JPH0739828Y2 - 二剤混合容器 - Google Patents

二剤混合容器

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Publication number
JPH0739828Y2
JPH0739828Y2 JP1988058314U JP5831488U JPH0739828Y2 JP H0739828 Y2 JPH0739828 Y2 JP H0739828Y2 JP 1988058314 U JP1988058314 U JP 1988058314U JP 5831488 U JP5831488 U JP 5831488U JP H0739828 Y2 JPH0739828 Y2 JP H0739828Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
agent
stopper
inner plug
seal
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988058314U
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English (en)
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JPH01161479U (ja
Inventor
和夫 鈴木
一男 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kose Corp
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Kose Corp
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は二剤混合容器に係り、特に分離して収容した二
剤を簡単な操作で混合できるようにしたものに関する。
〔従来の技術〕
分離して収容した二剤を簡単な操作で混合できるように
した二剤混合容器として、本出願人は先に実開昭60−44
33号公報に記載されているものを提案した。
これは第5図に示すように、第1剤1を収容した第1容
器2の口筒部3内に、有底筒状の中栓4を螺合し、この
中栓4の底部5上面にカッタ突起6を上向きに形成する
とともに薬剤落下口7を形成し、この中栓4の内側に第
2剤8を収容した第2容器9を螺合したものである。
そして、この第2容器9の底部は容易に破断し得るシー
ル10となっており、この第2容器9に前記第1容器2の
口筒部3に嵌合する嵌合部11を一体に形成し、嵌合部11
の下縁に未開封位置を保持するための破断ベルトBを一
体成型したものである。
開封に際しては、破断ベルトBを取り去った後嵌合部11
を回動させると、第2容器9が下降し、シール10がカッ
タ突起6により破断されて第2剤8が第1剤1中に落下
し両薬剤が混合される。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、前記した従来のものにおいては、未開封位置を
保持するための破断ベルトBを嵌合部に一体形成する必
要があるため、金型が複雑になるのは避けられず、ま
た、製品の製造過程も複雑化するという問題がある。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、構成が簡単
で容易に製造することができるようにした二剤混合容器
を提供することを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記技術的課題を解決するために、以下のよう
な構成とした。
即ち、第1剤1を収容した第1容器2の口筒部3内に、
有底筒状の中栓4を嵌入する。
この中栓4の底部5上面にカッタ突起6を上向きに形成
するとともに薬剤落下口7を形成する。
この中栓4の内側に第2剤8を収容した第2容器9を嵌
合し、この第2容器9の底部は容易に破断し得るシール
10となっている。
この第2容器9に前記第1容器2の口筒部3に嵌合する
嵌合部11を一体に形成し、口筒部3上縁と嵌合部11の天
井部下面12との間にストッパ13を介在させて二剤混合容
器とした。
〔作用〕
流通時及び販売時にあっては第1図及び第2図に示すよ
うに、前記ストッパ13が口筒部3の上縁と嵌合部11の天
井部下面12との間に介挿されている状態にあり、第2容
器9は上位置に保持されているため、シール10はカッタ
突起6に接触していない。したがって各薬剤は分離して
収容された状態にある。
ここで、第1剤1と第2剤8とを混合する際には第3図
及び第4図に示すように、嵌合部11の嵌合を解除し、こ
れと一体になっている第2容器9を取り外し、前記スト
ッパ13を取り外す。
そして嵌合部11を下動させ第2容器9を下動してゆくと
第2容器9は当初の位置よりも下がった位置まで降下
し、シール10がカッタ突起6により破断されて第2剤8
が第1剤1中に落下する。
〔実施例〕 本考案の実施例を第1図ないし第4図に基づいて説明す
る。
第1容器2は第1剤1を収容するためのものであり、そ
の口筒部3の外周には螺条が形成されている。そしてこ
の口筒部3内には有底筒状の中栓4が嵌入されている。
この中栓4の上縁にはフランジが周設されており、これ
が口筒部3の上縁に当接して位置決めがなされるように
なっている。この中栓4の底部5には扇状の薬剤落下口
7が3箇所形成されており、底部5の上面にはカッタ突
起6が上向きに形成されている。
前記中栓4の内側には第2剤8を収容した第2容器9が
螺合されている。この第2容器9には嵌合部11が一体に
形成されており、嵌合部11の内側には前記第1容器2の
口筒部3に螺合する螺条が形成されている。
前記第2容器9の底部は容易に破断し得るシール10とな
っている。このシール10は超音波熔着により接着したも
のであり、これによって第2容器9の密閉が図られてい
る。第2容器9の上部は上方に三角錐形に延出されてお
り、その先端はキャップCで閉塞されている。前記口筒
部3の上縁と嵌合部11の天井部下面12との間には環状に
形成したストッパ13が介挿されており、このストッパ13
が介挿されている状態にあっては第2容器9は上位置に
保持され、シール10はカッタ突起6に接触しない。
流通時及び販売時にあっては、前記ストッパ13が口筒部
3の上縁と嵌合部11の天井部下面12との間に介挿されて
いる状態にあり、第2容器9は上位置に保持されている
ため、シール10はカッタ突起6に接触していない。した
がって第2剤8は第2容器9内に収容された状態にあ
る。
ここで、第1剤1と第2剤8とを混合する際には、嵌合
部11を回動させ、これと一体になっている第2容器9を
取り外し、前記ストッパ13を取り外す。そして嵌合部11
を回動させ第2容器9を螺入してゆくと第2容器9は当
初の位置よりも下がった位置まで降下し、シール10がカ
ッタ突起6により破断されて第2剤8が第1剤1中に落
下する。
この状態で容器を適宜振る等して薬剤を撹はんし、使用
する。
なお前記した実施例では嵌合部11に螺子を形成して、こ
れを回動させることによって第2容器9が自動的に降下
するようにしたが、この例に限らず、嵌合部11を口筒部
3に対して単に上下動自在に保持せしめ、第2容器9を
手動で降下させ得るように構成してもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、口筒部3上縁と嵌合部11の天井部下面
12との間にストッパ13を介在させ、このストッパ13を除
去した状態で嵌合部11を下動すると、シール10がカッタ
突起6により破断されて第2剤8が第1剤1中に落下す
るように構成したので、従来のもののように未開封位置
を保持するための破断ベルトBを形成する必要がない。
このため、金型が簡単なもので済み、さらに、製品の製
造過程をも簡略化することができ安価に製造できる。ま
た。本考案の二剤混合容器によると、第2容器の第1容
器内への進入を阻止するストッパを第1容器の口筒部上
縁と第2容器の嵌合部天井部との間の空間部に配置して
いるためこのストッパを外部から全く見ることができ
ず、これによりその存在自体が当該混合容器の購入者で
なければ分からず、その結果バージンシール機能をより
効果的に発揮することできる。
【図面の簡単な説明】 第1図ないし第4図は本考案の実施例を示し、第1図は
未開封状態の一部切欠した斜視図、第2図はその断面
図、第3図は開封状態の一部切欠した斜視図、第4図は
その断面図、第5図は従来の二剤混合容器を示す断面図
である。 1…第1剤、2…第1容器、3…口筒部、4…中栓、5
…底部、6…カッタ突起、7…薬剤落下口、8…第2
剤、9…第2容器、10…シール、11…嵌合部、12…天井
部下面、13…ストッパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1剤1を収容する第1容器2と、前記第
    1容器2の口筒部3内に嵌入する有底筒状の中栓4と、
    前記中栓4の底部に部分的に形成された薬剤落下口7及
    びこの薬剤落下口を除く前記底部の上面に上方へ立ち上
    がって形成されたカッタ突起6と、前記中栓4の内側に
    嵌合して取り付けられ、第2剤8を収容した第2容器9
    であって底部が前記カッタ突起6により破断可能なシー
    ル10で閉鎖され、更に前記第1容器2の前記口筒部3外
    側に嵌合する嵌合部11を備える第2容器9と、前記第1
    容器2の前記口筒部3上縁と前記嵌合部11の天井部12と
    の間の空間部に配置され、前記第1容器2、前記中栓
    4、及び前記第2容器9とは別体に形成された環状のス
    トッパ13とからなり、二剤を混合する際前記第2容器9
    を前記第1容器2から外して環状の前記ストッパ13を取
    り除き、その上で前記第2容器9を再度前記第1容器2
    に取付けることにより前記第2容器9底部のシール10を
    前記カッタ突起で破断し、前記第2容器9内の第2剤8
    を前記中栓4底部の薬剤落下口から前記第1容器2内へ
    落下して混合させることを特徴とする二剤混合容器。
JP1988058314U 1988-04-28 1988-04-28 二剤混合容器 Expired - Lifetime JPH0739828Y2 (ja)

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JP1988058314U JPH0739828Y2 (ja) 1988-04-28 1988-04-28 二剤混合容器

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01161479U JPH01161479U (ja) 1989-11-09
JPH0739828Y2 true JPH0739828Y2 (ja) 1995-09-13

Family

ID=31284132

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JP1988058314U Expired - Lifetime JPH0739828Y2 (ja) 1988-04-28 1988-04-28 二剤混合容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS604433U (ja) * 1983-06-21 1985-01-12 株式会社吉野工業所 二液混合容器

Also Published As

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JPH01161479U (ja) 1989-11-09

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