JPH0344532Y2 - - Google Patents

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JPH0344532Y2
JPH0344532Y2 JP1984185695U JP18569584U JPH0344532Y2 JP H0344532 Y2 JPH0344532 Y2 JP H0344532Y2 JP 1984185695 U JP1984185695 U JP 1984185695U JP 18569584 U JP18569584 U JP 18569584U JP H0344532 Y2 JPH0344532 Y2 JP H0344532Y2
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armature
yoke
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wire
protrusion
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はワイヤ式ドツトプリンタヘツドに係
り、特に主ヨーク上に配設されたサブヨークとア
ーマチユアとの係合構造に関する。
[従来の技術] 従来のワイヤ式ドツトプリンタヘツドとして、
例えば特公昭58−35474号公報に示すものが知ら
れている。この構造は、複数のアーマチユア(ク
ラツパ)がかしめ片を兼ねたプランジヤ(吸引鉄
片)及びカシメピンによつて板バネの各分枝にカ
シメ固定され、前記プランジヤが電磁石装置上に
配設されたサブヨークの穴に挿入され、また板バ
ネは自由端でたわみを与えて支点押えでサブヨー
クに押圧されている。
[考案が解決しようとする問題点] このように、アーマチユアは板バネにカシメに
よつて固定されているので、工数がかかる。また
アーマチユアに固着されているプランジヤの側面
と、サブヨークの穴の側面とは小さい空隙であつ
て、しかも接触してはいけないので、組立位置精
度が高いことが要求される。しかるに、プランジ
ヤの位置を決めるべき板ばねは電磁石ユニツト、
カバーを介して位置が決まるので、高精度の位置
決めが困難であるという問題点があつた。
本考案の目的は、工数の削減及び組立精度の向
上が図れるワイヤ式ドツトプリンタヘツドを提供
することにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案は上記問題点を解決するために、アーマ
チユアの揺動支点は、アーマチユアに形成された
半抜きの突起と、この突起が挿入されるようにサ
ブヨークに形成された突起用穴と、アーマチユア
の先端を案内するガイド溝とからなり、前記アー
マチユアを前記突起が前記突起用穴に挿入される
側にアーマチユアスプリングで付勢したことを特
徴とする。
[実施例] 以下、本考案を図示の実施例により説明する。
第1図は本考案になるワイヤ式ドツトプリンタ
ヘツドの一実施例を示す。本実施例は、第2図に
示すワイヤユニツト10と、第3図に示す電磁石
ユニツト20と、第5図に示すアーマチユアユニ
ツト30とから構成されており、これらユニツト
10,20,30は図示しない手段で一体に固定
されている。
ワイヤユニツト10(第1図、第2図参照) ワイヤユニツト10は、複数のワイヤ11が配
設されたノーズ12を有する。前記複数のワイヤ
11は、ノーズ12に摺動自在にガイドされ、か
つ先端が直線状で、後端が円周状に配設されてい
る。また複数のワイヤ11は、後端に固定された
ワイヤピン13とノーズ12間に配設されたワイ
ヤリターンバネ14で後方側に付勢されている。
電磁石ユニツト20(第1図、第3図、第4図参
照) 電磁石ユニツト20は、カツプ状の主ヨーク2
1の底面の中央部に非磁性体よりなる円筒状のセ
ンタリング22がスポツト溶接などで固定されて
おり、このセンタリング22の外側には円柱状の
コア23が前記複数のワイヤ11に対応して円周
状に固定されている。前記コア23にはそれぞれ
コイル24が巻回された両端に鍔を持つ円筒形の
コイルボビン25が装着されており、前記コイル
ボビン25は2個の位置決め用足25a,25a
を有し、この足25aには導電ピン26が埋設さ
れている。そして前記コイル24の巻初め部及び
巻終り部はそれぞれ前記導電ピン26に固定され
ている。
前記主ヨーク21の前記コア23と反対側には
絶縁板27を介してフレキシブルプリント板28
が配設されており、前記主ヨーク21及び前記絶
縁板27には前記コイルボビン25の足25aが
挿入される位置決め用穴21a,27aが設けら
れ、またフレキシブルプリント板28には前記導
電ピン26が挿入されるピン穴28aが設けられ
ている。そして、コイルボビン25の足25a及
び導電ピン26は前記主ヨーク21の位置決め用
穴21a、絶縁板27の位置決め用穴27a及び
フレキシブルプリント板28のピン穴28aに挿
入され、導電ピン26はフレキシブルプリント板
28に半田付け固定されている。これにより、コ
イルボビン25,主ヨーク21、絶縁板27及び
フレキシブルプリント板28は一体に組立られ
る。またコイルボビン25のフランジ部には隣接
するコイルボビン25のフランジ部側に切欠き部
25bが形成されている。図には隣接する一方側
のみ切欠き部25bを形成してなるが、両側に形
成してもよい。
アーマチユアユニツト30(第1図、第5図参
照) アーマチユアユニツト30は、主ヨーク21の
外周に嵌合されるカバー31を有し、このカバー
31の中心部には前記センタリング22に対応し
た部分より内側に円筒部31aが形成されてい
る。前記円筒部31aには前記複数のコア22に
それぞれ対応して設けられたアーマチユア32の
一端側をガイドするガイド溝31bが形成されて
いる。また前記カバー31には前記アーマチユア
32が配設される部分の間にサブヨーク33を載
置するサブヨーク載置部31cが形成されてい
る。前記アーマチユア32には、前記コア23に
対応した部分にプランジヤ34が固定され、また
プランジヤ34より外側の部分に半抜きにより突
起32aが形成されている。前記サブヨーク33
には前記突起32aがはめ合わされる突起用穴3
3aと、前記プランジヤ34が挿入されるプラン
ジヤ挿入用穴とが形成されている。また前記プラ
ンジヤ34のコア22側先端にはアーマチユア3
2の回動角度またはその近傍の角度で面取り部3
4aが形成されている。またカバー31とアーマ
チユア32間にはアーマチユアスプリング35が
配設され、このアーマチユアスプリング35によ
りアーマチユア32の突起32aが前記サブヨー
ク33の突起用穴33aに挿入されると共に、ア
ーマチユア32の他端が後述するOリング37に
当接するように付勢されている。前記カバー31
の円筒部31aの内側には前記アーマチユア32
の一端を受けるために、薄板36、ゴムよりなる
Oリング37及び薄板38が配設されている。
そこで、アーマチユアユニツト30は次のよう
にして組立られる。カバー31の円筒部31aの
内側に順次薄板36、Oリング37及び薄板38
を配設する。また円筒部31aの外側にアーマチ
ユアスプリング35を配設する。次にアーマチユ
ア32の内側部分をカバー31のガイド溝31b
に挿入し、アーマチユア32の外側部をアーマチ
ユアスプリング35上に載置する。その後、カバ
ー31のサブヨーク載置部32にサブヨーク33
を載置し、続いてアーマチユア32の突起をサブ
ヨーク33の突起用穴33aに係合させる。これ
により、アーマチユアユニツト30の組立は完了
する。
全体の組立 全体の組立は次のようにして行なう。まず各ユ
ニツト10,20,30を前記したようにそれぞ
れ別個に予め組立ておく。そして、アーマチユア
ユニツト30のプランジヤ34がコイルボビン2
5の内側に位置するように電磁石ユニツト20の
主ヨーク21の端部をサブヨーク33上に載置す
る。次にワイヤユニツト10のノーズ12の中心
部を電磁石ユニツト20の中心部に挿入し、ノー
ズ12を電磁石ユニツト20のフレキシブルプリ
ント板28に当接させる。そして、図示しない固
定金具を用いてノーズ12の外周とカバー31の
外周をはさみ込む。これにより、各ユニツト1
0,20,30は一体に固定される。
このようにして組立られた状態においては、セ
ンタリング22はサブヨーク33よりアーマチユ
ア32側に約60μm突出している。従つて、アー
マチユア32がセンタリング22に当接した時
は、アーマチユア32とサブヨーク33のセンタ
リング22側の間には隙間sが生じる。またアー
マチユア32がセンタリング22に当接した時
は、プランジヤ34とコア23間には隙間tが生
じるようにプランジヤ34及びコア23の長さは
形成されている。
作 動 次に作動について説明する。コイル24が励磁
されていない場合は、ワイヤリターンバネ14の
付勢力によつてアーマチユア32は薄板38に当
接している。コイル24が励磁されると、コア2
3によつてプランジヤ34が引かれ、アーマチユ
ア32はサブヨーク33の突起用穴33aを中心
として回動し、センタリング22に当接する。こ
れにより、ワイヤピン13の後端が押されてワイ
ヤ11がノーズ12の前面より突出し、以下図示
しないインクリボンを介して紙をプラテンに押付
けてドツト印字を行なう。コイル24の励磁が切
れると、アーマチユア32はサブヨーク33の突
起用穴33aを中心として回動復元し、薄板38
に当接する。またワイヤ11はアーマチユア32
にフローするようにワイヤリターンバネ14の付
勢力によつて戻る。
実施例の効果 このように、アーマチユア32に形成された半
抜きの突起32aと、この突起32aに挿入する
サブヨーク33に形成された突起用穴33aと、
アーマチユア32の先端を案内するカバー31の
ガイド溝31bとによつてアーマチユア32を揺
動自在に案内するので、従来のカシメ固定に比べ
工数の削減及び位置精度が向上する。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、アーマチユアの揺動案内は、アーマチユアに
形成された半抜きの突起と、この突起が挿入され
るようにサブヨークに形成された突起用穴と、ア
ーマチユアの先端を案内するカバーのガイド溝と
からなり、前記アーマチユアを前記突起が前記突
起用穴に挿入される側にアーマチユアスプリング
で付勢してなるので、工数の削減及び組立精度が
向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になるワイヤ式ドツトプリンタ
ヘツドの一実施例を示す断面図、第2図はワイヤ
ユニツトの断面図、第3図は電磁石ユニツトを示
し、aは背面図、bは断面図、第4図は電磁コイ
ルを示し、aは断面図、bは正面図、第5図はア
ーマチユアユニツトを示し、aは断面図、bは正
面図である。 11……ワイヤ、21……主ヨーク、23……
コア、24……コイル、31……カバー、31b
……ガイド溝、32……アーマチユア、32a…
…突起、33……サブヨーク、33a……突起用
穴、35……アーマチユアスプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個のコアが円形状に植立配設され、コアに
    はそれぞれコイルが巻回されてなる主ヨークと、
    この主ヨークに対向しコアの先端位置に近接して
    配設され、コアに対応した部分にプランジヤ挿入
    用穴が形成されたサブヨークと、外側端部側が前
    記サブヨークに揺動自在に設けられたアーマチユ
    アと、このアーマチユアに固定され、前記サブヨ
    ークのプランジヤ挿入用穴に挿入されたプランジ
    ヤと、前記コイルに通電することにより前記アー
    マチユアの内側端部側で押圧駆動されて突設する
    ワイヤと、アーマチユアの待機状態のストツパを
    構成するカバーとを備えたワイヤ式ドツトプリン
    タヘツドにおいて、前記アーマチユアは、該アー
    マチユアに形成された半抜きの突起と、この突起
    が挿入されるように前記サブヨークに形成された
    突起用穴と、前記カバーに形成されアーマチユア
    の自由端の両側面を案内するガイド溝とにより揺
    動自在に案内され、前記アーマチユアを前記突起
    が前記突起用穴に挿入される側にアーマチユアス
    プリングで付勢してなることを特徴とするワイヤ
    式ドツトプリンタヘツド。
JP1984185695U 1984-12-07 1984-12-07 Expired JPH0344532Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5544894A (en) * 1978-09-11 1980-03-29 Honeywell Inf Systems Printing head

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5544894A (en) * 1978-09-11 1980-03-29 Honeywell Inf Systems Printing head

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JPS61100536U (ja) 1986-06-27

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