JP3881187B2 - 噴射ボタン装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、噴射ボタンの押圧操作によって、液化ガス、ヘアスプレー、殺虫剤スプレー等の容器本体の内容物を、噴射ボタンの噴射口から噴射させるようにした噴射ボタン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、液化ガス、ヘアスプレー、殺虫剤スプレー等のエアゾール容器には、容器本体の上端部に、肩部を介して口部が設けられ、口部に該口部の開口を塞ぐようにマウンテンキャップが嵌着され、このマウンテンキャップの中央部に、容器本体内の内容物を外部に噴射する噴射ステムが上方突設され、噴射ステムを押圧操作するための噴射ボタンが、噴射ステムに外嵌装着され、噴射ボタンの押圧操作によって、噴射ステムから噴射された内容物を、その噴射方向を変えて噴射ボタンの噴射口から横方向外方に噴射させるようにしたものがあり、この種の容器では、廃棄回収の際の爆発防止及び環境保護のために、通常の使用後に、残留内容物及び残留ガスを容器本体の底又は側面に孔を開けて、排出処理していた。
【0003】
ところが、この穿孔作業は面倒であり、残留内容物等を排出処理せずに容器を投棄することも多かった。
そこで、噴射ステムを押圧操作するための噴射ボタンに、ロックバンドを引っ掛けて、噴射ボタンを押圧操作した状態に保持し、これにより、残留内容物を及び残留ガスを排出させるようにしたものがある(例えば特開平10−59445号公報)。
しかし、この場合、噴射ボタンから直接内容物を外部に噴射させるため、噴射によって、内容物が周囲に広がって、内容物で衣服等の周囲のものを汚してしまうという問題があった。
【0004】
また、噴射ステム及び噴射ボタン等を包囲するオーバーキャップの上端部等に、噴射ボタンを押圧操作した状態に保持すると共に、噴射ステム及び噴射ボタンを包囲する残留内容物排出治具を設けるようにしたものがある(例えば特開2000−335661号公報)。
この場合、内容物が外部に広がることはなく、噴射した内容物で周囲を汚すおそれがなくなるが、この場合、オーバーキャップが必ず必要となり、製造コストが高く付いた。また、オーバーキャップを紛失すると、ガス抜きが不可能になった。
【0005】
さらに、噴射ボタンの上端部に、容器本体に装着される突出鍔を設け、噴射ボタンを噴射ステムから外した後に、噴射ボタンを上下逆さにして、突出鍔により噴射ボタンを容器本体に装着することによって、噴射ボタンで噴射ステムを押圧して噴射ステムを噴射状態に保持するようにしたものがある(例えば特開平6−69182号公報)。
しかし、この場合、上方突出した突出鍔があるため、噴射ボタンが必要以上に高くなって、噴射ボタンの押圧操作が不安定になるし、また、噴射ボタンが外部に露出された状態のままであることもあって、この部分に外部のものが衝当して、噴射ボタンが不測に噴射ステムから外れたり、噴射ボタンが誤って押圧操作されたりするおそれが大であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題点に鑑み、通常の噴出可能状態では、外部不可抗力によって、噴射ボタンが不測にはずれたり、誤操作されたりするおそれが少なく、また、使用後に、内容物を簡単に排出できると共に、排出した内容物で衣服や周囲を汚すおそれがなくなるようにしたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を解決する本発明の技術手段は、容器本体1に突設された噴射ステム7に装着される噴射ボタン11を備え、噴射ボタン11の押圧操作によって、噴射ステム7から噴射された容器本体1の内容物を噴射ボタン11の噴射口14から噴射させるようにした噴射ボタン装置において、
噴射ボタン11の横方向外方を塞ぐカバー壁24と噴射窓25とを有するカバー体19が設けられ、該カバー体19は、噴射ボタン11の噴射口14の前方にカバー体19の噴射窓25を位置させて噴射口14を開放する噴射可能状態と、噴射ボタン11の噴射口14の前方を塞ぐと共に噴射ボタン11を押圧操作した状態に保持する内容物排出状態とに、容器本体1に対して選択的に装着可能とされ
前記カバー体19に、第1嵌着部39と第2嵌着部40とが設けられ、カバー体19を第1嵌着部39で容器本体1に装着したとき、前記噴射可能状態となり、カバー体19を第2嵌着部40で容器本体1に装着したとき、前記内容物排出状態になるようにした点にある。
【0008】
本発明の他の技術手段は、前記第1嵌着部39と第2嵌着部40とが、カバー体19の上下方向の互いに逆側に設けられている点にある。
【0009】
本発明の他の技術手段は、噴射ボタン11には、横方向外方に突出した係止片41が突設され、カバー体19の内周面に、係止片41を押さえ付ける押圧片45が設けられ、
カバー体19を第1嵌着部39で容器本体1に装着したとき、押圧片45が係止片41から外れて、前記噴射可能状態となり、カバー体19を第2嵌着部40で容器本体1に装着したとき、押圧片45で係止片41を押さえ付けて噴射ボタン11を押圧操作した状態に保持することにより、前記内容物排出状態になるようにした点にある。
【0010】
本発明の他の技術手段は、容器本体1に突設された噴射ステム7に装着される噴射ボタン11を備え、噴射ボタン11の押圧操作によって、噴射ステム7から噴射された容器本体1の内容物を噴射ボタン11の噴射口14から噴射させるようにした噴射ボタン装置において、
噴射ボタン11の横方向外方を塞ぐカバー壁24と噴射窓25とを有するカバー体19が設けられ、該カバー体19は、噴射ボタン11の噴射口14の前方にカバー体19の噴射窓25を位置させて噴射口14を開放する噴射可能状態と、噴射ボタン11の噴射口14の前方を塞ぐと共に噴射ボタン11を押圧操作した状態に保持する内容物排出状態とに、容器本体1に対して選択的に装着可能とされ、
噴射ボタン11に、横方向外方に突出した係止片16が設けられ、カバー体19の内周面側に、係止片16を押さえ付ける押圧片29が周方向に設けられると共に、押圧片29を前記係止片16に対応するように切り欠いてなる切欠凹部30が設けられ、
切欠凹部30を係止片16に一致させるように、カバー体19を容器本体1に装着したとき、前記噴射可能状態となり、切欠凹部30が係止片16から外れるように、カバー体19を容器本体1に装着したとき、噴射ボタン11の噴射口14の前方を前記カバー壁24で塞ぐと共に、押圧片29で係止片16を押さえ付けて噴射ボタン11を押圧操作した状態に保持することにより、前記内容物排出状態になるようにし、
前記係止片16と押圧片29との間には、噴射ボタン11の噴射口14を、カバー壁24の周方向中央部に位置させるように、噴射ボタン11をカバー体19に対して噴射ステム7廻りに回動させるカム機構31が設けられている点にある。
【0011】
本発明の他の技術手段は、前記カバー体19の噴射窓25と対向する位置に、噴射ボタン11を指で押圧操作するための操作窓26が設けられている点にある。
本発明の他の技術手段は、前記噴射ボタン11とカバー体19とは、薄肉切断片36で連結された状態になるように一体成形されている点にある。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施の形態に従って説明する。図1〜図6において、1は液化ガス、ヘアスプレー、殺虫剤スプレー等のエアゾール容器の容器本体で、アルミ、スチール、硝子等により構成されている。容器本体1は、図7にも示すように円筒状に形成され、その上端部には上側に向けて徐々に小径となるように先窄まり状に傾斜した肩部2を介して小径の口部3が形成されている。口部3に該口部3の開口を塞ぐようにマウンテンキャップ4が嵌合固着されている。マウンテンキャップ4はその外周部に口部3に卷回された環状の卷回凸部5を有し、マウンテンキャップ4の中央部には凸部6を介して噴射ステム7が上方突設されている。噴射ステム7は下方に押圧操作されることにより、殺虫剤等の内溶物を上方に向けて噴射するようになっている。
【0013】
なお、マウンテンキャップ4は容器本体1と同様にアルミ、スチール、硝子等により構成されている。
11は噴射ステム7を押圧操作するための噴射ボタンで、ポリプロピレン、ポリエチレン等の合成樹脂により形成され、噴射ステム7に外嵌される嵌合凹部12と嵌合凹部12に連通する流路13と噴射口14とを有し、嵌合凹部12を介して噴射ステム7に外嵌装着され、噴射ボタン11の押圧操作によって、噴射ステム7から上方に噴射された内容物を、その噴射方向を変えて噴射ボタン11の噴射口14から横方向(径方向、前後左右方向)外方(図例では前方)に噴射させるように構成されている。噴射ボタン11に、横方向外方(前後方向)に突出した係止片16が一対設けられ、一対の係止片16は、互いに噴射ボタン11の径方向(前後方向)に対応するように配置されている。
【0014】
19は噴射ボタン11の外周を取り囲むカバー体で、ポリプロピレン、ポリエチレン等の合成樹脂により円筒状に形成され、容器本体1の上端部に外嵌固着されている。カバー体19は、下部側に、円筒状の嵌着部21と嵌着部21の外周に位置する円筒状の外壁部22とを備えると共に、上部側に、噴射ボタン11の横方向外方を塞ぐ左右一対のカバー壁24を備え、左右一対のカバー壁24間の前側に、噴射窓25が形成され、カバー壁24間の後側に、噴射ボタン11を指で押圧操作するための操作窓26が形成されている。従って、カバー体19は、噴射ボタン11の周囲を取り囲むように一対のカバー壁24と噴射窓25と操作窓26とを周方向に有している。
【0015】
カバー体19の嵌着部21はマウンテンキャップ4の卷回凸部5に着脱自在に外嵌され、その下端部には環状の係合突起28が設けられ、この係合突起28がマウンテンキャップ4の卷回凸部5の下端縁に下側から係合されている。これにより、カバー体19は容器本体1の上端部に不測に外れないように強固に嵌合固着される。外壁部22は嵌着部21の外周を取り囲み、外壁部22の下端は、容器本体1の肩部2に接当又は近接されている。
また、カバー体19の内周面側に、係止片16を押さえ付ける押圧片29が、周方向に設けられると共に、押圧片29を左右に分離するように切り欠いてなる切欠凹部30が前記係止片16に対応するように、前後一対設けられている。
【0016】
従って、押圧片29は、前後一対の切欠凹部30を挟んで左右一対配置されており、切欠凹部30を係止片16に一致させて、嵌着部21をマウンテンキャップ4の卷回凸部5に外嵌することにより、カバー体19を容器本体1に装着したとき、噴射ボタン11の噴射口14の前方にカバー体19の噴射窓25を位置させて噴射口14を開放する噴射可能状態になる。また、切欠凹部30が係止片16から外れるように(切欠凹部30を係止片16に一致させないように)、嵌着部21をマウンテンキャップ4の卷回凸部5に外嵌することにより、カバー体19を容器本体1に装着したとき、噴射ボタン11の噴射口14の前方を一方のカバー壁24で塞ぐと共に、押圧片29で係止片16を押さえ付けて噴射ボタン11を押圧操作した状態に保持することにより、噴射ボタン11を押圧操作した状態に保持する内容物排出状態となるように、構成されている。
【0017】
また、前記係止片16と押圧片29との間には、噴射ボタン11の噴射口14を、カバー体19の一方のカバー壁24の周方向中央部に位置させるように、噴射ボタン11をカバー体19に対して噴射ステム7廻りに回動させるカム機構31が設けられている。
即ち、各押圧片29は、周方向の両端(前端及び後端)側から中央部(左端又は右端)側が、その下方突出寸法が徐々に小さくなっており、各押圧片29の下端面は周方向中央側が徐々に高くなるように傾斜し、各押圧片29の周方向中央部に係合溝32が形成されている。従って、切欠凹部30を係止片16に一致させないようにして、嵌着部21をマウンテンキャップ4の卷回凸部5に外嵌することにより、カバー体19を容器本体1に装着する際に、各押圧片29の下端面が係止片16の上端面に接当して上側から押圧し、係止片16が押圧片29の下端面を押圧片29の中央部側に摺動することによって、噴射ボタン11が噴射ステム7廻りに回動して、係止片16が押圧片29の周方向中央部の係合溝32に一致し、これにより、噴射ボタン11の噴射口14を、自動的に、カバー体19の一方のカバー壁24の周方向中央部に位置させるようになっている。
【0018】
前記噴射ボタン11とカバー体19とは、図3に示すように、複数の薄肉切断片36で連結されており、噴射ボタン11とカバー体19とは一体成形されている。
上記実施の形態によれば、通常の使用時には、噴射ステム7に外嵌装着した噴射ボタン11に対して、カバー体19の切欠凹部30を噴射ボタン11の係止片16に一致させて、嵌着部21をマウンテンキャップ4の卷回凸部5に外嵌することにより、カバー体19を容器本体1に装着しておく。なお、このとき、噴射ボタン11とカバー体19とは、図3に示すように、複数の薄肉切断片36で連結した状態にしておいてもよいし、噴射ボタン11とカバー体19とを薄肉切断片36で切断して互いに分離しておいてもよい。
【0019】
この場合、噴射ボタン11の噴射口14の前方にカバー体19の噴射窓25を位置させて噴射口14を開放する噴射可能状態になる。従って、容器本体1内の内容物を噴射するには、指を操作窓26側から挿入して噴射ボタン11上に載せ、指で操作ボタン11を押圧操作すればよく、噴射ボタン11の押圧操作によって、噴射ステム7から上方に噴射された内容物を、その噴射方向を変えて噴射ボタン11の噴射口14からカバー体19の噴射窓25を通して横方向外方に噴射させることができる。
【0020】
この噴射可能状態では、噴射ボタン11には従来のように上方突出した突出鍔等がないため、噴射ボタン11が必要以上に高くなるようなことはなくなり、噴射ボタン11の押圧操作が不安定になるようなこともないし、また、噴射ボタン11の横方向外方を塞ぐ左右一対のカバー壁24があるため、噴射ボタン11に外部のものが衝当して、噴射ボタン11が不測に噴射ステムから外れたり、噴射ボタン11が誤って押圧操作されたりするおそれもなくなる。
次に、通常の使用後に、廃棄回収の際の爆発防止及び環境保護のために、残留内容物及び残留ガスを容器本体1から排出処理する場合、一旦、嵌着部21を巻回凸部5から外して、カバー体19を容器本体1から取り外し、その後、図4に示すようにカバー体19をカバー壁24側を下にして設置し、このカバー体19に対して、容器本体1を上下逆さにして、噴射ボタン11を押圧片29間に位置させると共に、切欠凹部30が係止片16から外れるように(切欠凹部30を係止片16に一致させないように)して、容器本体1をカバー体19に対して下方に押し付けることにより、カバー体19の嵌着部21をマウンテンキャップ4の卷回凸部5に外嵌させて、カバー体19を容器本体1に装着すればよい。
【0021】
この場合、各押圧片29の下端面が係止片16の上端面に接当して上側から押圧し、係止片16が押圧片29の下端面を押圧片29の中央部側に摺動することによって、噴射ボタン11が噴射ステム7廻りに回動して、係止片16が押圧片29の周方向中央部の係合溝32に一致し、これにより、噴射ボタン11の噴射口14を、自動的に、カバー体19の一方のカバー壁24の周方向中央部に位置させる。
そして、噴射ボタン11の噴射口14の前方を一方のカバー壁24で塞ぐと共に、押圧片29で係止片16を押さえ付けて噴射ボタン11を押圧操作した状態に保持することにより、噴射ボタン11を押圧操作した状態に保持する内容物排出状態となるので、容器本体1の内容物は、噴射ステム7を介して噴射ボタン11の噴射口14からカバー体19のカバー壁24に向けて噴射される。その結果、容器本体1の内容物であるガスはカバー壁24に衝当して、液状となって、カバー体19の下方に流れ落ちる。
【0022】
従って、従来のように、内容物が周囲に広がって、内容物で衣服等の周囲のものを汚してしまうようなこともなくなるし、従来のようにオーバーキャップが必ず必要となるようなこともなくなり、製造コストも安上がりになる。しかも、噴射ボタン11とカバー体19とは、図3に示すように、複数の薄肉切断片36で連結されており、噴射ボタン11とカバー体19とは一体成形されるため、噴射ボタン11とカバー体19とを1ピースの部材として簡単に製造することができる。
【0023】
図8〜図13は他の実施形態を示し、噴射ステム7に外嵌される噴射ボタン11の下部外周に、横方向外方に突出した係止片41が4個設けられている。この係止片41は、噴射ボタン11の外周に不等な間隔をおいて配置されている。その他の噴射ボタン11の構成は前記実施の形態の場合と同様な構成である。
カバー体19は、前記実施の形態の場合と略同様に、下部側に、円筒状の第1嵌着部39と第1嵌着部39の外周に位置する円筒状の外壁部22とを備えると共に、上部側に、噴射ボタン11の横方向外方を塞ぐ左右一対のカバー壁24を備え、左右一対のカバー壁24間の前側に、噴射窓25が形成され、カバー壁24間の後側に、噴射ボタン11を指で押圧操作するための操作窓26が形成されている。
【0024】
また、前記実施の形態における嵌着部21の構成と同様に、カバー体19の第1嵌着部39はマウンテンキャップ4の卷回凸部5に着脱自在に外嵌され、その下端部には係合突起28が設けられ、この係合突起28がマウンテンキャップ4の卷回凸部5の下端縁に下側から係合され、これにより、カバー体19は容器本体1の上端部に不測に外れないように強固に嵌合固着されるようになっている。
そして、カバー体19の上端部、即ち左右一対のカバー壁24の上端部に、第2嵌着部40が設けられている。この第2嵌着部40は、一対のカバー壁24の上端部の内径を、容器本体1の巻回凸部5の外径と略同一の大きさに形成すると共に、一対のカバー壁24の上端部内周に、巻回凸部5に係脱自在に係合する環状の係合突起43を形成し、第2嵌着部40を巻回凸部5に外嵌して係合突起43を巻回凹部5に係合することによって、第2嵌着部40でカバー体19を容器本体1に強固に装着できるようにしたものである。
【0025】
また、カバー体19の内周面側に、係止片41を押さえ付ける押圧片45が、径方向内方に突出するように設けられると共に、押圧片45を4個に分離するように切り欠いてなる切欠凹部46が前記係止片41に対応するように、4個設けられている。
従って、切欠凹部46を係止片41に一致させて、第1嵌着部39をマウンテンキャップ4の卷回凸部5に外嵌することにより、カバー体19を容器本体1に装着したとき、噴射ボタン11の噴射口14の前方にカバー体19の噴射窓25を位置させて噴射口14を開放する噴射可能状態になるように、構成されている。
【0026】
また、第2嵌着部40をマウンテンキャップ4の卷回凸部5に外嵌することにより、カバー体19を容器本体1に装着したとき、各係止片41及び各切欠凹部46は上記の如く不等な間隔をおいて配置されているため、4個のうちの大部分の切欠凹部46と係止片41とが一致しなくなり(大部分の切欠凹部46が係止片41から外れるようになり)、このため、押圧片45で係止片41を押さえ付けることにより、噴射ボタン11を押圧操作した状態に保持すると共に、噴射ボタン11の噴射口14の前方を第1嵌着部39及び外壁部22で塞ぐ内容物排出状態となるように、構成されている。
【0027】
従って、第1嵌着部39と第2嵌着部40とが、カバー体19の上下方向の互いに逆側に設けられ、カバー体19を第1嵌着部39で容器本体1に装着したとき、噴射可能状態となり、カバー体19を第2嵌着部40で容器本体1に装着したとき、前記内容物排出状態になるようにし構成されている。
また、前記実施の形態の場合と同様に、噴射ボタン11とカバー体19とは、図10に示すように、複数の薄肉切断片36で連結されており、噴射ボタン11とカバー体19とは一体成形されている。
【0028】
上記実施の形態によれば、通常の使用時には、噴射ステム7に外嵌装着した噴射ボタン11に対して、カバー体19の各切欠凹部46を噴射ボタン11の各係止片16に一致させて、第1嵌着部39をマウンテンキャップ4の卷回凸部5に外嵌することにより、カバー体19を容器本体1に装着しておけばよく、噴射ボタン11の噴射口14の前方にカバー体19の噴射窓25を位置させて噴射口14を開放する噴射可能状態になる。
この噴射可能状態では、噴射ボタン11が必要以上に高くなるようなことはなくなり、噴射ボタン11の押圧操作が不安定になるようなこともないし、また、噴射ボタン11の横方向外方を塞ぐ左右一対のカバー壁24があるため、噴射ボタン11に外部のものが衝当して、噴射ボタン11が不測に噴射ステムから外れたり、噴射ボタン11が誤って押圧操作されたりするおそれもなくなる。
【0029】
通常の使用後に、廃棄回収の際の爆発防止及び環境保護のために、残留内容物及び残留ガスを容器本体1から排出処理する場合、一旦、カバー体19を容器本体1から取り外し、その後、図11及び図13に示すように、カバー体19をカバー壁24側を上にして設置し、このカバー体19に対して、容器本体1を上下逆さにして、噴射ボタン11を左右一対のカバー壁24間に位置させるようにして、容器本体1をカバー体19に対して下方に押し付けることにより、カバー体19の第2嵌着部40をマウンテンキャップ4の卷回凸部5に外嵌させて、カバー体19を容器本体1に装着すればよい。
【0030】
このとき、各押圧片45が各係止片41に対して下側から押圧し、押圧片45で係止片41を押さえ付けて噴射ボタン11を押圧操作した状態に保持することにより、噴射ボタン11を押圧操作した状態に保持すると共に、噴射ボタン11の噴射口14の前方を第1嵌着部39及び外壁部22で塞ぐ内容物排出状態となるので、容器本体1の内容物は、噴射ステム7を介して噴射ボタン11の噴射口14からカバー体19の第1嵌着部39に向けて噴射され、容器本体1の内容物であるガスは第1嵌着部39に衝当して、液状となって、カバー体19の下方に流れ落ちる。
【0031】
従って、従来のように、内容物が周囲に広がって、内容物で衣服等の周囲のものを汚してしまうようなこともなくなるし、従来のようにオーバーキャップが必ず必要となるようなこともなくなり、製造コストも安上がりになる。
なお、前記実施の形態では、嵌着部21、第1嵌着部39及び第2嵌着部40を、容器本体1の巻回凸部5に外嵌することによって、カバー体19を容器本体1に対して装着するようにしているが、カバー体19の容器本体1への装着は、このような方法に限定されず、例えば、嵌着部21、第1嵌着部39又は第2嵌着部40を、巻回凸部5に内嵌することによって、嵌着部21、第1嵌着部39又は第2嵌着部40でカバー体19を容器本体1に装着するようにしてもよい。
【0032】
また、前記実施の形態では、噴射ボタン11の押圧操作によって、内容物を噴射ボタン11の噴射口14から横方向外方(前方)に噴射させるように構成されているが、噴射ボタン11からの内容物の噴射方向は横方向に限定されず、上方又は斜め上方或いは斜め下方に噴射するようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、通常の噴出可能状態では、外部不可抗力によって、噴射ボタン11が不測にはずれたり、誤操作されたりするおそれが少なくなる。また、カバー体19の容器本体1への装着を変更することにより、噴射ボタン11の噴射口14の前方を塞ぐと共に、噴射ボタン11を押圧操作した状態に保持する内容物排出状態に、簡単に変更することができて、使用後に、内容物を簡単に排出できると共に、排出した内容物で衣服や周囲を汚すおそれがなくなる。また、従来のようにオーバーキャップが必ず必要となるようなこともなくなり、製造コストも安上がりになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す使用状態の容器の半欠正面断面図である。
【図2】同使用状態を示す側面断面図である。
【図3】同使用状態を示す平面図である。
【図4】同内容物排出状態を示す側面断面図である。
【図5】同内容物排出状態を示すカバー体及び噴射ボタンの平面図である。
【図6】同カバー体の斜視図である。
【図7】同容器本体の側面断面図である。
【図8】他の実施の形態を示す使用状態の容器の正面断面図である。
【図9】同使用状態を示す側面断面図である。
【図10】同使用状態を示す平面図である。
【図11】同内容物排出状態を示す正面断面図である。
【図12】同内容物排出状態を示すカバー体及び噴射ボタンの平面図である。
【図13】同内容物排出状態を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 容器本体
7 噴射ステム
11 噴射ボタン
14 噴射口
16 係止片
19 カバー体
24 カバー壁
25 噴射窓
29 押圧片
30 切欠凹部
36 薄肉切断片
39 第1嵌着部
40 第2嵌着部
41 係止片
45 押圧片
46 切欠凹部

Claims (6)

  1. 容器本体(1)に突設された噴射ステム(7)に装着される噴射ボタン(11)を備え、噴射ボタン(11)の押圧操作によって、噴射ステム(7)から噴射された容器本体(1)の内容物を噴射ボタン(11)の噴射口(14)から噴射させるようにした噴射ボタン装置において、
    噴射ボタン(11)の横方向外方を塞ぐカバー壁(24)と噴射窓(25)とを有するカバー体(19)が設けられ、該カバー体(19)は、噴射ボタン(11)の噴射口(14)の前方にカバー体(19)の噴射窓(25)を位置させて噴射口(14)を開放する噴射可能状態と、噴射ボタン(11)の噴射口(14)の前方を塞ぐと共に噴射ボタン(11)を押圧操作した状態に保持する内容物排出状態とに、容器本体(1)に対して選択的に装着可能とされ
    前記カバー体(19)に、第1嵌着部(39)と第2嵌着部(40)とが設けられ、カバー体(19)を第1嵌着部(39)で容器本体(1)に装着したとき、前記噴射可能状態となり、カバー体(19)を第2嵌着部(40)で容器本体(1)に装着したとき、前記内容物排出状態になるようにしたことを特徴とする噴射ボタン装置。
  2. 前記第1嵌着部(39)と第2嵌着部(40)とが、カバー体(19)の上下方向の互いに逆側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の噴射ボタン装置。
  3. 噴射ボタン(11)には、横方向外方に突出した係止片(41)が突設され、カバー体(19)の内周面に、係止片(41)を押さえ付ける押圧片(45)が設けられ、
    カバー体(19)を第1嵌着部(39)で容器本体(1)に装着したとき、押圧片(45)が係止片(41)から外れて、前記噴射可能状態となり、カバー体(19)を第2嵌着部(40)で容器本体(1)に装着したとき、押圧片(45)で係止片(41)を押さえ付けて噴射ボタン(11)を押圧操作した状態に保持することにより、前記内容物排出状態になるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の噴射ボタン装置。
  4. 容器本体(1)に突設された噴射ステム(7)に装着される噴射ボタン(11)を備え、噴射ボタン(11)の押圧操作によって、噴射ステム(7)から噴射された容器本体(1)の内容物を噴射ボタン(11)の噴射口(14)から噴射させるようにした噴射ボタン装置において、
    噴射ボタン(11)の横方向外方を塞ぐカバー壁(24)と噴射窓(25)とを有するカバー体(19)が設けられ、該カバー体(19)は、噴射ボタン(11)の噴射口(14)の前方にカバー体(19)の噴射窓(25)を位置させて噴射口(14)を開放する噴射可能状態と、噴射ボタン(11)の噴射口(14)の前方を塞ぐと共に噴射ボタン(11)を押圧操作した状態に保持する内容物排出状態とに、容器本体(1)に対して選択的に装着可能とされ
    噴射ボタン(11)に、横方向外方に突出した係止片(16)が設けられ、カバー体(19)の内周面側に、係止片(16)を押さえ付ける押圧片(29)が周方向に設けられると共に、押圧片(29)を前記係止片(16)に対応するように切り欠いてなる切欠凹部(30)が設けられ、
    切欠凹部(30)を係止片(16)に一致させるように、カバー体(19)を容器本体(1)に装着したとき、前記噴射可能状態となり、切欠凹部(30)が係止片(16)から外れるように、カバー体(19)を容器本体(1)に装着したとき、噴射ボタン(11)の噴射口(14)の前方を前記カバー壁(24)で塞ぐと共に、押圧片(29)で係止片(16)を押さえ付けて噴射ボタン(11)を押圧操作した状態に保持することにより、前記内容物排出状態になるようにし、
    前記係止片(16)と押圧片(29)との間には、噴射ボタン(11)の噴射口(14)を、カバー壁(24)の周方向中央部に位置させるように、噴射ボタン(11)をカバー体(19)に対して噴射ステム(7)廻りに回動させるカム機構(31)が設けられていることを特徴とする噴射ボタン装置。
  5. 前記カバー体(19)の噴射窓(25)と対向する位置に、噴射ボタン(11)を指で押圧操作するための操作窓(26)が設けられていることを特徴とする請求項1又は4に記載の噴射ボタン装置。
  6. 前記噴射ボタン(11)とカバー体(19)とは、薄肉切断片(36)で連結された状態になるように一体成形されていることを特徴とする請求項1又は4に記載の噴射ボタン装置。
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