JPH08222432A - ソレノイド - Google Patents

ソレノイド

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JPH08222432A
JPH08222432A JP2314695A JP2314695A JPH08222432A JP H08222432 A JPH08222432 A JP H08222432A JP 2314695 A JP2314695 A JP 2314695A JP 2314695 A JP2314695 A JP 2314695A JP H08222432 A JPH08222432 A JP H08222432A
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coil
solenoid
bobbin
terminal
external connector
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Hiroyuki Kuribayashi
林 浩 行 栗
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Jidosha Denki Kogyo KK
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Jidosha Denki Kogyo KK
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  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Electromagnets (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 極めて簡略な作業が行えることによって工数
の減少を図れるとともに組付け工程におけるスペース面
で有利なソレノイドを提供する提供する。 【構成】 ソレノイドコイル5が巻回されるコイル巻回
部4cと外部コネクタ挿入用ガイド4kとが一体に成形
され、外部コネクタ挿入用ガイド4kには、コイル端子
11、12の外部側接続部11b、12bが予め定めら
れた方向から外部コネクタ挿入用ガイド4k内に挿入可
能な端子挿通部4m、4nが形成されているボビン4を
備えたソレノイド1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、キーシリンダに差し
込まれているイグニションキーの位置に応じてオートマ
チックトランスミッションのセレクトレバーを切換え可
能としたり、切換え不能としたりするのに利用されるシ
フトロック用のソレノイドに関する。
【0002】
【従来の技術】キーシリンダに差し込まれているイグニ
ションキーの位置に応じてオートマチックトランスミッ
ションのセレクトレバーを切換え可能としたり、切換え
不能とするシフトロック用のソレノイドとしては、電源
をソレノイドコイルに接続することによって、ソレノイ
ドコイルが外側に形成されたボビン内に配置されたプラ
ンジャと、ソレノイドコイルの外側に配置された磁気フ
レームとを通る磁気が発生し、この磁気によってプラン
ジャを吸引移動させ、プランジャに結合したシフトロッ
ク機構をロック側に切換え作動させてセレクトレバーが
無作為に切換えられないようにしているものが知られて
いる。
【0003】上記したようなソレノイドは、図7に示さ
れるように、プランジャ挿通孔50aが中央に設けられ
ているボビン50とは独立して形成された外部コネクタ
挿入用ガイド51内にコイル端子52、52の外部側接
続部52a、52aをそれぞれ挿入してから、ボビン5
0に備えた一方側のフランジ50bに対し、プランジャ
挿通孔50aの孔方向に直交する方向からコイル端子5
2、52の差込み52b、52bが差し込まれ、その後
に、コイル端子52、52に抵抗やダイオード等の素子
53のリード部53a、53aがそれぞれ溶接によって
電気的に接続されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したようなソレノ
イドでは、ボビン50に、このボビン50とは別体の外
部コネクタ挿入用ガイド51を組付けなければならず、
また、素子53のリード部53a、53aを溶接によっ
て各コイル端子52、52に電気的に接続しなければな
らず、しかも、素子53のリード部53a、53aを溶
接するに際してボビン50bに素子53を位置決めした
後に、素子53のリード部53a、53aをそれぞれの
コイル端子52、52に溶接するための溶接作業を必要
とするので、工数の増大を避けられないという問題点が
あった。また、外部コネクタ挿入用ガイド51に対する
各コイル端子52、52の挿入方向と、ボビン50に対
するコイル端子52、52の差込み方向とが同一ではな
いため、組付け工程においてのスペース面で不利となり
うるという問題点があった。
【0005】
【発明の目的】この発明に係わるソレノイドは、極めて
簡略な作業が行えることによって工数の減少を図れると
ともに組付け工程におけるスペース面で有利なソレノイ
ドを提供することを目的としている。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
わるソレノイドは、プランジャ挿通孔を有するボビン
と、ボビンに巻回され、励磁によって磁気を発生するソ
レノイドコイルと、ソレノイドコイルの端部にそれぞれ
電気的に接続されるコイル側接続部および外部回路にそ
れぞれ接続される外部側接続部を備えたコイル端子と、
コイル端子の外部側接続部が内側に配置される外部コネ
クタ挿入用ガイドと、ボビンのプランジャ挿通孔に沿っ
てソレノイドコイルの外側に配置され、ソレノイドコイ
ルが発生した磁気を通す磁気フレームと、プランジャ挿
通孔内に配置され、磁気フレームを通る磁気により戻し
ばねに抗して出力移動されるプランジャを備えたソレノ
イドであって、ボビンは、ソレノイドコイルが巻回され
るコイル巻回部と外部コネクタ挿入用ガイドとが一体に
成形され、外部コネクタ挿入用ガイドには、コイル端子
の外部側接続部が予め定められた第1の方向から外部コ
ネクタ挿入用ガイド内に挿入可能な端子挿通部が形成さ
れている構成としたことを特徴としている。この発明の
請求項2に係わるソレノイドでは、ボビンの端子挿通部
は、外部コネクタ挿入用ガイドの上面にコイル巻回部側
からスリット状に形成されていることとしている。この
発明の請求項3に係わるソレノイドでは、ボビンには、
コイル端子のコイル側接続部を第1の方向から挿着可能
なコイル端子取付部が形成されていることとしている。
この発明の請求項4に係わるソレノイドでは、ボビンの
コイル端子取付部は、コイル巻回部と外部コネクタ挿入
用ガイドとの間に配置されたフランジに貫通孔状に形成
されていることとしている。この発明の請求項5に係わ
るソレノイドでは、コイル端子にそれぞれ電気的に接続
されるリード部を有した素子を備え、ボビンには、素子
のリード部を支持可能な素子支持部が形成され、コイル
端子には、コイル側接続部が第1の方向からコイル端子
取付部に押圧挿着されることによって、素子支持部に配
置された素子のリード部に電気的に接続される素子接続
部が形成されていることとしている。この発明の請求項
6に係わるソレノイドでは、コイル端子は、外部側接続
部がコイル側接続部に対し略直交するL字形に形成さ
れ、素子接続部は、外部側接続部およびコイル接続部の
中間にコイル側接続部に沿って配置されていることとし
ている。
【0008】
【発明の作用】この発明の請求項1に係わるソレノイド
において、コイル端子の外部側接続部は、ボビンに一体
成形された外部コネクタ挿入用ガイドの端子挿通部に対
し、予め定められた第1の方向から挿入されるため、コ
イル端子の外部コネクタ挿入用ガイド内への挿入とボビ
ンへの取付とは一度に行われる。この発明の請求項2に
係わるソレノイドにおいて、コイル端子の外部側接続部
は、ボビンに一体成形された外部コネクタ挿入用ガイド
にスリット状に形成された端子挿通部に対し予め定めら
れた第1の方向から挿入されるため、コイル端子の外部
コネクタ挿入用ガイド内への挿入とボビンへの取付とは
一度に行われる。この発明の請求項3に係わるソレノイ
ドにおいて、コイル端子のコイル側接続部が第1の方向
からボビンのコイル端子取付部に挿着されることによっ
て、コイル端子の外部側接続部は、ボビンに一体成形さ
れた外部コネクタ挿入用ガイドの端子挿通部に対して挿
入されるため、コイル端子の外部コネクタ挿入用ガイド
内への挿入とボビンへの取付とは一度に行われる。この
発明の請求項4に係わるソレノイドにおいて、コイル端
子のコイル側接続部が第1の方向からボビンのコイル巻
回部と外部コネクタ挿入用ガイドとの間にあるフランジ
に貫通させて形成したコイル端子取付部に挿着されるこ
とによって、コイル端子の外部側接続部は、ボビンに一
体成形された外部コネクタ挿入用ガイドの端子挿通部に
対して挿入されるため、コイル端子の外部コネクタ挿入
用ガイド内への挿入とボビンへの取付とは一度に行われ
る。この発明の請求項5に係わるソレノイドにおいて、
コイル端子のコイル側接続部が第1の方向からボビンの
コイル端子取付部に挿着されることによって、ボビンの
素子支持部に配置された素子のリード部にコイル端子の
素子接続部が電気的に接続され、コイル端子の外部側接
続部は、ボビンに一体成形された外部コネクタ挿入用ガ
イドの端子挿通部に対して挿入されるため、コイル端子
の外部コネクタ挿入用ガイド内への挿入とボビンへの取
付とは一度に行われる。この発明の請求項6に係わるソ
レノイドにおいて、外部側接続部がコイル側接続部に対
し略直交するL字形に形成されたコイル端子のコイル側
接続部が第1の方向からボビンのコイル端子取付部に挿
着されることによって、ボビンの素子支持部に配置され
た素子のリード部に、コイル端子の外部側接続部および
コイル接続部の中間にある素子接続部が電気的に接続さ
れるとともに、コイル端子の外部側接続部は、ボビンに
一体成形された外部コネクタ挿入用ガイドの端子挿通部
に対して挿入されるため、コイル端子の外部コネクタ挿
入用ガイド内への挿入とボビンへの取付とは一度に行わ
れる。
【0009】
【実施例】図1ないし図6にはこの発明に係わるソレノ
イドの実施例が示されている。
【0010】図示するソレノイド1は、主として、プラ
ンジャ2、戻しばね3、ボビン4、ソレノイドコイル
5、磁気フレーム6、コイル端子となる第1のコイル端
子11,第2のコイル端子12、素子13から構成され
ている。
【0011】プランジャ2は、磁性材によって円柱形に
形成されており、一端側に設けられた出力部材取付け孔
2aにオーリング(Oリング)7を介して棒状をなす出
力部材8が固着されている。この出力部材8は後述する
図示しないオートマチックトランスミッションのシフト
ロック機構に結合される。プランジャ2の他端側には凹
状の穴2bが設けられている。
【0012】プランジャ2の他端側にはねじりコイルば
ねである戻しばね3の一端が係止されており、戻しばね
3の他端は磁性材製のボトム9に係止されている。ボト
ム9は、プランジャ2とほぼ同一の外径寸法を有する磁
性材製のものであって、プランジャ2側に形成された凸
部9aがプランジャ2の穴2bに収納可能になってお
り、端部に形成された軸部9bが後述する磁気フレーム
6に固着される。
【0013】プランジャ2、戻しばね3、ボトム9は、
円筒の磁性材製のスリーブ10内に配置されている。こ
のスリーブ10内でボトム9は他端側に配置され、プラ
ンジャ2は一端側に配置され、戻しばね3はボトム9と
プランジャ2の間に配置されているため、プランジャ2
は戻しばね3の弾性反発力によってスリーブ10の一端
に向け、ボトム9から予め定められた距離を置いて付勢
されている。スリーブ10はボビン4内に収められてい
る。
【0014】ボビン4は、樹脂成形されており、円筒形
状の本体4aの中央に設けられたプランジャ挿通孔4b
内にスリーブ10が組込まれている。
【0015】また、ボビン4は、本体4aの外周がコイ
ル巻回部4cになっているため、このコイル巻回部4c
にコイル線5aを巻回したソレノイドコイル5が設けら
れている。
【0016】そして、ボビン4は、本体4aのプランジ
ャ挿通孔4bの孔方向に沿った両側にフランジとなる第
1のフランジ4d、第2のフランジ4eがそれぞれ形成
されている。図1中の左側に配置された第1のフランジ
4dは、これと対向して配置された第2のフランジ4e
よりも肉厚が大きい。
【0017】第1のフランジ4dには、この第1のフラ
ンジ4dの一端から他端まで角孔状に貫通したコイル端
子取付部となる第1のコイル端子取付部4d1、コイル
端子取付部となる第2のコイル端子取付部4d2がそれ
ぞれ形成されており、各コイル端子取付部4d1、4d
2はプランジャ挿通部4bの孔方向に対して直交してい
る。各コイル端子取付部4d1、4d2には後述する第
1、第2のコイル端子11、12に備えた第1、第2の
コイル側接続部11a、12aが図1中の上方である第
1の方向からそれぞれ押圧挿着される。
【0018】また、第1のフランジ4dの一端側にはプ
ランジャ挿通部4bの孔方向に沿った図1中の左方に向
けてコ字状に突出したベース4gが形成されており、こ
のベース4g上に素子支持部4hが形成されている。
【0019】素子支持部4hは、第1のフランジ4dお
よび後述する外部コネクタ挿入用ガイド4kのあいだの
空間に形成されており、ベース4gの両端側からわずか
に上方に突出したリード部台4j、4jが形成されてい
るため、リード部台4j、4jは、抵抗やダイオードな
どのサージ電流除去用の素子13が図1中の上方である
第1の方向から第1のフランジ4dと外部コネクタ挿入
用ガイド4kとのあいだに挿入されると、素子13に備
えたリード部13a、13aをリード部台4j、4j上
で支持する機能を有する。
【0020】そして、素子支持部4hの第1のフランジ
4dの反対側には外部コネクタ挿入用ガイド4kが一体
成形されている。この外部コネクタ挿入用ガイド4k
は、図4に示されるように、図1中の左側である一端側
が開放された矩形状をなしていて、内側に有する矩形状
の空間に、図示しない外部コネクタが挿入可能になって
いる。
【0021】外部コネクタ挿入用ガイド4kの上面4k
1には第1のフランジ4d側から上面4k1のほぼ中央
部分までスリット状に並べて切除された2個所の端子挿
通部4m、4nが形成されている。端子挿通部4m、4
nは素子支持部4hの空間および外部コネクタ挿入用ガ
イド4kの内側に連通されているため、後述する第1の
コイル端子11、第2のコイル端子12に備えた外部側
接続部11b、12bを外部コネクタ挿入用ガイド4k
の上面4k1の上方である第1の方向から内側にそれぞ
れ挿入可能とする機能を有する。
【0022】ボビン4の第1のコイル端子取付部4d1
に挿着される第1のコイル端子11は、幅寸法が比較的
小さい板状をなす導電材を素材としており、一端側に配
置された外部側接続部11bが他端側に配置されたコイ
ル側接続部11aに対し略直交するL字形に形成されて
いる。
【0023】また、第1のコイル端子11は、外部側接
続部11bおよびコイル側接続部11aのほぼ中間にお
いて外部側接続部11bの基端の一端側からコイル側接
続部11aの延出方向に突出した素子接続部11cが形
成されている。素子接続部11cは、素子支持部4hの
一方のリード部台4jの外側に配置され、突出側のほぼ
中央に溝11c1が形成されているとともに、第1のフ
ランジ4d側および外部コネクタ挿入用ガイド4k側に
楔状をなす抜止凸部11c2、11c3がそれぞれ形成
されている。
【0024】ボビン4の第2のコイル端子取付部4d2
に挿着される第2のコイル端子12は、第1のコイル端
子11と同様に幅寸法が比較的小さい板状をなす導電材
を素材としており、一端側に配置された外部側接続部1
2bが他端側に配置されたコイル側接続部12aに対し
略直交するL字形に形成されている。
【0025】また、第2のコイル端子12は、外部側接
続部12bおよびコイル側接続部12aのほぼ中間にお
いて外部側接続部12bの基端の一端側からコイル側接
続部12aの延出方向に突出した素子接続部12cが形
成されている。素子接続部12cは、素子支持部4hの
他方のリード部台4jの外側に配置され、突出側のほぼ
中央に溝12c1が形成されているとともに、第1のフ
ランジ4d側および外部コネクタ挿入用ガイド4k側に
楔状をなす抜止凸部12c2、12c3がそれぞれ形成
されている。
【0026】素子13は、図5に示されるように、第1
のフランジ4dおよび外部コネクタ挿入用ガイド4kの
あいだに収めることによって、図6に示されるように、
リード部台4j、4j上にリード部13a、13aが支
持されるため、この状態において、図5に示されるよう
に、第1、第2のコイル端子11、12のコイル側接続
部11a、12aを第1の方向からボビン4の第1、第
2のコイル端子取付部4d1、4d2にそれぞれ押圧挿
入していくと、外部側接続部11b、12bが外部コネ
クタ挿入用ガイド4kの端子挿通部4m、4nを介して
外部コネクタ挿入用ガイド4k内に配置されるととも
に、素子接続部11c、12cが第1のフランジ4dお
よび外部コネクタ挿入用ガイド4kのあいだにそれぞれ
挿入されていき、図6に示されるように、素子接続部1
1cの抜止凸部11c2,11c3、12c2,12c
3が第1のフランジ4d、外部コネクタ挿入用ガイド4
kに係止される。
【0027】ボビン4の第1、第2のコイル取付部4d
1、4d2に押圧挿着された第1、第2のコイル端子1
1、12のコイル側接続部11a、12aは、先端に備
えられたからげ部11a1、12a1が第1のフランジ
4dの外側にわずかに突出するため、このからげ部11
a1、12a1はコイル巻回部4c側に折り曲げられて
ソレノイドコイル5のコイル線5aの端部がそれぞれ電
気的に接続される。
【0028】また、第1、第2のコイル端子11、12
は、ボビン4の第1のフランジ4d、外部コネクタ挿入
用ガイド4k間に素子接続部11c、12cの抜止凸部
11c2,11c3、12c2,12c3が係止される
ことによって、リード部台4j、4j上で支持されてい
る素子13のリード部13a、13aを素子接続部11
c、12cの溝11c1、12c1が挟み込むため、素
子13の各リード部13a、13aに確実に電気的な接
続がなされる。
【0029】一方、ボビン4の外側には磁気フレーム6
が配置されている。磁気フレーム6は、平板状をなすフ
レーム本体6aと、このフレーム本体6aの両端にフレ
ーム本体6aとコ字状をなして形成された第1、第2の
側板6b、6cとが磁性材を素材として成形されてい
る。
【0030】フレーム本体6aの一端側に配置された第
1の側板6bのほぼ中央には、スリーブ支持孔6b1が
設けられているため、このスリーブ支持孔6b1にスリ
ーブ10の一端側が係止されている。第1の側板6bは
スリーブ10の一端側に電気的に接続されているため、
この第1の側板6bからスリーブ10に磁気を通す。ま
た、フレーム本体6aの他端側に配置された第2の側板
6cのほぼ中央にはボトム9の軸部9bを加締固定する
ためのボトム取付け孔6c1が設けられているため、こ
のボトム取付け孔6c1にスリーブ10内に収容された
ボトム9が加締めによって固定されている。第2の側板
6cはボトム9に電気的に接続されているため、ボトム
9からの磁気がこの第2の側板6cに通される。
【0031】フレーム本体6aには構造材固定用のねじ
孔6dが2個所に形成されている。ねじ孔6dは、フレ
ーム本体6aの第1の面6e上に形成された第1の孔部
6d1と、この第1の孔部6d1から第2の面6fに連
通したものとして第1の面6eから第2の面6fまでの
板厚寸法および第1の孔部6d1の内径寸法よりも小さ
い内径寸法に形成された第2の孔部6d2とが備えられ
ている。
【0032】第1の孔部6d1は、フレーム本体6aの
第1の面6e上からこのフレーム本体6aの厚さ方向に
深さ寸法を有するものとして加圧成形されている。
【0033】そして、第2の孔部6d2は、第1の孔部
6d1に対向する第2の面6fから第1の孔部6d1に
連通するものとして打ち抜き成形されているため、第2
の孔部6d2はフレーム本体6aの板厚寸法から第1の
孔部6d1の深さ寸法を引いた長さ寸法を有するものと
なるので、第2の孔部6d2の内径寸法が第2の孔部6
d2のある部分の板厚寸法に対して大きく成形されてい
ても、フレーム本体6aの板厚寸法よりも小さい値に定
められる。
【0034】第2の孔部6d2には雌ねじ6gがタッピ
ングによって成形されている。雌ねじ6gには、図1に
示されるように、フレーム本体6aの第2の面6fに当
接される構造材40のねじ穴40aを介してビス41が
ねじ込まれ、ビス41によってソレノイド1は構造材4
0に固定される。ビス41が第2の孔部6d2にねじ込
まれた状態で、第2の孔部6d2の第1の孔部6d1側
に第2の孔部6d2の内径寸法よりも大きい内径寸法の
空間が設けられているため、第2の孔部6d2の第1の
孔部6d1側に端部に打ち抜き成形やタッピングの際の
ばりが発生していたとしても、そのばりは空間内に配置
されてフレーム本体6aの第1の面6e上に突出するこ
とはない。フレーム6およびボビン4は樹脂製のケース
14によって外側が覆われている。
【0035】このような構造を有するソレノイド1は、
外部コネクタ挿入用ガイド4kに図示しない外部コネク
タが挿着されることによって第1、第2のコイル端子1
1、12の外部側接続部11b、12bが外部配線に電
気的に接続され、外部配線を介してシフトロックコント
ローラに電気的に接続される。シフトロックコンローラ
は、イグニションスイッチがオン位置にあってセレクト
レバーがパーキング位置にあるか、あるいはブレーキペ
ダルが踏まれていない状態であると、第1、第2のコイ
ル端子11、12に電流を供給し、上記の条件が揃わな
いと第1、第2のコイル端子11、12への電流供給は
行わないため、第1、第2のコイル端子11、12に電
流が供給されると、ソレノイドコイル5は励磁され、ソ
レノイドコイル5によって発生した磁力が磁気フレーム
6のフレーム本体6a、第1の側板6b、プランジャ
2、ボトム9、磁気フレーム6の第2の側板6c、磁気
フレーム6のフレーム本体6aを通るので、プランジャ
2は戻しばね3の弾性力に抗してボトム9側に吸引移動
され、プランジャ2がボトム9側に移動されることによ
って出力部材8もボトム9側に移動されるため、シフト
ロック機構をロックの状態としてセレクトレバーをロッ
クさせてセレクトレバーを無作為に切り替ることができ
ないようにするものとなる。
【0036】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1に係わるソレノイドによれば、コイル端子の外部
側接続部は、ボビンに一体成形された外部コネクタ挿入
用ガイドの端子挿通部に対する予め定められた方向から
挿入されるため、コイル端子の外部コネクタ挿入用ガイ
ド内への挿入とボビンへの取付とは一度に行われる。こ
の発明の請求項2に係わるソレノイドによれば、コイル
端子の外部側接続部は、ボビンに一体成形された外部コ
ネクタ挿入用ガイドにスリット状に形成された端子挿通
部に対し予め定められた方向から挿入されるため、コイ
ル端子の外部コネクタ挿入用ガイド内への挿入とボビン
への取付とは一度に行われる。この発明の請求項3に係
わるソレノイドによれば、コイル端子のコイル側接続部
が第1の方向からボビンのコイル端子取付部に挿着され
ることによって、コイル端子の外部側接続部は、ボビン
に一体成形された外部コネクタ挿入用ガイドの端子挿通
部に対して挿入されるため、コイル端子の外部コネクタ
挿入用ガイド内への挿入とボビンへの取付とは一度に行
われる。この発明の請求項4に係わるソレノイドによれ
ば、コイル端子のコイル側接続部が第1の方向からボビ
ンのコイル巻回部の外側にあるフランジに貫通させて形
成したコイル端子取付部に挿着されることによって、コ
イル端子の外部側接続部は、ボビンに一体成形された外
部コネクタ挿入用ガイドの端子挿通部に対して挿入され
るため、コイル端子の外部コネクタ挿入用ガイド内への
挿入とボビンへの取付とは一度に行われる。この発明の
請求項5に係わるソレノイドによれば、コイル端子のコ
イル側接続部が第1の方向からボビンのコイル端子取付
部に挿着されることによって、ボビンの素子支持部に配
置された素子のリード部にコイル端子の素子接続部が電
気的に接続され、コイル端子の外部側接続部は、ボビン
に一体成形された外部コネクタ挿入用ガイドの端子挿通
部に対して挿入されるため、コイル端子の外部コネクタ
挿入用ガイド内への挿入とボビンへの取付とは一度に行
われる。この発明の請求項6に係わるソレノイドによれ
ば、外部側接続部がコイル側接続部に対し略直交するL
字形に形成されたコイル端子のコイル側接続部が第1の
方向からボビンのコイル端子取付部に挿着されることに
よって、ボビンの素子支持部に配置された素子のリード
部に、コイル端子の外部側接続部およびコイル接続部の
中間にある素子接続部が電気的に接続されるとともに、
コイル端子の外部側接続部は、ボビンに一体成形された
外部コネクタ挿入用ガイドの端子挿通部に対して挿入さ
れるため、コイル端子の外部コネクタ挿入用ガイド内へ
の挿入とボビンへの取付とは一度に行われる。それ故、
この発明に係わるソレノイドによれば、極めて簡略な作
業が行えることによって工数の減少を図れるとともに組
付け工程におけるスペース面で有利となるという優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるソレノイドの車体取付け状態
の縦断側面図である。
【図2】図1に示したソレノイドの底面図である。
【図3】図1に示したソレノイドにおいてのボビンの平
面図である。
【図4】図3に示したソレノイドの左側面図である。
【図5】図1に示したソレノイドにおいてのボビンと素
子とコイル端子との組付け関係を説明する縦断側面図で
ある。
【図6】図1に示したソレノイドにおいてのボビンと素
子とコイル端子との組付け関係を説明する縦断側面図で
ある。
【図7】従来のソレノイドにおいてのボビンと素子とコ
イル端子との組付け関係を説明する側面図である。
【符号の説明】
1 ソレノイド 2 プランジャ 3 戻しばね 4 ボビン 4b プランジャ挿通孔 4c コイル巻回部 4d (フランジ)第1のフランジ 4d1 (コイル端子取付部)第1のコイル端子取付部 4d2 (コイル端子取付部)第2のコイル端子取付部 4e (フランジ)第2のフランジ 4h 素子支持部 4k 外部コネクタ挿入用ガイド 4m 端子挿通部 4n 端子挿通部 5 ソレノイドコイル 6 磁気フレーム 11 (コイル端子)第1のコイル端子 11a コイル側接続部 11b 外部側接続部 11c 素子接続部 12 (コイル端子)第2のコイル端子 12a コイル側接続部 12b 外部側接続部 12c 素子接続部 13 素子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プランジャ挿通孔を有するボビンと、 上記ボビンに巻回され、励磁によって磁気を発生するソ
    レノイドコイルと、 上記ソレノイドコイルの端部にそれぞれ電気的に接続さ
    れるコイル側接続部および外部回路にそれぞれ接続され
    る外部側接続部を備えたコイル端子と、 上記コイル端子の外部側接続部が内側に配置される外部
    コネクタ挿入用ガイドと、 上記ボビンのプランジャ挿通孔に沿ってソレノイドコイ
    ルの外側に配置され、該ソレノイドコイルが発生した磁
    気を通す磁気フレームと、 上記プランジャ挿通孔内に配置され、上記磁気フレーム
    を通る磁気により戻しばねに抗して出力移動されるプラ
    ンジャを備えたソレノイドであって、 上記ボビンは、ソレノイドコイルが巻回されるコイル巻
    回部と外部コネクタ挿入用ガイドとが一体に成形され、
    外部コネクタ挿入用ガイドには、コイル端子の外部側接
    続部が予め定められた第1の方向から外部コネクタ挿入
    用ガイド内に挿入可能な端子挿通部が形成されているこ
    とを特徴とするソレノイド。
  2. 【請求項2】 ボビンの端子挿通部は、外部コネクタ挿
    入用ガイドの上面にコイル巻回部側からスリット状に形
    成されている請求項1に記載のソレノイド。
  3. 【請求項3】 ボビンには、コイル端子のコイル側接続
    部を第1の方向から挿着可能なコイル端子取付部が形成
    されている請求項1または2に記載のソレノイド。
  4. 【請求項4】 ボビンのコイル端子取付部は、コイル巻
    回部と外部コネクタ挿入用ガイドとの間に配置されたフ
    ランジに貫通孔状に形成されている請求項3に記載のソ
    レノイド。
  5. 【請求項5】 コイル端子にそれぞれ電気的に接続され
    るリード部を有した素子を備え、 ボビンには、上記素子のリード部を支持可能な素子支持
    部が形成され、 コイル端子には、コイル側接続部が第1の方向からコイ
    ル端子取付部に押圧挿着されることによって、素子支持
    部に配置された素子のリード部に電気的に接続される素
    子接続部が形成されている請求項3、4のいずれかに記
    載のソレノイド。
  6. 【請求項6】 コイル端子は、外部側接続部がコイル側
    接続部に対し略直交するL字形に形成され、素子接続部
    は、外部側接続部およびコイル接続部の中間にコイル側
    接続部に沿って配置されている請求項5に記載のソレノ
    イド。
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