JP2008053959A - 固体撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 入力信号レベルに応じて生じる列アンプのアンプ電源とグランド配線との間を流れる電流の変動を、固体撮像装置の光電変換特性についての製造マージンや動作マージンを小さくすることなく低減することができる固体撮像装置を得ること。
【解決手段】 行方向および列方向に撮像画素20が配置された画素アレイ1と、上記画素アレイ1の各列の前記撮像画素20からの信号を共通に出力する複数の垂直信号線108と、上記複数の垂直信号線108に対して設けられた複数の列アンプ109とを備え、前記複数の列アンプ109の列アンプ電源30とグランド31間に、前記列アンプ109の動作電流の変化を打ち消す向きの補正電流を生成する電流生成回路29を有している。
【選択図】図2

Description

本発明は固体撮像装置、特に、高輝度被写体を撮像するときでも高画質な画像を得ることができ、かつ製造マージンや動作条件マージンを大きくとれる固体撮像装置に関する。
MOS型固体撮像装置では、撮像画素が行列状に配置された画素アレイから画像信号を読み出すにあたって、アナログメモリを各列に設けて各撮像画素からの信号読み出しを行単位で行い、その後、各列メモリに保持された信号をシリアルに外部に出力するのが一般的である。また、多くの従来例では、画素アレイと列メモリとの間に列アンプを挿入している。これは、シリアル読み出し部では高速動作が必要であるためノイズを抑制することが困難であるのに対し、低速で動作する列回路部で信号を増幅すれば、高S/N比の画像信号を得ることができるからである。
従来の固体撮像装置では、撮像画素のフローティングディフュージョン部(FD)がリセット状態であるときの信号電位V1と、FDリセット後にフォトダイオード(PD)で生成した電荷がFDに転送された状態のときの信号電位V2との2つの信号電位の差を検出して増幅するようになっている。この2つの信号電位の差が、PDで検出された光照射量である。
図15に、このような従来の固体撮像装置について、その列アンプの回路構成の第1の例を示す。この第1の例では、まず、列アンプリセット信号線27からの信号により列アンプリセットトランジスタ24をオンし、この状態での撮像画素からの列アンプ入力電位102として第1の電位V1が入力される。このときの列アンプ出力電位26を、Vamprstとする。次に、列アンプリセットトランジスタ24をオフにした状態で、撮像画素から信号V2が入力され、列アンプ出力電位26はVamprest+(C1/C2)(V2−V1)となる。これは光照射量に対応した撮像画素信号が、ゲインC1/C2で増幅されることを意味する。ここで、C1とは列アンプ入力容量21、C2とは列アンプフィードバック容量101である。なお、図15中、30は列アンプ電源、23は列アンプ負荷トランジスタ、22は列アンプ駆動トランジスタで、25はそのゲート電位、31はグランドである(特許文献1)。
また、図16は、従来の固体撮像装置に搭載された列アンプの第2の例の回路構成を示す。図15との違いは、列アンプ負荷トランジスタ23に列アンプバイアス電位28を与えることで、ソース接地アンプの負荷を定電流源としたことと、クリップトランジスタ104をアンプ出力部に接続したことである。クリップトランジスタ104には、出力リミット電位103が与えられるため、列アンプ負荷トランジスタ23が飽和領域で動作しなくなるまでアンプ出力レベルがあがってしまい、定電流動作が崩れるのを回避できる効果がある。この列アンプも、従来の固体撮像装置と同じく、撮像画素からの2つの信号V1、V2の差である光照射量に対応した画素信号を、列アンプの入力容量21と列アンプのフィードバック容量101との容量の比であるゲインC1/C2で増幅する機能を有している(特許文献2)。
特開平5−207220号公報 特開2005−252529号公報
ここで、列毎にアンプを設けたMOS型固体撮像装置の、電源レイアウトパターンの特殊性について考える。図17に一般的なレイアウト構成を示す。列毎にアンプを設けたMOS型固体撮像装置では、複数の撮像画素20が行列状に配置された画素アレイ1の各列の垂直信号線108に対応して列アンプ109が1個ずつ配置され、信号出力部分110へと画像信号を送るため、列アンプ配置部分3では、必然的に横に多数の列アンプ109が並ぶ構成になる。このように多数並ぶ列アンプ109に対して、アンプ電源パッド105からアンプ電源が、また、グランドパッド106を通してグランド電位が与えられるが、これらはそれぞれのパッドから横方向に長く配線することになり、寄生抵抗107の影響が無視できなくなってしまう。
また、上記した従来の固体撮像装置の第1の例として示した列アンプでは、列アンプの動作電流が入力信号レベルに応じて大きく変動することが避けられない。このため、例えば中央部分のみが高輝度であるような被写体を撮像している場合を考えると、画素からの信号V2が入力されるときに中央部分の列アンプがその入力電位が高くなることにともなって動作電流が低減し、結果としてその周りの周辺部分に位置する列アンプへの印加電圧が、本来の電圧値と異なってしまう。そして、これら周辺部分での列アンプにおいては、リセット信号V1を入力しているときと光信号V2を入力しているときで印加電圧の差が生じ、アンプ出力のずれとなって高輝度被写体の左右で黒レベルのずれが発生するという問題が生じていた。
また、上記した従来の固体撮像装置の第2の例として示した列アンプでは、クリップ回路の機能により定電流源となるトランジスタが飽和領域でのみ動作するために、アンプの動作電流の変動を低減させることができる。しかしながら、クリップトランジスタのしきい値が変動することにより、列アンプの動作レンジが縮まるといった問題や、列アンプ出力がクリップレベルに近づくときに特性が変動してしまうために十分な製造マージンを確保するのが困難となるという別の問題が発生する。さらに、周囲温度の変動によるしきい値の変動に対しても、同様に光電変換特性が変化してしまうという問題もあった。
本発明はこれらの課題を鑑みて、入力信号レベルに応じて生じる列アンプのアンプ電源とグランド配線との間を流れる電流の変動を、固体撮像装置の光電変換特性についての製造マージンや動作マージンを小さくすることなく低減することができる固体撮像装置を得ることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の固体撮像装置は、行方向および列方向に撮像画素が配置された画素アレイと、上記画素アレイの各列の前記撮像画素からの信号を共通に出力する複数の垂直信号線と、上記複数の垂直信号線に対して設けられた複数の列アンプとを備え、前記複数の列アンプの列アンプ電源とグランド間に、前記列アンプの動作電流の変化を打ち消す向きの補正電流を生成する電流生成回路を有していることを特徴とする。
このようにすることで本発明の固体撮像装置は、電流生成回路によって発生させた電流によって、列アンプの特性に影響を与えることなく列アンプ電源とグランド間に流れる電流の変動を低減させることができる。したがって、高輝度被写体の撮像時でもその周辺での黒レベルのずれを生じることがなく、かつ、高い製造マージンと動作マージンを有する固体撮像装置を実現することができる。
上記した本発明の固体撮像装置では、前記列アンプに入力される入力信号のレベルに応じた、前記動作電流と前記補正電流との和の電流値の変動が、前記動作電流の変動よりも小さいことが好ましい。このようにすることで、高輝度被写体撮像時など列アンプの動作電流がその入力信号によって変動するときに、他の列アンプへの影響を確実に低減することができる。
また、本発明の固体撮像装置では、前記電流生成回路のバイアス電位生成回路が、前記列アンプと同様の回路構成であることが好ましい。このようにすることで、列アンプの動作電流の変動に応じて電流生成回路で生成される電流を容易にコントロールすることができる。
さらに、前記電流生成回路が、前記列アンプ内の1つあるいは複数のノードの電位に応じて、前記補正電流を2つ以上のレベルで切り替えることが、そして、前記補正電流のレベルの切り替えが、前記電流バイアス電位生成回路の出力を基準に行われることが、さらに、前記電流生成回路が一定の電流を流すことが好ましい。このようにすることで電流生成回路の調整を容易かつ確実に行うことができる。
さらにまた、前記電流生成回路自体のオン/オフ切り替え機能を備えたこと、そして、前記列アンプの入力信号もしくは出力信号のレベルに基づいて前記電流生成回路自体のオン/オフを切り替えることや、ゲイン機能を含むアナログ信号処理部と全体を制御する制御部をさらに備え、前記アナログ信号処理部のゲイン設定に応じて前記電流生成回路自体のオン/オフを切り替えることが好ましい。このようにすることで、電流生成回路での消費電力を低減することができる。
以下、本発明の固体撮像装置の各実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる固体撮像装置のブロック図である。
撮像画素が行列状に配置された画素アレイ1は、垂直シフトレジスタ2により行単位でリセット、電荷蓄積、読み出しの各動作が行われる。ここで、行単位で読み出された信号は列アンプ配置部分3に各列の信号線に対応して配置された列アンプで増幅され、ノイズキャンセル回路4でアンプのオフセットばらつきをキャンセルした値を保持する。ノイズキャンセル回路4に保持された1行分の画素信号は水平シフトレジスタ6により選択され、マルチプレクサ5、出力アンプ7を経由して順次出力される。
図2は本固体撮像装置における、撮像画素20と1列分の列アンプ108、および、ノイズキャンセル回路4の具体的な構成を示すブロック回路図である。
撮像画素20は、光電変換を行って電荷を生成するフォトダイオード(PD)8と、PD8が生成した電荷を電圧に変換するフローティングディフュージョン部(FD)10と、FD10の電位に応じた信号を読み出す読み出しトランジスタ12とを有している。PD8とFD10との間には、ゲートが電荷転送信号線15と接続され、電荷転送信号により制御される転送トランジスタ9が接続されている。FD10は、画素リセット信号線16と接続され、画素リセット信号により制御されるリセットトランジスタ11を介して、画素駆動電源配線19と接続されている。選択トランジスタ13は、ゲート端子が画素選択信号線17と接続されており画素選択信号によって制御される。読み出しトランジスタ12は、ソース端子を画素駆動電源配線19に接続され、ドレイン端子が選択トランジスタ13を経由して画素信号を読み出す垂直信号線108に接続され、垂直信号線108の端には電流源14が設置されている。
次に、列アンプ109は、列アンプ入力容量21、列アンプ駆動トランジスタ22、列アンプ負荷トランジスタ23、列アンプリセットトランジスタ24、電流生成回路29を有する。列アンプ入力容量21は、一方の端子を垂直信号線108、他方の端子を列アンプ駆動トランジスタ22のゲート電位25に接続され、垂直信号線108の電位変化を列アンプ駆動トランジスタ22に伝える。列アンプ負荷トランジスタ23のゲートには列アンプバイアス電位28が接続され、列アンプ駆動トランジスタ22によるソース接地アンプの負荷として動作する。列アンプ駆動トランジスタ22のゲート電位25と列アンプ出力電位26との間には、ゲート端子が列アンプリセット信号線27に接続されてリセット信号により制御される列アンプリセットトランジスタ24が接続されている。電流生成回路29は列アンプ電源30とグランド31の間に接続されている。
ノイズキャンセル回路4は、一方の端子が列アンプ109の列アンプ出力電位26と接続されたクランプ容量素子35と、クランプ容量素子35の他方の端子とグランド31との間に接続されたサンプルホールド容量素子36と、クランプ容量素子35の他方の端子とクランプ電位38との間に接続され、クランプスイッチ信号線39とゲート端子とが接続され、クランプスイッチ信号により制御されるクランプスイッチ37とを有している。
次に本実施形態に係る画像撮像装置の画素信号の読み出し動作について、図3に示すタイミングチャートを参照して説明する。タイミングt0では画素リセット信号線16の画素リセット信号電位をHレベルとして、FDの電位をVprst(=VDD−Vth)にリセットする。同時に電荷転送信号線15の電荷信号電位をHレベルにしてPDに残留している電荷をFD側に転送し、PD蓄積電荷は0にする。
次に、タイミングt1では、画素リセット信号電位と電荷転送信号電位をLレベルに戻す。これより、PDでの光生成電荷の蓄積が始まる。
次にタイミングt2では、画素リセット信号電位をHレベルとして、FDの電位をVprstに再度リセットする。同時に、画素選択信号電位をHレベルとして、読み出しトランジスタ12と電流源14とからなるソースフォロアアンプを形成することにより、Vprst−Vthの電位が垂直信号線108に出力される。(なお、ここで厳密にはVprst−Vth−αとなるが、説明を簡略化するためにαは省略する)。また、列アンプリセット信号線の列アンプリセット信号電位をHレベルとして、列アンプ駆動トランジスタ22のゲート電位25と列アンプ出力電位26をアンプのリセット電位Vamprstに設定する。さらに、クランプスイッチ信号線39のクランプスイッチ信号電位をHレベルとして、サンプルホールド端子18の電位(SH電位)をクランプ電位38(Vcl)に設定する。
次にタイミングt3では、画素リセット信号電位をLレベルとする。
そしてタイミングt4では、列アンプリセット信号電位をLレベルとして列アンプ109を増幅動作状態にする。同時に、クランプスイッチ信号電位をLレベルとして、SH電位をフローティング状態とする。さらに、電荷転送信号電位をHレベルとして、PD8に蓄積された電荷がFD10に転送される。その結果、FDの電位はVprst−ΔV1となり、垂直信号線108に出力される信号電位はVprst−Vth−ΔV1に低下する。ここで、ΔV1の値は、PD8に蓄積された電荷に比例する。この電位低下の影響により、列アンプ駆動トランジスタ22のゲート電位25はΔV1だけ下がり、列アンプ出力電位はΔV2だけ高くなる。ΔV2/ΔV1は列アンプ109のゲインに相当する。この列アンプ109の出力上昇の影響により、クランプ容量素子35を介してSH電位も暗時の出力VclからVcl+ΔV2/2に増加する。なお、ここで、クランプ容量素子35とサンプルホールド容量素子36の容量は等しいと仮定している。SH電位を外部に読み出し、暗時の出力Vclとの差分を検出することにより、画素信号を読み出すことができる。
次に、電流生成回路29について説明する。図2に示すように電流生成回路29は、第1の調整トランジスタ32と第2の調整トランジスタ33とを有している。第2の調整トランジスタ33のゲートは列アンプ出力電位26に接続され、電流生成回路29を流れる電流量は列アンプ出力電位26で制御される。具体的には列アンプ109がリセット状態では、第2の調整トランジスタ33のゲート電位が低く電流生成回路29には電流がほとんど流れない。列アンプ109のリセットを解除して増幅モードにした状態で、列アンプ駆動トランジスタ22のゲート電位25が下がり始めると列アンプ出力電位26が上昇し、第1の調整トランジスタ32のドレイン電位が上昇して電流生成回路29を流れる電流が増加する。さらに、ゲート電位が下がり第1の調整トランジスタ32のドレイン電位が電流生成回路バイアス電位34を越えると第1の調整トランジスタ32は線形領域から飽和領域に移行して電流の増加は止まる。
図4は、電流生成回路29に用いられるバイアス電位生成回路の構成を示す回路図である。
バイアス電位生成回路は駆動トランジスタ22と負荷トランジスタ23を有しており、そのサイズならびに負荷トランジスタ23のバイアス電位28は列アンプ109と同じにしてある。このため、図4でも列アンプ108のものと同じ符号を付している。駆動トランジスタ22のゲートとドレインは接続されており、これはバイアス電位28が列アンプリセット電位Vamprstと同じになることを意味する。これにより電流生成回路29を流れる最大電流と列アンプ109がリセット状態の時に流れる電流がほぼ等しいものになる。なお、このバイアス電位生成回路は各列に設ける必要はなく、複数の列アンプで共有してかまわない。
図5は、列アンプ109を流れる電流の、列アンプ駆動トランジスタ22のゲート電位25に対する依存性を表す図である。なお、縦軸が電流、横軸がゲート電位25である。I1はアンプ本体を流れる電流、I2は電流生成回路を流れる電流、I0はこれらの和である総電流である。駆動トランジスタ22のゲート電位25の最大値はVamprstであるが、光信号が大きくなりゲート電位が下がるに連れI1は小さくなる。一方、I2はゲート電位が下がるにつれ大きくなる。その結果、2つの電流値の和であるI0の変動(ΔI0)はI1単独での変動(ΔI0)に対し大幅に低減する。
この電流変動の低減により、高輝度被写体を撮像した際に一部の列アンプの入力信号が大きくなったときでも、電流変動によって生じる周辺の他の列アンプへの影響は小さく、黒レベルのずれの発生が抑えられて高画質な画像を得ることができる。また、製造ばらつきや動作条件の変動によって電流生成回路を流れる電流値が変動しても、列アンプ自体の入出力特性に影響を与えることがなくなる。このことは、製造マージン、耐環境マージンの大きい固体撮像装置が実現できることを意味する。
なお、ここでは列アンプとしてソース接地アンプ、フィードバックなしの構成の例を示して説明したが、差動アンプやフィードバックありのアンプなど他の構成においても、列アンプ本体電流の入力依存性を打ち消す特性を電流生成回路に持たせることにより、同様の効果が得られる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の固体撮像得装置の第2の実施形態について図面を参照して説明する。図6は本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の列回路部のうち、列アンプ109とノイズキャンセル回路4を示す回路図である。なお、ここで上記第1の実施形態として図2に示したものとは、電流生成回路29の部分以外は同じであり、画素信号の読み出し動作も上記第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
電流生成回路29は、第1の調整トランジスタ32、第2の調整トランジスタ33、リセットトランジスタ40、判定トランジスタ42を有する。第1の調整トランジスタ32と第2の調整トランジスタ33は、列アンプ電源30とグランド31間にシリアルに接続されている。第2の調整トランジスタ33は、そのゲート電位に応じて電流生成回路29が列アンプ電源30とグランド31間に電流を流すか否かを切り替える。電流を流すときの電流量は、第1の調整トランジスタ32のゲートに接続される電流生成回路バイアス電位34で決まる。リセットトランジスタ40は電流生成回路リセット信号41で制御され、第2の調整トランジスタ33のゲート電位をLレベルに設定する。判定トランジスタ42は電流生成回路バイアス電位34と第2の調整トランジスタ33のゲートとの間に接続され、このゲートは列アンプ駆動トランジスタ22のゲート電位25が接続されている。列アンプ駆動トランジスタ22のゲート電位25が電流生成回路バイアス電位34よりVth分低くなると、電流生成回路バイアス電位34が調整トランジスタ33のゲートに設定される。
電流生成回路バイアス電位34の生成回路は図4に示したものと同じ構成となる。このため、第1の実施形態として示したものと同じように、電流生成回路バイアス電位34は列アンプ109のリセット電位Vamprstと同じになる。
次に本実施形態に係る固体撮像装置の動作を説明する。列アンプ109のリセットに合わせて、電流生成回路リセット信号41をHレベルにし、第2の調整トランジスタ33のゲート電位をLレベルにする。次に、列アンプ109のリセットを解除し増幅ステップに移行すると、電流生成回路リセット信号41もLレベルにする。列アンプ109への入力信号108が小さいときは、判定トランジスタ42はオフであり、第2の調整トランジスタ33のゲート電位はLレベルのままであり電流生成回路29に電流は流れない。一方、列アンプ109への入力信号108がVthよりも大きくなると判定トランジスタ42がオンになり、第2の調整トランジスタ33のゲート電位にVamprstが設定されることにより電流生成回路29に電流が流れるようになる。
図7は、この第2の実施形態に係る固体撮像装置における、列アンプ109を流れる電流の列アンプ駆動トランジスタ22のゲート電位25に対する依存性を示す。列アンプ109本体を流れる電流I1はVamprstのときに最大で入力が下がると急激に小さくなる。一方、電流生成回路29はゲート電位がVamprstのときはゼロであるが、ゲート電位がVamprst−Vthよりも低くなると列アンプ109のリセット時電流と同じ大きさの電流が流れる。この電流生成回路の効果により、列アンプ109の総電流の変動(ΔI0)は列アンプ単体での電流変動(ΔI1)に比べ小さくなる。
以上説明したように、第2の実施形態では、電流生成回路29が列アンプ109内の列アンプ駆動トランジスタ22のゲート電位25という1つのノード電位に応じて、補正電流を切り替えて動作する例を説明した。また、補正電流の切り替えは、電流補正回路のバイアス電位生成回路の出力を基準として行うようにしている。このようにすることで、第1の実施形態として示したものと同様、列アンプでの電流変動を低減させて高画質な画像を得ることができ、また、製造マージン、耐環境マージンの大きい固体撮像装置が実現できるという上記第1の実施形態のものと同じ効果を得ることができる。
なお、ここでは列アンプとしてソース接地アンプでフィードバックが無い構成の例を示して説明したが、差動アンプやフィードバックありのアンプなど他の構成であっても、列アンプへの入力が、列アンプに流れる電流の変動が小さい範囲であるか否かを判定し、電流変動の範囲を超えれば列アンプでの変動を打ち消すように電流生成回路に流れる電流を切り替えるようにすることで、上記と同様の効果を得ることができる。
また、電流生成回路の出力を切り替える列アンプ内のノードとしては、上記のほかに、列アンプ出力電位26、垂直信号線108等があり、これらを複数用いることも可能である。さらに、電流生成回路の切り替えも、そのバイアス生成回路の電位によらずに、外部から供給される判定電位、列アンプ動作電流のモニター回路出力等によることも可能であり、同じ効果を得ることができる。さらにまた、補正電流の切り替えレベル数も、上記した2つのレベルについての切り替えのみに限らず、3つ以上のレベルに切り替えるようにしても良い。
(第3の実施形態)
以下に、本発明の固体撮像装置の第3の実施形態について図面を参照して説明する。図8は、本発明の第3の実施形態に係る固体撮像装置の列回路部のうち、列アンプ109とノイズキャンセル回路4を示す回路図である。本実施形態でも、第2の実施形態と同じく、電流生成回路29部分以外の構成は図2に示した第1の実施形態に係る固体撮像素子と同じであり、画素信号の読み出し動作も第1の実施形態と同様であるためかかる部分の説明は省略する。
本実施形態では、電流生成回路29が第1の調整トランジスタ32のみを有し、第2の調整トランジスタは用いられていない。そして、第1の調整トランジスタ32のゲートに接続された電流生成回路バイアス電位34のレベルで決まる一定の電流が電流生成回路29を流れることになる。
図9は、本実施形態における場合の、列アンプ回路部を流れる電流の列アンプ駆動トランジスタ22のゲート電位25に対する依存性を示す図である。列アンプ本体を流れる電流I1は、Vamprstのときに最大で入力が下がると急激に小さくなる。一方、電流生成回路29にはゲート電位によらず一定の電流I2が流れる。これらを合成した列アンプ部の総電流I0の変動率(ΔI0)はアンプ単体での電流変動率(ΔI1)に比べ小さくなる。
このように、電流生成回路が一定の電流を流すものであっても、上記実施形態1及び2として記載したものと同様、高画質な画像を得ることができ、また、製造マージン、耐環境マージンの大きい固体撮像装置が実現できる。なお、列アンプの構成として、他の差動アンプやフィードバックありのアンプなどを用いても同様の効果が得られることも上記の実施形態と同じである。
(第4の実施形態)
以下に、本発明の第4の実施形態について図面を参照して説明する。図10は本発明の第4の実施形態に係る固体撮像装置のより周辺の構成までを示すブロック図である。上記第1から第3の実施形態で説明してきた固体撮像装置である画素アレイと列アンプまでを画素信号出力部42として括ると、ここから出力された画素信号は、ノイズキャンセル回路4、ゲインアンプ43、アナログデジタル変換器(ADC)44を経由してデジタル信号処理プロセッサ(DSP)45に入力される。DSP45は、入力された画素信号を画像処理するとともに、後で述べる画素信号出力部42の列アンプ109内にある電流生成回路29のオン/オフ制御を行うオンオフ信号46と、ゲインアンプ43のゲイン設定を制御するゲイン設定信号47を出力する。
図11は本実施形態に係る固体撮像素子の列回路部のうち、列アンプ109とノイズキャンセル回路4を示す回路図である。図2との違いは、電流生成回路29において列アンプ出力電位26と第2の調整トランジスタ33のゲートとの間に電流生成回路入力トランジスタ50を挿入したことと、同じく第2の調整トランジスタ33のゲートとグランド31との間に電流生成回路停止トランジスタ51を挿入したことである。電流生成回路入力トランジスタ50のゲートにはオンオフ信号46を接続、電流生成回路停止トランジスタ51のゲートにはオンオフ信号46をインバータ49により反転させた信号が接続される。オンオフ信号46がHレベルのときは、電流生成回路29は第1の実施形態で述べた通り動作するオン状態になるが、オンオフ信号46がLレベルのときは、第2の調整トランジスタ33のゲートはグランド31に固定され、電流生成回路29は電流を流さないオフ状態になる。
このオンオフ信号46は、ゲインアンプのゲイン設定信号47に連動して制御される。具体的には、ゲイン設定が小さいときは電流生成回路29をオフにするが、ゲイン設定が大きいときは電流生成回路29をオンにする。ゲイン設定が小さいときは、列アンプ109の電流変動が画質に与える影響は小さいので、電流生成回路29をオフにして消費電流を低減することが有効である。一方、ゲイン設定が大きいときは電流生成回路29の機能が画質向上に役立つ。以上のように本実施の形態は高画質で低消費電力な固体撮像装置を実現するのに役立つ。
また、上記の他に、電流生成回路自体のオン/オフを列アンプの入力信号レベルや出力信号レベルに基づいて切り替えることも、電流生成回路の消費電力低減という点で効果的である。具体的には、入力信号レベルが大きいときには電流生成回路29をオフにし、入力信号レベルが小さいときには電流生成回路29をオンにすればよい。出力信号レベルに関しても、入力信号レベルと同様である。
なお、図10では固体撮像装置の各構成をそれぞれのブロックに分かれた個別の部品の組み合わせとして表しているが、これらの回路部分の全体もしくは複数のブロックをまとめてICに集積化してもよい。また、図10におけるゲインアンプ43は、アナログ素子であっても良いし、AD変換後デジタル処理で増幅することもできる。
さらに、本実施形態では電流生成回路を自体のオン/オフ切り替えを、オンオフ信号46によってゲイン設定に連動して制御する例を示したが、他の方法、例えば撮像カメラの状態に応じて制御してもよい。例えば、デジタルスチルカメラのモニター動作時はオフにし、記録画を撮像するときにはオンにするという制御が考えられる。
(第5の実施形態)
本発明の第5の実施形態について図面を参照して説明する。図12は本発明の第5の実施形態に係る固体撮像装置のブロック図であり、画素アレイ1の各列に対応してAD変換を行う構成になっている。
画素アレイ1の各撮像画素20から出力された画素信号は、垂直信号線108を通ってノイズキャンセル回路4で各画素の出力オフセットを補正された後、列アンプ配置部分3に形成された差動型列アンプ111の一方の入力端子に入力される。差動型列アンプ111の他方の端子にはランプ波形生成回路53の出力が入力される。差動型列アンプ111は高い増幅率を有しており、2つの入力の大小比較を行うコンパレータとして機能する。具体的には、ランプ波形が画素信号よりも大きいときにL信号を出力する。次に各列には4ビットのラッチ52が設けられ、4ビットカウンタ54の出力が入力されている。また、列アンプの出力はラッチ52の書き込み信号端子に接続されている。ラッチ52は書き込み信号がHレベルからLレベルに変化したときに、入力データが書き込まれる。
図13にこのような差動型列アンプ111の回路構成を示す。画素アレイの垂直信号線108からの入力とランプ波形生成回路53からのランプ波形58は、それぞれ第1の入力スイッチ55、第2の入力スイッチ56を介して列アンプ入力容量21に接続されている。これらは、入力切り替え信号57と、第1のインバータ49−1により生成されるその反転信号により選択的に入力される。列アンプ出力電位26は出力スイッチ59を介して出力端子61に接続される。出力スイッチ59のゲートにはアンプリセット信号27の反転信号が接続される。また、出力端子61と列アンプ電源30の間には出力レベル固定スイッチ60が挿入されている。出力レベル固定スイッチ60のゲートには同じく列アンプリセット信号線27からの列アンプリセット信号の反転信号が接続され、出力スイッチ59と出力レベル固定スイッチ60はいずれか一方のみがオンする構成になっている。さらに、列アンプ電源30とグランド31間には電流生成回路29が配置されている。電流生成回路29には列アンプ駆動トランジスタ22のゲート電位25も接続されている。ここで、第2の実施形態と同様に、列アンプ駆動トランジスタ22のゲート電位25が低いときのみ、電流生成回路29には電流が流れる。
次に、AD変換動作について図14のタイミングチャートを参照して説明する。まずタイミングt0で画素信号を入力し、入力切替信号はHレベルに、アンプリセット信号もHレベルに設定する。差動型列アンプ111はリセット状態で画素信号が入力され、入力容量にそのレベルが保持される。出力部ではレベル固定スイッチ側がオンするので、出力端子はHレベルになる。また、ランプ波形は画素信号の最小値に、カウンタは0に設定する。
次にタイミングt1で、入力切替信号はLレベルに、アンプリセット信号もLレベルに設定する。このとき、アンプのリセットは解除され、ランプ波形が入力される。ランプ波形は画素信号より低いレベルなので、駆動トランジスタ22のゲート電位25はVamprstより低くなり、列アンプ出力電位はHレベルとなる。出力部は出力スイッチ側がオンするが、列アンプ出力電位はHレベルであるため、出力端子のレベルもHレベルが保持される。また、ランプ波形のレベルは上昇し始める。上昇の傾きはタイミングt3で最大値に達するように設定する。カウンタもランプ波形の上昇に同期させてカウントアップさせる。
タイミングt2ではランプ波形が画素信号より大きくなるので、列アンプ出力がLレベルに切り替わり、そのときのカウンタ値がラッチに書き込まれる。先に述べたように、ランプ波形の上昇とカウントアップは同期しているので、ラッチに書き込まれたデジタル値は画素信号に対応した値になっている。以上の動作は各列で並列に行われており、1行分のアナログ画素信号が並列にAD変換され、各列のラッチに保持される。
なお、本実施形態ではコンパレータとして機能する差動形列アンプ111の電流変動が電流生成回路29の作用により低減される。そのため、細長い共通電源配線の寄生抵抗を介してアンプ同士が干渉することが回避でき、高精度なAD変換が実行できる。
なお、ここでは積分型AD変換器を各列に設ける場合について示したが、他のアンプ機能を有する素子を含むAD変換器においても同様に考えることができる。
本発明に係る固体撮像装置は、高輝度被写体を撮像するときでもその周辺で黒レベルのずれが発生することなく、かつ、幅広い動作環境で安定した画質が得られるカメラを実現でき、高画質・高品質が求められるデジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、監視カメラ等に用いられるものとして有用である。
本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置を示すブロック図 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の要部を示す回路図 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の動作を示すタイミングチャート 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の電流生成回路のバイアス電位生成部を示す回路図 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の列アンプ部を流れる電流の入力レベル依存性を示す図 本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の要部を示す回路図 本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の列アンプ部を流れる電流の入力レベル依存性を示す図 本発明の第3の実施形態に係る固体撮像装置の要部を示す回路図 本発明の第3の実施形態に係る固体撮像装置の列アンプ部を流れる電流の入力レベル依存性を示す図 本発明の第4の実施形態に係る固体撮像装置を示すブロック図 本発明の第4の実施形態に係る固体撮像装置を構成する固体撮像素子の列アンプ部を示す回路図 本発明の第5の実施形態に係る固体撮像素子を示すブロック図 本発明の第5の実施形態に係る固体撮像素子の列アンプ部を示す回路図 本発明の第5の実施形態に係る固体撮像素子の動作を示すタイミングチャート 従来の固体撮像装置の列アンプの構成例を示す回路図 従来の固体撮像装置の列アンプの他の構成例を示す回路図 固体撮像装置の列アンプの配置パターンを示す図
符号の説明
1 画素アレイ
2 垂直シフトレジスタ
3 列アンプ配置部分
4 ノイズキャンセル回路
5 マルチプレクサ
6 水平シフトレジスタ
7 出力アンプ
8 フォトダイオード(PD)
9 転送トランジスタ
10 フローティングディフュージョン部(FD)
11 リセットトランジスタ
12 読み出しトランジスタ
13 選択トランジスタ
14 電流源
15 電荷転送信号線
16 画素リセット信号線
17 画素選択信号線
18 サンプルホールド端子
19 画素駆動電源配線
20 撮像画素
21 列アンプ入力容量
22 列アンプ駆動トランジスタ
23 列アンプ負荷トランジスタ
24 列アンプリセットトランジスタ
25 列アンプ駆動トランジスタゲート電位
26 列アンプ出力電位
27 列アンプリセット信号線
28 列アンプバイアス電位
29 列アンプ電流生成回路
30 列アンプ電源
31 グランド
32 第1の調整トランジスタ
33 第2の調整トランジスタ
34 電流生成回路バイアス電位
35 クランプ容量素子
36 サンプルホールド容量素子
37 クランプスイッチ
38 クランプ電位
39 クランプスイッチ信号線
40 リセットトランジスタ
41 電流生成回路リセット信号
42 判定トランジスタ
43 ゲインアンプ
44 アナログデジタル変換器(ADC)
45 デジタル信号処理プロセッサ(DSP)
46 オンオフ信号
47 ゲイン設定信号
49 インバータ
50 電流生成回路入力トランジスタ
51 電流生成回路停止トランジスタ
52 ラッチ
53 ランプ波形生成回路
54 4ビットカウンタ
55 第1の入力スイッチ
56 第2の入力スイッチ
57 入力切替信号
58 ランプ波形
59 出力スイッチ
60 出力レベル固定スイッチ
61 出力端子
101 列アンプフィードバック容量
102 列アンプ入力電位
103 出力リミット電位
104 クリップトランジスタ
105 電源パッド
106 グランドパッド
107 寄生抵抗
108 垂直信号線
109 列アンプ
110 信号出力部分
111 差動型列アンプ

Claims (9)

  1. 行方向および列方向に撮像画素が配置された画素アレイと、上記画素アレイの各列の前記撮像画素からの信号を共通に出力する複数の垂直信号線と、上記複数の垂直信号線に対して設けられた複数の列アンプとを備え、前記複数の列アンプの列アンプ電源とグランド間に、前記列アンプの動作電流の変化を打ち消す向きの補正電流を生成する電流生成回路を有していることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記列アンプに入力される入力信号のレベルに応じた、前記動作電流と前記補正電流との和の電流値の変動が、前記動作電流の変動よりも小さい請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記電流生成回路のバイアス電位生成回路が、前記列アンプと同様の回路構成である請求項2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記電流生成回路が、前記列アンプ内の1つあるいは複数のノードの電位に応じて、前記補正電流を2つ以上のレベルで切り替える請求項1〜3のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  5. 前記補正電流のレベルの切り替えが、前記電流バイアス電位生成回路の出力を基準に行われる請求項4に記載の固体撮像装置。
  6. 前記電流生成回路が一定の電流を流す請求項1〜3のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  7. 前記電流生成回路自体のオン/オフ切り替え機能を備えた請求項1から6のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  8. 前記列アンプの入力信号もしくは出力信号のレベルに基づいて前記電流生成回路自体のオン/オフを切り替える請求項7記載の固体撮像装置。
  9. ゲイン機能を含むアナログ信号処理部と全体を制御する制御部をさらに備え、前記アナログ信号処理部のゲイン設定に応じて前記電流生成回路自体のオン/オフを切り替える請求項7に記載の固体撮像装置。
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