JPS5942371Y2 - 二重容器 - Google Patents
二重容器Info
- Publication number
- JPS5942371Y2 JPS5942371Y2 JP10070380U JP10070380U JPS5942371Y2 JP S5942371 Y2 JPS5942371 Y2 JP S5942371Y2 JP 10070380 U JP10070380 U JP 10070380U JP 10070380 U JP10070380 U JP 10070380U JP S5942371 Y2 JPS5942371 Y2 JP S5942371Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- sheath body
- neck
- hollow part
- slit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、粉末と液体、あるいは液体と液体等の二種の
薬剤を用時は同時混合して使用するが、混合した状態で
保存すると分解したり、効果が低下したり不都合が生じ
るような物質を、１個の容器内に別々に収納して、使用
時容易に混合出来るようにした二重容器を提供するもの
である。
薬剤を用時は同時混合して使用するが、混合した状態で
保存すると分解したり、効果が低下したり不都合が生じ
るような物質を、１個の容器内に別々に収納して、使用
時容易に混合出来るようにした二重容器を提供するもの
である。
従来この種の混合容器には、１つの容器内においてゴム
栓等により隔離して二重にした容器や、外側容器中に内
容器を収納して、両者の口頚部に栓を施すことによって
両者ともに密封する容器が考案されている。
栓等により隔離して二重にした容器や、外側容器中に内
容器を収納して、両者の口頚部に栓を施すことによって
両者ともに密封する容器が考案されている。
これらは、製造・充填工程において、製造の順序が必然
的に定められたり、各層に収納される内容物により製造
充填場所を異にするため、同一製品が各々製造充填場所
を巡廻させなければならず、その為中間製品の移動によ
って汚染の機会が増加し、品質に悪影響を及ぼすことが
多かった。
的に定められたり、各層に収納される内容物により製造
充填場所を異にするため、同一製品が各々製造充填場所
を巡廻させなければならず、その為中間製品の移動によ
って汚染の機会が増加し、品質に悪影響を及ぼすことが
多かった。
本考案はこのような欠点を改善し、内装される容器を分
離した状態で完全に独立した密閉容器にすることによっ
て、製造充填工程を簡素化するとともに、使用時、容易
に混合できることを特徴とするものである。
離した状態で完全に独立した密閉容器にすることによっ
て、製造充填工程を簡素化するとともに、使用時、容易
に混合できることを特徴とするものである。
すなわち、本考案は容器本体１の内口頚部に密接して嵌
着する鞘体２と弾性を有する材質よりなり、前記鞘体に
内接して嵌着する筒体６の底部に再閉鎖できるスリット
を有する拡張中空部７を備えた内装用コンテナ４と容器
本体の口頚部に螺合可能な栓１３とから構成されること
を特徴とする二重容器に関する。
着する鞘体２と弾性を有する材質よりなり、前記鞘体に
内接して嵌着する筒体６の底部に再閉鎖できるスリット
を有する拡張中空部７を備えた内装用コンテナ４と容器
本体の口頚部に螺合可能な栓１３とから構成されること
を特徴とする二重容器に関する。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第１図および第２図は、本考案における二重容器の断面
図であって、１は外装コンテナにあたる容器本体、２は
円筒状の鞘体であって該容器本体１０口頚部３の内壁に
密接して嵌着する内装コンテナ４とその内壁で嵌着する
。
図であって、１は外装コンテナにあたる容器本体、２は
円筒状の鞘体であって該容器本体１０口頚部３の内壁に
密接して嵌着する内装コンテナ４とその内壁で嵌着する
。
内装コンテナ４は、弾性を有する性質よりなり、天井部
５と鞘体２の内壁に密着して嵌着する節体６と該筒体６
の延長端に設ける拡張中空部Ｔを備える。
５と鞘体２の内壁に密着して嵌着する節体６と該筒体６
の延長端に設ける拡張中空部Ｔを備える。
拡張中空部１は筒体６より大きい直径を有する周壁と底
部を備えるものであって、実施例のような円錐形や半球
形、あるいは−面以上の平面から構成される底部には、
再閉鎖できる一条以上のスリット８を設ける。
部を備えるものであって、実施例のような円錐形や半球
形、あるいは−面以上の平面から構成される底部には、
再閉鎖できる一条以上のスリット８を設ける。
鞘体２は、筒体６より長く、その端部９が筒体６と接続
する周壁１０に被覆するように垂設し、前記拡張中空部
の周壁１０はテーパー状に形成する。
する周壁１０に被覆するように垂設し、前記拡張中空部
の周壁１０はテーパー状に形成する。
内装コンテナ４は、鞘体２によって拡張中空部７を圧縮
して、スリット８を閉鎖状態に保つものであるが、筒体
６の上方には凸条１１を周設し、該凸条と嵌合する凹条
１２を鞘体２の上方の内壁に形成し、鞘体２の端部９が
周壁１ＯＫ被覆するように凹条と凸条を重合係止させ、
内装コンテナが下方に垂下しないように設けられる。
して、スリット８を閉鎖状態に保つものであるが、筒体
６の上方には凸条１１を周設し、該凸条と嵌合する凹条
１２を鞘体２の上方の内壁に形成し、鞘体２の端部９が
周壁１ＯＫ被覆するように凹条と凸条を重合係止させ、
内装コンテナが下方に垂下しないように設けられる。
１３は内装コンテナの天井底５にその天井面を内接して
、容器本体１の口頚部３の外周囲と螺合する栓である。
、容器本体１の口頚部３の外周囲と螺合する栓である。
上記構成に釦いて鞘体２を外装蓋した内装コンテナ４内
に薬剤ａを開口したスリット８から充填し、次いで鞘体
７を拡張中空部の周壁１０まで垂下させてスリットを閉
じる。
に薬剤ａを開口したスリット８から充填し、次いで鞘体
７を拡張中空部の周壁１０まで垂下させてスリットを閉
じる。
この工程を経れば内装コンテナは密閉された状態となり
次の作業工程への移送あるいは保管に釦いても取り扱い
が容易である。
次の作業工程への移送あるいは保管に釦いても取り扱い
が容易である。
次に薬剤すを充填した容器本体ＩＫこの内装コンテナを
嵌着し、その上位から栓１３を施せば、二種薬剤の収納
は終了する。
嵌着し、その上位から栓１３を施せば、二種薬剤の収納
は終了する。
用時二種薬剤を混合させる場合は、栓１３を取りはずし
た後凸条１２と凹条１１が嵌合した状態で内装コンテナ
の天井部５を押せば鞘体の端部９が周壁１０のテーパー
からはずれ、拡張中空部７は拘束を解かれて、弾性体の
反発力によってスリット８が開き薬剤ａが薬剤す中に放
出混合されるのである。
た後凸条１２と凹条１１が嵌合した状態で内装コンテナ
の天井部５を押せば鞘体の端部９が周壁１０のテーパー
からはずれ、拡張中空部７は拘束を解かれて、弾性体の
反発力によってスリット８が開き薬剤ａが薬剤す中に放
出混合されるのである。
このように内装コンテナ４をゴムや合成樹脂等の弾性、
有する材質より構成することによって鞘体を嵌装あるい
は離脱させて、拡張中空部のスリットを開閉自在にする
とともに、天井部５より針を挿入することを容易にし注
射剤のバイアル瓶として使用しうる。
有する材質より構成することによって鞘体を嵌装あるい
は離脱させて、拡張中空部のスリットを開閉自在にする
とともに、天井部５より針を挿入することを容易にし注
射剤のバイアル瓶として使用しうる。
第一図に示す実施例では、鞘体の端部９は内側から外側
に向いたテーパーを設け、中空部の周壁１０のテーパー
と契合するものであるが、この実施例に限るものでなく
テーパーを有してなくても効果を発揮できる。
に向いたテーパーを設け、中空部の周壁１０のテーパー
と契合するものであるが、この実施例に限るものでなく
テーパーを有してなくても効果を発揮できる。
又、内装コンテナと鞘体との嵌合凸凹条１１゜１２に釦
いてはこの他に螺合可能なリプを互いに設けるものであ
ってもよい。
いてはこの他に螺合可能なリプを互いに設けるものであ
ってもよい。
以上のように、本考案二重容器は内装コンテナの弾性の
反発力によってスリットを開閉することを特徴としたも
ので、充填の容易性と二種薬剤の混合を簡単に行えるよ
うに構成されたものである。
反発力によってスリットを開閉することを特徴としたも
ので、充填の容易性と二種薬剤の混合を簡単に行えるよ
うに構成されたものである。
第１図は個別に収納した状態を示す縦断面図、第２図は
混合状態を示す縦断面図、第３図は拡張中空部の底面図
、第４図は一部縦断面分解図である。 １・・・・・・容器本体、２・・・・・・鞘体、３・・
・・・−ｎｏ部、４・・・・・・内装コンテナ、５・・
・・・・天井部、６・・・・・・筒体、７・・・・・・
拡張中空部、８・・・・・・スリット、９・・・・・・
端部、１０・・・・・・周壁、１１・・・・・・凸条、
１２・・・・・・凹条、１３・・・・・・栓。
混合状態を示す縦断面図、第３図は拡張中空部の底面図
、第４図は一部縦断面分解図である。 １・・・・・・容器本体、２・・・・・・鞘体、３・・
・・・−ｎｏ部、４・・・・・・内装コンテナ、５・・
・・・・天井部、６・・・・・・筒体、７・・・・・・
拡張中空部、８・・・・・・スリット、９・・・・・・
端部、１０・・・・・・周壁、１１・・・・・・凸条、
１２・・・・・・凹条、１３・・・・・・栓。
Claims (1)
- 容器本体１の内口頚部に密接して嵌着する鞘体２と、弾
性を有する材質よりなり、前記鞘体に内接して嵌着する
筒体６の底部に、再閉鎖できるスリットを有する拡張中
空部７を備えた内装用コンテナ４と容器本体の口頚部に
螺合可能な栓１３とから構成されることを特徴とする二
重容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10070380U JPS5942371Y2 (ja) | 1980-07-18 | 1980-07-18 | 二重容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10070380U JPS5942371Y2 (ja) | 1980-07-18 | 1980-07-18 | 二重容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5726370U JPS5726370U (ja) | 1982-02-10 |
| JPS5942371Y2 true JPS5942371Y2 (ja) | 1984-12-11 |
Family
ID=29462264
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10070380U Expired JPS5942371Y2 (ja) | 1980-07-18 | 1980-07-18 | 二重容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5942371Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-07-18 JP JP10070380U patent/JPS5942371Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5726370U (ja) | 1982-02-10 |
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