JP2003176073A - 紙葉類処理装置および取引処理装置 - Google Patents

紙葉類処理装置および取引処理装置

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JP2003176073A
JP2003176073A JP2001373463A JP2001373463A JP2003176073A JP 2003176073 A JP2003176073 A JP 2003176073A JP 2001373463 A JP2001373463 A JP 2001373463A JP 2001373463 A JP2001373463 A JP 2001373463A JP 2003176073 A JP2003176073 A JP 2003176073A
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秀幸 澤山
Tomoya Fujino
知也 藤野
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隆基 石原
Hiroshi Murakami
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、集積、繰出し、搬送通過の3種類
を基本として構成した運用目的に応じた独自のユニット
を設け、これらのユニットの交換利用により運用目的の
仕様に容易に切換えることができる共用化性能を高めた
紙葉類処理装置および取引処理装置の提供を目的とす
る。 【解決手段】この発明は、紙葉類搬送路と前記収納部と
の間に介在し、前記紙葉類搬送路から紙葉類を収納部に
集積させる集積機構と、前記収納部から前記紙葉類搬送
路に紙葉類を繰出す繰出し機構と、前記収納部に搬送さ
れて来た紙葉類を搬送通過させる搬送通過機構とのうち
少なくとも1つの機構を備え、かつ各収納部に共通して
着脱許容するユニットを備えることにより、各収納部に
共通して各ユニットを組合せることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば金融機関
に設置されるATM(自動預金支払機)や自動券売機な
どの取引処理装置に内蔵されるような紙葉類処理装置に
関し、さらに詳しくは紙葉類の運用目的に応じた内部構
造に容易に切換えることができる紙葉類処理装置および
取引処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、紙幣を例にとって説明すると、一
般に紙幣を入出金処理するATMや自動券売機などの自
動取引機の内部には、出金専用機、入金専用機、入出金
機等の紙幣処理装置が内蔵されており、これらの装置の
内部には、さらに出金専用カートリッジ、入金専用カー
トリッジ、入出金兼用カートリッジの運用目的別の専用
のカートリッジを装填して取引許容している。
【0003】ところが、これらのカートリッジは同じ紙
幣、あるいは近似する紙幣を扱うように設定された場
合、共通化が図れることから最近ではカートリッジの規
格を統一して、カートリッジのみを着脱操作して入れ換
えることにより運用目的の仕様に対応させている(例え
ば特開平11ー110607号参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の出金専
用カートリッジ、入金専用カートリッジ、入出金兼用カ
ートリッジとの3種類のカートリッジを使い分ける必要
があるため、同種類の複数のカートリッジを用意しなけ
ればならず、特に紙幣を集積、繰出し、搬送処理する各
種機構は、単独では簡単であるが、複数の機構を組合せ
る程、複雑になり大型化する。このため、現状では処理
すべき機構を装置本体側に一体に組込んだり、カートリ
ッジ自体に一体に組付けた構成をとっている。
【0005】ところが、これらの構成では取扱い金種を
変更するなどの運用目的に応じて仕様を変更する場合、
装置本体側の方で集積、繰出し、搬送処理する各種機構
を改造するか、カートリッジ側の方でカートリッジ自体
を仕様に適したものに変換するしか方法がなかった。こ
のため、装置本体側で対処する場合は、装置自体の大き
な改造を必要とし、このために共通利用が図れなくなっ
てしまう。
【0006】これに対し、カートリッジ側で対処する場
合は、金種別および処理別に応じた多種類の予備カート
リッジを保有する必要があり、カートリッジ自体の構成
が複雑となり、カートリッジ単体のコストが上がること
が考えられる。この結果、多くのコストの高いカートリ
ッジを要してコスト高になる問題を有していた。
【0007】そこでこの発明は、集積、繰出し、搬送通
過の3種類を基本として構成した運用目的に応じた独自
のユニットを設け、これらのユニットの交換利用により
運用目的の仕様に容易に切換えることができる共用化性
能を高めた紙葉類処理装置および取引処理装置の提供を
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、紙葉類搬送
路に接続されて紙葉類を収納部に集積または収納部から
紙葉類を繰出す紙葉類処理装置であって、前記紙葉類搬
送路と前記収納部との間に介在し、前記紙葉類搬送路か
ら紙葉類を収納部に集積させる集積機構と、前記収納部
から前記紙葉類搬送路に紙葉類を繰出す繰出し機構と、
前記収納部に搬送されて来た紙葉類を他の収納部に搬送
通過させる搬送通過機構との少なくとも1つの機構を備
え、かつ収納すべき紙葉類の各種サイズ別に対応するガ
イド幅に調整許容する調整手段を有するユニットと、収
納すべき紙葉類の各種サイズ別に対応するガイド幅に調
整許容する調整手段を有する収納部とを備え、前記ユニ
ットと前記収納部との双方のガイド幅を共通のサイズ別
に調整許容することにより、各収納部に共通して各ユニ
ットを組合せることを特徴とする。
【0009】ここで、紙葉類とは紙幣、商品券、有価証
券、伝票、帳票、カード等を総称したものである。
【0010】前記収納部とは紙葉類を内部に集積する集
積空間を有して、装置本体に着脱利用されるカートリッ
ジやカセットなどである。
【0011】前記調整手段は、紙葉類の各種サイズ別に
ガイド幅を調整する調整部材を配置して構成することが
できる。
【0012】この結果、ユニット自体に、集積機構と、
繰出し機構と、搬送通過機構との1つ、あるいはこれら
を組合せた複数の機構を持たせているため、運用目的別
に応じたユニットを紙葉類搬送路と収納部との間に介在
させるだけで、運用目的に応じた運用構造を形成するこ
とができる。
【0013】したがって、装置本体や収納部には、集積
機構と、繰出し機構と、搬送通過機構が付かないため、
装置本体側と収納部側とはシンプルで簡単に構成でき、
小型化、軽量化、低コスト化および共通化を図ることが
できる。
【0014】また、ユニットは単独で収納部に着脱許容
する独立したユニットであるため、客先の仕様に合せた
所望の機構を有するユニットを選択し、これを備えるだ
けで運用目的に応じた形態に構築することができる。
【0015】この他、ユニット部やその近傍位置でジャ
ムが発生しても、この小さなユニットを取外すだけで容
易にジャムを除去することができる。
【0016】また、収納部とユニットとの1組を組合せ
て装置本体に着脱許容することにより、装置本体に増設
または削減することもできる。
【0017】この場合は、任意の組合せができ、収納部
とユニットを自由に交換できることから、様々な仕様の
運用形態を容易に実現することができる。例えば、金種
数が異なる外国紙幣に適用した場合は、その仕様に適し
た収納部とユニットとの1組を増設あるいは交換するだ
けで対処できる。
【0018】このような紙葉類処理装置を備えた取引処
理装置を使用した場合は、仕様変更する場合に機構部と
してのユニットの交換、また必要に応じて収納部を交換
すれば所望の仕様形態の取引処理装置を形成することが
できる。
【0019】ここで、取引処理装置とは例えばATM、
両替機、券売機、精算機などの自動取引機を総称したも
のである。
【0020】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を以下図
面に基づいて詳述する。図面は銀行等の金融機関に設置
されるATMを示し、図1において、このATM11は
装置本体の上部前面に、顧客に取引操作を表示案内する
タッチパネル兼用のCRT12と、通帳挿入口13と、
カード挿入口14と、硬貨の入出金口15と、紙幣の入
出金口16とを備えて、入金、出金、振込み、通帳記
入、残高照会等の取引を許容している。
【0021】このATM11の取扱い操作に際しては、
タッチパネル兼用のCRT12に、取引項目別の入力案
内、操作手順、受入れ案内等の各種取引の案内情報を表
示し、これに基づいて顧客が入力操作を行う。
【0022】図2はATM11に内蔵される紙幣処理装
置21を示し、この紙幣処理装置21は当該装置の上部
一側に顧客が紙幣を出入れする既述した入出金口16を
開口し、この入出金口16と連通する内方に紙幣の真偽
判別および金種判別を行う識別部22を設け、この識別
部22に導かれた紙幣を適正と判定したときに一時保留
する一時保留部23を識別部22の後段奥部に配設し、
識別不良と判定したときに、その識別不良紙幣を返却保
留する返却保留部24を識別部22の後段上部に配設し
ている。また、一時保留部23の前段には集積ホイール
25を配設しており、ここに導かれた適正な紙幣を1枚
ずつ集積ガイドして一時保留部23に保留させる。
【0023】さらに、一時保留部23からは一時保留し
た紙幣を1枚ずつ繰出して下方の金種別の第1〜第3出
金カートリッジC1 〜C3 、入金カートリッジC4 およ
び回収/リジェクトカートリッジC5 に収納許容して搬
送接続し、返却保留部24からは元の入出金口16に返
却可能に搬送接続している。
【0024】これらの各要素16,22〜25,C1 〜
C5 間の搬送接続に際しては、搬送ライン26を介して
ループ状に接続し、入金処理、出金処理および精査処理
等の処理指令に応じた搬送処理を行う。
【0025】ところで、紙幣処理装置21の上部側には
ループ状の搬送ライン26によって紙幣を各部に搬送処
理する搬送系を有し、下部側には5本のカートリッジC
1 〜C5 を並列配設して紙幣を収納処理する収納系を有
し、上下を搬送系と収納系とに分離構成している。
【0026】このうち、搬送ライン26と第1出金カー
トリッジC1 との間には繰出しユニットU1 を介在させ
て第1出金カートリッジC1 から搬送ライン26への紙
幣の受渡しを行っている。
【0027】また、搬送ライン26と第2出金カートリ
ッジC2 との間には搬送・繰出しユニットU2 を介在さ
せて第2出金カートリッジC2 から搬送ライン26への
紙幣の受渡しを行っている。
【0028】同様に、搬送ライン26と第3出金カート
リッジC3 との間には搬送・繰出しユニットU3 を介在
させて第3出金カートリッジC3 から搬送ライン26へ
の紙幣の受渡しを行っている。
【0029】同じく、搬送ライン26と入金カートリッ
ジC4 との間には集積ユニットU4を介在させて搬送ラ
イン26から入金カートリッジC4 への紙幣の受渡しを
行っている。
【0030】回収/リジェクトカートリッジC5 に対し
ては、不良紙幣やリジェクト紙幣などを専用に回収する
受入れ構成でよいため専用のユニットは配設せず、搬送
ライン26から同カートリッジC5 に直接紙幣を受入れ
る構成をとっている。
【0031】上述の各ユニットU1 〜U4 は、搬送ライ
ン26とは水平方向に接続し、カートリッジとは上下方
向に接続して、各カートリッジの上部に搭載される。
【0032】また、各カートリッジに対して共通して着
脱許容する単独の小さなユニットであり、これらのユニ
ットU1 〜U4 に集積機構と、繰出し機構と、搬送通過
機構との1つ、あるいはこれらを組合せた複数の機構を
持たせて構成する。
【0033】したがって、これらのユニットU1 〜U4
を運用目的別に応じたカートリッジに装着するだけで、
所望の処理機能を有するカートリッジに切換えることが
できる。この結果、紙幣処理装置21を運用目的に応じ
た処理装置に容易に変更することができる。
【0034】例えば、入金カートリッジを出金カートリ
ッジに切換える場合は、入金カートリッジに装着されて
いる集積ユニットU4 を繰出しユニットU1 または搬送
・繰出しユニットU2 に交換すればよく、ユニット交換
だけでカートリッジを目的の形態に切換えることができ
る。
【0035】ことに、単独に着脱利用されるユニット自
体に各専用の機構を保有させることができるため、装置
本体やカートリッジC1 〜C4 には、集積機構、繰出し
機構、搬送通過機構が付かないためシンプルな構成で共
通化が図れ、同時に小型化、軽量化および低コスト化が
図れる。
【0036】また、カートリッジの着脱利用に際して
は、紙幣を出入れ処理するための駆動機構が付加されて
いないため着脱操作も容易であり、さらにカートリッジ
の共通利用が図れることから予備の入金カートリッジC
6 や予備の出金カートリッジC7 の保有数も少なくて済
む利点がある。
【0037】このように、各ユニットU1 〜U4 は独立
して設けられ、単独でカートリッジと搬送ライン26と
の間に介在可能なため、客先の仕様に合せた処理機構を
有するユニットを選択してカートリッジに装着するだけ
で、仕様目的に一致する所望のカートリッジに設定変更
することができる。
【0038】図3はカートリッジの個々の運用目的別の
仕様に適応させるための各種ユニットを示す。図3
(A)は集積ユニットを示し、この集積ユニットの位置
に導かれた紙幣を下方のカートリッジへと集積させる集
積機構のみを搭載している。
【0039】図3(B)は繰出しユニットを示し、この
繰出しユニットは下方のカートリッジから紙幣を1枚繰
出して上方の水平な搬送ライン26へと繰出す繰出し機
構のみを搭載している。
【0040】図3(C)は搬送・繰出しユニットを示
し、この搬送・繰出しユニットの位置に搬送されて来た
紙幣を搬送通過させる搬送通過機構と、下方のカートリ
ッジから紙幣を1枚繰出して搬送ライン26へと繰出す
繰出し機構とを搭載している。
【0041】図3(D)は搬送・集積ユニットを示し、
この搬送・集積ユニットの位置に搬送されて来た紙幣を
後段へと搬送通過させる搬送通過機構と、ここに導かれ
た紙幣を下方のカートリッジへと集積させる集積機構と
を搭載している。
【0042】図3(E)は搬送・繰出し・集積ユニット
を示し、この搬送・繰出し・集積ユニットの位置に搬送
されて来た紙幣を後段へと搬送通過させる搬送通過機構
と、下方のカートリッジから紙幣を1枚繰出して搬送ラ
イン26へと繰出す繰出し機構と、ここに導かれた紙幣
を下方のカートリッジへと集積させる集積機構とを搭載
している。
【0043】図3(F)は繰出し・集積ユニットを示
し、この繰出し・集積ユニットは下方のカートリッジか
ら紙幣を1枚繰出して搬送ライン26へと繰出す繰出し
機構と、ここに導かれた紙幣を下方のカートリッジへと
集積させる集積機構とを搭載している。
【0044】図4は紙幣処理装置21の制御回路ブロッ
ク図を示し、CPU41はROM42に格納されたプロ
グラムに沿って各回路装置を制御し、その制御データを
RAM43で読出し可能に記憶する。
【0045】CPU41は入金時に入金された紙幣を入
出金口16から1枚ずつ取込んで、識別部22に導き、
ここで紙幣の真偽判別、金種判別を行い、出金時には第
1〜第3出金カートリッジC1 〜C3 から繰出された紙
幣を出金判定部44に導き、ここで出金される紙幣の出
金枚数などをチェックする。
【0046】また、装置内部の各処理位置に配設した紙
幣検知センサS…で紙幣の有無を検知確認する。
【0047】通信装置45は入出金取引毎にその取引デ
ータや処理データを上位制御部に送信する。
【0048】搬送モータMは、搬送ライン26を駆動し
て紙幣を搬送処理し、またこの搬送駆動力を受けて駆動
する各ユニットU1 〜U4 を繰出し動作、集積動作、搬
送通過動作させる。
【0049】このように構成された紙幣処理装置21は
例えばノンリサイクル型としてATM11に内蔵され、
この紙幣処理装置21の入金取引時には、入金紙幣を受
付けて取引確定された紙幣が入金カートリッジC4 の上
部に備えられた集積ユニットU4 の位置に導かれると、
ここで入金された紙幣は集積ユニットU4 の集積動作を
受けて下方の入金カートリッジC4 へと集積動作され
る。
【0050】これに対し、出金取引時には出金指定され
た例えば万円札を収納している第1出金カートリッジC
1 から上部の繰出しユニットU1 を介して万円札を繰出
し、繰出された万円札は同ユニットU1 に連設される後
段の各搬送・繰出しユニットU2 ,U3 および搬送ライ
ン26を介して上方の入出金口16へと繰出される。
【0051】また、各ユニットは単独でカートリッジに
着脱許容する独立したユニットであるため、このユニッ
ト部分やその近傍位置でジャムが発生しても、このユニ
ットを取外すだけで容易にジャムを除去することができ
る。
【0052】以下、各種のユニットを用いた他の実施の
形態の紙幣処理装置を順に説明する。この場合の各紙幣
処理装置は既述した構成と殆ど共通し、異なる部分がユ
ニットとカートリッジとの組合せ部分であるため、その
異なる部分について説明する。
【0053】図5はリサイクル運用を図った紙幣処理装
置51の他の実施の形態を示し、この場合は第1〜第4
入出金カートリッジC51〜C54と、その上部に第1〜第
4搬送・繰出し・集積ユニットU51〜U54を搭載して組
合せた構成例を示す。
【0054】この場合は、上述の各ユニットU51〜U54
が入金処理であっても出金処理であっても、その取引用
途に応じた処理機構を有して目的に応じた処理動作を行
うことができ、このようなユニットU51〜U54を用いれ
ば、紙幣のリサイクル運用を図った紙幣処理装置51に
設定できる。
【0055】図6は金種別運用を図った紙幣処理装置6
1の他の実施の形態を示し、この紙幣処理装置61は入
金カートリッジC61と、千円札出金カートリッジC62
と、五千円札出金カートリッジC63と、万円札出金カー
トリッジC64とを配設し、この順に集積ユニットU61
と、第1〜第3搬送・繰出しユニットU62〜U64とを対
応させて搭載した構成例を示す。
【0056】この場合は、3金種の入出金取引を許容し
た運用構成であり、各ユニットU61〜U64の各処理機構
が働いて金種別の取引を許容する紙幣処理装置61を設
定できる。
【0057】図7は4金種の受付けを可能にした入金専
用機としての運用を図った紙幣処理装置71の他の実施
の形態を示し、この場合は千円札入金カートリッジC71
と、二千円札入金カートリッジC72と、五千円札入金カ
ートリッジC73と、万円札入金カートリッジC74と、そ
の上部に第1〜第3搬送・集積ユニットU71〜U73と、
集積ユニットU74を搭載して組合せた構成例を示す。
【0058】この場合は、4金種の入金専用機として用
いられ、入金対応する金種別のカートリッジ毎に設けら
れた搬送・集積ユニットU71〜U74の何れかより集積機
構を動作させて集積する。また、入金対応しない金種が
搬送されて来たときは、そのまま通過搬送させて後段の
搬送・集積ユニットへと導く。このように、搬送・集積
ユニットU71〜U74を用いるだけで入金専用機を構築で
きる。
【0059】図8は4金種用入出金機としての運用を図
った紙幣処理装置81の他の実施の形態を示し、この場
合は千円札入出金カートリッジC81と、二千円札入出金
カートリッジC82と、五千円札入出金カートリッジC83
と、万円札入出金カートリッジC84と、その上部に第1
〜第4搬送・繰出し・集積ユニットU81〜U84を搭載し
て組合せた構成例を示す。
【0060】この場合は、4金種の入出金機として用い
られ、現行の金種に対応した運用が図れる。
【0061】図9は完封券対応型の運用を図った紙幣処
理装置91の他の実施の形態を示し、この紙幣処理装置
91は入金カートリッジC91と、千円札完封券出金カー
トリッジC92と、千円札流通券出金カートリッジC93
と、五千円札出金カートリッジC94と、万円札出金カー
トリッジC95とを配設し、この順に集積ユニットU91
と、繰出しユニットU92と、第1〜第3搬送・繰出しユ
ニットU93〜U95とを対応させて搭載した構成例を示
す。
【0062】この場合は、ユニットとカートリッジとは
各々独立した構成を採っているため、仕様目的に合せて
自由に増減することができる。また、流通券だけでなく
完封券のような取扱いも可能になる。さらに、金種数が
異なる外国紙幣に適用した場合には、これらのユニット
とカートリッジとの設置数を変更するだけで容易に対処
できる。
【0063】図10は2金種対応型の運用を図った紙幣
処理装置101の他の実施の形態を示し、この紙幣処理
装置101は入金カートリッジC101 と、千円札出金カ
ートリッジC102 と、万円札出金カートリッジC103 と
を配設し、この順に集積ユニットU101 と、繰出しユニ
ットU102 と、搬送・繰出しユニットU103 とを対応さ
せて搭載した構成例を示す。
【0064】この場合も、ユニットとカートリッジとは
各々独立した構成を採っているため、ユニットとカート
リッジとは任意の組合せができ、自由に交換できること
から、取扱い金種数を削減するなど様々な仕様の運用形
態を容易に実現することができる。
【0065】図11は共通利用化を図ったユニット構造
の一例を示し、このユニットU111は長方体状を有す
るユニットケース111の一側面の搬入側(図中左側)
に上下一対の取込みローラ112を対設し、中央部から
搬出側にかけてガイド幅調整機構113を内蔵して構成
される。
【0066】このガイド幅調整機構113は、上部一側
の支点ピン114を傾動支点とするW形状のガイド板1
15を設け、このガイド板115の中央部に搬送ローラ
116とフラッパ117とを配設し、搬出側にフィード
ローラ118とゲートローラ119を対設し、ここに導
かれた紙幣を通過させるときはフラッパ117を水平状
態に保ち、ガイド板115との間で略水平状態に搬送ガ
イドして通過させる。
【0067】これに対し、下方のカートリッジC111
側に導く場合は、図11に想像線で示すように、フラッ
パ117を斜め下向きに傾斜させて通過規制することに
より、ここに導かれた紙幣はガイド板115の傾斜ガイ
ド面115aに沿って下方のカートリッジC111へと
収納される。
【0068】さらに、このユニットU111において、
紙幣のガイド幅を長札サイズ用から短札サイズ用にガイ
ド幅を変更する場合は、このガイド板115の一側上下
方向にガイド幅調整孔120…を紙幣のサイズ別に応じ
て予め複数個穿設しており、ここに図示しない固定ピン
を係合固定させてガイド板115を支点ピン114を傾
動支点に傾けることにより、傾斜ガイド面115aの傾
斜位置が異なり、長札用ガイド幅に適したガイド長さが
得られる長札サイズ位置L1から短札用ガイド幅に適し
たガイド長さが得られる短札サイズ位置L2に切換えて
変更することができる。
【0069】したがって、この傾斜ガイド面115aの
傾斜角度を変えて紙幣のサイズ幅に応じた調整長さにな
るように傾動角度を設定すればよい。
【0070】図12は共通利用化を図ったカートリッジ
構造の一例を示し、このカートリッジC121は上面を
開放した長方体状を有するケース121の垂直な内壁面
の両側(片側でもよい)に沿って一対の調整板122を取
付け、これらを収納ガイド幅調整方向に進退移動させる
ことにより、所望の収納ガイド幅に設定変更することが
できる。例えば、金種によって紙幣の幅寸法が異なるた
め、予め金種に応じた長さの異なるスタッドなどの調整
軸123を用意しておき、これらを金種に応じて使い分
けて取付ければ、所望のサイズ幅に切換えることができ
る。
【0071】上述のように、ユニット自体に集積機構
と、繰出し機構と、搬送通過機構との1つ、あるいはこ
れらを組合せた複数の機構を持たせているため、運用目
的別に応じた各種ユニットをカートリッジに対応させて
搭載するだけで、運用目的に応じた紙幣処理装置を構築
することができ、装置本体やカートリッジには、集積機
構と、繰出し機構と、搬送通過機構が付かないため、装
置本体とカートリッジとはシンプルで簡単に構成でき、
小型化、軽量化、低コスト化および共通化を図ることが
できる。
【0072】この発明の構成と、上述の一実施の形態と
の対応において、この発明の紙葉類処理装置は、実施の
形態の紙幣処理装置21,51,61,71,81,9
1,101に対応し、以下同様に、取引処理装置は、A
TM11に対応し、紙葉類搬送路は、搬送ライン26に
対応し、紙葉類は、紙幣に対応し、収納部は、入金カー
トリッジC4 ,C61,C71〜C74,C91,C101 と、出
金カートリッジC1 〜C3 ,C62〜C64,C92〜C95,
C102 ,C103 と、入出金カートリッジC51〜C54,C
81〜C84と、カートリッジC111,C121に対応
し、ユニットは、繰出しユニットU1 ,U92,U102
と、搬送・繰出しユニットU2 ,U3 ,U93〜U95,U
103 と、集積ユニットU4 ,U91,U101 と、搬送・繰
出し・集積ユニットU51〜U54,U81〜U84と、搬送・
集積ユニットU71〜U74と、ユニットU111に対応
し、調整手段は、ガイド幅調整機構113に対応する
も、この発明は、請求項に示される技術思想に基づいて
応用することができ、上述の一実施の形態の構成のみに
限定されるものではない。
【0073】
【発明の効果】この発明によれば、装置本体や収納部に
は、集積機構と、繰出し機構と、搬送通過機構が付かな
いため、装置本体側と収納部側とはシンプルなため簡単
に構成でき、軽量化と低コスト化および共通化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のATMを示す外観斜視図。
【図2】 この発明の紙幣処理装置のユニットとカート
リッジの着脱状態を示す内部構成図。
【図3】 この発明の各種ユニットを示す要部側面図。
【図4】 この発明の紙幣処理装置の制御回路ブロック
図。
【図5】 この発明の他の実施の形態のリサイクル運用
を図った紙幣処理装置を示す内部構成図。
【図6】 この発明の他の実施の形態の金種別運用を図
った紙幣処理装置を示す内部構成図。
【図7】 この発明の他の実施の形態の入金専用機とし
ての運用を図った紙幣処理装置を示す内部構成図。
【図8】 この発明の他の実施の形態の4金種用入出金
機としての運用を図った紙幣処理装置を示す内部構成
図。
【図9】 この発明の他の実施の形態の完封券対応型の
運用を図った紙幣処理装置を示す内部構成図。
【図10】 この発明の他の実施の形態の2金種対応型
の運用を図った紙幣処理装置を示す内部構成図。
【図11】 この発明の共通利用化を図ったユニット構
造の一例を示す概略側面図。
【図12】 この発明の共通利用化を図ったカートリッ
ジのガイド部の一例を示す縦断側面図。
【符号の説明】
11…ATM 21,51,61,71,81,91,101…紙幣処
理装置 26…搬送ライン C1 〜C3 ,C62〜C64,C92〜C95,C102 ,C103
…出金カートリッジ C4 ,C61,C71〜C74,C91,C101 …入金カートリ
ッジ U1 ,U92,U102 …繰出しユニット U2 ,U3 ,U62〜U63,U93〜U95,U103 …搬送・
繰出しユニット U4 ,U61,U74,U91,U101 …集積ユニット C51〜C54,C81〜C84…入出金カートリッジ U51〜U54,U81〜U84…搬送・繰出し・集積ユニット U71〜U73…搬送・集積ユニット U111…ユニット 113…ガイド幅調整機構 C111,C121…カートリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石原 隆基 京都市下京区塩小路通堀川東入南不動堂町 801番地 オムロン株式会社内 (72)発明者 村上 裕志 京都市下京区塩小路通堀川東入南不動堂町 801番地 オムロン株式会社内 Fターム(参考) 3E040 AA01 BA06 BA07 BA13 FC05 FC07 FC15 3F054 AA03 AC06 BA02 BC11 BE03 BE09 BF03 BF07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙葉類搬送路に接続されて紙葉類を収納部
    に集積または収納部から紙葉類を繰出す紙葉類処理装置
    であって、前記紙葉類搬送路と前記収納部との間に介在
    し、前記紙葉類搬送路から紙葉類を収納部に集積させる
    集積機構と、前記収納部から前記紙葉類搬送路に紙葉類
    を繰出す繰出し機構と、前記収納部に搬送されて来た紙
    葉類を他の収納部に搬送通過させる搬送通過機構との少
    なくとも1つの機構を備え、かつ収納すべき紙葉類の各
    種サイズ別に対応するガイド幅に調整許容する調整手段
    を有するユニットと、収納すべき紙葉類の各種サイズ別
    に対応するガイド幅に調整許容する調整手段を有する収
    納部とを備え、前記ユニットと前記収納部との双方の調
    整手段を調整することにより各収納部に共通して各ユニ
    ットを組合せることを特徴とする紙葉類処理装置。
  2. 【請求項2】前記収納部と前記ユニットとの1組を組合
    せて装置本体に着脱許容することに基づいて前記装置本
    体に増設または削減することを特徴とする請求項1記載
    の紙葉類処理装置。
  3. 【請求項3】前記ユニット毎の紙葉類の搬送経路を連続
    させたことを特徴とする請求項1または2記載の紙葉類
    処理装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2または3記載の紙葉類処理装
    置を備えて紙葉類の出金または入金を組合せた取引を可
    能にした取引処理装置。
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