JP2001339195A - 電磁波シールドフィルムおよびその施工方法 - Google Patents

電磁波シールドフィルムおよびその施工方法

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JP2001339195A
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Tetsuya Takeuchi
哲也 竹内
Akimasa Katayama
晶雅 片山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特に低周波数領域における電磁波シールド性に
優れた電磁波シールドフィルムを提供する。 【解決手段】透明フィルム1の片面全体に、金属酸化物
膜2と金属膜3と金属酸化物膜2との多層積層膜からな
るシールド機能膜5が形成され、さらに上記シールド機
能膜5の表面が保護フィルム9で被覆されてなる電磁波
シールドフィルムである。そして、上記シールド機能膜
5の端部近傍部5aは保護フィルム9で被覆されてい
ず、上記シールド機能膜の表面が露出している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス窓等に施工
し、電波の透過を少なくすることができる電磁波シール
ドフィルムおよびその施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、OA機器、通信機器、家電製品等
のエレクトロニクス機器が数多く開発され、それらに無
線技術が採用されるようになったことに伴い、様々な電
磁波問題が生じている。具体的には、外部に電磁波が漏
れることによって情報漏洩が生じたり、外部から進入し
てくる電磁波によってエレクトロニクス機器が誤動作し
たりする等の問題が生じている。
【0003】このため、電磁波シールドフィルムを用い
て、電磁波シールドする方法が採用されている。例え
ば、既存のガラス窓等を電磁波シールドする場合、図4
に示すように、透明フィルム41と導電性メッシュ42
とからなる電磁波シールドフィルムを、粘着剤層43を
介してガラス窓40に貼り付け、導電テープ45により
サッシュ44と電気的接続(アース)する方法が提案さ
れている。図4の場合は、導電性メッシュ42とサッシ
ュ44とのアース取りが容易であるが、導電性メッシュ
42のメッシュ(網)による光の干渉(モアレ干渉)等
により視認性に劣るとともに、室内で圧迫感を感じるこ
とから、好まれない。
【0004】そこで、図5に示すように、導電薄膜51
と透明フィルム52と保護層53とからなる電磁波シー
ルドフィルムを用い、これを図4と同様にして、粘着剤
層43を介してガラス窓40に貼り付け、導電テープ4
5によりサッシュ44と電気的接続(アース)する方法
が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5の場合は、導電性
メッシュを使用しないため視認性に優れているが、導電
薄膜51が保護層53と透明フィルム52に全面を覆わ
れているため、導電薄膜51とサッシュ44とのアース
取りが困難で、導電薄膜51とサッシュ44との導電は
保護層53と透明フィルム52を通したコンデンサ結合
となり、特に低周波数領域における電磁波シールド性に
劣るという難点がある。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、特に低周波数領域における電磁波シールド性に
優れた電磁波シールドフィルムおよびその施工方法の提
供をその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、透明フィルムの片面全体に、金属酸化物
膜と金属膜との多層積層膜からなるシールド機能膜が形
成され、さらに上記シールド機能膜の表面が保護フィル
ムで被覆されてなる電磁波シールドフィルムであって、
上記シールド機能膜の端部近傍部の少なくとも一部は保
護フィルムで被覆されていず、上記シールド機能膜の表
面が露出している電磁波シールドフィルムを第1の要旨
とする。
【0008】また、本発明は、上記第1の要旨の電磁波
シールドフィルムの透明フィルム面を粘着剤を介してガ
ラス窓全面に貼り付け、上記ガラス窓周囲部のサッシュ
と上記シールド機能膜の露出部を跨ぐように導電テープ
を貼着することにより、上記サッシュとシールド機能膜
とを電気的接続するとともに、サッシュと電磁波シール
ドフィルム間の隙間を塞ぐ電磁波シールドフィルムの施
工方法を第2の要旨とする。
【0009】すなわち、本発明者らは、特に低周波数領
域における電磁波シールド性に優れた電磁波シールドフ
ィルムを得るべく、鋭意研究を重ねた。その結果、金属
酸化物膜と金属膜との多層積層膜からなるシールド機能
膜の端部近傍部の少なくとも一部を保護フィルムで被覆
せずに、この部分のシールド機能膜の表面を露出させた
電磁波シールドフィルムを見いだした。そして、この電
磁波シールドフィルムをガラス窓全面に貼り付け、上記
ガラス窓周囲部のサッシュと上記シールド機能膜の露出
部を跨ぐように導電テープを貼着することにより、シー
ルド機能膜をアースでき、所期の目的が達成できること
を見いだし、本発明に到達した。
【0010】なお、本発明において、「シールド機能膜
の端部近傍部の少なくとも一部」とは、シールド機能膜
が長方形,正方形等の四辺構造である場合は、その少な
くとも一辺の端部近傍部を意味する。また、低周波数領
域とは、通常、300MHz以下をいう。
【0011】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0012】本発明の電磁波シールドフィルムは、例え
ば、図1に示すように、透明フィルム1の片面全体に、
金属酸化物膜2と金属膜3との多層積層膜からなるシー
ルド機能膜5が形成され、さらに上記シールド機能膜5
の表面が粘着剤層6と透明フィルム7と耐擦傷性層8と
からなる保護フィルム9で被覆されて構成される。そし
て、本発明は、図1および図2に示すように、上記シー
ルド機能膜5の端部近傍部5aが保護フィルム9で被覆
されていず、上記シールド機能膜5の表面が露出してい
ることが最大の特徴である。
【0013】上記透明フィルム1は、可視光領域(光線
の波長が380〜780nm程度)において透明性を有
するものであって、各種の透明材料を各種の方法でフィ
ルム状に成形したものである。上記透明材料としては、
例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリ
イミド(PI)、ポリカーボネート(PC)、ポリメタ
クリル酸メチル(PMMA)、ポリエチレンナフタレー
ト(PEN)等があげられる。
【0014】上記シールド機能膜5を構成する金属膜3
は、主として電磁波シールド性を発揮する膜であって、
各種の金属を蒸着等することによって形成される。上記
金属としては、例えば、金,銀,銅等の金属の他、銀系
合金等の合金があげられる。なかでも、導電率が高く、
可視光線の吸収が殆どない銀や銀系合金が好適である。
【0015】また、上記シールド機能膜5を構成する金
属酸化物膜2は、主として透明性と色調を調整するため
の膜であって、各種の金属酸化物の蒸着やアルキル金属
系化合物の加水分解によって形成される。上記金属酸化
物としては、例えば、酸化チタン(TiO2 )、酸化ジ
ルコニウム(ZrO2 )、酸化インジウム(In
2 3 )、酸化インジウム錫(ITO)、酸化アルミニ
ウム(Al2 3 )、フッ化マグネシウム(Mg
2 )、酸化タンタル(Ta2 5 )、酸化錫(SnO
2 )、酸化亜鉛(ZnO)等があげられる。上記アルキ
ル金属系化合物としては、アルキル基と金属原子(チタ
ン、ジルコニウム、タンタル等)を有する化合物であっ
て、例えばテトラ−n−ブトキシチタン、ジ−i−プロ
ポキシ−ビス(アセチルアセトナト)チタン、ジ−n−
ブトキシ−ビス(トリエタノールアミナト)チタン等が
あげられる。
【0016】上記保護フィルム9を構成する耐擦傷性層
8の形成材料としては特に限定はなく、例えば、シリコ
ーン・アクリル樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、ウ
レタン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂等があげられ
る。
【0017】また、上記保護フィルム9を構成する透明
フィルム7としては、前述した透明フィルム1と同様の
材料が用いられる。
【0018】さらに、上記保護フィルム9を構成する粘
着剤層6の形成材料としては特に限定はなく、例えば、
アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂等があげられる。
【0019】本発明の電磁波シールドフィルムは、例え
ばつぎのようにして製造される。すなわち、まず、上記
透明フィルム1を準備し、この透明フィルム1の片面全
体に、金属酸化物をスパッタ蒸着もしくはアルキル金属
系化合物を加水分解することにより、金属酸化物膜2を
形成する。つぎに、この金属酸化物膜2の表面に、金属
をスパッタ蒸着することにより、金属膜3を形成する。
さらに、この金属膜3の表面に、上記金属酸化物膜2と
同様にして、金属酸化物膜2を形成する。このようにし
て、透明フィルム1の表面に、金属酸化物膜2と金属膜
3と金属酸化物膜2とからなるシールド機能膜5が形成
されてなる、シールド機能膜付透明フィルムを作製す
る。なお、上記シールド機能膜5は、金属酸化物膜2と
金属膜3と金属酸化物膜2との3層積層膜に限定される
ものではなく、4層以上の積層膜であっても差し支えな
い。
【0020】一方、上記透明フィルム7を準備し、この
透明フィルム7の片面に耐擦傷性層8を形成するととも
に、上記透明フィルム7の他面に粘着剤層6を形成する
ことにより、保護フィルム9を作製する。
【0021】そして、上記シールド機能膜付透明フィル
ムのシールド機能膜5の表面に、シールド機能膜5の端
部近傍部5aが露出するように、上記保護フィルム9の
粘着剤層6面を貼り付ける。このようにして、図1に示
す電磁波シールドフィルムが得られる。
【0022】このようにして得られる電磁波シールドフ
ィルムにおいて、各層、各フィルムの厚みは、特に限定
はないが、電磁波シールド性や透明性を考慮して、上記
透明フィルム1の厚みは、通常、10〜350μmの範
囲に設定され、上記金属膜3の厚みは、通常、10〜4
0nmの範囲に設定され、上記金属酸化物膜2の厚み
は、通常、20〜200nmの範囲に設定される。ま
た、上記粘着剤層6の厚みは、通常、5〜50μmの範
囲に設定され、上記透明フィルム7の厚みは、通常、1
0〜350μmの範囲に設定され、上記耐擦傷性層8の
厚みは、通常、0.1〜10μmの範囲に設定される。
【0023】なお、本発明の電磁波シールドフィルムに
おいて、上記保護フィルム9により被覆されていないシ
ールド機能膜5の露出部(端部近傍部)5aは、シール
ド機能膜5の少なくとも一辺の近傍部に形成されていれ
ばよく、例えば、シールド機能膜5の各辺の近傍部に形
成しても差し支えない。
【0024】上記シールド機能膜5の端部近傍部5aの
端部からの幅は、10〜50mmの範囲に設定すること
が好ましい。すなわち、幅が10mm未満であると、ア
ース効果が不充分となり、逆に50mmを超えると、導
電テープを貼着した場合に透光部分が狭くなり、透明性
に劣る傾向がみられるからである。
【0025】本発明の電磁波シールドフィルムは、ガラ
ス窓や透明間仕切り等に貼り付けて使用することを主と
して想定しているが、例えばプラズマディスプレイの表
示面等に使用することも可能である。
【0026】つぎに、本発明の電磁波シールドフィルム
の施工方法について説明する。すなわち、まず、図3に
示すように、ガラス窓20の室内側ガラス面全面20a
に、粘着剤層11を介して上記電磁波シールドフィルム
の透明フィルム面1を貼り付ける。つぎに、上記ガラス
窓20周囲部のサッシュ21と上記シールド機能膜5の
露出部(端部近傍部)5aを跨ぎ、かつ、上記シールド
機能膜5の露出部(端部近傍部)5aを覆うように導電
テープ23を貼着するとともに、シールド機能膜5の露
出部(端部近傍部)5aがない他の3辺とこれに近接す
るサッシュ21とをガラス全周にわたり導電テープ23
で貼着する。これにより、上記サッシュ21とシールド
機能膜5とが電気的接続(アース)されるとともに、サ
ッシュ21と電磁波シールドフィルム間の隙間を塞ぐこ
とができる。
【0027】上記導電テープ23としては、例えば、銅
箔,亜鉛箔,アルミニウム箔等の金属箔の表面に、銅,
亜鉛等の導電性フィラーを混入してなる粘着剤層を形成
したものがあげられる。上記導電テープ23の厚みは、
通常、5〜500μmである。
【0028】なお、上記粘着剤層11の形成材料として
は、前記保護フィルム9を構成する粘着剤層6の形成材
料と同様の材料が用いられる。
【0029】つぎに、実施例について比較例と併せて説
明する。
【0030】
【実施例】透明フィルムとして厚み50μmのPETフ
ィルム(1250mm幅)を準備し、このPETフィル
ムの片面全体に、マグネトロンスパッタ蒸着装置を用い
てZnOを蒸着し、厚み60nmのZnO膜を形成し
た。ついで、このZnO膜の表面に、マグネトロンスパ
ッタ蒸着装置を用いてAgを蒸着し、厚み27nmのA
g膜を形成した。さらに、このAg膜の表面に、上記Z
nO膜と同様にして、厚み60nmのZnO膜を形成し
た。このようにして、PETフィルムの片面全体に、Z
nO膜とAg膜とZnO膜とからなるシールド機能膜が
形成されてなる、シールド機能膜付透明フィルムを作製
した。
【0031】一方、厚み25μmのPETフィルム(1
000mm幅)を準備し、このPETフィルムの片面全
体に、硬化後の厚みが1μmとなるようにシリコーン・
アクリル樹脂を塗布し、これを硬化させて耐擦傷性層を
形成した。また、上記PETフィルムの他面に、アクリ
ル系粘着剤を塗布し、厚み20μmの粘着剤層を形成し
た。このようにして、透明フィルムの片面に耐擦傷性層
が形成され、透明フィルムの他面に粘着剤層が形成され
てなる保護フィルムを作製した。
【0032】ついで、上記シールド機能膜付透明フィル
ムのシールド機能膜面上に、上記保護フィルムの粘着剤
層を、両フィルムの中心線が重なり合うように貼り合わ
せた。このようにして、両端部に125mm幅のシール
ド機能膜露出部を有する電磁波シールドフィルムを作製
した。そして、この電磁波シールドフィルムの透明フィ
ルム(PETフィルム)面に、厚み25μmの離型フィ
ルム(シリコーン樹脂をコーティングしたPETフィル
ム)上に形成した厚み30μmのアクリル系粘着剤層を
貼り合わせた。
【0033】そして、上記電磁波シールドフィルムを所
定の大きさに切断し、シールド機能膜の1辺のみに幅1
0mmのシールド機能膜露出部が形成されてなる電磁波
シールドフィルムを得た(図1、図2参照)。ついで、
この電磁波シールドフィルムを、アルミサッシュに固定
したガラス窓(高さ900mm×幅900mm)の室内
側のガラス窓全面に貼り付けた。なお、アルミサッシュ
と電磁波シールドフィルムの隙間は0.5〜1mmであ
った。一方、厚み50μmの銅箔の片面に導電フィラー
(ニッケル粉末、銅粉末等)入りの粘着剤を塗布した、
幅50mmの導電テープを準備した。そして、上記アル
ミサッシュとシールド機能膜露出部とを跨ぐように、ア
ルミサッシュの長手方向に沿って上記導電テープを貼着
し、アルミサッシュとシールド機能膜とを電気的接続
(アース)するとともに、上記シールド機能膜の他の3
辺も上記導電テープで貼着してアルミサッシュと電気的
接続(アース)した。なお、上記導電テープとシールド
機能膜との重なり部分は、上記シールド機能膜露出部が
完全に隠れるようにするため25mm幅とした。
【0034】このようにして電磁波シールドフィルムを
施工したガラス窓のシールド性能をMIL−STD−2
85法に準拠して評価した結果、300MHzにおいて
40dBであった。なお、導電テープでシールしない場
合は、300MHzにおいて33dBであった。このこ
とから、低周波数領域において良好な電磁波シールド性
を備えていることがわかる。
【0035】
【比較例】シールド機能膜の端部近傍部が露出されてい
ず、シールド機能膜の全面が保護フィルムで被覆されて
なる電磁波シールドフィルムを作製した。そして、この
電磁波シールドフィルムを用いて、実施例と同様にして
シールド性能を評価した結果、300MHzにおいて3
6dBであった。なお、導電テープでシールしない場合
は、300MHzにおいて33dBであった。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明の電磁波シールド
フィルムは、シールド機能膜の端部近傍部の少なくとも
一部は保護フィルムで被覆されていず、上記シールド機
能膜の表面が露出しているため、サッシュとの導電によ
りアースを取ることができ、特に低周波数領域において
優れた導電性を確保することができる。また、透明性に
優れているため、ガラス窓等に貼り付けた場合でも、良
好な視認性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電磁波シールドフィルムの一例を示す
模式断面図である。
【図2】本発明の電磁波シールドフィルムの一例を示す
模式斜視図である。
【図3】本発明の電磁波シールドフィルムの施工方法を
示す模式断面図である。
【図4】従来の電磁波シールドフィルムの施工方法を説
明するための模式断面図である。
【図5】従来の電磁波シールドフィルムの施工方法を説
明するための模式断面図である。
【符号の簡単な説明】
1 透明フィルム 2 金属酸化物膜 3 金属膜 5 シールド機能膜 5a シールド機能膜の端部近傍部 9 保護フィルム
フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AA17B AA25 AB01C AB24 AK01A AK42 AT00D BA04 BA07 BA10A BA10D DB01B DB01C GB07 JG04 JG04B JG04C JN01A 5E321 AA04 BB23 BB41 CC16 GG01 GG05 GH01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明フィルムの片面全体に、金属酸化物
    膜と金属膜との多層積層膜からなるシールド機能膜が形
    成され、さらに上記シールド機能膜の表面が保護フィル
    ムで被覆されてなる電磁波シールドフィルムであって、
    上記シールド機能膜の端部近傍部の少なくとも一部は保
    護フィルムで被覆されていず、上記シールド機能膜の表
    面が露出していることを特徴とする電磁波シールドフィ
    ルム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電磁波シールドフィルム
    の透明フィルム面を粘着剤を介してガラス窓全面に貼り
    付け、上記ガラス窓周囲部のサッシュと上記シールド機
    能膜の露出部を跨ぐように導電テープを貼着することに
    より、上記サッシュとシールド機能膜とを電気的接続す
    るとともに、サッシュと電磁波シールドフィルム間の隙
    間を塞ぐことを特徴とする電磁波シールドフィルムの施
    工方法。
  3. 【請求項3】 ガラス全周にわたり導電テープを貼着す
    る請求項2記載の電磁波シールドフィルムの施工方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004158861A (ja) * 2002-11-07 2004-06-03 Samsung Electronics Co Ltd プラズマディスプレイ装置
JP2005527982A (ja) * 2002-05-28 2005-09-15 シンプソン、デロン 電磁気映像のフィルタリングおよび音響伝達の最小化のための装置および方法
KR100636816B1 (ko) * 2001-12-19 2006-10-20 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 전자파 차폐용 시트

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