JP4520051B2 - 自動二輪車 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動二輪車におけるV型エンジン、燃料タンク、燃料供給ポンプ及びシートの配置の改良技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
V型エンジンを搭載した自動二輪車としては、例えば特許第3093464号公報「燃料供給装置」(以下、「従来の技術」と言う)が知られている。
この従来の技術は、同公報の図3及び図4に示される通り、メインフレーム10(番号は公報に記載されたものを引用した。以下同じ。)の長手略中央に前のシリンダ11並びに後のシリンダ11を有するV型エンジンEを取付け、メインフレーム10の後端部に後輪27付きリヤスイングアーム26を取付け、メインフレーム10の上部に吸気チャンバ13及び燃料タンク1を取付けたというものである。
さらに従来の技術は、V型エンジンEの上に吸気チャンバ13を配置し、吸気チャンバ13の上に燃料タンク1の前半部を配置し、燃料タンク1の後方にシート29を配置したというものである。
【0003】
燃料タンク1は、前・後のシリンダ11,11の上を覆う水平タンク部分と、この水平タンク部分の後端から下がって後のシリンダ11の後上部を覆う垂下タンク部分とからなる、側面視逆L字状のタンクである。この燃料タンク1は、メインフレーム10に沿ってその後端部まで延びる。前記垂下タンク部分の最下端から燃料ポンプ4を挿入することで、燃料タンク1に燃料ポンプ4を内蔵させることができる。燃料タンク1における水平タンク部分の底の高さは、シート29の高さとほぼ同じである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術は、前・後のシリンダ11,11の上を覆うように燃料タンク1を配置するので、燃料ポンプ4を内蔵し燃料を充填した燃料タンク1の重心は高い位置にある。この結果、自動二輪車全体の重心が上がる。自動二輪車の操縦性をより高めるには、自動二輪車全体の重心を下げることが好ましい。しかも、自動二輪車の重心を下げる場合であっても燃料タンクの容量は確保したい。
【0005】
そこで本発明の目的は、前シリンダ並びに後シリンダを有するV型エンジンを搭載した自動二輪車において、燃料タンクの容量を確保しつつ自動二輪車の重心を下げることができる技術を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、車体フレームの長手略中央に前シリンダ並びに後シリンダを有するV型エンジンを取付け、車体フレームの後部に後輪付きスイングアームを取付け、車体フレームの上部に燃料タンクを取付けた自動二輪車において、燃料タンクを前記後シリンダと前記後輪との間に配置するとともに前記燃料タンクに縦長型の燃料供給ポンプを内蔵し、この燃料供給ポンプの上方にシートを配置し、燃料タンクは、上面に前記燃料供給ポンプを挿入し且つ取付けるための挿入口を設けることで、燃料タンクの上方から燃料供給ポンプを出し入れ可能に構成し、燃料タンクは前後に長く、側面視で鈍角のV字状をなして前半部及び後半部を有し、燃料タンク後半部の最下端面に、該燃料タンク内において上向きに開放した凹状のカップを設けるとともに、該燃料タンク後半部の上面の前記カップの真上の位置に凹部を設け、該凹部の底に前記燃料供給ポンプを出し入れする前記挿入口を設け、燃料供給ポンプに付設した吸引ストレーナを前記カップ内に配置し、燃料タンク後半部の上面に設けた前記凹部を覆う水平カバー部の上面にシートを取り付けたことを特徴とする。
【0007】
V型エンジンの後シリンダと後輪との間の空きスペースに、燃料タンクを配置した。燃料タンクのうち、縦長型の燃料供給ポンプを内蔵する部分は当然深いので、容量も大きい。
さらには、燃料タンクのうち、燃料供給ポンプを内蔵した部分の上方にシートを配置した。シートは足着き性能から決定されるものであり、比較的低い位置に配置される。燃料タンクのうち燃料供給ポンプを内蔵した深い部分については、必然的にシートよりも下げざるを得ない。前記空きスペースを利用することで、燃料タンクの深い部分を下方へ延すことができる。
このようにして燃料タンクの高さを下げることで、燃料供給ポンプを内蔵し燃料を充填した燃料タンクの重心を下げることができる。しかも燃料タンクの容量を確保することができる。燃料タンクの重心を下げることにより、自動二輪車の重心を下げることができる。
また、燃料タンクの上面に凹部を設け、凹部の底に燃料供給ポンプを挿入し且つ取付けるための挿入口を設けたので、燃料タンク内の燃料が多少残っている場合でも、シートを外して、燃料タンクの上方の挿入口から燃料供給ポンプを出し入れすることで、燃料供給ポンプの保守・点検作業を容易に行うことができる。
さらには、燃料タンクに取付けられた燃料供給ポンプの上をシートで覆うことになる。従って、シートは燃料供給ポンプの上部を保護するプロテクタの役割を兼ねることができる。
【0008】
請求項2は、請求項1において、車体フレームのヘッドパイプと前記燃料タンクの前半部の前端部との間であって、車体フレームの上部には吸気ボックスを取り付け、該吸気ボックスの下部をV型エンジンの前シリンダと後シリンダ間の空間部に配置したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図面に基づいて以下に説明する。
なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向に従う。また、図面は符号の向きに見るものとする。
【0010】
図1は本発明に係る自動二輪車の左側面図であり、自動二輪車10の要部を示す。
自動二輪車10は、車体フレーム11と、車体フレーム11のヘッドパイプ12に取付けたフロントフォーク13と、フロントフォーク13の下部に取付けた前輪14と、フロントフォーク13に連結したハンドル15と、車体フレーム11の長手略中央に取付けたエンジン16と、エンジン16の後部に取付けた変速機17と、車体フレーム11の後部に取付けたスイングアーム式懸架装置18と、スイングアーム式懸架装置18に取付けた後輪19と、車体フレーム11の上部に取付けた前部の吸気ボックス21並びに後部の燃料タンク22と、燃料タンク22に内蔵した燃料供給ポンプ23と、燃料タンク22の後半部を覆ったリヤカウル24と、リヤカウル24に取付けたシート(シートクッション)25並びにシートバック26と、を主要な構成部材としたレーシング用の車両である。
【0011】
車体フレーム11は、ヘッドパイプ12と、ヘッドパイプ12から後方へ延した左右一対のメインフレーム31,31(この図では手前の1個のみを示す。以下同じ。)と、左右のメインフレーム31,31の後端から下ろした左右のピボット取付用ロアブラケット32,32とを、主要な構成要素とした側面視略逆L字状フレームである。
【0012】
エンジン16は、前シリンダ41並びに後シリンダ42を有するV型5気筒エンジンである。前シリンダ41並びに後シリンダ42は、図示せぬクランク軸に連結したピストンが往復動する部分であり、上端部にシリンダヘッドを備える。エンジン16と変速機17の組合せ構造はパワーユニット43をなす。
【0013】
スイングアーム式懸架装置18は、ロアブラケット32(車体フレーム11の後部)に後輪付きスイングアーム51の基端を上下スイング可能に取付け、さらにスイングアーム51を後方へ延し、その後端部に後輪19を回転可能に取付け、スイングアーム51の基端近傍にクッションユニット52の上端部を取付け、クッションユニット52の下端部をロアブラケット32の下端部にリンク機構53を介して取付けたものである。リンク機構53は、側面視三角形状の第1リンク54及び前後に細長い第2リンク55からなる。
【0014】
ところで、メインフレーム31の上部に取付けた燃料タンク22は、前後に長く側面視で鈍角のV字状タンクである。詳しく説明すると燃料タンク22は、V字の谷22Vを通る鉛直線Hoより前方のタンク前半部22Fと鉛直線Hoより後方のタンク後半部22Rとを一体に形成したものである。
鉛直線Hoに対して、タンク前半部22Fの上面61Fの傾斜角θ1はほぼ20゜であり、また、タンク後半部22Rの上面61Rの傾斜角θ2はほぼ80゜である。従ってタンク上面61F,61RにおけるV字の開き角、すなわちθ1+θ2は100゜の鈍角である。
【0015】
タンク前半部22Fは、後シリンダ42の上を覆いつつメインフレーム31に概ね沿って前へ延び、吸気ボックス21の後上部に一部オーバーラップしたものである。タンク後半部22Rは、後輪19に概ね沿って後方へ延び、後輪19の前部に一部オーバーラップしたものである。
鉛直線Hoからタンク前半部22Fの前端までの長さはL1であり、鉛直線Hoからタンク後半部22Rの後端までの長さはL2である。従って燃料タンク22の全長は「L1+L2」である。
【0016】
鉛直線Hoに平行で後シリンダ42の後端に接する第1垂線Hfから、鉛直線Hoに平行で後輪19の前端に接する第2垂線Hrまでの、距離L3の間の空きスペースSpは比較的広い。吸気ボックス21をエンジン16の上に配置したので、シート25下で後輪19と後シリンダ42との間に、比較的広い空きスペースSpができるからである。
【0017】
本発明は、この広い空きスペースSpを有効利用して、燃料タンク22のV字部分を配置するとともに、容量の大きい部分を配置したことを特徴とする。具体的には、上面61F,61Rから下方へ膨出する高さ(すなわちタンク深さ)は、燃料タンク22のうち、空きスペースSpに配置する部分が他の部分よりも大きい。
また、タンク後半部22Rに縦長型の燃料供給ポンプ23を内蔵した。当然のことながら、燃料タンク22に縦長型の燃料供給ポンプ23を内蔵するためには、その内蔵する部分を深くしないと入らないからである。深くした分だけ容量も大きい。
【0018】
このように、燃料タンク22のうち容量の大きい部分を空きスペースSpに配置したので、実質的には後輪19と後シリンダ42との間の空きスペースSpに、燃料タンク22を配置したものと見做しても大差ない。従って本発明においては、後輪19と後シリンダ42との間に燃料タンク22を配置したとする。
【0019】
さらには、燃料タンク22のうち、燃料供給ポンプ23を内蔵した部分の上方にシート25を配置した。すなわち、燃料供給ポンプ23の上方にシート25を配置した。
シート25は足着き性能から決定されるものであり、比較的低い位置に配置される。燃料タンク22のうち燃料供給ポンプ23を内蔵した深い部分については、必然的にシート25よりも下げざるを得ない。空きスペースSpを利用することで、燃料タンク22の深い部分を下方へ延すことができる。
【0020】
このようにして燃料タンク22の高さを下げることで、燃料供給ポンプ23を内蔵し燃料を充填した燃料タンク22の重心を下げることができる。しかも燃料タンク22の容量を確保することができる。燃料タンク22の重心を下げることにより、自動二輪車10の重心を下げることができる。さらには、燃料タンク22の重心を下げて車体重心に近づけることができるので、ローリング走行のときに発生する慣性を低減させることができる。以上の結果、自動二輪車10の操縦性を高めることができる。
「自動二輪車の操縦性」とは、運転者が操舵系に加える操縦及び姿勢変化によって、運転者の希望通りに自動二輪車が運動する性質のことを言う。
なお、62は給油口である。
【0021】
さらに自動二輪車10は、車体フレーム11におけるメインフレーム31の上部にリヤカウル24を取付け、このリヤカウル24で燃料タンク22のタンク後半部22Rにおける上部並びに左右両側部を覆ったものである。
リヤカウル24は、タンク後半部22Rの上部を覆う略水平状の平坦な水平カバー部71と、水平カバー部71の後部から上方へ延びる平坦な後板部72と、水平カバー部71の左右端から下方へ延びる側板部73とを、一体に形成したカバー部材である。
水平カバー部71は上面にシート25を取付けたものであり、後板部72は前面にシートバック26を取付けたものであり、側板部73は前下方へ延びてメインフレーム31に取外し可能に取付けたものである。
【0022】
図2は本発明に係る燃料タンク、燃料供給ポンプ及びリヤカウル周りの断面図である。
燃料タンク22は、最下端面に上開放のカップ(凹部)64を設けるとともに、上面に燃料供給ポンプ23を挿入し且つ取付けるための挿入口66を設けたものである。具体的にはタンク後半部22Rは、最下端の底板63から下方へ所定深さだけ膨出することによりカップ64を形成し、さらに、上面61Rのうちカップ64の真上の位置に水平状の底を有する凹部65を形成し、凹部65の底に挿入口66を設けたものである。68はバッフルプレートである。
【0023】
燃料供給ポンプ23は、挿入口66のフランジ67に取外し可能に取付ける平板状のリッド(ヘッド部)81と、リッド81から下方へ延したステー82と、ステー82に取付けたポンプ本体83と、ポンプ本体83の吸引口に接続した最下部の吸引ストレーナ84と、を一体的に組立てた縦長型ポンプである。リッド81は燃料供給口85及び燃料リターン口86を備える。
燃料供給ポンプ23は、例えば電動モータ駆動式ポンプや電磁プランジャポンプである。このような燃料供給ポンプ23を挿入口66から差込んで取付けたときに、吸引ストレーナ84を前記カップ64内に配置することができる。
【0024】
さらには、燃料供給ポンプ23を取付けるための座面、すなわちフランジ67については、ある程度以上の取付面積を有した平坦な面にする必要がある。このため、燃料タンク22のうち、平坦なシート25の下に平坦なフランジ67を配置し、このフランジ67に燃料供給ポンプ23を取付けた。従って、燃料供給ポンプ23の取付けが容易である。
【0025】
ポンプ本体83を駆動することによりカップ64内の燃料を、吸引ストレーナ84→ポンプ本体83→第1ホース91→燃料供給口85→燃料供給パイプ92の経路で流して、図示せぬエンジンの燃料噴射系統に供給することができる。燃料タンク22の最下部から燃料を燃料供給ポンプ23で合理的に吸引することができる。燃料噴射系統の余分な燃料は、リターンパイプ93→燃料リターン口86→第2ホース94の経路で流れてカップ64内に戻る。
【0026】
上述のようにシート25は、燃料タンク22に取付けられた燃料供給ポンプ23の上を覆ったものである。従って、シート25は燃料供給ポンプ23の上部を保護するプロテクタの役割を兼ねることができる。
【0027】
図3は本発明に係る燃料タンク、燃料供給ポンプ及びリヤカウル分解図である。
燃料タンク22の上面に、燃料供給ポンプ23を挿入し且つ取付けるための挿入口66を設けたので、燃料タンク22の上方から燃料供給ポンプ23を出し入れ可能である。従って、燃料タンク内の燃料が多少残っている場合でも、リヤカウル24と共にシート25を外して、燃料タンク22の上方の挿入口66から燃料供給ポンプ23を出し入れして、燃料供給ポンプ23の保守・点検作業を容易に行うことができる。
【0028】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1は、前後に長く、側面視で鈍角のV字状をなす燃料タンクに縦長型の燃料供給ポンプを内蔵したので、燃料タンクのうち、燃料供給ポンプを内蔵する部分が深くなり、この部分の容量も大きくなる。このような燃料タンクを、V型エンジンにおける後シリンダと後輪との間の空きスペースに配置するとともに、燃料タンクのうち、燃料供給ポンプを内蔵した部分の上方にシートを配置した。シートは足着き性能から決定されるものであり、比較的低い。燃料タンクのうち燃料供給ポンプを内蔵した深い部分については、必然的にシートよりも下げざるを得ない。前記空きスペースを利用することで、燃料タンクの深い部分を下方へ延すことができる。
このようにして燃料タンクの高さを下げることで、燃料供給ポンプを内蔵し燃料を充填した燃料タンクの重心を下げることができる。しかも燃料タンクの容量を確保することができる。燃料タンクの重心を下げることにより、自動二輪車の重心を下げることができる。さらには、燃料タンクの重心を下げて車体重心に近づけることができるので、ローリング走行のときに発生する慣性を低減させることができる。以上の結果、自動二輪車の操縦性を高めることができる。
また、燃料タンクの上面に凹部を設け、凹部の底に燃料供給ポンプを挿入し且つ取付けるための挿入口を設けることで、燃料タンクの上方から燃料供給ポンプを出し入れ可能に構成したので、燃料タンク内の燃料が多少残っている場合でも、シートを外して、燃料タンクの上方の挿入口から燃料供給ポンプを出し入れして、燃料供給ポンプの保守・点検作業を容易に行うことができる。
さらには、燃料タンクに取付けられた燃料供給ポンプの上をシートで覆うことになる。従って、シートは燃料供給ポンプの上部を保護するプロテクタの役割を兼ねることができる。
【0029】
請求項2は、請求項1において、車体フレームのヘッドパイプと前記燃料タンクの前半部の前端部との間であって、車体フレームの上部には吸気ボックスを取り付け、該吸気ボックスの下部をV型エンジンの前シリンダと後シリンダ間の空間部に配置した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動二輪車の左側面図
【図2】本発明に係る燃料タンク、燃料供給ポンプ及びリヤカウル周りの断面図
【図3】本発明に係る燃料タンク、燃料供給ポンプ及びリヤカウル分解図
【符号の説明】
10…自動二輪車、11…車体フレーム、12…ヘッドパイプ、16…V型エンジン、19…後輪、21…吸気ボックス、22…燃料タンク、22F…燃料タンク前半部、22R…燃料タンク後半部、23…燃料供給ポンプ、25…シート、41…前シリンダ、42…後シリンダ、51…スイングアーム、63…燃料タンク後半部の最下端面である底板、64…カップ、66…挿入口、65…燃料タンク後半部の上面に形成した凹部、71…水平カバー部、84…ストレーナ

Claims (2)

  1. 車体フレームの長手略中央に前シリンダ並びに後シリンダを有するV型エンジンを取付け、車体フレームの後部に後輪付きスイングアームを取付け、車体フレームの上部に燃料タンクを取付けた自動二輪車において、前記燃料タンクを前記後シリンダと前記後輪との間に配置するとともに前記燃料タンクに縦長型の燃料供給ポンプを内蔵し、この燃料供給ポンプの上方にシートを配置し、
    前記燃料タンクは、上面に前記燃料供給ポンプを挿入し且つ取付けるための挿入口を設けることで、燃料タンクの上方から燃料供給ポンプを出し入れ可能に構成し、
    前記燃料タンクは前後に長く、側面視で鈍角のV字状をなして前半部及び後半部を有し、
    前記燃料タンク後半部の最下端面に、該燃料タンク内において上向きに開放した凹状のカップを設けるとともに、該燃料タンク後半部の上面の前記カップの真上の位置に凹部を設け、該凹部の底に前記燃料供給ポンプを出し入れする前記挿入口を設け、
    前記燃料供給ポンプに付設した吸引ストレーナを前記カップ内に配置し、
    前記燃料タンク後半部の上面に設けた前記凹部を覆う水平カバー部の上面にシートを取り付けた、
    ことを特徴とする自動二輪車。
  2. 前記車体フレームのヘッドパイプと前記燃料タンクの前半部の前端部との間であって、前記車体フレームの上部には吸気ボックスを取り付け、該吸気ボックスの下部を、前記V型エンジンの前シリンダと後シリンダ間の空間部に配置したことを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
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