JPH0423819Y2 - - Google Patents

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JPH0423819Y2
JPH0423819Y2 JP1986137267U JP13726786U JPH0423819Y2 JP H0423819 Y2 JPH0423819 Y2 JP H0423819Y2 JP 1986137267 U JP1986137267 U JP 1986137267U JP 13726786 U JP13726786 U JP 13726786U JP H0423819 Y2 JPH0423819 Y2 JP H0423819Y2
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JP
Japan
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suction tube
viscous liquid
container body
contact ring
contact
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JP1986137267U
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JPS6342571U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は養毛剤、クリーム、薬剤等の粘性液を
充填した粘性液用容器に、スポイトを挿入して粘
性液を吸引使用する、スポイト式粘性液用容器に
係るものである。
従来の技術 従来この種のスポイト式粘性液用容器には、実
開昭58−163111号、実開昭58−163112号等が知ら
れている。この種の粘性液用容器は、第3図に示
す如く、粘性液1を充填した容器本体2の挿入口
部3の内周面を平滑に形成し、吸引管4を容器本
体2内に進退自在に挿入したものである。
そのため、吸引管4の抜出しに伴なつて、吸引
管4の外周に付着した粘性液1は、吸引管4使用
後の容器本体2内への収納に於て、容器本体2の
挿入口部3の開口縁5に吸引管4が接触し、粘性
液1を付着させてしまうものとなつていた。そし
て、挿入口部3の開口縁5に粘性液1の付着が多
くなると外周部への流出が行なわれるから、使用
者の手に粘性液1が付着したり、ハンドバツク等
の収納部内を汚染するばかりでなく、挿入口部3
の外周を被覆する蓋体6の開閉にも支障を生じる
ものとなる欠点を有していた。
考案が解決しようとする問題点 本考案は上述のごとき問題点を解決しようとす
るものであつて、粘性液の付着した吸引管の外周
を、挿入口部の開口縁に直接接触することの無い
ようにしたものである。そのため、従来の如く粘
性液が挿入口部の開口縁に多量に接触し、種々の
障害の発生を防止し得るようにしたものである。
問題点を解決するための手段 本考案は上述の如き問題点を解決するため、ス
ポイトの吸引管を、容器本体内に進退自在に挿入
するとともにこの容器本体の内部に充填した粘性
液を、吸引管に吸引して取り出し、目的部に押し
出し塗布するようにしたものに於て、容器本体の
挿入口部の内周に、粘性液が容器本体内に移動し
得る形成間隔を介して、環状の接触環を固定突出
し、この接触環内を介して吸引管を出入し得るよ
う形成して成るものである。
作 用 本考案は上述のごとく構成したものであるか
ら、吸引管の外周は、挿入口部の開口縁には接触
しにくく成り、環状の接触環と接触する。この接
触環は、挿入口部の内周に、粘性液が容器本体内
に移動し得る形成間隔を介して形成したものであ
る。そのため、吸引管の外周に付着した粘性液の
大部分を、吸引管の抜き出し時に、しごいて取る
事を可能にする。そのため、吸引管は外周に付着
した粘性液を、しごいて除去した状態で外部に抜
き出すものとなり、挿入口部の開口縁と接触して
も、開口縁を汚染することがない。
また、しごきによる粘性液の除去は、吸引管の
外周に付着した大部分を除去できるが、吸引管と
接触環の製造上の寸法誤差等により完全ではな
い。そのため、吸引管による目的部への塗布完了
後、吸引管を挿入する際にも、接触環は吸引管に
接触して粘性液を除去する。
このように、吸引管の抜き出し時、および挿入
時に、しごいて取り除いた粘性液は、形成間隔を
介して容器の内部に還流する。したがつて、吸引
管の外周に付着した粘性液が、従来の如く挿入口
部の開口縁に多量に接触し、種々の障害を生じさ
せることがないものである。
実施例 以下本考案の第一実施例を、第1図、第2図、
に於て説明すれば、10は容器本体で、粘性養毛
剤、クリーム、粘性薬剤等の粘性液11を充填す
るとともに上端の挿入口部12から、スポイト1
5を進退自在に挿入している。このスポイト15
は、挿入口部12の外周を被覆する蓋体16に吸
引管13を貫通し、この吸引管13の、蓋体16
から突出した上端に、粘性液11の吸引操作用の
弾性頭部14を設けて形成する。そして、弾性頭
部14の押圧および開放に伴ない、容器本体10
の内部に充填した粘性液11を、吸引管13内に
吸引して取出し、適宜の目的部に押し出し、塗布
し得るよう形成している。
そして、容器本体10の挿入口部12の内周に
は、環状のリングにより形成した接触環18を設
けている。この接触環18は、挿入口部2の内周
に、支持腕20によつて突出固定し、挿入口部1
2内周との間に、吸引管13の出入りに伴なつて
付着する粘性液11が、容器本体10内に流下移
動し得る形成間隔17を形成している。そして、
接触環18内を介して吸引管13を出入し、吸引
管13の外周に付着した粘性液11を、接触環1
8により、しごいて取る事を可能にしている。ま
た接触環18は、製造上の寸法的誤差を吸収し、
吸引管13の挿入不能を防止するため、2箇所に
分割部21を設け、直径が伸縮可能となるように
形成している。
考案の効果 本考案は上述の如く構成したものであるから、
吸引管の外周は、挿入口部の開口縁に接触しにく
く成り、接触環と接触する。そのため、吸引管の
外周に付着した粘性液を、吸引管の抜き出し時
に、接触環でしごいて取る事を可能にする。
したがつて、抜き出し時に吸引管は、粘性液を
多量に付着することがなく、粘性液を、しごいて
除去した状態で外部に抜き出すものとなり、挿入
口部の開口縁と接触しても、開口縁を汚染するこ
とがない。
また、しごきによる粘性液の除去は、吸引管の
外周に付着した大部分を除去できるが、吸引管と
接触環の製造上の寸法誤差等により完全ではな
い。そのため、吸引管による目的部への塗布完了
後、吸引管を挿入する際にも、接触環は吸引管に
接触して粘性液を除去する。
このように、吸引管の抜き出し時、および挿入
時に、しごいて取り除いた粘性液は、形成間隔を
介して容器の内部に落下して還流する。したがつ
て、吸引管の外周に付着した粘性液が、従来の如
く挿入口部の開口縁に多量に接触し、使用者の手
に粘性液が付着したり、ハンドバツク等の収納部
内を汚染することがなく、挿入口部の外周を被覆
する蓋体の開閉にも支障を生じることがないもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであつて、第
1図は断面図、第2図は挿入口部の平面図、第3
図は従来公知例を示す断面図である。 10……容器本体、11……粘性液、12……
挿入口部、13……吸引管、15……スポイト、
17……形成間隔、18……接触環。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スポイトの吸引管を、容器本体内に進退自在に
    挿入するとともにこの容器本体の内部に充填した
    粘性液を、吸引管に吸引して取り出し、目的部に
    押し出し塗布するようにしたものに於て、容器本
    体の挿入口部の内周に、粘性液が容器本体内に移
    動し得る形成間隔を介して、環状の接触環を固定
    突出し、この接触環内を介して吸引管を出入し得
    るよう形成したことを特徴とするスポイト式粘性
    液用容器。
JP1986137267U 1986-09-09 1986-09-09 Expired JPH0423819Y2 (ja)

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JP1986137267U JPH0423819Y2 (ja) 1986-09-09 1986-09-09

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JP1986137267U JPH0423819Y2 (ja) 1986-09-09 1986-09-09

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JPS6342571U JPS6342571U (ja) 1988-03-22
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4676795B2 (ja) * 2005-03-24 2011-04-27 メトロ・ジャパン株式会社 高粘度液体用容器のスペーサー
KR200453126Y1 (ko) * 2010-07-23 2011-04-13 주식회사 에프에스코리아 스포이드형 화장품 용기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58192241U (ja) * 1982-06-15 1983-12-21 株式会社吉野工業所 スポイト付き容器

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JPS6342571U (ja) 1988-03-22

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