JP2003215821A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
対しても高画質画像を安定に得られる画像形成装置を提
供すること。 【解決手段】 光書き込みの解像度が1200dpi以
上である電子写真方式を用いた画像形成装置、および/
または光書き込みが、入力画像に対して200lpi以
上の線数によって中間調処理を施された画像データに基
づいて行われる電子写真方式を用いた画像形成装置にお
いて、光書き込みがビーム径35μm以下のレーザービ
ーム光であり、感光体が、導電性支持体31上に少なく
とも電荷発生物質を含有する電荷発生層35及び電荷輸
送物質を含有する電荷輸送層37を設けてなり、電荷発
生層35に含有される電荷発生物質のイオン化ポテンシ
ャルIp(CG)と電荷輸送層37に含有される電荷輸送
物質のイオン化ポテンシャルIp(CT)との間にIp
(CG) ≧ Ip(CT)の関係式が成り立つ。
Description
ープリンターなどの電子写真プロセスを用いる画像形成
装置に関する。特に、光書き込みの解像度が1200d
pi以上である電子写真方式を用いた画像形成装置に関
する。また、光書き込みが入力画像に対して2001p
i以上の線数によって中間調処理を施された画像データ
に基づいて行われる画像形成装置に関する。
開示された発明では、支持体上に感光層を有する電子写
真感光体、該感光体を帯電する帯電手段、該帯電された
電子写真感光体に光を照射する露光手段、現像手段及び
転写手段を有する画像形成装置において、該露光手段が
照射する光のスポット面積と該感光層の厚さの積が2
0,000μm3以下である画像形成装置、並びに該画
像形成装置に用いることが特徴である。このようにする
ことで、優れた解像度及び階調性を有する画像を得るこ
とのできる画像形成装置及びプロセスカートリッジを提
供することが可能であるとしている。
示した発明では、コントラスト電位をVc[V]、初期
帯電電位をVo[V]、レーザービーム径をS[μm]
としたとき、これらが一定の条件、 Vc/Vo≦0.92・log(S)−0.018・L
−0.29 を満たすことが特徴である。このようにすることによ
り、電荷輸送層の膜厚が従来並みの厚さを有する場合で
あっても、潜像劣化を抑えて解像度を高くし、高密度で
高精細な画像を再現することが可能であるとしている。
示した発明では、感光体の電荷輸送層が、 R1m−M−(OR2)n (M=Si、Al、Ti、Z
r) で示される化合物の少なくとも1種類以上の反応生成物
を含有することを特徴とする。このようにすることによ
り、繰り返し帯電、露光による連続画像形成に際して磨
耗や傷などよる膜削れが少なく、優れた耐久性を有する
ため、感光層を薄膜化でき、この結果、優れた階調性再
現性を有する高画像品位の出力が得られる電子写真感光
体が可能になるとしている。
装置の概略を説明する。図8は、従来の画像形成装置の
概略図である。感光体ドラム1は導体の表面に感光体を
塗布することによって形成され、図8中の矢印方向に回
転する。画像形成装置では次のような手順で画像の形成
を行う。 1.帯電手段2では、感光体の表面を所望の電位に帯電
する。 2.露光手段3では、感光体を露光して、所望の画像に
対応する静電潜像を感光体上に形成する。 3.現像手段4では、露光手段によってつくられた静電
潜像を、トナーによって現像し感光体上にトナー像を形
成する。 4.転写手段5は、感光体上のトナー像を不図示の搬送
手段によって搬送される紙などの記録シート6上に転写
する。 5.クリーニング手段7は、転写手段5で記録シート上
に転写されず感光体上に残ったトナーを清掃する。 6.転写手段5によって、トナー像を転写された記録シ
ートは定着手段8へ搬送される。定着手段8では、トナ
ーは加熱され、記録シート上に定着される。
るため、上記の1〜6の工程を繰り返すことによって記
録シート上に所望の画像が形成されていく。
コロナ放電を利用して感光体の帯電を行うコロナ帯電装
置が従来から使用されている。図9は、コロナ帯電装置
の一例の概略図である。ワイヤは材質:タングステン、
線径60[μm]である。ワイヤは図9のような位置
(ケース中央)に感光体ドラムの軸方向に張設され、高
電圧(−7[kV]程度)が印加されている。前記のワ
イヤは帯電ケースで覆われている。ケースの材質は、酸
化されにくいステンレス鋼である。また、前記ワイヤと
感光体との間には、グリッドが張設されており、−0.
6[kV]程度の電圧が印加される。グリッドはステン
レス鋼板(板厚:0.1[mm])をメッシュ状に切り
取ったものである。
は次のように行われる。張設されたワイヤの近傍では、
強電界が形成され空気の絶縁破壊が起こり、イオンが発
生する。このイオンの一部は、ワイヤと感光体との間の
電界によって移動し、感光体表面が帯電される。感光体
の帯電は、表面電位がグリッドに印加した電位にほぼ等
しくなるまで続くため、感光体の表面電位は、グリッド
に印加する電位によって制御することが可能である。
ロナ帯電装置としては、鋸歯状電極を放電電極として使
用しているものがある。(特開平8−20210号公
報、特開平6−301286号公報)
電装置の一例の概略図である。鋸歯状電極は図11のよ
うな形状であって、材質は板厚0.1[mm]のステン
レス鋼板、頂点のピッチは3[mm]である。この鋸歯
状電極は図10のように、支持部材に固定され、電源に
よって高電圧(−5[kV])が印加される。鋸歯状電
極を使用したコロナ帯電装置でも、ワイヤを使用したコ
ロナ帯電装置と同様に、材質がステンレス鋼の帯電ケー
スで覆われており、鋸歯状電極と感光体との間にはグリ
ッドが配置されている。鋸歯状電極を使用したコロナ帯
電装置での感光体の帯電も、ワイヤを使用した場合と同
じであり、鋸歯状電極の頂点付近でコロナ放電がおこ
る。このほかのコロナ帯電装置としては、放電電極が針
状(ピン状)の電極であるものが考案されている。
は、ワイヤを使用した場合にくらべて、小型、低オゾン
発生の利点をもつ。鋸歯状電極では、コロナ放電が方向
性(帯電ケース側へ向かうイオンの流れが、グリッド側
(感光体側)へ向かうイオンの流れにくらべて小さくな
る)をもって起こるため、帯電装置の幅(帯電ケースの
感光体側の開口幅)を小さくすることができる。このこ
とは、画像形成装置全体の小型化に対して重要である。
また、コロナ放電が方向性を持つため、感光体の帯電の
効率が上がり、コロナ帯電装置に流れる電流を小さくす
ることができ、この結果、オゾンの発生量が少なくな
る。
のコロナ帯電装置ほかに、いわゆる接触帯電装置があ
る。この接触帯電装置は、コロナ帯電装置で問題があっ
た、 1.発生するオゾンが多い 2.印加電圧が大きい(5〜7[kV]) などを改善することができる。このため、低速、中速の
電子写真方式の画像形成装置での帯電装置として広く用
いられている。
(以下、単に感光体と略す)に、帯電部材を接触させ、
この帯電部材に電圧を印加することによって感光体の帯
電を行う。図12は、従来の接触帯電装置の一例であ
り、その断面図を表している。帯電部材2はローラ形状
で直径5〜20[mm]、長さ約300[mm]であ
り、弾性層2aを導体2bの表面に形成してある。感光
体ドラムは直径30〜80[mm]、長さ約300[m
m]であり、感光体1aを導体1bの表面に形成してあ
る。帯電部材は回転する感光体ドラムに対して接触し、
従動回転する。帯電部材の弾性層は、抵抗率が107〜
109[Ωcm]の材料から構成される。また、帯電部
材の表面(弾性層の表面)には、膜厚が10〜20[μ
mm]程度の表面保護層が形成されている場合もある。
帯電部材には、電源3によって電圧を印加し、感光体の
帯電を行う。印加電圧は、直流で−1.5〜−2.0
[kV]である。このような構成により、接触帯電装置
では感光体を−500〜−800[V]に均一に帯電す
ることができる。
の露光手段は、いわゆるLD(レーザーダイオード)を
出力画像に対応させて光変調を行う。このLDから発光
されたレーザー光は、いわゆるコリメートレンズ、アパ
ーチャー、シリンドリカルレンズ、ポリゴンミラー、f
−θレンズを介して、感光体上に結像するようになって
いる。ポリゴンミラーは、回転する多面鏡であり、この
回転によってレーザー光が感光体上を走査するようにな
っている。このため、感光体を露光して、所望の画像に
対応する静電潜像を感光体上に形成することができる。
感光体としては、いわゆる有機感光体が主流となってい
る。この有機感光体では、導電性基体上にいわゆる電荷
発生層、電荷輸送層を積層した積層タイプが主流となっ
ている。これは電荷輸送層部分に耐久性を持たせるため
であり、最近ではさらに保護層を積層したタイプもあ
る。さらに、近年ではカラープリンターの急激な進展に
より感光体からの高画質化がより一層重要な課題となっ
ている。
現像電界が高い空間周波数まで追従するようにするため
には、感光体膜厚を小さく(薄く)する必要があること
が知られている(電子写真技術の基礎と応用:コロナ社
p.150〜151)。
術(特開平11−95462)においても指摘されてい
るように、感光体膜厚を小さくした場合には、クリーニ
ングによる磨耗や傷などに対する耐久性が悪化し、ま
た、帯電工程、露光工程を繰り返し経た場合の劣化が加
速されるという問題がある。従来の積層型有機感光体で
は、電荷輸送層のバインダー樹脂としてポリカーボネー
トが一般的に使用されているが、上記の問題点によっ
て、電荷輸送層の膜厚は20〜30μm程度に設定され
ていることが一般的である。従って現状では高耐久を優
先にして画質を犠牲にし、CT膜厚を20〜30μmで
使用している。
20〜30μm程度の電荷輸送層を有する感光体を使用
した場合には、1200dpi以上の解像度になった場
合には、孤立1ドットや1ドットラインなどのような、
いわゆる高い空間周波数の画像再現することができなく
なってしまうことが明らかになった。孤立1ドットや1
ドットラインの再現が悪い画像形成装置では、いわゆる
ビットマップ画像などを複雑な画像処理工程を経ずにス
ルーで出力することができないことを意味する。解像度
を600dpi、400dpiなどに低下させることに
よって、孤立1ドットや1ドットラインは再現させるこ
はできるようになるが、この場合には孤立1ドットや1
ドットラインが大きくなるため、木目の粗い画像になっ
てしまう。また、斜め線を含むような画像においては解
像度の低下はいわゆるジャギーの悪化を伴うため、画質
の低下を招く。また、文字画像についても種々のフォン
トが識別できるためには1200dpi以上の解像度が
必要であるという問題があり、このような高解像度化と
孤立1ドット、1ドットラインの再現を両立するという
課題が存在することが明らかになった。(請求項1に対
応する課題)
〜30μm程度の電荷輸送層を有する感光体を使用した
場合には、200lpi以上の線数によって中間調処理
が施された画像データの書き込みを行い画像を出力した
場合には、階調性が悪く、写真画像のような階調表現が
必要な画像に対しては満足のいく画像が得られないとい
う問題が発生した。(一方、中間調処理を200lpi
未満にした場合には、階調性は確保されるものの、ディ
ザのテクスチャが目視で知覚され、きめの細かい画像が
得られないという問題がある。) さらに、階調性の悪い条件(この場合は200lpi以
上の中間調処理を施した場合)では、いわゆるバンディ
ングが発生しやすく、ノイズの多い画像しか得られない
という問題を併せ持つことも明らかになった。(請求項
2に対応する課題)
も、上述の問題が発生しない画像形成装置を提案する。
また、本発明での、書き込み系の構成(書き込み解像
度、ビーム径)と、感光体の構成(電荷発生層、電荷輸
送層)との組み合わせは、従来技術(特開平8−286
470、特開平9−319164、特開平11−954
62)のいずれの方法とも異なり、独自のものである。
さらに本発明の効果は、電荷輸送層膜厚(CT膜厚)を
20μm以下とした場合に一層顕著なものとなること
が、発明者らの実験によって明らかになった。
能とし、繰り返し使用に対しても高画質画像を安定に得
られる画像形成装置を提供することを目的とする。
めに、請求項1記載の発明は、少なくとも、感光体と、
帯電手段及び感光体に対して光書き込みを行い静電潜像
を形成する光書き込み手段とを有し、光書き込みの解像
度が1200dpi以上である電子写真方式を用いた画
像形成装置であって、光書き込み手段がビーム径35μ
m以下のレーザービーム光であり、かつ、感光体が、導
電性支持体上に少なくとも電荷発生物質を含有する電荷
発生層及び電荷輸送物質を含有する電荷輸送層を設けて
なり、電荷発生層に含有される電荷発生物質のイオン化
ポテンシャルIp(CG)と電荷輸送層に含有される電
荷輸送物質のイオン化ポテンシャルIp(CT)との間
に下記の関係式(I)が成り立つことを特徴とする。 Ip(CG) ≧ Ip(CT) (I)
体と、帯電手段及び感光体に対して光書き込みを行い静
電潜像を形成する光書き込み手段と、入力画像に対して
中間調処理をおこなう画像処理手段を有し、書き込み手
段によって光書き込みが、入力画像に対して200lp
i以上の線数によって中間調処理を施された画像データ
に基づいて行われる電子写真方式を用いた画像形成装置
であって、光書き込み手段がビーム径35μm以下のレ
ーザービーム光であり、かつ、感光体が、導電性支持体
上に少なくとも電荷発生物質を含有する電荷発生層及び
電荷輸送物質を含有する電荷輸送層を設けてなり、電荷
発生層に含有される電荷発生物質のイオン化ポテンシャ
ルIp(CG)と電荷輸送層に含有される電荷輸送物質イ
オン化ポテンシャルIp(CT)との間に下記の関係式
(I)が成り立つことを特徴とする。 Ip(CG) ≧ Ip(CT) (I)
記載の画像形成装置において、電荷発生物質が下記一般
式(II)で表わされる非対称ジスアゾ顔料である感光体
を用いたことを特徴とする。 Cp1−N=N−A−N=N−Cp2 (II) (式中、Aは、炭素原子でアゾ基の窒素原子に結合して
いる2価の残基を示す。また、Cp1、Cp2は互いに構
造の異なるカプラー残基を表わす。)
像形成装置において、一般式(II)で表される非対称ア
ゾ顔料が下記一般式(III )で表わされる化合物である
ことを特徴とする感光体を用いたことを特徴とする。
原子、置換または無置換のアルキル基、置換または無置
換のアルコキシ基、ニトロ基、シアノ基、ヒドロキシル
基、置換または無置換のアミノ基を表わし、p、qは0
〜3の整数を表わす。Cp1、Cp2は互いに異なるカプ
ラー残基を表わす。)
何れか1項に記載の画像形成装置において、感光体のお
ける電荷輸送層の膜厚が20μm以下であることを特徴
とする。
真感光体を図面に沿って説明する。図1は、導電性支持
体31上に、電荷発生物質を主成分とする電荷発生層3
5と、電荷輸送物質を主成分とする電荷輸送層37とが
積層された構成となっている。図2は、図1において導
電性支持体31と電荷発生層35の間に中間層33を設
けた構成となっている。図3は、導電性支持体31上
に、電荷発生物質を主成分とする電荷発生層35と、電
荷輸送物質を主成分とする電荷輸送層37とが積層され
た構成をとっている。さらに、その上にフィラー及び分
散剤を含有する保護層39が形成される構成となってい
る。
10Ω・cm以下の導電性を示すもの、例えば、アルミニ
ウム、ニッケル、クロム、ニクロム、銅、金、銀、白金
などの金属、酸化スズ、酸化インジウムなどの金属酸化
物を、蒸着またはスパッタリングにより、フィルム状も
しくは円筒状のプラスチック、紙に被覆したもの、ある
いは、アルミニウム、アルミニウム合金、ニッケル、ス
テンレスなどの板およびそれらを、押し出し、引き抜き
などの工法で素管化後、切削、超仕上げ、研摩などの表
面処理した管などを使用することができる。また、特開
昭52−36016号公報に開示されたエンドレスニッ
ケルベルト、エンドレスステンレスベルトも導電性支持
体31として用いることができる。
な結着樹脂に分散して塗工したものについても、本発明
の導電性支持体31として用いることができる。この導
電性粉体としては、カーボンブラック、アセチレンブラ
ック、またアルミニウム、ニッケル、鉄、ニクロム、
銅、亜鉛、銀などの金属粉、あるいは導電性酸化スズ、
ITOなどの金属酸化物粉体などがあげられる。また、
同時に用いられる結着樹脂には、ポリスチレン、スチレ
ン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ブタジエン
共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、ポリエ
ステル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアリ
レート樹脂、フェノキシ樹脂、ポリカーボネート、酢酸
セルロース樹脂、エチルセルロース樹脂、ポリビニルブ
チラール、ポリビニルホルマール、ポリビニルトルエ
ン、ポリ−N−ビニルカルバゾール、アクリル樹脂、シ
リコーン樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ウレタン
樹脂、フェノール樹脂、アルキッド樹脂などの熱可塑
性、熱硬化性樹脂または光硬化性樹脂が挙げられる。こ
のような導電性層は、これらの導電性粉体と結着樹脂を
適当な溶剤、例えば、テトラヒドロフラン、ジクロロメ
タン、メチルエチルケトン、トルエンなどに分散して塗
布することにより設けることができる。
ル、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリスチレン、ポ
リ塩化ビニリデン、ポリエチレン、塩化ゴム、テフロン
(登録商標)などの素材に前記導電性粉体を含有させた熱
収縮チューブによって導電性層を設けてなるものも、本
発明の導電性支持体31として良好に用いることができ
る。
成分とする層であり、電荷発生物質や結着樹脂等を適当
な溶剤に分散ないし溶解し、これを導電性支持体上ある
いは下引き層上に塗布、乾燥することにより形成でき
る。電荷発生層35は、公知の電荷発生物質をすべて用
いることが可能であるが、本発明に示されるように、電
荷発生物質のイオン化ポテンシャルIp(CG)と電荷輸
送層に含有される電荷輸送物質のイオン化ポテンシャル
Ip(CT)との間に下記の関係式(I)が成り立つ電
荷発生物質である必要がある。 Ip(CG) ≧ Ip(CT) (I)
明に好ましい理由は、下記のように考えられる。導電性
支持体上に、少なくとも電荷発生層と電荷輸送層とを積
層した積層感光体においては、電荷発生層中で発生した
光キャリアが、界面で電荷輸送層中に注入され、注入さ
れたキャリアが電荷輸送層中を移動し表面電荷を中和す
ることで静電潜像を形成している。このうちキャリア注
入は電荷発生層と電荷輸送層の両方の影響を受けること
から、従来から感光体設計に際しては、電荷発生材料と
電荷輸送材料の適切な組み合わせがあり経験的に選ばれ
てきた。
(CT)である場合には、キャリアの注入障壁が存在する
ことになる、すなわちキャリアは電荷発生層から電荷輸
送層にスムーズに注入されず、いわば界面に溜まりなが
ら注入されることになる。この場合感光体内部に空間電
荷自体が形成されたようになり、この電界によりキャリ
アが拡散し潜像が劣化するものと考えられる。従って本
発明に示すような関係式の電荷発生物質、電荷輸送物質
を選択した感光体を用いることで、光書き込み手段がビ
ーム径35μm以下のレーザービーム光で、光書き込み
の解像度が1200dpi以上の高画質な電子写真方式
を用いた場合においても書き込みのLDドット径を劣化
させることなく、高画質な画像を得られることが出来る
と考えられる。
ャルとは、材料の基底状態から電子一個を取り出すのに
必要なエネルギー量を意味する。この特性値を測定する
ためには、例えば、真空紫外吸収法、電子衝撃法、光イ
オン化法、光電子スペクトル法等の手法が知られてい
る。本発明では、大気雰囲気中で紫外線を照射して放出
される光電子スペクトルを測定する装置(理研計器社製
の表面分析装置、AC−1)を用い、試料にモノクロメ
ーターで分光した紫外光をエネルギーを変化させながら
照射して、光電効果により、光電子が放出され始める最
低エネルギーを求めることでイオン化ポテンシャルを求
めた。
としては例えば、チタニルフタロシアニン、バナジルフ
タロシアニン、銅フタロシアニン、ヒドロキシガリウム
フタロシアニン、無金属フタロシアニン等のフタロシア
ニン系顔料、モノアゾ顔料、ジスアゾ顔料、非対称ジス
アゾ顔料、トリスアゾ顔料等のアゾ顔料、ペリレン系顔
料、ペリノン系顔料、インジゴ顔料、ピロロピロール顔
料、アントラキノン顔料、キナクリドン系顔料、キノン
系縮合多環化合物、スクエアリウム顔料等、公知の材料
を用いることが出来るが、これら顔料のうちでも下記一
般式(II)に示した、極めて高感度な非対称ジスアゾ顔
料を用いることが好ましい。 Cp1−N=N−A−N=N−Cp2 (II) (式中、Aは、炭素原子でアゾ基の窒素原子に結合して
いる2価の残基を示す。また、Cp1、Cp2は互いに構
造の異なるカプラー残基を示す。) これら非対称ジスアゾ顔料は、相当するジアゾニウム塩
化合物とCp1またはCp2に相当するカプラーとを2段
階に順次反応させるか、あるいは最初のCp1またはC
p2とのカップリング反応によって得られるジアゾニウ
ム塩化合物を単離した後、さらに残りのカプラーを反応
させることによって得ることができる。これら非対称ジ
スアゾ顔料のA、Cp1、Cp2の例を示す。
も特にA−20〜A−25に示すフルオレノン中心骨格
とする下記一般式(III )に示す化合物が本発明に好ま
しく用いることが出来る。
原子、置換乃至無置換のアルキル基、置換乃至無置換の
アルコキシ基、ニトロ基、シアノ基、ヒドロキシル基、
置換乃至無置換のアミノ基を表わし、p、qは0〜3の
整数を表わす。Cp1、Cp2は互いに異なるカプラー残
基を表わす。)
の具体例を下記に示すが、本発明はこれらに限定される
ものではない。
故に対称アゾ顔料に比べて電荷の分布が偏っていると考
えられこれにより一般的に高感度であって、またイオン
化ポテンシャルが大きく本発明に示される式(I)に対
応してより多くの電荷輸送物質とマッチングし高画質化
を達成することが出来る。なお、これら電荷発生物質は
単独でも、2種以上混合して用いることも可能である。
応じて結着樹脂とともに適当な溶剤中にボールミル、ア
トライター、サンドミル、超音波などを用いて分散し、
これを導電性支持体上に塗布し、乾燥することにより形
成される。
結着樹脂としては、ポリアミド、ポリウレタン、エポキ
シ樹脂、ポリケトン、ポリカーボネート、シリコーン樹
脂、アクリル樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニル
ホルマール、ポリビニルケトン、ポリスチレン、ポリス
ルホン、ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリアクリル
アミド、ポリビニルベンザール、ポリエステル、フェノ
キシ樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸
ビニル、ポリフェニレンオキシド、ポリアミド、ポリビ
ニルピリジン、セルロース系樹脂、カゼイン、ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルピロリドン等が挙げられる。
結着樹脂の量は、電荷発生物質100重量部に対し0〜
500重量部、好ましくは10〜300重量部が適当で
ある。結着樹脂の添加は、分散前あるいは分散後どちら
でも構わない。
パノール、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキ
サノン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチルセル
ソルブ、酢酸エチル、酢酸メチル、ジクロロメタン、ジ
クロロエタン、モノクロロベンゼン、シクロヘキサン、
トルエン、キシレン、リグロイン等が挙げられるが、特
にケトン系溶媒、エステル系溶媒、エーテル系溶媒が良
好に使用される。これらは単独で用いても2種以上混合
して用いてもよい。
び結着樹脂を主成分とするが、その中には、増感剤、分
散剤、界面活性剤、シリコーンオイル等のいかなる添加
剤が含まれていても良い。
プレーコート、ビートコート、ノズルコート、スピナー
コート、リングコート等の方法を用いることができる。
電荷発生層35の膜厚は、0.01〜5μm程度が適当
であり、好ましくは0.1〜2μmである。
着樹脂を適当な溶剤に溶解ないし分散し、これを電荷発
生層上に塗布、乾燥することにより形成できる。また、
必要により単独あるいは2種以上の可塑剤、レベリング
剤、酸化防止剤、滑材等を添加することが可能であり有
用である。
質をすべて用いることが可能であるが、本発明に示され
るように、電荷発生物質のイオン化ポテンシャルIp
(CG)と電荷輸送層に含有される電荷輸送物質のイオン
化ポテンシャルIp(CT)との間に下記の関係式
(I)が成り立つ電荷発生物質である必要がある。 Ip(CG) ≧ Ip(CT) (I)
としては、ポリ−N−ビニルカルバゾールおよびその誘
導体、ポリ−γ−カルバゾリルエチルグルタメートおよ
びその誘導体、ピレン−ホルムアルデヒド縮合物および
その誘導体、ポリビニルピレン、ポリビニルフェナント
レン、ポリシラン、オキサゾール誘導体、オキサジアゾ
ール誘導体、イミダゾール誘導体、モノアリールアミン
誘導体、ジアリールアミン誘導体、トリアリールアミン
誘導体、スチルベン誘導体、α−フェニルスチルベン誘
導体、ベンジジン誘導体、ジアリールメタン誘導体、ト
リアリールメタン誘導体、9−スチリルアントラセン誘
導体、ピラゾリン誘導体、ジビニルベンゼン誘導体、ヒ
ドラゾン誘導体、インデン誘導体、ブタジェン誘導体、
ピレン誘導体等、ビススチルベン誘導体、エナミン誘導
体等、その他公知の材料が挙げられる。これらのうちで
は、キャリア移動度が速く、耐ガス性にも優れるトリア
リールアミン系化合物が好ましく用いることができる。
電荷輸送物質は単独で用いてもよいが、2種以上混合し
て用いてもよい。
ン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ブタジエン
共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、ポリエ
ステル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアリ
レート、フェノキシ樹脂、ポリカーボネート、酢酸セル
ロース樹脂、エチルセルロース樹脂、ポリビニルブチラ
ール、ポリビニルホルマール、ポリビニルトルエン、ポ
リ−N−ビニルカルバゾール、アクリル樹脂、シリコー
ン樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ウレタン樹脂、
フェノール樹脂、アルキッド樹脂等の熱可塑性または熱
硬化性樹脂が挙げられる。
に対し、20〜300重量部、好ましくは40〜150
重量部が適当である。また、電荷輸送層の膜厚は、コス
トおよび塗膜の均一性維持から35μm以下とすること
が好ましい。さらに20μm以下とすることで本発明の
効果は一層顕著なものとなる。下限値に関しては、使用
するシステム(特に帯電電位等)によって異なるが、5
μm以上が好ましい。
ドロフラン、ジオキサン、トルエン、ジクロロメタン、
モノクロロベンゼン、ジクロロエタン、シクロヘキサノ
ン、メチルエチルケトン、アセトンなどが用いられる。
これらは単独で使用しても2種以上混合して使用しても
良い。
を目的として必要に応じて、フィラー、分散剤、結着樹
脂、さらに電荷輸送物質等を適当な溶媒に分散あるいは
溶解し、塗布及び乾燥を行うことによって、保護層39
を設けてもよい。
は、耐摩耗性を向上させる目的で添加される。フィラー
は有機フィラー及び無機フィラーとに分類され、有機フ
ィラー材料としては、ポリテトラフルオロエチレンのよ
うなフッ素樹脂微粒子、シリコーン樹脂微粒子、a−カ
ーボン粉末等が挙げられ、無機フィラー材料としては、
銅、スズ、アルミニウム、インジウムなどの金属粉末、
シリカ、酸化錫、酸化亜鉛、酸化チタン、アルミナ、酸
化ジルコニウム、酸化インジウム、酸化アンチモン、酸
化ビスマス、酸化カルシウム、アンチモンをドープした
酸化錫、錫をドープした酸化インジウム等の金属酸化
物、フッ化錫、フッ化カルシウム、フッ化アルミニウム
等の金属フッ化物、チタン酸カリウム、窒化硼素などの
無機材料が挙げられる。これらのフィラーの中で、フィ
ラーの硬度の点から無機材料を用いることが耐摩耗性の
向上に対し有利である。
0.5μmであることが、保護層の光透過率や耐摩耗性
の点から好ましい。フィラーの平均一次粒径が0.01
μm以下の場合は、凝集、分散性の低下等から耐摩耗性
の低下を引き起こし、0.5μの場合には、フィラーの
沈降性が促進されたり、それを用いて作製した感光体に
よって得られる画像に異常画像が発生したりする可能性
がある。
述の電荷輸送層37に用いられる結着樹脂をすべて使用
することが可能であるが、結着樹脂によってもフィラー
分散性が影響されるため、フィラー分散性に悪影響を与
えないことが重要である。また、酸価を有する樹脂は、
残留電位を低減させる上でも有用であり、結着樹脂とし
てすべてに、あるいは他の結着樹脂と混合させて一部に
添加して使用することが可能である。使用可能な樹脂の
一例としては、ポリエステル、ポリカーボネート、アク
リル樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン
テレフタレート、アクリル酸やメタクリル酸を用いた各
種共重合体、スチレンアクリル共重合体、ポリアリレー
ト、ポリアクリレート、ポリスチレン、エポキシ樹脂、
ABS樹脂、ACS樹脂、オレフィン−ビニルモノマー
共重合体、塩素化ポリエーテル、アリール樹脂、フェノ
ール樹脂、ポリアセタール、ポリアミド、ポリアミドイ
ミド、ポリアリルスルホン、ポリブチレン、ポリエーテ
ルスルホン、ポリエチレン、ポリイミド、ポリメチルベ
ンテン、ポリプロピレン、ポリフェニレンオキシド、ポ
リスルホン、AS樹脂、ブタジエン−スチレン共重合
体、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン等の樹脂あるいは共重合体等が挙げられる。また、こ
れらの材料は2種以上混合して用いることが可能であ
る。
な影響を与え、耐NOx性あるいは耐オゾン性の高い結
着樹脂を使用することは、画像ボケを抑制するだけでな
く、耐摩耗性をも向上させる効果を有する。それらの結
着樹脂としてはポリマーアロイも有効に使用することが
可能であり、少なくともポリエチレンテレフタレートと
のポリマーアロイは画像ボケ抑制効果が高く有用であ
る。
とも1種の電荷輸送物質を含有させることが残留電位を
低下させる上で好ましい。保護層に含有される電荷輸送
物質には、前述の電荷発生層上に形成される電荷輸送層
37に含まれる電荷輸送物質をすべて使用することが可
能であるが、保護層に含有される電荷輸送物質と電荷輸
送層に含有される電荷輸送物質とが各々異なるものであ
ってもよい。その場合、電荷輸送層に含有される電荷輸
送物質よりも保護層に含有される電荷輸送物質の方に低
いイオン化ポテンシャルを持たせることによって、電荷
輸送層/保護層界面における電荷の注入性を向上させる
ことが可能となり、残留電位の低減に非常に有効であ
る。
に求める方法、電気化学的に求める方法等、種々の方法
を用いて測定することができる。また、保護層には電荷
輸送物質としての機能とバインダー樹脂としての機能を
持った高分子電荷輸送物質も良好に使用される。これら
の高分子電荷輸送物質から構成される電荷輸送層は耐摩
耗性に優れたものである。高分子電荷輸送物質として
は、公知の材料が使用できるが、特に、トリアリールア
ミン構造を主鎖および/または側鎖に含むポリカーボネ
ートが良好に用いられる。
剤、分散剤とともにボールミル、アトライター、サンド
ミル、超音波などの従来方法を用いて分散することがで
きる。この中でも、フィラーと分散剤との接触効率を高
くすることができ、外界からの不純物の混入が少ないボ
ールミルが分散性の点からより好ましい。使用されるメ
ディアの材質については、従来使用されているジルコニ
ア、アルミナ、メノウ等すべてのメディアを使用するこ
とができるが、フィラーの分散性及び残留電位低減効果
の点からアルミナを使用することがより好ましく、耐摩
耗性に優れたα型アルミナが特に好ましい。ジルコニア
は分散時のメディアの摩耗量が大きく、それらの混入に
よって残留電位が著しく増加するだけでなく、その摩耗
粉の混入によって分散性が低下し、フィラーの沈降性が
大幅に低下する。
には、分散時のメディアの摩耗量は低く抑えられる上
に、混入した摩耗粉が残留電位に与える影響が非常に小
さい。また、摩耗粉が混入しても分散性に対する影響が
他のメディアに比べて少ない。従って、分散に使用する
メディアにはアルミナを使用することがより好ましい。
集、さらにはフィラーの沈降性を抑制し、フィラーの分
散性が著しく向上させることから、フィラーや有機溶剤
とともに分散前より添加することが好ましい。
分散前に添加することも可能であるが、その場合分散性
が若干低下する場合が見られる。従って、バインダー樹
脂や電荷輸送物質は、有機溶剤に溶解された状態で分散
後に添加することが好ましい。
としては、浸漬塗工法、スプレーコート、ビートコー
ト、ノズルコート、スピナーコート、リングコート等、
従来の塗工方法を用いることができるが、比較的薄い膜
を均一に、かつフィラー分散性の良好な膜を形成するた
めにはスプレー塗工が適している。
μm、好ましくは2〜6μmが適当である。膜厚が極度
に薄い場合には、膜の均一性が低下したり、十分な耐摩
耗性が得られない場合があり、膜厚が極度に厚い場合に
は、残留電位上昇の影響が増大したり、光透過率の低下
により解像度やドット再現性の低下を引き起こす場合が
ある。
31と感光層との間に下引き層を設けることができる。
下引き層は一般には樹脂を主成分とするが、これらの樹
脂はその上に感光層を溶剤で塗布することを考えると、
一般の有機溶剤に対して耐溶剤性の高い樹脂であること
が望ましい。
コール、カゼイン、ポリアクリル酸ナトリウム等の水溶
性樹脂、共重合ナイロン、メトキシメチル化ナイロン等
のアルコール可溶性樹脂、ポリウレタン、メラミン樹
脂、フェノール樹脂、アルキッド−メラミン樹脂、エポ
キシ樹脂等、三次元網目構造を形成する硬化型樹脂等が
挙げられる。
の低減等のために酸化チタン、シリカ、アルミナ、酸化
ジルコニウム、酸化スズ、酸化インジウム等で例示でき
る金属酸化物の微粉末顔料を加えてもよい。これらの下
引き層は、前述の感光層の如く適当な溶媒及び塗工法を
用いて形成することができる。更に本発明の下引き層と
して、シランカップリング剤、チタンカップリング剤、
クロムカップリング剤等を使用することもできる。さら
に、各種分散剤を添加することも可能である。この他、
本発明の下引き層には、Al2O3を陽極酸化にて設け
たものや、ポリパラキシリレン(パリレン)等の有機物
やSiO2、SnO2、TiO2、ITO、CeO2等
の無機物を真空薄膜作成法にて設けたものも良好に使用
できる。このほかにも公知のものを用いることができ
る。下引き層の膜厚は0〜5μmが適当である。
層との間に中間層を設けることも可能である。中間層に
は、一般にバインダー樹脂を主成分として用いる。これ
ら樹脂としては、ポリアミド、アルコール可溶性ナイロ
ン、水溶性ポリビニルブチラール、ポリビニルブチラー
ル、ポリビニルアルコールなどが挙げられる。中間層の
形成法としては、前述のごとく一般に用いられる塗布法
が採用される。なお、中間層の厚さは0.05〜2μm
程度が適当である。
め、とりわけ、感度低下、残留電位の上昇を防止する目
的で、電荷発生層、電荷輸送層、下引き層、保護層、中
間層等の各層に従来公知の酸化防止剤、可塑剤、滑剤、
紫外線吸収剤、低分子電荷輸送物質およびレベリング剤
を添加することが出来る。
略を、図4を用いて説明する。(従来の画像形成装置と
基本構成は同じであるため。) 1.感光体ドラム1は導体(アルミニウムなど)の表面
に、CT層26μm、CG層0.2μm、UL層3μm
で塗布することによって形成され、図4中の矢印方向に
回転する。感光体ドラムの直径は60mmであり、周速
は230mm/secである。 2.帯電手段2は、いわゆる接触ローラ帯電装置であ
り、芯金上にいわゆる中抵抗の導電性をもつ弾性層(厚
み3mm)が形成された構成の帯電ローラに、電源によ
って直流電圧(−1.21kV)を印加し、感光体を均
一(−550V)に帯電する。 3.露光手段3は、帯電手段で均一に帯電された感光体
の表面に、目的の画像に対応した光を照射することによ
って、静電潜像を形成する。露光手段の光源はレーザー
ダイオードであり、ポリゴンミラーによって、感光体上
をレーザービームで照射しながら走査していく。いわゆ
るビーム径は主走査方向35μm、副走査方向35μm
である。 4.現像手段は、いわゆる2成分現像装置であり、トナ
ー(体積平均粒径6.8μm)とキャリア(粒径50μ
m)をトナー濃度5.0%に混合した現像剤が現像容器
内には収納されている。現像装置では、この現像剤を現
像スリーブによって、感光体−現像スリーブ対向部へと
搬送する。感光体−現像スリーブ間の距離(いわゆる現
像ギャップ)は0.3mmである。現像スリーブには電
源により直流電圧(−400V)が印加されているた
め、感光体上の静電潜像の対応してトナーが感光体上に
付着する。(いわゆる反転現像)また、現像スリーブの
周速は460mm/secである。(いわゆる周速比は
2.0である。) 5.転写手段5は、現像手段で現像されたトナー像を不
図示の給紙手段から搬送された記録シート6上に転写す
る。実施例1の転写手段は転写ベルトと電源とからな
り、電源から転写ベルトに電圧を印加する。印加する電
圧は定電流制御とし、30μAである。 6.クリーニング手段7は弾性体から形成されるブレー
ドによって構成され、感光体上の残留トナー像(いわゆ
る転写残トナー)のクリーニングを行う。 7.転写手段によっての記録シート(紙など)上に転写
されたトナー像は、定着手段に搬送され、定着手段で加
熱加圧することによって、トナー像が記録紙シート上に
定着され、画像形成装置機外へと排出され、出力画像と
なる。
を繰り返すことによって、所望の画像を記録シート上に
形成することが可能になる。
る。実施例1では、波長655nmの4つのLD(レー
ザーダイオード)をもつ4ch(4チャンネル)タイプ
のLDアレイを搭載している。LDからのレーザー光
は、いわゆるコリメートレンズ、NDフィルタ、アパー
チャー、シリンドリカルレンズを介して、ポリゴンミラ
ーへと照射される。
プであり、2716.5rpmの回転数で回転してい
る。ポリゴンミラーで反射されたレーザー光は、折り返
しミラー、f−θレンズを介して、感光体上で結像する
ようになっている。実施例1では、レーザービームの感
光上でのいわゆるビーム径は、35um(主走査方向)
×35um(副走査方向)になるように調整されてい
る。
を成形加工したプラスチックレンズであり、いわゆるA
C面によってレンズ形状の設計がなされており、この結
果、35um(主走査方向)×35um(副走査方向)
というきわめて細いビーム径を実現している。また、レ
ーザー光はポリゴンミラーが回転することによって、感
光体上を走査する。
像形成装置であり、1pixcelの大きさは、21.
3um×21.3umである。実施例1では、1pix
celあたりを16.9nsecの時間で移動しなが
ら、感光体にレーザービームを照射していく。このと
き、いわゆる画素クロックは59.2MHzであり、5
9.2MHzの周波数でLDを光変調することを意味し
ている。
ー光がポリゴンミラーの回転によって、感光体上を走査
するが、非画像領域にレーザー光が位置するときには、
図5に図示された同期検知板に、レーザー光が入射する
ようになっている。この同期検知板は、レーザービーム
の入射によって基準信号が発生するような機構を有し、
この基準信号に基づいて、画像書き出し位置のタイミン
グ、いわゆる画素クロックを形成するクロック信号のリ
セットを行うようになっている。これにより、感光体上
の所定の位置に、光変調をなされたレーザー光を入射す
ることができるようになっている。
4階調の階調表現が可能な、いわゆる4値書きこみを行
うことができるように、LDのパルス幅を4段階で変化
させてこのような多値書きこみを行っている。
層塗工液、電荷発生層塗工液、および電荷輸送層塗工液
を、浸漬塗工によって順次塗布、乾燥し、膜厚3.5μ
mの下引き層、0.2μmの電荷発生層、26μmの電
荷輸送層を形成した。
項目である階調性を測定するという方法で行った。階調
性の評価は、線数を変えて中間調処理をほどこしたパッ
チ(17段)を出力し、このパッチの明度(L*)を測
定する。中間調処理としては、いわゆる線数を200l
piの水準で画像を出力した。また、明度(L*)の測
定には、分光濃度測色計(X−Rite社製938)を
使用した。階調性の数値化は、入力(データ上の面積
率)に対する、17段のパッチを測色してもとめた明度
値の直線性から、いわゆるR^2(一次式近似での自己
相関係数の2乗)を計算するという方法でおこなった。
R^2の値は、上述の入力データと明度(L*)との関
係が直線的ならば1.0に近い値(図6)になり、直線
からずれるにしたがって小さな値(図7)になる。
が要求される画像の主観的評価を行うことによって、R
^2の値が0.98以上であることを優れた階調性の条
件とした。また、R^2の値は、いわゆる低線数画像の
ほうが大きくなる傾向がある。しかしながら、線数が2
00lpi以下の場合には、いわゆるディザのテクスチ
ャが認識できるようになってしまい、自然画像などにお
いては不自然な印象をあたえる結果、画質劣化の要因と
なってしまう。このことから、発明者は、中間調処理の
線数を200線以上で階調性R^2の値0.98以上で
あれば高画質であると判断した。
し、特にジャギー特性に効く。ジャギーが目立たなくな
るのは、900dpi以上必要であり、高画質を達成す
るためには1200dpi以上が必要である。発明者
は、上記感光体を用い、実験機は、リコー製MF457
0を1200dpi2bit書き込みに改造したものを
使用し、上記手段により画像を出力し画質評価を行っ
た。また、ビーム径はPHOTON社製ビームスキャ
ン、OPC膜厚はフィッシャースコープ社製膜厚計でそ
れぞれ測定したものである。
層に用いる電荷発生物質であるアゾ顔料を下記構造式
(V)に変え、実施例1と同様に感光体を作成、実施例
1と同様にして画像出力・画質評価を行った。
において、電荷発生層に用いる電荷発生物質であるアゾ
顔料を下記構造式(VI)に変え、
表1の用に変えた以外は実施例1と同様にして実施例3
〜9、比較例1〜2の感光体を作成、実施例1と同様に
して画像出力・画質評価を行った。
層に用いる電荷発生物質であるアゾ顔料をチタニルフタ
ロシアニン顔料(Cu−Kα特性X線回折における回折
角2θ±0.2°が9.5°、9.7°、11.7°、
15.0°、23.5°、24.1°及び27.3°に
強いピークを示すもの、Ip(CG)=5.2eV)に
変え、実施例9と同様に感光体を作成、実施例9と同様
にして画像出力・画質評価を行った。
層に用いる電荷発生物質であるアゾ顔料をチタニルフタ
ロシアニン顔料(Cu−Kα特性X線回折における回折
角2θ±0.2°が9.0°、14.2°、23.9°
及び27.1°に強いピークを示すもの、Ip(CG)
=5.3eV)に変え、実施例9と同様に感光体を作
成、実施例9と同様にして画像出力・画質評価を行っ
た。
例1〜4の感光体につき、先に示した実験機:リコー製
MF4570を1200dpi2bit書き込みに改造
したものを使用し画像評価を行った。なおビーム径は3
5μm、書き込み密度は1200dpi、中間調処理と
しては、いわゆる線数を200lpiの水準で画像を出
力した。上記手段により画像を出力し画質評価を行った
結果を表2に示す。
例9において、感光体の電荷輸送層膜厚、露光時の書込
ドット系、書込密度を表3のように変えたほかは実施例
9と同様にして画像出力・画質評価を行った。なお中間
調処理としては、線数を200lpiに加え、240l
piの水準での画像も出力し評価を行った。
は、電荷発生層に含有される電荷発生物質のイオン化ポ
テンシャルIp(CG)と電荷輸送層に含有される電荷輸
送物質イオン化ポテンシャルIp(CT)との組み合わせ
における階調性(上述のR^2)を測定した結果であ
る。この結果からからわかるように、電荷輸送層の膜厚
薄くしなくとも、関係式Ip(CG) ≧ Ip(CT)が
成り立つことを特徴とする電子写真感光体を用いること
で階調性の優れた画像を形成にする事が出来る画像形成
装置を提供することが可能となる。この効果は当たり前
のことではあるが、電荷輸送層を薄膜化することで顕著
なものとなる。すなわち、光書き込みの解像度が120
0dpi以上である電子写真方式を用いた画像形成装
置、および/または光書き込みが、入力画像に対して2
00lpi以上の線数によって中間調処理を施された画
像データに基づいて行われる電子写真方式を用いた画像
形成装置において、光書き込み手段がビーム径35μm
以下のレーザービーム光であり、前記感光体が、導電性
支持体上に少なくとも電荷発生物質を含有する電荷発生
層及び電荷輸送物質を含有する電荷輸送層を設けてな
り、電荷発生層に含有される電荷発生物質のイオン化ポ
テンシャルIp(CG)と電荷輸送層に含有される電荷輸
送物質のイオン化ポテンシャルIp(CT)との間に関係
式Ip(CG) ≧ Ip(CT)が成り立つ場合、階調性
R^2の値が0.98以上を確保することができる高画
質な画像が得られることが明らかになった。さらに電荷
発生層に用いられる電荷発生物質として、非対称ジスア
ゾ顔料を用いることでさらに良好な画質を得られること
ができる。
顔料は、非対称であるが故に対称アゾ顔料に比べて電荷
の分布が偏っていると考えられる。これにより一般的に
高感度であって電子写真感光体に好適に用いられる電荷
発生材料であり高画質化を達成することができる。
料の中でも特にA−20〜A−25に示すフルオレノン
中心骨格とする一般式(III )に示す化合物が好まし
い。
定性の点からも特に好ましく、またイオン化ポテンシャ
ルが比較的大きいためより多くの電荷輸送物質とマッチ
ングし高画質化を達成することができる。
とが積層された構成を示す図である。
けた構成を示す図である。
が蓄積され、さらに、保護層が形成された構成を示す図
である。
概略図である。
概略図である。
が1に近い)を示す図である。
が小さい)を示す図である。
である。
概略図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも、感光体と、帯電手段及び感
光体に対して光書き込みを行い静電潜像を形成する光書
き込み手段とを有し、光書き込みの解像度が1200d
pi以上である電子写真方式を用いた画像形成装置であ
って、 前記光書き込み手段がビーム径35μm以下のレーザー
ビーム光であり、かつ、前記感光体が、導電性支持体上
に少なくとも電荷発生物質を含有する電荷発生層及び電
荷輸送物質を含有する電荷輸送層を設けてなり、電荷発
生層に含有される電荷発生物質のイオン化ポテンシャル
Ip(CG)と電荷輸送層に含有される電荷輸送物質のイ
オン化ポテンシャルIp(CT)との間に下記の関係式
(I)が成り立つことを特徴とする画像形成装置。 Ip(CG) ≧ Ip(CT) (I) - 【請求項2】 少なくとも、感光体と、帯電手段及び感
光体に対して光書き込みを行い静電潜像を形成する光書
き込み手段と、入力画像に対して中間調処理をおこなう
画像処理手段を有し、前記書き込み手段によって光書き
込みが、入力画像に対して200lpi以上の線数によ
って中間調処理を施された画像データに基づいて行われ
る電子写真方式を用いた画像形成装置であって、 前記光書き込み手段がビーム径35μm以下のレーザー
ビーム光であり、かつ、前記感光体が、導電性支持体上
に少なくとも電荷発生物質を含有する電荷発生層及び電
荷輸送物質を含有する電荷輸送層を設けてなり、電荷発
生層に含有される電荷発生物質のイオン化ポテンシャル
Ip(CG)と電荷輸送層に含有される電荷輸送物質イ
オン化ポテンシャルIp(CT)との間に下記の関係式
(I)が成り立つことを特徴とする画像形成装置。 Ip(CG) ≧ Ip(CT) (I) - 【請求項3】 前記電荷発生物質が下記一般式(II)で
表わされる非対称ジスアゾ顔料である感光体を用いたこ
とを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。 Cp1−N=N−A−N=N−Cp2 (II) (式中、Aは、炭素原子でアゾ基の窒素原子に結合して
いる2価の残基を示す。また、Cp1、Cp2は互いに構
造の異なるカプラー残基を示す。) - 【請求項4】 前記一般式(II)で表される非対称アゾ
顔料が下記一般式(III )で表わされる化合物である感
光体を用いたことを特徴とする請求項3記載の画像形成
装置。 【化1】 (式中、R、R0は、水素原子、ハロゲン原子、置換ま
たは無置換のアルキル基、置換または無置換のアルコキ
シ基、ニトロ基、シアノ基、ヒドロキシル基、置換また
は無置換のアミノ基を表わし、p、qは0〜3の整数を
表わす。Cp1、Cp2は互いに異なるカプラー残基を表
わす。) - 【請求項5】 前記感光体における電荷輸送層の膜厚が
20μm以下であることを特徴とする請求項1から4の
何れか1項に記載の画像形成装置。
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