JP2003214274A - 車輌用燃料タンク - Google Patents

車輌用燃料タンク

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JP2003214274A JP2002016986A JP2002016986A JP2003214274A JP 2003214274 A JP2003214274 A JP 2003214274A JP 2002016986 A JP2002016986 A JP 2002016986A JP 2002016986 A JP2002016986 A JP 2002016986A JP 2003214274 A JP2003214274 A JP 2003214274A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料残量が少ない場合における制動時等の燃
料不足を防ぎ、低位部に溜まった燃料を積極的に、か
つ、無駄なく利用でき、しかも製造加工が簡単な車輌用
燃料タンクを提供する。 【解決手段】 燃料タンクの底板1に燃料ポンプ11を
取り付けると共に燃料ポンプ11の下端吸込部が開口す
る燃料溜12を設け、該燃料溜12から燃料を吸い込む
車輌用燃料タンクである。かかる燃料タンクにおいて、
底板1に燃料ポンプ取付位置よりも低い低位部20を形
成すると共に、該低位部20内の燃料の移動を阻止する
波止め用の段面壁21を底板1と一体成形する。段面壁
21の範囲内に燃料取出管23を設け、該燃料取出管2
3を燃料ポンプ11の下端燃料溜12に外部の連絡ホー
ス25を介して接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、燃料ポンプを備
えた車輌用燃料タンクであって、自動二輪車及び不整地
走行用四輪車等、騎乗型車輌に適した燃料タンクの構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料ポンプを備えた車輌用燃料タンクに
おいて、燃料タンク内の燃料が少ない場合に、制動、加
速あるいは傾斜により燃料が移動し、一方に偏ると、燃
料ポンプの吸込口に燃料が少なくなる可能性がある。
【0003】上記のような燃料の移動による燃欠を防ぐ
ため、図7に示すように燃料ポンプユニットPの蓋板1
01をカップ状に形成し、燃料タンクの底板102に対
して上記カップ状蓋板101を下方突出状に取り付け、
該カップ状蓋板101内に燃料ポンプユニットPの吸込
管104を突入させると共にフィルター105を配置し
たものが提案されている。
【0004】図7の構造によると、加速時等に燃料タン
ク内の燃料がたとえば後方に偏った場合でも、カップ状
蓋板101内で燃料を一定量保持していることにより、
燃料ポンプ110への燃料欠乏を防ぐことが可能とな
る。
【0005】ところが燃料残量がさらに少なくなった場
合、たとえば燃料レベルが燃料ポンプ取付位置より低く
なった場合、後端低位部121のみに燃料が残留し、カ
ップ状蓋板101内に補給されにくくなり、燃欠を防ぐ
ことが困難になる。
【0006】また、図8に示すように、燃料タンクの後
部の低位部121に、底板102とは別体のカップ状補
助タンク125を固着した構造がある。カップ状補助タ
ンク125は上面が開口すると共に後壁下端部に燃料流
通孔125aが形成されており、ブラケット123を介
して燃料タンク底板102に溶着されている。補助タン
ク125の下壁には燃料取出管124が開口し、該燃料
取出管124は外部の連絡ホース126及び接続管12
7を介してカップ状蓋板101内に連通している。
【0007】図8の構造によると、低位部121に残留
する燃料を効率良く利用できるようになると共に、加速
時又は減速時において補助タンク125内から燃料が移
動するのを阻止し、燃欠を防ぐことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが図8のような
構造では、カップ状の補助タンク125を製造して燃料
タンク内に溶接しなければならず、しかも、スペースが
制限される後部に配置しなければならず、溶接個所が多
くなると共に部品加工及び取付に手間がかかり、コスト
アップ及び重量増加の原因になっている。
【0009】
【発明の目的】本願発明の目的は、燃料残量が少ない場
合における制動時等の燃欠を防ぎ、また、低位部に溜ま
った燃料を無駄なく、かつ、積極的に利用でき、しかも
製造加工が簡単な車輌用燃料タンクを提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願請求項1記載の発明は、燃料タンクの底板に燃
料ポンプを取り付けると共に燃料ポンプの下端吸込部が
開口する燃料溜を設け、該燃料溜から燃料を吸い込み、
エンジンの燃料供給系に圧送する車輌用燃料タンクにお
いて、底板に燃料ポンプ取付位置よりも低い低位部を形
成すると共に、該低位部内の燃料の移動を阻止する波止
め用の段面壁を底板に形成し、上記段面壁の範囲内に燃
料取出口を設け、該燃料取出口を燃料ポンプの下端燃料
溜に外部パイプを介して接続している。
【0011】上記のように燃料溜を設けていることによ
り、制動、加速又は傾斜時等において燃料が一方に移動
しても、燃料溜に溜めてある燃料により燃料ポンプに燃
料供給し、また、燃料残量が少ない状態でも、低位部か
ら連絡ホースを介して燃料溜へ燃料を供給し、燃欠を防
ぐ。
【0012】燃料残量が少ない場合で、加速あるいは減
速時等において、波止め用段面壁により低位部内の燃料
の移動を阻止し、低位部の燃料を保持することにより、
燃欠を防ぐ。
【0013】段面壁の範囲内に燃料取出口が位置してい
ることにより、減速時等において燃料が段面壁側に寄せ
られると、燃料を積極的に燃料取出口から取り出すこと
ができる。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の車
輌用燃料タンクにおいて、段面壁の上方に底板とは別体
の屋根を設けている。
【0015】これにより、低位部内の燃料が段面壁を越
えて移動しようとする場合にもこれを阻止することがで
き、燃欠防止効果が向上する。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の車輌用燃料タンクにおいて、低位部の側方に、底板
とは別体の側壁を立設している。
【0017】これにより、低位部内の燃料が側方に移動
しようとする場合にも、これを阻止することができ、燃
料の移動阻止範囲が広がる。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項1又は2記
載の車輌用燃料タンクにおいて、低位部の側方に、底板
を成形することにより底板と一体の側方段面壁を形成し
ている。
【0019】これにより、低位部内の燃料が側方に移動
しようとする場合にも、これを阻止することができ、燃
料の移動阻止範囲が広がると共に、部品点数を節約でき
る。
【0020】
【発明の実施の形態1】図1は本願発明を適用した自動
二輪車用燃料タンクの縦断左側面図を示しており、燃料
タンクの外郭は底板1と本体ケース2により構成され、
底板1と本体ケース2はそれらの周縁がローラ溶接によ
り接合されている。該燃料タンクは、ヘッドパイプ3に
結合された上部フレーム5を左右に跨いだ状態で車輌に
装着されている。底板1は後方に行くに従い段々と低く
なるように形成されており、前後方向の中央部より少し
後方位置にポンプ挿入用の開口6が形成され、該開口6
の周囲にフランジ状のポンプ取付座8が形成されてい
る。
【0021】燃料ポンプユニットPは、フランジ状蓋板
10の上に、燃料ポンプ11及び圧力調節弁等の付属部
品が一体的に備えられ、フランジ状蓋板10の下側に下
方へ突出する椀形の燃料溜12が一体に形成されてお
り、開口6から燃料タンク内に挿入され、蓋板10がパ
ッキン等のシール部材を介してポンプ取付座8に締結さ
れている。
【0022】燃料溜12には燃料ポンプ11の下端吸込
管(吸込部)15が突出し、該吸込管15には袋状のフ
ィルタ16が装着され、燃料溜12の燃料を吸い込むよ
うになっている。燃料ポンプ11の吐出部には下方に突
出する燃料供給管17が接続し、該燃料供給管17は図
示しないがエンジン燃料供給系のスロットルボディに接
続し、スロットルボディ内を通る空気に燃料を噴射し、
混合するようになっている。勿論、燃料供給管17の接
続先はスロットルボディには限定されず、インジェクタ
ー等に接続する構造も考えられる。
【0023】底板1は後端部が最も低くなるように形成
されており、後端に形成された低位部20は、ポンプ取
付位置よりも低く、前記燃料溜12の底部より若干低い
高さに位置している。低位部20の前面には概ね垂直に
立ち上がる波止め用の前方段面壁21が底板1と一体成
形されており、該前方段面壁21は段差Sを有してい
る。前方段面壁21の範囲内(全面位置)であって、好
ましくは前方段面壁21の下端近傍に低位部20に向っ
て後向きに開口する燃料取出管23が溶接されており、
該燃料取出管23は燃料タンク外部に配置された連絡ホ
ース25により、燃料溜12の下端に設けられた接続管
26に接続し、これにより低位部20と燃料溜12とを
連通させている。
【0024】上記連絡ホース25は、フレーム5のクロ
スパイプ28の上側を迂回するように湾曲し、前方の燃
料溜12に至っている。また、燃料取出管23から連絡
ホース25を介して燃料溜12に至る燃料経路の途中に
は、低位部20側から燃料溜12側へのみ燃料を流通さ
せる逆止弁30が設けられており、これにより燃料溜1
2から低位部20への逆流を防止している。
【0025】段面壁21の上方には、低位部20の上方
に亘って後下がり状に傾斜した屋根31が設けられ、溶
接等により底板1に固着されている。屋根31は段面壁
21の上方及び低位部20の上方と共に左右側方も一部
覆っており、また、屋根31の前端には上方に突出する
折曲部31aが一体に形成されている。
【0026】図2は図1のII-II断面図であり、底板1
は後方から見て左右両端部分が下方に落ち込むような台
形状に形成されており、前記屋根31はたとえば底板1
の中間隆起部分の左右幅全幅に亘って設けられている。
【0027】
【作用】通常走行時、燃料タンク内の燃料は燃料溜12
からフィルタ16を介して燃料ポンプ11に吸い込ま
れ、吐出部から燃料供給管17を介してスロットルボデ
ィに供給される。
【0028】燃料レベルがポンプ取付位置より低くなっ
た場合には、燃料溜12に上方から燃料が補給され難く
なるが、低位部20に溜まっている燃料が連絡ホース2
5を介して燃料溜12に流入することにより、燃料溜1
2の燃料が不足することは少ない。
【0029】燃料レベルがポンプ取付位置より低い場合
であって、減速時あるいは下り坂の時に、低位部20の
燃料は前方に移動しようとするが、波止め用の前方段面
壁21により燃料の移動が阻止されると同時に、屋根3
1によっても前方段面壁21を越えて前方に移動しよう
とする燃料が阻止され、低位部20内に燃料を保持して
おくことができる。これにより、低位部20から燃料溜
12への燃料流通が途切れることは少なく、燃欠を防止
することができる。
【0030】燃料取出管23は、前方段面壁21の下部
において後向きに開口しているので、上記減速時には低
位部20から積極的に燃料溜12に燃料が送り込まれ
る。また、一旦燃料溜12に送り込まれた燃料は、逆止
弁30により逆流が阻止され、低位部20に逆戻りする
ことはない。
【0031】なお、減速時に屋根31の上面に沿って前
方に移動する燃料もあるが、屋根31の前端折曲部31
aにより阻止され、速やかに後方へ戻される。
【0032】段面壁21を燃料タンクの底板と一体成形
していることにより、燃欠対策用部品を簡素化し、製造
加工が容易になると共に、コストアップ及び重量増加を
抑えることができる。
【0033】
【発明の実施の形態2】図3に示す実施の形態は、屋根
31の左右幅を底板1の隆起部分の左右幅よりも短く
し、屋根31の左右側方に側方段面壁(側壁)35を立
設した構造である。側方段面壁35は底板1の低位部2
0に溶接されている。その他の構造は図1及び図2の実
施の形態と同様であり、同じ部品及び部分には同じ符号
を付してある。
【0034】図3の構造によると、減速時ばかりでな
く、左右傾斜時に生じる燃料の左右の移動も阻止するこ
とができ、車輌の旋回時等における燃欠を防止すること
ができる。
【0035】
【発明の実施の形態3】図4に示す実施の形態は、フレ
ーム5のクロスパイプが連絡ホース25の邪魔にならな
い位置にある車輌に適用した例であり、燃料取出管23
は図1の燃料取出管23よりさらに下方に配置されてお
り、具体的には前方段面壁21の下端であって、低位部
20の前端部に配置され、後上方に向いて開口してい
る。その他の構造は図1及び図2の実施の形態と同様で
あり、同じ部品及び部分には同じ符号を付してある。
【0036】図4のように低位部20の前端部(段面壁
21の下端)に燃料取出管23を開口していると、減速
時において低位部20の燃料を積極的に、かつ、効率良
く取り出して燃料溜12に供給できる。
【0037】なお、図4に仮想線示すように、燃料ポン
プ11と段面壁21との間に邪魔板50を配置し、燃料
の移動防止効果を高めることも可能である。上記邪魔板
50は燃料タンクの垂直断面の概ね全面を遮るように配
置されると共に前後に貫通する燃料流通孔51を複数形
成してある。
【0038】
【発明の実施の形態4】図5に示す実施の形態は、ポン
プ取付位置よりも低くかつ後方に低位部20を形成する
燃料タンクにおいて、低位部20の四方を、底板1と一
体成形された前方段面壁41、左右の側方段面壁42及
び後方段面壁43により囲んでいる。すなわち、底板1
自体を下方に窪むように成形することにより、底板1と
一体に凹部を成形し、該凹部の上方に屋根31を配置し
ている。ただし、各段面壁41,42,43は底板と一
体成形していることにより、前記実施の形態1〜3に示
す略直角姿勢の段面壁と異なり、傾斜面となっている。
なお、底板1と別体の部材により凹部を形成し、底板1
に形成した開口部に上記凹部を溶接して製作することも
できる。
【0039】燃料取出管23は、前方段面壁41と低位
部20との境目近傍に位置し、後上方に向いて開口して
おり、また、屋根31の前端と前方段面壁41の上端の
間には隙間Cが設けられている。
【0040】図6は図5の低位部(凹部)20の斜視図
であり、後方段面壁43の左右幅中央部には、後方に延
びる幅の狭いガイド溝49が形成されている。ガイド溝
49は前下がり状に緩やかに傾斜しており、低位部20
より後方の燃料を、無駄なく速やかに低位部20内に集
めることができるようになっている。
【0041】屋根31の前端には上方に突出する折曲部
31aが形成され、後端には前記溝の上半分程度に入り
込む下方折曲部31bが一体に形成され、両折曲部31
a,31bにより、屋根31の上面を前方に移動しよう
とする燃料や、低位部20から後方に移動しようとする
燃料を、制限するようになっている。
【0042】その他の構造は図1及び図2の実施の形態
と同様であり、同じ部品及び部分には同じ符号を付して
ある。
【0043】
【その他の発明の実施の形態】(1)自動二輪車だけで
なく、バギー車等の騎乗型不整地走行四輪車の燃料タン
クにも適用可能である。
【0044】(2)図1〜図6の各実施の形態では、燃
料タンクの後端部に段面壁を介して低位部を形成してい
るが、たとえば、ポンプ取付位置よりも低位置で、左右
側方に低位部及び段面壁を形成することも可能である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本願発明によると、 (1)燃料タンクの底板に燃料ポンプを取り付けると共
に燃料ポンプの下端吸込部が開口する燃料溜を設け、該
燃料溜から燃料を吸い込む構造を採用すると共に、燃料
ポンプ取付位置より低い低位部からも外部パイプを介し
て燃料溜に燃料を供給できるようにしているので、燃料
残量が少ない状態でも、低位部から燃料溜へ燃料を供給
し、燃欠を防ぐことができる。
【0046】(2)低位部内の燃料の移動を阻止する波
止め用の段面壁を形成しているので、燃料残量が少ない
場合における減速時等に、低位部からの燃料移動を阻止
し、低位部内に燃料を保持して、燃欠を防ぐことができ
る。
【0047】(3)段面壁の範囲内に燃料取出口を設け
ていることにより、減速時等において燃料が移動しよう
とする時、段面壁によりせき止められる燃料を積極的に
取り出すことができ、低位部内の燃料を効率良く利用す
ることができる。
【0048】(4)段面壁の上方に、底板とは別体の屋
根を設けていると、低位部内の燃料が段面壁を越えて移
動しようとする場合にもこれを阻止することができ、燃
料欠防止効果が向上する。
【0049】(5)低位部の側方に、底板とは別体の側
壁を立設していると、低位部内の燃料が側方に移動しよ
うとする場合にも、これを阻止することができ、燃料の
移動阻止範囲が広がる。
【0050】(6)上記低位部の側方に、底板を成形す
ることにより底板と一体の側方段面壁を形成している
と、上記第(5)の効果と同様の効果が得られると共
に、部品点数を節約できる。
【0051】(7)なお、低位部の燃料移動を阻止する
波止め用の段面壁を、燃料タンクの底板と一体成形する
と、燃欠対策用部品が簡素化され、製造及び取付が容易
になると共に、コストアップ及び重量増加を抑えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の第1の実施の形態を示しており、
自動二輪車用燃料タンクの縦断左側面図である。
【図2】 図1のII-II断面図である。
【図3】 本願発明の第2の実施の形態を示しており、
図2と同じ部分の断面図である。
【図4】 本願発明の第3の実施の形態を示しており、
自動二輪車用燃料タンクの縦断左側面図である。
【図5】 本願発明の第4の実施の形態を示しており、
自動二輪車用燃料タンクの縦断左側面図である。
【図6】 図5の低位部の拡大斜視図である。
【図7】 従来例の縦断左側面図である。
【図8】 別の従来例の縦断左側面図である。
【符号の説明】
1 底板 2 燃料タンクの本体ケース 11 燃料ポンプ 12 燃料溜 20 低位部 21 前方段面壁 23 燃料取出管(燃料取出口) 25 連絡ホース 26 接続管 30 逆止弁 31 屋根 31a,31b 折曲部 35 側方段面壁 41 前方段面壁 42 後方段面壁 43 側方段面壁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンクの底板に燃料ポンプを取り付
    けると共に燃料ポンプの下端吸込部が開口する燃料溜を
    設け、該燃料溜から燃料を吸い込み、エンジンの燃料供
    給系に圧送する車輌用燃料タンクにおいて、 底板に燃料ポンプ取付位置よりも低い低位部を形成する
    と共に、該低位部内の燃料の移動を阻止する波止め用の
    段面壁を底板に形成し、 上記段面壁の範囲内に燃料取出口を設け、 該燃料取出口を燃料ポンプの下端燃料溜に外部パイプを
    介して接続していることを特徴とする車輌用燃料タン
    ク。
  2. 【請求項2】 上記段面壁の上方に、底板とは別体の屋
    根を設けていることを特徴とする請求項1記載の車輌用
    燃料タンク。
  3. 【請求項3】 上記低位部の側方に、底板とは別体の側
    壁を立設していることを特徴とする請求項1又は2記載
    の車輌用燃料タンク。
  4. 【請求項4】 上記低位部の側方に、底板を成形するこ
    とにより底板と一体の側方段面壁を形成していることを
    特徴とする請求項1又は2記載の車輌用燃料タンク。
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