JPS62931Y2 - - Google Patents

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JPS62931Y2
JPS62931Y2 JP1980080107U JP8010780U JPS62931Y2 JP S62931 Y2 JPS62931 Y2 JP S62931Y2 JP 1980080107 U JP1980080107 U JP 1980080107U JP 8010780 U JP8010780 U JP 8010780U JP S62931 Y2 JPS62931 Y2 JP S62931Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
printed wiring
wiring board
armature
coil
base
Prior art date
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Expired
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JP1980080107U
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English (en)
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JPS574345U (ja
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Publication of JPS574345U publication Critical patent/JPS574345U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ドツトプリンタのヘツド装置に関
するものである。
従来、この種のヘツド装置において、コイルか
ら引き出されたリード線はヨーク間を通して外部
へ引き出され、外部に設けられたプリント配線基
板にハンダ付けにより接続している。そのため、
リード線にはそれぞれ絶縁チユーブを嵌着してい
るものであるが、リード線の長さは一本ずつ異な
り、しかも、それに対応するように絶縁チユーブ
の長さを定めなければならないため、大きな工数
を要する。また、この配線時にリード線がかさば
らないように成形する必要もあつてその工数は高
いものである。また、マグネツトは鉄心よりなる
ポールとコイルとにより構成されているが、ポー
ルに0.1mm程度の薄いプラスチツクスチユーブを
かぶせて接着剤で固定し、その上に粘着銅線で成
形したコイルを嵌め込み、コイル間を固定するた
めに接着剤を充填する工程をとつている。そのた
め、薄いプラスチツクスチユーブは潰れてポール
に入れにくく、接着個所が多くて大きな工数を要
している。その上、プラスチツクスチユーブの端
部においてはレアーシヨートを起し易く、不良品
発生の率が高い。また、コイルは粘着銅線を用い
て熱を加えて成形しているが、コイル捲き機械に
は1台に常時1人の作業員が付き、コイルの端末
はそれぞれ異なつた必要長さに切り、端末は人手
による予備ハンダ上げまで行なつているものであ
る。
この考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、ポールとアーマチユアとの磁気的結合を阻害
することなくすべてのコイルを共通化することが
でき、しかも、その固定も簡単であり、電気的接
続も簡易化することができるドツトプリンタのヘ
ツド装置を提供することを目的とする。
この考案は、先端が直線上に配列され後端が円
周上に配列されるようにガイドで保持された複数
本のニードルを進退自在に設け、マグネツトによ
りそれぞれ単独で駆動されるアーマチユアを前記
ニードルの後端に対向させて設けたものにおい
て、前記マグネツトのポールの前記アーマチユア
と対向する側と逆の端部が固定された基部の外周
に前記ポールと平行なヨークを複数個屈曲形成す
るとともに前記基部の外周部に開放部を形成し、
前記ポールを貫通させて前記開放部から突出部を
突出させたプリント配線基板を前記アーマチユア
と逆側に位置する前記基部に沿わせて設け、コイ
ルが巻回されて前記ポールに嵌合するコイルボビ
ンに前記コイルに接続された端子部を設け、この
端子部と前記プリント配線基板の導電部とを直接
接続したことを特徴とするものである。したがつ
て、ポールのアーマチユア側と逆側の端部が固定
された基部に沿わせてプリント配線基板が設けら
れているため、ポールとアーマチユアとを近接配
置することができ、これにより、両者の磁気的結
合を阻害することがなく、また、各ポールにはコ
イルが巻回されたコイルボビンはポールに嵌合す
るため、それらを共通使用することができ電気的
配線もコイルの端子部とプリント配線基板の端子
部とを直接接続してしまうため、きわめて簡単で
あるように構成したものである。
この考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。まず、ヘツドベース1にはルビーガイド2と
ガイド3とガイド4とが所定の間隔をおいて設け
られ、これらに案内されて先端が直線上に配列さ
れ後端が円周上に配列された複数本のニードル5
が摺動自在に設けられている。前記ニードル5の
後端にはプラスチツクスによるニードルヘツド6
が形成され、このニードルヘツド6と前記ガイド
4との間にはニードルスプリング7が設けられて
いる。
ついで、前記ヘツドベース1には二本のビス8
によりヨーク9を備えた基部10が取付けられて
いる。すなわち、前記基部10には複数本のポー
ル11が固着され、その外周部からは前記ポール
11毎にそのポール11と平行な前記ヨーク9が
一枚毎に屈曲形成され、かつ、外周部の一部には
前記ヨーク9のない開放部12が形成されてい
る。また、前記開放部12より突出する突出部1
3を有するプリント配線基板14が絶縁板15を
介在させて前記基部10の底面に一本のビス16
により取付けられている。このようなプリント配
線基板14には前記ポール11が挿通される複数
個の孔17が形成されているとともに前記突出部
13にはフラツトケーブル18が接続されてい
る。
しかして、前記ポール11に挿着されるコイル
ボビン19にはコイル20が巻回され、そのコイ
ルボビン19のフランジ21は一方が円弧で他方
が角部であるように形成され、かつ、一方のフラ
ンジ21には前記孔17に挿入される突部22が
設けられ、この突部22には前記コイル20が接
続される端子部23が形成されている。そして、
このような端子部23は前記プリント配線基板1
4の図示しない導電部にハンダ24により直接ハ
ンダ付けされている。
しかして、前記ヨーク9の端縁25には、先端
が前記ニードルヘツド6に対向するアーマチユア
26が取付けられている。これらのアーマチユア
26はホルダー27の筒部28により位置決めさ
れつつそのホルダー27に設けられた板ばね29
により前記ポール11と離反する方向に付勢され
ており、かつ、前記アーマチユア26の先端は前
記ホルダー27に設けられた緩衝体30に当接し
ている。そして、前記ホルダー27は先端が前記
ヘツドベース1に螺合されるビス31により固定
されている。
このような構成において、いずれかのコイル2
0に通電されるとそのコイル20に対応するアー
マチユア26がポール11側に吸引されて回動
し、その先端がニードルヘツド6を押してニード
ル5を駆動する。これにより、ニードル5の先端
が図示しない印字リボンを介在させて記録紙に衝
突し、これにより、ドツトを印字する。このよう
なドツトの集合により文字または記号が印字され
る。
しかして、コイル20はあらかじめ形成された
コイルボビン19に巻回され、その端末は端子部
23に接続するだけでよいので、すべてのコイル
20は同一形状に形成される。すなわち、さらに
詳しく説明すると、まず、コイルボビン19に導
電部材による棒材を打ち込んで端子部23を形成
し、ついで、コイル巻きし、コイル20の端部を
端子部23にからげて線を切断し、この部分を予
備ハンダする。このような工程はすべて自動機に
より行なわれる。そして、コイルボビン19のフ
ランジ21の形状が一方が円弧で他方が角形に形
成されている理由はコイルボビン19の方向性を
もたせて自動整列させるために利用される。
このようにして作成されたコイル20は、その
コイルボビン19の突出部22をプリント配線基
板14の孔17に挿入し、その導電部と端子部2
3とを第4図に示すように直接ハンダ付けするこ
とにより電気的接続とその固定とが行なわれる。
そして、プリント配線基板14を基部10にそう
ように絶縁板15を介して取付けるとコイルボビ
ン19にはポール11が嵌合し、一層強固に固定
される。その結果、リード線を引き回すような電
気的配線作業は全く不要であり、コイル20自体
の固定も確実である。また、全体形状に関しても
プリント配線基板14が外部には設けられないの
で、小型化され、かつ、形状自体も単純化され
る。
この考案は、上述のようにコイルをコイルボビ
ンに巻回してそのコイルボビンに形成された端子
部をプリント配線基板に直接ハンダ付けするよう
にしたので、同一形状のコイルを形成しても電気
的配線を確実に行なうことができ、また、プリン
ト配線基板はヨークが形成された基部にそわせて
組立てられるため、内蔵形になつて外部に設ける
必要がなく、これにより、全体をコンパクトにま
とめることができ、基部の周囲に開放部を形成し
てこの開放部よりプリント配線基板の突出部を突
出させることにより外部との電気的接続も容易で
あり、また、アーマチユア側にはプリント配線基
板が存しないため、ポールとアーマチユアとの間
の磁気的結合を阻害することがなく、さらに、コ
イルの固定も簡単でレアーシヨートの発生のおそ
れもない等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は縦断側面図、第2図は要部の分解斜視図、第
3図はその一部を拡大した分解斜視図、第4図は
一部の縦断側面図である。 5……ニードル、9……ヨーク、10……基
部、11……ポール、12……開放部、13……
突出部、14……プリント配線基板、19……コ
イルボビン、20……コイル、23……端子部、
24……ハンダ、26……アーマチユア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端が直線上に配列され後端が円周上に配列さ
    れるようにガイドで保持された複数本のニードル
    を進退自在に設け、マグネツトによりそれぞれ単
    独で駆動されるアーマチユアを前記ニードルの後
    端に対向させて設けたものにおいて、前記マグネ
    ツトのポールの前記アーマチユアと対向する側と
    逆の端部が固定された基部の外周に前記ポールと
    平行なヨークを複数個屈曲形成するとともに前記
    基部の外周部に開放部を形成し、前記ポールを貫
    通させて前記開放部から突出部を突出させたプリ
    ント配線基板を前記アーマチユアと逆側に位置す
    る前記基部に沿わせて設け、コイルが巻回されて
    前記ポールに嵌合するコイルボビンに前記コイル
    に接続された端子部を設け、この端子部と前記プ
    リント配線基板の導電部とを直接接続したことを
    特徴とするドツトプリンタのヘツド装置。
JP1980080107U 1980-06-09 1980-06-09 Expired JPS62931Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980080107U JPS62931Y2 (ja) 1980-06-09 1980-06-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980080107U JPS62931Y2 (ja) 1980-06-09 1980-06-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS574345U JPS574345U (ja) 1982-01-09
JPS62931Y2 true JPS62931Y2 (ja) 1987-01-10

Family

ID=29442559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980080107U Expired JPS62931Y2 (ja) 1980-06-09 1980-06-09

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62931Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53127022A (en) * 1977-04-08 1978-11-06 Suwa Seikosha Kk Electromagnet wire printer
JPS54104920A (en) * 1978-02-01 1979-08-17 Suwa Seikosha Kk Dot printer head

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53127022A (en) * 1977-04-08 1978-11-06 Suwa Seikosha Kk Electromagnet wire printer
JPS54104920A (en) * 1978-02-01 1979-08-17 Suwa Seikosha Kk Dot printer head

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JPS574345U (ja) 1982-01-09

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