JP2003205879A - スクータ型車両 - Google Patents

スクータ型車両

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JP2003205879A JP2002006376A JP2002006376A JP2003205879A JP 2003205879 A JP2003205879 A JP 2003205879A JP 2002006376 A JP2002006376 A JP 2002006376A JP 2002006376 A JP2002006376 A JP 2002006376A JP 2003205879 A JP2003205879 A JP 2003205879A
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    • F02B61/02Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給油口の近傍にサブタンクを設けても、フー
トボードの足置きスペースを確保できるとともに外観品
質を維持することが可能なスクータ型車両を提供する。 【解決手段】 ステアリングシャフト3の上側近傍に燃
料の給油口21が設けられるとともに給油口21の下側
近傍にサブタンク19が設けられ、サブタンク19に連
結パイプ18の上端部が接続され、連結パイプ18の下
端部にメインタンク17が接続されたスクータ型車両1
であって、サブタンク19及び給油口21が、側面視で
ステアリングシャフト3に重なる位置に配置されている
ので、フートボード5の足置きスペースを確保すること
ができ、車両1の外観品質を維持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、メインタンクに
燃料を給油するための給油口の近傍にサブタンクが設け
られたスクータ型車両の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、前輪のステアリングシャフトと運
転シートとの間にフートボードが設けられ、このフート
ボード下にメインタンクが配設され、このメインタンク
に燃料を給油するための給油口が足置きスペース部分に
設けられ、この給油口から給油ガンにて燃料を給油する
ようにしたスクータ型車両が知られている(特開昭60
−154970号等)。
【0003】このような従来のスクータ型車両では、給
油口に給油ガンを差し込んで燃料を注入する場合に、攪
拌されて泡立った燃料が給油口から溢れる虞があると共
に、溢れ出ないように少量づつ注入すると、単位時間当
たりの給油量が減少してしまう問題点があった。
【0004】そのため、本出願人は、給油口から燃料が
溢れ出るのを抑制しつつ、単位時間当たりの給油量を増
加させることができるようにするために、給油口の近傍
に特定形状のサブタンクを設け、このサブタンクを連結
パイプによりメインタンクに接続した構成を有し、スク
ータ型車両に適用可能な車両用燃料供給構造を、未公開
の特願2001−359424号として、既に提案し
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな車両用燃料供給構造においては、給油口の近傍にサ
ブタンクを設けているため、サブタンク及び給油口の部
分が連結パイプに比べて大きく形成されている。ところ
が、スクータ型車両では、一般に小回りしやすくするた
めに前輪と後輪との間隔が狭く、それに応じてフートボ
ードのスペースも小さく設けられている。そのため、足
置きスペース部分に給油口及びサブタンクを設けると、
運転シート側に給油口や給油スペースが突出して、フー
トボードの足置きスペースが減少し、乗車しにくくなっ
たり、外観品質を低下させるなどの新たな問題点を有す
ることを見出した。
【0006】そこで、この発明では、給油口の近傍にサ
ブタンクを設けても、フートボードの足置きスペースを
確保できるとともに外観品質を維持することが可能なス
クータ型車両を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、ステアリングシャフト
の上側近傍に燃料の給油口が設けられるとともに該給油
口の下側近傍にサブタンクが設けられ、該サブタンクに
連結パイプの上端部が接続され、該連結パイプの下端部
にメインタンクが接続されたスクータ型車両であって、
前記サブタンク及び給油口が、側面視で前記ステアリン
グシャフトに重なる位置に配置されたことを特徴とす
る。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の構成に加え、車両前方から見て前記ステアリングシャ
フトの右側に、前記給油口及び前記サブタンクが配設さ
れると共に、該右側に前記連結パイプが上下方向に沿っ
て配設されて前記サブタンクと前記メインタンクとが接
続され、車両前方から見て前記ステアリングシャフトの
左側に、側面視で前記サブタンクに重なる位置にバッテ
リーが配設されたことを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の構成に加え、前記バッテリーの上部にメインスイッチ
が設けられ、該メインスイッチのキー挿入筒部が平面視
で前記バッテリーに重なる位置に配置されて、前部が下
がるように傾斜して固定されたことを特徴とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
何れかに記載の構成に加え、前記ステアリングシャフト
を回動自在に挿通するフレームのヘッドパイプに前記サ
ブタンクの取付部材が固定され、該取付部材にサブタン
クの車幅方向外側の外側面より外側に位置する保護部が
設けられていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施の形態に基
づいて説明する。
【0012】図1乃至図7には、この発明の実施の形態
を示す。
【0013】まず、構成を説明すると、図中、1はスク
ータ型車両であり、前輪2のステアリングシャフト3と
運転シート4との間にフートボード5が設けられ、この
フートボード5のステアリングシャフト3側にはレッグ
シールド6が設けられ、さらにフートボード5およびレ
ッグシールド6以外にも他の車体カバー8が設けられて
いる。
【0014】このスクータ型車両1では、これらのフー
トボード5、レッグシールド6、および他の車体カバー
8により覆われた内部に、車体フレーム11が配置され
ていて、車体フレーム11の車両前部にはステアリング
シャフト3が回転自在に挿通されるヘッドパイプ12が
設けられ、このヘッドパイプ12からメインチューブ1
3が後方で、且つ、斜め下方に向けて延長されると共
に、このメインチューブ13の左右に一対のダウンチュ
ーブ14が配設されている。
【0015】そして、フートボード5の下側の車体フレ
ーム11にメインタンク17が支持され、このメインタ
ンク17の前端部の上面部に連結パイプ18の下端部1
8bが接続され、連結パイプ18の上端部18aにはス
テアリングシャフト3の上側近傍に配置されたサブタン
ク19が接続されている。また、このサブタンク19近
傍の斜め上側には給油筒20が突設され、この給油筒2
0の上端部に給油口21が形成され、この給油口21を
開閉するフィラーキャップ22が設けられている。
【0016】ここでは、サブタンク19、給油筒20、
及び給油口21は車両前方から見てステアリングシャフ
ト3の右側に配置され、このサブタンク19等が上下方
向に沿って配設された連結パイプ18によりメインタン
ク17と接続されているため、給油口21からメインタ
ンク17までの燃料系統がステアリングシャフト3の右
側に配置されている。さらに、サブタンク19及び給油
口21は、側面視でステアリングシャフト3を挿通した
ヘッドパイプ12に重なる位置に配置されている。
【0017】給油筒20は、中間部にフランジ部20a
が形成され、このフランジ部20aより下側の下側部2
0bが、サブタンク19の挿入開口19dを介して、サ
ブタンク19内に挿入され、そのフランジ部20aより
上側の上側部20cがサブタンク19の外側に突出して
いる。
【0018】その下側部20bは、先端部20dの径が
細く形成され、図4に示すように、給油ガンPの先端部
P1が当接するストッパ部20eが形成されると共に、
スリット部20fが形成されている。
【0019】この給油筒20は、先端部20dが斜め下
方を向くように設定されており、この先端部20dが、
サブタンク19の傾斜面19eに対して対向するように
設定されている。そして、給油口21を介して給油ガン
Pから注入された燃料がその傾斜面19eの燃料受け部
19fに当たるようになっている。
【0020】サブタンク19は、燃料受け部19fから
少なくとも下側が、下方に向かうに従って径が徐々に細
くなるように断面変化し、下端部に筒部19cが形成さ
れている。また、燃料受け部19fより上側が、図5に
示すように、車両前側から見て四角形状に形成されてい
て、この四角形の部位から下方の筒部19cに向けて徐
々に幅が狭くなるように形成されている。
【0021】そして、この筒部19cの下端開口19b
の径と、連結パイプ18の上端部18aの径とが略等し
く形成されて、このサブタンク19の下端開口19bに
連結パイプ18の上端部18aが接続されている。
【0022】このサブタンク19には、図4及び図5に
示すように、周囲に車幅方向に沿う取付片19aが延長
され、この取付片19aがヘッドパイプ12に固定され
た取付部材24にネジ25にて固定されている。
【0023】この取付部材24は、パイプ等の長尺材料
を折曲げることにより、内側にサブタンク19が配置可
能な空間を有する立体形状に形成されている。この取付
部材24には、サブタンク19の車幅方向外側の外側面
より外側に位置する保護部24aが設けられていて、さ
らに、下部24bがサブタンク19の前面より前側に配
置され、上部24cがサブタンク19の上面より上側に
配置されている。なお、サブタンク19の内側面はヘッ
ドパイプ12に隣接している。
【0024】また、給油口21は、レッグシールド6に
設けられた蓋7により覆われている。その下部には、給
油口21の周囲に零れ落ちた燃料を受ける燃料受け部2
6が、蓋体7とともに開閉可能に配設されている。この
燃料受け部26は、上方が開放された四角形の箱形状を
呈し、図1に示す状態から矢印方向に折り畳まれるよう
になっている。
【0025】この燃料受け部26の底部には、この燃料
受け部26内に溜まった燃料を車外に排出するドレイン
ホース27の上端部27aが接続され、このドレインホ
ース27が下方(略真下)に延長されて、このドレイン
ホース27の下端開口27bから燃料を車外に排出する
ように構成されている。
【0026】また、サブタンク19の上面部には、パイ
プ用エア抜きホース30の上端部30aが形成され、こ
のパイプ用エア抜きホース30の下端部30bが、ドレ
インホース27の下端部側に接続されて三叉構造を呈し
ている。
【0027】さらに、給油筒20の側部には、タンク用
エア抜きホース31の上端部31aが接続され、このタ
ンク用エア抜きホース31の下端部31bが、メインタ
ンク17の上面部に接続されている。
【0028】次に、以上のような燃料系統が配置された
側とはステアリングシャフト3を挟んで反対側の配置に
ついて説明する。
【0029】車両前方から見てステアリングシャフト3
の左側には、図5乃至図7に示すように、まず、側面視
でサブタンク19に重なる位置に、サブタンク19と同
程度の大きさを有するバッテリ−35が配置されてい
る。このバッテリー35はバッテリーボックス39に収
容されて固定されていて、このバッテリーボックス39
が、取付部材24をヘッドパイプ12に取り付けるため
のためのブラケット37に固定されている。また、バッ
テリーボックス39はレッグシールド6に固定された蓋
体9により覆われていて、蓋体9を開閉することにより
バッテリー35を出入れできるようになっている。
【0030】バッテリー35の上部にはメインスイッチ
36が配置されている。このメインスイッチ36のキー
挿入筒部36aは、平面視でバッテリー35に重なる位
置に配置されていて、ヘッドパイプ12に固定されたブ
ラケット41に前部が下がるように傾斜して固定され、
図示しないキーを上方から斜めに差し込めるように配置
されている。
【0031】以上のような構成を有するスクータ型車両
の作用について説明する。
【0032】まず、給油する際には、フィラーキャップ
22を外し、給油口21から給油ガンPにて給油する場
合に、この給油ガンPを図4中二点鎖線に示すように、
給油筒20に挿入する。この場合、給油ガンPの先端部
P1は、給油筒20のストッパ部20eに当接して挿入
が停止されることにより、サブタンク19の傾斜面19
eに衝突することなく、この傾斜面19eを損傷させる
ようなことが無い。
【0033】この状態で、燃料を給油ガンPから噴射さ
せると、給油筒20のスリット部20fから図7中矢印
に示すように噴射されて、サブタンク19の傾斜面19
eに当たる。
【0034】そして、この燃料は、その傾斜面19eを
伝わって下方に向かって流れ、このサブタンク19の筒
部19cを介して連結パイプ18を通り、メインタンク
17内に供給される。
【0035】この際には、燃料受け部19fから下側
が、下方に向かうに従って径が徐々に細くなるように断
面変化し、このサブタンク19の下端開口19aの径
と、連結パイプ18の上端部18aの径とが略等しく形
成されて、サブタンク19の下端開口19aに連結パイ
プ18の上端部18aが接続されているため、注入され
た燃料の通路は急激な断面変化が無く、滑らかに連続し
ていることから、サブタンク19内で泡だったりせず、
給油口21から溢れ出るのを抑制できて、給油ガンPか
ら注入された燃料を連結パイプ18に円滑に流入させる
ことができる。
【0036】その結果、給油口21から燃料が溢れ出る
のを抑制しつつ、単位時間当たりの給油量を増加させる
ことができる。
【0037】また、サブタンク19は、燃料受け部19
fより上側が、車両前側から見て四角形状に形成され、
この四角形の部位から下方に向けて徐々に幅が狭くなる
ように形成されているため、サブタンク19の上部側の
空気溜まり等の容積を大きく形成することができる。
【0038】そして、給油を終了後には給油口21をフ
ィラーキャップ22で密閉する。給油口21を閉じた密
閉状態で、メインタンク17の内圧が上昇すると、メイ
ンタンク17内の空気は、エア抜きホース31を介して
給油筒20内に排出され、サブタンク19内の空気がエ
ア抜きホース30を介して、ドレインホース27内に流
入して、このドレインホース27の下端開口27b等か
ら排出される。これにより、メインタンク17内の圧力
の上昇が抑制されることとなる。
【0039】このようなスクータ型車両1によれば、サ
ブタンク19及び給油口21が前輪2のステアリングシ
ャフト3に重なる位置に配置されているので、ステアリ
ングシャフト3の側面側のスペースを利用することがで
き、そのため、連結パイプ18に比べて大きいサブタン
ク19を給油口21の近傍に設けても、前輪2の動作や
ステアリング3aの動作に干渉することがないととも
に、フートボード5の足置きスペースを確保することが
でき、外観品質を維持することが可能である。
【0040】また、サブタンク19を大きく設けること
ができるため、メインタンク17内が燃料で満たされた
後も給油を継続した場合に、燃料の液面が連結パイプ1
8内を急激に上昇しても、サブタンク19の大きさに応
じて燃料の液面の上昇速度を穏やかにすることができ、
給油を終了するタイミングを誤って燃料を溢れさせるよ
うなことも防止し易い。
【0041】また、車両前方から見てステアリングシャ
フト3の右側に、給油口21及びサブタンク19が配設
されて、このサブタンク19が同じく右側に上下方向に
沿って配設された連結パイプ18によりメインタンク1
7と接続され、他方の左側には側面視でサブタンク19
に重なる位置にバッテリー35が配設されているので、
ステアリングシャフト3のサブタンク19が配置されて
いない側面側のスペースをバッテリー35の収容空間と
して有効に利用することができ、同時に、運転シート4
の下部にバッテリー35を収容する必要がないので、運
転シート4の下部の収容スペースを広くすることができ
る。しかも、連結パイプ18等の燃料系統の配管経路や
バッテリー35等の電気系統の配線経路をそれぞれ別の
側面側に集約することができ、より短い配管や配線で、
より単純な配管や配線を施すことが可能である。
【0042】さらに、バッテリー35の上部にメインス
イッチ36が設けられ、そのキー挿入筒部36aが、平
面視でバッテリー35に重なる位置に配置されて、前部
が下がるように傾斜して固定されているので、角張った
バッテリー35をステアリングシャフト3の近傍に配置
しても、バッテリー35上部の空間を有効に活用するこ
とができるとともに、キー操作の操作性が低下すること
なく、従来と同様にメインスイッチ36を使用すること
が可能である。
【0043】また、ヘッドパイプ12に固定されたサブ
タンク19の取付部材24に、サブタンク19の車幅方
向外側側面より外側に位置する保護部24aが設けられ
ているので、ステアリングシャフト3及びヘッドパイプ
12と取付部材24の保護部24aとにより、転倒等の
際にサブタンク19を有効に保護することができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、サブタンク及び給油口が、側面視でステ
アリングシャフトに重なる位置に配置されているので、
ステアリングシャフトの側面側のスペースを利用するこ
とができるため、サブタンクを給油口の近傍に設けて
も、フートボードの足置きスペースを確保することがで
き、外観品質を維持することも可能である。
【0045】請求項2に記載の発明によれば、車両前方
から見てステアリングシャフトの右側に、給油口及びサ
ブタンクが配設されると共に、該右側に連結パイプが上
下方向に沿って配設されてサブタンクとメインタンクと
が接続され、車両前方から見てステアリングシャフトの
左側に、側面視でサブタンクに重なる位置にバッテリー
が配設されているので、上記効果に加え、ステアリング
シャフトの側面側の空間をバッテリーの収容空間として
有効に利用することができ、同時に、運転シートの下部
の収容スペースを広くすることができる。しかも、燃料
系統の配管や電気系統の配線をそれぞれ別の側面側に集
約して、より短い配管や配線、或いは単純な配管や配線
を施すことが可能である。
【0046】請求項3に記載の発明によれば、さらに、
バッテリーの上部にメインスイッチが設けられ、このメ
インスイッチのキー挿入筒部が、平面視でバッテリーに
重なる位置に配置されて、前部が下がるように傾斜して
固定されているので、ステアリングシャフトの側面側の
空間を利用してバッテリー容量を確保しつつ、このバッ
テリー上部の空間を有効に活用して、キー操作の操作性
も維持することができる。
【0047】また、請求項4に記載の発明によれば、ス
テアリングシャフトを回動自在に挿通するフレームのヘ
ッドパイプにサブタンクの取付部材が固定され、取付部
材にはサブタンクの車幅方向外側の外側面より外側に位
置する保護部が設けられているので、転倒等の際に、ス
テアリングシャフト及びヘッドパイプと取付部材の保護
部とにより、サブタンクを有効に保護することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかるサブタンクや連
結パイプ等を示す側面図である。
【図2】同実施の形態にかかる図1のサブタンクや連結
パイプ等を車両後方から見た背面図である。
【図3】同実施の形態にかかる図1のサブタンクや連結
パイプ等の平面図である。
【図4】同実施の形態にかかるサブタンク等を示す断面
図である。
【図5】同実施の形態にかかる図1を車両前方から見た
正面図である。
【図6】同実施の形態にかかるレッグシールドを車両後
方から見た図である。
【図7】同実施の形態にかかる図1のスクータ型車両の
前部左側の側面図である。
【符号の説明】
1 スクータ型車両 2 前輪 3 ステアリングシャフト 4 運転シート 5 フートレスト 6 レッグシールド 8 他の車体カバー 11 車体フレーム 12 ヘッドパイプ 17 メインタンク 18 連結パイプ 19 サブタンク 19a 取付片 19b 下端開口 19c 筒部 19e 傾斜面 20 給油筒 21 給油口 35 バッテリー 36 メインスイッチ 36a キー挿入筒部 P 給油ガン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングシャフトの上側近傍に燃料
    の給油口が設けられるとともに該給油口の下側近傍にサ
    ブタンクが設けられ、該サブタンクに連結パイプの上端
    部が接続され、該連結パイプの下端部にメインタンクが
    接続されたスクータ型車両であって、 前記サブタンク及び給油口が、側面視で前記ステアリン
    グシャフトに重なる位置に配置されたことを特徴とする
    スクータ型車両。
  2. 【請求項2】 車両前方から見て前記ステアリングシャ
    フトの右側に、前記給油口及び前記サブタンクが配設さ
    れると共に、該右側に前記連結パイプが上下方向に沿っ
    て配設されて前記サブタンクと前記メインタンクとが接
    続され、車両前方から見て前記ステアリングシャフトの
    左側に、側面視で前記サブタンクに重なる位置にバッテ
    リーが配設されたことを特徴とする請求項1に記載のス
    クータ型車両。
  3. 【請求項3】 前記バッテリーの上部にメインスイッチ
    が設けられ、該メインスイッチのキー挿入筒部が平面視
    で前記バッテリーに重なる位置に配置されて、前部が下
    がるように傾斜して固定されたことを特徴とする請求項
    2に記載のスクータ型車両。
  4. 【請求項4】 前記ステアリングシャフトを回動自在に
    挿通するフレームのヘッドパイプに前記サブタンクの取
    付部材が固定され、該取付部材には前記サブタンクの車
    幅方向外側の外側面より外側に位置する保護部が設けら
    れていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに
    記載のスクータ型車両。
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