JPH0630697Y2 - 盲蓋付き容器 - Google Patents

盲蓋付き容器

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JPH0630697Y2
JPH0630697Y2 JP16299188U JP16299188U JPH0630697Y2 JP H0630697 Y2 JPH0630697 Y2 JP H0630697Y2 JP 16299188 U JP16299188 U JP 16299188U JP 16299188 U JP16299188 U JP 16299188U JP H0630697 Y2 JPH0630697 Y2 JP H0630697Y2
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JP
Japan
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container
lid
blind lid
blind
mouth
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JP16299188U
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JPH0283264U (ja
Inventor
啓二 浜本
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Taisei Kako Co Ltd
Original Assignee
Taisei Kako Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、口部上端にこれの開口面を閉鎖する盲蓋を備
えた容器に関するもので、特にその盲蓋の開封機構に関
するものである。
〈従来の技術〉 従来、この種の容器として例えば第4図で示すように、
細長い口部10を備えた浣腸容器や痔軟膏容器があり、こ
の盲蓋11を開封する手段として、長いつかみ棒12を盲蓋
11に設けてこれを手でつまんで盲蓋を引きちぎるように
したものがある。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしこのような従来手段では、前記つかみ棒11の直径
が細くしかも梱包上の制約から余り長くすることが出来
ないのでつかみ難いという欠点がある上に、指先で直接
口部をいじる為に細菌が付着し易く不衛生である等の欠
点がある。
そこで本考案は上記のような従来問題点を解決した盲蓋
付き容器を簡単な構造で提供することを主たる目的とす
るものである。
〈問題を解決する為の手段〉 上記の目的を達成する為に本考案は、容器の口部上端に
これの開口面を閉鎖する盲蓋を備えた容器において、前
記盲蓋の中央部に下方に向かって延びる有底筒状の嵌合
凹部が設けられており、前記盲蓋の周縁部は引きちぎり
可能な肉薄の立上り部を介して下位にある口部側フラン
ジに連結されており、更に前記盲蓋の外径が下位にある
前記口部側フランジの内径より大きく形成されており、
前記容器口部に装着される外蓋の天板に前記嵌合凹部に
摺動のみ可能に嵌合するピン状突起が設けられている構
造としたものである。
〈作用〉 上記のごとく構成された盲蓋付き容器Aにおいて、外蓋
5のピン状突起6を盲蓋の嵌合凹部2aに深く嵌入して
外蓋を回動すれば、盲蓋2の嵌合凹部2aも共に回動し
て肉薄の立上り部3を軽い力で容易に引きちぎることが
できる。この際、盲蓋の外径が下位にある前記口部側フ
ランジの内径より大きく形成されているので、引きちぎ
られた盲蓋の周縁が下位にある口部側フランジの上部内
縁に引っ掛かって容器内部に落下することがない。
〈実施例〉 以下図面について本考案の実施例を説明する。
第1図に示す実施例では、細長い口部1を持つかん腸容
器Aに本考案を実施した例を示すもので、口部1の上端
部にこれの開口面を閉鎖する盲蓋2が設けられている。
この盲蓋2はその周縁部2bで引きちぎり可能な肉薄の
立上り部3を介して下位にある口部側フランジ4に連結
されており、且つ盲蓋2の中央部には下方に向かって延
びる有底筒状の嵌合凹部2aが設られけている。又、前
記盲蓋2の周縁部2bの外径は下位の口部側フランジ4
の内径より若干大径に形成されている。
而して符号5は容器口部1に装着される外蓋であって、
これの天板5aに前記嵌合凹部2aに摺動のみ可能で回
動しない状態で嵌合するピン状突起6が設けられてい
る。この摺動のみ可能で回動しない状態で嵌合する手段
として、図に示す実施例では、嵌合凹部2aの内周面と
ピン状突起6の外周面に夫々縦方向のスリット2c、6
bを設けてこれらがかみ合うようにしたが、嵌合凹部2
a並びにピン状突起6bの横断面形状を楕円形や六角形
等の異径に形成してもよい。
前記盲蓋の引きちぎり可能な立上り部3は第1図に示す
ように容器口部1の上端より若干入り込んだ位置に形成
しておくことが好ましい。これにより盲蓋を引きちぎっ
たあとの粗雑な面が外表面に露出することがなく、これ
により使用時に肛門を傷付けることを防止することがで
きる。
尚、本考案では前記した浣腸容器や痔軟膏容器に特定さ
れるものでなく、各種の盲蓋付き容器に適応されるもの
で、例えば第3図に示すような二重チューブに実施する
ことができる。この二重チューブはアルミ製の外装チュ
ーブ7aと合成樹脂製内装チューブ7bとからなるチュ
ーブ本体7の口部に合成樹脂製の外装成型体即ちニップ
ル8を被嵌して構成されており、このニップル8の開口
部を閉じる盲蓋2に本考案の前記した実施例と同じ構造
が形成されている。この実施例では外蓋5のピン状突起
6が天板5aの上面に形成されていて、使用時にはこれ
を反転させて使用するものである。
又、本考案では、盲蓋2を引きちぎった時に、ピン状突
起6の根本部分が嵌合凹部2aに弾力的に嵌合している
ので、外蓋5を取り外すときに引きちぎられた盲蓋2も
引き上げられて同時に除去することができるが、これを
確実なものにする為に図面は省略するが、ピン状突起6
の先端部に係合凸部または凹部を設け、これが係合する
係合凹部または凸部を嵌合凹部2aに設けて両者が係合
するようにしてもよい。
更に又本考案では、前記ピン状突起6が前嵌合凹部2a
に嵌合したときに嵌合凹部2aの上端周面部分が外方向
に放射状に押し広げられるように前記ピン状突起の根本
部分6aを若干大径に形成そておけば、引きちぎられた
時に盲蓋2の周縁部2bの外径が大きくなって一層確実
に容器内部への落下を防止することが出来る。
以上本考案の代表的な実施例について説明したが、本考
案は必ずしも上記の実施例構造のみに限定されるもので
なく、本考案の構成要件を備え、かつ本考案の目的を達
成し、以下に言う効果を有する範囲内で適宜変更して実
施することが出来るものである。
〈考案の効果〉 本考案は上記のごとく構成したものであるから、外蓋の
ピン状突起を盲蓋の嵌合凹部に嵌入して回動することに
より肉薄の立上り部を軽い力で容易に引きちぎることが
でき、加えて盲蓋の外径が下位にある前記口部側フラン
ジの内径より大きく形成されているので、引きちぎられ
た盲蓋の周縁が下位にある口部側フランジの上部内縁に
引っ掛かって容器内部に落下することがなく、更には口
部先端部分は常に外蓋で被覆されていて開封時にも口部
先端部分を指先で直接接触することがないから細菌物が
付着することなくて衛生的であり、かくて使用時におけ
る内容物取り出し操作が極めて容易に且つ衛生的に行う
ことができるという顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、 第1図は外蓋装着前を示す分解断面図、 第2図は外蓋装着状態を示す断面図、 第3図は本考案の他の実施例を示す断面図、 第4図は従来例を示す断面図である。 Aは容器、1は口部、2は盲蓋、2aは嵌合凹部、2b
は盲蓋の周縁部、3は肉薄の立上り部、4は口部側フラ
ンジ部、5は外蓋、5aは外蓋の天板、6はピン状突起
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器の口部上端にこれの開口面を閉鎖する
    盲蓋を備えた容器において、前記盲蓋の中央部に下方に
    向かって延びる有底筒状の嵌合凹部が設けられており、
    前記盲蓋の周縁部は引きちぎり可能な肉薄の立上り部を
    介して下位にある口部側フランジに連結されており、更
    に前記盲蓋の外径が下位にある前記口部側フランジの内
    径より大きく形成されており、前記容器口部に装着され
    る外蓋の天板に前記嵌合凹部に摺動のみ可能に嵌合する
    ピン状突起が設けられている、盲蓋付き容器。
JP16299188U 1988-12-15 1988-12-15 盲蓋付き容器 Expired - Lifetime JPH0630697Y2 (ja)

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JP16299188U JPH0630697Y2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15 盲蓋付き容器

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JP16299188U JPH0630697Y2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15 盲蓋付き容器

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JPH0283264U JPH0283264U (ja) 1990-06-27
JPH0630697Y2 true JPH0630697Y2 (ja) 1994-08-17

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JP16299188U Expired - Lifetime JPH0630697Y2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15 盲蓋付き容器

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JPH073930Y2 (ja) * 1992-03-23 1995-02-01 太陽精工有限会社 貴石類を封入した装身具

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JPH0283264U (ja) 1990-06-27

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