JP4550724B2 - 自動二輪車の燃料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、傾斜面を底板に含む燃料タンクを備える自動二輪車に関する。
傾斜面を底板に含む燃料タンクを備える自動二輪車が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平7−112682号公報(図1)
特許文献1の図1において、自動二輪車の車体フレーム10は、ヘッドパイプ11と、このヘッドパイプ11から後方に延ばしたメインパイプ12と、このメインパイプ12の後方上部から後方に延ばした一対のシートレール14とを備える。そして、メインパイプ12を跨ぐように断面鞍形に形成した燃料タンク16を配置し、この燃料タンク16の後方下部に燃料取り出し口である燃料コック41を取付ける。
ところで、自動二輪車の燃料タンク16の底板は、平坦な面及び傾斜面を備え、底板の位置によって、底板の高さは異なることがある。このような燃料タンクにおいて、燃料タンク16内の燃料を残すことなく取り出すようにするためには、燃料タンク16から燃料を取り出す燃料取り出し口の位置を底板の最下点に設ける必要がある。
しかし、燃料タンク16の最下点の位置が、車体フレーム10に備える部材の位置と一致するときには、燃料取り出し口の位置を変更せざるを得ない。この場合において、燃料タンク16の最下点に燃料取り出し口を設けることはできないので、燃料タンク16内に残ってしまう燃料の量(以下、この量を燃料残量と云う。)が多くなるという問題がある。燃料残量を少なくすることができる燃料供給装置が望まれる。
本発明は、燃料残量を少なくすることができる自動二輪車の燃料供給装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明では、前、後、左又は右に下がる傾斜面を底板に含む燃料タンクと、この燃料タンクから燃料を取り出す燃料取り出しパイプと、この燃料取り出しパイプを介して吸い込んだ燃料を加圧してエンジンに供給する燃料ポンプとからなる自動二輪車の燃料供給装置において、燃料取り出しパイプは、傾斜面の最下位置若しくはその近傍にパイプ入口を配置し、燃料タンク内を這わせた後に燃料タンクの壁を貫通して燃料タンク外へ突出させ、底板は後へ下がる傾斜面とし、燃料取り出しパイプは、前へ延ばした後にUターンさせる形態で燃料タンク内を這わせた後に燃料タンクの車両長手方向最後部に形成されている後壁を貫通してタンク外へ突出させ、燃料取り出しパイプは、車両平面視で略U字状のパイプと、このパイプと燃料ポンプとの間を連結する配管とからなり、略U字状のパイプの先端部にパイプ入口を備え、このパイプ入口を燃料出口となるパイプ出口よりも燃料タンクの車幅方向の外側に位置するように配置し、パイプ出口を燃料タンクの車幅方向中心に寄せて配置すると共に、車両側面視で略U字状のパイプ同士の一部が重なるように配置し、燃料タンクの後壁を貫通する貫通部は、車両長手方向で燃料タンクの最後部に形成することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、燃料ポンプと燃料タンクの間には、過剰な燃料を燃料タンクに戻す燃料戻りパイプが設けられ、この燃料戻りパイプの出口は、車幅方向中心を車両前から後へ延びているメインフレームを挟んで燃料取り出しパイプと車幅方向反対側に配置されることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、燃料戻りパイプの出口は、メインフレームを基準として車幅方向にて、燃料取り出しパイプと反対側を指向するように形成されることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、パイプ入口は、底板に備える傾斜面の最下位置若しくはその近傍に備えるので、燃料タンク内の燃料を残すことなく取り出すことができる。燃料タンク内の燃料を残すことなく取り出せるため、燃料残量を少なくすることができる。
加えて、燃料取り出しパイプは、燃料タンク内を這わせた後に燃料タンクの壁を貫通してタンク外へ突出させるので、燃料取り出しパイプに備えるパイプ出口を車体フレームとの干渉を避けるように配置することができる。このように、燃料取り出しパイプを燃料タンク内に這わせることで、例えば、燃料取り出しパイプに備えるパイプ出口を車体フレームとの干渉を避けるように配置するなど、燃料取り出しパイプの配置を比較的自由に決めることができる。この結果、燃料取り出しパイプの設計自由度を高めることができる。
さらに、燃料取り出しパイプは、燃料タンクの後壁を貫通してタンク外へ突出させるので、燃料タンクの後方に燃料ポンプを配置すれば、燃料取り出しポンプと燃料取り出しパイプとを連結する配管の長さを短くすることができ、燃料の取り出し性を高めることができる。
また、底板は後へ下がる傾斜面とし、燃料取り出しパイプに備えられた燃料の入口となるパイプ入口を燃料タンクの後側に配置すると共に、燃料取り出しパイプは前へ延ばした後にUターンさせる形態で燃料タンク内を這わせたので、パイプ入口を燃料の出口となるパイプ出口よりも燃料タンク幅方向の外側になるように配置すれば、パイプ出口を車体フレームの中心に寄せて配置することができる。パイプ出口を車体フレームの中心に寄せて配置するので、車体フレームの中心に寄せて燃料ポンプを配置すれば、パイプ出口と燃料ポンプの入口とを連結する配管の長さを短くでき、燃料の取り出し性を高めることができる。
請求項2では、燃料取り出しパイプのパイプ入口を、燃料タンクの幅方向の外側にくるように配置することで、パイプ入口を燃料戻りパイプの出口と離して配置できるので、気泡を含んだ戻り燃料がパイプ入口に混入することを少なくすることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る燃料供給装置を備える自動二輪車の側面図であり、自動二輪車10は、車体フレーム11を備え、この車体フレーム11を車両12の前端部に設けたヘッドパイプ13と、このヘッドパイプ13から後方に延ばしたメインフレーム14と、このメインフレーム14の後端部から後方に延ばしたシートレール15、15(手前側の符号15のみ示す。)と、ヘッドパイプ13から斜め下方に延ばしたダウンフレーム16、16(手前側の符号16のみ示す。)と、これらのダウンフレーム16、16の後端とシートレール15、15の後端を連結するリヤフレーム17、17(手前側の符号17のみ示す。)と、これらのリヤフレーム17、17にピボット軸19を回動自在に取付け、このピボット軸19を中心に上下スイング可能に取付け上腕部22及び下腕部23を備えるリヤスイングアーム24と、このリヤスイングアーム24の上腕部22とメインフレーム14の後部を連結するリヤクッションユニット25とで構成した車両である。
なお、91はリヤクッションユニット25の上端部とメインフレーム14との間を連結する第1軸部材であり、92はリヤクッションユニット25の下端部と上腕部22との間を連結する第2軸部材である。
また、自動二輪車10は、ヘッドパイプ13に操舵自在にフロントフォーク28を取付け、このフロントフォーク28の下端に前輪29を回転自在に取付け、フロントフォーク28の上部に操舵用ハンドル31を取付け、メインフレーム14とダウンフレーム16とで囲んだ空間にエンジン33を配置し、リヤスイングアーム24の後端に後輪35を回動自在に取付け、後輪35の軸36に取付けたスプロケット37とエンジン33の出力軸38に取付けたスプロケット39との間にエンジン33の駆動力を後輪35に伝達するチェーン41を巻き掛けてなる。
エンジン33は、クランクケース43と、このクランクケース43から立ち上げた2つのシリンダ部44F、44Rと、このシリンダ部44F、44Rに燃料を供給する燃料供給装置45とを備えるV型2気筒のエンジンである。なお、燃料供給装置45の詳細については後述する。
47は燃料タンク、48は運転者シート、49はフロントブレーキユニット、51はフロントフェンダ、52はリヤフェンダ、53、53(手前側の符号53のみ示す。)はリヤウインカー、54、54(手前側の符号54のみ示す。)は運転者用ステップ、55、55(手前側の符号55のみ示す。)は車体フレーム11を補強するガセット、56はラジエータユニットである。
エンジン33の排気系は、V型エンジン33に備える前シリンダ部44Fの前側面44Faに第1排気管57を接続し、この第1排気管57を後方に延ばし、後シリンダ部44Rの後側面44Rbに第2排気管58を接続し、第1排気管57の後方に第1消音器61とを接続し、第2排気管58の後方に第2消音器62を取付けてなる。
図2は本発明に係る燃料供給装置を備える自動二輪車の平面図である。
車体フレーム11は、ヘッドパイプ13と、このヘッドパイプ13から延ばしたメインフレーム14と、このメインフレーム14の後端部から後方に且つ左右に枝分れさせ延ばしたシートレール15とを備えたものであり、このシートレール15の上に運転者シート48を配置する。
図3は本発明に係る燃料供給装置を備える自動二輪車の要部平面図であり、燃料供給装置45は、メインフレーム14に取付けた燃料タンク47と、この燃料タンク47から燃料を取り出す燃料取り出しパイプ66と、この燃料取り出しパイプ66を介して吸い込んだ燃料を加圧してエンジン33(図1参照)に供給する燃料ポンプ63と、この燃料ポンプ63とエンジン33の間を連結し燃料をエンジン33に供給する燃料フィードパイプ64と、燃料ポンプ63と燃料タンク47間を連結し過剰な燃料を燃料タンク47に戻す燃料戻りパイプ65とを備える。67は配線である。
燃料取り出しパイプ66は、平面視略U字状のパイプ68と、このパイプ68と燃料ポンプ63との間を連結する配管69とからなり、略U字状のパイプ68の先端部にパイプ入口71を備える。
燃料取り出しパイプ66は、燃料タンク47の後壁72を貫通してタンク47外へ突出させるので、燃料取り出しパイプ66に備える略U字状のパイプ68と燃料ポンプ63との間を連結する配管69の長さを短くすることができ、燃料の取り出しを容易に行うことができる。
加えて、燃料取り出しパイプ66のパイプ入口71を、燃料タンク47の幅方向の外側にくるように配置することで、パイプ入口71を燃料戻りパイプ65の出口74と離して配置できるので、気泡を含んだ戻り燃料がパイプ入口71に混入することを少なくすることができる。
さらに、パイプ出口76を車体フレーム11の中心に寄せて配置することができる。パイプ出口76を車体フレーム11の中心に寄せて配置し、燃料タンク47の後方且つ車体フレーム11の中心に寄せて燃料ポンプ63を配置すれば、パイプ出口74と燃料ポンプ63の入口77を連結する配管78の長さを一層短くすることができ、燃料の取り出しをさらに容易に行うことができる。
図4は本発明に係る燃料供給装置の側面図であり、燃料供給装置45の各構成要素の配置及び運転者シート48(図3参照)下に電装部品を収納するシート下収納部81の配置を中心に説明する。燃料タンク47は、燃料タンク47の後部からフランジ82を延ばし、シートレール15側に図示せぬプレート部材を設け、このプレート部材とフランジ82の間にボルト83を介してシートレール15に取付け固定する部材であり、シート下収納部81も同様に、シートレール15側に取付けることにより固定する部材である。また、燃料ポンプ63は、ダウンフレーム16の後端にボルト84、84を介して取付ける部材である。
自動二輪車の燃料供給装置45は、後に下がる傾斜面を底板86に含む燃料タンク47と、この燃料タンク47から燃料を取り出す燃料取り出しパイプ66と、この燃料取り出しパイプ66を介して吸い込んだ燃料を加圧してエンジン33に供給する燃料ポンプ63と、この燃料ポンプ63からエンジン33(図1参照)に燃料を送るフィードパイプ64及び燃料ポンプ63から過剰な燃料を燃料タンク47に戻す戻りパイプ65を備える。
本実施例において、燃料タンク47は、底板86に後に下がる傾斜面79を備えるが、底板86の傾斜面79を、前、左又は右に下がる傾斜面にすることは差し支えない。
図5は本発明に係る燃料供給装置の要部断面図であり、燃料タンク47は、底板86に後方に向け傾斜させた傾斜面を備え、燃料吸入口である燃料取り出しパイプ66の入口をパイプ入口71とし、出口をパイプ出口76とするとき、パイプ入口71は、傾斜面79の最下位置79aに備えると共に、パイプ出口76は、後方に向け口を開けて備える。
なお、本実施例において、パイプ出口76は、後方に向け口を開けて設けたが、パイプ入口71の前方に向け口を開けて設けることは差し支えない。
すなわち、燃料取り出しパイプ66は、傾斜面の最下位79a若しくはその近傍にパイプ入口71を配置し、燃料タンク47内を這わせた後に燃料タンク47の壁88を貫通して燃料タンク47外へ突出させる。
底板86は後へ下がる傾斜面79とし、燃料取り出しパイプ66に備える略U字形状のパイプ68は前へ延ばした後にUターンさせる形態で燃料タンク47内を這わせた後に燃料タンク47の後壁89を貫通して燃料タンク47外へ突出させる。
燃料取り出しパイプ66は、燃料タンク47の後壁89を貫通してタンク47外へ突出させるので、燃料タンク47の後方に燃料ポンプ63(図4参照)を配置すれば、燃料ポンプ63と燃料取り出しパイプ66に備える略U字状のパイプ68との間を連結する配管69の長さを短くすることができ、燃料の取り出し性を高めることができる。
図3に戻って、底板86は後へ下がる傾斜面としたので、パイプ入口71は燃料タンク47の後側に配置される。そして、燃料取り出しパイプ66に備える略U字状のパイプ68は前へ延ばした後にUターンさせる形態で燃料タンク47内を這わせたので、略U字状のパイプ68に備えるパイプ入口71をパイプ出口76よりも燃料タンク幅方向の外側になるように配置すれば、パイプ出口76を車体フレーム11の中心に寄せることができる。パイプ出口76を車体フレーム11の中心に寄せることにより、燃料タンク47の後方に向けパイプ出口76を開け且つ車体フレーム11の中心に寄せて燃料ポンプ63を配置すれば、パイプ出口76と燃料ポンプ63に備える入口77を連結する配管78の長さを短くすることができ、燃料の取り出し性をさらに高めることができる。
図6は本発明に係る自動二輪車のシート下収納部の分解斜視図であり、シート下収納部81は、運転者シート47(図1参照)の下方に配置して、各種の電装部品を収納すると共に、配管・配線がずれたりしないようにガイドする機能を有する部材である。
シート下収納部81は、下段部92と上段部93とからなる2段構造を有し、下段部92に空間94を設け、この空間94にバッテリ95を収納し、上段部93を4つの壁部101〜104で左右及び中央の3つの空間105〜107に仕切り、左右の空間105、107に電装部品109を収納するものである。
電装部品109・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)の取付けは、壁部101〜104に突設部111・・・を設け、これらの突設部111・・・に電装部品109・・・を差込むことにより行う。
図において、電装部品109・・・は、各々、スパークユニット112、フューズボックス113、リレー114である。また、115は蓋部材、116は締結部材、117はビスである。上段部92に備える中央の空間106は配線・配管が通過する空間である。
図7は本発明に係る自動二輪車のヘッドパイプハーネス支持部の側面図であり、ヘッドパイプ13からメインフレーム14及びダウンフレーム16を延ばし、メインフレーム14とダウンフレーム16と間に車体フレーム11を補強するガセット55を配置し、ヘッドパイプ13にヘッドパイプ13の前後を貫通する孔部121を開け、この孔部121に配線122が通過できるように構成する。
図8は図7の8−8線断面図であり、ヘッドパイプ13の前後を貫通する孔部121を開け、この孔部121に、例えば、樹脂製のキャップ部材123を嵌め、このキャップ部材123の内側に配線122を通過させる。
孔部121と配線122の間にキャップ部材123を介在させることで、配線122の傷みを防止することができる。
以上に述べた燃料供給装置の作用を次に述べる。
図5に戻って、パイプ入口71は、底板86に備える傾斜面79の最下位置79a若しくはその近傍に備えるので、燃料タンク47内の燃料を残すことなく取り出すことができる。燃料タンク47内の燃料を残すことなく取り出せるため燃料残量を少なくすることができる。
加えて、燃料取り出しパイプ66は、燃料タンク47内を這わせた後に燃料タンク47の壁88を貫通して燃料タンク47外へ突出させるので、燃料取り出しパイプ66に備えるパイプ出口76を車体フレーム11との干渉を避けるように配置することができる。
このように、燃料取り出しパイプ66を燃料タンク47内に這わせることで、例えば、燃料取り出しパイプ66に備えるパイプ出口76を車体フレーム11との干渉を避けるように配置するなど、燃料取り出しパイプ66の配置を比較的自由に決めることができる。 この結果、燃料取り出しパイプ66の設計自由度を高めることができる。
本発明は、自動二輪車に好適である。
本発明に係る燃料供給装置を備える自動二輪車の側面図である。 本発明に係る燃料供給装置を備える自動二輪車の平面図である。 本発明に係る燃料供給装置を備える自動二輪車の要部平面図である。 本発明に係る燃料供給装置の側面図である。 本発明に係る燃料供給装置の要部断面図である。 本発明に係る自動二輪車のシート下収納部の分解斜視図である。 本発明に係る自動二輪車のヘッドパイプハーネス支持部の側面図である。 図7の8−8線断面図である。
符号の説明
10…自動二輪車、45…燃料供給装置、47…燃料タンク、63…燃料ポンプ、66…燃料取り出しパイプ、71…パイプ入口、86…燃料タンクの底板、88…燃料タンクの壁、89…燃料タンクの後壁。

Claims (3)

  1. 前、後、左又は右に下がる傾斜面(79)を底板(86)に含む燃料タンク(47)と、この燃料タンク(47)から燃料を取り出す燃料取り出しパイプ(66)と、この燃料取り出しパイプ(66)を介して吸い込んだ燃料を加圧してエンジン(33)に供給する燃料ポンプ(63)とからなる自動二輪車の燃料供給装置において、
    前記燃料取り出しパイプ(66)は、前記傾斜面(79)の最下位置若しくはその近傍にパイプ入口を配置し、前記燃料タンク内を這わせた後に前記燃料タンク(47)の壁を貫通して前記燃料タンク外へ突出させ
    前記底板(86)は後へ下がる傾斜面とし、前記燃料取り出しパイプ(66)は、車両平面視で、前へ延ばした後にUターンさせる形態で前記燃料タンク(47)内を這わせた後に前記燃料タンク(47)の最後部に形成されている後壁(89)を貫通してタンク外へ突出させ、
    前記燃料取り出しパイプ(66)は、車両平面視で略U字状のパイプ(68)と、このパイプ(68)と前記燃料ポンプ(63)との間を連結する配管(69)とからなり、前記略U字状のパイプ(68)の先端部にパイプ入口(71)を備え、このパイプ入口(71)を燃料出口となるパイプ出口(74)よりも前記燃料タンク(47)の車幅方向の外側に位置するように配置し、前記パイプ出口(74)を前記燃料タンク(47)の車幅方向中心に寄せて配置すると共に、車両側面視で前記略U字状のパイプ同士の一部が重なるように配置することを特徴とする自動二輪車の燃料供給装置。
  2. 前記燃料ポンプ(63)と前記燃料タンク(47)の間には、過剰な燃料を前記燃料タンク(47)に戻す燃料戻りパイプ(65)が設けられ、この燃料戻りパイプの出口(74)は、車幅方向中心を車両前から後へ延びているメインフレーム(14)を挟んで一方の側に配置されている前記燃料取り出しパイプ(66)に対して車幅方向他方の側に配置されることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車の燃料供給装置。
  3. 前記燃料戻りパイプの出口(74)は、前記メインフレーム(14)を基準として車幅方向にて、前記燃料取り出しパイプ(66)に設けた前記パイプ入口(71)と反対側を指向するように形成されることを特徴とする請求項2記載の自動二輪車の燃料供給装置。
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