JP2003191462A - 描画装置、並びにこれを用いた液晶表示装置の製造方法、有機el装置の製造方法、電子放出装置の製造方法、pdp装置の製造方法、電気泳動表示装置の製造方法、カラーフィルタの製造方法、有機elの製造方法、スペーサ形成方法、金属配線形成方法、レンズ形成方法、レジスト形成方法および光拡散体形成方法 - Google Patents

描画装置、並びにこれを用いた液晶表示装置の製造方法、有機el装置の製造方法、電子放出装置の製造方法、pdp装置の製造方法、電気泳動表示装置の製造方法、カラーフィルタの製造方法、有機elの製造方法、スペーサ形成方法、金属配線形成方法、レンズ形成方法、レジスト形成方法および光拡散体形成方法

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JP2003191462A
JP2003191462A JP2001397563A JP2001397563A JP2003191462A JP 2003191462 A JP2003191462 A JP 2003191462A JP 2001397563 A JP2001397563 A JP 2001397563A JP 2001397563 A JP2001397563 A JP 2001397563A JP 2003191462 A JP2003191462 A JP 2003191462A
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droplet ejection
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Takashi Okusa
隆 大草
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機能液滴吐出ヘッドを搭載した移動機構を、
安定に且つ精度良く支持することができる描画装置を提
供することをその課題とする。 【解決手段】 描画対象物Wに対し、導入した機能液を
選択的に吐出する機能液滴吐出ヘッド7を備えた描画装
置において、描画対象物Wおよび機能液滴吐出ヘッド7
を保持すると共に、機能液の選択的吐出に伴って機能液
滴吐出ヘッド7を描画対象物Wに対し相対的に移動させ
る相対移動機構23,24と、相対移動機構23,24
を支持する石定盤22とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットヘ
ッドに代表される機能液滴吐出ヘッドを搭載した描画装
置、並びにこれを用いた液晶表示装置の製造方法、有機
EL装置の製造方法、電子放出装置の製造方法、PDP
装置の製造方法、電気泳動表示装置の製造方法、カラー
フィルタの製造方法、有機ELの製造方法、スペーサ形
成方法、金属配線形成方法、レンズ形成方法、レジスト
形成方法および光拡散体形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】印刷対象物を固定とする従来の大型プリ
ンタ等では、アングル等で枠組みしたスチール製の機台
上にX・Yテーブルを設置し、このX・Yテーブルに、
キャリッジを介してインクジェットヘッド(機能液滴吐
出ヘッド)を搭載するようにしている。また、インクジ
ェットヘッドが走査される印刷エリアには、機台上に位
置してセットテーブルが配設され、このセットテーブル
上に印刷対象物がセットされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、機能液滴吐
出ヘッドは、そのノズル列から微小な液滴を精度良く且
つ選択的に吐出することができるため、液晶表示装置や
有機EL表示装置等のカラーフィルタの製造に応用可能
であると共に、各種の電子デバイスや光デバイス等の製
造装置への応用も期待されている。このような応用技術
を考慮すると、機能液滴吐出ヘッド自体の性能に加え、
機能液滴吐出ヘッドの組付け精度や機能液滴吐出ヘッド
を走査する移動機構に、高い精度が要求される。また、
機能液滴吐出ヘッドの液滴が着弾する吐出対象物のセッ
トテーブルにも高い精度が要求される。より具体的に
は、機能液を吐出する機能液滴吐出ヘッドのノズル形成
面と、吐出対象物の表面との間の平行度およびギャップ
が高精度に維持されないと、機能液滴の着弾位置や着弾
面積(広がり)が区々となり、信頼性のある製品を製造
することができなくなる。この点において、上記の従来
のX・Yテーブル(移動機構)やセットテーブルを支持
する従来のスチール製の機台では、環境温度、外部振
動、経時的変化、機能液に対する耐食性等において、精
度的に不安定であり、要求されるピッチング、ヨーイン
グおよびローリングの各精度、いわゆる平面度を確保す
ることが難しい問題がある。このことは同時に、機能液
を吐出する機能液滴吐出ヘッドのノズル形成面と、吐出
対象物(描画対象物)の表面との間の平行度およびギャ
ップの精度を維持できなくなる問題を生ずる。
【0004】本発明は、機能液滴吐出ヘッドを搭載した
移動機構を、安定に且つ精度良く支持することができる
描画装置、並びにこれを用いた液晶表示装置の製造方
法、有機EL装置の製造方法、電子放出装置の製造方
法、PDP装置の製造方法、電気泳動表示装置の製造方
法、カラーフィルタの製造方法、有機ELの製造方法、
スペーサ形成方法、金属配線形成方法、レンズ形成方
法、レジスト形成方法および光拡散体形成方法を提供す
ることをその課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の描画装置は、描
画対象物に対し、導入した機能液を選択的に吐出する機
能液滴吐出ヘッドを備えた描画装置において、描画対象
物および機能液滴吐出ヘッドを保持すると共に、機能液
の選択的吐出に伴って機能液滴吐出ヘッドを描画対象物
に対し相対的に移動させる相対移動機構と、相対移動機
構を支持する石定盤とを備えたことを特徴とする。ま
た、相対移動機構は、描画対象物に対し機能液滴吐出ヘ
ッドを、機能液滴を選択的に吐出する主走査の方向に相
対的に移動させるX軸移動機構と、描画対象物に対し機
能液滴吐出ヘッドを、副走査の方向に相対的に移動させ
るY軸移動機構とから成ることが、好ましい。なお、石
定盤としては、ベルファストブラック、ラステンバー
グ、クルヌールおよびインディアンブラックのいずれか
で構成されていることが、好ましい。
【0006】この構成によれば、描画対象物に対し機能
液滴吐出ヘッドを相対的に移動させる相対移動機構を、
石定盤で支持しているため、石定盤の持つ環境温度に対
する安定性、外部振動に対する減衰性、経時的変化に対
する安定性、機能液に対する耐食性等を活用して、相対
移動機構を支持することができる。すなわち、石定盤
は、支持台として要求されるピッチング、ヨーイングお
よびローリングの各精度を、容易に確保することができ
るため、これに支持される相対移動機構を平面度におい
て精度良く支持することができる。なお、描画対象物に
対する機能液滴吐出ヘッドの相対的な移動(走査)は、
一般的には、X軸方向およびY軸方向(主走査および副
走査)であるが、例えば1ラインを単一の機能液滴吐出
ヘッドで構成する場合には、X・Yいずれか一方向のみ
の移動となる。
【0007】この場合、描画対象物は、X軸移動機構に
保持されて主走査の方向に移動し、機能液滴吐出ヘッド
は、Y軸移動機構に保持されて副走査の方向に移動する
ことが、好ましい。
【0008】この構成によれば、描画対象物および機能
液滴吐出ヘッドを、別個の移動機構で移動させるように
しているため、一方の移動機構の精度誤差が他方の移動
機構の精度に影響を与えることがない。しかも、機能液
滴吐出ヘッドに対し比較的軽量な描画対象物を主走査の
方向に移動させるため、移動(微小な間欠移動)におけ
る慣性の影響を抑制することができる。
【0009】この場合、描画対象物は、エアー吸着によ
りX軸移動機構に保持されていることが、好ましい。
【0010】この構成によれば、描画対象物自体を、X
軸移動機構に平坦に精度良く保持することができる。
【0011】これらの場合、X軸移動機構およびY軸移
動機構は、相互に交差した状態で石定盤上に個々に設置
されていることが、好ましい。
【0012】この構成によれば、X軸移動機構およびY
軸移動機構が、石定盤上に個々に設置されているため、
X軸移動機構およびY軸移動機構を、それぞれ精度良く
且つ安定に支持することができる。
【0013】この場合、石定盤は、平面視長方形に形成
され、X軸移動機構は、石定盤の長辺に平行に且つその
中心線が石定盤の短辺方向の中心線に合致した状態で設
置され、Y軸移動機構は、石定盤の短辺に平行に且つそ
の中心線が石定盤の長辺方向の中心線に合致した状態で
設置されていることが、好ましい。
【0014】この構成によれば、X軸移動機構およびY
軸移動機構が相互の中間位置で十字状に交差し、且つ石
定盤の中央に設置される。このため、X軸移動機構およ
びY軸移動機構を、石定盤上にバランス良く支持するこ
とができる。
【0015】この場合、石定盤は、分散配置したアジャ
ストボルト付きの3つの支持脚を有し、3つの支持脚
は、これらを結ぶ仮想線が二等辺三角形を為し、且つ二
等辺三角形の中心線が石定盤の短辺方向の中心線に合致
した状態で配設されていることが、好ましい。
【0016】この構成によれば、石定盤が、3つの支持
脚により3点で支持されるため、構成部品の移動に伴う
重心移動が生じても、石定盤の平面度(水平)が損なわ
れることがない。また、機能液滴吐出ヘッドの主走査に
関与するX軸移動機構に沿った3点支持となるため、X
軸移動機構をより一層、精度良く(平面度)安定に支持
することができる。
【0017】これらの場合、X軸移動機構は、石定盤の
長辺と平行に延在し、且つ石定盤上に直接載置されてい
ることが、好ましい。
【0018】この構成によれば、X軸移動機構をより一
層、精度良く(平面度)安定に支持することができる。
【0019】これらの場合、3つの支持脚のうち、二等
辺三角形の底辺を構成する2つの支持脚は、上面から見
てX軸移動機構の外側に配設されていることが、好まし
い。
【0020】この構成によれば、X軸移動機構が石定盤
の撓みの影響を受け難く、X軸移動機構をより一層、精
度良く(平面度)安定に支持することができる。
【0021】これらの場合、Y軸移動機構は、4つの支
柱を介してX軸移動機構を跨いで配設され、4つ支柱
は、石定盤の長辺方向の中心線に対し左右対称に分散配
置されていることが、好ましい。この場合、各支柱が、
石材で構成されていることが、好ましい。
【0022】この構成によれば、X軸移動機構と同様
に、Y軸移動機構をより一層、精度良く(平面度)安定
に支持することができる。
【0023】一方、石定盤は、3つの支持脚と共に分散
配置したアジャストボルト付きの複数の補助脚を、更に
有することが好ましい。
【0024】この構成によれば、複数の補助脚により、
石定盤における3つの支持脚から離れた部分の撓みを、
極力抑制することができる。
【0025】この場合、複数の補助脚は、3つの支持脚
を含んで、短辺方向および長辺方向にマトリクス状に分
散して配設されていることが、好ましい。
【0026】この構成によれば、3つの支持脚と複数の
補助脚とをバランス良く配置することができ、可能な限
り撓みを抑制して石定盤の平面度を精度良く維持するこ
とができる。なお、撓みを抑制する補助脚の個数を多く
すれば、その分、石定盤の厚みを薄くすることができ、
コストを低減することが可能になる。
【0027】これらの場合、石定盤は、非締結状態で機
台に支持されていることが、好ましい。
【0028】この構成によれば、石定盤の高さを機台で
補うことができると共に、石定盤を機台に非締結とする
ことで、機台に生ずる熱膨張等の影響を回避することが
できる。
【0029】この場合、機台は、運搬時に石定盤をX方
向およびY方向に固定する固定ボルト付きの複数の固定
部材を有していることが、好ましい。
【0030】この構成によれば、石定盤を運搬するとき
に、固定部材で石定盤を機台に締結するようにすれば、
機台に対し石定盤が位置ずれすることを有効に防止する
ことができる。なお、石定盤および機台を設置した後
は、固定ボルトを緩めておくことは、言うまでもない。
【0031】これらの場合、機台には、石定盤を防振す
るための防振手段が組み込まれていることが、好まし
い。
【0032】この構成によれば、外部振動を効率良く減
衰させることができ、石定盤を防振構造で設置すること
ができる。このため、外部振動に基づく機能液滴吐出ヘ
ッドの揺れを防止することができ、安定な機能液の吐出
が可能となる。
【0033】本発明の液晶表示装置の製造方法は、上記
した描画装置を用い、カラーフィルタの基板上に多数の
フィルタエレメントを形成する液晶表示装置の製造方法
であって、機能液滴吐出ヘッドに各色のフィルタ材料を
導入し、機能液滴吐出ヘッドを基板に対し相対的に走査
し、フィルタ材料を選択的に吐出して多数のフィルタエ
レメントを形成することを特徴とする。
【0034】本発明の有機EL装置の製造方法は、上記
した描画装置を用い、基板上の多数の絵素ピクセルにそ
れぞれEL発光層を形成する有機EL装置の製造方法で
あって、機能液滴吐出ヘッドに各色の発光材料を導入
し、機能液滴吐出ヘッドを基板に対し相対的に走査し、
発光材料を選択的に吐出して多数のEL発光層を形成す
ることを特徴とする。
【0035】本発明の電子放出装置の製造方法は、上記
した描画装置を用い、電極上に多数の蛍光体を形成する
電子放出装置の製造方法であって、機能液滴吐出ヘッド
に各色の蛍光材料を導入し、機能液滴吐出ヘッドを前記
電極に対し相対的に走査し、蛍光材料を選択的に吐出し
て多数の蛍光体を形成することを特徴とする。
【0036】本発明のPDP装置の製造方法は、上記し
た描画装置を用い、背面基板上の多数の凹部にそれぞれ
蛍光体を形成するPDP装置の製造方法であって、機能
液滴吐出ヘッドに各色の蛍光材料を導入し、機能液滴吐
出ヘッドを背面基板に対し相対的に走査し、蛍光材料を
選択的に吐出して多数の蛍光体を形成することを特徴と
する。
【0037】本発明の電気泳動表示装置の製造方法は、
上記した描画装置を用い、電極上の多数の凹部に泳動体
を形成する電気泳動表示装置の製造方法であって、機能
液滴吐出ヘッドに各色の泳動体材料を導入し、機能液滴
吐出ヘッドを電極に対し相対的に走査し、泳動体材料を
選択的に吐出して多数の泳動体を形成することを特徴と
する。
【0038】このように、上記の描画装置を、液晶表示
装置の製造方法、有機EL(Electronic Luminescenc
e)装置の製造方法、電子放出装置の製造方法、PDP
(Plasma Display Panel)装置の製造方法および電気泳
動表示装置の製造方法に適用することにより、各装置に
求められるフィルタ材料や発光材料等を、適切な位置に
適切な量を精度良く選択的に供給することができる。な
お、電子放出装置は、いわゆるFED(Field Emission
Display)装置を含む概念である。
【0039】本発明のカラーフィルタの製造方法は、上
記した描画装置を用い、基板上に多数のフィルタエレメ
ントを配列して成るカラーフィルタを製造するカラーフ
ィルタの製造方法であって、機能液滴吐出ヘッドに各色
のフィルタ材料を導入し、機能液滴吐出ヘッドを基板に
対し相対的に走査し、フィルタ材料を選択的に吐出して
多数のフィルタエレメントを形成することを特徴とす
る。この場合、多数のフィルタエレメントを被覆するオ
ーバーコート膜が形成されており、フィルタエレメント
を形成した後に、機能液滴吐出ヘッドに透光性のコーテ
ィング材料を導入し、機能液滴吐出ヘッドを基板に対し
相対的に走査し、コーティング材料を選択的に吐出して
オーバーコート膜を形成することが、好ましい。
【0040】本発明の有機ELの製造方法は、上記した
描画装置を用い、EL発光層を含む多数の複数の絵素ピ
クセルを基板上に配列して成る有機ELの製造方法であ
って、機能液滴吐出ヘッドに各色の発光材料を導入し、
機能液滴吐出ヘッドを基板に対し相対的に走査し、発光
材料を選択的に吐出して多数のEL発光層を形成するこ
とを特徴とする。この場合、多数のEL発光層と基板と
の間には、EL発光層に対応して多数の画素電極が形成
されており、機能液滴吐出ヘッドに液状電極材料を導入
し、機能液滴吐出ヘッドを基板に対し相対的に走査し、
液状電極材料を選択的に吐出して多数の画素電極を形成
することが、好ましい。またこの場合、多数のEL発光
層を覆うように対向電極が形成されており、EL発光層
を形成した後に、機能液滴吐出ヘッドに液状電極材料を
導入し、機能液滴吐出ヘッドを基板に対し相対的に走査
し、液状電極材料を選択的に吐出して対向電極を形成す
ることが、好ましい。
【0041】本発明のスペーサ形成方法は、上記した描
画装置を用い、2枚の基板間に微小なセルギャップを構
成すべく多数の粒子状のスペーサを形成するスペーサ形
成方法であって、機能液滴吐出ヘッドにスペーサを構成
する粒子材料を導入し、機能液滴吐出ヘッドを少なくと
も一方の基板に対し相対的に走査し、粒子材料を選択的
に吐出して基板上にスペーサを形成することを特徴とす
る。
【0042】本発明の金属配線形成方法は、上記した描
画装置を用い、基板上に金属配線を形成する金属配線形
成方法であって、機能液滴吐出ヘッドに液状金属材料を
導入し、機能液滴吐出ヘッドを基板に対し相対的に走査
し、液状金属材料を選択的に吐出して金属配線を形成す
ることを特徴とする。
【0043】本発明のレンズ形成方法は、上記した描画
装置を用い、基板上に多数のマイクロレンズを形成する
レンズ形成方法であって、機能液滴吐出ヘッドにレンズ
材料を導入し、機能液滴吐出ヘッドを基板に対し相対的
に走査し、レンズ材料を選択的に吐出して多数のマイク
ロレンズを形成することを特徴とする。
【0044】本発明のレジスト形成方法は、上記した描
画装置を用い、基板上に任意形状のレジストを形成する
レジスト形成方法であって、機能液滴吐出ヘッドにレジ
スト材料を導入し、機能液滴吐出ヘッドを基板に対し相
対的に走査し、レジスト材料を選択的に吐出してレジス
トを形成することを特徴とする。
【0045】本発明の光拡散体形成方法は、上記した描
画装置を用い、基板上に多数の光拡散体を形成する光拡
散体形成方法であって、機能液滴吐出ヘッドに光拡散材
料を導入し、機能液滴吐出ヘッドを基板に対し相対的に
走査し、光拡散材料を選択的に吐出して多数の光拡散体
を形成することを特徴とする。
【0046】このように、上記の描画装置を、カラーフ
ィルタの製造方法、有機ELの製造方法、スペーサ形成
方法、金属配線形成方法、レンズ形成方法、レジスト形
成方法および光拡散体形成方法に適用することにより、
各電子デバイスや各光デバイスに求められるフィルタ材
料や発光材料等を、適切な位置に適切な量を精度良く選
択的に供給することができる。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
発明の実施形態について説明する。インクジェットプリ
ンタのインクジェットヘッド(機能液滴吐出ヘッド)
は、微小なインク滴(液滴)をドット状に精度良く吐出
することができることから、例えば機能液(吐出対象
液)に特殊なインクや感光性・発光性の樹脂等を用いる
ことにより、各種部品の製造分野への応用が期待されて
いる。また、かかる応用技術では、機能液を吐出する機
能液滴吐出ヘッドと、機能液を受ける吐出対象物(ワー
ク)との平行度およびギャップに高い精度が要求され
る。
【0048】本実施形態のヘッドユニットおよびこれを
搭載した描画装置は、例えば液晶表示装置や有機EL装
置等の、いわゆるフラットディスプレイの製造装置に適
用され、その複数の機能液滴吐出ヘッドからフィルタ材
料や発光材料等の機能液を吐出して(インクジェット方
式)、液晶表示装置におけるR.G.Bのフィルタエレ
メントや、有機EL装置における各画素のEL発光層お
よび正孔注入層を形成するものである。
【0049】そこで、本実施形態では、有機EL装置の
製造装置に組み込まれる描画装置を例に説明する。ま
た、この描画装置を、他のいわゆるフラットディスプレ
イの製造方法に適用した例についても説明する。
【0050】図1ないし図4に示すように、描画装置1
は、液滴吐出装置10とこれに併設した付帯装置11と
を備えている。付帯装置11は、液滴吐出装置10に発
光機能材料(発光材料:機能液)を供給すると共に不要
となった機能液を回収する機能液供給回収装置13、各
構成部品への駆動・制御用等の圧縮エアーを供給するエ
アー供給装置14、エアーを吸引する真空吸引装置15
および機能液滴吐出ヘッド7のメンテナンスに供するメ
ンテナンス装置16等を有している。
【0051】そして、これら液滴吐出装置10および付
帯装置11は、図示しないが、クリーンルーム形式のチ
ャンバ(チャンバルーム)に収容されており、複数の機
能液滴吐出ヘッド7からの機能液の吐出動作を含む一連
の製造工程が、不活性ガス(窒素ガス)の雰囲気中で行
われるようになっている。
【0052】液滴吐出装置10は、床上に設置した架台
21と、架台21上に設置した石定盤22と、石定盤2
2上に設置したX軸テーブル(X軸移動機構)23およ
びこれに直交するY軸テーブル(Y軸移動機構)24
と、Y軸テーブル24に吊設するように設けたメインキ
ャリッジ25と、メインキャリッジ25に搭載したヘッ
ドユニット26とを有している。詳細は後述するが、ヘ
ッドユニット26には、サブキャリッジ(キャリッジ)
41を介して、複数の機能液滴吐出ヘッド7が搭載され
ている。また、この複数の機能液滴吐出ヘッド7に対応
して、X軸テーブル23の吸着テーブル281上に基板
(描画対象物:ワーク)Wがセットされるようになって
いる。
【0053】本実施形態の液滴吐出装置10では、機能
液滴吐出ヘッド7の駆動(機能液滴の選択的吐出)に同
期して基板Wが移動する構成であり、機能液滴吐出ヘッ
ド7のいわゆる主走査は、X軸テーブル23のX軸方向
への往復の両動作により行われる。また、これに対応し
て、いわゆる副走査は、Y軸テーブル24により機能液
滴吐出ヘッド7のY軸方向への往動動作により行われ
る。なお、上記の主走査をX軸方向への往動(または復
動)動作のみで行うようにしてもよい。
【0054】一方、ヘッドユニット26のホーム位置
は、図2および図4における図示左端位置となってお
り、且つこの液滴吐出装置10の左方からヘッドユニッ
ト26の運び込み或いは交換が行われる(詳細は後述す
る)。また、図示の手前側には、基板搬送装置が臨んで
おり(図示省略)、基板Wはこの手前側から搬入・搬出
される。そして、この液滴吐出装置10の図示右側に
は、上記付帯装置11の主な構成装置が、一体的に添設
されている。
【0055】付帯装置11は、上記の架台21および石
定盤22に隣接するように配置したキャビネット形式の
共通機台31と、共通機台31内の一方の半部に収容し
た上記のエアー供給装置14および真空吸引装置15
と、共通機台31内の一方の半部に主要装置を収容した
上記の機能液供給回収装置13と、共通機台31上に主
要装置を収容した上記メンテナンス装置16とを備えて
いる。なお、図中の符号17は、メインタンク(図示省
略)とヘッドユニット26との間の機能液流路に介設し
た、機能液供給回収装置13の中間タンクである。
【0056】メンテナンス装置16は、機能液滴吐出ヘ
ッド7の定期的なフラッシング(全吐出ノズルからの機
能液の捨て吐出)を受けるフラッシングユニット33
と、機能液滴吐出ヘッド7の機能液吸引および保管を行
うクリーニングユニット34と、機能液滴吐出ヘッド7
のノズル形成面をワイピングするワイピングユニット3
5とを有している。クリーニングユニット34およびワ
イピングユニット35は、上記の共通機台31上に配設
され、フラッシングユニット33は、基板Wの近傍にお
いて、X軸テーブル23上に搭載されている。
【0057】ここで、図5の模式図を参照して、窒素ガ
スの雰囲気中で稼動する描画装置1の一連の動作を簡単
に説明する。先ず、準備段階として、作業に供する基板
用のヘッドユニット26が液滴吐出装置10に運び込ま
れ、これがメインキャリッジ25にセットされる。ヘッ
ドユニット26がメインキャリッジ25にセットされる
と、Y軸テーブル24がヘッドユニット26を、図外の
ヘッド認識カメラの位置に移動させ、ヘッド認識カメラ
によりヘッドユニット26が位置認識される。ここで、
この認識結果に基づいて、ヘッドユニット26がθ補正
され、且つヘッドユニット26のX軸方向およびY軸方
向の位置補正がデータ上で行われる。位置補正後、ヘッ
ドユニット(メインキャリッジ25)26はホーム位置
に戻る。
【0058】一方、X軸テーブル23の吸着テーブル2
81上に基板(この場合は、導入される基板毎)Wが導
入されると、この位置(受渡し位置)で後述する主基板
認識カメラ290が基板を位置認識する。ここで、この
認識結果に基づいて、基板Wがθ補正され、且つ基板W
のX軸方向およびY軸方向の位置補正がデータ上で行わ
れる。位置補正後、基板(吸着テーブル281)Wはホ
ーム位置に戻る。なお、X軸およびY軸テーブル23,
24の初期調整時(いわゆる通し出し)には、吸着テー
ブル281上にアライメントマスクを導入し、後述する
副基板認識カメラ308により初期調整(位置認識)を
行う。
【0059】このようにして準備が完了すると、実際の
液滴吐出作業では、先ずX軸テーブル23が駆動し、基
板Wを主走査方向に往動させると共に複数の機能液滴吐
出ヘッド7を駆動して、機能液滴の基板Wへの選択的な
吐出動作が行われる。基板Wが復動した後、こんどはY
軸テーブル24が駆動し、ヘッドユニット26を1ピッ
チ分、副走査方向に移動させ、再度基板Wの主走査方向
への往復移動と機能液滴吐出ヘッド7の駆動が行われ
る。そしてこれを、数回繰り返すことで、基板Wの端か
ら端まで(全領域)液滴吐出が行われる。
【0060】一方、上記の動作に並行し、液滴吐出装置
10のヘッドユニット(機能液滴吐出ヘッド7)26に
は、エアー供給装置14を圧力供給源として機能液供給
回収装置13から機能液が連続的に供給され、また吸着
テーブル281では、基板Wを吸着すべく、真空吸引装
置15によりエアー吸引が行われる。また、液滴吐出作
業の直前には、ヘッドユニット26がクリーニングユニ
ット34およびワイピングユニット35に臨んで、機能
液滴吐出ヘッド7の全吐出ノズル68からの機能液吸引
と、これに続くノズル形成面69の拭取りが行われる。
液滴吐出作業中には、適宜ヘッドユニット26がフラッ
シングユニット33に臨んで、フラッシングが行われ
る。
【0061】なお、本実施形態では、ヘッドユニット2
6に対し、その吐出対象物である基板Wを主走査方向
(X軸方向)に移動させるようにしているが、ヘッドユ
ニット26を主走査方向に移動させる構成であってもよ
い。また、ヘッドユニット26を固定とし、基板Wを主
走査方向および副走査方向に移動させる構成であっても
よい。
【0062】次に、上記した液滴吐出装置10の各構成
装置について詳細に説明するが、理解を容易にすべく、
先にヘッドユニット26から詳細に説明する。
【0063】図6ないし図9は、ヘッドユニットの構造
図である。これらの図に示すように、ヘッドユニット2
6は、サブキャリッジ41と、サブキャリッジ41に搭
載した複数個(12個)の機能液滴吐出ヘッド7と、各
機能液滴吐出ヘッド7をサブキャリッジ41に個々に取
り付けるための複数個(12個)のヘッド保持部材42
とを備えている。12個の機能液滴吐出ヘッド7は、6
個づつ左右に二分され、主走査方向に対し所定の角度傾
けて配設されている。
【0064】また、各6個の機能液滴吐出ヘッド7は、
副走査方向に対し相互に位置ずれして配設され、12個
の機能液滴吐出ヘッド7の全吐出ノズル68(後述す
る)が副走査方向において連続する(一部重複)ように
なっている。すなわち、実施形態のヘッド配列は、サブ
キャリッジ41上において、同一方向に傾けて配置した
6個の機能液滴吐出ヘッド7を2列としたものであり、
且つ各ヘッド列間において機能液滴吐出ヘッド7が相互
に180°回転した配置となっている。
【0065】もっとも、この配列パターンは一例であ
り、例えば、各ヘッド列における隣接する機能液滴吐出
ヘッド7同士を90°の角度を持って配置(隣接ヘッド
同士が「ハ」字状)したり、各ヘッド列間における機能
液滴吐出ヘッド7を90°の角度を持って配置(列間ヘ
ッド同士が「ハ」字状)したりすることは可能である。
いずれにしても、12個の機能液滴吐出ヘッド7の全吐
出ノズル68によるドットが副走査方向において連続し
ていればよい。
【0066】また、各種の基板Wに対し機能液滴吐出ヘ
ッド7を専用部品とすれば、機能液滴吐出ヘッド7をあ
えて傾けてセットする必要は無く、千鳥状や階段状に配
設すれば足りる。さらにいえば、所定長さのノズル列
(ドット列)を構成できる限り、これを単一の機能液滴
吐出ヘッド7で構成してもよいし複数の機能液滴吐出ヘ
ッド7で構成してもよい。すなわち、機能液滴吐出ヘッ
ド7の個数や列数、さらに配列パターンは任意である。
【0067】サブキャリッジ41は、一部が切り欠かれ
た略方形の本体プレート44と、本体プレート44の長
辺方向の中間位置に設けた左右一対の基準ピン45,4
5と、本体プレート44の両長辺部分に取り付けた左右
一対の支持部材46,46と、各支持部材46の端部に
設けた左右一対のハンドル47,47とを有している。
左右のハンドル47,47は、例えば組み立てたヘッド
ユニット26を上記の液滴吐出装置10に載せ込む場合
に、ヘッドユニット26を手持ちするための部位とな
る。また、左右の支持部材46,46は、サブキャリッ
ジ41を液滴吐出装置10のセット部に固定するときの
部位となる。更に、一対の基準ピン45,45は、画像
認識を前提として、サブキャリッジ(ヘッドユニット2
6)41をX軸、Y軸およびθ軸方向に位置決め(位置
認識)するための基準となるものである。
【0068】さらに、サブキャリッジ41には、二分さ
れた機能液滴吐出ヘッド群7Sの上側に位置して、これ
ら機能液滴吐出ヘッド7に接続される左右一対の配管接
続アッセンブリ49,49および左右一対の配線接続ア
ッセンブリ50,50が設けられている。各配管接続ア
ッセンブリ49は、描画装置1の機能液供給回収装置1
3に配管接続され、同様に各配線接続アッセンブリ50
は、描画装置1の制御装置(ヘッドドライバ:図示省
略)に配線接続されるようになっている。なお、図7
は、一方(左側)の配管接続アッセンブリ49を省略し
て、描かれている。
【0069】なお、図6および図8に示すように、この
ヘッドユニット26には更に、両配線接続アッセンブリ
50を覆う基板カバー51が設けられている。基板カバ
ー51は、各配線接続アッセンブリ50の側面を覆う一
対の側面カバー53,53と、一対の側面カバー53,
53間に渡した上面カバー54とで構成されている。こ
のうち上面カバー54は、ヘッドユニット26を液滴吐
出装置10にセットした後に取り付けるようになってい
る。
【0070】図10に示すように、機能液滴吐出ヘッド
7は、いわゆる2連のものであり、2連の接続針62,
62を有する液体導入部61と、液体導入部61の側方
に連なる2連のヘッド基板63と、液体導入部61に下
方に連なる2連のポンプ部64と、ポンプ部64に連な
るノズル形成プレート65とを備えている。液体導入部
61には、上記の配管接続アッセンブリ49が接続さ
れ、ヘッド基板63の2連のコネクタ66,66には、
上記の配線接続アッセンブリ50が接続されている。一
方、このポンプ部64とノズル形成プレート65とによ
り、サブキャリッジ41裏面側に突出する方形のヘッド
本体60が構成されている。また、ノズル形成プレート
65のノズル形成面67には、多数の吐出ノズル68を
列設した2列のノズル列69,69が形成されている。
【0071】次に、液滴吐出装置10の各構成装置につ
いて説明する。
【0072】図11ないし図13は、X軸テーブルを搭
載した液滴吐出装置の架台(機台)21および石定盤2
2を表している。これら図に示すように、架台21は、
アングル材等を方形に組んで構成され、下部に分散配置
したアジャストボルト付きの複数(9個)の支持脚27
1を有している。架台21の上部には、各辺に対し2個
の割合で、運搬等の移動の際に石定盤22を固定するた
めの複数(8個)の固定部材272が、側方に張り出す
ように取り付けられている。
【0073】各固定部材272は、ブラケット様に
「L」字状に形成され、基端側を架台21の上部側面に
固定され、先端側を固定ボルト273を介して、石定盤
22の下部側面に当接するようになっている。石定盤2
2は、架台21に対し非締結状態で載っており、石定盤
22を運搬する際にこの固定部材272により、架台2
1に対し石定盤22がX軸方向およびY軸方向(前後左
右)に不動に固定される。なお、架台21と共に石定盤
22を設置した後は、固定ボルト273を緩め、架台2
1の熱的ストレス等が石定盤22に作用しないようにす
る。
【0074】石定盤22は、機能液滴吐出ヘッド7およ
び基板Wを、精度良く支持および移動させるX軸テーブ
ル23およびY軸テーブル24が、周囲の環境条件や振
動等により精度上の狂いが生じないように支持するもの
であり、平面視長方形の無垢の石材で構成されている。
この場合、石材としては、ベルファストブラック、ラス
テンバーグ、クルヌールおよびインディアンブラックな
どを用いることが好ましい。
【0075】石定盤22の下部には、これを架台21上
に支持するアジャストボルト付きの3つの主支持脚27
5および4つの補助脚276が設けられている。3つの
主支持脚275は、石定盤22を3点で支持し、その表
面の平行度(水平度を含む)を出すためのものであり、
4つの補助脚276は、石定盤22の3つの主支持脚2
75から外れた部分を支持しその撓みを抑制するもので
ある。
【0076】このため、図14に模式的に示すように、
3つの主支持脚275,275,275は二等辺三角形
を為すように配置され、その底辺を為す2つの主支持脚
275が、石定盤22の基板搬入側(同図では左側、図
1では手前側)に位置するように配設されている。ま
た、4つの補助脚276,276,276,276は、
上記2つの主支持脚275,275を、石定盤22の長
辺方向の中間位置および頂部を為す1つの主支持脚27
5の位置に平行移動した位置に配設されている。
【0077】そして、二等辺三角形を為す3つの主支持
脚275,275,275は、その頂部を為す1つの主
支持脚275を通る中心線が、石定盤22の長辺方向
(X軸方向)に沿う短辺方向(Y軸方向)の中心線と合
致するように配設されている。さらに、頂部を為す1つ
の主支持脚275と一方の短辺までの距離が、底辺を為
す2つの主支持脚275と他方の短辺までの距離と同一
となるように、3つの主支持脚275,275,275
は、石定盤22にセンター中心で配設されている。
【0078】この場合、石定盤22上には、その長辺に
沿う中心線に軸線を合致させてX軸テーブル23が設置
され、短辺に沿う中心軸に軸線を合致させてY軸テーブ
ル24が設置されている。このため、X軸テーブル23
は、石定盤22上に直接固定され、Y軸テーブル24
は、その4本の支柱278がそれぞれスペーサブロック
279を介してセンター中心で石定盤22上に固定され
ている。これにより、Y軸テーブル24は、X軸テーブ
ル23を跨いでその上側に直交するように配設されてい
る。すなわち、X軸テーブル23は、石定盤22の長辺
に沿う中心線に対し対称に、また4本の支柱278は、
短辺に沿う中心線に対し対称に配設されている。
【0079】このように、複数の機能液滴吐出ヘッド7
を支持するX軸テーブル23と、基板(描画対象物)W
を支持するY軸テーブル24とを、石定盤22で支持す
るようにしているため、石定盤22の持つ環境温度に対
する安定性、外部振動に対する減衰性、経時的変化に対
する安定性、機能液に対する耐食性等を活用して、両テ
ーブル23,24を安定且つ精度良く支持することがで
きる。
【0080】特に、石定盤22は、主支持脚275およ
び補助脚276により適切に支持することで、ピッチン
グ、ヨーイングおよびローリングの各精度を容易に確保
することができる。これにより、X軸テーブル23およ
びY軸テーブル24を介して、複数の機能液滴吐出ヘッ
ド(のノズル形成面)7と基板Wとの平行度およびギャ
ップを高精度に維持することが可能となる。すなわち、
吐出した機能液滴の着弾位置と着弾面積(液滴の広が
り)が高精度に且つ安定に維持される。
【0081】図15は、石定盤22の他の実施形態を表
している。この実施形態では、石定盤22が上記のもの
より幾分薄手に形成されている。また、二等辺三角形を
為すように配置した3つの主支持脚275,275,2
75に対し、補助脚276が6つ設けられている。そし
て、この3つの主支持脚275と6つの補助脚276と
は、縦横に3×3となるようにマトリクス状に分散して
配設されている。このように、補助脚276の個数を増
やすことにより、石定盤22の各部の撓みを良好に抑制
することができ、その分、石定盤22を薄く形成するこ
とができる。なお、補助脚276の個数は実施形態に限
定されるものではない。
【0082】ところで、石定盤22は、X軸テーブル2
3やY軸テーブル24の微小な振動を吸収する性質を有
しているが、外部振動には対応不能である。そこで、図
16に示すように、石定盤22に作用する外部振動を制
振するために、上記の架台21に代えて、例えばエアー
ダンピングによる防振架台28を設けることが、好まし
い。これによれば、石定盤22に作用する外部振動の影
響を防止することができる。なお、簡易な防振構造とし
ては、上記の架台21の支持脚に、防振性のゴムパッド
等を組み込んだものでもよい。
【0083】図11ないし図13(X軸移動系)と図1
7ないし図19(θ移動系)に示すように、X軸テーブ
ル23は、石定盤22の長辺方向に延在しており、基板
Wをエアー吸引により吸着セットする吸着テーブル28
1と、吸着テーブル281を支持するθテーブル282
と(図17ないし図19参照)、θテーブル282を保
持するスライドベース286を有してθテーブル282
をX軸方向にスライド自在に支持するX軸エアースライ
ダ283と、θテーブル282を介して吸着テーブル2
81上の基板WをX軸方向に移動させるX軸リニアモー
タ284と、X軸エアースライダ283に併設したX軸
リニアスケール285と(図11ないし図13参照)で
構成されている。
【0084】X軸リニアモータ284は、X軸エアース
ライダ283のヘッドユニット26搬入側に位置し、X
軸リニアスケール285は、X軸エアースライダ283
の付帯装置11側に位置しており、これらは、相互に平
行に配設されている。X軸リニアモータ284、X軸エ
アースライダ283およびX軸リニアスケール285
は、石定盤22上に直接支持されている。吸着テーブル
281には、上記の真空吸引装置15に連なる真空チュ
ーブが接続されており(図示省略)、そのエアー吸引に
よりセットされた基板Wが平坦度を維持するようにこれ
を吸着する。
【0085】また、X軸リニアスケール285の付帯装
置11側には、これに平行に位置して、石定盤22上に
ボックス288に収容された状態で、X軸ケーブルベア
(登録商標)287が配設されている。X軸ケーブルベ
ア287には、吸着テーブル281の真空チューブやθ
テーブル282用のケーブル等が、吸着テーブル281
およびθテーブル282の移動に追従するように、収容
されている(図12および図13参照)。
【0086】このように構成されたX軸テーブル23
は、X軸リニアモータ284の駆動により、基板Wを吸
着した吸着テーブル281およびθテーブル282が、
X軸エアースライダ283を案内にしてX軸方向に移動
する。このX軸方向の往復移動において、基板搬入側か
ら奥側に向かう往動動作により、機能液滴吐出ヘッド7
の相対的な主走査が行われる。また、後述する主基板認
識カメラ290の認識結果に基づいて、θテーブル28
2による基板Wのθ補正(水平面内における角度補正)
が行われる。
【0087】図20は、主基板認識カメラを表してい
る。同図に示すように、吸着テーブル281の直上部に
は、基板Wの搬入位置(受渡し位置)に臨むように、一
対の主基板認識カメラ290,290が配設されてい
る。一対の主基板認識カメラ290,290は、基板W
の2つの基準位置(図示省略)を同時に画像認識するよ
うになっている。
【0088】図21、図22および図23に示すよう
に、Y軸テーブル24は、石定盤22の短辺方向に延在
しており、上記のメインキャリッジ25を吊設するブリ
ッジプレート291と、ブリッジプレート291を両持
ちで且つY軸方向にスライド自在に支持する一対のY軸
スライダ292,292と、Y軸スライダ292に併設
したY軸リニアスケール293と、一対のY軸スライダ
292,292を案内にしてブリッジプレート291を
Y軸方向に移動させるY軸ボールねじ294と、Y軸ボ
ールねじ294を正逆回転させるY軸モータ295とを
備えている。また、一対のY軸スライダ292,292
の両側に位置して、一対のY軸ケーブルベア296,2
96がそれぞれボックス297,297に収容した状態
で、配設されている。
【0089】Y軸モータ295はサーボモータで構成さ
れており、Y軸モータ295が正逆回転すると、Y軸ボ
ールねじ294を介してこれに螺合しているブリッジプ
レート291が、一対のY軸スライダ292,292を
案内にしてY軸方向に移動する。すなわち、ブリッジプ
レート291のY軸方向への移動に伴って、メインキャ
リッジ25がY軸方向に移動する。このメインキャリッ
ジ(ヘッドユニット26)25のY軸方向の往復移動に
おいて、ホーム位置側から付帯装置11側に向かう往動
動作により、機能液滴吐出ヘッド7の副走査が行われ
る。
【0090】一方、上記の4本の支柱278上には、メ
インキャリッジ25の移動経路の部分を長方形開口29
8aとした載置台プレート298が支持されており、載
置台プレート298上には、長方形開口298aを逃げ
て一対のY軸スライダ292,292およびY軸ボール
ねじ294が、相互に平行に配設されている。また、載
置台プレート298から外側に張り出した一対の支持板
299,299上には、上記の一対のY軸ケーブルベア
296,296が、そのボックス297,297と共に
載置されている。
【0091】基板搬入側のY軸ケーブルベア296に
は、主にヘッドユニット26に接続されるケーブルが収
容され、逆側のY軸ケーブルベア296には、主にヘッ
ドユニット26に接続される機能液用のチューブが収容
されている(いずれも図示省略)。そして、これらケー
ブルおよびチューブは、上記のブリッジプレート291
を介してヘッドユニット26の複数の機能液滴吐出ヘッ
ド7に接続されている。
【0092】図24および図25に示すように、メイン
キャリッジ25は、上記のブリッジプレート291に下
側から固定される外観「I」形の吊設部材301と、吊
設部材301の下面に取り付けたθテーブル302と、
θテーブル302の下面に吊設するように取り付けたキ
ャリッジ本体303とで構成されている。そして、この
吊設部材301が、上記の載置台プレート298の長方
形開口298aに臨んでいる。
【0093】キャリッジ本体303は、ヘッドユニット
26が着座するベースプレート304と、ベースプレー
ト304を垂設するように支持するアーチ部材305
と、ベースプレート304の一方の端部に突出するよう
に設けた一対の仮置きアングル306,306と、ペー
スプレート304の他方の端部に設けたストッパプレー
ト307とを備えている。また、ストッパプレート30
7の外側には、基板Wを認識する上記の一対の副基板認
識カメラ308が、配設されている。
【0094】ベースプレート304には、ヘッドユニッ
ト26の本体プレート44が遊嵌する方形開口311が
形成され、またこの方形開口311を構成するベースプ
レート304の左右の各開口縁部312には、ヘッドユ
ニット26を位置決め固定するためのボルト用の2つの
貫通孔313,313および位置決めピン314とが設
けられている。
【0095】このように構成されたメインキャリッジ2
5には、ヘッドユニット26が、その両ハンドル47,
47により手持ちされて運び込まれ、セットされるよう
になっている。すなわち、運び込まれたヘッドユニット
26は、いったん両仮置きアングル306,306上に
載置される(仮置き)。ここで、ブリッジプレート29
1上に配設した機能液供給回収装置13に連なるチュー
ブを、ヘッドユニット26の配管接続アッセンブリ49
に配管接続すると共に、制御系のケーブルを配線接続ア
ッセンブリ50に配線接続する。さらに、上記の上面カ
バー54を取り付ける。そして、再度ハンドル47,4
7を把持し、両仮置きアングル306,306をガイド
にしてヘッドユニット26を先方に押し入れ、これをベ
ースプレート304の左右の開口縁部312,312に
セットするようになっている。
【0096】ところで、本発明のヘッドユニット26
は、上記の描画装置1のみならず、各種フラットディス
プレイの製造方法や、各種の電子デバイスおよび光デバ
イスの製造方法等にも適用可能である。そこで、このヘ
ッドユニット26を用いた製造方法を、液晶表示装置の
製造方法および有機EL装置の製造方法を例に、説明す
る。
【0097】図26は、液晶表示装置のカラーフィルタ
の部分拡大図である。図26(a)は平面図であり、図
26(b)は図26(a)のB−B´線断面図である。
断面図各部のハッチングは一部省略している。
【0098】図26(a)に示されるように、カラーフ
ィルタ400は、マトリクス状に並んだ画素(フィルタ
エレメント)412を備え、画素と画素の境目は、仕切
り413によって区切られている。画素412の1つ1
つには、赤(R)、緑(G)、青(B)のいずれかのイ
ンク(フィルタ材料)が導入されている。この例では
赤、緑、青の配置をいわゆるモザイク配列としたが、ス
トライプ配列、デルタ配列など、その他の配置でも構わ
ない。
【0099】図26(b)に示されるように、カラーフ
ィルタ400は、透光性の基板411と、遮光性の仕切
り413とを備えている。仕切り413が形成されてい
ない(除去された)部分は、上記画素412を構成す
る。この画素412に導入された各色のインクは着色層
421を構成する。仕切り413及び着色層421の上
面には、オーバーコート層422及び電極層423が形
成されている。
【0100】図27は、本発明の実施形態によるカラー
フィルタの製造方法を説明する製造工程断面図である。
断面図各部のハッチングは一部省略している。
【0101】膜厚0.7mm、たて38cm、横30c
mの無アルカリガラスからなる透明基板411の表面
を、熱濃硫酸に過酸化水素水を1重量%添加した洗浄液
で洗浄し、純水でリンスした後、エア乾燥を行って清浄
表面を得る。この表面に、スパッタ法によりクロム膜を
平均0.2μmの膜厚で形成し、金属層414´を得る
(図27:S1)。
【0102】この基板をホットプレート上で、80℃で
5分間乾燥させた後、金属層414´の表面に、スピン
コートによりフォトレジスト層(図示せず)を形成す
る。この基板表面に、所要のマトリクスパターン形状を
描画したマスクフィルムを密着させ、紫外線で露光をお
こなう。次に、これを、水酸化カリウムを8重量%の割
合で含むアルカリ現像液に浸漬して、未露光の部分のフ
ォトレジストを除去し、レジスト層をパターニングす
る。続いて、露出した金属層を、塩酸を主成分とするエ
ッチング液でエッチング除去する。このようにして所定
のマトリクスパターンを有する遮光層(ブラックマトリ
クス)414を得ることができる(図27:S2)。遮
光層414の膜厚は、およそ0.2μmである。また、
遮光層414の幅は、およそ22μmである。
【0103】この基板上に、さらにネガ型の透明アクリ
ル系の感光性樹脂組成物415´をやはりスピンコート
法で塗布する(図27:S3)。これを100℃で20
分間プレベークした後、所定のマトリクスパターン形状
を描画したマスクフィルムを用いて紫外線露光を行な
う。未露光部分の樹脂を、やはりアルカリ性の現像液で
現像し、純水でリンスした後スピン乾燥する。最終乾燥
としてのアフターベークを200℃で30分間行い、樹
脂部を十分硬化させることにより、バンク層415が形
成され、遮光層414及びバンク層415からなる仕切
り413が形成される(図27:S4)。このバンク層
415の膜厚は、平均で2.7μmである。また、バン
ク層415の幅は、およそ14μmである。
【0104】得られた遮光層414およびバンク層41
5で区画された着色層形成領域(特にガラス基板411
の露出面)のインク濡れ性を改善するため、ドライエッ
チング、すなわちプラズマ処理を行なう。具体的には、
ヘリウムに酸素を20%加えた混合ガスに高電圧を印加
し、プラズマ雰囲気でエッチングスポットに形成し、基
板を、このエッチングスポット下を通過させてエッチン
グする。
【0105】次に、仕切り413で区切られて形成され
た画素412内に、上記R(赤)、G(緑)、B(青)
の各インクをインクジェット方式により導入する(図2
7:S5)。機能液滴吐出ヘッド(インクジェットヘッ
ド)には、ピエゾ圧電効果を応用した精密ヘッドを使用
し、微小インク滴を着色層形成領域毎に10滴、選択的
に飛ばす。駆動周波数は14.4kHz、すなわち、各
インク滴の吐出間隔は69.5μ秒に設定する。ヘッド
とターゲットとの距離は、0.3mmに設定する。ヘッ
ドよりターゲットである着色層形成領域への飛翔速度、
飛行曲がり、サテライトと称される分裂迷走滴の発生防
止のためには、インクの物性はもとよりヘッドのピエゾ
素子を駆動する波形(電圧を含む)が重要である。従っ
て、あらかじめ条件設定された波形をプログラムして、
インク滴を赤、緑、青の3色を同時に塗布して所定の配
色パターンにインクを塗布する。
【0106】インク(フィルタ材料)としては、例えば
ポリウレタン樹脂オリゴマーに無機顔料を分散させた
後、低沸点溶剤としてシクロヘキサノンおよび酢酸ブチ
ルを、高沸点溶剤としてブチルカルビトールアセテート
を加え、さらに非イオン系界面活性剤0.01重量%を
分散剤として添加し、粘度6〜8センチポアズとしたも
のを用いる。
【0107】次に、塗布したインクを乾燥させる。ま
ず、自然雰囲気中で3時間放置してインク層416のセ
ッティングを行った後、80℃のホットプレート上で4
0分間加熱し、最後にオーブン中で200℃で30分間
加熱してインク層416の硬化処理を行って、着色層4
21が得られる(図27:S6)。
【0108】上記基板に、透明アクリル樹脂塗料をスピ
ンコートして平滑面を有するオーバーコート層422を
形成する。さらに、この上面にITO(Indium Tin Oxi
de)からなる電極層423を所要パターンで形成して、
カラーフィルタ400とする(図27:S7)。なお、
このオーバーコート層422を、機能液滴吐出ヘッド
(インクジェットヘッド)によるインクジェット方式
で、形成するようにしてもよい。
【0109】図28は、本発明の製造方法により製造さ
れる電気光学装置(フラットディスプレイ)の一例であ
るカラー液晶表示装置の断面図である。断面図各部のハ
ッチングは一部省略している。
【0110】このカラー液晶表示装置450は、カラー
フィルタ400と対向基板466とを組み合わせ、両者
の間に液晶組成物465を封入することにより製造され
る。液晶表示装置450の一方の基板466の内側の面
には、TFT(薄膜トランジスタ)素子(図示せず)と
画素電極463とがマトリクス状に形成されている。ま
た、もう一方の基板として、画素電極463に対向する
位置に赤、緑、青の着色層421が配列するようにカラ
ーフィルタ400が設置されている。
【0111】基板466とカラーフィルタ400の対向
するそれぞれの面には、配向膜461、464が形成さ
れている。これらの配向膜461、464はラビング処
理されており、液晶分子を一定方向に配列させることが
できる。また、基板466およびカラーフィルタ400
の外側の面には、偏光板462、467がそれぞれ接着
されている。また、バックライトとしては蛍光燈(図示
せず)と散乱板の組合わせが一般的に用いられており、
液晶組成物465をバックライト光の透過率を変化させ
る光シャッターとして機能させることにより表示を行
う。
【0112】なお、電気光学装置は、本発明では上記の
カラー液晶表示装置に限定されず、例えば薄型のブラウ
ン管、あるいは液晶シャッター等を用いた小型テレビ、
EL表示装置、プラズマディスプレイ、CRTディスプ
レイ、FED(Field Emission Display)パネル等の種
々の電気光学手段を用いることができる。
【0113】次に、図29ないし図41を参照して、有
機EL装置(有機EL表示装置)とその製造方法を説明
する。
【0114】図29ないし図41は、有機EL素子を含
む有機EL装置の製造プロセスと共にその構造を表して
いる。この製造プロセスは、バンク部形成工程と、プラ
ズマ処理工程と、正孔注入/輸送層形成工程及び発光層
形成工程からなる発光素子形成工程と、対向電極形成工
程と、封止工程とを具備して構成されている。
【0115】バンク部形成工程では、基板501に予め
形成した回路素子部502上及び電極511(画素電極
ともいう)上の所定の位置に、無機物バンク層512a
と有機物バンク層512bを積層することにより、開口
部512gを有するバンク部512を形成する。このよ
うに、バンク部形成工程には、電極511の一部に、無
機物バンク層512aを形成する工程と、無機物バンク
層の上に有機物バンク層512bを形成する工程が含ま
れる。
【0116】まず無機物バンク層512aを形成する工
程では、図29に示すように、回路素子部502の第2
層間絶縁膜544b上及び画素電極511上に、無機物
バンク層512aを形成する。無機物バンク層512a
を、例えばCVD法、コート法、スパッタ法、蒸着法等
によって層間絶縁層514及び画素電極511の全面に
SiO2、TiO2等の無機物膜を形成する。
【0117】次にこの無機物膜をエッチング等によりパ
ターニングして、電極511の電極面511aの形成位
置に対応する下部開口部512cを設ける。このとき、
無機物バンク層512aを電極511の周縁部と重なる
ように形成しておく必要がある。このように、電極51
1の周縁部(一部)と無機物バンク層512aとが重な
るように無機物バンク層512aを形成することによ
り、発光層510の発光領域を制御することができる。
【0118】次に有機物バンク層512bを形成する工
程では、図30に示すように、無機物バンク層512a
上に有機物バンク層512bを形成する。有機物バンク
層512bをフォトリソグラフィ技術等によりエッチン
グして、有機物バンク層512bの上部開口部512d
を形成する。上部開口部512dは、電極面511a及
び下部開口部512cに対応する位置に設けられる。
【0119】上部開口部512dは、図30に示すよう
に、下部開口部512cより広く、電極面511aより
狭く形成することが好ましい。これにより、無機物バン
ク層512aの下部開口部512cを囲む第1積層部5
12eが、有機物バンク層512bよりも電極511の
中央側に延出された形になる。このようにして、上部開
口部512d、下部開口部512cを連通させることに
より、無機物バンク層512a及び有機物バンク層51
2bを貫通する開口部512gが形成される。
【0120】次にプラズマ処理工程では、バンク部51
2の表面と画素電極の表面511aに、親インク性を示
す領域と、撥インク性を示す領域を形成する。このプラ
ズマ処理工程は、予備加熱工程と、バンク部512の上
面(512f)及び開口部512gの壁面並びに画素電
極511の電極面511aを親インク性を有するように
加工する親インク化工程と、有機物バンク層512bの
上面512f及び上部開口部512dの壁面を、撥イン
ク性を有するように加工する撥インク化工程と、冷却工
程とに大別される。
【0121】まず、予備加熱工程では、バンク部512
を含む基板501を所定の温度まで加熱する。加熱は、
例えば基板501を載せるステージにヒータを取り付
け、このヒータで当該ステージごと基板501を加熱す
ることにより行う。具体的には、基板501の予備加熱
温度を、例えば70〜80℃の範囲とすることが好まし
い。
【0122】つぎに、親インク化工程では、大気雰囲気
中で酸素を処理ガスとするプラズマ処理(O2プラズマ
処理)を行う。このO2プラズマ処理により、図31に
示すように、画素電極511の電極面511a、無機物
バンク層512aの第1積層部512e及び有機物バン
ク層512bの上部開口部512dの壁面ならびに上面
512fが親インク処理される。この親インク処理によ
り、これらの各面に水酸基が導入されて親インク性が付
与される。図31では、親インク処理された部分を一点
鎖線で示している。
【0123】つぎに、撥インク化工程では、大気雰囲気
中で4フッ化メタンを処理ガスとするプラズマ処理(C
4プラズマ処理)を行う。CF4プラズマ処理により、
図32に示すように、上部開口部512d壁面及び有機
物バンク層の上面512fが撥インク処理される。この
撥インク処理により、これらの各面にフッ素基が導入さ
れて撥インク性が付与される。図32では、撥インク性
を示す領域を二点鎖線で示している。
【0124】次に、冷却工程では、プラズマ処理のため
に加熱された基板501を室温、またはインクジェット
工程(液滴吐出工程)の管理温度まで冷却する。プラズ
マ処理後の基板501を室温、または所定の温度(例え
ばインクジェット工程を行う管理温度)まで冷却するこ
とにより、次の正孔注入/輸送層形成工程を一定の温度
で行うことができる。
【0125】次に発光素子形成工程では、画素電極51
1上に正孔注入/輸送層及び発光層を形成することによ
り発光素子を形成する。発光素子形成工程には、4つの
工程が含まれる。即ち、正孔注入/輸送層を形成するた
めの第1組成物を各前記画素電極上に吐出する第1液滴
吐出工程と、吐出された前記第1組成物を乾燥させて前
記画素電極上に正孔注入/輸送層を形成する正孔注入/
輸送層形成工程と、発光層を形成するための第2組成物
を前記正孔注入/輸送層の上に吐出する第2液滴吐出工
程と、吐出された前記第2組成物を乾燥させて前記正孔
注入/輸送層上に発光層を形成する発光層形成工程とが
含まれる。
【0126】まず、第1液滴吐出工程では、インクジェ
ット法(液滴吐出法)により、正孔注入/輸送層形成材
料を含む第1組成物を電極面511a上に吐出する。な
お、この第1液滴吐出工程以降は、水、酸素の無い窒素
雰囲気、アルゴン雰囲気等の不活性ガス雰囲気で行うこ
とが好ましい。(なお、画素電極上にのみ正孔注入/輸
送層を形成する場合は、有機物バンク層に隣接して形成
される正孔注入/輸送層は形成されない)
【0127】図33に示すように、インクジェットヘッ
ド(機能液滴吐出ヘッド)Hに正孔注入/輸送層形成材
料を含む第1組成物を充填し、インクジェットヘッドH
の吐出ノズルを下部開口部512c内に位置する電極面
511aに対向させ、インクジェットヘッドHと基板5
01とを相対移動させながら、吐出ノズルから1滴当た
りの液量が制御された第1組成物滴510cを電極面5
11a上に吐出する。
【0128】ここで用いる第1組成物としては、例え
ば、ポリエチレンジオキシチオフェン(PEDOT)等のポリ
チオフェン誘導体とポリスチレンスルホン酸(PSS)等の
混合物を、極性溶媒に溶解させた組成物を用いることが
できる。極性溶媒としては、例えば、イソプロピルアル
コール(IPA)、ノルマルブタノール、γ−ブチロラクト
ン、N−メチルピロリドン(NMP)、1,3−ジメチル−
2−イミダゾリジノン(DMI)及びその誘導体、カルビト
−ルアセテート、ブチルカルビト−ルアセテート等のグ
リコールエーテル類等を挙げることができる。なお、正
孔注入/輸送層形成材料は、R・G・Bの各発光層51
0bに対して同じ材料を用いても良く、発光層毎に変え
ても良い。
【0129】図33に示すように、吐出された第1組成
物滴510cは、親インク処理された電極面511a及
び第1積層部512e上に広がり、下部、上部開口部5
12c、512d内に満たされる。電極面511a上に
吐出する第1組成物量は、下部、上部開口部512c、
512dの大きさ、形成しようとする正孔注入/輸送層
の厚さ、第1組成物中の正孔注入/輸送層形成材料の濃
度等により決定される。また、第1組成物滴510cは
1回のみならず、数回に分けて同一の電極面511a上
に吐出しても良い。
【0130】次に正孔注入/輸送層形成工程では、図3
4に示すように、吐出後の第1組成物を乾燥処理及び熱
処理して第1組成物に含まれる極性溶媒を蒸発させるこ
とにより、電極面511a上に正孔注入/輸送層510
aを形成する。乾燥処理を行うと、第1組成物滴510
cに含まれる極性溶媒の蒸発が、主に無機物バンク層5
12a及び有機物バンク層512bに近いところで起
き、極性溶媒の蒸発に併せて正孔注入/輸送層形成材料
が濃縮されて析出する。
【0131】これにより図34に示すように、乾燥処理
によって電極面511a上でも極性溶媒の蒸発が起き、
これにより電極面511a上に正孔注入/輸送層形成材
料からなる平坦部510aが形成される。電極面511
a上では極性溶媒の蒸発速度がほぼ均一であるため、正
孔注入/輸送層の形成材料が電極面511a上で均一に
濃縮され、これにより均一な厚さの平坦部510aが形
成される。
【0132】次に第2液滴吐出工程では、インクジェッ
ト法(液滴吐出法)により、発光層形成材料を含む第2
組成物を正孔注入/輸送層510a上に吐出する。この
第2液滴吐出工程では、正孔注入/輸送層510aの再
溶解を防止するために、発光層形成の際に用いる第2組
成物の溶媒として、正孔注入/輸送層510aに対して
不溶な非極性溶媒を用いる。
【0133】しかしその一方で正孔注入/輸送層510
aは、非極性溶媒に対する親和性が低いため、非極性溶
媒を含む第2組成物を正孔注入/輸送層510a上に吐
出しても、正孔注入/輸送層510aと発光層510b
とを密着させることができなくなるか、あるいは発光層
510bを均一に塗布できないおそれがある。そこで、
非極性溶媒ならびに発光層形成材料に対する正孔注入/
輸送層510aの表面の親和性を高めるために、発光層
を形成する前に表面改質工程を行うことが好ましい。
【0134】そこでまず、表面改質工程について説明す
る。表面改質工程は、発光層形成の際に用いる第1組成
物の非極性溶媒と同一溶媒またはこれに類する溶媒であ
る表面改質用溶媒を、インクジェット法(液滴吐出
法)、スピンコート法またはディップ法により正孔注入
/輸送層510a上に塗布した後に乾燥することにより
行う。
【0135】例えば、インクジェット法による塗布は、
図35に示すように、インクジェットヘッドHに、表面
改質用溶媒を充填し、インクジェットヘッドHの吐出ノ
ズルを基板(すなわち、正孔注入/輸送層510aが形
成された基板)に対向させ、インクジェットヘッドHと
基板501とを相対移動させながら、吐出ノズルHから
表面改質用溶媒510dを正孔注入/輸送層510a上
に吐出することにより行う。そして、図36に示すよう
に、表面改質用溶媒510dを乾燥させる。
【0136】次に第2液滴吐出工程では、インクジェッ
ト法(液滴吐出法)により、発光層形成材料を含む第2
組成物を正孔注入/輸送層510a上に吐出する。図3
7に示すように、インクジェットヘッドHに、青色
(B)発光層形成材料を含有する第2組成物を充填し、
インクジェットヘッドHの吐出ノズルを下部、上部開口
部512c、512d内に位置する正孔注入/輸送層5
10aに対向させ、インクジェットヘッドHと基板50
1とを相対移動させながら、吐出ノズルから1滴当たり
の液量が制御された第2組成物滴510eとして吐出
し、この第2組成物滴510eを正孔注入/輸送層51
0a上に吐出する。
【0137】発光層形成材料としては、ポリフルオレン
系高分子誘導体や、(ポリ)パラフェニレンビニレン誘
導体、ポリフェニレン誘導体、ポリビニルカルバゾー
ル、ポリチオフェン誘導体、ペリレン系色素、クマリン
系色素、ローダミン系色素、あるいは上記高分子に有機
EL材料をドープして用いる事ができる。例えば、ルブ
レン、ペリレン、9,10-ジフェニルアントラセン、
テトラフェニルブタジエン、ナイルレッド、クマリン
6、キナクリドン等をドープすることにより用いること
ができる。
【0138】非極性溶媒としては、正孔注入/輸送層5
10aに対して不溶なものが好ましく、例えば、シクロ
へキシルベンゼン、ジハイドロベンゾフラン、トリメチ
ルベンゼン、テトラメチルベンゼン等を用いることがで
きる。このような非極性溶媒を発光層510bの第2組
成物に用いることにより、正孔注入/輸送層510aを
再溶解させることなく第2組成物を塗布できる。
【0139】図37に示すように、吐出された第2組成
物510eは、正孔注入/輸送層510a上に広がって
下部、上部開口部512c、512d内に満たされる。
第2組成物510eは1回のみならず、数回に分けて同
一の正孔注入/輸送層510a上に吐出しても良い。こ
の場合、各回における第2組成物の量は同一でも良く、
各回毎に第2組成物量を変えても良い。
【0140】次に発光層形成工程では、第2組成物を吐
出した後に乾燥処理及び熱処理を施して、正孔注入/輸
送層510a上に発光層510bを形成する。乾燥処理
は、吐出後の第2組成物を乾燥処理することにより第2
組成物に含まれる非極性溶媒を蒸発して、図38に示す
ような青色(B)発光層510bを形成する。
【0141】続けて、図39に示すように、青色(B)
発光層510bの場合と同様にして、赤色(R)発光層
510bを形成し、最後に緑色(G)発光層510bを
形成する。なお、発光層510bの形成順序は、前述の
順序に限られるものではなく、どのような順番で形成し
ても良い。例えば、発光層形成材料に応じて形成する順
番を決める事も可能である。
【0142】次に対向電極形成工程では、図40に示す
ように、発光層510b及び有機物バンク層512bの
全面に陰極503(対向電極)を形成する。なお,陰極
503は複数の材料を積層して形成しても良い。例え
ば、発光層に近い側には仕事関数が小さい材料を形成す
ることが好ましく、例えばCa、Ba等を用いることが
可能であり、また材料によっては下層にLiF等を薄く
形成した方が良い場合もある。また、上部側(封止側)
には下部側よりも仕事関数が高いものが好ましい。これ
らの陰極(陰極層)503は、例えば蒸着法、スパッタ
法、CVD法等で形成することが好ましく、特に蒸着法
で形成することが、発光層510bの熱による損傷を防
止できる点で好ましい。
【0143】また、フッ化リチウムは、発光層510b
上のみに形成しても良く、更に青色(B)発光層510
b上のみに形成しても良い。この場合、他の赤色(R)
発光層及び緑色(G)発光層510b、510bには、
LiFからなる上部陰極層503bが接することとな
る。また陰極12の上部には、蒸着法、スパッタ法、C
VD法等により形成したAl膜、Ag膜等を用いること
が好ましい。また、陰極503上に、酸化防止のために
SiO2、SiN等の保護層を設けても良い。
【0144】最後に、図41に示す封止工程では、窒
素、アルゴン、ヘリウム等の不活性ガス雰囲気中で、有
機EL素子504上に封止用基板505を積層する。封
止工程は、窒素、アルゴン、ヘリウム等の不活性ガス雰
囲気で行うことが好ましい。大気中で行うと、陰極50
3にピンホール等の欠陥が生じていた場合にこの欠陥部
分から水や酸素等が陰極503に侵入して陰極503が
酸化されるおそれがあるので好ましくない。そして最後
に、フレキシブル基板の配線に陰極503を接続すると
ともに、駆動ICに回路素子部502の配線を接続する
ことにより、本実施形態の有機EL装置500が得られ
る。
【0145】なお、画素電極511および陰極(対向電
極)503の形成において、インクジェットヘッドHに
よるインクジェット方式を採用してもよい。すなわち、
液体の電極材料をインクジェットヘッドHにそれぞれ導
入し、これをインクジェットヘッドHから吐出して、画
素電極511および陰極503をそれぞれ形成する(乾
燥工程を含む)。
【0146】同様に、本実施形態のヘッドユニットは、
電子放出装置の製造方法、PDP装置の製造方法および
電気泳動表示装置の製造方法等に、適用することができ
る。
【0147】電子放出装置の製造方法では、複数の液滴
吐出ヘッドにR、G、B各色の各色の蛍光材料を導入
し、ヘッドユニットを介して複数の液滴吐出ヘッドを主
走査および副走査し、蛍光材料を選択的に吐出して、電
極上に多数の蛍光体を形成する。なお、電子放出装置
は、FED(電界放出ディスプレイ)を含む上位の概念
である。
【0148】PDP装置の製造方法では、複数の液滴吐
出ヘッドにR、G、B各色の各色の蛍光材料を導入し、
ヘッドユニットを介して複数の液滴吐出ヘッドを主走査
および副走査し、蛍光材料を選択的に吐出して、背面基
板上の多数の凹部にそれぞれ蛍光体を形成する。
【0149】電気泳動表示装置の製造方法では、複数の
液滴吐出ヘッドに各色の泳動体材料を導入し、ヘッドユ
ニットを介して複数の液滴吐出ヘッドを主走査および副
走査し、インク材料を選択的に吐出して、電極上の多数
の凹部にそれぞれ泳動体を形成する。なお、帯電粒子と
染料とから成る泳動体は、マイクロカプセルに封入され
ていることが、好ましい。
【0150】一方、本実施形態のヘッドユニットは、ス
ペーサ形成方法、金属配線形成方法、レンズ形成方法、
レジスト形成方法および光拡散体形成方法等にも、適用
可能である。
【0151】スペーサ形成方法は、2枚の基板間に微小
なセルギャップを構成すべく多数の粒子状のスペーサを
形成するものであり、複数の液滴吐出ヘッドにスペーサ
を構成する粒子材料を導入し、ヘッドユニットを介して
複数の液滴吐出ヘッドを主走査および副走査し、粒子材
料を選択的に吐出して少なくとも一方の基板上にスペー
サを形成する。例えば、上記の液晶表示装置や電気泳動
表示装置における2枚の基板間のセルギャップを構成す
る場合に有用であり、その他この種の微小なギャップを
必要とする半導体製造技術に適用できることはいうまで
もない。
【0152】金属配線形成方法では、複数の液滴吐出ヘ
ッドに液状金属材料を導入し、ヘッドユニットを介して
複数の液滴吐出ヘッドを主走査および副走査し、液状金
属材料を選択的に吐出して、基板上に金属配線を形成す
る。例えば、上記の液晶表示装置におけるドライバと各
電極とを接続する金属配線や、上記の有機EL装置にお
けるTFT等と各電極とを接続する金属配線に適用する
ことができる。また、この種のフラットディスプレイの
他、一般的な半導体製造技術に適用できることはいうま
でもない。
【0153】レンズ形成方法では、複数の液滴吐出ヘッ
ドにレンズ材料を導入し、ヘッドユニットを介して複数
の液滴吐出ヘッドを主走査および副走査し、レンズ材料
を選択的に吐出して、透明基板上に多数のマイクロレン
ズを形成する。例えば、上記のFED装置におけるビー
ム収束用のデバイスとして適用可能である。また、各種
の光デバイスに適用可能であることはいうまでもない。
【0154】レジスト形成方法では、複数の液滴吐出ヘ
ッドにレジスト材料を導入し、ヘッドユニットを介して
複数の液滴吐出ヘッドを主走査および副走査し、レジス
ト材料を選択的に吐出して、基板上に任意形状のフォト
レジストを形成する。例えば、上記の各種表示装置おけ
るバンクの形成は元より、半導体製造技術の主体を為す
フォトリソグラフィー法において、フォトレジストの塗
布に広く適用可能である。
【0155】光拡散体形成方法では、ヘッドユニットの
組立装置により組み立てられたヘッドユニットを用い、
基板上に多数の光拡散体を形成する光拡散体形成方法で
あって、複数の液滴吐出ヘッドに光拡散材料を導入し、
ヘッドユニットを介して複数の液滴吐出ヘッドを主走査
および副走査し、光拡散材料を選択的に吐出して多数の
光拡散体を形成する。この場合も、各種の光デバイスに
適用可能であることはいうまでもない。
【0156】
【発明の効果】以上のように、本発明の描画装置によれ
ば、描画対象物に対し機能液滴吐出ヘッドを相対的に移
動させ、且つこれらを保持する相対移動機構を、石定盤
で支持しているので、石定盤のピッチング、ヨーイング
およびローリングに対する高い精度を活用して、相対移
動機構を支持することができる。このため、機能液滴吐
出ヘッドおよび描画対象物を搭載した相対移動機構を、
安定に且つ精度良く支持することができる。すなわち、
機能液滴吐出ヘッドと描画対象物との間の平行度および
ギャップを精度良く維持することができ、機能液滴吐出
ヘッドからの機能液滴の吐出および描画対象物への着弾
を極めて精度良く行うことができる。
【0157】一方、本発明の液晶表示装置の製造方法、
有機EL装置の製造方法、FED装置の製造方法、PD
P装置の製造方法および電気泳動表示装置の製造方法に
よれば、各装置におけるフィルタ材料や発光材料等に適
した液滴吐出ヘッドを用いることができるため、製造効
率を向上させることができる。
【0158】また、本発明のカラーフィルタの製造方
法、有機ELの製造方法、スペーサ形成方法、金属配線
形成方法、レンズ形成方法、レジスト形成方法および光
拡散体形成方法によれば、各電子デバイスや各光デバイ
スにおけるフィルタ材料や発光材料等に適した液滴吐出
ヘッドを用いることができため、製造効率を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態に係る描画装置の外観斜視図であ
る。
【図2】 実施形態に係る描画装置の外観正面図であ
る。
【図3】 実施形態に係る描画装置の外観側面図であ
る。
【図4】 実施形態に係る描画装置の外観平面図であ
る。
【図5】 実施形態に係る描画装置の液滴吐出装置の模
式図である。
【図6】 実施形態に係る液滴吐出装置のヘッドユニッ
トの全体斜視図である。
【図7】 実施形態に係る液滴吐出装置のヘッドユニッ
トの平面図である。
【図8】 実施形態に係る液滴吐出装置のヘッドユニッ
トの側面図である。
【図9】 実施形態に係る液滴吐出装置のヘッドユニッ
トの正面図である。
【図10】 実施形態に係る液滴吐出装置の機能液滴吐
出ヘッドの外観斜視図である。
【図11】 実施形態に係る液滴吐出装置の石定盤廻り
の側面図である。
【図12】 実施形態に係る液滴吐出装置の石定盤廻り
の平面図である。
【図13】 実施形態に係る液滴吐出装置の石定盤廻り
の正面図である。
【図14】 実施形態に係る液滴吐出装置の石定盤の支
持形態を示す模式図である。
【図15】 実施形態に係る液滴吐出装置の石定盤の他
の実施形態を示す模式図である。
【図16】 実施形態に係る液滴吐出装置の架台の変形
例を示す模式図である。
【図17】 実施形態に係る液滴吐出装置のX軸テーブ
ルの平面図である。
【図18】 実施形態に係る液滴吐出装置のXテーブル
の側面図である。
【図19】 実施形態に係る液滴吐出装置のXテーブル
の正面図である。
【図20】 実施形態に係る液滴吐出装置の主基板認識
カメラ廻りの斜視図である。
【図21】 実施形態に係る液滴吐出装置のY軸テーブ
ルの平面図である。
【図22】 実施形態に係る液滴吐出装置のY軸テーブ
ルの側面図である。
【図23】 実施形態に係る液滴吐出装置のY軸テーブ
ルの正面図である。
【図24】 実施形態に係るY軸テーブルのメインキャ
リッジの斜視図である。
【図25】 実施形態に係るY軸テーブルのメインキャ
リッジの平面図である。
【図26】 実施形態のカラーフィルタの製造方法によ
り製造されるカラーフィルタの部分拡大図である。
【図27】 実施形態のカラーフィルタの製造方法を模
式的に示す製造工程断面図である。
【図28】 実施形態のカラーフィルタの製造方法によ
り製造される液晶表示装置の断面図である。
【図29】 実施形態に係る有機EL素子の製造方法に
おけるバンク部形成工程(無機物バンク)の断面図であ
る。
【図30】 実施形態に係る有機EL素子の製造方法に
おけるバンク部形成工程(有機物バンク)の断面図であ
る。
【図31】 実施形態に係る有機EL素子の製造方法に
おけるプラズマ処理工程(親水化処理)の断面図であ
る。
【図32】 実施形態に係る有機EL素子の製造方法に
おけるプラズマ処理工程(撥水化処理)の断面図であ
る。
【図33】 実施形態に係る有機EL素子の製造方法に
おける正孔注入層形成工程(液滴吐出)の断面図であ
る。
【図34】 実施形態に係る有機EL素子の製造方法に
おける正孔注入層形成工程(乾燥)の断面図である。
【図35】 実施形態に係る有機EL素子の製造方法に
おける表面改質工程(液滴吐出)の断面図である。
【図36】 実施形態に係る有機EL素子の製造方法に
おける表面改質工程(乾燥)の断面図である。
【図37】 実施形態に係る有機EL素子の製造方法に
おけるB発光層形成工程(液滴吐出)の断面図である。
【図38】 実施形態に係る有機EL素子の製造方法に
おけるB発光層形成工程(乾燥)の断面図である。
【図39】 実施形態に係る有機EL素子の製造方法に
おけるR・G・B発光層形成工程の断面図である。
【図40】 実施形態に係る有機EL素子の製造方法に
おける対向電極形成工程の断面図である。
【図41】 実施形態に係る有機EL素子の製造方法に
おける封止工程の断面図である。
【符号の説明】
1 描画装置 7 機能液滴
吐出ヘッド 10 液滴吐出装置 21 架台 22 石定盤 23 X軸テ
ーブル 24 Y軸テーブル 25 メイン
キャリッジ 26 ヘッドユニット 28 防振架
台 272 固定部材 273 固定
ボルト 275 主支持脚 276 補助
脚 278 支柱 279 スペ
ーサブロック 400 カラーフィルタ 412 画素 415 バンク層 416 イン
ク層 422 オーバーコート層 466 基板 500 有機EL装置 501 基板 502 回路素子部 504 有機
EL素子 510a 正孔注入/輸送層 510b 発
光層 W 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 3/00 G02B 5/20 101 2H091 5/02 G02F 1/1335 505 2H096 5/20 101 G03F 7/26 3K007 G02F 1/1335 505 H01J 9/227 E 5C028 G03F 7/26 Z 5C040 H01J 9/227 11/02 B H05B 33/10 11/02 33/12 B H05B 33/10 33/14 A 33/12 33/22 Z 33/14 B41J 3/04 101Z 33/22 29/00 A Fターム(参考) 2C056 EA18 FA10 FA15 FB01 HA10 HA38 HA60 2C061 AQ05 AR01 DE01 2C070 AA01 AB06 AC10 AC12 BB13 EE05 2H042 BA01 BA15 BA20 2H048 BA02 BA11 BA64 BB02 BB14 BB42 2H091 FA02Y FA35Y FC12 FC29 GA16 2H096 AA23 AA28 AA30 CA12 CA20 3K007 AB18 DB03 FA01 5C028 FF16 HH04 HH14 5C040 FA10 GG09 JA13 MA26 (54)【発明の名称】 描画装置、並びにこれを用いた液晶表示装置の製造方法、有機EL装置の製造方法、電子放出装 置の製造方法、PDP装置の製造方法、電気泳動表示装置の製造方法、カラーフィルタの製造方 法、有機ELの製造方法、スペーサ形成方法、金属配線形成方法、レンズ形成方法、レジスト形 成方法および光拡散体形成方法

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 描画対象物に対し、導入した機能液を選
    択的に吐出する機能液滴吐出ヘッドを備えた描画装置に
    おいて、 前記描画対象物および前記機能液滴吐出ヘッドを保持す
    ると共に、機能液の選択的吐出に伴って前記機能液滴吐
    出ヘッドを前記描画対象物に対し相対的に移動させる相
    対移動機構と、 前記相対移動機構を支持する石定盤とを備えたことを特
    徴とする描画装置。
  2. 【請求項2】 前記相対移動機構は、 前記描画対象物に対し前記機能液滴吐出ヘッドを、機能
    液滴を選択的に吐出する主走査の方向に相対的に移動さ
    せるX軸移動機構と、 前記描画対象物に対し前記機能液滴吐出ヘッドを、副走
    査の方向に相対的に移動させるY軸移動機構とから成る
    ことを特徴とする請求項1に記載の描画装置。
  3. 【請求項3】 前記描画対象物は、前記X軸移動機構に
    保持されて主走査の方向に移動し、 前記機能液滴吐出ヘッドは、前記Y軸移動機構に保持さ
    れて副走査の方向に移動することを特徴とする請求項2
    に記載の描画装置。
  4. 【請求項4】 前記描画対象物は、エアー吸着により前
    記X軸移動機構に保持されていることを特徴とする請求
    項3に記載の描画装置。
  5. 【請求項5】 前記X軸移動機構および前記Y軸移動機
    構は、相互の交差した状態で前記石定盤上に個々に設置
    されていることを特徴とする請求項2、3または4に記
    載の描画装置。
  6. 【請求項6】 前記石定盤は、平面視長方形に形成さ
    れ、 前記X軸移動機構は、前記石定盤の長辺に平行に且つそ
    の中心線が前記石定盤の短辺方向の中心線に合致した状
    態で設置され、 前記Y軸移動機構は、前記石定盤の短辺に平行に且つそ
    の中心線が前記石定盤の長辺方向の中心線に合致した状
    態で設置されていることを特徴とする請求項5に記載の
    描画装置。
  7. 【請求項7】 前記石定盤は、分散配置したアジャスト
    ボルト付きの3つの支持脚を有し、 前記3つの支持脚は、これらを結ぶ仮想線が二等辺三角
    形を為し、且つ前記二等辺三角形の中心線が前記石定盤
    の短辺方向の中心線に合致した状態で配設されているこ
    とを特徴とする請求項6に記載の描画装置。
  8. 【請求項8】 前記X軸移動機構は、前記石定盤の長辺
    と平行に延在し、且つ前記石定盤上に直接載置されてい
    ることを特徴とする請求項6または7に記載の描画装
    置。
  9. 【請求項9】 前記3つの支持脚のうち、前記二等辺三
    角形の底辺を構成する2つの支持脚は、上面から見て前
    記X軸移動機構の外側に配設されていることを特徴とす
    る請求項8に記載の描画装置。
  10. 【請求項10】 前記Y軸移動機構は、4つの支柱を介
    して前記X軸移動機構を跨いで配設され、 前記4つ支柱は、前記石定盤の長辺方向の中心線に対し
    左右対称に分散配置されていることを特徴とする請求項
    6ないし9のいずれかに記載の描画装置。
  11. 【請求項11】 前記各支柱が、石材で構成されている
    ことを特徴とする請求項10に記載の描画装置。
  12. 【請求項12】 前記石定盤は、前記3つの支持脚と共
    に分散配置したアジャストボルト付きの複数の補助脚
    を、更に有することを特徴とする請求項7に記載の描画
    装置。
  13. 【請求項13】 前記複数の補助脚は、前記3つの支持
    脚を含んで、 前記短辺方向および前記長辺方向にマトリクス状に分散
    して配設されていることを特徴とする請求項12に記載
    の描画装置
  14. 【請求項14】 前記石定盤は、ベルファストブラッ
    ク、ラステンバーグ、クルヌールおよびインディアンブ
    ラックのいずれかで構成されていることを特徴とする請
    求項1ないし13のいずれかに記載の描画装置。
  15. 【請求項15】 前記石定盤は、非締結状態で機台に支
    持されていることを特徴とする請求項1ないし14のい
    ずれかに記載の描画装置。
  16. 【請求項16】 前記機台は、運搬時に前記石定盤をX
    方向およびY方向に固定する固定ボルト付きの複数の固
    定部材を有していることを特徴とする請求項15に記載
    の描画装置。
  17. 【請求項17】 前記機台には、前記石定盤を防振する
    ための防振手段が組み込まれていることを特徴とする請
    求項15または16に記載の描画装置。
  18. 【請求項18】 請求項1ないし17のいずれかに記載
    の描画装置を用い、カラーフィルタの基板上に多数のフ
    ィルタエレメントを形成する液晶表示装置の製造方法で
    あって、 前記機能液滴吐出ヘッドに各色のフィルタ材料を導入
    し、 前記機能液滴吐出ヘッドを前記基板に対し相対的に走査
    し、前記フィルタ材料を選択的に吐出して多数の前記フ
    ィルタエレメントを形成することを特徴とする液晶表示
    装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 請求項1ないし17のいずれかに記載
    の描画装置を用い、基板上の多数の絵素ピクセルにそれ
    ぞれEL発光層を形成する有機EL装置の製造方法であ
    って、 前記機能液滴吐出ヘッドに各色の発光材料を導入し、 前記機能液滴吐出ヘッドを前記基板に対し相対的に走査
    し、前記発光材料を選択的に吐出して多数の前記EL発
    光層を形成することを特徴とする有機EL装置の製造方
    法。
  20. 【請求項20】 請求項1ないし17のいずれかに記載
    の描画装置を用い、電極上に多数の蛍光体を形成する電
    子放出装置の製造方法であって、 前記機能液滴吐出ヘッドに各色の蛍光材料を導入し、 前記機能液滴吐出ヘッドを前記電極に対し相対的に走査
    し、前記蛍光材料を選択的に吐出して多数の前記蛍光体
    を形成することを特徴とする電子放出装置の製造方法。
  21. 【請求項21】 請求項1ないし17のいずれかに記載
    の描画装置を用い、背面基板上の多数の凹部にそれぞれ
    蛍光体を形成するPDP装置の製造方法であって、 前記機能液滴吐出ヘッドに各色の蛍光材料を導入し、 前記機能液滴吐出ヘッドを前記背面基板に対し相対的に
    走査し、前記蛍光材料を選択的に吐出して多数の前記蛍
    光体を形成することを特徴とするPDP装置の製造方
    法。
  22. 【請求項22】 請求項1ないし17のいずれかに記載
    の描画装置を用い、電極上の多数の凹部に泳動体を形成
    する電気泳動表示装置の製造方法であって、前記機能液
    滴吐出ヘッドに各色の泳動体材料を導入し、 前記機能液滴吐出ヘッドを前記電極に対し相対的に走査
    し、前記泳動体材料を選択的に吐出して多数の前記泳動
    体を形成することを特徴とする電気泳動表示装置の製造
    方法。
  23. 【請求項23】 請求項1ないし17のいずれかに記載
    の描画装置を用い、基板上に多数のフィルタエレメント
    を配列して成るカラーフィルタを製造するカラーフィル
    タの製造方法であって、 前記機能液滴吐出ヘッドに各色のフィルタ材料を導入
    し、 前記機能液滴吐出ヘッドを前記基板に対し相対的に走査
    し、前記フィルタ材料を選択的に吐出して多数の前記フ
    ィルタエレメントを形成することを特徴とするカラーフ
    ィルタの製造方法。
  24. 【請求項24】 前記多数のフィルタエレメントを被覆
    するオーバーコート膜が形成されており、 前記フィルタエレメントを形成した後に、 前記機能液滴吐出ヘッドに透光性のコーティング材料を
    導入し、 前記機能液滴吐出ヘッドを前記基板に対し相対的に走査
    し、前記コーティング材料を選択的に吐出して前記オー
    バーコート膜を形成することを特徴とする請求項23に
    記載のカラーフィルタの製造方法。
  25. 【請求項25】 請求項1ないし17のいずれかに記載
    の描画装置を用い、EL発光層を含む多数の複数の絵素
    ピクセルを基板上に配列して成る有機ELの製造方法で
    あって、 前記機能液滴吐出ヘッドに各色の発光材料を導入し、 前記機能液滴吐出ヘッドを前記基板に対し相対的に走査
    し、前記発光材料を選択的に吐出して多数の前記EL発
    光層を形成することを特徴とする有機ELの製造方法。
  26. 【請求項26】 前記多数のEL発光層と前記基板との
    間には、前記EL発光層に対応して多数の画素電極が形
    成されており、 前記機能液滴吐出ヘッドに液状電極材料を導入し、 前記機能液滴吐出ヘッドを前記基板に対し相対的に走査
    し、前記液状電極材料を選択的に吐出して多数の前記画
    素電極を形成することを特徴とする請求項25に記載の
    有機ELの製造方法。
  27. 【請求項27】 前記多数のEL発光層を覆うように対
    向電極が形成されており、 前記EL発光層を形成した後に、 前記機能液滴吐出ヘッドに液状電極材料を導入し、 前記機能液滴吐出ヘッドを前記基板に対し相対的に走査
    し、前記液状電極材料を選択的に吐出して前記対向電極
    を形成することを特徴とする請求項26に記載の有機E
    Lの製造方法。
  28. 【請求項28】 請求項1ないし17のいずれかに記載
    の描画装置を用い、2枚の基板間に微小なセルギャップ
    を構成すべく多数の粒子状のスペーサを形成するスペー
    サ形成方法であって、 前記機能液滴吐出ヘッドにスペーサを構成する粒子材料
    を導入し、 前記機能液滴吐出ヘッドを少なくとも一方の前記基板に
    対し相対的に走査し、前記粒子材料を選択的に吐出して
    前記基板上に前記スペーサを形成することを特徴とする
    スペーサ形成方法。
  29. 【請求項29】 請求項1ないし17のいずれかに記載
    の描画装置を用い、基板上に金属配線を形成する金属配
    線形成方法であって、 前記機能液滴吐出ヘッドに液状金属材料を導入し、 前記機能液滴吐出ヘッドを前記基板に対し相対的に走査
    し、前記液状金属材料を選択的に吐出して前記金属配線
    を形成することを特徴とする金属配線形成方法。
  30. 【請求項30】 請求項1ないし17のいずれかに記載
    の描画装置を用い、基板上に多数のマイクロレンズを形
    成するレンズ形成方法であって、 前記機能液滴吐出ヘッドにレンズ材料を導入し、 前記機能液滴吐出ヘッドを前記基板に対し相対的に走査
    し、前記レンズ材料を選択的に吐出して多数の前記マイ
    クロレンズを形成することを特徴とするレンズ形成方
    法。
  31. 【請求項31】 請求項1ないし17のいずれかに記載
    の描画装置を用い、基板上に任意形状のレジストを形成
    するレジスト形成方法であって、 前記機能液滴吐出ヘッドにレジスト材料を導入し、 前記機能液滴吐出ヘッドを前記基板に対し相対的に走査
    し、前記レジスト材料を選択的に吐出して前記レジスト
    を形成することを特徴とするレジスト形成方法。
  32. 【請求項32】 請求項1ないし17のいずれかに記載
    の描画装置を用い、基板上に多数の光拡散体を形成する
    光拡散体形成方法であって、 前記機能液滴吐出ヘッドに光拡散材料を導入し、 前記機能液滴吐出ヘッドを前記基板に対し相対的に走査
    し、前記光拡散材料を選択的に吐出して多数の前記光拡
    散体を形成することを特徴とする光拡散体形成方法。
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