 2002029633 A JP2002029633 A JP 2002029633A JP 2003234959 A JP2003234959 A JP 2003234959A
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政利 國分
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    • H04N25/60Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise
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    • H04N25/70SSIS architectures; Circuits associated therewith
    • H04N25/76Addressed sensors, e.g. MOS or CMOS sensors
    • H04N25/77Pixel circuitry, e.g. memories, A/D converters, pixel amplifiers, shared circuits or shared components

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  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CMOSイメージセンサにおいて、広帯域に
わたってkTC雑音を低減する。 【解決手段】 1画素分の画素回路10aは、入射光を
光電変換する光電変換素子D11と、光電変換素子D1
1のカソード電極を初期電圧にリセットするリセットト
ランジスタM11と、光電変換素子D11に蓄積された
電荷を電圧に変換する増幅用トランジスタM12と、行
方向に並列された画素領域からの信号出力を選択するた
めの行選択トランジスタM13によって構成される。電
圧制御回路20aは、光電変換素子D11のリセット期
間中に、リセットトランジスタM11のゲート電位を制
御して、リセットトランジスタM11の有するオン抵抗
を変化させる。これにより、画素回路10aの内部にお
いて、リセットトランジスタM11のオン抵抗と光電変
換素子D11のカソードに生じる寄生容量とにより構成
されるローパスフィルタのカットオフ周波数が制御され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マトリクス状に配
置された各画素領域において感知された画像信号をX−
Yアドレスの指定に基づいて順に出力することにより画
像を撮像するCMOSイメージセンサに関し、特に、k
TC雑音を低減することが可能なCMOSイメージセン
サに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルスチルカメラやデジタル
ビデオカメラの普及や、携帯電話へのカメラ機能の搭載
等に伴い、固体撮像素子に対する需要が高まっている。
現在、固体撮像素子としてはCCD(Charge Coupled D
evice)が最も広く普及しているが、このCCDは、複
数の電源回路が必要とされ、駆動電圧が高く、消費電力
が大きいという欠点を有している。このため、最近で
は、低電圧動作が可能で、消費電力が少なく、かつ工程
単価が低廉であるCMOS(Complementary Metal-Oxid
e Semiconductor)プロセスにより製造が可能なCMO
Sイメージセンサに対する注目が高まっている。
【0003】CMOSイメージセンサは、1画素分の画
像を撮像する画素回路をマトリクス状に配置し、垂直走
査シフトレジスタおよび水平走査シフトレジスタによっ
て各画素回路の出力を順に選択することにより、1枚分
の画像信号を出力する。
【0004】図9は、従来のCMOSイメージセンサに
おける単一の画素回路とその周辺の回路構成例を示す図
である。図9に示す画素回路50は、フォトダイオード
またはフォトゲート等によってなる光電変換素子D51
を具備し、また、例えばNチャネルMOSFET(MO
S Field-Effect Transistor)によりそれぞれ形成さ
れるリセットトランジスタM51、増幅用トランジスタ
M52、および行選択トランジスタM53が配置された
APS(Active Pixel Sensor)構成を有している。さ
らに、リセットトランジスタM51のゲート電極には、
PチャネルMOSトランジスタ(以下、PMOSトラン
ジスタと略称する)M61およびNチャネルMOSトラ
ンジスタ(以下、NMOSトランジスタと略称する)M
62によって構成されるインバータ回路60が接続され
ている。
【0005】光電変換素子D51のアノード側は接地さ
れ、カソード側はリセットトランジスタM51のソース
電極、および増幅用トランジスタM52のゲート電極に
接続されている。また、リセットトランジスタM51の
ドレイン電極と、増幅用トランジスタM52のドレイン
電極は、リセット電圧VRが供給される電源供給線L5
3に接続されている。さらに、リセットトランジスタM
51のゲート電極は、リセット信号線L51を介してイ
ンバータ回路60の出力電極に接続され、リセット信号
RSTの供給を受ける。
【0006】増幅用トランジスタM52のソース電極
は、行選択トランジスタM53のドレイン電極に接続さ
れている。行選択トランジスタM53のゲート電極は、
列方向の画素回路50を選択するための行選択信号SL
CTが供給される行選択信号線L52に接続されてい
る。また、ソース電極は、列方向の画素回路50を選択
するための列選択信号線L54に接続されている。
【0007】インバータ回路60では、PMOSトラン
ジスタM61のソース電極には電源電圧VDDが供給さ
れ、NMOSトランジスタM62のソース電極は接地さ
れている。PMOSトランジスタM61およびNMOS
トランジスタM62の各ゲート電極にはリセット制御信
号Vrstが入力され、また各ドレイン電極はリセット
信号線L51に接続されて、リセット信号RSTを出力
する。
【0008】次に、この従来の画素回路50における動
作を簡単に説明する。インバータ回路60にローレベル
のリセット制御信号Vrstが入力されると、PMOS
トランジスタM61がオン状態、NMOSトランジスタ
M62がオフ状態となり、リセットトランジスタM51
のゲート電極にハイレベルのリセット信号RSTが入力
される。これによりリセットトランジスタM51がオン
状態になると、光電変換素子D51がリセット電圧VR
により充電される。
【0009】次いで、リセット制御信号Vrstがハイ
レベルとなるのに伴い、リセット信号RSTがローレベ
ルとなる。この状態で、光の入射に伴って光電変換素子
D51の放電が始まり、リセット電圧VRから電位が低
下する。増幅用トランジスタM52はソースフォロアア
ンプとして機能し、光電変換素子D51のカソード電圧
を増幅する。所定時間の経過後に行選択信号SLCTが
行選択トランジスタM53のゲート電極に入力され、こ
の行選択トランジスタM53がオンになると、増幅用ト
ランジスタM52のソース電圧が信号電圧として列選択
信号線L54を介して取り出される。
【0010】列選択信号線L54は、例えば、アンプ/
ノイズキャンセル回路を介して列選択トランジスタ(と
もに図示せず)のドレイン電極に接続されている。CM
OSイメージセンサでは、行選択信号SLCTにより水
平方向に並列された各画素回路50が選択され、さらに
各列選択信号線L54に接続された列選択トランジスタ
が順にオンにされることにより、1画素分の画像信号が
順次出力される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の構成
の画素回路50では、光電変換素子D51に対するリセ
ット時に生じるkTC雑音により、出力された画像信号
のS/N比が劣化するという問題があった。kTC雑音
は、リセットトランジスタM51がオン状態となり、光
電変換素子D51が初期電位にリセットされた状態にお
いて発生し、υkTC=(kT/C)1/2で表されるラ
ンダムな熱雑音である。ここで、kはボルツマン定数、
Tは絶対温度、Cは光電変換素子D51の全容量であ
る。
【0012】このkTC雑音は、ランダムに発生するた
めに、画像信号から除去することが比較的困難である。
特に、高周波のkTC雑音は除去できないことが多い。
例えば、差動増幅器を用いてリセット時における光電変
換素子D51のカソード電圧を一定に保持することによ
り、kTC雑音を低減することが提案されている。しか
しこの場合、差動増幅器が動作する周波数帯域内のkT
C雑音成分については低減することができるが、それよ
り高周波のkTC雑音成分については低減することがで
きない。
【0013】また、kTC雑音を低減するための回路は
比較的大きな回路構成となることが多い。このような回
路では、構成要素となる素子や配線が画素領域に形成さ
れると、受光部の開口率(フィルファクタ)が低下して
しまうことも問題となる。
【0014】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであり、広帯域のkTC雑音を低減することが可能
なCMOSイメージセンサを提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、図1に示すように、マトリクス状に配置
された各画素領域において感知された画像信号をX−Y
アドレスの指定に基づいて順に出力することにより画像
を撮像するCMOSイメージセンサにおいて、入射光を
光電変換する光電変換素子D11と、前記光電変換素子
D11のカソード電極を初期電圧にリセットするリセッ
トトランジスタM11と、前記光電変換素子D11に蓄
積された電荷を電圧に変換する増幅用トランジスタM1
2と、行方向に並列された前記画素領域からの信号出力
を選択するための行選択信号に基づいて、前記増幅用ト
ランジスタM12の出力電圧を1画素分の画像信号とし
て出力する行選択トランジスタM13とを具備する画素
回路10aと、前記光電変換素子D11に対するリセッ
ト期間中に、前記リセットトランジスタM11のゲート
電位を制御して、前記リセットトランジスタM11のオ
ン抵抗と前記光電変換素子D11のカソードに生じる寄
生容量とで構成されるローパスフィルタのカットオフ周
波数を制御する電圧制御回路20aとを有することを特
徴とするCMOSイメージセンサが提供される。
【0016】このようなCMOSイメージセンサでは、
リセットトランジスタM11がオン状態となることによ
り、光電変換素子D11のカソード電極の電位が初期電
圧とされ、光電変換素子D11に蓄積された電荷がリセ
ットされる。電圧制御回路20aは、光電変換素子D1
1のリセット期間中に、リセットトランジスタM11の
ゲート電位を制御して、リセットトランジスタM11の
有するオン抵抗を変化させる。これにより、画素回路1
0aの内部において、リセットトランジスタM11のオ
ン抵抗と光電変換素子D11のカソードに生じる寄生容
量とにより構成されるローパスフィルタのカットオフ周
波数が制御される。従って、画素回路10aから出力さ
れる画像信号から、任意の周波数以上のkTC雑音の成
分が低減される。
【0017】また、例えば、増幅用トランジスタM12
と行選択トランジスタM13を回路構成の一部として用
いることにより動作する差動増幅器をさらに設けてもよ
い。この差動増幅器は、リセット期間の開始時またはそ
の直前から、終了時までの間のみ動作して、所定の周波
数以下のkTC雑音の成分を低減する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図2は、本発明のCMOSイメー
ジセンサの全体構成を示す図である。
【0019】図2に示すように、本発明のCMOSイメ
ージセンサ1の全体構成は、画素回路10aがマトリク
ス状に配置された画素部10と、垂直方向の画素回路1
0aの指定やリセット信号の電圧制御を行うための垂直
走査シフトレジスタ/電圧制御回路20と、各列の画素
回路10aから出力される画像信号の増幅およびノイズ
低減処理を行うアンプ/ノイズキャンセル回路30と、
列選択トランジスタM41によって水平方向の画素回路
10aからの出力を指定する水平走査シフトレジスタ4
0によって構成される。また、各列選択トランジスタM
41からの出力信号を受ける出力バスL41には、アン
プ41aが接続されている。
【0020】なお、図2では、アンプ/ノイズキャンセ
ル回路30が1つの機能ブロックとして示されている
が、実際には画素回路10aが配置された列ごとに1つ
ずつ配置されている。また、図2では、画素部10にお
いて4行4列の画素回路10aが配列された様子を示し
ているが、実際にはこれより多くの画素回路10aが配
列されていることとする。
【0021】各画素回路10aは、フォトダイオードま
たはフォトゲート等によってなる光電変換素子D11を
具備し、また、例えばNチャネルMOSFETによりそ
れぞれ形成されるリセットトランジスタM11、増幅用
トランジスタM12、および行選択トランジスタM13
が配置されたAPS(Active Pixel Sensor)構成を有
している。
【0022】光電変換素子D11のアノード側は接地さ
れ、カソード側はリセットトランジスタM11のソース
電極、および増幅用トランジスタM12のゲート電極に
接続されている。また、増幅用トランジスタM12のソ
ース電極は、行選択トランジスタM13のドレイン電極
に接続されている。
【0023】垂直走査シフトレジスタ/電圧制御回路2
0からは、光電変換素子D11をリセットするためのリ
セット信号線L11と、行方向の画素回路10aを選択
するための行選択信号線L12が、各行に対して水平方
向に配線されている。リセット信号線L11は、リセッ
トトランジスタM11のゲート電極に接続されて、リセ
ット信号を供給する。また、行選択信号線L12は、行
選択トランジスタM13のゲート電極に接続されて、行
選択信号を供給する。リセットトランジスタM11のド
レイン電極、および増幅用トランジスタM12のドレイ
ン電極は、ともにリセット電圧供給線L13に接続され
ている。
【0024】行選択トランジスタM13のソース電極
は、列方向の画素回路10aを選択するための列選択信
号線L14に接続されている。各列の列選択信号線L1
4は、アンプ/ノイズキャンセル回路30を介して列選
択トランジスタM41のドレイン電極に接続されてい
る。
【0025】各列選択トランジスタM41のソース電極
は、出力バスL41に接続されている。また、各列選択
トランジスタM41のゲート電極には、水平走査シフト
レジスタ40から列選択信号が所定のタイミングで順次
入力される。これにより、アンプ/ノイズキャンセル回
路30において増幅およびノイズ低減処理が施された画
像信号が、出力バスL41に順次出力され、アンプ41
aを介して外部のシステムに送出される。
【0026】次に、図1は、単一の画素回路10aを拡
大して示した図である。なお、この図1では、画素回路
10aとともに、リセットトランジスタM11のゲート
電極にリセット信号RSTを供給する電圧制御回路20
aも示している。
【0027】ここで、図1を用いて、画素回路10aの
基本的な動作について説明する。まず、電圧制御回路2
0aより、リセット信号線L11を通じてリセット信号
RSTが供給され、リセットトランジスタM11が所定
のタイミングでオンになると、光電変換素子D11が初
期電圧としてリセット電位VRに充電される。次いで、
リセット信号RSTがオフにされると、外部からの入射
光に応じて光電変換素子D11に電荷が蓄積され、これ
に伴い、光電変換素子D11のカソード側の電位が低下
する。増幅用トランジスタM12はソースフォロアアン
プとして機能し、光電変換素子D11のカソード側の電
位を増幅する。
【0028】このように信号電荷の蓄積が開始され、所
定時間の経過後に行選択信号線L12より行選択信号S
LCTが、行選択トランジスタM13のゲート電極に入
力されると、増幅用トランジスタM12の出力電圧が、
画像信号として列選択信号線L14に出力される。この
後、リセット信号RSTの入力によりリセットトランジ
スタM11がオン状態に変わり、光電変換素子D11に
蓄積された信号電荷がリセットされるところで、このよ
うな構成の画素回路10aでは、リセット信号RSTが
入力されている間にkTC雑音が発生し、光電変換素子
D11における蓄積電荷に応じた信号電圧にkTC雑音
の成分が重畳する。このkTC雑音は、υkTC=(k
T/C)1/2で表されるランダムな熱雑音である。ここ
で、kはボルツマン定数、Tは絶対温度、Cは光電変換
素子D11の全容量である。
【0029】本発明のCMOSイメージセンサ1では、
このkTC雑音の高周波成分を低減するために、リセッ
トトランジスタM11のゲート電極に供給するリセット
信号RSTの電圧を、電圧制御回路20aにより制御す
る。リセット信号RSTの電圧を制御することにより、
リセットトランジスタM11のオン抵抗が変化する。こ
こで、画素回路10aの回路構成において、リセットト
ランジスタM11の有するオン抵抗と、光電変換素子D
11のカソード側に生じる寄生容量とにより、信号電圧
に対するローパスフィルタが構成されていることから、
リセット時におけるリセットトランジスタM11のオン
抵抗を変化させることにより、このローパスフィルタの
カットオフ周波数を制御することが可能となる。従っ
て、リセット信号RSTの電圧を制御することにより、
任意の周波数以上のkTC雑音成分を低減することがで
きる。
【0030】次に、図3は、電圧制御回路20aより出
力されるリセット信号RSTのパルス形状例を示す図で
ある。図3において、電圧制御回路20aは、リセット
トランジスタM11のゲート電極に対して、タイミング
T301からタイミングT303までの間、リセット信
号RSTを出力する。従って、タイミングT301〜T
303までが、リセットトランジスタM11がオン状態
となり、光電変換素子D11における蓄積電荷がリセッ
トされるリセット期間となる。
【0031】電圧制御回路20aは、このリセット期間
を2分割して、リセット信号の電圧制御を行う。まずタ
イミングT301において、電圧制御回路20aは出力
電圧を電源電圧VDDとする。これにより、リセットト
ランジスタM11はオン状態となるが、このとき、電源
電圧VDDによってリセットトランジスタM11のオン
抵抗ができるだけ低い状態とすることで、光電変換素子
D11における蓄積電荷を確実にリセットする。
【0032】次に、所定時間後のタイミングT302に
おいて、電圧制御回路20aは、上記のローパスフィル
タのカットオフ周波数を制御するための制御電圧Vco
ntを出力する。この制御電圧Vcontは、リセット
トランジスタM11の有するしきい値電圧以上とされ、
通常、図3に示すように電源電圧VDDより低い電圧と
なる。このように、リセットトランジスタM11のゲー
ト電位が低下することによって、リセットトランジスタ
M11のオン抵抗が増加して、ローパスフィルタのカッ
トオフ周波数が低下する。従って、制御電圧Vcont
の大きさにより、ローパスフィルタのカットオフ周波数
を任意に設定することが可能となり、この期間におい
て、カットオフ周波数以上のkTC雑音の成分が低減さ
れる。
【0033】次に、タイミングT303において、制御
電圧Vcontの出力が停止されて出力電圧がGND電
位となり、光電変換素子D11における積分が開始され
る。以上のように、リセット信号RSTの電圧を制御電
圧Vcontに制御することにより、kTC雑音の低減
が可能な周波数の下限の値を任意に設定することが可能
となる。また、この制御電圧Vcontの出力に先立っ
て、電源電圧VDDを出力することにより、光電変換素
子D11に対するリセットを確実に行うことが可能とな
る。
【0034】次に、電圧制御回路20aの具体的な回路
構成の例について説明する。図4は、電圧制御回路20
aの第1の回路構成例を示す図である。なお、図4では
参考のため、上述した画素回路10aの回路構成も同時
に示している。
【0035】図4に示す電圧制御回路21aは、Pチャ
ネルMOSトランジスタ(以下、PMOSトランジスタ
と略称する)M21およびNチャネルMOSトランジス
タ(以下、NMOSトランジスタと略称する)M22に
よって構成されるCMOSインバータ回路と、これらの
各トランジスタの間に挿入されたブルーミング制御用ト
ランジスタM23と、リセット電圧供給線L13との接
続を調節するための回路接続用トランジスタM24によ
って構成される。なお、この例では、ブルーミング制御
用トランジスタM23および回路接続用トランジスタM
24としてNチャネルMOSトランジスタを使用してい
るが、ともにPチャネルMOSトランジスタを使用して
もよい。
【0036】PMOSトランジスタM21のソース電極
には電源電圧VDDが供給され、NMOSトランジスタ
M22のソース電極は接地されている。PMOSトラン
ジスタM21およびNMOSトランジスタM22のゲー
ト電極には、リセット制御信号Vrs21およびVrs
22がそれぞれ入力される。また、ブルーミング制御用
トランジスタM23のドレイン電極は、PMOSトラン
ジスタM21のドレイン電極およびリセット信号線L1
1に接続され、ソース電極は、NMOSトランジスタM
22のソース電極に接続されている。さらにブルーミン
グ制御用トランジスタM23のゲート電極は、ドレイン
電極と共通接続されている。
【0037】また、回路接続用トランジスタM24のド
レイン電極は、リセット電圧供給線L13に接続され、
ソース電極は、NMOSトランジスタM22とブルーミ
ング制御用トランジスタM23との接続点に接続されて
いる。さらに、ゲート電極には、回路接続信号SW24
が入力される。
【0038】次に、この電圧制御回路21aの動作を、
画素回路10aの動作と関連させて説明する。まず、リ
セット制御信号Vrs21がローレベル、リセット制御
信号Vrs22がローレベル、回路接続信号SW24が
ローレベルになると、PMOSトランジスタM21がオ
ン状態となって、リセット信号RSTとして電源電圧V
DDが出力される。これによりリセット期間が開始さ
れ、光電変換素子D11のカソード側がリセット電圧V
Rによりリセットされる。
【0039】所定時間の経過後、リセット制御信号Vr
s21および回路接続信号SW24がともにハイレベル
に変化すると、PMOSトランジスタM21がオフ状態
になるとともに、回路接続用トランジスタM24がオン
状態となる。この状態がリセット信号RSTとして制御
電圧Vcontが出力されている状態となり、リセット
電圧VRを基準として、ブルーミング制御用トランジス
タM23の有するしきい値電圧Vthが出力される。こ
れにより、リセットトランジスタM11のオン抵抗が上
昇し、リセットトランジスタM11および光電変換素子
D11により構成されるローパスフィルタのカットオフ
周波数が設定される。
【0040】さらに、所定時間の経過後、リセット制御
信号Vrs22がハイレベル、回路接続信号SW24が
ローレベルに変化して、NMOSトランジスタM22が
オン状態に、また回路用接続トランジスタM24がオフ
状態となる。このとき、リセット期間の終了となる。こ
の状態では、リセット信号RSTノードは、GND電位
を基準として、ブルーミング制御用トランジスタM23
のしきい値電圧Vth付近の電位となり、リセットトラ
ンジスタM11が完全にオフ状態とならない。このた
め、光電変換素子D11に対して強い光が入射した場合
に、発生される余剰電荷を、リセットトランジスタM1
1を通してリセット電圧供給線L13側に逃がすことが
でき、ブルーミング現象が抑制される。
【0041】なお、ブルーミング現象を抑制している期
間においては、リセットトランジスタM11のゲート電
極に電源電圧VDDを用いて定電流を流し込み、リセッ
ト信号RSTノードを、ブルーミング制御用トランジス
タM23のしきい値電圧Vthによって確実にクランプ
させるようにしてもよい。
【0042】ところで、この図4に示した電圧制御回路
21aでは、ローパスフィルタのカットオフ周波数を設
定するための制御電圧Vcontが、ブルーミング制御
用トランジスタM23の有するしきい値電圧Vthに応
じて決定される。このブルーミング制御用トランジスタ
M23については、リセットトランジスタM11とブル
ーミング制御用トランジスタM23の各しきい値電圧の
比を考慮し、所望のカットオフ周波数に制御可能なもの
をこのしきい値電圧の比に応じて選択することが望まし
い。これにより、リセットトランジスタM11とブルー
ミング制御用トランジスタM23との間のプロセスばら
つきによって、リセットトランジスタM11のオン抵抗
に対する制御に誤差が生じることが少なくなり、カット
オフ周波数を設定値に対してより確実に近づけることが
可能となる。
【0043】なお、ブルーミング制御用トランジスタM
23としては、例えば、リセットトランジスタM11と
比較して10倍等といったしきい値電圧Vthの高いも
のが選択されることが多い。
【0044】以上の電圧制御回路21aでは、リセット
期間において、リセット信号RSTの電位を所望の制御
電圧Vcontに確実に制御することができるととも
に、光電変換素子D11による積分期間において、ブル
ーミング現象の発生を抑制することが可能となる。
【0045】次に、上記の構成に加えて、画素回路10
aを構成する素子の一部を用いた差動増幅器をさらに設
けることにより、全周波数帯域にわたってkTC雑音を
低減することが可能な回路構成例について説明する。こ
の差動増幅器は、画素回路10a内の構成要素以外は、
アンプ/ノイズキャンセル回路30の内部に形成され
る。
【0046】図5は、本発明に適用可能な差動増幅器の
回路構成例を示す図である。なお、図5では、上記の図
1、図2および図4で示したCMOSイメージセンサ1
と対応する構成要素には同じ符号を付して示しており、
その説明は省略する。
【0047】図5に示す差動増幅器30aを構成する素
子のうち、画素回路10aの内部に形成される素子以外
は、アンプ/ノイズキャンセル回路30の内部におい
て、列ごとに形成される。なお、図5では説明を簡略化
するために、画素回路10aについては列方向に並設さ
れたうちの1画素分のみを示している。
【0048】図5に示すように、kTC雑音を低減する
ための差動増幅器30aは、画素回路10a内の増幅用
トランジスタM12および行選択トランジスタM13を
その構成要素の一部として具備している。行選択トラン
ジスタM13のソース電極は、列選択信号線L14を介
して、この行選択トランジスタM13とほぼ同一特性を
有する回路切り換え用トランジスタM31のソース電極
に接続されている。また、回路切り換え用トランジスタ
M31のゲート電極には、回路切り換え信号SW30が
入力される。
【0049】行選択トランジスタM13と回路切り換え
用トランジスタM31との接続点は、定電流源301に
接続されているとともに、外部に対する出力端子となっ
ている。
【0050】回路切り換え用トランジスタM31のドレ
イン電極は、増幅用トランジスタM12とほぼ同一特性
を有する第1差動トランジスタM32のソース電極に接
続されている。この第1差動トランジスタM32のゲー
ト電極には、リセット信号RSTの入力に同期してリセ
ット電圧VRが印加される。また、第1差動トランジス
タM32のドレイン電極は、例えばPチャネルMOS型
であるトランジスタM33のドレイン電極に接続されて
いる。さらに、このトランジスタM33のソース電極に
は、電源電圧VDDが印加されている。
【0051】一方、画素回路10a内のリセットトラン
ジスタM11および増幅用トランジスタM12の各ドレ
イン電極は、例えばPチャネルMOS型であるトランジ
スタM34のドレイン電極に接続されている。このトラ
ンジスタM34のソース電極には、電源電圧VDDが印
加されている。なお、リセットトランジスタM11およ
び増幅用トランジスタM12の各ドレイン電極と、トラ
ンジスタM34とを接続する配線は、画素回路10aの
形成領域の外部で、列選択信号線L14に沿って形成さ
れる。
【0052】トランジスタM33およびM34の各ゲー
ト電極は、共通接続されている。また、第1差動トラン
ジスタM32とトランジスタM33との接続点と、共通
接続されたトランジスタM33およびM34の各ゲート
電極との間には、回路切り換え用トランジスタM35が
設けられている。この回路切り換え用トランジスタM3
5のゲート電極には、回路切り換え信号SW30が入力
される。また、トランジスタM33およびM34のゲー
ト電極は、さらに、回路切り換え用トランジスタM36
のドレイン電極に接続されている。この回路切り換え用
トランジスタM36のソース電極は接地され、ゲート電
極には、上記の回路切り換え信号SW30と逆極性の回
路切り換え信号SWX30が入力される。
【0053】このような構成において、行選択トランジ
スタM13および回路切り換え用トランジスタM35を
ともにオン状態とし、回路切り換え用トランジスタM3
6をオフ状態とすることにより、ゲート電極が共通接続
されたトランジスタM33およびM34は、カレントミ
ラー回路を構成する。従って、行選択トランジスタM1
3、回路切り換え用トランジスタM31およびM35を
すべてオン状態とし、回路切り換え用トランジスタM3
6をオフ状態とした場合に、画素回路10a内の増幅用
トランジスタM12を、第1差動トランジスタM32と
の差動対をなす第2差動トランジスタと見ることによ
り、付加抵抗としてカレントミラー回路を具備する差動
増幅器30aが動作することになる。
【0054】なお、上記の差動増幅器30aの出力側に
は、リセットオフ時に発生する雑音を除去するための相
関二重サンプリング(Corelated Double Sampling:以
下、CDSと略称する)回路30bがさらに設けられて
いる。このCDS回路30bの内部構成については、後
の図6において説明する。
【0055】次に、上記の差動増幅器30aを用いてk
TC雑音を低減させる動作について説明する。光電変換
素子D11のリセット期間が終了して、リセット信号R
STの入力が非活性レベルにある状態では、回路切り換
え用トランジスタM31およびM35はオフ状態とな
り、また回路切り換え用トランジスタM36はオン状態
となる。これにより、差動増幅器30aの主要部が画素
回路10a内の素子と電気的に分離され、差動増幅器3
0aは機能していない状態となる。このとき、光電変換
素子D11では、入射光に応じた信号蓄積動作が行われ
る。
【0056】次に、所定時間後に回路切り換え用トラン
ジスタM36をオフ状態にするとともに、回路切り換え
用トランジスタM31およびM35をオン状態とする。
また、このとき、行選択トランジスタM13もオン状態
となっている。これにより、差動増幅器30aの動作が
開始される。この状態で、リセットトランジスタM11
のゲート電極にリセット信号RSTが入力されるととも
に、第1差動トランジスタM32のゲート電極にリセッ
ト電圧VRが印加される。
【0057】差動増幅器30aは、リセット信号RST
がオン状態となっている間、カレントミラー回路の出力
側であるトランジスタM34の出力電圧を制御して、光
電変換素子D11のカソード側の電位を常にリセット電
圧VRに維持する。このように、差動増幅器30aはリ
セット期間において増幅率が1のオペアンプとして動作
する。このような動作により、差動増幅器30aは、リ
セット期間において発生するkTC雑音を常に一定のレ
ベルまで低減させる。
【0058】なお、上記の差動増幅器30aの回路構成
によれば、その回路主要部が画素回路10aの形成領域
の外部に配置される。また、差動増幅器30aの動作時
においては、画素回路10a内の素子を回路構成の一部
として回路を構成するようになっている。従って、画素
の開口率を低下させることなく、kTC雑音を低減する
ことができる。
【0059】ところで、この差動増幅器30aでは、動
作する周波数帯域が限られており、高周波の成分につい
てはkTC雑音を低減する能力を持たない。そのため、
電圧制御回路20aによるリセット信号RSTに対する
電圧制御により、画素回路10a内のリセットトランジ
スタM11のオン抵抗と光電変換素子D11の寄生容量
とによって構成されるローパスフィルタを機能させて、
kTC雑音の高周波成分を低減する。このとき、電圧制
御回路20aは、ローパスフィルタのカットオフ周波数
が、差動増幅器30aの動作する周波数帯域の上限の値
以下となるように、リセット信号RSTの電圧を制御す
る。これによって、広い周波数帯域にわたって発生する
kTC雑音を低減することが可能となる。
【0060】また、差動増幅器30aの出力側にCDS
回路30bを設けることにより、リセット信号RSTの
オフ時においてリセットトランジスタM11で発生する
リセット雑音を除去することが可能となる。このリセッ
ト雑音は、リセットトランジスタM11の有するしきい
値電圧のばらつきにより、各画素回路10aで一定のレ
ベルとならない。このため、CDS回路30bにより、
まず画素回路10aからのリセット雑音が重畳された画
像信号をサンプリングした後、リセット時の出力電圧を
再びサンプリングしてその差信号を得ることにより、リ
セット雑音を除去する。
【0061】図6は、本発明に適用可能なCDS回路3
0bの回路構成例を示す図である。図6では例として、
1画素分の画素回路10a、および1列分の差動増幅器
30aの一部ととともに、この差動増幅器30aに対応
する1列分のCDS回路30bの構成を示している。
【0062】図6に示すように、CDS回路30bで
は、差動増幅器30aから出力された画像信号の入力を
制御するサンプルホールド用スイッチ302が設けられ
ている。サンプルホールド用スイッチ302の出力側に
は、信号を保持するためのサンプルホールド用容量C3
1が接続されている。サンプルホールド用容量C31の
他端には、基準電圧VREFを供給する基準電圧源30
3が接続されている。
【0063】また、サンプルホールド用スイッチ302
とサンプルホールド用容量C31との接続点は、アンプ
304の入力端子に接続されている。アンプ304の出
力端子には、CDS容量C32が接続され、CDS容量
C32の他端はアンプ305の入力端子に接続されてい
る。
【0064】また、サンプルホールド用容量C31と基
準電圧源303との接続点は、クランプスイッチ306
を介して、CDS容量C32とアンプ305との接続点
に接続されている。クランプスイッチ306の開閉によ
り、CDS容量C32のアンプ305側の端子の電位
を、基準電圧源303による基準電圧VREFから切り
離したり、あるいは基準電圧VREFに固定することが
できるようになっている。また、アンプ305の出力端
子は、列選択トランジスタM41を介して出力バスL4
1に接続されている。
【0065】次に、このCDS回路30bの動作を、画
素回路10aおよび差動増幅器30aにおける動作と関
連させて説明する。まず、差動増幅器30a内の行選択
トランジスタM13、回路切り換え用トランジスタM3
1およびM35をオン状態とし、また回路切り換え用ト
ランジスタM36をオフ状態として、差動増幅器30a
によるkTC雑音の低減動作が開始される。そして、こ
れと同時あるいはその後に、行選択トランジスタM13
をオン状態に維持したまま、リセットトランジスタM1
1をオン状態にする。これにより、光電変換素子D11
をリセット電圧VRにリセットするとともに、このリセ
ット電圧VRを列選択信号線L14に出力する。以上の
動作は、水平ブランキング期間において行われる。
【0066】次に、リセット期間が終了すると、差動増
幅器30aと画素回路10aとが電気的に分離されると
ともに、光電変換素子D11による積分が開始される。
このとき、光電変換素子D11によって蓄積された電荷
量に応じた増幅用トランジスタM12の電圧変動が、画
像信号の電圧として列選択信号線L14に出力される。
【0067】その後、クランプスイッチ306およびサ
ンプルホールド用スイッチ302をオン状態にする。こ
れにより、サンプルホールド用容量C31とアンプ30
4との接続点に画像信号の電圧が印加され、サンプルホ
ールド用容量C31とCDS容量C32の双方に、積分
時間に応じた画像信号が電荷として蓄積される。このと
き蓄積された信号には、リセット雑音成分が重畳されて
いる。一定時間の経過後に、クランプスイッチ306お
よびサンプルホールド用スイッチ302をオフにして、
サンプリングした画像信号をホールドする。
【0068】次に、リセット雑音成分のみをサンプルホ
ールド用容量C31に蓄積するために、差動増幅器30
aの動作を再び開始させるとともに、これと同時または
この直後に再度リセットトランジスタM11をオン状態
にする。これにより、光電変換素子D11はリセット電
圧VRにリセットされ、列選択信号線L14にはリセッ
ト電圧VRが出力される。このとき、サンプルホールド
用スイッチ302をオンにした後、リセット信号RST
をオフにして、さらに所定時間後にサンプルホールド用
スイッチ302もオフにする。
【0069】この動作により、CDS容量C32とアン
プ305との接続点には、基準電圧VREFと、リセッ
ト雑音成分のみが除去された画像信号との差電圧が現れ
る。従って、その後に水平走査シフトレジスタ40から
の列選択信号に同期して、列選択トランジスタM41を
オン状態にし、クランプスイッチ306をオンにするこ
とにより、リセット雑音成分が除去された画像信号が出
力バスL41に転送される。
【0070】次に、上記の差動増幅器30aが設けられ
た場合のCMOSイメージセンサ回路に適用可能な電圧
制御回路20aの回路構成例について説明する。図7
は、本発明に適用可能な電圧制御回路20aの第2の回
路構成例を示す図である。
【0071】図7では、図を簡略化するために、差動増
幅器30aの回路構成の詳細を省略して、1つのブロッ
クとして示している。また、図4に対応する構成要素に
は同じ符号を付して示しており、その説明は省略する。
また、差動増幅器30a内の第1差動トランジスタM3
2のゲート電極には、リセット電圧源307よりリセッ
ト電圧VRが印加されるものとしている。
【0072】この図7に示す電圧制御回路22aは、差
動増幅器30aが構成されない場合の回路構成例として
図4に示した電圧制御回路21aと、基本的に同様の回
路構成を有している。すなわち、図7に示す電圧制御回
路22aは、CMOSインバータ回路を構成するPMO
SトランジスタM21およびNMOSトランジスタM2
2の間に、ブルーミング制御用トランジスタM23が挿
入された構成を有し、共通接続されたブルーミング制御
用トランジスタM23のドレイン電極およびゲート電極
に、リセット信号RSTを出力するリセット信号線L1
1が接続されている。
【0073】また、回路接続用トランジスタM24は、
NMOSトランジスタM22とブルーミング制御用トラ
ンジスタM23との接続点と、リセット電圧源307の
出力側との間に設けられる。回路接続用トランジスタM
24は、入力される回路接続信号SW24に応じて、こ
れらの間の接続を調節する機能を果たす。
【0074】この電圧制御回路22aは、図4の電圧制
御回路21aと同様に動作する。すなわち、まず、リセ
ット制御信号Vrs21がローレベル、リセット制御信
号Vrs22がローレベル、回路接続信号SW24がロ
ーレベルになると、PMOSトランジスタM21がオン
状態となって、リセット信号RSTとして電源電圧VD
Dが出力される。これによりリセット期間が開始され、
光電変換素子D11のカソード側がリセット電圧VRに
よりリセットされる。
【0075】所定時間の経過後、リセット制御信号Vr
s21および回路接続信号SW24がともにハイレベル
に変化すると、PMOSトランジスタM21がオフ状
態、回路接続用トランジスタM24がオン状態となっ
て、リセット電圧VRを基準として、ブルーミング制御
用トランジスタM23の有するしきい値電圧Vthが出
力される。この状態が、リセットトランジスタM11お
よび光電変換素子D11により構成されるローパスフィ
ルタのカットオフ周波数を設定するための制御電圧Vc
ontの出力状態となる。
【0076】さらに、所定時間の経過後、リセット制御
信号Vrs22がハイレベル、回路接続信号SW24が
ローレベルに変化して、NMOSトランジスタM22が
オン状態、回路用接続トランジスタM24がオフ状態と
なって、リセット期間が終了する。この状態では、リセ
ット信号RSTノードは、GND電位を基準として、ブ
ルーミング制御用トランジスタM23のしきい値電圧V
th付近の電位となり、ブルーミング現象を抑制するよ
うに動作される。
【0077】以上の電圧制御回路22aでは、ブルーミ
ング制御用トランジスタM23の有するしきい値電圧V
thに応じて、リセット信号RSTとして出力する制御
電圧Vcontの値を制御することにより、リセットト
ランジスタM11および光電変換素子D11によるロー
パスフィルタのカットオフ周波数を任意に設定すること
が可能となる。この際に、カットオフ周波数が、差動増
幅器30aの動作する周波数帯域の上限以下の値となる
ように、ブルーミング制御用トランジスタM23を選択
することにより、広い周波数帯域にわたってkTC雑音
を漏れなく低減することが可能となる。
【0078】また、図4の場合と同様に、ブルーミング
制御用トランジスタM23の選択の際には、プロセスば
らつきによるカットオフ周波数の誤差の発生を防止する
ために、リセットトランジスタM11とブルーミング制
御用トランジスタM23の各しきい値電圧の比に応じて
選択することが望ましい。
【0079】ところで、上述したように、画素回路10
a内の素子を共通に使用して動作する差動増幅器30a
が設けられた場合には、電圧制御回路20aにより、リ
セットトランジスタM11および光電変換素子D11に
よるローパスフィルタのカットオフ周波数を、差動増幅
器30aの動作する周波数帯域の上限以下に設定するこ
とにより、広帯域なkTC雑音の低減を可能としてい
る。しかし、差動増幅器30aの動作する周波数帯域の
上限付近では、kTC雑音に対して必ずしも安定的な低
減効果が得られない場合がある。
【0080】これに対して、差動増幅器30aに対して
付与するバイアス電流を増加させて、差動増幅器30a
の動作可能な周波数帯域の上限を上昇させることで、こ
の上限付近の周波数帯域でもkTC雑音を安定的に低減
することが可能となる。以下、このようにバイアス電流
を増加させることが可能な回路構成例について説明す
る。
【0081】図8は、本発明に適用可能なバイアス電流
発生回路の回路構成例を示す図である。なお、図8で
は、図7と同様に図を簡略化するために、差動増幅器3
0aの回路構成の詳細を省略して1つのブロックとして
示している。
【0082】図8に示すバイアス電流発生回路30c
は、図5に示した差動増幅器30aの回路構成上におけ
る定電流源301に対応し、アンプ/ノイズキャンセル
回路30の内部に配置される。このバイアス電流発生回
路30cは、定電流供給用として大きさの異なるトラン
ジスタM37およびM38を具備している。トランジス
タM38は、トランジスタM37と比較して例えば10
倍といった電流増幅率を有している。
【0083】各トランジスタM37およびM38のドレ
イン電極は、列選択信号線L14に接続されている。ま
た、トランジスタM37のゲート電極には、バイアス電
流発生用の基準電圧VBが供給される。一方、トランジ
スタM38のゲート電極は、回路切り換えスイッチ30
8をオン状態とすることにより基準電圧VBが印加さ
れ、回路切り換えスイッチ309をオン状態とすること
により接地される。
【0084】回路切り換えスイッチ308は、差動増幅
器30a内の回路接続用トランジスタM31およびM3
5に入力される回路接続信号SW30に同期して開閉さ
れる。また、回路切り換えスイッチ309は、この回路
接続信号SW30の逆極性で開閉される。従って、この
バイアス電流発生回路30cでは、差動増幅器30aの
動作中にのみトランジスタM38がオン状態となり、差
動増幅器30aに対するバイアス電流を増加させる。
【0085】これにより、差動増幅器30aの動作可能
な周波数帯域が広げられ、この周波数帯域の上限が、電
圧制御回路20aにより設定されたローパスフィルタの
カットオフ周波数を常に十分大きく上回る状態となる。
従って、低減可能なkTC雑音の周波数帯域に漏れが生
じることがなくなり、kTC雑音の低減を広帯域にわた
って安定的に行うことが可能となる。
【0086】また、回路切り換えスイッチ308および
309を設けたことにより、差動増幅器30aの動作停
止時にはトランジスタM38の動作も停止され、大きな
バイアス電流が発生されないので、消費電力が抑制され
る。
【0087】なお、上記の差動増幅器30aの回路構成
例では、第1差動トランジスタM32として、画素回路
10a内の増幅用トランジスタM12と同じ特性を有す
るものを用いたが、これらの間のトランジスタ比をずら
し、第1差動トランジスタM32としてしきい値電圧の
大きなものを使用してもよい。これにより、リセットト
ランジスタM11のドレイン電極側の電位が高まり、リ
セットトランジスタM11のオン抵抗が高められること
から、リセットトランジスタM11および光電変換素子
D11によるローパスフィルタのカットオフ周波数をよ
り低下させることが可能となり、電圧制御回路20aに
よるカットオフ周波数の設定の自由度が増す。
【0088】(付記1) マトリクス状に配置された各
画素領域において感知された画像信号をX−Yアドレス
の指定に基づいて順に出力することにより画像を撮像す
るCMOSイメージセンサにおいて、入射光を光電変換
する光電変換素子と、前記光電変換素子のカソード電極
を初期電圧にリセットするリセットトランジスタと、前
記光電変換素子に蓄積された電荷を電圧に変換する増幅
用トランジスタと、行方向に並列された前記画素領域か
らの信号出力を選択するための行選択信号に基づいて、
前記増幅用トランジスタの出力電圧を1画素分の画像信
号として出力する行選択トランジスタとを具備する画素
回路と、前記光電変換素子に対するリセット期間中に、
前記リセットトランジスタのゲート電位を制御して、前
記リセットトランジスタのオン抵抗と前記光電変換素子
のカソードに生じる寄生容量とで構成されるローパスフ
ィルタのカットオフ周波数を制御する電圧制御回路と、
を有することを特徴とするCMOSイメージセンサ。
【0089】(付記2) 前記電圧制御回路は、前記リ
セット期間中において、前記リセットトランジスタの前
記ゲート電位を電源電位に設定して前記光電変換素子の
カソード電極を前記初期電圧にリセットした後、前記ゲ
ート電位を前記カットオフ周波数を制御するための周波
数制御電位に設定することを特徴とする付記1記載のC
MOSイメージセンサ。
【0090】(付記3) 前記電圧制御回路は、Pチャ
ネルMOSトランジスタおよびNチャネルMOSトラン
ジスタを具備して前記リセットトランジスタのゲート電
極を駆動するインバータ回路と、前記PチャネルMOS
トランジスタのドレイン電極と、前記NチャネルMOS
トランジスタのドレイン電極との間に設けられるブルー
ミング制御用トランジスタと、を有することを特徴とす
る付記1記載のCMOSイメージセンサ。
【0091】(付記4) 前記ブルーミング制御用トラ
ンジスタは、ゲート電極とドレイン電極とが前記リセッ
トトランジスタのゲート電極と接続されたMOSトラン
ジスタであることを特徴とする付記3記載のCMOSイ
メージセンサ。
【0092】(付記5) 前記カットオフ周波数の制御
時において、前記ブルーミング制御用トランジスタのド
レイン電極に接続された前記PチャネルMOSトランジ
スタまたは前記NチャネルMOSトランジスタがオン状
態とされ、前記ブルーミング制御用トランジスタのソー
ス電極に接続された前記NチャネルMOSトランジスタ
または前記PチャネルMOSトランジスタがオフ状態と
されるとともに、前記ブルーミング制御用トランジスタ
のソース電極に前記初期電圧が供給されることを特徴と
する付記4記載のCMOSイメージセンサ。
【0093】(付記6) 前記電圧制御回路は、前記リ
セットトランジスタの有するしきい値電圧と、前記ブル
ーミング制御用トランジスタの有するしきい値電圧との
比に応じて、前記カットオフ周波数の制御時における前
記リセットトランジスタのゲート電位を設定することを
特徴とする付記4記載のCMOSイメージセンサ。
【0094】(付記7) 前記電圧制御回路は、前記リ
セット期間以外の期間において、前記リセットトランジ
スタが完全にオフ状態とならないように前記リセットト
ランジスタの前記ゲート電位を制御することを特徴とす
る付記1記載のCMOSイメージセンサ。
【0095】(付記8) 前記リセット期間の開始時ま
たはその直前から、終了時までの間、前記増幅用トラン
ジスタおよび前記行選択トランジスタを回路構成の一部
として用いることにより動作する差動増幅器をさらに有
することを特徴とする付記1記載のCMOSイメージセ
ンサ。
【0096】(付記9) 前記電圧制御回路は、前記カ
ットオフ周波数が、前記差動増幅器の動作する周波数帯
域の上限値以下となるように、前記リセットトランジス
タのゲート電位を制御することを特徴とする付記8記載
のCMOSイメージセンサ。
【0097】(付記10) 前記差動増幅器は、前記差
動増幅器の動作期間中において前記初期電圧が供給され
る第1の差動トランジスタを具備し、前記増幅用トラン
ジスタは、前記動作期間中において、前記第1の差動ト
ランジスタと対をなす第2の差動トランジスタとして用
いられることを特徴とする付記8記載のCMOSイメー
ジセンサ。
【0098】(付記11) 前記差動増幅器は、前記動
作期間中において、前記増幅用トランジスタおよび前記
行選択トランジスタと前記第1の差動トランジスタとを
電気的に接続し、前記リセット期間以外において、前記
増幅用トランジスタおよび前記行選択トランジスタと前
記第1の差動トランジスタとを電気的に分離する回路切
り換え用トランジスタを具備していることを特徴とする
付記10記載のCMOSイメージセンサ。
【0099】(付記12) 前記差動増幅器において、
前記第1の差動トランジスタの有するしきい値電圧は、
前記増幅用トランジスタの有するしきい値電圧より高い
ことを特徴とする付記10記載のCMOSイメージセン
サ。
【0100】(付記13) 前記差動増幅器の動作時に
おいて、前記差動増幅器に対するバイアス電流を増加さ
せるバイアス制御回路をさらに有することを特徴とする
付記8記載のCMOSイメージセンサ。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のCMOS
イメージセンサでは、電圧制御回路が、光電変換素子の
リセット期間中に、リセットトランジスタのゲート電位
を制御して、リセットトランジスタの有するオン抵抗を
変化させる。これによって、画素回路の内部において、
リセットトランジスタのオン抵抗と光電変換素子のカソ
ードに生じる寄生容量とにより構成されるローパスフィ
ルタのカットオフ周波数が制御される。従って、画素回
路から出力される画像信号から、任意の周波数以上の成
分が遮断され、kTC雑音の高周波成分を低減すること
が可能となる。
【0102】また、例えば、増幅用トランジスタと行選
択トランジスタを回路構成の一部として用いることによ
り動作する差動増幅器をさらに設けてもよい。この差動
増幅器は、リセット期間の開始時またはその直前から、
終了時までの間のみ動作して、所定の周波数以下のkT
C雑音の成分を低減する。従って、上記のローパスフィ
ルタの特性と合わせて、広帯域のkTC雑音を低減する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCMOSイメージセンサが具備する単
一の画素回路を示す拡大図である。
【図2】本発明のCMOSイメージセンサの全体構成を
示す図である。
【図3】電圧制御回路より出力されるリセット信号のパ
ルス形状例を示す図である。
【図4】本発明に適用可能な電圧制御回路の第1の回路
構成例を示す図である。
【図5】本発明に適用可能な差動増幅器の回路構成例を
示す図である。
【図6】本発明に適用可能なCDS回路の回路構成例を
示す図である。
【図7】本発明に適用可能な電圧制御回路の第2の回路
構成例を示す図である。
【図8】本発明に適用可能なバイアス電流発生回路の回
路構成例を示す図である。
【図9】従来のCMOSイメージセンサにおける単一の
画素回路とその周辺の回路構成例を示す図である。
【符号の説明】
10a 画素回路 20a 電圧制御回路 D11 光電変換素子 M11 リセットトランジスタ M12 増幅用トランジスタ M13 行選択トランジスタ L11 リセット信号線 L12 行選択信号線 L13 リセット電圧供給線 L14 列選択信号線
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Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクス状に配置された各画素領域に
    おいて感知された画像信号をX−Yアドレスの指定に基
    づいて順に出力することにより画像を撮像するCMOS
    イメージセンサにおいて、 入射光を光電変換する光電変換素子と、前記光電変換素
    子のカソード電極を初期電圧にリセットするリセットト
    ランジスタと、前記光電変換素子に蓄積された電荷を電
    圧に変換する増幅用トランジスタと、行方向に並列され
    た前記画素領域からの信号出力を選択するための行選択
    信号に基づいて、前記増幅用トランジスタの出力電圧を
    1画素分の画像信号として出力する行選択トランジスタ
    とを具備する画素回路と、 前記光電変換素子に対するリセット期間中に、前記リセ
    ットトランジスタのゲート電位を制御して、前記リセッ
    トトランジスタのオン抵抗と前記光電変換素子のカソー
    ドに生じる寄生容量とで構成されるローパスフィルタの
    カットオフ周波数を制御する電圧制御回路と、 を有することを特徴とするCMOSイメージセンサ。
  2. 【請求項2】 前記電圧制御回路は、前記リセット期間
    中において、前記リセットトランジスタの前記ゲート電
    位を電源電位に設定して前記光電変換素子のカソード電
    極を前記初期電圧にリセットした後、前記ゲート電位を
    前記カットオフ周波数を制御するための周波数制御電位
    に設定することを特徴とする請求項1記載のCMOSイ
    メージセンサ。
  3. 【請求項3】 前記電圧制御回路は、 PチャネルMOSトランジスタおよびNチャネルMOS
    トランジスタを具備して前記リセットトランジスタのゲ
    ート電極を駆動するインバータ回路と、 前記PチャネルMOSトランジスタのドレイン電極と、
    前記NチャネルMOSトランジスタのドレイン電極との
    間に設けられるブルーミング制御用トランジスタと、 を有することを特徴とする請求項1記載のCMOSイメ
    ージセンサ。
  4. 【請求項4】 前記ブルーミング制御用トランジスタ
    は、ゲート電極とドレイン電極とが前記リセットトラン
    ジスタのゲート電極と接続されたMOSトランジスタで
    あることを特徴とする請求項3記載のCMOSイメージ
    センサ。
  5. 【請求項5】 前記カットオフ周波数の制御時におい
    て、前記ブルーミング制御用トランジスタのドレイン電
    極に接続された前記PチャネルMOSトランジスタまた
    は前記NチャネルMOSトランジスタがオン状態とさ
    れ、前記ブルーミング制御用トランジスタのソース電極
    に接続された前記NチャネルMOSトランジスタまたは
    前記PチャネルMOSトランジスタがオフ状態とされる
    とともに、前記ブルーミング制御用トランジスタのソー
    ス電極に前記初期電圧が供給されることを特徴とする請
    求項4記載のCMOSイメージセンサ。
  6. 【請求項6】 前記電圧制御回路は、前記リセットトラ
    ンジスタの有するしきい値電圧と、前記ブルーミング制
    御用トランジスタの有するしきい値電圧との比に応じ
    て、前記カットオフ周波数の制御時における前記リセッ
    トトランジスタのゲート電位を設定することを特徴とす
    る請求項4記載のCMOSイメージセンサ。
  7. 【請求項7】 前記リセット期間の開始時またはその直
    前から、終了時までの間、前記増幅用トランジスタおよ
    び前記行選択トランジスタを回路構成の一部として用い
    ることにより動作する差動増幅器をさらに有することを
    特徴とする請求項1記載のCMOSイメージセンサ。
  8. 【請求項8】 前記電圧制御回路は、前記カットオフ周
    波数が、前記差動増幅器の動作する周波数帯域の上限値
    以下となるように、前記リセットトランジスタのゲート
    電位を制御することを特徴とする請求項7記載のCMO
    Sイメージセンサ。
  9. 【請求項9】 前記差動増幅器は、前記差動増幅器の動
    作期間中において前記初期電圧が供給される第1の差動
    トランジスタを具備し、 前記増幅用トランジスタは、前記動作期間中において、
    前記第1の差動トランジスタと対をなす第2の差動トラ
    ンジスタとして用いられることを特徴とする請求項7記
    載のCMOSイメージセンサ。
  10. 【請求項10】 前記差動増幅器の動作時において、前
    記差動増幅器に対するバイアス電流を増加させるバイア
    ス制御回路をさらに有することを特徴とする請求項7記
    載のCMOSイメージセンサ。
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