JP2003165588A - 残留ガス抜き機構を備えたエアゾール容器 - Google Patents
残留ガス抜き機構を備えたエアゾール容器Info
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- JP2003165588A JP2003165588A JP2001365406A JP2001365406A JP2003165588A JP 2003165588 A JP2003165588 A JP 2003165588A JP 2001365406 A JP2001365406 A JP 2001365406A JP 2001365406 A JP2001365406 A JP 2001365406A JP 2003165588 A JP2003165588 A JP 2003165588A
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- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D83/00—Containers or packages with special means for dispensing contents
- B65D83/14—Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
- B65D83/56—Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant with means for preventing delivery, e.g. shut-off when inverted
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エアゾール容器の廃棄に際して、肩カバーを
廻動させることによって噴霧ヘッドを押下げ、押下げ位
置を維持して残留ガスを抜き取るようにしたエアゾール
容器を提供すること。 【解決手段】 エアゾール容器のステムに噴霧ヘッドを
取着し、噴霧ヘッドを覆うヘッドカバーを立設した肩カ
バーを取付部に取着したエアゾール容器であって、噴霧
ヘッドは、段部を設けた頂壁を具えており、ヘッドカバ
ーに、噴霧ヘッドの段部に係合する押し板を垂設し、肩
カバーを廻動して押し板を介して段部を押圧することに
よって、噴霧ヘッドを押し下げ、残量ガスを抜き取るよ
うにしたことを特徴とする。
廻動させることによって噴霧ヘッドを押下げ、押下げ位
置を維持して残留ガスを抜き取るようにしたエアゾール
容器を提供すること。 【解決手段】 エアゾール容器のステムに噴霧ヘッドを
取着し、噴霧ヘッドを覆うヘッドカバーを立設した肩カ
バーを取付部に取着したエアゾール容器であって、噴霧
ヘッドは、段部を設けた頂壁を具えており、ヘッドカバ
ーに、噴霧ヘッドの段部に係合する押し板を垂設し、肩
カバーを廻動して押し板を介して段部を押圧することに
よって、噴霧ヘッドを押し下げ、残量ガスを抜き取るよ
うにしたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアゾール容器、
とくに使用後にエアゾール容器内に残留するガスを抜き
取るようにした残留ガス抜き機構を備えたエアゾール容
器に関する。
とくに使用後にエアゾール容器内に残留するガスを抜き
取るようにした残留ガス抜き機構を備えたエアゾール容
器に関する。
【０００２】
【従来の技術】使用済みエアゾール容器の残留ガスを抜
き取るために、噴霧ヘッドを押下げ位置に維持して残留
ガスを抜き取るようにしたエアゾール容器は、特開２０
０１−２１５４号公報、特開２００１−１９０６７号公
報に示されているように従来より公知となっている。
き取るために、噴霧ヘッドを押下げ位置に維持して残留
ガスを抜き取るようにしたエアゾール容器は、特開２０
０１−２１５４号公報、特開２００１−１９０６７号公
報に示されているように従来より公知となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】特開２００１−２１５
４号公報記載のエアゾール容器では、プロテクターリン
グ（１１，２１，４１）を取り外した後にカバーキャッ
プ（１２，４２）を被せて、噴霧ボタン（８，３０）を
押し下げ位置に維持するようにしている。しかしなが
ら、プロテクターリング（１１，２１，４１）は、エア
ゾール缶にしっかりと嵌合されているから、エアゾール
缶から取り外しできるよう指掛け用突出部（１６）や引
き裂き帯（２８）、あるいは剥ぎ取りリング（４８）等
の取外し手段を形成しなければならなかった。
４号公報記載のエアゾール容器では、プロテクターリン
グ（１１，２１，４１）を取り外した後にカバーキャッ
プ（１２，４２）を被せて、噴霧ボタン（８，３０）を
押し下げ位置に維持するようにしている。しかしなが
ら、プロテクターリング（１１，２１，４１）は、エア
ゾール缶にしっかりと嵌合されているから、エアゾール
缶から取り外しできるよう指掛け用突出部（１６）や引
き裂き帯（２８）、あるいは剥ぎ取りリング（４８）等
の取外し手段を形成しなければならなかった。
【０００４】指掛け用突出部（１６）を形成したプロテ
クターリング（１１）は、エアゾール缶から取り外しに
あたって、突出部（１６）に嵌合力に打ち勝つだけの力
を加えなければならず、簡単に取り外すことができない
という問題があり、また、エアゾール缶の保持に突出部
が邪魔になるという問題点があった。
クターリング（１１）は、エアゾール缶から取り外しに
あたって、突出部（１６）に嵌合力に打ち勝つだけの力
を加えなければならず、簡単に取り外すことができない
という問題があり、また、エアゾール缶の保持に突出部
が邪魔になるという問題点があった。
【０００５】また、引き裂き帯（２８）や剥ぎ取りリン
グ（４８）を形成したプロテクターリング（２１，４
１）は、プロテクターリングの構造が複雑となるという
問題があった。
グ（４８）を形成したプロテクターリング（２１，４
１）は、プロテクターリングの構造が複雑となるという
問題があった。
【０００６】また、取外し手段の構成の如何にかかわら
ず、残留ガス抜き取りにあたって、プロテクターリング
を取り外すということと、キャップをエアゾール容器に
被嵌するという二つの取扱い操作が必要で、ガス抜き取
り作業が面倒であった。
ず、残留ガス抜き取りにあたって、プロテクターリング
を取り外すということと、キャップをエアゾール容器に
被嵌するという二つの取扱い操作が必要で、ガス抜き取
り作業が面倒であった。
【０００７】特開２００１−１９０６７号公報記載のエ
アゾール容器では、残留ガスの抜き取りにあたって、内
蓋（７）を押圧反転させることによって、噴射ボタン
（４）を押下げ、内蓋（７）の筒状体（１２）下端に設
けられた係止突起（１４）をマウンティングカップ部
（３）のかしめ縁（３ａ）に係合させ、噴射ボタン
（４）の押下げ状態を維持するようにしているが、前記
公報に記載されたようなプロテクターリングを具えてい
ないから、まだ使用できる内容物と封入ガスが残ってい
るときに誤って内蓋を押下げ、反転させると使用できる
内容物と封入ガスが無駄に噴出されるという問題があっ
た。
アゾール容器では、残留ガスの抜き取りにあたって、内
蓋（７）を押圧反転させることによって、噴射ボタン
（４）を押下げ、内蓋（７）の筒状体（１２）下端に設
けられた係止突起（１４）をマウンティングカップ部
（３）のかしめ縁（３ａ）に係合させ、噴射ボタン
（４）の押下げ状態を維持するようにしているが、前記
公報に記載されたようなプロテクターリングを具えてい
ないから、まだ使用できる内容物と封入ガスが残ってい
るときに誤って内蓋を押下げ、反転させると使用できる
内容物と封入ガスが無駄に噴出されるという問題があっ
た。
【０００８】本発明は、上記問題点を解決することを課
題として、エアゾール容器の廃棄に際して、肩カバーを
廻動させることによって噴霧ヘッドを押下げ、押下げ位
置を維持して残留ガスを抜き取るようにしたエアゾール
容器を提供することを目的とする。
題として、エアゾール容器の廃棄に際して、肩カバーを
廻動させることによって噴霧ヘッドを押下げ、押下げ位
置を維持して残留ガスを抜き取るようにしたエアゾール
容器を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、残留ガス抜き機構を備えたエアゾール容
器として、エアゾール容器のステムに噴霧ヘッドを取着
し、噴霧ヘッドを覆うヘッドカバーを立設した肩カバー
を取付部に取着したエアゾール容器であって、噴霧ヘッ
ドは、段部を設けた頂壁を具えており、ヘッドカバー
に、噴霧ヘッドの段部に係合する押し板を垂設し、肩カ
バーを廻動して押し板を介して段部を押圧することによ
って、噴霧ヘッドを押し下げ、残量ガスを抜き取るよう
にしたことを特徴とする構成を採用する。
解決するため、残留ガス抜き機構を備えたエアゾール容
器として、エアゾール容器のステムに噴霧ヘッドを取着
し、噴霧ヘッドを覆うヘッドカバーを立設した肩カバー
を取付部に取着したエアゾール容器であって、噴霧ヘッ
ドは、段部を設けた頂壁を具えており、ヘッドカバー
に、噴霧ヘッドの段部に係合する押し板を垂設し、肩カ
バーを廻動して押し板を介して段部を押圧することによ
って、噴霧ヘッドを押し下げ、残量ガスを抜き取るよう
にしたことを特徴とする構成を採用する。
【００１０】実施例として、エアゾール容器に、噴霧ヘ
ッドに変え吐出ヘッドを装着したことを特徴とする残留
ガス抜き機構を採用する。
ッドに変え吐出ヘッドを装着したことを特徴とする残留
ガス抜き機構を採用する。
【００１１】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。図１，２において、Ａは
エアゾール容器、Ｂは肩カバー部材、Ｃは噴霧ヘッドで
ある。
て、図面を参照して説明する。図１，２において、Ａは
エアゾール容器、Ｂは肩カバー部材、Ｃは噴霧ヘッドで
ある。
【００１２】エアゾール容器Ａは、容器本体１と該容器
本体１の肩部１ａの上端の開口部に巻き付けられたマウ
ンティングカップ２とを具えている。マウンティングカ
ップ２の巻付け部は、肩カバー部材Ｂの取付部３を形成
しており、また、マウンティングカップ２の中央部に
は、エアゾールバルブのハウジングが取着されており、
該ハウジングにはステム４が立設され、マウンティング
カップ２中央部から突出している。
本体１の肩部１ａの上端の開口部に巻き付けられたマウ
ンティングカップ２とを具えている。マウンティングカ
ップ２の巻付け部は、肩カバー部材Ｂの取付部３を形成
しており、また、マウンティングカップ２の中央部に
は、エアゾールバルブのハウジングが取着されており、
該ハウジングにはステム４が立設され、マウンティング
カップ２中央部から突出している。
【００１３】肩カバー部材Ｂは、支持台Ｂ１と肩カバー
Ｂ２とからなっている。支持台Ｂ１は、外筒１０と内筒
１１、環状の上壁１２とを具えており、外筒１０の中間
部には、係止突条１３が突設され、下端には、フランジ
１４が連設されている。内筒１１の下端には、エアゾー
ル容器Ａの取付部３の下側に嵌合する膨出環１５が設け
られている。上壁１２の内周縁は、内筒１１より内側に
突出して取付部３の上面に載置されており、支持台Ｂ１
は、上壁１２内周縁と膨出環１５によって取付部３に挟
持されるようになっている。
Ｂ２とからなっている。支持台Ｂ１は、外筒１０と内筒
１１、環状の上壁１２とを具えており、外筒１０の中間
部には、係止突条１３が突設され、下端には、フランジ
１４が連設されている。内筒１１の下端には、エアゾー
ル容器Ａの取付部３の下側に嵌合する膨出環１５が設け
られている。上壁１２の内周縁は、内筒１１より内側に
突出して取付部３の上面に載置されており、支持台Ｂ１
は、上壁１２内周縁と膨出環１５によって取付部３に挟
持されるようになっている。
【００１４】上壁１２には、内筒１１の上面近くから上
方に延び、噴霧ヘッドＣの両側を被う一対の側部カバー
１６ａ，１６ｂが立設されている。側部カバー１６ａ，
１６ｂの形状は、ドームの中央部を噴霧ヘッドＣの長手
方向に切截し、開削口１７とした両側のドーム部によっ
て形成されている。
方に延び、噴霧ヘッドＣの両側を被う一対の側部カバー
１６ａ，１６ｂが立設されている。側部カバー１６ａ，
１６ｂの形状は、ドームの中央部を噴霧ヘッドＣの長手
方向に切截し、開削口１７とした両側のドーム部によっ
て形成されている。
【００１５】肩カバーＢ２は、側周壁２０と環状の上壁
２１とからなり、側周壁２０は、支持台Ｂ１の外筒１０
に廻動自在に嵌挿され、その内周中間部には、係止突条
１３に係合する係止溝２２が設けられ、上下に妄動しな
いようになっている。上壁２１には、内周縁に沿って側
部カバー１６ａ，１６ｂのドーム面より大きな外径を有
し、ドームの開削口１７を被うドーム形湾曲面から形成
されるヘッドカバー２３が架設されている。
２１とからなり、側周壁２０は、支持台Ｂ１の外筒１０
に廻動自在に嵌挿され、その内周中間部には、係止突条
１３に係合する係止溝２２が設けられ、上下に妄動しな
いようになっている。上壁２１には、内周縁に沿って側
部カバー１６ａ，１６ｂのドーム面より大きな外径を有
し、ドームの開削口１７を被うドーム形湾曲面から形成
されるヘッドカバー２３が架設されている。
【００１６】ヘッドカバー２３の中心より離れて位置
し、廻動時に後述する噴霧ヘッドＣ頂壁３０の段部３２
に係合し、噴霧ヘッドＣを押下げる押し板２４が垂設さ
れている。押し板２４が位置する反対側のヘッドカバー
２３の足部下方の外筒１０外周面に、位置指示のための
指標２５が突設されている。
し、廻動時に後述する噴霧ヘッドＣ頂壁３０の段部３２
に係合し、噴霧ヘッドＣを押下げる押し板２４が垂設さ
れている。押し板２４が位置する反対側のヘッドカバー
２３の足部下方の外筒１０外周面に、位置指示のための
指標２５が突設されている。
【００１７】噴霧ヘッドＣは、頂壁３０と側周壁３１と
を具えており、頂壁３０は相対する前後の円弧と左右の
平行辺とから成形されており、上面３０ａの前半部に
は、中心から離れて段部３２が設けられている。側周壁
３１は、前後のドーム状の湾曲壁３３ａ，３３ｂと左右
の側壁３４ａ，３４ｂとからなっている。
を具えており、頂壁３０は相対する前後の円弧と左右の
平行辺とから成形されており、上面３０ａの前半部に
は、中心から離れて段部３２が設けられている。側周壁
３１は、前後のドーム状の湾曲壁３３ａ，３３ｂと左右
の側壁３４ａ，３４ｂとからなっている。
【００１８】頂壁３０の中央下面には、ステム４に係合
する嵌合筒３５が垂設されており、側周壁３１の前湾曲
壁３３ａと嵌合筒３５との間には、頂壁３０下面に沿っ
て流通孔３６を穿設したノズル筒３７が配設されてお
り、ノズル筒３７の先端には、噴霧孔３８を具えたノズ
ルチップ３９が装着されている。
する嵌合筒３５が垂設されており、側周壁３１の前湾曲
壁３３ａと嵌合筒３５との間には、頂壁３０下面に沿っ
て流通孔３６を穿設したノズル筒３７が配設されてお
り、ノズル筒３７の先端には、噴霧孔３８を具えたノズ
ルチップ３９が装着されている。
【００１９】次に、本発明エアゾール容器の使用態様と
作用効果について説明する。エアゾール容器Ａには、内
容液として薬液、化粧料が噴射剤とともに封入されてお
り、公知のように、噴霧ヘッドＣを押下げ、ステム４を
押圧することによってエアゾールバルブが開かれ、内容
液が噴霧ヘッドＣの噴霧孔３８から噴霧されるようにな
っている。
作用効果について説明する。エアゾール容器Ａには、内
容液として薬液、化粧料が噴射剤とともに封入されてお
り、公知のように、噴霧ヘッドＣを押下げ、ステム４を
押圧することによってエアゾールバルブが開かれ、内容
液が噴霧ヘッドＣの噴霧孔３８から噴霧されるようにな
っている。
【００２０】エアゾール容器Ａの収納時には、肩カバー
Ｂ２の指標２５を噴出孔３８の方向に合わせ、ヘッドカ
バー２３を開削口１７に一致させて噴霧孔３８を被うよ
うにすると、噴霧ヘッドＣは、ヘッドカバー２３と側部
カバー１６ａ，１６ｂによって完全に覆われる。その
際、ヘッドカバー２３の押し板２４が、頂壁３０の後半
の上面３０ａに係合し、噴霧ヘッドＣの上昇位置を維持
する。
Ｂ２の指標２５を噴出孔３８の方向に合わせ、ヘッドカ
バー２３を開削口１７に一致させて噴霧孔３８を被うよ
うにすると、噴霧ヘッドＣは、ヘッドカバー２３と側部
カバー１６ａ，１６ｂによって完全に覆われる。その
際、ヘッドカバー２３の押し板２４が、頂壁３０の後半
の上面３０ａに係合し、噴霧ヘッドＣの上昇位置を維持
する。
【００２１】内容物を噴霧するときには、図３，４に示
すように、ヘッドカバー２３を架設した肩カバーＢ２を
９０度近く廻動させると、ヘッドカバー２３から噴霧ヘ
ッドＣが露出され、頂壁３０の上面３０ａを手指で押圧
することによって、ステム４を押下げ、噴霧孔３８より
内容液を噴霧することができる。噴霧ヘッドＣから手を
離すと、ステム４がばね力によって上昇し、噴霧が停止
される。その際、頂壁３０の上面３０ａが、押し板２４
に係合され、上昇位置が維持される。
すように、ヘッドカバー２３を架設した肩カバーＢ２を
９０度近く廻動させると、ヘッドカバー２３から噴霧ヘ
ッドＣが露出され、頂壁３０の上面３０ａを手指で押圧
することによって、ステム４を押下げ、噴霧孔３８より
内容液を噴霧することができる。噴霧ヘッドＣから手を
離すと、ステム４がばね力によって上昇し、噴霧が停止
される。その際、頂壁３０の上面３０ａが、押し板２４
に係合され、上昇位置が維持される。
【００２２】すべての内容液が噴霧され、エアゾール容
器Ａを廃棄するときには、図５に示すように、ヘッドカ
バー２３を架設した肩カバーＢ２をさらに９０度廻動さ
せ、指標２５を噴霧孔３８の反対側に合わせると、押え
板２４が段部３２に係合され、噴霧孔３８がヘッドカバ
ー２３の足部によって覆われる。そして、押え板２４に
よって、噴霧ヘッドＣが押下げられ、その押下げ位置に
維持し、残留ガスが抜き取ることができる。
器Ａを廃棄するときには、図５に示すように、ヘッドカ
バー２３を架設した肩カバーＢ２をさらに９０度廻動さ
せ、指標２５を噴霧孔３８の反対側に合わせると、押え
板２４が段部３２に係合され、噴霧孔３８がヘッドカバ
ー２３の足部によって覆われる。そして、押え板２４に
よって、噴霧ヘッドＣが押下げられ、その押下げ位置に
維持し、残留ガスが抜き取ることができる。
【００２３】上記実施形態では、エアゾール容器に噴霧
ヘッドを取着しているが、噴霧ヘッドに変えて、図６に
示すような吐出ヘッドを用い、内容物を泡状またはクリ
ーム状に吐出するようにしてもよい。
ヘッドを取着しているが、噴霧ヘッドに変えて、図６に
示すような吐出ヘッドを用い、内容物を泡状またはクリ
ーム状に吐出するようにしてもよい。
【００２４】図６において、４０は吐出ヘッドで、段部
４１を設けた頂壁４２を有し、内部に吐出孔４３が穿孔
されており、前記実施形態と同様の作用効果を有してお
り、エアゾール容器の廃棄時に、残留ガスを抜き取るこ
とができる。
４１を設けた頂壁４２を有し、内部に吐出孔４３が穿孔
されており、前記実施形態と同様の作用効果を有してお
り、エアゾール容器の廃棄時に、残留ガスを抜き取るこ
とができる。
【００２５】前記各実施形態では、段部３２を噴霧ヘッ
ドまたは吐出ヘッドの側に設けたが、反対側に設けても
よい。
ドまたは吐出ヘッドの側に設けたが、反対側に設けても
よい。
【００２６】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されている
から、次の効果を奏する。ヘッドカバーに押し板を垂設
し、噴霧ヘッドの頂壁段部に係合させるようにしたか
ら、ヘッドカバーを架設した肩カバー部材を廻動させる
だけで、噴霧ヘッドを押し下げ、残留ガスの抜き取りが
簡単に行えるようになった。
から、次の効果を奏する。ヘッドカバーに押し板を垂設
し、噴霧ヘッドの頂壁段部に係合させるようにしたか
ら、ヘッドカバーを架設した肩カバー部材を廻動させる
だけで、噴霧ヘッドを押し下げ、残留ガスの抜き取りが
簡単に行えるようになった。
【００２６】噴霧ヘッドを、側部カバーとヘッドカバー
によってドームを形成するように覆っているので、デザ
インがよい。
によってドームを形成するように覆っているので、デザ
インがよい。
【図１】本発明エアゾール容器の側面図である。
【図２】本発明エアゾール容器の説明図で、（ａ）は正
面図、（ｂ）は上面図である。
面図、（ｂ）は上面図である。
【図３】ヘッドカバーを開いた時の説明図で、（ａ）は
正面図、（ｂ）は上面図である。
正面図、（ｂ）は上面図である。
【図４】エアゾール容器の噴霧使用時の説明図で、
（ａ）は噴霧ヘッドが上昇位置にある時の説明図、
（ｂ）は下降位置にあるときの説明図である。
（ａ）は噴霧ヘッドが上昇位置にある時の説明図、
（ｂ）は下降位置にあるときの説明図である。
【図５】エアゾール容器のガス抜き時の説明図である。
【図６】別実施例のエアゾール容器の説明図である。
Ａ エアゾール容器
Ｂ 肩カバー部材
Ｂ１ 支持台
Ｂ２ 肩カバー
Ｃ 噴霧ヘッド
１ 容器本体
２ マウンティングカップ
３ 取付部
４ ステム
１５ 膨出環
１６ａ，１６ｂ 側部カバー
１７ 開削口
２３ ヘッドカバー
２４ 押し板
３０、４２ 頂壁
３１ 側周壁
３２、４１ 段部
３５ 嵌合筒
３８ 噴霧孔
３９ ノズルキャツプ
４０ 吐出ノズル
４３ 吐出口
フロントページの続き
Ｆターム(参考） 3E014 PA01 PA03 PB01 PB04 PB09
PC03 PD01 PE15 PE20 PE30
PF02 PF04 PF09 PF10
3E084 AA02 AA12 AB01 BA03 CA01
CB02 DA01 FA09 FC04 FC07
GA02 GB02 KB06 LA14 LB02
LB07 LC01
4F033 RA02 RB03 RC04 RC21
Claims (2)
- 【請求項１】 エアゾール容器のステムに噴霧ヘッドを
取着し、噴霧ヘッドを覆うヘッドカバーを立設した肩カ
バーを取付部に取着したエアゾール容器であって、 噴霧ヘッドは、段部を設けた頂壁を具えており、 ヘッドカバーに、噴霧ヘッドの段部に係合する押し板を
垂設し、 肩カバーを廻動して押し板を介して段部を押圧すること
によって、噴霧ヘッドを押し下げ、残量ガスを抜き取る
ようにしたことを特徴とする残留ガス抜き機構を備えた
エアゾール容器。 - 【請求項２】 エアゾール容器に、噴霧ヘッドに変え吐
出ヘッドを装着したことを特徴とする請求項１記載の残
留ガス抜き機構を備えたエアゾール容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001365406A JP2003165588A (ja) | 2001-11-29 | 2001-11-29 | 残留ガス抜き機構を備えたエアゾール容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001365406A JP2003165588A (ja) | 2001-11-29 | 2001-11-29 | 残留ガス抜き機構を備えたエアゾール容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003165588A true JP2003165588A (ja) | 2003-06-10 |
Family
ID=19175435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001365406A Pending JP2003165588A (ja) | 2001-11-29 | 2001-11-29 | 残留ガス抜き機構を備えたエアゾール容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003165588A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009286466A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | エアゾール式噴霧容器 |
| JP2011207531A (ja) * | 2010-03-12 | 2011-10-20 | Mitani Valve Co Ltd | 容器カバー体，この容器カバー体を備えたエアゾール式製品およびポンプ式製品、ガス抜きモード保持機構，このガス抜きモード保持機構を備えたエアゾール式製品 |
-
2001
- 2001-11-29 JP JP2001365406A patent/JP2003165588A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009286466A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | エアゾール式噴霧容器 |
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