JP2000203667A - 容 器 - Google Patents

容 器

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JP2000203667A
JP2000203667A JP11005658A JP565899A JP2000203667A JP 2000203667 A JP2000203667 A JP 2000203667A JP 11005658 A JP11005658 A JP 11005658A JP 565899 A JP565899 A JP 565899A JP 2000203667 A JP2000203667 A JP 2000203667A
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HOKOKU JUSHI KOGYO
HOKOKU JUSHI KOGYO KK
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HOKOKU JUSHI KOGYO
HOKOKU JUSHI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 残留内容物排出状態を保持するノズルボタン
係止手段の所在を判り易く、かつ係止操作を簡単でかつ
誤操作の恐れがないようにする。 【解決手段】 容器本体2に、容器本体2内の内容物を
外部に噴射する噴射ステム7が突設されると共に、噴射
ステム7の周囲を取り囲むカバー体3と、噴射ステム7
を押圧操作するためのノズルボタン4とが設けられてい
る容器1において、ノズルボタン4に係止部28が設け
られ、該係止部28に対応してカバー体3に係止片20
が外部に露出するように設けられ、係止片20を係止部
28側に折曲することにより、噴射ステム7を押圧する
位置にノズルボタン4を保持すべく係止突片20が係止
部28へ係止可能に構成されている構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器本体に内容物
噴射用ノズルボタンを有するカバー体が装着された液化
ガス、ヘアスプレー、殺虫剤スプレー等の容器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、液化ガス、ヘアスプレー、殺虫
剤スプレー、消臭剤スプレー等のエアゾール容器には、
容器本体の上端部に、肩部を介して口部が設けられ、該
口部にその開口を塞ぐようにマウンテンキャップが装着
され、このマウンテンキャップの中央部に、容器本体内
の内容液を外部に噴射する噴射ステムが上向きに突設さ
れたものがある。この種容器には、容器本体の上端部
に、容器本体の肩部及びマウンテンキャップの外周部を
覆うようにカバー体が嵌合装着されると共に、前記噴射
ステムに、ノズルを有するノズルボタンが外嵌され、ノ
ズルボタンの押圧部を下方に押圧操作することにより、
噴射ステムから噴射された内容液がノズルボタンのノズ
ルを通って外部に噴出させるように構成されたものがあ
る(例えば実開平4−41884号公報参照)。
【0003】従来、容器本体内の残留ガスを排出する機
構を備えたエアゾール容器が提案されている(例えば実
開平4−41884号公報,実開平4−45280号公
報参照)。上記従来技術の前者(実開平4−41884
号)では、ノズルボタン(噴射部材)が、カバー体(嵌
着部材)の天壁部に設けたC型スリットの残部即ち連結
部を介して接続され、該連結部を回動中心として上下方
向に傾動可能とされ、前記連結部の反対側に位置して、
ノズルボタンにその押圧操作部側壁に折り重ねうる係止
舌片が下向きに設けられ、カバー体の前記スリットの内
周縁が係止部とされている。そして、残留ガス排出時に
は、ノズルボタンをその押圧方向と逆方向に反転させ、
前記係止舌片をカバー体から上方に露出させて上向きに
折曲した後、再びノズルボタンを下向きに押圧操作し、
噴射ステムを作動させて残留ガスを噴出させると共に、
前記係止舌片の端部をカバー体の前記係止部に係止させ
て、ガス噴出状態を保持し、容器本体内の残留ガスを全
部排出させてしまうようになっている。
【0004】また、従来技術の後者(実開平4−452
80号)では、前記係止舌片がノズルボタンの側壁に切
込み溝を設けて上向きに露出して形成されている点で前
者と異なっている。そして、残留ガス排出時には、ノズ
ルボタン側の係止舌片を切込み溝が拡がる方向に屈曲さ
せた後、ノズルボタンを下向きに押圧操作し、噴出ステ
ムを作動させて残留ガスを噴出させると共に、前記係止
舌片の上端をカバー体の前記係止部に係止させて、ガス
噴出状態を保持し、容器本体内の残留ガスを全部排出し
てしまうようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術では、エアゾール容器の残留ガスを孔明け用具等を用
いることなく連続的に噴出状態に保持できるが、上記前
者は、係止舌片がカバー体内に隠れているので、その操
作時に判り難いという問題がある。また、上記後者にあ
っては、係止舌片がノズルボタンの押圧操作部に隣接し
ているので、通常の押圧操作時に誤って該係止舌片を押
し曲げ、誤操作を生起せしめる恐れがある。また、従来
技術では、一度係止舌片を係止部に係止させて噴出状態
にすると、係止解除してガス噴出を中止させることがで
きないほか、残留ガスがノズルから直接大気中に放出さ
れる。
【0006】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、残留ガス排出状態の保持
即ちノズルボタンの係止手段の所在が判り易く、かつ係
止操作が簡単でしかも誤操作の恐れがない容器を提供す
るにある。そして、本発明の他の目的は、残留内容物排
出状態を、係止手段の係止解除によって途中で停止させ
ることができる容器を提供するにある。また、本発明の
さらに他の目的は、残留ガスをノズルボタンのノズルか
ら排出されることのない容器を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じている。即ち、
本発明は、容器本体2に、容器本体2内の内容物を外部
に噴射する噴射ステム7が突設されると共に、噴射ステ
ム7の周囲を取り囲むカバー体3と、噴射ステム7を押
圧操作するためのノズルボタン4とが設けられている容
器1において、ノズルボタン4に係止部28が設けら
れ、該係止部28に対応してカバー体3に係止片20が
外部に露出するように設けられ、係止片20を係止部2
8側に折曲することにより、噴射ステム7を押圧する位
置にノズルボタン4を保持すべく係止片20が係止部2
8への係止可能に構成されている点に特徴がある。
【0008】この構成によれば、容器1を使用し終わっ
て容器本体内の残留内容物を排出させる場合、ノズルボ
タン4を押圧操作方向の逆方向に反転動させてから、係
止片20をその基部を中心として噴射ステム7方向へ屈
曲回動した後、ノズルボタン4を常態に戻すことで、前
記係止片20がノズルボタン4に押されて下向きに回動
し、さらにノズルボタン4を押圧操作して噴射ステム7
を噴射状態にすると、前記係止片20がその弾性によっ
て上向きに復元しようとすると共に噴射ステム7の上向
き付勢力によって、ノズルボタン4の係止部28が係止
片20の先端に係止し、ノズルボタン4の押圧操作状
態、即ち残留内容物噴出常態が維持される。したがっ
て、容器のノズルボタン4の操作者が、係止手段19を
見つけ易くかつ誤操作の恐れはない。なお、前記係止手
段19の配設1帯数は任意に設定可能である。
【0009】また本発明に係る容器1は、前記係止片2
0がカバー体3の天壁部13に、折曲可能な基部22を
介して上向き突状に設けられ、係止片20の先端がノズ
ルボタン4の係止部28に係止されるようになっている
構成とすることができる。この場合、係止手段19特に
係止片20が外部に露出しており、その所在を明確に認
知できると共に、ノズルボタン4を反転動させない限り
係止片20を係止可能な常態にすることができないの
で、誤操作の恐れはない。そして、本発明に係る容器1
は、前記ノズルボタン4がカバー体3の天壁部13と前
記係止手段19の反対側において連結部16を介して一
体化されている構成とすることができる。
【0010】また、本発明に係る容器1は、前記ノズル
ボタン4とカバー体3が別体構造とされているものとす
ることができ、この場合、カバー体3の天壁部13中央
に、上下回動可能な連結部16を介してノズルボタン保
持案内筒29が設けられている構成とすることができ、
ノズルボタン4を安定的に保持できる。さらに、本発明
に係る容器1は、カバー体3内にノズルボタン回動規制
手段36が設けられているのが好ましい。このような構
成にすると、内容物排出操作時に、ノズルボタンが必要
以上に押圧回動されるのを防止できる。
【0011】また、本発明は、容器本体2に、容器本体
2内の内容物を外部に噴射する噴射ステム7が突設され
ると共に、噴射ステム7の周囲を取り囲むカバー体3
と、噴射ステム7を押圧操作するためのノズルボタン4
とが設けられ、前記ノズルボタン4を内容物噴射状態で
カバー体3に係止する係止手段19が設けられている容
器1において、前記係止手段19により、ノズルボタン
4を内容物噴射状態でカバー体3に係止した際に、ノズ
ルボタン4の内容物通路27を閉塞する通路塞止片37
が設けられている点に特徴がある。
【0012】この構成によれば、残留内容物排出時に、
ノズルボタン4を押圧操作方向と逆方向に反転動させる
と、通路塞止片37が噴射ステム7先端に当接する状態
となり、ノズルボタン4を常態に戻すと前記通路塞止片
37が噴射ステム7先端に当接して、ノズルボタン4を
押圧操作すると、噴射ステム7がこれに当接している通
路塞止片37により作動せられると共に、通路塞止め片
37がノズルボタン4の内容物通路27を閉塞する。し
たがって、残留内容物は、噴射ステム7の上端と通路塞
片37の間からカバー体3内に排出され、ノズルボタン
4のノズル25から直接内容物が大気中に放出されるこ
とはない。そして、カバー体3内に排出された残留内容
物は、ノズルボタン4とカバー体3の隙間から徐々に大
気中と放出される。
【0013】さらに、本発明は、容器本体2に、容器本
体2内の内容物を外部に噴射する噴射ステム7が突設さ
れると共に、噴射ステム7の周囲を取り囲むカバー体3
と、噴射ステム7を押圧操作するためのノズルボタン4
とが設けられ、前記ノズルボタン4を内容物噴射状態で
カバー体3に係止する係止手段19が設けられている容
器1において、前記係止手段19の係止解除手段39が
設けられている点に特徴がある。この場合、残留内容物
の排出途中でノズルボタン4の係止を解除し、残留内容
物の排出を停止できる。
【0014】より具体的には、ノズルボタン4に設けた
係止部28の上側に、カバー体3に設けた係止片20を
押し上げてその係止解除を行う係止解除段部39が設け
られている構成とすることができる。かかる構成とする
ことにより、残留内容物の排出途中で、ノズルボタン4
をさらに押圧操作することで、前記係止片がその弾性復
元力で係止部28から外れ、係止解除手段部39に乗り
上げるので、係止力が解かれ、ノズルボタン4の押圧力
を解放すると、噴射ステム7の上向き付勢力でノズルボ
タン4が係止片20を押し上げて常態に復帰し、残留内
容物の排出が停止される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基いて説明する。図1〜図4は、本発明に係る容器例
えば、液化ガス、ヘアスプレー、殺虫剤スプレー、消臭
剤スプレー等のエアゾール容器1の第一の実施形態を示
している。このエアゾール容器1は、容器本体2と、カ
バー体3と、該カバー体3と一体的に形成されたノズル
ボタン4とから成っている。前記容器本体2は、アルミ
ニウム合金(スチール,ガラス,合成樹脂等により構成
される場合もある)製で円筒状を呈し、その上端部には
小径の口部(図示省略)が形成されており、該口部にそ
の開口を塞ぐようにアルミニウム合金製等のマウンテン
キャップ5が嵌合固着されている。
【0016】該マウンテンキャップ5には、その外周部
に前記口部に巻回された環状の巻回突部6を有し、中央
部に開閉バルブを内蔵する噴射ステム7が上向き突出状
に装着されている。この噴射ステム7は、前記ノズルボ
タン4により下向きに押圧操作することにより前記バル
ブが開いて、殺虫剤等の内容物を上向きに噴射し、ノズ
ルボタン4の押圧操作を解除すると付勢力により噴射ス
テム7が上向きに復元し、開閉バルブが閉じて内容物の
噴射が停止するようになっている。前記カバー体3とノ
ズルボタン4は、ポリプロピレン、ポリエチレン等の合
成樹脂により、一体的に成形されている。カバー体3
は、噴射ステム7の周囲を取り囲むように容器本体2の
方部8及びマウンテンキャップ5の外周部を覆ってい
る。
【0017】そして、カバー本体3は、円筒状の筒状部
9と、筒状部9の下端部から段部10を介して径方向外
方に拡がるように下方に延びるスカート部11と、筒状
部9の下端から前記段部8を介してスカート部11の内
側に下向きに延びる環状の容器本体2への嵌着部12
と、筒状部9の上端から径内方向に延びる鍔状の天壁部
13とにより構成されている。また、カバー体3の嵌着
部12は、マウンテンキャップ5の巻回突部6に外嵌さ
れ、その下端部内周にリング状係止突条14を有し、該
突条14がマウンテンキャップ5の巻回突部6の外周面
下部に下側から係合され、該嵌着部12がマウンテンキ
ャップ5から不測に外れないように強固に嵌合固定され
ている。なお、前記嵌着部12には、上下方向のスリッ
ト15が適所に複数設けられ、マウンテンキャップ5へ
の嵌合時にスリット15が拡開し、嵌合が無理なく行い
うるようになっている。また、前記嵌着部12は、マウ
ンテンキャップ5の巻回突部6に内嵌させることができ
る。
【0018】そして、前記スカート部11の下端は、容
器本体2の肩部8に当接又は近接されている。前記カバ
ー体3の天壁部13の一部分は、ノズルボタン4と連結
部16を介して連結一体化されており、該連結部16を
除く環状(実際は略C型)のスリット17の内側に位置
して、同心的に前記ノズルボタン4が形成されている。
また、前記天壁部13の内周側には、前記連結部16の
反対側(対向位置)端面に2つの浅い切り込み18が形
成されると共に、ノズルボタン4の係止手段19の1つ
を構成する上向きで舌片条の係止片20が設けられてお
り、該係止片20の外側(外周側)上面に浅い溝21が
形成されて、その溝底即ち基部22がヒンジとされ、前
記係止片20を手で図2に矢印(イ)で示す方向に押し
下方へ屈曲させうるようになっている。
【0019】前記ノズルボタン4は、カバー体3の天壁
部13の上面と面一でかつ連結部16を介してカバー体
3に連結されている同心円板状の基板部23と、該基板
部23の中央部下側に、噴射ステム7に外嵌固着される
円筒状の嵌合部24と、基板部23上面に中央から接続
部16側に若干偏って上向き突状に設けたノズル25
と、該ノズル25に隣接して前記係止片20側に上向き
に突設された押圧操作部26とからなり、前記嵌合部2
4とノズル25は連通され、内容物通路27が形成され
ている。
【0020】即ち、カバー体3とノズルボタン4は、連
結部16を残して形成された環状の前記スリット17で
区画され、連結部16をヒンジ中心としてノズルボタン
4がカバー体3に対し上下方向に回動可能になってい
る。また、ノズルボタン4の基板部23の前記係止片2
0側端部には、前記押圧操作部26側壁との間に段状の
係止部28が形成され、該係止部28と前記係止片20
とにより、ノズルボタン4の係止手段19が構成されて
いる。なお、前記矢印(イ)は、係止片20の押動操作
方向を示す表示として、カバー体3の天壁部13上面に
形成されている。また、カバー体3の円筒状部9に、オ
ーバーキャップ(図示省略)を着脱自在に外嵌すること
ができる。
【0021】次に、上記第一実施形態の操作を図3,図
4をも参照して説明する。まず、通常の使用態様、即
ち、容器本体2の内容物を噴射させるときは、ノズルボ
タン4の押圧操作部26を図1に矢印(ロ)で示す方向
に押圧すると、ノズルボタン4が連結部16の弾性変形
によりカバー本体3に対して、前記連結部16を中心と
して下向きに回動し、これによりノズルボタン4がその
嵌合部24を介して噴射ステム7を下方に押動し、噴射
ステム7内の開閉バルブが開いて内容物を噴射し、内容
物が前記通路27を経てノズル25先端から外部に噴射
するようになっている。
【0022】そして、内容物の噴射を停止するときは、
ノズルボタン4の押圧操作部26への押圧力を解除する
ことにより、前記連結部16の復元力に加えて、噴射ス
テム7の上向き付勢力が作用し、ノズルボタン4が上向
き回動して復元すると共に、噴射ステム7内の開閉バル
ブが閉じて内容物の噴射が止まる。そこで、容器1を使
用し終わって、容器本体2内に残留している内容物特に
ガスを排出してしまう場合、まず、図3に示しているよ
うに、ノズルボタン4を連結部16を中心として上向き
回動させると、噴射ステム7からノズルボタン4の前記
嵌合部24が外れ、係止部28が係止片20を屈曲操作
できる範囲にまで離れる。
【0023】次いで、前記係止片20を、矢印(イ)方
向に押動して、その基部22を中心として径内方向に屈
曲させて天壁部13上面と略面一の図3に示す状態とし
た後、ノズルボタン4を下向き回動させ、ノズルボタン
4の前記係止部28の下側の基板部23下面23aで、
係止片20を押し下げる。この時、前記嵌合部24が噴
射ステム7に嵌合する。さらに、ノズルボタン4をその
押圧操作部26を押動して、噴射ステム7を押し下げる
と共に係止片20を下向きに屈曲させ、噴射ステム7の
下降限の手前で、係止片20がその弾力でノズルボタン
4の係止部28に嵌入し係止され、図4に示す係止状態
となる。
【0024】図4に示すように、ノズルボタン4がカバ
ー体3に対して係止状態になると、押圧操作部26から
押圧力を解除しても、図4に示す係止状態を維持し、噴
射ステム7は残留内容物の噴射を連続して行い、残留内
容部噴射状態が維持され、容器本体2内の残留内容物が
全て排出される。上記第一実施形態によれば、ノズルボ
タン4の係止手段19の所在位置が、外部から認知し易
く、かつ操作が簡単であり、しかも、通常の使用状態で
は係止片20に指が触れても、誤ってノズルボタン4が
係止状態になる恐れはなくなり、したがって、誤操作を
防止できる。
【0025】なお、上記実施形態において、係止手段1
9は、前記スリット17周りに任意の個所に設けること
ができ、その数も必要に応じて複数とすることができ
る。図5〜図7は、本発明に係る容器101の第二実施
形態を示している。この容器101は、カバー体3とノ
ズルボタン4が別体構造とされ、カバー体3に同心円筒
状のノズルボタン保持案内筒29を備えている点で第一
実施形態と異なっている。カバー体3は第一実施形態の
構成と全く同じで、その天壁部13に、前記保持案内筒
29が前記連結部16を介して連結され、ノズルボタン
4が前記保持案内筒29に、一定の範囲だけ上下方向移
動可能に外嵌され、ノズルボタン4の天端が押圧操作部
26とされている。そして、前記保持案内筒29は、そ
の外径が天壁部13の内周端縁13aとの間に形成され
るスリット17に、円筒状ノズルボタン4の下部が遊嵌
されるのに十分な大きさとされると共に、天壁部13の
上下面から上下に突出せられ、内部に上下方向中間部に
位置して中央に向かって延出するノズルボタン4の上向
き移動規制突部30が周方向複数個所に設けられてい
る。
【0026】また、ノズルボタン4は、有蓋二重円筒状
を呈し、円筒部ノズル25とされると共に内筒下端部が
噴射ステム7への嵌合部24とされ、内筒上端部周壁に
径方向に内容物を噴射するノズルチップ31が嵌着され
ており、内筒部外周面にノズルボタンの上向き移動規制
用の係止突部32が設けられ、該係止突具32が前記規
制突部30の先端部により係止されるようになってい
る。そして、ノズルボタン4の外筒部33には、下部外
周に環状突部34が設けられ、該突部34の上面即ち段
部が係止手段19の係止部28とされており、前記ノズ
ルチップ31の直下部に前記連結部16に摺動可能に嵌
合する嵌合切欠部35が設けられ、該外筒部33内に前
記保持案内筒29が摺動可能に嵌合されるようになって
いる。
【0027】第二実施形態において、通常の内容物噴射
時は、ノズルボタン4の押圧操作部26を押し下げる
と、前記嵌合部24を介して噴射ステム7が押動されて
その内部の開閉バルブ(図示省略)が開いて、内容物が
前記通路27からノズル25を経てノズルチップ31か
ら噴出される。そして、押圧操作部26の押圧を解除す
ることで、噴射ステム7が上昇しその内部の開閉バルブ
が閉じて内容物の噴射を停止する。そこで、容器101
を使用し終わって、容器本体2内に残留している内容物
特にガスを排出してしまう場合、まず、ノズルボタン4
を図6に矢印(ハ)で示す方向に、連結部16を中心と
して回動させると、噴射ステム7からノズルボタン4の
嵌合部24が外れ、ノズルボタン4の環状突部34が係
止片20を屈曲操作できる範囲にまで離れる(図3参
照)。
【0028】次いで、前記係止片20を、その基部22
を中心として径内方向に屈曲させて天壁部13上面と略
面一とした後、ノズルボタン4を下向き回動させ、ノズ
ルボタン4の前記外筒部33の環状突部下面34aで、
係止片20を押し下げる。この時、前記嵌合部24が噴
射ステム7に嵌合する。さらに、ノズルボタン4をその
押圧操作部26を押動して、噴射ステム7を押し下げる
と共に係止片20を下向きに屈曲させ、噴射ステム7の
下降限の手前で、係止片20の先端が環状突部34から
離れて、その弾力でノズルボタン4の係止部28に嵌入
した係止され、図7に示すように係止状態になる。
【0029】ノズルボタン4がカバー体3に対して係止
状態になると、押圧操作部26から押圧力を解除しても
図7に示す係止状態を維持し、噴射ステム7は残留内容
物の噴射を連続して行い、残留内容物噴射状態が維持さ
れ、容器本体2内の残留内容物が排出される。上記第二
実施形態においても、第一実施形態と同等に効果を期待
することができる。図8は、本発明に係る容器201の
第三実施形態の要部を示し、第二実施形態と異なるとこ
ろは、ノズルボタン4の環状突部34外周面に、前記切
欠部35の両側に位置してノズルボタン回動規制手段3
6が設けられている点であり、これによって、残留内容
物排出時に、ノズルボタン4が必要以上に回動しないよ
うにしてある以外は、第二実施形態と同等の作用効果を
奏する。
【0030】前記回動規制手段36は、図8に示すよう
にノズルボタン4の環状突部34の下端縁から斜め上向
きに設けた係止舌片からなっており、ノズルボタン4を
カバー体3に装着する際、点壁部13内周端縁13aで
回動規制手段36が環状突部34周面側に屈曲された状
態で、カバー体3内に挿入される。また、この回動規制
手段36は、舌片に代えてリブ状又は鍔状等とするほか
ノズルボタン保持案内筒29に設けることができ、例え
ば、図8に2点鎖線で示すように、ノズルボタン保持案
内筒29の内周面から下方に突出する突起とすることが
できる。
【0031】なお、図8において、第二実施形態と共通
する構成部分については、図7と同符号を付し詳細説明
は省略する。図9,図10は、本発明に係る容器301
の第四実施形態を示し、第二実施形態と異なるところ
は、ノズルボタン保持案内筒を具備せず、カバー体3と
ノズルボタン4とが完全に独立して取付けられている点
である。即ち、カバー体3の点壁部13は、完全な円形
内周端縁13aを備え、ノズルボタン4の円筒部に係止
突部がなく、外筒部33に切欠35が設けられていな
い。
【0032】したがって、通常の内容物噴射時には、ノ
ズルボタン4を下向きに押圧操作すればよい。また、容
器301を使い終わって残留内容物を排出されるとき
は、一旦ノズルボタン4を上方に引っ張って噴射ステム
7から分離し、カバー体3の外側に取り出した後、係止
片20を天壁部13と面一になる程度まで径内方向に屈
曲してから、ノズルボタン4で係止片20をその弾力に
抗して下向きに折り曲げると同時に、前記嵌合部24を
噴射ステム7に外嵌させる。このようにして、噴射ステ
ム7にノズルボタン4の嵌合部24が嵌合し終わるかそ
の直前に、係止片20の先端がその弾力により係止部2
8に嵌入係合し、ノズルボタン4がカバー体3に対して
係止状態となり、他方噴射ステム7の内部開閉バルブが
開いて、残留内容物の噴射状態が維持される。
【0033】第四実施形態においても、第二実施形態と
略同等の効果を期待することができる。したがって、図
9,図10において、第二実施形態と共通する構成部分
については、図5〜図7と同符号を付し、詳細説明を省
略する。図11〜図14は、本発明に係る容器1の第五
実施形態を示し、第一実施形態と異なるところは、ノズ
ルボタン4の前記嵌合部24に、内容物通路27の入口
を閉塞する舌片状の通路塞止片37を備えている点であ
り、残留内容物排出時に前記通路27を閉塞して、噴射
ステム7から噴射された内容物がノズル25を通って外
部に噴射されるのを防止し、一旦カバー3内内放出した
後、前記スリット17から外部に排出されるようになっ
ているほかは、第一実施形態と同等の作用効果を奏す
る。
【0034】したがって、第一実施形態と共通する構成
部分については、図1〜図4と同符号を符し、第五実施
形態については、図1〜図4と同符号を符し、第五実施
形態の特徴部分につき説明する。即ち、通路塞止片37
は、図12に示すように、ノズルボタン4の嵌合部24
に連結部16側に位置して上下方向に延びる2条のスリ
ット38を、前記通路27入口径よりも若干大きい間隔
で設け、該スリット38間の舌片を屈曲可能な厚さにし
たもので、噴射ステム7により折り曲げて前記通路27
の入口を塞ぐことができるようになっている。
【0035】第五実施形態によれば、容器1を使い終わ
った後、容器本体2内の残留内容物を排出される場合、
第一実施形態と同様にノズルボタン4を上向き回動させ
て図13に示す状態とし、係止片20を径内方向に屈曲
させた後(図13参照)、押圧操作部26押圧して、ノ
ズルボタン4を下向きに回動させると、先ず通路塞止片
37の下端が噴射ステム7の上端に当接し屈曲し始め
る。ノズルボタン4の下向回動に伴って、通路塞止片3
7が折り曲げられ、続いてノズルボタン4の下面外周部
に係止片20が当接して折り曲げられる。そして、ノズ
ルボタン4の嵌合部24に噴射ステム7が嵌合すると共
に通路塞止片37が内容物通路27の入口を閉塞して、
噴射ステム7が押し下げられて内容物の噴射が始まると
共に、係止片20の先端がノズルボタン4の係止部28
に係合し、内容物の噴射状態が維持される。
【0036】噴射ステム7から噴射された内容物は、内
容物通路27が前記塞止片37により閉塞されているの
で、カバー3内に放出された後、カバー体3とノズルボ
タン4基板部23の間のスリット17から外部に排出さ
れる。したがって、残留内容物がのずる25から勢いよ
く噴出するのを防止できる。なお、前記通路塞止片37
は、第二乃至第四実施形態にも付設することができる。
また、通路塞止片37は、通路27付近に設け、手で通
路27側に折曲するようにしてもよい。また、噴射ステ
ム7と通路塞止片37との間に隙間を確実に形成して残
留内容物の噴出がよりスムーズに行えるように、通路塞
止片37にリブや溝を設けるようにしてもよい。
【0037】図15は、本発明に係る容器1の第六実施
形態を示し、第一実施形態と異なるところは、前記係止
手段19の係止解除手段39が設けられ、残留内容物排
出を途中で停止できるようになっている点である。した
がって、第一実施形態と同じ作用効果をも奏する。な
お、図15は残留内容物排出状態を示しており、第一実
施形態と共通する構成部分については、図1〜図4と同
符号を付し、詳細説明は省略する。前記係止解除手段3
9は、ノズルボタン4の係止部28の上側に、係止片2
0が乗り上げらると共に、押圧操作部側壁26aに係止
片20の先端が接触しないように設けた解除段部から成
っている。そして、この係止解除手段39は、ノズルボ
タン4の押圧操作部26を下向きに押圧して、ノズルボ
タン4を図15中点線で示す位置に若干下降させること
で、係止片20がその弾性復元力で自動的に解除段部に
乗り上げ、係止解除状態になる。
【0038】係止解除により、噴射ステム7は、常時上
向きに付勢されているので、ノズルボタン4を押し上
げ、内部開閉バルブが閉じて内容物の噴射が停止され
る。上記第六実施形態によれば、上述のように、残留内
容物の排出途中で、内容物噴射を停止させることができ
る。なお、係止手段19は、噴射ステム7の下降ストロ
ークを、係止解除に必要なストロークを残した状態で設
計される。前記係止解除手段39は、第二乃至第五実施
形態にも付設することができるほか、従来のノズルボタ
ン係止手段を備えた容器にも採用でき、また、ノズルボ
タン4の回動規制手段36及び通路塞止片37を、従来
の容器にも採用することができる。
【0039】図16は、本発明に係る容器1の第七実施
形態の要部を示し、第一実施形態と異なるところは、前
記係止手段19の係止片20が、カバー体3と別体構造
とされている点で、第一実施形態と同等の作用効果を奏
する。即ち、前記カバー体3の天壁部13内周側で前記
連結部16の反対側端部に、係止片嵌着用切欠段部40
及び嵌着用貫通孔41が設けられ、係止片20には下向
き突片状の嵌着部42と上向きの係止突部43が設けら
れていると共に、嵌着部42と係止突部43の間に切り
込み溝44が設けられ、該溝44の下側の薄肉基部45
でカバー体3の径内方向に屈曲可能とされている。
【0040】そして、前記嵌着部42の先端部には、カ
バー体3の天壁部13下面に係止される抜け止め突起4
6が設けられている。なお、係止片20の操作は第一実
施形態と全く同じである。第七実施形態の他の構成部分
は第一実施形態と同じであるから、図1と同符号を付し
詳細説明を省略する。図17,図18は、本発明に係る
容器1の第八実施形態の要部を示し、第一実施形態と異
なるところは、係止片20がカバー体3の天壁部13と
平行でかつ上面及び外周側から割込み溝47,48を設
けて堀込み状に形成されている点であり、基部22を中
心として径内方向から下方に回動する(図中2点鎖線で
示す)。そして係止片20が天壁部13から突出してい
ないので、ノズルボタン4の押圧操作時等において誤っ
て係止片20を屈曲させる恐れはないなど、第一実施形
態と同じ作用効果を奏する。したがって第一実施形態と
共通する構成部分については、図1,図2と同符号を付
し、詳細説明を省略する。
【0041】図19,図20は、第八実施形態の変形例
を示し、係止片20の屈曲回動の基部22側端のカバー
3外壁部13内周面に切欠き部49を設けると共に、上
面からの割込み溝47が切欠き部49にまで達するよう
に設けられている。したがって、この変形例においても
第八実施形態と同じ作用効果をする。なお、上記各実施
形態では、カバー体3の嵌着部12にスリット15を設
けているので、カバー体3の嵌着解除を行うことができ
るが、スリット15に代えて嵌着部12の一部分に薄肉
部を形成することにより、嵌着部12を弾性変形させて
容器本体2から簡単に外れるようにすることができる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、ノズルボタン4の係止
手段19を構成する係止片20が、外部から見易い位置
にあり、かつ径内方向に屈曲させるだけの簡単な操作で
係止可能であるうえ、ノズルボタン4の通常の使用状態
では、ノズルボタン4の押圧操作部26を押動するだけ
では、係止片20を径内方向に屈曲できず、したがっ
て、前記押圧操作部26を押圧した時、係止片20を誤
って操作することがない。また、ノズルボタン4のカバ
ー体3内に位置する部分にノズルボタン回動規制手段3
6を設けることにより、噴射ステム7の押圧を確実に保
持できる。
【0043】そして、ノズルボタン4の内容物通路27
の入口を閉塞する通路塞止片37を設けることで、残留
内容物を、ノズル25から直接勢いよく噴出させること
なく、一旦カバー体3内に噴出した後、スリット17か
らゆっくりと排出させることができる。さらに、ノズル
ボタン4の係止解除手段39を設けることで、残留内容
物排出途中で係止手段19の係止片20を係止部28か
ら外して、ノズルボタン4を上昇復帰させ噴射ステム7
の噴射を停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第壱実施形態を示す一部省略中央縦断
面(図2のA−A線断面)図である。
【図2】図1の上平面図である。
【図3】同実施形態のノズルボタン係止操作説明用断面
図である。
【図4】同実施形態のノズルボタン係止状態を示す断面
図である。
【図5】本発明の第二実施形態を示す上平面図である。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【図7】同第2実施形態のノズルボタン係止状態を示す
断面図である。
【図8】本発明の第三実施形態を示す中央縦断面(図5
のB−B断面相当)図である。
【図9】本発明の第四実施形態を示す中央縦断面(図5
のB−B断面相当)図である。
【図10】同第四実施形態のノズルボタン係止状態を示
す断面図である。
【図11】本発明の第五実施形態を示す中央縦断面(図
2のA−A線断面相当)図である。
【図12】図11のC−C線矢視図である。
【図13】同第五実施形態のノズルボタン係止操作説明
用断面図である。
【図14】同第五実施形態のノズルボタン係止状態を示
す断面図である。
【図15】本発明の第六実施形態を示す一部省略中央縦
断面(図2のA−A線断面相当)図である。
【図16】本発明の第七実施形態の要部を示す断面図で
ある。
【図17】本発明の第八実施形態の要部を示す斜視図で
ある。
【図18】同第八実施形態の要部断面図である。
【図19】同第八実施形態の変形例を示す斜視図であ
る。
【図20】同変形例の要部断面図である。
【符号の説明】
1 容器 2 容器本体 3 カバー体 4 ノズルボタン 7 噴射ステム 12 嵌着部 13 天壁部 16 連結部 19 係止手段 20 係止片 22 基部 24 嵌合部 25 ノズル 26 押圧操作部 27 内容物通路 28 係止部 29 ノズルボタン保持案内筒 36 回動規制手段 37 通路塞止片 39 係止解除手段 101 容器 201 容器 301 容器 401 容器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体(2)に、容器本体(2)内の
    内容物を外部に噴射する噴射ステム(7)が突設される
    と共に、噴射ステム(7)の周囲を取り囲むカバー体
    (3)と、噴射ステム(7)を押圧操作するためのノズ
    ルボタン(4)とが設けられている容器(1)におい
    て、 ノズルボタン(4)に係止部(28)が設けられ、該係
    止部(28)に対応してカバー体(3)に係止片(2
    0)が外部に露出するように設けられ、係止片(20)
    を係止部(28)側に折曲することにより、噴射ステム
    (7)を押圧する位置にノズルボタン(4)を保持すべ
    く係止突片(20)が係止部(28)へ係止可能に構成
    されていることを特徴とする容器。
  2. 【請求項2】 前記係止片(20)がカバー体(3)の
    天壁部(13)に、折曲可能な基部(22)を介して設
    けられ、係止片(20)の先端側がノズルボタン(4)
    の係止部(28)に係止されるようになっていることを
    特徴とする請求項1に記載の容器。
  3. 【請求項3】 前記ノズルボタン(4)とカバー体
    (3)が連結部(16)を介して一体化されていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の容器。
  4. 【請求項4】 前記ノズルボタン(4)とカバー体
    (3)が別体構造とされていることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の容器。
  5. 【請求項5】 カバー体(3)に、上下回動可能な連結
    部(16)を介してノズルボタン保持案内筒(29)が
    設けられていることを特徴とする請求項1,2又は4に
    記載の容器。
  6. 【請求項6】 カバー体(3)内に、ノズルボタン回動
    規制手段(36)が設けられていることを特徴とする請
    求項4又は5に記載の容器。
  7. 【請求項7】 容器本体(2)に、容器本体(2)内の
    内容物を外部に噴射する噴射ステム(7)が突設される
    と共に、噴射ステム(7)の周囲を取り囲むカバー体
    (3)と、噴射ステム(7)を押圧操作するためのノズ
    ルボタン(4)とが設けられ、前記ノズルボタン(4)
    を内容物噴射状態でカバー体(3)に係止する係止手段
    (19)が設けられている容器(1)において、 前記係止手段(19)により、ノズルボタン(4)を内
    容物噴射状態でカバー体(3)に係止した際に、ノズル
    ボタン(4)の内容物通路(27)を閉塞する通路塞止
    片(37)が設けられていることを特徴とする容器。
  8. 【請求項8】 容器本体(2)に、容器本体(2)内の
    内容物を外部に噴射する噴射ステム(7)が突設される
    と共に、噴射ステム(7)の周囲を取り囲むカバー体
    (3)と、噴射ステム(7)を押圧操作するためのノズ
    ルボタン(4)とが設けられ、前記ノズルボタン(4)
    を内容物噴射状態でカバー体(3)に係止する係止手段
    (19)が設けられている容器(1)において、 前記係止手段(19)の係止解除手段(39)が設けら
    れていることを特徴とする容器。
  9. 【請求項9】 ノズルボタン(4)に設けた係止部(2
    8)の上側に、カバー体(3)に設けた係止片(20)
    を押し上げてその係止解除を行う係止解除段部(39)
    が設けられていることを特徴とする請求項8に記載の容
    器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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