JP4776938B2 - 噴射部材 - Google Patents
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Description
現在、エアゾール製品には、エアゾール製品を廃棄する前に内容物の全部を排出してから資源ゴミとして廃棄するように注意書きや表示を設けて使用者に安全なエアゾール製品の廃棄を促している。
しかし、このような排出機構は、通常の使用の延長でできるため、誤って排出操作をするおそれがある。また、使用者が悪戯に排出操作を行うことができ、内容物を噴射させつづけることができ、内容物が可燃物である、あるいは、吸引毒性を有する場合は特に危険である。
しかし、このエアゾール式液体噴射容器は、ヘッドの上面でバルブのステムを押し下げているため、上面にガス排出用溝が形成されてはいるが、内容物が排出されにくい。
前記内周壁の後面には、下端から上方に向かって延び、前記第2切欠部と類似の第3切欠部を形成してもよい。
また、前記押しボタンが略楕円柱状を呈し、前記挿入部が略楕円状を呈している、または、前記押しボタンが略四角柱状を呈し、前記挿入部が略四角形状を呈しているものが好ましい。
そして、使用者は指等により押しボタンの上面24を押すことにより、内容物が噴射孔16から噴射窓13を介して外部に噴射される。またこの通常状態において、押しボタン11は、カバー部材の挿入部12によってその回転が抑制されている。さらに、押しボタン11を上方に取り外そうとしても、カバー部材の突起21と押しボタンの溝18の底部23とが係合し、取り外すことができない。なお、押しボタンに突起を、カバー部材の挿入部に溝を設けてもよい。
この廃棄状態では、押しボタンの噴射孔16はカバー部材の噴射窓13の向きである矢印方向に対して直角(異なる方向)に向いているため、排出される内容物は外部に噴射されず、カバー部材14内に排出される。
用することができるものであり、内周壁53が形成する挿入部51が押しボタンの平面形状と同様に長方形に形成されている。また、押しボタン50の両側面下部には突起52が形成されている。そして、カバー部材の内周壁53の側面には下端から上部にかけて延びる第1切欠部54が形成されており、内周壁53の前面には下端から上部にかけて延びる噴射窓に連通する第2切欠部55が形成されている。他の構成は図1の噴射部材10と実質的に同じものである。
この押しボタン50を有する噴射部材も、カバー部材を取り外し、カバー部材を押しボタンに対して90度回転させて再装着することにより廃棄状態を構成する。これにより上述した噴射部材10と同様に第1切欠部の上端56が押しボタンの上面57を抑え、押しボタンをバルブが開放する位置まで下げる。そして、噴射部材10と同様に残量内容物の全量噴射を行うことができる。
しかし、次に示すものは通常状態において双方を取り外し、廃棄状態となるように押しボタンとカバー部材とを固定して両方を再装着するものである。図4aはカバー部材の内周壁80を示すものであり、内周壁の第1切欠部22の内側に突出する係合部81を備えている以外は図1cの内周壁と実質的に同じものである。
このように構成されているため、カバー部材および押しボタンを一度取り外し、図4bに示すように押しボタン11をカバー部材の第1切欠部22に嵌入させることにより、係合部81が押しボタン11の下端と係合し、押しボタンとカバー部材とを一体化させる。この状態でエアゾール容器に再装着させることにより、容易にバルブの開放させた状態で、押しボタンを固定することができる。
11 押しボタン
12 挿入部
13 噴射窓
14 カバー部材
16 噴射孔
18 溝
19 外周壁
20 内周壁
21 突起
22 第1切欠部
23 溝の底部
24 押しボタンの上面
25 第2切欠部
26 第3切欠部
50 押しボタン
51 挿入部
52 突起
53 内周壁
54 第1切欠部
55 第2切欠部
56 第1切欠部の上端
57 押しボタンの上面
80 内周壁
81 係合部
Claims (7)
- エアゾールバルブに装着され、前方に噴射孔を有する押しボタンと、
エアゾール容器に装着され、前記押しボタンが挿入される挿入部および前方に形成された噴射窓を有するカバー部材とからなり、
前記カバー部材は、エアゾール容器に装着するための装着部を有する外周壁と、押しボタンの外周を覆う内周壁とから構成されており、
前記外周壁の前方に噴射窓が形成されており、
前記内周壁が前記挿入部を構成し、
前記内周壁の一対の側面には、下端から上方に向かって延びる第1切欠部が形成されており、
前記カバー部材の噴射窓と押しボタンの噴射孔とが同じ方向に向いて装着されている通常状態では、押しボタンがカバー部材の挿入部の形状に沿って挿入されており、
エアゾール容器の残量内容物を全量排出させる廃棄状態では、前記噴射孔が前記噴射窓に対して90度の方向に向くように、前記押しボタンが第1切欠部で嵌め込まれ、かつ、前記押しボタンの上面が前記第1切欠部の上端によって押圧され、バルブの開放位置にて押しボタンを固定する、噴射部材。 - 前記内周壁の前面には、下端から上方に向かって延びる第2切欠部が形成されており、
前記第2切欠部は前記噴射窓につながっている、請求項1記載の噴射部材。 - 前記押しボタンの左右側面の上端から側面の中部に向かってまっすぐに形成された溝を備えており、
前記カバー部材の内周壁の側面上部に、内方に突出する突起が形成されており、
前記通常状態において、突起と溝の底部とが係合する、請求項1記載の噴射部材。 - 前記内周壁の後面には、下端から上方に向かって延び、前記第2切欠部と類似の第3切欠部が形成された、請求項2記載の噴射部材。
- 前記押しボタンが略楕円柱状を呈し、前記挿入部が略楕円状を呈している、または、前記押しボタンが略四角柱状を呈し、前記挿入部が略四角形状を呈している、請求項1記載の噴射部材。
- 前記カバー部材をエアゾール容器から取り外し、カバー部材を押しボタンに対して回転させて再装着することにより廃棄状態とする、請求項1記載の噴射部材。
- 前記押しボタンおよびカバー部材をエアゾール容器から取り外し、カバー部材を押しボタンに対して回転させて再装着することにより廃棄状態とする、請求項1記載の噴射部材。
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