JP2003188576A - 電磁波遮蔽用シート - Google Patents

電磁波遮蔽用シート

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JP2003188576A JP2001386537A JP2001386537A JP2003188576A JP 2003188576 A JP2003188576 A JP 2003188576A JP 2001386537 A JP2001386537 A JP 2001386537A JP 2001386537 A JP2001386537 A JP 2001386537A JP 2003188576 A JP2003188576 A JP 2003188576A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エッチングによるマッシュ状の金属箔が透明
基材フィルムに積層した電磁波遮蔽シートが、メッシュ
が切断しやすく、また、透明基材フィルム側が、エッチ
ング工程等において、汚染されず、侵食を受けないよう
にすることを課題とする。 【解決手段】 透明基材フィルム14、接着剤層13、
および開孔部11aが密に配列したメッシュ状の金属箔
11’が少なくとも積層しており、前記透明基材フィル
ム14側の面、または/およびメッシュ状の金属箔1
1’側に、保護フィルム30を剥離可能に積層すること
により課題を解決することができた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスプレイ等の
電磁気的装置の観察側に配置して使用し、電磁波遮蔽が
可能で、かつディスプレイ等の電磁気的装置を透視する
ことが可能な電磁波遮蔽シートに関するものである。特
に本発明は、製品の取扱い時や製品の製造の際に透明基
材フィルムや電磁波遮蔽層を保護することが可能な、保
護フィルムを有する電磁波遮蔽シートに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電磁気的装置から発生する電磁波は、ほ
かの電磁気的装置に悪影響を与え、また、人体や動物に
対しても影響があると言われており、さまざまな電磁波
遮蔽手段が既に用いられている。特に、最近、使われは
じめているプラズマディスプレイ(以降、PDPと略
す。)からは30MHz〜130MHzの周波数の電磁
波が発生するため、周囲にあるコンピュータ、もしくは
コンピュータ利用機器に影響を与えることがあり、発生
する電磁波をできるだけ外部にもらさないことが望まれ
ている。
【0003】電磁波を遮蔽するには、導電性の高い素材
で構成されたケースで覆う方法か、導電性の網で被覆す
る方法があるが、対象となる電磁気的装置の透視性を損
なうため、観察を必要とする装置には不向きである。そ
こで、透明フィルム上に透明な酸化インジウム錫(略
称;ITO)膜を形成した透明性と導電性を有する電磁
波遮蔽シートが検討されたが、ITO膜は透明性が高い
利点はあるものの、導電性が低く、従って電磁波遮蔽の
能力が低いため、電磁波の発生の少ない装置にしか使用
できなかった。
【0004】そこで、電磁波遮蔽の能力と透視性とを兼
ね備えたものとして、フィルム上に積層した金属箔をエ
ッチングして開孔部を密に形成し、メッシュ状としたも
のが用いられるようになっており、金属箔の厚み、メッ
シュの寸法を適正なものとすることにより、放出される
電磁波の強度がPDPレベルのものであっても遮蔽する
能力が十分で、しかも、ディスプレイ画面の視認性を損
なわない透明性を兼ね備えた電磁波遮蔽シートを得るこ
とができる。
【0005】上記のようなエッチングで得られるメッシ
ュ状の金属箔を透明フィルム上に有したものは、金属箔
が10μm前後のごく狭い幅の線状になるよう加工され
ているために、接触等により切断しやすい欠点を有して
いる。また、透明フィルムの金属箔の積層してない方の
側は、金属箔をエッチングする目的で、レジストの塗
布、パターン露光、エッチング、およびレジストの除去
等の各工程を減るため、例えば、エッチング液との接触
によって、フィルムが汚染されるか、もしくは侵食を受
ける恐れがあり、また、レジストの除去の際に、アルカ
リ性のレジスト剥離液との接触によって侵食を受けるこ
とがあり得る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明におい
ては、フィルム上に積層した金属箔をエッチングして開
孔部を密に形成し、メッシュ状とした電磁波遮蔽シート
が、金属箔がごく狭い幅の線状に加工されていて切断し
やすい欠点を解消すること、または/および、透明フィ
ルムの金属箔の積層してない方の側が、金属箔をエッチ
ング各工程において、汚染や侵食を受けないようにする
ことを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決する手段】上記の課題は、フィルム上に積
層した金属箔をエッチングして開孔部を密に形成し、メ
ッシュ状とした電磁波遮蔽シートの金属側、もしくはフ
ィルム側を、電磁波遮蔽シートとは別の保護フィルム
を、保護の必要な間、被覆することにより解決すること
ができた。
【0008】第1の発明は、透明基材フィルム、および
開孔部が密に配列したメッシュ状の金属箔からなる透明
性を有する電磁波遮蔽層とが少なくとも積層されて構成
された積層体の前記透明基材フィルム側の面、もしくは
前記電磁波遮蔽層側の面のいずれか一方の面に、保護フ
ィルムが剥離可能に積層されていることを特徴とする電
磁波遮蔽用シートに関するものである。第2の発明は、
透明基材フィルム、および開孔部が密に配列したメッシ
ュ状の金属箔からなる透明性を有する電磁波遮蔽層とが
少なくとも積層されて構成された積層体の前記透明基材
フィルム側の面、および前記電磁波遮蔽層側の面の両方
の面に、保護フィルムが剥離可能に積層されていること
を特徴とする電磁波遮蔽用シートに関するものである。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記保
護フィルムと前記積層体との間の剥離強度が5mN/2
5mm幅〜5N/25mm幅であることを特徴とする電
磁波遮蔽用シートに関するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の好ましい実施例
の電磁波遮蔽用シートの断面図であって、図1(a)に
示すように、この実施例の電磁波遮蔽用シート1は、透
明基材フィルム14上に接着剤層13を介して、メッシ
ュ状の金属箔11’が積層されて積層体10が構成され
ており、積層体10の両面に、それぞれ保護フィルム2
0、および保護フィルム30が積層されたものである。
この例では、金属箔11’には透明基材フィルム14側
に黒化層12が積層されている。
【0010】図1(b)に示すように、電磁波遮蔽用シ
ート1において、金属箔11’は、開孔部11aが密に
配列してメッシュ状とされており、開孔部11aは、図
1(c)に示すように、線の幅wが5μm〜20μmと
狭いものであり、縦横それぞれのピッチa、bは同じで
も違っていてもよいが、いずれも、50μm〜500μ
m程度である。ただし、単位面積当りの開孔率は90%
〜95%程度であることが好ましい。また、線は水平方
向(観察時の水平方向である。)に対し、適宜な角度θ
の傾きを有していてもよい。なお、メッシュ状とは、図
1(b)に示すような格子状のものに限らず、開孔部1
1aが四角形以外の形状、例えば、が6角形のハニカム
状のものや、円形、もしくは楕円形等のものであっても
よく、いずれもメッシュ状の範囲に含めるものとする。
【0011】保護フィルムは、必ずしも、上記の例にお
けるように電磁波遮蔽用シート1の両面に有していなく
てもよく、図2(a)に示すように、積層体10のメッ
シュ状の金属箔11’上に保護フィルム20を有するの
みで、透明基材フィルム14側に有していなくてもよ
い。また、図2(b)に示すように、積層体10の透明
基材フィルム14側に保護フィルム30を有するのみ
で、金属箔11’上に有していなくてもよい。なお、図
2および図1において共通な符号を付した部分は同じも
のを示すものである。
【0012】本発明の電磁波遮蔽用シート1における透
明基材フィルム14、および開孔部が密に配列したメッ
シュ状の金属箔11’からなる透明性を有する電磁波遮
蔽層とが少なくとも積層されて構成された積層体の層構
成、および積層体の製造プロセスについて、次に図3
(a)〜(f)を引用しながら説明する。なお、保護フ
ィルム20または/および保護フィルム30の積層につ
いては、積層体の製造プロセスの説明の後に、改めて説
明する。
【0013】まず、図3(a)に示すように、透明基材
フィルム14および金属箔11が接着剤層13を介して
積層された積層体を準備する。透明基材フィルム14と
しては、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリプ
ロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリスチレン樹脂、
ポリエステル樹脂、セルロース系樹脂、ポリサルホン樹
脂、もしくはポリ塩化ビニル樹脂等のフィルムを用いる
ことができる。通常は、機械的強度が優れ、透明性が高
いポリエチレンテレフタレート樹脂等のポリエステル樹
脂のフィルムを好ましく用いる。透明基材フィルム14
の厚みは、特に限定されないが、機械的強度があり、折
り曲げに対する抵抗性を大きくする点から、50μm〜
200μm程度であることが好ましく、さらに厚みが増
してもよいが、電磁波遮蔽用シート1を他の透明基板に
積層して使用する場合には、必ずしも、この範囲以上の
厚みでなくてもよい。必要に応じ、透明基材フィルム1
4の片面もしくは両面にコロナ放電処理を施したり、あ
るいは易接着層を設けるとよい。
【0014】金属箔11としては、銅、鉄、ニッケル、
もしくはクロム等の金属、またはこれらの金属どうしの
合金、もしくはこれらの金属の1種以上を主体とする合
金の箔を用いることができ、特に限定はされないが、こ
れらのうち、電磁波遮蔽性が高く、エッチングが容易
で、取扱いやすいことから、銅箔を用いることが好まし
い。銅箔には、製法の違いから、圧延銅、および電界銅
があるが、このうち、厚みが10μm以下の薄いものを
製造することが容易であり、厚みの均一性や黒化層形成
のためのメッキ処理の際に、黒化層との密着性が良好で
ある点で、電解銅を用いることが好ましい。図3(a)
〜(f)の各図では、簡単のため、黒化層(12)を省
略して示してあるが、いずれにおいても黒化層(12)
が設けてあってもよい。
【0015】金属箔11の厚みとしては、1μm〜10
0μmが好ましく、より好ましくは5〜20μmであ
る。金属箔11の厚みが薄過ぎると、電磁波遮蔽性が十
分でなく、また厚過ぎると、サイドエッチングの進行が
無視できないため、エッチングにより、所定の精度で開
孔部を形成することが困難になるからである。
【0016】また、金属箔11は、透明基材フィルム1
4側に、黒化処理による黒化層(12)を有したもので
あってよく、防錆効果に加え、反射防止性を付与するこ
とができる。黒化層は、例えば、Co−Cu合金メッキ
によって形成され得るものであり、金属箔11の表面の
反射を防止することができる。さらにその上に防錆処理
としてクロメート処理をしてもよい。クロメート処理
は、クロム酸もしくは重クロム酸塩を主成分とする溶液
中に浸漬し、乾燥させて防錆被膜を形成するもので、必
要に応じ、金属箔11の片面もしくは両面に行なうこと
ができるが、市販のクロメート処理された銅箔等を利用
してもよい。なお、予め黒化処理された金属箔11を用
いないときは、後の適宜な工程において、黒化処理して
もよい。なお、黒化層の形成は、後述する、レジスト層
となり得る感光性樹脂層15を、黒色に着色した組成物
を用いて形成し、エッチングが終了した後に、レジスト
層を除去せずに残留させることによっても形成できる
し、黒色系の被膜を与えるメッキ法によってもよい。
【0017】透明基材フィルム14と金属箔11との積
層は、透明基材フィルム14として、熱融着性の高いエ
チレン−酢酸ビニル共重合樹脂、もしくはアイオノマー
樹脂等の熱融着性樹脂のフィルムを単独、または他の樹
脂フィルムと積層して使用するときは、接着剤層を設け
ずに行なうことも可能であるが、通常は、接着剤層を用
いたドライラミネート法等によって積層を行なう。接着
剤層を構成する接着剤としては、アクリル樹脂、ポリエ
ステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリビニルアルコール
樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合樹脂、もしくはエ
チレン−酢酸ビニル共重合樹脂等の接着剤を挙げること
ができ、これらの他、熱硬化性樹脂や電離放射線硬化性
樹脂(紫外線硬化性樹脂、電子線硬化性樹脂等)を用い
ることもできる。
【0018】上記のようにして得られたラミネート体の
金属箔11上に、図3(b)に示すように、後のエッチ
ング工程においてレジスト層となり得る感光性樹脂層1
5を積層する。感光性樹脂層15は、以降も含めてネガ
型を念頭に図示するが、ポジ型、もしくはネガ型のいず
れでもよい。
【0019】積層された感光性樹脂層15上には、図3
(c)に示すように、パターン16を介して紫外線17
等の電離放射線を照射する。パターン16を介して行な
う露光は、パターンを用いずに電子ビームを走査する方
法によって置き換えて行なってもよく、パターン状に露
光可能な方法であればいかなる方法によってもよい。感
光性樹脂層15がネガ型であれば、露光部分が硬化し、
現像液に対し不溶化するが未露光部分は溶解性を有して
いる。感光性樹脂層15がポジ型であれば、露光部分が
分解し、現像液に対し可溶化する。
【0020】上記の露光済の感光性樹脂層15を現像液
を用いて現像する。先の露光により溶解する部分と溶解
しない部分とが区分されているので、感光性樹脂の樹脂
タイプによって予め定められている現像液を作用させる
ことにより、溶解する部分を溶解除去する。図3(d)
に示すように、感光性樹脂層15がネガ型の場合であれ
ば、硬化したパターン状の感光性樹脂層15’が金属箔
11上に残留する。
【0021】上記のようにして、金属箔11上に残留し
た、硬化した感光性樹脂層15’をレジストとして利用
し、エッチングを行なう。エッチングは、ドライ、もし
くはウェットのいずれの方式によってもよい。エッチン
グは、金属被覆11のレジストで被覆されていない部分
が開孔するまで行ない、所定の形状が得られた時点で終
了させ、図3(e)に示すように、開孔部11aが密に
配列したメッシュ状の金属箔11’を得る。
【0022】エッチングが終了した時点では、上記のメ
ッシュ状の金属箔11’上には、レジストである硬化し
た感光性樹脂層15’が依然として残留するので、通
常、これをレジスト除去液により除去して、図3(f)
に示すように、開孔部11aが密に配列したメッシュ状
の金属箔11’を露出させ、透明基材フィルム14上に
接着剤層13を介して、メッシュ状の金属箔11’が積
層された積層体10を得る。
【0023】透明基材フィルム14、および開孔部が密
に配列したメッシュ状の金属箔11’とが少なくとも積
層された積層体は、本質的には以上のようにして製造さ
れるが、必要に応じて、加工される金属箔11の表面を
脱脂、もしくは洗浄する、または残留したレジストを除
去した後に、除去液を洗い流す等の工程を付加して行な
ってもよい。
【0024】本発明の電磁波遮蔽用シート1において、
透明基材フィルム14上に接着剤層13を介してメッシ
ュ状の金属箔11’が積層された積層体10(黒化層
(12)を伴なってもよい。)の上面側、即ち、金属箔
11’側に積層する保護フィルム20は、メッシュ状の
金属箔11’を構成する金属箔の狭い幅の線が、接触等
により切断しないよう、保護するためのものである。
【0025】電磁波遮蔽用シート1は、後に図4を引用
して説明するように、上記の積層体10を赤外線カット
フィルター層を介する等して基板上に積層したものの表
裏に、さらに、最表面の強化、反射防止性の付与、防汚
性の付与等の効果を有するシートを積層して使うもので
あるので、上記の保護フィルム20は、このようなさら
なる積層の際には剥離する必要があり、このため、保護
フィルム20の金属箔11’側への積層は、いわゆる剥
離可能に行なうことが望ましい。
【0026】保護フィルム20は金属箔11’上に積層
した際の剥離強度は5mN/25mm幅〜5N/25m
m幅であることが好ましく、より好ましくは10mN/
25mm幅〜100mN/25mm幅である。下限未満
では、剥離が容易過ぎ、取扱い中や不用意な接触により
保護フィルム20が剥離する恐れがあり、好ましくな
く、また上限を超えると、剥離のために大きな力を要す
る上、剥離の際に、メッシュ状の金属箔11’が透明基
材フィルム14(もしくは接着剤層13から)剥離する
恐れがあり、やはり好ましくない。
【0027】本発明の電磁波遮蔽用シート1において、
透明基材フィルム14上に接着剤層13を介してメッシ
ュ状の金属箔11’が積層された積層体10(黒化層
(12)を伴なってもよい。)の下面側、即ち、透明基
材フィルム14側に積層する保護フィルム30は、透明
基材フィルムの下面が、取扱い中や不用意な接触により
損傷しないよう、また、金属箔11上にレジスト層を設
けてエッチングする各工程において、特にエッチングの
際に透明基材フィルム14の露出面が汚染もしくは侵食
を受けないよう、保護するためのものである。
【0028】前述した保護フィルム20の場合と同様、
この保護フィルム30も、積層体10のさらなる積層の
際には剥離する必要があるので、保護フィルム30の透
明基材フィルム14側への積層も、剥離可能に行なうこ
とが望ましく、剥離強度としては、保護フィルム20と
同様、5mN/25mm幅〜5N/25mm幅であるこ
とが好ましく、より好ましくは10mN/25mm幅〜
100mN/25mm幅である。下限未満では、剥離が
容易過ぎ、取扱い中や不用意な接触により保護フィルム
20が剥離する恐れがあり、好ましくなく、また上限を
超えると、剥離のために大きな力を要するからである。
【0029】透明基材フィルム14側に積層する保護フ
ィルム30は、エッチング条件に耐える、例えば、50
℃程度のエッチング液、特にそのアルカリ成分によって
数分間の浸漬中、侵食されないものであることが好まし
く、あるいは、ドライエッチングの場合には100℃程
度の温度条件に耐えるものであることが望ましい。ま
た、感光性樹脂層15を積層する際に、積層体10をデ
ィップコーティング(浸漬コーティング)するときは、
コーティング液が積層体10の反対面にも付着するの
で、エッチング等の工程の際に、感光性樹脂が剥離して
エッチング液の中を漂うことがないよう、感光性樹脂の
密着力が得られるものであることが好ましいし、エッチ
ング液を用いるときは、塩化鉄や塩化銅等を含むエッチ
ング液による汚染に耐える耐久性、もしくは、アルカリ
液等のレジスト除去液による侵食もしくは汚染等に耐え
る耐久性を有するものであることが好ましい。
【0030】上記の各点を満足させるために、保護フィ
ルム30を構成するフィルムとしては、ポリオレフィン
系樹脂であるポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂、
ポリエチレンテレフタレート樹脂等のポリエステル樹
脂、ポリカーボネート樹脂、もしくはアクリル樹脂等の
樹脂フィルムを用いることが好ましく、また、上記した
観点により、少なくとも、保護フィルム30の、積層体
10に適用した際に最表面となる側の面にコロナ放電処
理を施しておくか、易接着層を積層しておくことが好ま
しい。
【0031】また、保護フィルム30を構成する粘着剤
としては、アクリル酸エステル系、ゴム系、もしくはシ
リコーン系のものを使用することができる。
【0032】上記した保護フィルム30用のフィルムの
素材、および粘着剤の素材は、金属箔11’側に適用す
る保護フィルム20についても、そのまま適用できるの
で、両保護フィルム20および30としては、異なるも
のを使用してもよいが、同じ物を、両保護フィルム20
および30とすることができる。
【0033】図4は、本発明の電磁波遮蔽用シート1を
適用して構成した電磁波遮蔽用パネルの概略を示す図で
ある。図4の上側が観察側であり、下側が背面側であっ
て、図示しないPDP等のディスプレイの観察側に配置
されている。電磁波遮蔽用パネル40は、透明基材フィ
ルム14上(即ち観察側)に接着剤層13を介してメッ
シュ状の金属箔11’が積層された積層体10(金属箔
11’の接着剤層13側が黒化層12を伴ない得る。)
の金属箔11’側に積層体10側から、粘着剤層53、
フィルム52、ハードコート層、反射防止層、および防
汚層等が順に積層された多重層51が積層された観察側
用(=前面用)フィルム50が積層されたものである。
なお、図4において、各積層体50、10、60、7
0、および50’を間隔をあけて示したのは、全体の構
成を分かりやすくするためであって、実際には、図中の
五つの各積層体は間隔をあけずに積層されている。
【0034】積層体10の透明基材フィルム14側に
は、近赤外吸収フィルム60、ガラス基板70、および
背面用(=裏面用)フィルム50’が順に積層されてい
る。近赤外吸収フィルム60は、積層体10側から、粘
着剤層61、近赤外吸収層62、フィルム63、および
粘着剤層64が順に積層されたものである。ガラス基板
70は、電磁波遮蔽用パネル40全体の機械的強度、自
立性、もしくは平面性を保つためのものである。裏面用
(=背面用)フィルム50’は、ガラス基板70側か
ら、粘着剤層53’、フィルム52’、ハードコート
層、反射防止層、および防汚層等が順に積層された多重
層51’が積層されたものであり、このケースでは、裏
面用フィルム50’は、観察側用フィルム50と同じも
のを使用している。
【0035】なお、図4を引用して説明した電磁波遮蔽
用パネル40は、一例であって、上記のような各積層体
が積層されていることが好ましいが、必要に応じて、い
ずれかを省略したり、各層の機能を併せて持つ積層体を
準備して使用する等、改変が可能である。
【0036】
【実施例】(実施例1)幅が700mm、厚みが100
μmの透明なポリエチレンテレフタレート樹脂(=PE
T)フィルム(東洋紡(株)製、品番;A4300)
と、片面を黒化処理した幅が700mm、厚みが10μ
mの銅箔(古河サーキットフォイル(株)製、品番;B
W−S)とを準備し、二液硬化型のポリウレタン樹脂系
接着剤(武田薬品工業(株)製、タケラックA310
(主剤)/タケネートA10(硬化剤)/酢酸エチル=
12/1/21の質量比で混合)を用いたドライラミネ
ート方式により、黒化処理した面が内側になるよう連続
的に貼り合せを行なった後、PETフィルムの銅箔が貼
り合わされていない側に、PETフィルムにアクリル系
粘着剤層が積層され、PETフィルムの粘着剤層が積層
されてない側にコロナ放電処理が施された、総厚みが2
8μmの保護フィルムA(パナック工業(株)製、品
番;HT−25)をラミネーターローラを用いて貼り合
せを行ない、保護フィルムA/PETフィルム/接着剤
層/銅箔の構成の積層体とした。
【0037】得られた積層体の銅箔側に、カゼインを塗
布し、乾燥させて感光性樹脂層とし、パターンが形成さ
れたマスクを用いて紫外線の密着露光を行ない、露光
後、水で現像し、硬化処理を施してから、100℃の温
度でベーキングを行ない、レジストパターンを形成し
た。マスクのパターンとしては、ピッチ;300μm、
線幅;10μmのメッシュパターンが600mm×80
0mmの範囲に形成されたものを使用した。
【0038】レジストパターンが形成された上記の積層
体に、レジストパターン側より、塩化第2鉄溶液(ボー
メ度;42、温度;30℃)を噴霧してエッチングを行
なった後、水洗を行なってから、アルカリ溶液を用いて
レジスト剥離を行ない、剥離後、洗浄および乾燥を行な
って、保護フィルムA/PETフィルム/接着剤層/銅
メッシュの構成の積層体を得た。
【0039】(実施例2)得られた積層体の銅メッシュ
側に、ポリエチレンフィルムにアクリル系粘着剤層が積
層された、総厚みが65μmの保護フィルムB((株)
サンエー化研製、品名;サニテクトY−26F)をラミ
ネーターローラを用いて貼り合せを行ない、保護フィル
ムA/PETフィルム/接着剤層/銅メッシュ/保護フ
ィルムBの構成の積層体を得た。
【0040】(比較例1)実施例1で使用した保護フィ
ルムAを、ポリエチレンフィルムに変性ゴム系粘着剤層
が積層された、総厚みが60μmの保護フィルムA1
(日立化成工業(株)製、品名;ヒタレックスCL−5
125)に変更し、その他は実施例1と同様にした。
【0041】(比較例2)実施例1で使用した保護フィ
ルムAを、ポリエチレン共押出しの自己粘着性フィルム
で、総厚みが10μmの保護フィルムA2((株)サン
エー化研製、品名;サニテクトPAC−2)に変更し、
その他は実施例1と同様にした。
【0042】(比較例3)実施例1で使用した保護フィ
ルムBを、ポリエチレンフィルムに変性ゴム系粘着剤層
が積層された、総厚みが60μmの保護フィルムB1
(日立化成工業(株)製、品名;ヒタレックスCL−5
150)に変更し、その他は実施例1と同様にした。
【0043】(比較例4)実施例1で使用した保護フィ
ルムBを、ポリエチレン共押出しの自己粘着性フィルム
で、総厚みが10μmの保護フィルムB2((株)サン
エー化研製、品名;サニテクトPAC−2)に変更し、
その他は実施例1と同様にした。
【0044】以上の実施例1および2、並びに比較例1
〜4で得られた保護フィルム付きの電磁波遮蔽用シート
を比較した結果を「表−1」にまとめて示す。「剥離強
度」は、25mm幅の試料片の表裏の保護フィルムを、
300mm/minの速度で引張ったときの180°剥
離強度の値である。「剥離」は、エッチング終了後の、
透明PET側に積層されていた保護フィルムA、A1、
およびA2の剥離状態を示す。「剥離性」は、保護フィ
ルムA、A1、およびA2に関しては、上記の「剥離」
の確認後、手作業で保護フィルムを剥離した際に要した
力の大小等を表し、保護フィルムB、B1、およびB2
に関しては、試料を、先のメッシュパターンのサイズで
ある600mm×800mmの範囲を含む、700mm
×900mmのサイズに断裁し、保護フィルムの状態お
よび手作業で保護フィルムを剥離した際に要した力の大
小等を確認したものである。
【0045】
【表1】
【0046】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、透明基材フィ
ルム、および開孔部が密に配列したメッシュ状の金属箔
からなる透明性を有する電磁波遮蔽層とが少なくとも積
層されて構成された積層体の少なくともいずれかの側に
保護フィルムが剥離可能に積層されているので、メッシ
ュ状の金属箔側に積層されていれば、メッシュの切断を
防止することができ、透明基材フィルム側に積層されて
いれば、エッチング各工程において、汚染や侵食を受け
ないようにすることが可能な電磁波遮蔽用シートを提供
することができる。請求項2の発明によれば、積層体の
両方の側に保護フィルムが剥離可能に積層されているの
で、メッシュの切断を防止することができ、かつ、エッ
チング各工程において、汚染や侵食を受けないようにす
ることが可能な電磁波遮蔽用シートを提供することがで
きる。請求項3の発明によれば、請求項1または請求項
2の発明の効果に加え、保護フィルムの剥離強度を規定
したので、取扱い中や不用意な接触により保護フィルム
の剥離の恐れがなく、剥離のために過度な力を必要とし
ない電磁波遮蔽用シートを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電磁波遮蔽用シートの実施例を示す図である。
【図2】保護フィルムを設ける位置を示す図である。
【図3】メッシュ状の金属箔が積層された積層体の製造
プロセスを示す図である。
【図4】電磁波遮蔽用パネルの例を示す図である。
【符号の説明】
1 電磁波遮蔽用シート 10 積層体 11 金属箔(11’;メッシュ状の金属箔) 12 黒化層 13 接着剤層 14 透明基材フィルム 20、30 保護フィルム 21、31 フィルム 22、32 接着剤層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 康英彦 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 2F078 HA14 4F100 AB01B AB17 AB33B AK01A AK01C AK01D AK25 AK42 AK51 AR00C AR00D AT00A AT00C AT00D BA03 BA04 BA07 CB05 DC16B EJ13 EJ15 EJ18 EJ68 GB41 JB01 JD08 JD08B JK06C JK06D JL14C JL14D JN01 JN01A JN01B 5E321 AA04 BB21 BB41 BB44 BB53 CC16 GG05 GH01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基材フィルム、および開孔部が密に
    配列したメッシュ状の金属箔からなる透明性を有する電
    磁波遮蔽層とが少なくとも積層されて構成された積層体
    の前記透明基材フィルム側の面、もしくは前記電磁波遮
    蔽層側の面のいずれか一方の面に、保護フィルムが剥離
    可能に積層されていることを特徴とする電磁波遮蔽用シ
    ート。
  2. 【請求項2】 透明基材フィルム、および開孔部が密に
    配列したメッシュ状の金属箔からなる透明性を有する電
    磁波遮蔽層とが少なくとも積層されて構成された積層体
    の前記透明基材フィルム側の面、および前記電磁波遮蔽
    層側の面の両方の面に、保護フィルムが剥離可能に積層
    されていることを特徴とする電磁波遮蔽用シート。
  3. 【請求項3】 前記保護フィルムと前記積層体との間の
    剥離強度が5mN/25mm幅〜5N/25mm幅であ
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の電磁
    波遮蔽用シート。
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