JP2003173911A - ソレノイド - Google Patents

ソレノイド

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JP2003173911A
JP2003173911A JP2001372863A JP2001372863A JP2003173911A JP 2003173911 A JP2003173911 A JP 2003173911A JP 2001372863 A JP2001372863 A JP 2001372863A JP 2001372863 A JP2001372863 A JP 2001372863A JP 2003173911 A JP2003173911 A JP 2003173911A
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Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ベースとプランジャがフレームに強
固に固定されたソレノイドを簡単でコンパクトな構造で
提供することを目的とする。 【解決手段】コイルに通電すると、プランジャが回転あ
るいは往復運動するソレノイドにおいて、フレームの底
部には嵌合孔が設けられ、ボビンの鍔には嵌合突起が設
けられ、ボビンの少なくとも一箇所の鍔は二重に設けら
れ、前記切り欠きに前記嵌合突起を嵌合せしめ、前記二
重の鍔の間の空隙にフレームを挟持させたことを特徴と
するソレノイド。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明はソレノイドの構造、及び
組立方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のソレノイドを図3に示す。図3は
従来のソレノイドの縦断面図である。図において1はフ
レーム、1dは孔、2はボビン、2c〜2dは鍔、3はコイル、
4はベース、4aは突起、5はプランジャ、6はバネ、7はリ
ード線、8はプレートである。
【0003】フレーム1は略コの字型をした磁性材料か
らなり、プレート8の底部には孔1dが設けられている。
ボビン2には、鍔2cと鍔2dが互いに平行に適切なクリア
ランスを隔てて設けられている。ボビン2の胴部にはコ
イル3が巻回され、ボビン2の中空部にはベース4とプラ
ンジャ5が挿入されている。ベース4の底部には突起4aが
設けられ、突起4aがフレーム1の孔1dに嵌合されてい
る。フレーム1の開口部はプレート8で覆われ、プレート
8はコイル3から発生した磁束をフレーム1からベース4に
誘導させる働きをしている。ベース4はプレート8に強固
に固定させるために、プレート8の板厚から突出した分
の突起4aは、カシメ加工される。これにより、プレート
8の翼部は平坦になり、ベース4はプレート8に強固に固
定されている。
【0004】プランジャ5は軸方向を掘り下げるごとく
凹部が設けられ、前記凹部にはバネ6が収納されてい
る。コイル3の巻き始めと巻き終わりはそれぞれリード
線7及びリード線7’に接続され、リード線7とリード線
7’はボビン2の鍔2cと鍔2dの間のクリアランスに収納さ
れている。
【0005】次に従来のソレノイドの動作について説明
する。通常、コイル3に通電を行っていない状態では、
バネ6の付勢力により、プランジャ5はベース4から離脱
している。コイル3に通電を行うと、プランジャ5は付勢
しているバネ6に拮抗する電磁力を発生し、フレーム1、
ベース4、プレート8に磁気回路が形成され、プランジャ
5はベース4に吸引される。コイル3への通電を解除する
と、プランジャ5はバネ6の付勢力によって、通電前の位
置まで押し戻される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のソレノイドで
は、ベース4をプレート8に固着させる際に、カシメ操作
を行っていたので手間が掛かっていた。また、ベース4
の底部には突起4aを設ける必要があったので、ベース4
の製造自体に手間とコストが掛かり、更にはプレート8
をフレーム1とは別に設けるので部品点数が多く、生産
性が低下していた。
【0007】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、ベースとプランジャがフレームに強固に固定さ
れたソレノイドの部品点数を少なくし、且つ簡単でコン
パクトな構造で提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、コイ
ルに通電するとプランジャが回転あるいは往復運動する
ソレノイドにおいて、フレームの底部に嵌合孔を設け、
ボビンの鍔に嵌合突起を設け、ボビンの少なくとも一箇
所の鍔を二重に設け、前記嵌合孔に前記嵌合突起を嵌合
せしめ、前記二重の鍔の間の空隙にフレームを挟持させ
たことで、ボビンがフレームに強固に固定され、部品点
数を削減することを実現した。
【0009】請求項2の発明は、コイルに通電するとプ
ランジャが回転あるいは往復運動するソレノイドにおい
て、フレームの底部に凹部を設け、前記凹部にベースを
配置することで、ベースがフレームに強固に固定されて
いることを実現した。
【0010】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1は本発明の縦断面図、図2は本発明
の平面図である。である。図において1はフレーム、1a
は切り欠き、1bは凹部、1cは嵌合孔、2はボビン、2a〜2
dは鍔、2eは嵌合突起、3はコイル、4はベース、5はプラ
ンジャ、6はバネ、7はリード線である。
【0011】フレーム1は略コの字型をした磁性材料か
らなり、片方の翼部には半円型の切り欠き1aが設けら
れ、他方の翼部には凹部1bが設けられている。また、フ
レーム1には少なくとも1つ以上の嵌合孔1cが設けられて
いる。ボビン2には、鍔2aと鍔2bが互いに平行に適切な
クリアランスを隔てて設けられている。また、ボビン2
の反対側にも、鍔2cと鍔2dが互いに平行に適切なクリア
ランスを隔てて設けられ、鍔2dには嵌合突起2eが設けら
れている。ボビン2の胴部にはコイル3が巻回され、ボビ
ン2の中空部にはベース4とプランジャ5が挿入されてい
る。プランジャ5は軸方向を掘り下げるごとく凹部が設
けられ、前記凹部にはバネ6が収納されている。
【0012】次に本発明のソレノイドの組立方法につい
て説明する。コイル3の巻回されたボビン2の中空部にベ
ース4とプランジャ5を挿入する。それから、ベース4が
フレーム1の凹部1bに丁度収まるように、ボビン2をフレ
ーム1に挿入する。そのため、ベース4は所望の位置に正
確に位置決めされる。また、このときにボビン2の鍔2a
と鍔2bの間のクリアランスに、フレーム1の半円型の切
り欠き1aが挿入され、フレーム1の片方の翼部は鍔2aと
鍔2bの間のクリアランスに把持される。更に、ボビン2
の鍔2dに設けられた嵌合突起2eがフレーム1の嵌合孔1c
に勘合されるので、ボビン2はフレーム1に確実に強固に
固定される。
【0013】次に本発明のソレノイドの動作について説
明する。通常、コイル3に通電を行っていない状態で
は、バネ6の付勢力により、プランジャ5はベース4から
離脱している。コイル3に通電を行うと、プランジャ5は
付勢しているバネ6に拮抗する電磁力を発生し、フレー
ム1、ベース4に磁気回路が形成され、プランジャ5はベ
ース4に吸引される。コイル3への通電を解除すると、プ
ランジャ5はバネ6の付勢力によって、通電前の位置まで
押し戻される。
【0014】
【発明の効果】本発明の効果としては、請求項1の発明
により、コイルに通電するとプランジャが回転あるいは
往復運動するソレノイドにおいて、フレームの底部に嵌
合孔を設け、ボビンの鍔に嵌合突起を設け、ボビンの少
なくとも一箇所の鍔を二重に設け、前記嵌合孔に前記嵌
合突起を嵌合せしめ、前記二重の鍔の間の空隙にフレー
ムを挟持させたことで、ボビンがフレームに強固に固定
され、且つ部品点数の削減が可能になった。
【0015】請求項2の発明により、コイルに通電する
とプランジャが回転あるいは往復運動するソレノイドに
おいて、フレームの底部に凹部を設け、前記凹部にベー
スを配置することで、ベースがフレームに強固に固定さ
れていることが可能になった。以上説明したように、本
発明は、ベースとプランジャがフレームに強固に固定さ
れたソレノイドを簡単でコンパクトな構造で提供するこ
とができ産業上の利用可能性大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の縦断面図
【図2】本発明の平面図
【図3】従来の縦断面図
【符号の簡単な説明】
1.フレーム 1a.切り欠き 1b.凹部 1c.嵌合孔 1d.孔 2.ボビン 2a.鍔 2b.鍔 2c.鍔 2d.鍔 2e.鍔 3.コイル 4.ベース 5.プランジャ 6.バネ 7.リード線 8.プレート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイルに通電すると、プランジャが回転あ
    るいは往復運動するソレノイドにおいて、フレームの底
    部には嵌合孔が設けられ、ボビンの鍔には嵌合突起が設
    けられ、ボビンの少なくとも一箇所の鍔は二重に設けら
    れ、前記切り欠きに前記嵌合突起を嵌合せしめ、前記二
    重の鍔の間の空隙にフレームを挟持させたことを特徴と
    するソレノイド。
  2. 【請求項2】コイルに通電すると、プランジャが回転あ
    るいは往復運動するソレノイドにおいて、フレームの底
    部には凹部が設けられ、前記凹部にベースを配置したこ
    とを特徴とするソレノイド。
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