JP2593428Y2 - ブラシ付き注出容器 - Google Patents
ブラシ付き注出容器Info
- Publication number
- JP2593428Y2 JP2593428Y2 JP1993047774U JP4777493U JP2593428Y2 JP 2593428 Y2 JP2593428 Y2 JP 2593428Y2 JP 1993047774 U JP1993047774 U JP 1993047774U JP 4777493 U JP4777493 U JP 4777493U JP 2593428 Y2 JP2593428 Y2 JP 2593428Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- brush
- knob
- valve body
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば部分洗い用液体
洗剤のような液体の内容物を塗布等するためのブラシを
有する容器に関する。
洗剤のような液体の内容物を塗布等するためのブラシを
有する容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、部分洗い用液体洗剤やシミ落と
し液のようなものは、ブラシ等によって、必要箇所に付
着させたり、付着させたものを広げたり、あるいはこす
りつけることが行われている。
し液のようなものは、ブラシ等によって、必要箇所に付
着させたり、付着させたものを広げたり、あるいはこす
りつけることが行われている。
【０００３】そのため、前記液体を収容する容器とは別
にブラシを用意する必要があった。
にブラシを用意する必要があった。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
ものは、必要な時にブラシが見つからなかったり、紛失
してしまうなどの問題があった。また、容器を小型化し
て携帯に便利なようにした場合、別にブラシを携帯せざ
るを得ず面倒だった。
ものは、必要な時にブラシが見つからなかったり、紛失
してしまうなどの問題があった。また、容器を小型化し
て携帯に便利なようにした場合、別にブラシを携帯せざ
るを得ず面倒だった。
【０００５】本考案は前記事項に鑑みてなされたもので
あり、使い勝手がよく、携帯性が優れたブラシ付き注出
容器を提供することを目的とする。
あり、使い勝手がよく、携帯性が優れたブラシ付き注出
容器を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記課題を解
決するために下記の構成とした。すなわち、ブラシ付き
注出容器は、容器本体１０、キャップ３０及び摘み４０
から構成する。
決するために下記の構成とした。すなわち、ブラシ付き
注出容器は、容器本体１０、キャップ３０及び摘み４０
から構成する。
【０００７】前記容器本体１０は口筒部１１を有する。
前記キャップ３０は先端に弁体部３３を有し、この弁体
部３３の外側に開口３２が設けられ、この開口３２の外
側に筒部３９が設けられ、この筒部３９の周囲にブラシ
３１が上向きに設けられている。
前記キャップ３０は先端に弁体部３３を有し、この弁体
部３３の外側に開口３２が設けられ、この開口３２の外
側に筒部３９が設けられ、この筒部３９の周囲にブラシ
３１が上向きに設けられている。
【０００８】前記摘み４０は、前記キャップ３０に上下
動可能で且つ離脱不能に取り付けられている。この摘み
４０は有頂筒状で前記ブラシ３１のほぼ全体を包囲可能
な大きさを有し、頂部には前記ブラシ３１を挿通可能に
する挿通孔４１が設けられている。また、この摘み４０
は頂部裏面側から摺動筒部４５が下延されている。
動可能で且つ離脱不能に取り付けられている。この摘み
４０は有頂筒状で前記ブラシ３１のほぼ全体を包囲可能
な大きさを有し、頂部には前記ブラシ３１を挿通可能に
する挿通孔４１が設けられている。また、この摘み４０
は頂部裏面側から摺動筒部４５が下延されている。
【０００９】この摺動筒部４５は前記キャップ３０の筒
部３９に液密状態に摺動し、その内部が注出路４４とな
っている。また、この内側には前記キャップ３０の弁体
部３３によって開閉される注出孔４２が設けられてい
る。
部３９に液密状態に摺動し、その内部が注出路４４とな
っている。また、この内側には前記キャップ３０の弁体
部３３によって開閉される注出孔４２が設けられてい
る。
【００１０】なお、前記容器本体３０に収容される内容
物は、部分洗い用液体洗剤に限るものではなく、種々の
液体、例えばシミ落とし液、液体化粧料、液体医薬品な
どを例示できる。
物は、部分洗い用液体洗剤に限るものではなく、種々の
液体、例えばシミ落とし液、液体化粧料、液体医薬品な
どを例示できる。
【００１１】
【作用】摘み４０をキャップ３０に対して上方移動させ
ると、注出孔４２が弁体部３３から離間して開口状態に
なるので、容器本体１０の胴部１２を押圧して内容物を
注出孔４２から注出する。
ると、注出孔４２が弁体部３３から離間して開口状態に
なるので、容器本体１０の胴部１２を押圧して内容物を
注出孔４２から注出する。
【００１２】内容物を必要量注出した後、摘み４０をキ
ャップ３０に対して下方移動して、摘み４０の注出孔４
２をキャップ３０の弁体部３３により閉塞する。次に、
容器本体１０の胴部１２を手で持ち、注出した内容物を
キャップ３０に設けたブラシ３１で必要箇所に付着させ
たり、付着させたものを広げたり、あるいはこすりつけ
る。
ャップ３０に対して下方移動して、摘み４０の注出孔４
２をキャップ３０の弁体部３３により閉塞する。次に、
容器本体１０の胴部１２を手で持ち、注出した内容物を
キャップ３０に設けたブラシ３１で必要箇所に付着させ
たり、付着させたものを広げたり、あるいはこすりつけ
る。
【００１３】尚、内容物の種類によっては、注出孔４２
から注出させながら、これと同時にブラシ３１を使用す
ることも可能である。
から注出させながら、これと同時にブラシ３１を使用す
ることも可能である。
【００１４】
【実施例】以下、本考案にかかる実施例を図面を参照し
て説明する。なお、本実施例のブラシ付き注出容器は、
部分洗い用液体洗剤用容器としての態様である。
て説明する。なお、本実施例のブラシ付き注出容器は、
部分洗い用液体洗剤用容器としての態様である。
【００１５】本実施例のブラシ付き注出容器は、図２、
図３に示すように、容器本体１０、キャップ３０、摘み
４０及びカバー５０から構成する。前記容器本体１０は
合成樹脂製で略円筒状の胴部１２を有し、この胴部１２
の上部に口筒部１１が形成されている。口筒部１１の外
周面には雄ねじ部１１ａが形成されている。
図３に示すように、容器本体１０、キャップ３０、摘み
４０及びカバー５０から構成する。前記容器本体１０は
合成樹脂製で略円筒状の胴部１２を有し、この胴部１２
の上部に口筒部１１が形成されている。口筒部１１の外
周面には雄ねじ部１１ａが形成されている。
【００１６】前記キャップ３０は合成樹脂製であり、図
３に示すようにキャップ下部３０ｂ及びキャップ上部３
０ａから構成されている。なお、このキャップ３０ｂと
３０ａとは一体に形成してもよい。
３に示すようにキャップ下部３０ｂ及びキャップ上部３
０ａから構成されている。なお、このキャップ３０ｂと
３０ａとは一体に形成してもよい。
【００１７】前記キャップ下部３０ｂは筒状をなし、そ
の下部が容器本体１０の口筒部１１に螺合固定されてい
る。このキャップ下部３０ｂの上部外周面には凹凸部３
４が形成されている。
の下部が容器本体１０の口筒部１１に螺合固定されてい
る。このキャップ下部３０ｂの上部外周面には凹凸部３
４が形成されている。
【００１８】この凹凸部３４には、図２に示すように摘
み４０全体を包囲する大きさを有する有頂筒状のカバー
５０が嵌合可能になっている。前記キャップ上部３０ａ
は、固定部３８と、弁体部３３と、筒部３９と、開口３
２と、ブラシ３１とを有している。
み４０全体を包囲する大きさを有する有頂筒状のカバー
５０が嵌合可能になっている。前記キャップ上部３０ａ
は、固定部３８と、弁体部３３と、筒部３９と、開口３
２と、ブラシ３１とを有している。
【００１９】前記固定部３８は有頂筒状をなし、前記キ
ャップ下部３０ｂの上端部３６に嵌合されている。この
固定部３８の頂部に前記筒部３９が立設されている。こ
の筒部３９の上部外周面には第１突部３９ａが形成され
ている。
ャップ下部３０ｂの上端部３６に嵌合されている。この
固定部３８の頂部に前記筒部３９が立設されている。こ
の筒部３９の上部外周面には第１突部３９ａが形成され
ている。
【００２０】前記筒部３９の頂部中央には、突起状をな
す前記弁体部３３が立設されており、この弁体部３３の
外側に複数の開口３２が形成されている。
す前記弁体部３３が立設されており、この弁体部３３の
外側に複数の開口３２が形成されている。
【００２１】前記ブラシ３１は、前記筒部３９の周りに
前記固定部３８の頂部から上向きに設けられている。前
記摘み４０は合成樹脂製であり、フード部４３と、挿通
孔４１と、注出孔４２と、摺動筒部４５とを有してい
る。
前記固定部３８の頂部から上向きに設けられている。前
記摘み４０は合成樹脂製であり、フード部４３と、挿通
孔４１と、注出孔４２と、摺動筒部４５とを有してい
る。
【００２２】前記フード部４３は有頂筒状をなし、前記
ブラシ３１のほぼ全体を包囲する大きさを有し、その下
部内面に第２突部４３ａが形成されている。この第２突
部４３ａは、前記キャップ３０の凹凸部３４に係止可能
になっていて、これによって、摘み４０はキャップ３０
に対し上下動可能でかつ離脱不能になっている。
ブラシ３１のほぼ全体を包囲する大きさを有し、その下
部内面に第２突部４３ａが形成されている。この第２突
部４３ａは、前記キャップ３０の凹凸部３４に係止可能
になっていて、これによって、摘み４０はキャップ３０
に対し上下動可能でかつ離脱不能になっている。
【００２３】前記挿通孔４１は、前記フード部４３の頂
部に複数設けられ、前記ブラシ３１を挿通可能にしてい
る。前記注出孔４２は、前記フード部４３の頂部中央に
設けられており、前記キャップ３０の弁体部３３の先端
が液密状態に嵌入可能になっている。
部に複数設けられ、前記ブラシ３１を挿通可能にしてい
る。前記注出孔４２は、前記フード部４３の頂部中央に
設けられており、前記キャップ３０の弁体部３３の先端
が液密状態に嵌入可能になっている。
【００２４】前記摺動筒部４５は前記注出孔４２の外側
に配されており、前記フード部４３の頂部裏面側から下
延している。この摺動筒部４５は前記筒部３９の第１突
部３９ａに液密状態に摺動可能にされている。
に配されており、前記フード部４３の頂部裏面側から下
延している。この摺動筒部４５は前記筒部３９の第１突
部３９ａに液密状態に摺動可能にされている。
【００２５】この摺動筒部４５の内部は、前記開口３２
から前記注出孔４２に至るまでの注出路４４になってい
る。次に、本実施例の作用を説明する。
から前記注出孔４２に至るまでの注出路４４になってい
る。次に、本実施例の作用を説明する。
【００２６】容器本体１０の内容物である部分洗い用液
体洗剤を注出するには、摘み４０をキャップ３０に対し
て上方移動して、注出孔４２を開口させる。そして、注
出孔４２を下向きにして付着すべき部分に向け、容器本
体１０の胴部１２を押圧する。すると、容器本体１０内
の液体洗剤が開口３２から注出路４４を通って注出孔４
２より注出される。
体洗剤を注出するには、摘み４０をキャップ３０に対し
て上方移動して、注出孔４２を開口させる。そして、注
出孔４２を下向きにして付着すべき部分に向け、容器本
体１０の胴部１２を押圧する。すると、容器本体１０内
の液体洗剤が開口３２から注出路４４を通って注出孔４
２より注出される。
【００２７】次に、容器本体１０の胴部１２を手で持
ち、摘み４０を下方移動させて、摘み４０の注出孔４２
をキャップ３０の弁体部３３により閉塞するとともに、
ブラシ３１を挿通孔４１より突出させる。この状態で、
注出した液体洗剤をブラシ３１で広げたり、あるいはこ
すりつけたりする。
ち、摘み４０を下方移動させて、摘み４０の注出孔４２
をキャップ３０の弁体部３３により閉塞するとともに、
ブラシ３１を挿通孔４１より突出させる。この状態で、
注出した液体洗剤をブラシ３１で広げたり、あるいはこ
すりつけたりする。
【００２８】以上のように本実施例では、ブラシ３１を
有するキャップ３０が容器本体１０に離脱不能にされて
いるので、ブラシ３１がなくなることはない。また、摘
み４０をキャップ３０に対して下方移動した状態で注出
孔４２が弁体部３３によって閉塞されるようになってい
るので、ブラシ使用時に液体洗剤の注出を停止させるこ
とができ、液体洗剤の過剰注出を防止できる。
有するキャップ３０が容器本体１０に離脱不能にされて
いるので、ブラシ３１がなくなることはない。また、摘
み４０をキャップ３０に対して下方移動した状態で注出
孔４２が弁体部３３によって閉塞されるようになってい
るので、ブラシ使用時に液体洗剤の注出を停止させるこ
とができ、液体洗剤の過剰注出を防止できる。
【００２９】
【考案の効果】本考案によれば、ブラシを有するキャッ
プが容器本体に離脱不能にされているので、ブラシの紛
失を防止できるという効果がある。
プが容器本体に離脱不能にされているので、ブラシの紛
失を防止できるという効果がある。
【００３０】そして、携帯性が優れたブラシ付き注出容
器が得られる。
器が得られる。
【図１】本考案の実施例において摘みを上方移動させた
状態での一部断面図である。
状態での一部断面図である。
【図２】本考案の実施例において摘みを下方移動させ、
カバーを装着した状態での一部断面図である。
カバーを装着した状態での一部断面図である。
【図３】本考案の実施例の分解斜視図である。
１０・・・容器本体 １１・・・口筒部 ３０・・・キャップ ３１・・・ブラシ ３３・・・弁体部 ３９・・・筒部 ４０・・・摘み ４１・・・挿通孔 ４２・・・注出孔 ４３・・・摺動筒部 ４４・・・注出路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B65D 39/00 - 55/16
Claims (1)
- 【請求項１】 容器本体の口筒部にキャップが取り付け
られ、このキャップは先端に弁体部を有し、この弁体部
の外側に開口が設けられ、この開口の外側に筒部が設け
られ、この筒部の周囲にブラシが上向きに設けられてお
り、このキャップには摘みが上下動可能で且つ離脱不能
に取り付けられていて、この摘みは有頂筒状で前記ブラ
シのほぼ全体を包囲可能な大きさを有し、頂部には前記
キャップのブラシを挿通可能にする挿通孔が設けられ、
この頂部裏面側から、内部が注出路となっていて前記キ
ャップの筒部を気密状態に摺動する摺動筒部が下延し、
この摺動筒部の内側に前記キャップの弁体部によって開
閉される注出孔が設けられており、 前記摘みを前記キャップに対して下方移動することによ
り、摘みの注出孔が前記キャップの弁体部により閉塞さ
れるとともに、キャップのブラシの先部が前記摘みの挿
通孔から外方へ突出し、摘みをキャップに対して上方移
動することにより、注出孔が弁体部から離間して開口す
るとともに、ブラシのほぼ全体が摘みの内部に収納され
ることを特徴とするブラシ付き注出容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993047774U JP2593428Y2 (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | ブラシ付き注出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993047774U JP2593428Y2 (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | ブラシ付き注出容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0713752U JPH0713752U (ja) | 1995-03-07 |
| JP2593428Y2 true JP2593428Y2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=12784735
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993047774U Expired - Fee Related JP2593428Y2 (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | ブラシ付き注出容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2593428Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6956465B2 (ja) * | 2016-03-11 | 2021-11-02 | 株式会社セレス | 化粧品用チューブヘッド |
-
1993
- 1993-08-09 JP JP1993047774U patent/JP2593428Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0713752U (ja) | 1995-03-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |