JP2003180443A - コンパクト容器 - Google Patents
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Abstract
増加を回避でき、組立性に優れたコンパクト容器の提
供。 【解決手段】 容器本体2と外蓋4と中蓋6とからなる
コンパクト容器は、各後端部間にヒンジ部8,10が設
けられ、各後端部間はそれぞれ回動可能に連結されてい
る。各ヒンジ部8,10は、一方の後端部に一体的に突
設された嵌合凸部30,34と、他方の後端部に設けら
れた嵌合凹部32,36とからなり、嵌合凸部30,3
4が嵌合凹部32,36に各々はめ込まれて構成されて
いる。これのような構成により、金属製のヒンジピンを
用いずに済み、容器廃棄時には、金属製ヒンジピンを取
り外す手間が不要になる。
Description
容器本体の上面部を開閉する外蓋および中蓋とを備えた
コンパクト容器に関する。
の容器として、コンパクト容器と呼ばれる扁平形状の容
器が用いられている。このコンパクト容器は、化粧料等
を収納する容器本体と、この容器本体の上面を開閉する
外蓋とから構成されている。さらにこのコンパクト容器
にあっては、容器本体と外蓋の間に容器内部の空間部を
間仕切りするための中蓋を備えたものもある。容器本体
及び外蓋または中蓋の後端部間には、両者を連結するヒ
ンジ部が設けられている。このヒンジ部は、容器本体に
外蓋または中蓋を回動可能に連結するためのものであ
り、容器本体及び外蓋または中蓋の両者間にわたって挿
通されたヒンジピンにより回動可能に構成されている。
また、容器本体及び外蓋の前方部間にはフックが設けら
れ、このフックを係合することによって外蓋が容器本体
に対し閉止状態に保持されるようになっている。
コンパクト容器にあっては次のような問題があった。す
なわち、容器本体及び外蓋または中蓋の後端部間を連結
するヒンジピンが、強度上の理由から一般に金属製部材
により構成されているため、コンパクト容器を使用後、
廃棄するときには、当該金属製ヒンジピンと、プラスチ
ックからなる容器本体や外蓋または中蓋と分別する必要
性から、金属製ヒンジピンを取り外す必要があった。し
かしながら、金属製ヒンジピンを取り外すには、工具等
を必要とするなど大変手間がかかり、この手間をユーザ
ーに強要するのは非常に難しかった。
ックからなる容器本体や外蓋と材質が異なることから、
別部品となっており、このため、部品点数や組立工数の
増加を招いていた。
たものであって、その目的は、分別廃棄に適し、また部
品点数や組立工数の増加を回避でき、組立性に優れたコ
ンパクト容器を提供することにある。
るために本発明に係るコンパクト容器にあっては、容器
本体と、この容器本体の上面部を開閉する外蓋および中
蓋と、これら容器本体、外蓋および中蓋の後端部間に介
設されて当該後端部間を回動可能に連結する2つのヒン
ジ部とを備えたコンパクト容器において、前記各ヒンジ
部は、一方の後端部に一体的に突設された嵌合凸部と、
他方の後端部に設けられた嵌合凹部とを備え、前記嵌合
凸部が前記嵌合凹部にはめ込まれて構成されていること
を特徴とする(請求項1)。
器本体、外蓋および中蓋の後端部間を回動可能に連結す
る2つのヒンジ部が、一方の後端部に一体的に突設され
た嵌合凸部と、他方の後端部に設けられた嵌合凹部とを
備え、前記嵌合凸部が前記嵌合凹部にはめ込まれて構成
されていることで、金属製のヒンジピンを用いずにヒン
ジ部を構成することができ、これにより、従来のように
廃棄時にわざわざ金属製ヒンジピンを取り外すといった
手間が不要となり、コンパクト容器をそのまま廃棄する
ことができる。また、別部材となる金属製ヒンジピンを
用いずに済むことによって、部品点数や組立工数の増加
を回避することができ、大幅なコスト削減を図ることが
できる。
記各嵌合凸部の外周部にそれぞれ突出部が設けられてい
るとともに、前記各嵌合凹部の内周部に、前記外蓋また
は前記中蓋の開閉時に前記突出部が当接して摩擦力を発
生しつつ摺動する摺動部がそれぞれ設けられている(請
求項2)。このように嵌合凸部の外周部に突出部が設け
られ、また嵌合凹部の内周部に突出部が当接して摩擦力
を発生させつつ摺動する摺動部が設けられることで、外
蓋または中蓋の開閉時に、突出部が摺動部に当接して摩
擦力を発生させるため、外蓋または中蓋の開閉操作を止
めると、外蓋または中蓋は静止される。これによって、
外蓋または中蓋を任意の開動角度で静止させることがで
きる、いわゆるフリーストップ機能を実現することがで
き、外蓋または中蓋の裏面に装着された鏡板を利用する
場合などにおいて非常に便利である。
記嵌合凸部と前記嵌合凹部との各間に、前記嵌合凸部の
回転中心軸を前記嵌合凹部内の所定位置に位置決めする
位置決め構造を設けた構成とする(請求項3)。このよ
うに嵌合凸部の中心軸を嵌合凹部内の所定位置に位置決
めする位置決め構造を備えたことで、外蓋または中蓋の
開閉時に、突出部のみを摺動部に当接させることがで
き、これにより 嵌合凸部の中心軸が偏心するのを回避
することができ、安定した開閉動作とフリーストップ性
能を得ることができる。
係るコンパクト容器の実施の形態について、添付図面を
用いて説明する。図1〜図4は、本発明に係るコンパク
ト容器の第1実施形態を示したものである。図1は、そ
のコンパクト容器の構成を示した組立分解斜視図であ
る。図2は、そのコンパクト容器を後端側から見たとき
の背面図である。図3は、そのコンパクト容器を下面側
から見たときの下面図である。図4は、そのコンパクト
容器の内部構造を示した縦断面図である。
に、容器本体2と、この容器本体2の上面部に設けられ
当該容器本体の上面部を開閉する中蓋6および外蓋4と
から構成されている。容器本体2は、全体が扁平状に成
形された容器で、その上面部には化粧料等を収容する収
容凹部5が設けられている。中蓋6は、この収容凹部5
を覆うべく取り付けられたもので、その上面中央部には
窪み部6aが形成されている。また、中蓋6の裏面部に
は鏡板7が取り付けられている。一方、外蓋4は、当該
中蓋6の窪み部6aを覆うべく取り付けられたものであ
り、その外面が容器本体2と連続的になるように面一に
成形されている。また、外蓋4の内面中央部には凹所4
aが形成され、中蓋6の窪み部6aとともに、容器本体
2内部の収容凹部5の上方には、図4に示すように、パ
フ19等を収納する空間部8が画成されるようになって
いる。
後端部間には、図2および図3に示すように、2つのヒ
ンジ部8,10が介設されて、外蓋4および中蓋6はこ
れらヒンジ部8,10により容器本体2の後端部に開閉
可能に枢着されているとともに、容器本体2と外蓋4の
前方部間には、図4に示すように、容器本体2に外蓋4
を閉止状態に保持するためのフック12が設けられてい
る。
された凹部11の後壁に突設された第1突起14と、外
蓋4の前方部に垂下形成された係合爪13の先端部内側
に突設された第2突起15とから構成されている。中蓋
6の前方部には、係合爪13が挿通される挿通穴16が
貫通形成されていて、外蓋4を閉じると、この係合爪1
3がこの挿通穴16に挿通されて、その先端部の第2突
起15が弾発力によって第1突起14に係合するように
なっている。これら第1突起14と第2突起15とが係
合されることで、外蓋4が容器本体2に対し閉止状態に
保持されるようになっている。
を外すときには、容器本体2の前方部の凹部11に配設
されたプッシュピース17を外部から押圧する。する
と、このプッシュピース17が凹部11内をスライドし
て、その先端部17aが係合爪13の下端部に当接して
これを上方へと押し上げる。この押上げによって、第1
突起14と第2突起15との係合が外れ、外蓋4を開放
することができる。
体2と外蓋4との後端部間を連結する第1ヒンジ部8
と、外蓋4と中蓋6との後端部間を連結する第2ヒンジ
部10である。第1ヒンジ部8は、容器本体2の後端部
の左右両側にそれぞれ突設された2つのヒンジ片20
と、外蓋4の後端部に相互間隔をあけて突設された2つ
のヒンジ突部22とを備えている。2つのヒンジ片20
にはその左右両内壁部にそれぞれ第1嵌合凸部30が突
設されているとともに、2つのヒンジ突部22にはその
外側端部にそれぞれ第1嵌合凹部32が凹設されてい
る。2つのヒンジ片20の間には切欠凹所26が形成さ
れ、この切欠凹所26に2つヒンジ突部22がはめ込ま
れるようになっている。
それぞれ図1に示されているように第1切欠凹部40が
形成されていて、この第1切欠凹部40は第1嵌合凸部
30を第1嵌合凹部32にはめ込むために設けられたも
ので、当該第1切欠凹部40に第1嵌合凸部30をあて
がって押し込むことで、第1嵌合凸部30が第1嵌合凹
部32にはめ込まれるようになっている。これによっ
て、容器本体2と外蓋4の後端部どうしが回動可能に連
結されて、第1ヒンジ部8が構成されるようになってい
る。第1切欠凹部40の幅寸法は、第1嵌合凸部30の
外径寸法よりも若干小さく設定されていて、第1嵌合凸
部30が第1嵌合凹部32に一旦はめ込まれるとこれよ
り容易には抜け出せないようになっている。
部のヒンジ突部22と、中蓋6の後端部に一体的に垂下
形成されたヒンジブロック24と、このヒンジブロック
24の左右両端部に突設された2つの第2嵌合凸部34
と、各ヒンジ突部22の内側端部にそれぞれ形成された
2つの第2嵌合凹部36とから構成されている。中蓋6
のヒンジブロック24は、外蓋4のヒンジ突部22間に
嵌め合わされ、当該ヒンジ突部22とともに容器本体2
の切欠凹所26にはめ込まれるようになっている。一
方、2つの第2嵌合凸部34は、第1嵌合凸部30が第
1嵌合凹部32にはめ込まれるのと同様に、第2嵌合凹
部36にはめ込まれるようになっている。すなわち、第
2嵌合凸部34は、第2嵌合凹部36の周壁部の上側部
に形成された第2切欠凹部42にあてがわれて第2嵌合
凹部36へと押し込まれることで、当該第2切欠凹部4
2を通過し、第2嵌合凹部36へとはめ込まれるように
なっている。これによって、中蓋6の後端部が外蓋4の
後端部と回動可能に連結されて、第2ヒンジ部10が構
成されるようになっている。
寸法が第1嵌合凹部32の内径寸法とほぼ同等かあるい
はこれよりも若干大きめに設定されている。これによ
り、第1嵌合凸部30の外周部は第1嵌合凹部32の内
周部に密接されるようになっていて、第1嵌合凸部30
の外周部と第1嵌合凹部32の内周部との間には、常
時、摩擦力が発生するようになっている。このため、外
蓋4を容器本体2に対して開閉させる際、第1嵌合凸部
30の外周部と第1嵌合凹部32の内周部との間に働く
摩擦力によって任意の開動角度で外蓋4を静止させるこ
とができる。つまり、外蓋4については、いわゆるフリ
ーストップ機能を実現することができる。
第2嵌合凸部34の外径寸法が第2嵌合凹部36の内径
寸法とほぼ同等かあるいはこれよりも若干大きめに設定
されていて、第2嵌合凸部34の外周部が第2嵌合凹部
36の内周部に密接されるようになっており、これによ
り、第2嵌合凸部34の外周部と第2嵌合凹部36の内
周部との間にも、常時、摩擦力が発生するようになって
いる。従って、中蓋6を容器本体2に対して開閉させる
際には、第2嵌合凸部34の外周部と第2嵌合凹部36
の内周部との間に働く摩擦力によって任意の開動角度で
中蓋6を静止させることができる。つまり、中蓋6につ
いても、いわゆるフリーストップ機能を実現することが
できる。
本体2と外蓋4とを回動可能に連結する第1ヒンジ部8
と、外蓋4と中蓋6とを回動可能に連結する第2ヒンジ
部10とが、それぞれ相互に嵌合された嵌合凸部30,
34と嵌合凹部32,36とにより構成されていること
で、金属製のヒンジピンを用いないヒンジ部8,10を
構成することができる。このため、従来のように廃棄時
にわざわざ金属製ヒンジピンを取り外すといった手間を
不要にすることができ、これによって、コンパクト容器
をそのまま廃棄することができるとともに、部品点数や
組立工数の増加を回避することができ、大幅なコスト削
減を図ることができる。
係るコンパクト容器の第2実施形態を示したものであ
る。図5はそのコンパクト容器のヒンジ部の構成を示し
た組立分解斜視図である。図6はそのコンパクト容器の
外蓋閉止時のヒンジ部の様子を拡大して示した部分拡大
断面図である。図7はそのコンパクト容器の外蓋開放時
のヒンジ部の様子を拡大して示した部分拡大断面図であ
る。
係るコンパクト容器と比較してフリーストップ機構を実
現する構造が若干異なる。すなわち、ここでは、図5に
示すように、第1及び第2嵌合凸部30,34の外周部
にそれぞれ突出部50,52が設けられている。また、
これら第1及び第2嵌合凸部30,34の外径寸法は、
第1及び第2嵌合凹部32,36の内径寸法よりも若干
小さく設定されていて、第1嵌合凸部30と第1嵌合凹
部32との間および第2嵌合凸部34と第2嵌合凹部3
6との各間には、図6および図7に示すように、それぞ
れ隙間部54が形成されるようになっている。
に示すように、これらの隙間部54に突出部50,52
が各々入り込んで第1嵌合凹部32または第2嵌合凹部
36の内周部にそれぞれ当接しつつこれに沿って摺動し
て当該内周部との間に摩擦力を発生させるようになって
いる。つまり、これら第1嵌合凹部32および第2嵌合
凹部36の各内周部が本発明に係る摺動部になってい
る。
の幅と同等もしくはこれよりも若干高く設定されてい
て、第1嵌合凹部32または第2嵌合凹部36の内周部
に圧接されて内周部との間に確実に摩擦力を発生させる
ようになっている。これによって、外蓋4または中蓋6
を開閉させるときには、その摩擦力によって外蓋4また
は中蓋6を任意の開動角度で静止させることができ、こ
れによりフリーストップ機能が実現されるようになって
いる。
図6に示すように、突出部50,52が第1嵌合凹部3
2の第1切欠凹部40または第2嵌合凹部36の第2切
欠凹部42にはめ込まれるようになっている。これによ
って第1嵌合凸部30または第2嵌合凸部34の突出部
50,52は、第1嵌合凹部32または第2嵌合凹部3
6の内周部への当接から解放されるようになっている。
つまり、これら第1切欠凹部40および第2切欠凹部4
2は、第1嵌合凸部32の突出部50または第2嵌合凸
部34の突出部52を、第1嵌合凹部32または第2嵌
合凹部36の内周部との当接から解放する当接解放部と
して働くようになっている。
時には、第1嵌合凸部30と第1嵌合凹部32との間ま
たは第2嵌合凸部34と第2嵌合凹部36との間に余計
な応力を働かせずに済む。従って、非常に安定した状態
で外蓋4および中蓋6を閉止状態に保持することがで
き、また経時疲労や摩耗等によるフリーストップ機能の
劣化を抑制することができ、長期にわたって安定したフ
リーストップ機能を実現することができる。
に係るコンパクト容器の第3実施形態を示したものであ
る。図8はそのコンパクト容器のヒンジ部の構成を示し
た組立分解斜視図である。図9はそのコンパクト容器の
内部構造を示した縦断面図である。図10はそのコンパ
クト容器の外蓋閉止時のヒンジ部の様子を拡大して示し
た部分拡大断面図である。図11はそのコンパクト容器
の外蓋開放時のヒンジ部の様子を拡大して示した部分拡
大断面図である。
形態に係るコンパクト容器と対比して、第1嵌合凸部3
0と第1嵌合凹部32との間ならびに第2嵌合凸部34
と第2嵌合凹部36との間に、第1及び第2嵌合凸部3
0,34の回転中心軸を前記第1及び第2嵌合凹部3
2,36内の所定位置に位置決めする位置決め構造を備
えている。この位置決め構造は、第1嵌合凸部30およ
び第2嵌合凸部34の先端部の端面にそれぞれ突設され
た軸ピン60,64と、第1嵌合凹部32および第2嵌
合凹部36の内底面にそれぞれ設けられた軸孔部62,
66とから構成されている。第1及び第2嵌合凸部3
0,34の軸ピン60,64は第1及び第2嵌合凹部3
2,36の軸孔部62,66に各々挿入される。軸ピン
60,64の外径寸法は軸孔部62,66の内径寸法よ
りも若干小さく設定され、各軸ピン60,64は各軸孔
部62,66内において回転可能に軸受され、これらに
よって、第1及び第2嵌合凸部30,34の回転中心軸
は、第1及び第2嵌合凹部32,36内の所定位置、即
ち軸孔部62,66が形成された位置に位置決めされる
ようになっている。
軸を嵌合凹部32,36内の所定位置に位置決めする構
造を設けるのは次の理由による。すなわち、前述した第
2実施形態のように、このような位置決め構造を備えて
いない場合、突出部50,52以外の部分、即ち嵌合凸
部30,34の外周部上の他の部分が嵌合凹部32,3
6の内周部に当接してしまい、これによって嵌合凸部3
0,34の回転中心軸が嵌合凹部32,36の中心位置
から偏心してしまって、外蓋4および中蓋6について良
好な開閉動作が得られない虞がある。これに対して、前
述したような位置決め構造を備えていれば、突出部5
0,52のみを嵌合凹部32,36の内周部に当接させ
ることができ、これにより安定したフリーストップ性能
を得ることができる。
容器本体と外蓋の間および外蓋と中蓋との間にそれぞれ
第1ヒンジ部および第2ヒンジ部が設けられていたが、
本発明にあってはこのような場合に限らず、容器本体、
外蓋および中蓋の後端部間を回動可能に相互に連結され
れば、容器本体と中蓋との間にヒンジ部が介設されても
良い。
容器本体、外蓋および中蓋の後端部間を回動可能に連結
する2つのヒンジ部が、一方の後端部に一体的に突設さ
れた嵌合凸部と、他方の後端部に設けられた嵌合凹部と
を備え、前記嵌合凸部が前記嵌合凹部にはめ込まれて構
成されていることで、金属製のヒンジピンを用いずにヒ
ンジ部を構成することができ、これにより、従来のよう
に廃棄時にわざわざ金属製ヒンジピンを取り外すといっ
た手間が不要となり、コンパクト容器をそのまま廃棄す
ることができる。また、このことから、部品点数や組立
工数の増加を回避することができ、大幅なコスト削減を
図ることができる(請求項1)。
れ、また嵌合凹部の内周部に突出部が当接して摩擦力を
発生させつつ摺動する摺動部が設けられれば、外蓋また
は中蓋の開閉時に、突出部が摺動部に当接して摩擦力を
発生させるため、外蓋または中蓋の開閉操作を止める
と、外蓋または中蓋は静止される。これによって、外蓋
または中蓋を任意の開動角度で静止させることができ
る、いわゆるフリーストップ機能を実現することがで
き、外蓋または中蓋の裏面に装着された鏡板を利用する
場合などにおいて非常に便利である(請求項2)。
内の所定位置に位置決めする位置決め構造を備えたこと
で、外蓋または中蓋の開閉時に、突出部のみを摺動部に
当接させることができ、これにより 嵌合凸部の中心軸
が偏心するのを回避することができ、安定した開閉動作
とフリーストップ性能を得ることができる(請求項
3)。
構成を示した組立分解斜視図である。
きの背面図である。
きの下面図である。
縦断面図である。
ヒンジ部の構成を示した組立分解斜視図である。
時のヒンジ部の様子を拡大して示した部分拡大断面図で
ある。
ジ部の様子を拡大して示した部分拡大断面図である。
ヒンジ部の構成を示した組立分解斜視図である。
縦断面図である。
ンジ部の様子を拡大して示した部分拡大断面図である。
ンジ部の様子を拡大して示した部分拡大断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 容器本体と、この容器本体の上面部を開
閉する外蓋および中蓋と、これら容器本体、外蓋および
中蓋の後端部間に介設されて当該後端部間を回動可能に
連結する2つのヒンジ部とを備えたコンパクト容器にお
いて、 前記各ヒンジ部は、一方の後端部に一体的に突設された
嵌合凸部と、他方の後端部に設けられた嵌合凹部とを備
え、前記嵌合凸部が前記嵌合凹部にはめ込まれて構成さ
れていることを特徴とするコンパクト容器。 - 【請求項2】 前記各嵌合凸部の外周部にそれぞれ突出
部が設けられているとともに、前記各嵌合凹部の内周部
に、前記外蓋または前記中蓋の開閉時に前記突出部が当
接して摩擦力を発生しつつ摺動する摺動部がそれぞれ設
けられていることを特徴とする請求項1に記載のコンパ
クト容器。 - 【請求項3】 前記嵌合凸部と前記嵌合凹部との各間
に、前記嵌合凸部の回転中心軸を前記嵌合凹部内の所定
位置に位置決めする位置決め構造を設けたことを特徴と
する請求項2に記載のコンパクト容器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001388192A JP2003180443A (ja) | 2001-12-20 | 2001-12-20 | コンパクト容器 |
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