JPH037926Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH037926Y2 JPH037926Y2 JP1985020927U JP2092785U JPH037926Y2 JP H037926 Y2 JPH037926 Y2 JP H037926Y2 JP 1985020927 U JP1985020927 U JP 1985020927U JP 2092785 U JP2092785 U JP 2092785U JP H037926 Y2 JPH037926 Y2 JP H037926Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elongated hole
- yoke
- iron core
- fixed
- armature
- Prior art date
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- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
- 238000005476 soldering Methods 0.000 claims description 4
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 2
- 230000005291 magnetic effect Effects 0.000 description 6
- 239000003302 ferromagnetic material Substances 0.000 description 2
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 239000010951 brass Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 229920002545 silicone oil Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
- Breakers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(a) 産業上の利用分野
この考案は回路遮断器に関する。
(b) 従来の技術
回路遮断器は、絶縁体よりなるハウジングに収
納され、接点回路と直列接続されたコイルの固定
鉄心に対しアーマチユアが吸引されることにより
接点回路がオンからオフに遮断される装置であ
る。通常このような装置は、種々の電流特性のも
のが製作実用化されており、この電流特性は主に
電磁装置(コイル・鉄心)の電流特性によつて決
定される。しかして、従来は第4図に示すように
固定鉄心11とアーマチユア12を結ぶヨーク
(固定磁気回路)13とを、ハンダ付け14によ
り固着するに際して、ヨーク13の水平片に形成
した通孔13Aに固定鉄心11を貫通させて取付
けたのちハンダ付けしていたため、遮断機構15
とヨーク13及び電磁装置Mとを一体に組立てた
状態でハウジングへの取付けを行なわなければな
らなかつた。このため、従来は遮断器の電流特性
に応じて、定格の異なる遮断器を個別に組立てる
必要があり、したがつて種類が多くその在庫管理
及び製作が非常に煩雑になる問題を有していた。
納され、接点回路と直列接続されたコイルの固定
鉄心に対しアーマチユアが吸引されることにより
接点回路がオンからオフに遮断される装置であ
る。通常このような装置は、種々の電流特性のも
のが製作実用化されており、この電流特性は主に
電磁装置(コイル・鉄心)の電流特性によつて決
定される。しかして、従来は第4図に示すように
固定鉄心11とアーマチユア12を結ぶヨーク
(固定磁気回路)13とを、ハンダ付け14によ
り固着するに際して、ヨーク13の水平片に形成
した通孔13Aに固定鉄心11を貫通させて取付
けたのちハンダ付けしていたため、遮断機構15
とヨーク13及び電磁装置Mとを一体に組立てた
状態でハウジングへの取付けを行なわなければな
らなかつた。このため、従来は遮断器の電流特性
に応じて、定格の異なる遮断器を個別に組立てる
必要があり、したがつて種類が多くその在庫管理
及び製作が非常に煩雑になる問題を有していた。
(c) 考案が解決しようとする問題点
この考案は、ハウジングに予め遮断機構及びヨ
ーク等を取付けたものを準備しておき、遮断器の
組立の最終段階で電磁装置のみを単独で取付けら
れるようにすることによつて、予め電流特性の異
なる電磁装置を在庫しておくことによつて、必要
に応じてその中から使用に適合する電磁装置を選
択して、任意の電流特性の回路遮断器の組立が行
なえるようにしたものである。
ーク等を取付けたものを準備しておき、遮断器の
組立の最終段階で電磁装置のみを単独で取付けら
れるようにすることによつて、予め電流特性の異
なる電磁装置を在庫しておくことによつて、必要
に応じてその中から使用に適合する電磁装置を選
択して、任意の電流特性の回路遮断器の組立が行
なえるようにしたものである。
(d) 問題点を解決するための手段
この考案の回路遮断器は、ヨークの水平片に切
欠長孔を形成し、該長孔の開口側から鉄心を挿入
できるようにすることによつて、遮断器組立の最
終段階で電磁装置のみを単独に取付けられるよう
にしたことを特徴としている。
欠長孔を形成し、該長孔の開口側から鉄心を挿入
できるようにすることによつて、遮断器組立の最
終段階で電磁装置のみを単独に取付けられるよう
にしたことを特徴としている。
(e) 実施例
第1図及び第2図にこの考案の一実施例を示
す。
す。
接点回路と直列接続されたソレノイド形コイル
1の軸心に固定鉄心2が設けられ、電磁装置Mが
形成される。この電磁装置Mが励磁されたときに
吸引されるアーマチユア3が、アーマチユアピン
4を中心にして回動自由に支持されており、また
アーマチユア3の一端は遮断機構5に連結されて
いる固定鉄心2は、黄銅よりなるポケツトケース
21内に、強磁性体よりなるプランジヤ22とプ
ランジヤバネ23が収納され、その空間にシリコ
ンオイルが充填され、アーマチユア3と対向する
端面は強磁性体よりなる固定部材24で構成され
ている。6はこの考案に係るヨークで、その水平
片61に切欠長孔62を形成してあり、この長孔
部分に折曲部63を形成して長孔内壁の面積を大
きくなるようにしてある。
1の軸心に固定鉄心2が設けられ、電磁装置Mが
形成される。この電磁装置Mが励磁されたときに
吸引されるアーマチユア3が、アーマチユアピン
4を中心にして回動自由に支持されており、また
アーマチユア3の一端は遮断機構5に連結されて
いる固定鉄心2は、黄銅よりなるポケツトケース
21内に、強磁性体よりなるプランジヤ22とプ
ランジヤバネ23が収納され、その空間にシリコ
ンオイルが充填され、アーマチユア3と対向する
端面は強磁性体よりなる固定部材24で構成され
ている。6はこの考案に係るヨークで、その水平
片61に切欠長孔62を形成してあり、この長孔
部分に折曲部63を形成して長孔内壁の面積を大
きくなるようにしてある。
この考案によると、遮断機構5、アーマチユア
3及びヨーク6等を予めハウジングの所定位置に
組込んで調整しておき、一方、予め電流特性の異
なる電磁装置を用意しておき、その中から使用に
適合する電磁装置を選択して、その固定鉄心2を
ヨーク6の切欠長孔62の開口側62Aから長孔
62内の挿入したのち、ハンダ付け7を施して固
着するようにしてなるものである。なお、折曲部
63は長孔62の切欠部による磁気抵抗の増大を
カバーするために鉄心との接触面積が大きくなる
ように形成されるものである。
3及びヨーク6等を予めハウジングの所定位置に
組込んで調整しておき、一方、予め電流特性の異
なる電磁装置を用意しておき、その中から使用に
適合する電磁装置を選択して、その固定鉄心2を
ヨーク6の切欠長孔62の開口側62Aから長孔
62内の挿入したのち、ハンダ付け7を施して固
着するようにしてなるものである。なお、折曲部
63は長孔62の切欠部による磁気抵抗の増大を
カバーするために鉄心との接触面積が大きくなる
ように形成されるものである。
第3図にこの考案の他の実施例を示す。この実
施例が前述のものと相違している点は、折曲部6
3に代えて磁性体リング8を用いたことである。
すなわち、リング8を鉄心2とともにヨーク6に
ハンダ付け7することにより長孔62の切欠部に
よる磁気抵抗の増大をバーするものである。
施例が前述のものと相違している点は、折曲部6
3に代えて磁性体リング8を用いたことである。
すなわち、リング8を鉄心2とともにヨーク6に
ハンダ付け7することにより長孔62の切欠部に
よる磁気抵抗の増大をバーするものである。
(f) 考案の効果
この考案によれば、組立時、予めハウジング内
に遮断機構及びヨーク等を組込んで各部を調整し
ておき、一方、電流特性の異なる電磁装置のみを
在庫しておき、使用にじてその中から任意の電磁
装置を選択して、用意したハウジング内のヨーク
に取付けることによつて、任意の電流特性の回路
遮断器が組立てられるようにしたので、従来のよ
うに各電流特性ごとに個別に回路遮断器を組立て
る必要はなく、ユーザの要求に適応する合理的な
組立が可能となる。また、在庫管理の面から見た
場合、従来のように電流特性の異なる多種類の回
路遮断器を在庫しておく必要はなく、電磁装置の
みを在庫しておけばよいので在庫管理が容易とな
るものである。
に遮断機構及びヨーク等を組込んで各部を調整し
ておき、一方、電流特性の異なる電磁装置のみを
在庫しておき、使用にじてその中から任意の電磁
装置を選択して、用意したハウジング内のヨーク
に取付けることによつて、任意の電流特性の回路
遮断器が組立てられるようにしたので、従来のよ
うに各電流特性ごとに個別に回路遮断器を組立て
る必要はなく、ユーザの要求に適応する合理的な
組立が可能となる。また、在庫管理の面から見た
場合、従来のように電流特性の異なる多種類の回
路遮断器を在庫しておく必要はなく、電磁装置の
みを在庫しておけばよいので在庫管理が容易とな
るものである。
第1図はこの考案の一実施例を示す正面図、第
2図はヨークの斜視図、第3図は他の実施例のヨ
ーク及び磁性体リングの斜視図、第4図は従来例
を示す正面図である。 1……コイル、2……固定鉄心、3……アーマ
チユア、4……、アーマチユアピン、5……遮断
機構、6……ヨーク、62……切欠長孔、63…
…折曲部、7……ハンダ付け、8……磁性体リン
グ。
2図はヨークの斜視図、第3図は他の実施例のヨ
ーク及び磁性体リングの斜視図、第4図は従来例
を示す正面図である。 1……コイル、2……固定鉄心、3……アーマ
チユア、4……、アーマチユアピン、5……遮断
機構、6……ヨーク、62……切欠長孔、63…
…折曲部、7……ハンダ付け、8……磁性体リン
グ。
Claims (1)
- 絶縁体よりなるハウジング内に収納され、接点
回路と直列接続されたコイルの固定鉄心に対しア
ーマチユアが吸引されることにより上記接点回路
がオンからオフに遮断される装置において、ヨー
クの水平片に切欠長孔を形成し、且つ該切欠長孔
内壁と前記固定鉄心との接触面積を大きくするた
めの折曲部を前記切欠長孔に形成し、前記固定鉄
心を前記切欠長孔に挿入するとともに前記ヨーク
にハンダ付けにより固着したことを特徴とする回
路遮断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985020927U JPH037926Y2 (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985020927U JPH037926Y2 (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61136451U JPS61136451U (ja) | 1986-08-25 |
JPH037926Y2 true JPH037926Y2 (ja) | 1991-02-27 |
Family
ID=30511862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985020927U Expired JPH037926Y2 (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH037926Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0834084B2 (ja) * | 1988-07-08 | 1996-03-29 | 株式会社日幸電機製作所 | 過電流保護器 |
JP4983652B2 (ja) * | 2008-03-03 | 2012-07-25 | 富士電機機器制御株式会社 | 回路遮断器の電磁引外し装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5565745U (ja) * | 1978-10-28 | 1980-05-07 |
-
1985
- 1985-02-15 JP JP1985020927U patent/JPH037926Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61136451U (ja) | 1986-08-25 |
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