JP2501214Y2 - 玩具を兼ねた容器用キャップ - Google Patents

玩具を兼ねた容器用キャップ

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JP2501214Y2
JP2501214Y2 JP1989143263U JP14326389U JP2501214Y2 JP 2501214 Y2 JP2501214 Y2 JP 2501214Y2 JP 1989143263 U JP1989143263 U JP 1989143263U JP 14326389 U JP14326389 U JP 14326389U JP 2501214 Y2 JP2501214 Y2 JP 2501214Y2
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pressing body
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彰 西上
千秋 神村
哲三 中村
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は玩具を兼ねた容器用キャップに関する。
〔従来の技術〕
従来より、玩具を兼ねた容器用キャップとしては例え
ば、第4図及び第5図に示す実開昭63−137746号公報及
び、第6図及び第7図に示す実開昭58−14361号公報に
記載されているものがある。
まず、第4図及び第5図に示すものは、容器22の口筒
部に周設した鍔部23に、動物の頭部を形どったキャップ
20の下縁部が係合するようになっている。キャップ20に
は栓体24が設けられており、常時はこの栓体24が口筒部
に嵌合している。開栓に際してはキャップ20の上面に突
設された耳21をつまむことによりキャップ20の下縁部が
矢印F方向に開いて鍔部23との係合が外れ開栓できるよ
うになっている。
一方、第6図及び第7図に示す物は、動物の胸像形キ
ャップを容器に取り付け、さらに動物の口から容器底部
に至るストロー26を内装したものである。
さらに、実開昭60−28062号公報には、外観を動物や
植物その他の適宜の外観に形成された鍔付き帽子のよう
なキャップ(ノズルカバー)を、化粧用乳液等に使用す
るポンプのノズルを覆って嵌着したものが開示されてい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、前記した実開昭63−137746号公報に開示され
たものでは単にキャップの着脱により栓の開閉ができる
に過ぎず、また、必ず本体から突出ししかもある程度の
強度を持った耳を設ける必要があるため、容器の使用後
にこの人形の部分だけを外しておもちゃとするには適切
でない場合がある。
一方、実開昭58−143618号公報に開示されたものでは
人形部分からストローが長く突出するため、使用後、人
形だけを外しておもちゃとすることはできない。
さらに、実開昭60−28062号公報に開示されたもの
は、外観を動物や植物その他の適宜の外観の鍔付き帽子
のようなキャップを、化粧用乳液等に使用するポンプの
ノズルに嵌着したにすぎないから、このキャップは流通
時や使用中に簡単に外れてしまい、このキャップを紛失
するおそれもある。しかも、キャップは鍔付き帽子状で
あるから、キャップの大きさには限度があり、動物の意
匠を迫真的に表現するには不十分で、玩具としても満足
のいくものではない。
また、いずれのものも開封されたことを表現する所謂
バージンシール性はなく、この機能を別に設けなければ
ならないという問題がある。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、容器の使
用後に取り外しておもちゃとすることができるととも
に、容器から簡単に外れることもなく、その上、所謂バ
ージンシール性も兼ね備えた玩具用キャップを提供する
ことを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記技術的課題を解決するために、以下のよ
うな構成とした。
即ち、容器1の口筒部8に設けられ、押し下げること
によって内容物を注出する注出筒9の先端を覆って嵌着
した動物を表象した容器用キャップであって、容器1の
肩部2に設けた係合部3に嵌着される筒状の基台部4
と、この基台部4の上縁5から肉薄に形成した複数の破
断可能な支持腕6を介して一体に形成された動物を表象
した押圧体7とから構成した。そして、前記押圧体7は
前記注出筒9を覆い、かつこの押圧体7の裏面が前記注
出筒9と気液密的に嵌合するとともに、前記注出筒9の
注出口10を前記押圧体7に設けた動物の口11へ連通せし
め玩具を兼ねた容器用キャップとした。
〔作用〕
容器の流通時には押圧体7は支持腕6を介して基台部
4と一体になっているため、押圧体7が沈下することは
なく前記注出筒9が押されてしまうことはない。このた
め容器の密閉性は維持される。一方、内容物を注出する
ために押圧体7を強く押し下げると、支持腕6と押圧体
7との接続が破れ押圧体7は沈下し前記注出筒9が押圧
される。これにより内容物が口11から注出される。
このように押圧体7を強く押し下げることにより支持
腕6を破断して、はじめて注出筒9を押し下げることに
よる内容物の注出操作が可能となるため、所謂バージン
シールとしての機能を備えている。また、動物を表象し
た押圧体7は突起等を有していないため、容器の使用後
には取り外しておもちゃとする場合でも安全である。
さらに、押圧体7は注出筒9を覆うので玩具として十
分な大きさをもつとともに、押圧体7の裏面が注出筒9
と気液密的に嵌合しているので、容器の使用中に押圧体
7が注出筒9から簡単に外れるようなことはない。ま
た、前記基台部4が押圧体7の押し下げ運動の案内部と
して作用して、押圧体7による内容物の安定的な注出操
作を可能にする。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図ないし第3図に基いて説明す
る。
容器1の口筒部8には中キャップ8aが取り付けられて
おり、この中キャップ8aの中心部には注出筒9が設けら
れている。この注出筒9には図示しないポンプ装置が取
り付けられ、注出筒9を押し下げると内容物が注出筒9
の上端に設けられた注出口10から注出されるようになっ
ている。そして、容器1の肩部2には係合部3が設けら
れている。
前記係合部3には筒状の基台部4が嵌着されている。
この基台部4はその下端に前記係合部3に嵌着する係合
凸部が設けられている一方、この基台部4の上縁5から
内側に向かって肉薄に形成した複数の破断可能な支持腕
6が設けられている。
そしてこの支持腕6の内端にはひなを表象した押圧体
7が一体に形成されている。前記基台部4には、卵が半
分に割れてひながかえった様子を表象するようにその割
れ部分にジグザグの模様4bを形成してある。押圧体7に
おけるひなの口11部分には孔が設けられているととも
に、押圧体7の裏面には略L字型の筒状に形成したカッ
プラ12が取り付けられており、このカップラ12の一端は
前記注出筒9に着脱可能に密嵌できる形状にしてあり、
その他端13は前記ひなの口11に連通させてある。そし
て、前記押圧体7は前記注出筒9の全体を覆っている。
前記した構造において、商品としての流通時には押圧
体7は基台部4と一体になっているため、前記注出筒9
が押されてしまうことはなく容器の密閉性は維持され
る。
一方、内容物を注出する際には押圧体7を強く押し下
げる。すると支持腕6と押圧体7との接続が破れ押圧体
7は第3図に示すように沈下し前記注出筒9が押圧され
る。これにより内容物が口11から注出される。その際
に、押圧体7の下端縁14は前記基台部4の内面4cに案内
されて、安定的な内容物の注出操作が行われる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、 a)商品としての流通時には押圧体7が基台部4と一体
になっているため、前記注出筒9が押されてしまうこと
なく容器の密閉性が維持される。
b)押圧体7を強く押し下げることにより支持腕6が破
断して注出操作が可能となるため、所謂バージンシール
としての機能を備えている。
c)動物を表象した押圧体7は突起等を有していないた
め、容器の使用後には取り外して安全なおもちゃとする
ことができる。
d)押圧体7は注出筒9を覆っており、押圧体7の裏面
が前記注出筒9と気液密的に嵌合しているので、流通時
や使用時に押圧体7が注出筒9から簡単に外れることが
ない。しかも、押圧体は動物を表現するには十分な大き
さを有するので満足のいく動物おもちゃとすることがで
きる。
e)基台部4は内容物の注出時に押圧体の押し下げ運動
の案内作用をするので、安定的な注出操作ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の実施例を示し、第1図は
分解斜視図、第2図は使用前を示す断面図、第3図は注
出時を示す断面図、第4図ないし第7図は従来の玩具兼
用キャップを示し、第4図は断面図、第5図は使用状態
の正面図、第6図は別の従来品の斜視図、第7図はその
断面図である。 1……容器 2……肩部 3……係合部 4……基台部 5……上縁 6……支持腕 7……押圧体 8……口筒部 9……注出筒 10……注出口 11……口

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器1の口筒部8に設けられ、押し下げる
    ことによって内容物を注出する注出筒9の先端を覆って
    嵌着した動物を表象した容器用キャップにおいて、容器
    1の肩部2に設けた係合部3に嵌着される筒状の基台部
    4と、この基台部4の上縁5から肉薄に形成した複数の
    破断可能な支持腕6を介して一体に形成された動物を表
    象した押圧体7とからなり、前記押圧体7は前記注出筒
    9を覆い、かつこの押圧体7の裏面が前記注出筒9と気
    液密的に嵌合するとともに、前記注出筒9の注出口10を
    前記押圧体7に設けた動物の口11へ連通せしめたことを
    特徴とする玩具を兼ねた容器用キャップ。
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JP5785879B2 (ja) * 2012-01-30 2015-09-30 株式会社吉野工業所 改ざん防止機能付き吐出器
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