JP2003212799A - 置換芳香族化合物の製造方法 - Google Patents

置換芳香族化合物の製造方法

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JP2003212799A
JP2003212799A JP2002329205A JP2002329205A JP2003212799A JP 2003212799 A JP2003212799 A JP 2003212799A JP 2002329205 A JP2002329205 A JP 2002329205A JP 2002329205 A JP2002329205 A JP 2002329205A JP 2003212799 A JP2003212799 A JP 2003212799A
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Taku Kamikawa
卓 神川
Junji Morimoto
順次 森本
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 置換芳香族化合物の製造方法を提供するこ
と。 【解決手段】 ニッケル化合物とトリ−t−ブチルホス
フィンの存在下一般式(I) 〔式中、R、Rは脂肪族炭化水素、アリール、アル
コキシル、アリールオキシ、またはフッ素原子を示し、
p、qは、0から4、Xは脱離基、Yは脱離基、水
素、脂肪族炭化水素、アリール、アルコキシル、アリー
ルオキシ、フッ素〕で示されるアントラセン化合物と一
般式(II) 〔式中、Rは、脂肪族炭化水素、アリール、アルコキ
シル、アリールオキシ、フッ素、環Bは芳香族炭化水素
環を、Xは塩素、臭素、ヨウ素、mは0から5。〕で
示されるグリニヤール試薬とを縮合反応させる一般式
(III) 〔Qは、水素、脂肪族炭化水素、アリール、アルコキシ
ル、アリールオキシ、フッ素原子、または一般式(IV)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下記一般式(III)
で示される置換芳香族化合物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アリール基とアントラセン骨格が結合し
た置換芳香族化合物(III)は液晶材料、有機EL材料の
原料または中間体として有用である。その製造方法とし
ては、ニッケルとホスフィン配位子を触媒としてアント
ラセン化合物と有機金属類をカップリングさせる方法が
広く知られており、例えばニッケルとトリフェニルホス
フィン等のアリールホスフィン配位子を触媒としてアン
トラセン化合物とグリニヤール試薬をカップリングさせ
置換芳香族化合物を製造する方法が開示されている(特
許文献1、非特許文献1参照。)。しかし、かかる従来
の製造方法では、反応効率が十分ではなかった。
【0003】
【特許文献1】特開2001−322952号
【非特許文献1】Synthesis、2001、2、
197
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明者らは、
不飽和有機化合物を製造し得るより有効な方法を開発す
べく鋭意検討した結果、触媒として、ニッケル化合物お
よびトリ−t−ブチルホスフィンを用いて、下記アント
ラセン化合物(I)とグリニヤール試薬(II)とを反応さ
せることにより置換芳香族化合物(III)が効率よく生成
することを見出し、本発明に至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、ニッ
ケル化合物とトリ−t−ブチルホスフィンとを触媒とし
て用い、一般式(I) 〔式中、RおよびRはそれぞれ独立に、置換されて
いてもよい脂肪族炭化水素基、置換されていてもよいア
リール基、置換されていてもよいアルコキシル基、置換
されていてもよいアリールオキシ基、またはフッ素原子
を示し、pおよびqはそれぞれ独立して、0から4であ
りかつp+q<9である整数を示し、pが2以上の整数
を表す場合Rは異なる基を表していてもよく、qが2
以上の整数を表す場合Rは異なる基を表していてもよ
く、Xは脱離基を示し、Yは脱離基、水素原子、置換
されていてもよい脂肪族炭化水素基、置換されていても
よいアリール基、置換されていてもよいアルコキシル
基、置換されていてもよいアリールオキシ基、またはフ
ッ素原子を示す。〕で示されるアントラセン化合物
(I)と一般式(II) 〔式中、Rは、同一または相異なり、置換されていて
もよい脂肪族炭化水素基、置換されていてもよいアリー
ル基、置換されていてもよいアルコキシル基、置換され
ていてもよいアリールオキシ基、またはフッ素原子を示
し、環Bは炭素数6〜14の芳香族炭化水素環を示し、
は塩素、臭素またはヨウ素原子を示し、mは0から
5の整数を示す。〕で示されるグリニヤール試薬(II)
とを縮合反応させることを特徴とする一般式(III) 〔式中、R、R、R、環B、p、qおよびmは、
前記と同じ意味を表し、Qは、水素原子、置換されてい
てもよい脂肪族炭化水素基、置換されていてもよいアリ
ール基、置換されていてもよいアルコキシル基、置換さ
れていてもよいアリールオキシ基、フッ素原子、または
一般式(IV) (式中、R、m、および環Bは前記と同じ意味を表
す。)で示される基を示す。〕で示される置換芳香族化
合物(III)の製造方法を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明について詳細に説明す
る。本発明において、脂肪族炭化水素基とは、直鎖又は
分枝の、鎖状又は環状の、飽和又は不飽和の、炭素数1
から12の脂肪族炭化水素基を表す。具体的には、メチ
ル基、エチル基、プロピル基、i−プロピル基、ブチル
基、sec−ブチル基、i−ブチル基、t−ブチル基、ヘキ
シル基、ヘプチル基、オクチル基、デシル基、ウンデシ
ル基、ドデシル基、シクロプロピル基、シクロブチル
基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプ
チル基、ビニル基、1−プロペニル基、2−プロペニル
基、1−メチルビニル基、1,3−ブタジエニル基、ヘ
プテニル基、オクテニル基、エチニル基、2−プロピニ
ル基、ヘプチニル基、オクチニル基等を例示することが
できる。好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、
i−プロピル基、ブチル基、sec−ブチル基、i−ブチル
基、t−ブチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル
基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基であり、さら
に好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、i−プ
ロピル基、ブチル基、sec−ブチル基、i−ブチル基、t
−ブチル基等が挙げられる。
【0007】本発明において、アルコキシル基とは、直
鎖又は分枝の、鎖状又は環状の炭素数1から12のアル
コキシル基を表す。具体的には、メトキシ基、エトキシ
基、プロポキシ基、i−プロポキシ基、ブトキシ基、sec
−ブトキシ基、i−ブトキシ基、t−ブトキシ基、ヘキシ
ルオキシ基、ヘプチルオキシ基、オクチルオキシ基、デ
シルオキシ基、ドデシルオキシ基、シクロプロピルオキ
シ基、シクロブチルオキシ基、シクロペンチルオキシ
基、シクロヘキシルオキシ基、シクロヘプチルオキシ基
等を例示することができる。好ましくはメトキシ基、エ
トキシ基、プロポキシ基、i−プロポキシ基、t−ブト
キシ基であり、さらに好ましくはメトキシ基が挙げられ
る。
【0008】本発明において、アリール基とは、炭素数
6から14のアリール基を表し、具体的には、フェニル
基、ナフチル基、アントラセニル基、フェナントリル
基、インデニル基、フルオレニル基等を例示することが
でき、好ましくは、フェニル基、ナフチル基、アントラ
セニル基等が挙げられる。
【0009】本発明において、アリールオキシ基とは、
炭素数6から14のアリールオキシ基を表し、具体的に
は、フェノキシ基、ナフトキシ基、アントラセニルオキ
シ基、フェナントリルオキシ基、インデニルオキシ基、
フルオレニルオキシ基等を例示することができ、好まし
くは、フェノキシ基、ナフトキシ基等が挙げられる。
【0010】本発明において、脂肪族炭化水素基、アル
コキシル基、アリール基、およびアリールオキシ基が置
換されている場合の置換基とは、炭素数1から12の直
鎖又は分枝の、鎖状又は環状の、飽和又は不飽和の脂肪
族炭化水素基、炭素数6から14のアリール基、炭素数
1から12の直鎖又は分枝の、鎖状又は環状の、飽和又
は不飽和のアルコキシル基、および炭素数4から14の
アリールオキシ基から選択され、1または複数の置換基
で置換されていてもよいことを示す。
【0011】一般式(I)におけるXとは脱離基を表
す。Xにおける脱離基は、グリニヤール試薬(II)類と
反応することができる脱離基であれば特に限定はない
が、例えば、塩素、臭素、ヨウ素原子、炭化水素スルホ
ネート基、ハロゲン置換炭化水素スルホネート基、また
はジアゾニウム等を表す。炭化水素スルホネート基とし
てはメタンスルホネート基またはp−トルエンスルホネ
ート基を例示することができる。ハロゲン置換炭化水素
スルホネート基としては、トリフルオロメタンスルホネ
ート基等を例示することができる。一般式(I)におけ
る、Yは脱離基、水素原子、置換されていてもよい脂肪
族炭化水素基、置換されていてもよいアリール基、置換
されていてもよいアルコキシル基、置換されていてもよ
いアリールオキシ基、またはフッ素原子を示す。
【0012】アントラセン化合物(I)の具体例として
は、例えば9−クロロアントラセン、9−ブロモアント
ラセン、9−ヨードアントラセン、9−アントラセンメ
タンスルホネート、9−アントラセントリフルオロメタ
ンスルホネート、9,10−ジクロロアントラセン、
9,10−ジブロモアントラセン、9,10−ジヨード
アントラセン、2−t−ブチル−9,10−ジクロロア
ントラセン、2−t−ブチル−9,10−ジブロモアン
トラセン、1,4−ジメトキシ−5,8−ジメチル−
9,10−ジクロロアントラセン、1,4−ジメトキシ
−5,8−ジメチル−9,10−ジブロモアントラセ
ン、1,2,3,4−テトラメチル−9,10−ジクロ
ロアントラセン、1,2,3,4−テトラメチル−9,
10−ジブロモアントラセン、1−(メトキシメトキ
シ)−9,10―ジクロロアントラセン、1−(メトキ
シメトキシ)−9,10―ジブロモアントラセン、2−
[(3,3−ジメチルシクロペンチル)メチル]−9,
10−ジクロロアントラセン、2−[(3,3−ジメチ
ルシクロペンチル)メチル]−9,10−ジブロモアン
トラセン、1,4,5−トリフルオロ−9,10−ジク
ロロアントラセン、1,4,5−トリフルオロ−9,1
0−ジブロモアントラセン、2,3,6,7−テトラメ
トキシ−9,10−ジクロロアントラセン、2,3,
6,7−テトラメトキシ−9,10−ジブロモアントラ
セン、2,4−ジメトキシ−1−メチル−9,10−ジ
クロロアントラセン、2,4−ジメトキシ−1−メチル
−9,10−ジブロモアントラセン、2−ビニル−9,
10−ジクロロアントラセン、2−ビニル−9,10−
ジブロモアントラセンなどが挙げられる。
【0013】一般式(II)における環Bとは、炭素数6〜
14の芳香族炭化水素環を示す。該芳香族炭化水素環と
しては、ベンゼン環、ナフタレン環、アントラセン環、
フェナンスレン環、インデン環、フルオレン等を例示す
ることができ、好ましくは、ベンゼン環、ナフタレン
環、アントラセン環等が挙げられ、さらに好ましくは、
ベンゼン環、ナフタレン環、が挙げられる。グリニヤー
ル試薬(II)において、Rはそれぞれ独立に脂肪族炭化
水素基、アリール基、アルコキシル基、アリールオキシ
基、フッ素原子を示し、Xは塩素、臭素、ヨウ素原子
を示し、mは0から5の整数を示す。脂肪族炭化水素
基、アリール基、アルコキシル基、アリールオキシ基が
置換されている場合の置換基としては、先に記載したア
ントラセン化合物(I)の場合と同じ置換基が適用され
る。
【0014】グリニヤール試薬(II)の具体例としては、
例えばフェニルマグネシウムブロマイド、o−トリルマ
グネシウムブロマイド、p−メトキシフェニルマグネシ
ウムブロマイド、p−t−ブトキシフェニルマグネシウ
ムブロマイド、2−ナフチルマグネシウムブロマイド、
2−メチル−1−ナフチルマグネシウムブロマイド、
3,5-ジ(トリフルオロメチル)−フェニルマグネシ
ウムブロマイド、9−アントラセニルマグネシウムブロ
マイド、フェニルマグネシウムクロライド、o−トリル
マグネシウムクロライド、p−メトキシフェニルマグネ
シウムクロライド、2−ナフチルクロライド、2−メチ
ル−1−ナフチルマグネシウムクロライド、3,5-ジ
(トリフルオロメチル)−フェニルマグネシウムクロラ
イド、9−アントラセニルマグネシウムブロマイド、フ
ェニルマグネシウムアイオダイド、o−トリルマグネシ
ウムアイオダイド、p−メトキシフェニルマグネシウム
アイオダイド、2−ナフチルマグネシウムアイオダイ
ド、2−メチル−1−ナフチルマグネシウムアイオダイ
ド、3,5-ジ(トリフルオロメチル)−フェニルマグ
ネシウムアイオダイド等が挙げられる。グリニヤール試
薬(II)の使用量は、1つの脱離基に対し、通常0.8モ
ル倍以上、好ましくは1モル倍以上、通常5モル倍以
下、好ましくは3モル倍以下である。
【0015】本発明で用いられる触媒は、ニッケル化合
物およびトリ−t−ブチルホスフィンであり、ここで、
予めトリ−t−ブチルホスフィンがニッケル化合物に配
位した化合物を単離して用いても良いし、また反応溶媒
中に別々に加えて使用しても良い。ニッケル化合物とし
ては、例えば、塩化ニッケル(II)、臭化ニッケル
(II)、ヨウ化ニッケル(II)、などのハロゲン化
ニッケル(II)類や硝酸ニッケル(II)、酢酸ニッ
ケル(II)、などのニッケル(II)塩類、ビス
(1,5−シクロオクダジエン)ニッケル(0)、ニッ
ケル(0)カルボニルなどの有機金属錯体類が挙げられ
る。
【0016】ニッケル化合物は、そのまま反応に供して
もよいし、また還元剤を使用して反応に供してもよい。
還元剤は特に限定されないが、具体的には、水素化ホウ
素ナトリウム、水素化リチウムアルミニウム、水素化ナ
トリウム、ジイソブチルアルミニウムヒドリド、アルキ
ルグリニヤール試薬、金属亜鉛などが挙げられる。この
場合、触媒を調製するにあたって、ニッケル化合物、ト
リ−t−ブチルホスフィン、必要に応じて還元剤、およ
び必要に応じて還元剤と反応しない適当な溶媒を加える
が、その順番は特に限定されない。還元剤の使用量はニ
ッケル化合物に対し通常0.1モル倍以上、好ましくは
1モル倍以上、通常5モル倍以下、好ましくは3モル倍
以下である。ニッケル化合物は反応混合物に完溶してい
てもよいし、懸濁していてもよい。ニッケル化合物をそ
のまま用いてもよいし、使用する反応溶媒に溶解しない
担体、例えば樹脂、炭素、シリカ、アルミナなどに結合
または担持させてもよい。かかる反応においてニッケル
化合物の使用量はアントラセン化合物(I)に対し通常
0.00001モル倍以上、通常1モル倍以下、好まし
くは0.2モル倍以下である。
【0017】トリ−t−ブチルホスフィンの使用量はニ
ッケル化合物中の金属に対し通常0.05モル倍以上、
好ましくは0.5モル倍以上、通常100モル倍以下、
好ましくは10モル倍以下である。
【0018】上記反応は通常、有機溶媒中で行なわれ
る。溶媒としては、ジエチルエーテル、ジイソプロピエ
ーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、1,
4−ジオキサン、テトラヒドロフランなどのエーテル系
溶媒、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化
水素類、ヘキサン、ヘプタンなどの脂肪族炭化水素類な
どが挙げられる。かかる有機溶媒はそれぞれ単独でまた
は2種以上を組合わせて用いられ、その使用量はアント
ラセン化合物(I)に対して通常は0.5重量倍以上2
00重量倍以下、好ましくは0.8重量倍以上100重
量倍以下程度である。かかる溶媒の中でもエーテル系溶
媒が望ましい。
【0019】本発明の製造方法において、アントラセン
化合物(I)、グリニヤール試薬(II)、ニッケル化合
物、トリ−t−ブチルホスフィンは、必要に応じて適当
な溶媒を用い、任意の順番で加えることができるが、反
応させるには、例えば窒素ガス、アルゴンガスなどの不
活性ガス雰囲気下、溶媒中であらかじめ乾燥したニッケ
ル化合物とトリ−t−ブチルホスフィンを混合しアント
ラセン化合物(I)およびグリニヤール試薬(II)を任意
の順番で混合してもよいし、窒素ガス、アルゴンガスな
どの不活性ガス雰囲気下、アントラセン化合物(I)、
グリニヤール試薬(II)、必要に応じて適当な溶媒を任意
の順番で加えた系にニッケル化合物、トリ−t−ブチル
ホスフィンから調製された混合物を仕込んでもよい。こ
のときの反応混合物はその全てが溶媒に溶解していても
よいし、一部が溶解することなく固形物として溶媒中に
存在していてもよい。
【0020】還元剤を使用する場合、任意の順番で仕込
むことが可能である。例えば、窒素ガス、アルゴンガス
などの不活性ガス雰囲気下、溶媒中であらかじめ乾燥し
たニッケル化合物とトリ−t−ブチルホスフィンを任意
の順番で加えた後、還元剤を加え、アントラセン化合物
(I)およびグリニヤール試薬(II)を任意の順番で加え
てもよいし、窒素ガス、アルゴンガスなどの不活性ガス
雰囲気下、溶媒中であらかじめ乾燥したニッケル化合物
とトリ−t−ブチルホスフィンおよびアントラセン化合
物(I)を任意の順番で加えた後、還元剤を加え、グリ
ニヤール試薬(II)を任意の順番で加えてもよいし、窒素
ガス、アルゴンガスなどの不活性ガス雰囲気下、アント
ラセン化合物(I)、グリニヤール試薬(II)、必要に応
じて適当な溶媒を任意の順番で加えた系にニッケル化合
物、トリ−t−ブチルホスフィンおよび還元剤から調製
された混合物を仕込んでもよい。このときの反応混合物
はその全てが溶媒に溶解していてもよいし、一部が溶解
することなく固形物として溶媒中に存在していてもよ
い。反応温度は通常−40℃以上、好ましくは−20℃
以上であり、通常は200℃以下、有機溶媒の沸点が2
00℃未満である場合には、該沸点以下である。反応時
間は通常数分から72時間程度である。
【0021】本発明は、アントラセン化合物(I)とグ
リニヤール試薬(II)とを縮合させて置換芳香族化合物(I
II)を得る製造方法であり、置換芳香族化合物(III)の具
体例として、9−フェニルアントラセン、9−(2−ナ
フチル)アントラセン、9,10−ジフェニルアントラ
セン、9,10−ジ(3,5−ジメトキシフェニル)ア
ントラセン、2−t−ブチル−9,10−ジフェニルア
ントラセン、9,10−ジ(2−ナフチル)アントラセ
ン、1,4−ジメトキシ−5,8−ジメチル−9,10
−ジフェニルアントラセン、2,2’−(1,1’−ビ
フェニル)−4,4’−ジイルビス(9,10−ジフェ
ニルアントラセン)、9,9’,10,10’−テトラ
フェニル−1,1’−ビアントラセン、1,2,3,4
−テトラメチル−9,10−ジフェニルアントラセン、
1−(メトキシメトキシ)−9,10―ジフェニルアン
トラセン、2−[(3,3−ジメチルシクロペンチル)
メチル]−9,10−ジフェニルアントラセン、1,
4,5−トリフルオロ−9,10−ジフェニルアントラ
セン、2,3,6,7−テトラメトキシ−9,10−ジ
フェニルアントラセン、2,4−ジメトキシ−1−メチ
ル−9,10−ジフェニルアントラセン、2−ビニル−
9,10−ジフェニルアントラセン、10,10’−ジ
フェニル−9,9’―ビアントラセンなどが挙げられ
る。かくして目的の置換芳香族化合物(III)が生成する
が、次いで置換芳香族化合物(III)を取り出すには、未
反応のグリニヤール試薬(II)を不活性にするため酸を加
え分液抽出を行う。その後、例えば蒸留により取り出し
てもよいし、結晶が析出している場合はそのまま結晶し
て置換芳香族化合物(III)を取り出してもよい。また、
反応混合物を貧溶媒と混合して置換芳香族化合物(III)
を析出させ、結晶として置換芳香族化合物(III)を取り
出せばよいし、反応混合物を濃縮して置換芳香族化合物
(III)を析出させてもよい。結晶は、例えば濾取などの
方法により容易に取り出すことができる。また、反応混
合物から溶媒を留去した後、溶媒留去することで、置換
芳香族化合物(III)の結晶を得ることができるし、通常
のクロマトグラフィー法や蒸留によっても取り出すこと
が可能である。取り出された置換芳香族化合物(III)
は、さらにクロマトグラフィー、蒸留、再結晶などの方
法で精製してもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、効率よく置
換芳香族化合物(III)を製造することができる。
【0023】
【実施例】以下、実施例によって本発明をより詳細に説
明するが、本発明はこれら実施例によって限定されるも
のではない。なお、以下に示す含有率は、反応混合物を
ガスクロマトグラフィーで分析し,目的生成物である置
換芳香族化合物(III)とアントラセン化合物(I)由来
の副生物と未反応アントラセン化合物(I)とのガスク
ロマトグラフィーの面積値総和で,置換芳香族化合物(I
II)の面積値を割り百分率に換算した値である。
【0024】(実施例1)窒素雰囲気下、THF0.5
mlに乾燥させたNiCl3.2mg(0.025m
mol)、トリ−t−ブチルホスフィン10.1mg
(0.05mmol)を加えて25℃で10分間撹拌し
た。次いで、同温度で9,10−ジクロロアントラセン
123.6mg(0.5mmol)を加え、減圧窒素置
換を行った。この反応混合物に同温度で1mol/lの
メチルマグネシウムブロマイドテトラヒドロロフラン溶
液0.067ml(0.06mmol)を加えた10分
間撹拌混合し、1mol/lのフェニルマグネシウムブ
ロマイドテトラヒドロフラン溶液1.2ml(1.2m
mol)を加え、65℃まで昇温した後、同温度で4時
間撹拌した。10%塩酸で過剰のグリニヤール試薬(II)
を分解させた後、酢酸エチル抽出、有機層を水で洗浄
後、有機層を得た。9,10−ジフェニルアントラセン
の含有率は97.3%であった。
【0025】(実施例2)実施例1において、9,10
−ジクロロアントラセンの代わりに9,10−ジブロモ
アントラセンを0.5mmol用いた以外は実施例1に
準拠して実施した。含有率は95.7%であった。
【0026】(実施例3)実施例1において、9,10
−ジクロロアントラセンの代わりに9−クロロアントラ
センを0.5mmol用い、フェニルマグネシウムブロ
マイドを1.2mmol用いる代わりに0.6mmol
用いた以外は実施例1に準拠して実施した。有機層中に
おける9−フェニルアントラセンの含有率は91.7%
であった。
【0027】(実施例4)実施例1において、9,10
−ジクロロアントラセンの代わりに9−クロロアントラ
センを0.5mmol用い、フェニルマグネシウムブロ
マイドを1.2mmol用いる代わりに2−ナフチルマ
グネシウムブロマイドを0.6mmol用いた以外は実
施例1に準拠して実施した。有機層中における9−(2
−ナフチル)アントラセンの含有率は94.5%であっ
た。
【0028】(実施例5)実施例4において、9−クロ
ロアントラセンの代わりに9−ブロモアントラセンを
0.5mmol用いた以外は実施例4に準拠して実施し
た。有機層中における9−(2−ナフチル)ナフチルア
ントラセンの含有率は99.5%であった。
【0029】(比較例1)実施例1において、トリ−t
−ブチルホスフィンの代わりに、トリフェニルホスフィ
ンを0.05mmol用いた以外は実施例1に準拠して
実施した。9,10−ジフェニルアントラセンの含有率
は66.2%であった。
【0030】(比較例2)実施例1において、トリ−t
−ブチルホスフィンの代わりに、トリフェニルホスフィ
ンを0.05mmol用い、9,10−ジクロロアント
ラセンの代わりに9,10−ジブロモアントラセンを
0.5mmol用いた以外は実施例1に準拠して実施し
た。9,10−ジフェニルアントラセンの含有率は7
0.7%であった。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ニッケル化合物とトリ−t−ブチルホスフ
    ィンとを触媒として用い、一般式(I) 〔式中、RおよびRはそれぞれ独立に、置換されて
    いてもよい脂肪族炭化水素基、置換されていてもよいア
    リール基、置換されていてもよいアルコキシル基、置換
    されていてもよいアリールオキシ基、またはフッ素原子
    を示し、pおよびqはそれぞれ独立して、0から4であ
    りかつp+q<9である整数を示し、pが2以上の整数
    を表す場合Rは異なる基を表していてもよく、qが2
    以上の整数を表す場合Rは異なる基を表していてもよ
    く、Xは脱離基を示し、Yは脱離基、水素原子、置換
    されていてもよい脂肪族炭化水素基、置換されていても
    よいアリール基、置換されていてもよいアルコキシル
    基、置換されていてもよいアリールオキシ基、またはフ
    ッ素原子を示す。〕で示されるアントラセン化合物と一
    般式(II) 〔式中、Rは、同一または相異なり、置換されていて
    もよい脂肪族炭化水素基、置換されていてもよいアリー
    ル基、置換されていてもよいアルコキシル基、置換され
    ていてもよいアリールオキシ基、またはフッ素原子を示
    し、環Bは炭素数6〜14の芳香族炭化水素環を示し、
    は塩素、臭素またはヨウ素原子を示し、mは0から
    5の整数を示す。〕で示されるグリニヤール試薬とを縮
    合反応させることを特徴とする一般式(III) 〔式中、R、R、R、環B、p、qおよびmは、
    前記と同じ意味を表し、Qは、水素原子、置換されてい
    てもよい脂肪族炭化水素基、置換されていてもよいアリ
    ール基、置換されていてもよいアルコキシル基、置換さ
    れていてもよいアリールオキシ基、フッ素原子、または
    一般式(IV) (式中、R、m、および環Bは前記と同じ意味を表
    す。)で示される基を示す。〕で示される置換芳香族化
    合物の製造方法。
  2. 【請求項2】一般式(I)におけるX1またはYの脱離
    基が、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、炭化水素スル
    ホネート基、ハロゲン置換炭化水素スルホネート基、ま
    たはジアゾニウム基である請求項1記載の製造方法。
  3. 【請求項3】炭化水素スルホネート基が、メタンスルホ
    ネート基またはp−トルエンスルホネート基である請求
    項2記載の製造方法。
  4. 【請求項4】ハロゲン置換炭化水素スルホネート基が、
    トリフルオロメタンスルホネート基である請求項2記載
    の製造方法。
  5. 【請求項5】一般式(II)における環Bがベンゼン環ま
    たはナフタレン環である請求項1記載の製造方法。
  6. 【請求項6】一般式(II)におけるR、R、および
    がそれぞれ独立して、炭素数1〜4のアルキル基、
    またはメトキシ基であり、p、qおよびmはそれぞれ独
    立して、0から2の整数である請求項5記載の製造方
    法。
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