JP4776938B2 - 噴射部材 - Google Patents

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本発明はエアゾール製品用噴射部材に関する。さらに詳しくは、エアゾール製品が不要になったとき、エアゾール容器内部に残っている内容物を簡単に全量排出できる噴射部材に関する。
特開2002−193362号公報 特開平9−40045号公報 特開2001−180773号公報
エアゾール製品は、耐圧容器とその開口部に取り付けられるエアゾールバルブとを有するエアゾール容器と、そのエアゾール容器に装着される噴射部材と、エアゾール容器に充填される有効成分を含む原液と可燃性の液化ガスまたは圧縮ガスなどの噴射剤とからなるエアゾール組成物とから構成される。そのため、このエアゾール製品の噴射部材を操作し、エアゾールバルブを開放することにより、噴射剤の圧力によってエアゾール組成物が外部に押し出される。
このようなエアゾール製品は常温において0.2〜0.6MPaの内圧を有しているため、不要となったエアゾール製品を内容物を残したまま廃棄すると、ゴミの回収工程でエアゾール製品が圧縮されて内容物が回収車内に排出され、火災を起こしたりすることがある。そのため、不要となったエアゾール製品の廃棄は大きな社会問題として挙げられている。
現在、エアゾール製品には、エアゾール製品を廃棄する前に内容物の全部を排出してから資源ゴミとして廃棄するように注意書きや表示を設けて使用者に安全なエアゾール製品の廃棄を促している。
しかし、使用目的とは別に自発的に容器内が空になるまで噴射操作を行うことは手間であるため、依然その問題は解消されていない。特に多くのエアゾール製品の噴射操作は、噴射部材の押しボタンを指で押し下げるが、完全に噴射が終了するまで噴射部材を押し続ける必要があり、使用者にとっての負担は大きい。
このような問題を解決すべく様々な検討がなされている。特許文献1には、複数の突起が外周面に形成され、ステムに装着される噴射ボタン(押しボタン)と、前記噴射ボタンの頭部を露出させる中央孔部とその中央孔部の環状周壁の下端部に形成される深さの異なる深切欠部および浅切欠部とを備えたエアゾール容器に装着される肩カバー(カバー部材)とからなるエアゾール容器が開示されている。このように構成されたエアゾール製品において、通常に使用する状態では、噴射ボタンの突起は深切欠部に嵌入されている。そして、噴射ボタンを押し下げて突起を深切欠部から開放し、突起が浅切欠部に嵌入させるように噴射ボタンを回転させることにより、突起は浅切欠部と係合する。これにより肩カバーがバルブを開放させた状態で押しボタンを保持する。
しかし、このような排出機構は、通常の使用の延長でできるため、誤って排出操作をするおそれがある。また、使用者が悪戯に排出操作を行うことができ、内容物を噴射させつづけることができ、内容物が可燃物である、あるいは、吸引毒性を有する場合は特に危険である。
また特許文献2にはエアゾールバルブのステムと嵌合するステム嵌合部分を有するヘッド(押しボタン)と、ヘッドのステム嵌合部分へ嵌合可能な係止棒を頂壁に備えたキャップとからなるエアゾール式液体噴出容器が開示されている。そのため、ヘッドをステムから取り外し、反転させ、ヘッドのステム嵌合部分をキャップの係止棒に装着した後、キャップをエアゾール容器に取り付けることにより、バルブを開放状態に維持できる。
しかし、このエアゾール式液体噴射容器は、ヘッドの上面でバルブのステムを押し下げているため、上面にガス排出用溝が形成されてはいるが、内容物が排出されにくい。
さらに、本出願人は特許文献3に示すように、キャップの上面にエアゾールバルブのステムと係合するガス噴出孔と、エアゾール容器のビード部と係合する係合部とが設けられているガス抜き具を備えたエアゾール容器用キャップを開示している。このように構成されているため、キャップを取り外し、さらに噴射部材等の操作部材を取り外し、キャップを反転させてエアゾール容器のビード部と係合部とを嵌合させることにより、ガス噴出孔がステムを押し下げた状態でステムを維持することができる。しかし、このようなキャップはその構造が複雑であり、その構成部材も複数にわたるため、その製造工程も複雑になり、エアゾール製品のコストを引き上げる一因になっていた。
本発明は、ガス抜き具などの別部材を用いることなく簡単な排出操作で安全かつ確実に残留内容物を全量排出することができると共に、排出済みであることが一目で認識でき、排出中に残留内容物が噴射部材の外に排出されないエアゾール製品用の排出機構付き噴射部材を提供することを目的としている。
本発明の噴射部材は、エアゾールバルブに装着され、前方に噴射孔を有する押しボタンと、エアゾール容器に装着され、前記押しボタンが挿入される挿入部および前方に形成された噴射窓を有するカバー部材とからなり、前記カバー部材は、エアゾール容器に装着するための装着部を有する外周壁と、押しボタンの外周を覆う内周壁とから構成されており、前記外周壁の前方に噴射窓が形成されており、前記内周壁が前記挿入部を構成し、前記内周壁の一対の側面には、下端から上方に向かって延びる第1切欠部が形成されており、前記カバー部材の噴射窓と押しボタンの噴射孔とが同じ方向に向いて装着されている通常状態では、押しボタンがカバー部材の挿入部の形状に沿って挿入されており、エアゾール容器の残量内容物を全量排出させる廃棄状態では、前記噴射孔が前記噴射窓に対して90度の方向に向くように、前記押しボタンが第1切欠部に嵌め込まれ、かつ、前記押しボタンの上面が前記第1切欠部の上端によって押圧され、バルブの開放位置にて押しボタンを固定することを特徴としている。
このような噴射部材において、前記内周壁の前面には、下端から上方に向かって延びる第2切欠部が形成されており、前記第2切欠部は前記噴射窓につながっているものが好ましい。また、前記押しボタンの左右側面の上端から側面の中部に向かってまっすぐに形成された溝を備えており、前記カバー部材の内周壁の側面上部に、内方に突出する突起が形成されており、前記通常状態において、突起と溝の底部とが係合するものが好ましい。
前記内周壁の後面には、下端から上方に向かって延び、前記第2切欠部と類似の第3切欠部形成してもよい。
また、前記押しボタンが略楕円柱状を呈し、前記挿入部が略楕円状を呈している、または、前記押しボタンが略四角柱状を呈し、前記挿入部が略四角形状を呈しているものが好ましい。
また、前記カバー部材をエアゾール容器から取り外し、カバー部材を押しボタンに対して回転させて再装着することにより廃棄状態とする、あるいは、前記押しボタンおよびカバー部材をエアゾール容器から取り外し、カバー部材を押しボタンに対して回転させて再装着することにより廃棄状態とするものが好ましい。
本発明の噴射部材は、エアゾール製品が不要になると、カバー部材を取り外し、または、カバー部材および押しボタンを取り外し、カバー部材と押しボタンとの位置関係を変えて再装着するという簡単な方法により、バルブが開放される位置で押しボタンを固定でき、エアゾール容器内に残留している内容物を全量排出することができる。また、カバー部材の噴射窓と押しボタンの噴射孔とが同じ方向を向いているか否かにより、すなわち押しボタンとカバー部材の相互的な配置によって、この噴射部材が取り付けられているエアゾール製品が通常状態にあるか、廃棄状態にあるかをチェックすることができる。そのため、使用者は内容物が廃棄されているかの認識が容易であり、廃棄エアゾール製品を扱う廃棄業者にも安全である。
また、通常状態では、前記カバー部材は押しボタンの上下移動を許すだけで、押しボタンの回転を抑制しているため、廃棄状態とするためには、使用者が押しボタンまたはカバー部材を取り外し、カバー部材と押しボタンの位置関係を変えて再装着しなければならない。つまり、廃棄状態とするためには使用者の意思が必要であるため、使用者の不注意によって内容物が排出され続けることがない。さらに、本発明の噴射部材は押しボタンとカバー部材とからなり残留内容物の排出にもガス抜き具などの別部材が必要でないため製造が容易であり、コストを抑えることができる。
次に図を用いて本願のエアゾール製品用の噴射部材の説明を行う。図1aは本発明の噴射部材の一実施形態を示す斜視図、図1bはその押しボタンを示す斜視図、図1cはそのカバー部材の一部を示す斜視図、図1dはその噴射部材のI−I線断面図、図2aは通常状態にある図1aの噴射部材の一部を示す斜視図、図2bは廃棄状態にある図1aの噴射部材の一部を示す斜視図、図3a、図3bはそれぞれ本発明の噴射部材の他の実施形態のカバー部材の一部を示す斜視図、押しボタンを示す斜視図、図4aは本発明の噴射部材のさらに他の実施形態を示す斜視図、図4bはその内周壁と押しボタンとを係合させて一体化させたときを示す斜視図である。
図1aに示す噴射部材10は、略楕円柱状の押しボタン11と、その押しボタンが挿入される略楕円状の挿入部12(図1c参照)と前方に形成された噴射窓13とを備えている円筒状のカバー部材14とから構成される。そして、カバー部材14をエアゾール容器から取り外し、押しボタンに対して90度回転させて再装着させることにより、バルブを開放状態で維持するものである。
押しボタン11は、下端に形成されたステム装着部(図示せず)と、そのステム装着部と連通し、前方上部に設けられた噴射孔16と、左右側面の上端から側面の中部に向かってまっすぐに形成された溝18とを備えている(図1b参照)。
カバー部材14は、エアゾール容器に装着するための装着部を有する外周壁19と、押しボタンの外周を覆う内周壁20とから構成されている(図1c参照)。この外周壁19の前方に噴射窓13が形成されており、内周壁20が挿入部12を構成する。内周壁20の側面上部には、内方に突出する突起21が形成されており、内周壁20の側面下端から上方に向かって延びる第1切欠部22が形成されている。この第1切欠部22の大きさは後述する作用の説明において説明する。さらに、内周壁20の前面には、下端から上方に向かって延びる第2切欠部25が形成されている。この第2切欠部25はカバー部材の噴射窓13につながっている。この実施形態では後面にも第2切欠部25と類似の第3切欠部26が形成されており、これにより材料の削減、カバー部材の軽量化を図っている。しかし、この第3切欠26部はなくてもよい。また、外周壁の装着部には、エアゾール容器から取り外ししやすくするために一部に切欠きを設けたり、薄肉部を設けたりしてもよい。
このように構成されているため、エアゾール製品を通常に使用する通常状態においては図1aまたは図2aに示すように、カバー部材の挿入部12(内周壁20)の形状に沿って押しボタン11は挿入されており、噴射孔16と第2切欠部25(噴射窓13)とが同じ方向を向いている。そして、カバー部材の突起21は、押しボタンの溝18内にて上下移動自在に配置されている。
そして、使用者は指等により押しボタンの上面24を押すことにより、内容物が噴射孔16から噴射窓13を介して外部に噴射される。またこの通常状態において、押しボタン11は、カバー部材の挿入部12によってその回転が抑制されている。さらに、押しボタン11を上方に取り外そうとしても、カバー部材の突起21と押しボタンの溝18の底部23とが係合し、取り外すことができない。なお、押しボタンに突起を、カバー部材の挿入部に溝を設けてもよい。
次にこの噴射部材の廃棄状態を説明する。廃棄状態は、図2bに示すように通常状態にある噴射部材のカバー部材14をエアゾール容器から取り外し、カバー部材を押しボタンに対して90度回転させて再装着することにより得られる。このようにカバー部材を90度回転させて再装着することにより、カバー部材の第1切欠部22の上端と押しボタン11の上面24とが係合し、押しボタンは押し下げられる。つまり、押しボタンは第1切欠部22に嵌め込まれた状態で押し下げられる。ここで第1切欠部22が押しボタン11の左右側面も支持し、押しボタン11の回転を抑制している。これによりバルブを開放させた状態で押しボタンを維持することができ、残量内容物の全量排出が可能となる。
このように噴射部材10が作用するために、カバー部材の第1切欠部22の幅は少なくとも押しボタンに嵌め込むことができる、あるいは第1切欠部の上端が押しボタンの両側端を抑えることができる大きさである必要がある。またその長さはカバー部材14をエアゾール容器に再装着したとき、バルブを開放する状態まで押しボタンを押し下げることができる長さである必要がある。
この廃棄状態では、押しボタンの噴射孔16はカバー部材の噴射窓13の向きである矢印方向に対して直角(異なる方向)に向いているため、排出される内容物は外部に噴射されず、カバー部材14内に排出される。
このように本発明の噴射部材を備えているエアゾール製品は、エアゾール製品が通常状態にあるか、廃棄状態にあるかが噴射部材を見るだけで認識できるため、使用者は内容物が廃棄されているかが容易にわかり、不要になりゴミとして出されたエアゾール製品を扱う廃棄業者にも安全である。また、廃棄状態とするためには使用者の意思が必要であるため、使用者の不注意によって内容物が排出され続けることがない。また、廃棄状態とした場合でも残留内容物が外部に噴射されないため、安全である。さらに、本発明の噴射部材は押しボタンとカバー部材とからなりガス抜き具などの別部材が必要でないため製造が容易であり、コストを抑えることができる。
図3bに示す押しボタン50は本発明の噴射部材に使用するものであり、平面形状が長方形のものである。図3aに示すカバー部材の内周壁53は、図1のカバー部材14に使
用することができるものであり、内周壁53が形成する挿入部51が押しボタンの平面形状と同様に長方形に形成されている。また、押しボタン50の両側面下部には突起52が形成されている。そして、カバー部材の内周壁53の側面には下端から上部にかけて延びる第1切欠部54が形成されており、内周壁53の前面には下端から上部にかけて延びる噴射窓に連通する第2切欠部55が形成されている。他の構成は図1の噴射部材10と実質的に同じものである。
このように構成されているため、通常状態では押しボタンの噴射孔16と内周壁の第2切欠部55(カバー部材の噴射窓)とが同じ方向(矢印方向)を向いており、押しボタンの突起52はカバー部材の第1切欠部54内に位置している。そのため、押しボタンを上方に引っ張っても突起52が切欠部54の上端56と係合し、容易に取り外すことができない。また、押しボタン50の回転が内周壁53によって抑制されている。
この押しボタン50を有する噴射部材も、カバー部材を取り外し、カバー部材を押しボタンに対して90度回転させて再装着することにより廃棄状態を構成する。これにより上述した噴射部材10と同様に第1切欠部の上端56が押しボタンの上面57を抑え、押しボタンをバルブが開放する位置まで下げる。そして、噴射部材10と同様に残量内容物の全量噴射を行うことができる。
次に説明するのは、押しボタンとカバー部材との両方を取り外して通常状態から廃棄状態とするものである。今まで紹介してきた実施形態も、押しボタンとカバー部材との両方を取り外して再装着することによって、一方を外して再装着するのと同じ効果を得られることができる。
しかし、次に示すものは通常状態において双方を取り外し、廃棄状態となるように押しボタンとカバー部材とを固定して両方を再装着するものである。図4aはカバー部材の内周壁80を示すものであり、内周壁の第1切欠部22の内側に突出する係合部81を備えている以外は図1cの内周壁と実質的に同じものである。
このように構成されているため、カバー部材および押しボタンを一度取り外し、図4bに示すように押しボタン11をカバー部材の第1切欠部22に嵌入させることにより、係合部81が押しボタン11の下端と係合し、押しボタンとカバー部材とを一体化させる。この状態でエアゾール容器に再装着させることにより、容易にバルブの開放させた状態で、押しボタンを固定することができる。
図1aは本発明の噴射部材の一実施形態を示す斜視図であり、図1bはその押しボタンを示す斜視図であり、図1cはそのカバー部材の一部を示す斜視図であり、図1dは図1aの噴射部材のI−I線断面図である。 図2aは、通常状態にある図1aの噴射部材の一部を示す斜視図であり、図2bは廃棄状態にある図1aの噴射部材の一部を示す斜視図である。 図3a、図3bはそれぞれ本発明の噴射部材の他の実施形態のカバー部材の一部を示す斜視図であり、押しボタンを示す斜視図である。 図4aは本発明の噴射部材のさらに他の実施形態の内周壁を示す斜視図であり、図4bはその内周壁と押しボタンとを係合させて一体化させたときを示す斜視図である。
符号の説明
10 噴射部材
11 押しボタン
12 挿入部
13 噴射窓
14 カバー部材
16 噴射孔
18 溝
19 外周壁
20 内周壁
21 突起
22 第1切欠部
23 溝の底部
24 押しボタンの上面
25 第2切欠部
26 第3切欠部
50 押しボタン
51 挿入部
52 突起
53 内周壁
54 第1切欠部
55 第2切欠部
56 第1切欠部の上端
57 押しボタンの上面
80 内周壁
81 係合部

Claims (7)

  1. エアゾールバルブに装着され、前方に噴射孔を有する押しボタンと、
    エアゾール容器に装着され、前記押しボタンが挿入される挿入部および前方に形成された噴射窓を有するカバー部材とからなり、
    前記カバー部材は、エアゾール容器に装着するための装着部を有する外周壁と、押しボタンの外周を覆う内周壁とから構成されており、
    前記外周壁の前方に噴射窓が形成されており、
    前記内周壁が前記挿入部を構成し、
    前記内周壁の一対の側面には、下端から上方に向かって延びる第1切欠部が形成されており、
    前記カバー部材の噴射窓と押しボタンの噴射孔とが同じ方向に向いて装着されている通常状態では、押しボタンがカバー部材の挿入部の形状に沿って挿入されており、
    エアゾール容器の残量内容物を全量排出させる廃棄状態では、前記噴射孔が前記噴射窓に対して90度の方向に向くように、前記押しボタンが第1切欠部で嵌め込まれ、かつ、前記押しボタンの上面が前記第1切欠部の上端によって押圧され、バルブの開放位置にて押しボタンを固定する、噴射部材。
  2. 前記内周壁の前面には、下端から上方に向かって延びる第2切欠部が形成されており、
    前記第2切欠部は前記噴射窓につながっている、請求項1記載の噴射部材。
  3. 前記押しボタンの左右側面の上端から側面の中部に向かってまっすぐに形成された溝を備えており、
    前記カバー部材の内周壁の側面上部に、内方に突出する突起が形成されており、
    前記通常状態において、突起と溝の底部とが係合する、請求項1記載の噴射部材。
  4. 前記内周壁の後面には、下端から上方に向かって延び、前記第2切欠部と類似の第3切欠部が形成された、請求項2記載の噴射部材。
  5. 前記押しボタンが略楕円柱状を呈し、前記挿入部が略楕円状を呈している、または、前記押しボタンが略四角柱状を呈し、前記挿入部が略四角形状を呈している、請求項1記載の噴射部材。
  6. 前記カバー部材をエアゾール容器から取り外し、カバー部材を押しボタンに対して回転させて再装着することにより廃棄状態とする、請求項1記載の噴射部材。
  7. 前記押しボタンおよびカバー部材をエアゾール容器から取り外し、カバー部材を押しボタンに対して回転させて再装着することにより廃棄状態とする、請求項1記載の噴射部材。
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