JP6253262B2 - エアゾール容器用ノズル - Google Patents

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本発明は、エアゾール容器のステムに接続され、容器内の内容物を吐出するエアゾール容器用ノズルに関するものであり、特にノズルの内側の洗浄を行いやすくしたものに関する。
加圧媒体を利用して内容物を噴出させるエアゾール式の容器は、整髪剤や毛染め剤等の化粧分野を始め、医療分野や食品分野へも展開されていて、その需要は今後益々増大していくものと考えられている。そして、このようなエアゾール容器のステムに接続され、ステムを押し下げて内容物を吐出させるノズルとしては、単一の容器に取り付けられて1種類の内容物を吐出させるものの他、2つの容器を並べた二連式容器に取り付けられて2種類の内容物を同時に吐出させるもの(例えば特許文献1参照)等、種々のノズルが知られている。
特開2002−179167号公報
ところで、内容物によっては、空気に触れたり別の種類の内容物と混ざり合ったりすることで固化してしまうものがあり、このような内容物を吐出させた後は、ノズルが目詰まりしてしまうことがある。このような不具合に対し、特許文献1には、ステムへの接続部となる嵌着部24を設けた流路基部29と、パイプ20aを設けた流路蓋29aとを、インテグラルヒンジ部29bにて連結したノズル20が示されていて、流路基部29と流路蓋29aとを閉鎖状態にすることで、これらの間にパイプ20aに繋がる流路26が形成されて内容物がパイプ20から吐出可能となり、また、これらを開放状態にすることで、流路26が露出されて、内部の水洗いができるとしている。
しかし、特許文献1に記載のノズル20では、パイプ20aは筒状のままであるので、この内側の洗浄は、パイプ20aの開口から水を流し込んだり、細いブラシ等を出し入れしたりするしかなく、また、詰まった内容物を完全に取り除くことも困難であった。このため、効率的に洗浄作業が行える上、詰まった内容物も取り除きやすい新たなノズルの登場が切に望まれていた。
本発明は、このような点を解決することを課題とするものであり、その目的は、効率的に洗浄作業が行える上、詰まった内容物も簡単に取り除くことができる、新たなエアゾール容器用ノズルを提案するところにある。
本発明は、エアゾール容器の2つのステムに接続され、該2つのステムの押し下げにて内容物を吐出させるエアゾール容器用ノズルであって、
前記2つのステムに繋がる接続部、及び該接続部に連結するとともに上方が開放した2つの凹部空間を形成する基部を有し、該基部の一端部に、該接続部に繋がる2つのステムからの内容物を該2つの凹部空間にそれぞれ導入する2つの入口孔を備えるとともに、該基部の他端部に、該2つの凹部空間から内容物をそれぞれ外界に排出する2つ又は1つの出口孔を備えてなるベースと、
該ベースにヒンジを介して連結するとともに該ヒンジの折り曲げにて前記2つの凹部空間の上方を閉鎖するカバーとを備え
前記基部は、前記入口孔をそれぞれ有する2つの底壁と該2つの底壁からそれぞれ起立する2つのベース環状壁とを連結したものであり、
前記カバーは、前記2つのベース環状壁の内周面又は外周面に全周に亘ってそれぞれ当接する2つのカバー環状壁を有するエアゾール容器用ノズルである。
前記接続部は、前記2つのステムを取り囲んで該2つのステムにそれぞれ嵌合する2つの筒状壁であり、前記2つの底壁は、該2つの筒状壁に連結していることが好ましい。
前記ベースは、前記ヒンジを設けた縁部に対向する他の縁部に係合部を有し、前記カバーは、該係合部に係合して該カバーを折り曲げた状態に維持する被係合部を有することが好ましい。
本発明のエアゾール容器用ノズルは、上方が開放した2つの凹部空間を形成する基部を2つのステムに繋がる接続部に連結し、基部の一端部に2つのステムからの内容物を2つの凹部空間にそれぞれ導入する2つの入口孔を設けるとともに、基部の他端部に2つの凹部空間から内容物をそれぞれ外界に排出する2つ又は1つの出口孔を設けたベースと、このベースにヒンジを介して連結するカバーとを備えていて、ヒンジにて折り曲げることで、2つの凹部空間の上方がカバーで閉鎖されるので、2つの入口孔から2つの凹部空間に導入した内容物を、2つ又は1つの出口孔よりそれぞれ吐出させることができる。一方、ノズルの内側を洗浄する際は、カバーを開けば凹部空間の上方が全て開放するので、ノズルの内側を簡単に洗浄することができる。特に、2つのステムを取り囲む2つの筒状壁で接続部を形成し、2つの筒状壁に連結する2つの底壁とこれらの底壁から起立する2つのベース環状壁とを連結して基部を形成する場合は、ノズルの形状が簡単になるのでより好ましい。
また、本発明のエアゾール容器用ノズルでは、カバーに、2つのベース環状壁の内周面又は外周面に全周に亘ってそれぞれ当接する2つのカバー環状壁を設けているため、ベースとカバーとの合わせ面から内容物が漏れ出す不具合が有効に防止される。
ベースの、ヒンジを設けた縁部に対向する他の縁部に係合部を設け、カバーに、この係合部に係合する被係合部を設ける場合は、凹部空間を簡単に開放し、また閉鎖することができるので、ノズルの洗浄作業及び取り付け作業がより効率的に行えるようになる。
本発明に従うノズルの一つの実施形態を、エアゾール容器に装着した状態で示す、正面視での半断面図である。 図1に示すノズルの要部を示す、側面視での断面図である。 図1に示すノズルの平面視での半断面図である。 図1に示すノズルを開放した状態で示す、(a)は平面図であり、(b)は(a)に示すA−Aに沿う断面図である。 図4に示すノズルの変形例を示す平面図である。 本発明に従うノズルの他の実施形態を、エアゾール容器に装着した状態で示す、正面視での半断面図である。 図6に示すノズルの要部を示す、側面視での断面図である。 図6に示すノズルを開放した状態で示す、(a)は平面図であり、(b)は(a)に示すB−Bに沿う断面図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。
図1は、本発明に従うノズルの一つの実施形態を、エアゾール容器に装着した状態で示す、正面視での半断面図であって、図2は、図1に示すノズルの要部を示す、側面視での断面図であって、図3は、図1に示すノズルの平面視での半断面図であって、図4は、図1に示すノズルを開放した状態で示す、(a)は平面図であり、(b)は(a)に示すA−Aに沿う断面図であって、図5は、図4に示すノズルの変形例を示す平面図である。なお、本明細書において「前方」とは、図2を参照して、内容物を外界に向けて吐出させる開口(出口孔5h)が位置する側であり、「後方」とは、エアゾール容器の中心軸線を挟んでこれと反対側である。また「側方」とは、前方から後方に向かってエアゾール容器を見る際の左右方向である。
図1及び図2において、符号1はエアゾール容器(以下、単に「容器」と称す場合もある)であり、符号2はこの容器に取り付けられるカバー部材である。本実施形態でカバー部材2は、固定盤3及び外カバー4で構成されている。また、符号5は、ノズルである。
本実施形態でエアゾール容器1は、同形状となる2つのエアゾール缶を左右に並べた、一般に二連式エアゾール容器と称されるものである。エアゾール缶は、有底筒状となる金属製の容器本体1aの上端部に、これもまた金属製となるマウンティングカップ1bの外縁を巻き締めして固着したものであり、それぞれのエアゾール缶には、互いに異なる種類の内容物が充填されている。また、マウンティングカップ1bの中央部には、押し下げによってエアゾール缶内に充填した内容物を噴出させるステム1cを設けている。
固定盤3は、2つのエアゾール缶を一括りにして保持するものであり、2つのマウンティングカップ1bのそれぞれを囲繞するとともにこれらのマウンティングカップ1bに係止される周壁3aと、ステム1cを挿通させる開口3bを有し周壁3aの上端と連結する天壁3cとを備えていて、周壁3aには、この周壁3aを下方から上方に向けて切り欠いてマウンティングカップ1bに係止させる際に周壁3aを撓ませるスリット3dが設けられている。また、周壁3aの側方には、下方に向かって外側に傾斜する傾斜面付きの係合爪3eが設けられている。
外カバー4は、ステム1cを露出させる開口4aを有するとともに固定盤3の上方に位置する上壁4bを備えている。上壁4bは、図1に示すように、その側方外縁から起立する連結壁4cを介して頂壁4dに繋がっている。また、頂壁4dの周囲には、外周壁4gが連結していて、その前方及び後方には、開口4e、4f(図2参照)が設けられている。また、外周壁4gの側方には、図1に示すように、係合爪3eに係止される係合孔4hを有する揺動片4iが設けられている。揺動片4iは、その前方及び後方に設けた連結片4jによって外周壁4gに連結するものであり、連結片4jよりも上方に位置する揺動片4iの上方域を内側に押圧すれば、揺動片4iは連結片4jを中心に揺動し、係合孔4hが外側に変位して係合爪3eとの係合を外すことができる。
ノズル5は、組み立て後は図1〜図3に示す形態となるものであるが、組み立て前は、図4(a)、(b)に示す形態となるものであって、ベース5aとカバー5bとを、ヒンジ5cを介して連結したものである。
ベース5aは、ステム1cに接続される接続部C、及び接続部Cに連結するとともに上方が開放した凹部空間Sを形成する基部Bを有するものである。本実施形態において接続部Cは、図4(a)、(b)に示すように、円筒状の筒状壁5dを2つ備えるものである。また基部Bは、後方から前方に向かってそれぞれが平行に伸延するとともに、平面視にてトラック形状をなす、平板状の2つの底壁5eを有するものであって、各底壁5eの一端部(後方の端部)の下面には、2つの筒状壁5dのそれぞれを連結している。また、各底壁5eの上面には、底壁5eの外縁部から起立するベース環状壁5fが設けられている。これにより、ベース5aには、上方を開放した2つの凹部空間Sが平行に設けられることになる。更に、底壁5eの一端部には、筒状壁5dの内側と凹部空間Sとを連通させる入口孔5gが形成され、底壁5eの他端部(前方の端部)には、凹部空間Sと外界とを連通させる出口孔5hが形成されている。また、2つのベース環状壁5fの相互間には、それらの上縁部同士を繋いだ平板状の連結壁5iと、連結壁5iの下面に設けられた補強リブ5jとが設けられている。更に、2つのベース環状壁5fの後方には、側面視で下面を傾斜させた(図2参照)形状になる連結リブ5kが設けられている。また、ベース5aには、ヒンジ5cを設けた縁部(側縁部)に対向する他の縁部(他の側縁部)に、図示の例では爪状となる係合部5mが設けられている。
また、カバー5bは、平板状となる蓋壁5nを有するものであり、蓋壁5nには、ベース環状壁5fに対応する2つのカバー環状壁5pが設けられている。本実施形態においてカバー環状壁5pは、ヒンジ5cを折り曲げた際にベース環状壁5fの内周面に当接する外周面を有するものである。また、カバー5bの、ヒンジ5cを設けた側縁部に対向する他の側縁部には、摘み部5qが設けられ、この摘み部5qには、図示の例では貫通孔となる被係合部5rが形成されている。
上記のような構成となるノズル5は、図1、図2に示すようにヒンジ5cにて折り曲げることで、ベース環状壁5fの上方が蓋壁5nで閉鎖され、カバー環状壁5pの外周面がベース環状壁5fの内周面と当接する状態となる。また、ベース5aの係合部5mとカバー5bの被係合部5rが係合するので、ノズル5はこの状態で保持される。そして、筒状壁5dをステム1cに挿入することで、容器1に嵌合保持される。
そして、図1、図2に示す状態からノズル5を押し下げると、2本のステム1cがともに下方に押し込まれ、それぞれのステム1cから内容物が噴出する。そしてステム1cから噴出させた内容物は、入口孔5gから凹部空間S内に導入されて、出口孔5hより外界に吐出される。
ノズル5の内側を洗浄するに当たっては、ノズル5を上方に引き上げてステム1cから取り外し、摘み部5qを外側に撓ませることで、係合部5mと被係合部5rとの掛かりを解除する。これにより、ノズル5の凹部空間Sは、図4(a)、(b)に示すように上方が開放した状態となるので、凹部空間S内で詰まった内容物を簡単に取り除くことができる。
またノズル5において、2つの底壁5e及びベース環状壁5fは、本実施形態のように互いに平行に伸延するものに限られず、例えば図5に示すノズル6のように、一対の底壁6e及びベース環状壁6fのそれぞれが、後方から前方に向けて、互いの間隔が狭まる向きに傾斜するものであってもよい。なお、図5に示すノズル6は、図4(a)に示すノズル5の変形例であって、基本構成はノズル5と共通するため、図4(a)で付した符号「5」を、図5では符号「6」に置き換えて示すことで、各部の詳細な説明は省略する。このようなノズル6によれば、2つの出口孔6h間の距離が狭くなるので、2種類の内容物をより混合させやすくすることができる。また、内容物の種類によっては、一対の底壁及びベース環状壁の間隔を更に狭めてV字状とし、1つの出口孔から吐出させることも可能である。
次に、図6〜図8を参照して、本発明に従うノズルの他の実施形態について説明する。
図6は、本発明に従うノズルの他の実施形態を、エアゾール容器に装着した状態で示す、正面視での半断面図であって、図7は、図6に示すノズルの要部を示す、側面視での断面図であって、図8は、図6に示すノズルを開放した状態で示す、(a)は平面図であり、(b)は(a)に示すB−Bに沿う断面図である。なお、以下の説明において、先の実施形態と同じ名称を付した部位は、同一の機能を有するものである。
図6及び図7において、符号10はエアゾール容器(以下、単に「容器」と称す場合もある)であり、符号20はこの容器に取り付けられるカバー部材である。本実施形態でカバー部材は、外カバー40のみで構成されている。また符号50はノズルであり、符号70はオーバーキャップである。
本実施形態でエアゾール容器10は、金属製となる円筒状の容器本体10aに、同じく金属製となるマウンティングカップ10bの外縁を巻き締め等によって固着したものであり、内側には2種類の内容物が別個に収容されている。また容器10は、それぞれの内容物の収容空間に繋がる総計2本のステム10cを有している。
外カバー40は、ステム10cを露出させる開口40aを有するとともに、マウンティングカップ10bの上方に位置する上壁40bを備えている。上壁40bは、図6に示すように、その側方外縁から起立する連結壁40cを介して外周壁40gに繋がっている。また外周壁40gの前方及び後方には、それぞれ開口40e、40f(図7参照)を設けている。更に、外周壁40gの内面には、マウンティングカップ10bに係合して外カバー40を抜け止め保持する爪部Tを設けている。また、外周壁40gの外面には、オーバーキャップ70に係合する突起Pを設けている。
ノズル50は、組み立て後は図6、図7に示す形態となるものであるが、組み立て前は、図8(a)、(b)に示す形態となるものであって、ベース50aとカバー50bとを、ヒンジ50cを介して連結したものである。なお、ノズル50の基本構成は、ノズル5と共通するため、図4(a)、(b)で付した符号「5」を、図8(a)、(b)では符号「50」に置き換えて示すことで、詳細な説明は省略する。
オーバーキャップ70は、外カバー40及びノズル50を内側に収めて外カバー40に着脱自在に保持されるものであり、平板状の天井壁70aと、天井壁70aの外縁よりなだらかに湾曲しながら垂下する外壁70bと、外壁70bの内面に設けられ、外カバー40の突起Pに係合する凸部70cを備えている。
このように構成される容器10から内容物を吐出させるに当たっては、図6、図7の状態からオーバーキャップ70を取り外してノズル50を押し下げる。これにより、2本のステム10cがともに下方に押し込まれるので、それぞれのステム10cから噴出した内容物は、入口孔50gから凹部空間S内に導入されて、出口孔50hより外界に吐出される。
また、ノズル50の内側の洗浄を洗浄するに当たっては、ノズル5と同様に、上方に引き上げてステム10cから取り外し、摘み部50qを外側に撓ませて係合部50mと被係合部50rとの掛かりを解除する。これにより、ノズル50の凹部空間Sは、図8(a)、(b)に示すように上方が開放した状態となるので、凹部空間S内で詰まった内容物を簡単に取り除くことができる。
なお、本発明のノズルは、これらの実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、前述の実施形態では、ベースの係合部を爪状とするとともに、カバーの被係合部を貫通孔としたが、相互に入れ換えて設けてもよく、また、貫通孔に代えて、爪部が引っ掛かる凹部を設けてもよい。更に、ベース環状壁の内周面にカバー環状壁の外周面が当接するようにしたが、ベース環状壁を取り囲むようにカバー環状壁を設け、ベース環状壁の外周面にカバー環状壁の内周面が当接するようにしてもよい。更に凹部空間Sは、前述のように2つのものが互いに平行に伸延するものや、後方から前方に向かって互いの間隔が狭くなるもの(これらは、前述の他の実施形態のノズルにも適用できる)に限られない。また接続部は、円筒状をなす2つの筒状壁で形成したが、例えばステムに対応する孔を設けた1つのブロックで構成してもよい
本発明によれば、効率的に洗浄作業が行える上、詰まった内容物も簡単に取り除くことができる、新たなエアゾール容器用ノズルを提供できる。
1、10 エアゾール容器(容器)
1a、10a 容器本体
1b、10b マウンティングカップ
1c、10c ステム
2、20 カバー部材
3 固定盤
3a 周壁
3b 開口
3c 天壁
3d スリット
3e 係合爪
4、40 外カバー
4a、40a 開口
4b、40b 上壁
4c、40c 連結壁
4d 頂壁
4e、4f、40e、40f 開口
4g、40g 外周壁
4h 係合孔
4i 揺動片
4j 連結片
5、6、50 ノズル
5a、6a、50a ベース
5b、6b、50b カバー
5c、6c、50c ヒンジ
5d、6d、50d 筒状壁
5e、6e、50e 底壁
5f、6f、50f ベース環状壁
5g、6g、50g 入口孔
5h、6h、50h 出口孔
5i、6i、50i 連結壁
5j、6j、50j 補強リブ
5k、6k、50k 連結リブ
5m、6m、50m 係合部
5n、6n、50n 蓋壁
5p、6p、50p カバー環状壁
5q、6q、50q 摘み部
5r、6r、50r 被係合部
70 オーバーキャップ
70a 天井壁
70b 外壁
70c 凸部
B 基部
C 接続部
P 突起
S 凹部空間
T 爪部

Claims (3)

  1. エアゾール容器の2つのステムに接続され、該2つのステムの押し下げにて内容物を吐出させるエアゾール容器用ノズルであって、
    前記2つのステムに繋がる接続部、及び該接続部に連結するとともに上方が開放した2つの凹部空間を形成する基部を有し、該基部の一端部に、該接続部に繋がる2つのステムからの内容物を該2つの凹部空間にそれぞれ導入する2つの入口孔を備えるとともに、該基部の他端部に、該2つの凹部空間から内容物をそれぞれ外界に排出する2つ又は1つの出口孔を備えてなるベースと、
    該ベースにヒンジを介して連結するとともに該ヒンジの折り曲げにて前記2つの凹部空間の上方を閉鎖するカバーとを備え
    前記基部は、前記入口孔をそれぞれ有する2つの底壁と該2つの底壁からそれぞれ起立する2つのベース環状壁とを連結したものであり、
    前記カバーは、前記2つのベース環状壁の内周面又は外周面に全周に亘ってそれぞれ当接する2つのカバー環状壁を有するエアゾール容器用ノズル。
  2. 前記接続部は、前記2つのステムを取り囲んで該2つのステムにそれぞれ嵌合する2つの筒状壁であり、前記2つの底壁は、該2つの筒状壁に連結している請求項1に記載のエアゾール容器用ノズル。
  3. 前記ベースは、前記ヒンジを設けた縁部に対向する他の縁部に係合部を有し、前記カバーは、該係合部に係合して該カバーを折り曲げた状態に維持する被係合部を有する請求項1又は2に記載のエアゾール容器用ノズル。
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