JP2013248920A - スクータ型車両 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シート28の前方にて燃料タンク13から上方に延びる燃料注入管41と、この燃料注入管41の上端に形成される給油口44と、燃料タンク13の上方を平坦に覆い乗員が足を置くステップ36と、車体を覆うボデイカバー30とを備えるスクータ型車両10において、給油口44が臨む位置にてボデイカバー30に、給油口開口46が開けられ、この給油口開口46の近傍にてボデイカバー30に、給油口開口46をスライド可能に開閉するフューエルリッド47を支持するスライド機構50が取付けられている。
【選択図】図2
Description
仮に、第1揺動メンバーが屈曲部をもたない直線状の部材にすると、フューエルリッドを開けたときに、開口が十分に開かないうちに、第1揺動メンバーがボデイカバーに干渉する。すると、開口の面積が十分に確保できない可能性がある。
この点、本発明では、フューエルリッドは、略平板状を呈し、このフューエルリッドが開閉する際に、ボデイカバーの表面に沿って開閉するようにしたので、ボデイカバー後方のデッドスペースを最小限に抑えることができる。
図1に示すように、自動二輪車10は、車体フレーム11と、この車体フレーム11に取付けられる燃料タンク13と、車体フレーム11の前部に操向可能に設けられ上部にハンドル23が取付けられ下部に前輪24が取付けられる前輪操向部21と、車体フレーム11に後方に延びるように揺動可能に取付けられ駆動源としてのパワーユニット25及びこのパワーユニット25により駆動される後輪26を有する後輪駆動部22と、この後輪駆動部22と車体フレーム11の間に介在されるクッションユニット27と、前輪操向部21の後方にてハンドル23に臨むように配置され乗員Rが座るシート28と、を主要素とするスクータ型車両である。スクータ型車両は、前輪24と後輪26の間にて車体フレーム11に設けられるシート28を備え、このシート28に乗員Rが跨って乗車する鞍乗り型車両の一形態である。
なお、本実施例では、フューエルリッドは、センターカバーに取付けられているが、アンダカバーやサイドカバー等の他のボデイカバーに取付けることは差し支えない。
図3に示すように、センターカバー35の車幅方向中心で、高さ方向略中心に、給油口開口46が開けられている。この給油口開口46は、フューエルリッド47で塞がれている。フューエルリッド47は、スライド機構50を介してスライドし、給油口開口46を開閉可能に覆うものである。センターカバー35の車両前方に臨む面である図裏面側から、スライド機構50が取付けられ、このスライド機構50にフューエルリッド47が取付けられる。
図4〜5に示すように、スライド機構50のベース側に、ベース部材51が設けられ、このベース部材51の第1支点61及び第2支点62から、各々、第1揺動メンバー71及び第2揺動メンバー72が延びており、これらの第1揺動メンバー71及び第2揺動メンバー72の先に、第3揺動メンバー73が取付けられている。ボデイカバーの前面側に設けられるボデイカバー側ボス52に、ベース側を構成するベース部材51がねじ53で締結されている。
図4において、フューエルリッドが閉じているとき、給油口開口46を閉じているフューエルリッド47を規制する保持ピン91が保持孔92に入っている。このとき、ベース部材51と第1揺動メンバー71の間に介在させた弾発部材86は、第1支点61(軸部材107)を軸として、第1揺動メンバー71を時計方向に回動するように付勢する。
図6に示すように、保持ピン91が保持孔92から抜かれ、フューエルリッド47が半開き状態のとき、スライド機構50により、フューエルリッド47が車幅方向左側にスライドする。このとき、センターカバー35からのフューエルリッド47の突出量は最大でDとなる。
なお、本実施例では、フューエルリッド47は、左右にスライドする部材であるが、上下にスライドするように構成することは差し支えない。
図8に示すように、フューエルリッド47は、第3揺動メンバー73のリッド締結部104に3点で締結可能とされる。フューエルリッド47が2点で締結される場合に比べて、フューエルリッド47に位置ずれが生じ難くできる。加えて、4点で締結される場合に比べて締結要素数を減らすことができる。
仮に、フューエルリッドが凸状の曲面状を呈すると、フューエルリッドが開閉時に揺動するときに、張り出した部分だけ、揺動スペースが余分に必要になる。
Claims (7)
- 車体フレーム(11)と、この車体フレーム(11)に設けられ乗員が座るシートと、このシートの前方にて前記車体フレーム(11)に取付けられる燃料タンク(13)と、前記シートの前方にて前記燃料タンク(13)から上方に延びる筒状部材(41)と、この筒状部材(41)の上端に形成される給油口(44)と、前記燃料タンク(13)の上方を平坦に覆い乗員が足を置くステップ(36)と、前記車体フレーム(11)を覆うボデイカバー(30)と、が備えられているスクータ型車両において、
前記給油口(44)が臨む位置にて前記ボデイカバー(30)に、開口(46)が開けられ、この開口(46)の近傍にて前記ボデイカバー(30)に、スライド機構(50)が取付けられ、このスライド機構(50)に、上下又は左右にスライドして前記開口(46)を開閉するフューエルリッド(47)が取付けられていることを特徴とするスクータ型車両。 - 前記スライド機構(50)は、ベース側に設けた第1支点(61)及び第2支点(62)と、前記第1支点(61)から延びる第1揺動メンバー(71)と、前記第2支点(62)から延びる第2揺動メンバー(72)と、この第2揺動メンバー(72)の先に設けた第3支点(63)と、この第3支点(63)に揺動可能に支持されると共に前記フューエルリッド(47)が取付けられる第3揺動メンバー(73)と、前記第2支点(62)と前記第3支点(63)の間にて前記第2揺動メンバー(72)に設けた第4支点(64)と、この第4支点(64)から延びる第4揺動メンバー(74)と、この第4揺動メンバー(74)の先と前記第1揺動メンバー(71)の先とに同軸に設ける第5支点(65)と、前記第3揺動メンバー(73)に開けられ前記第5支点(65)をスライド可能に支持する長孔部(94)と、からなり、前記ベース側に対して前記第4揺動メンバー(74)が平行に維持された状態で移動する平行リンクであって、
前記第1揺動メンバー(71)は、前記第2揺動メンバー(72)の側に前記ボデイカバー(30)を迂回するように折れ曲がった屈曲部(105)を有することを特徴とする請求項1記載のスクータ型車両。 - 前記フューエルリッド(47)は、前記1つのスライド機構(50)によって片持支持されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のスクータ型車両。
- 前記フューエルリッド(47)は、前記第3揺動メンバー(73)に3点で締結されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のスクータ型車両。
- 前記フューエルリッド(47)は、略平板状を呈し、このフューエルリッド(47)が開閉する際に、フューエルリッド(47)の表面の向きが変わらないで、前記ボデイカバー(30)の表面に沿って開閉することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のスクータ型車両。
- 前記フューエルリッド(47)は、前記乗員の足を車幅方向に移動可能な空間を臨む位置にて前記ボデイカバー(30)に配置されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載のスクータ型車両。
- 前記ステップ(36)は、前記乗員の足が車幅方向に移動可能なステップフロアであり、
前記ボデイカバー(30)は、前記ステップフロアの前方に配置され車両前方から前記乗員の足に当たる風を防ぐレッグシールド(37)であり、
前記フューエルリッド(47)は、前記レッグシールド(37)の後面に配置され、
前記フューエルリッド(47)は、車幅方向に移動して前記開口(46)を開閉するようにしたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載のスクータ型車両。
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