JP2003152216A - 半導体受光素子 - Google Patents
半導体受光素子Info
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Abstract
つきを抑制する。 【解決手段】 半導体基板上14に下部クラッド層2、
光吸収層3、上部クラッド層4を順番に積層し、半導体
基板14の光入射端面10から入射した光15が下部ク
ラッド層2を透過して光吸収層3に入力されこの光吸収
層3において吸収されることにより生じたキャリアを、
上部クラッド層及び下部クラッド層をそれぞれ経て一対
の電極6、7から外部へ電気信号として出力する半導体
受光素子において、光入射端面10は半導体基板14に
おける底面14aに対して垂直な端面に形成され、下部
クラッド層2、光吸収層3及び上部クラッド層4は、半
導体基板14における底面14aに対して傾斜した傾斜
面14c上に形成されている。
Description
気信号に変換する半導体受光素子に関する。
で形成された一般的な半導体受光素子の構成を図9に示
す斜視図を用いて説明する。
からなる下部クラッド層2が形成され、この下部クラッ
ド層2上にi-InGaAsからなる光吸収層3、p-InPからな
る上部クラッド層4、p+-InGaAsからなるコンタクト層
5が形成されている。このコンタクト層5の上面にp電
極6が取付けられ、半導体基板1の下面にn電極7が取
付けられている。さらに、側面にポリイミド8が形成さ
れている。
Asからなる光吸収層3とp-InPからなる上部クラッド層
4とは、図9に示すように、この半導体受光素子の端面
の光入射端面から内部に入射した光を導波する光導波路
を構成している。
いては、端面に形成された光入射端面に対して垂直に入
射した光は、下部クラッド層2と光吸収層3と上部クラ
ッド層4とで構成された光導波路を伝播する間に、光吸
収層3により吸収され、正孔及び電子の各キャリアが発
生する。正孔は上部クラッド層4とコンタクト層5とを
経由してp電極6へ流入し、電子は下部クラッド層2と
半導体基板1を経由してn電極7へ流入する。
導波路内においていこの光導波路の敷設方向に沿って進
行させるようにした半導体受光素子においては、光は光
入射端面から短い距離の間にほとんど吸収され電流に変
換される。その結果、入射する光のパワーが大きいと光
入射端面から短い距離の間で発生するジュール熱が極め
て大きくなり、この半導体受光素子が破壊されてしまう
ことになる。
0の横断面図で示すような構造を有した端面屈折型の半
導体受光素子が提唱されている(特開平11-195807号公
報)。半絶縁性InP(SI-IP)材料で形成された基板9上
に、n-InPからなる下部クラッド層2、i-InGaAsからな
る光吸収層3、p-InPからなる上部クラッド層4、p+-I
nGaAsなるコンタクト層5が形成されている。そして、
このコンタクト層5の上側に電気信号を取出すためのp
電極6を取付け、n-InPからなる下部クラッド層2に同
じく電気信号を取出すためのn電極7を取付けている。
面で形成される光入射端面10をウェットエッチングに
より傾斜させている。なお、光入射端面10の下部クラ
ッド層2の上面(光吸収層3の下面)に対する角度αは
エッチングの際に結晶の方位性から54.74°とな
る。
は、入射した光は傾斜した入射端面10において屈折さ
れた後、光吸収層3において吸収され、電気信号に変換
される。そして、図示するように、光は、吸収層3の全
体に下側から入射し、光吸収層3の全領域に亘ってほぼ
均等に吸収されることになるので、ジュール熱の発生に
よる素子破壊に対して、図9に示した半導体受光素子よ
りも有利である。
に示した半導体受光素子においてもまだ解消すべき次の
ような課題があった。
の全体に下側から入射させるために、光入射端面10を
ウェットエッチングにより、光入射端面10の下部クラ
ッド層2の上面(光吸収層3の下面)に対して、結晶の
方位性から一義的に定まる角度α=54.74°で傾斜
させている。
を形成する方法として、(100)結晶面が露出した基
板上に結晶を成長させる手法が広く採用されているが、
図11(a)に示すように、この(100)結晶面に対
して内側に傾斜した光入射端面10を形成するために、
基板の(100)結晶面に耐エッチングマスク13を形
成し、逆メサ形状の化学エッチングを行うと、不対電子
対を持たないため結合力の弱い(111)A面と呼ばれ
る、III族原子で界面が終端される結晶面が残される。
角度は、基板の(100)結晶面から測って、54.7
4°になるはずであるが、実際は、55°から60°の
間となってしまう。
のエッチング工程においては、逆メサの角に位置する鋭
角部分が、エッチング液内に露出した結晶側方向と、耐
エッチングマスク13と結晶表面との間に染み込んだエ
ッチング液に起因する基板表面側方向との2方向へエッ
チングが進む。
される結晶の角度α(=54.74°)は90°に対し
て鋭角となるため、結晶のエッチング液に曝される面積
とエッチングされる結晶の体積の比(エッチング液に曝
される面積/エッチングされる結晶の体積:以後これを
エッチング面積体積比と呼ぶ)が逆メサの角の近傍で大
きくなることからエッチングが速く進み逆メサの結晶面
が垂直面に近づく。
チングマスク13との間の密着状態、結晶面の酸化状
態、耐エッチングマスク13を形成する工程における雰
囲気の組成やプラズマの発生状態、等のばらつきが原因
となり、耐エッチングマスク13と結晶面との界面のエ
ッチング速度、すなわちアンダーカット速度がばらつく
ため、逆メサの角度αが一定とならない。
性が劣化すると、傾斜した入射端面10からこの半導体
受光素子内に入射した光の屈折角度が半導体受光素子毎
にばらつく。このため、半導体受光素子内に入射した光
の光吸収層3への入射領域が一定とならず受光感度が半
導体受光素子毎にばらつくばかりでなく、光の一部が有
限長の光吸収層3の下面から外れる懸念がある。したが
って、半導体受光素子毎に受光感度がばらつく懸念があ
る。
入射するため、光の偏光方向により光入射端面10での
光透過率が異なるために、受光感度の偏光依存性が素子
毎に異なる問題があった。
極6のコンタクト抵抗を低減させるために形成された光
吸収層3と同一のバンドギャップを有するp型のコンタ
クト層5に入り、さらに、上側のp電極6の金属で反射
し再度コンタクト層5及び光吸収層3を通過する。
は、コンタクト層5での光吸収過程及びフォトン・リサ
イクリングによる再発光過程が存在する。しかし、前者
の過程では、明らかに受光素子の感度が低下する。一
方、後者の過程では、電子と正孔との対で生成されたキ
ャリアはナノ秒オーダーの発光再結合寿命を有するた
め、数十GHzレベルの高速光伝送においては出力される
電気信号に雑音を発生させてしまう問題があった。
ングではなくへき開により形成し、光と光入射端面10
との相対角度を60°に設定した半導体受光素子が提案
されている(特開2000-243984号公報)。
面10は半導体基板1に対するへき開で形成するため、
半導体光受光素子の上面あるいは下面に対して垂直であ
り、光入射端面10の形成は極めて容易である。n+-InP
からなる半導体基板1の上面に、n-InPからなる下部ク
ラッド層2、i-InGaAsからなる光吸収層3、p-InPから
なる上部クラッド層4、p+-InGaAsからなるコンタクト
層5か形成されている。このコンタクト層5の上面にp
電極6が取付けられ、半導体基板1の下面にn電極7が
取付けられている。そして、この半導体受光素子は素子
組込モジュール12の下部の素子取付面に固定されてい
る。この素子組込モジュール12の側壁に支持された光
ファイバ11で光入射端面10に光が入射される。
いては、光入射端面10は、半導体基板1に対するへき
開で形成されているために、半導体光受光素子の上面あ
るいは下面に対して正確に垂直(90°)に設定されて
いる。また、光ファイバ11も素子組込モジュール12
の側壁に、例えば60°で固定されているとすると、光
を光入射端面10に対して、正確に60°で入射させる
ことができる。
光受光素子内へ入射した光を正確に、光入射端面10に
対する入射角、及び半導体基板1と下部クラッド層2と
光吸収層3の各屈折率で、目的とする光吸収層3へ入射
させることが可能である。さらに、へき開で形成された
光入射端面10から下部クラッド層2と光吸収層3が形
成された位置までの距離も正確に設定可能である。
ばらつきを図10に示す半導体光受光素子に比較して大
幅に抑制することができる。
子及びこれを搭載した素子組込モジュール12において
も以下のような問題があった。図12においては、ファ
イバー11を固定するフェルールが素子組込モジュール
12の側壁に対して、下部の半導体受光素子が取付けら
れる素子取付面に、例えば60°傾斜して取付けられ
る。一方、従来から存在する半導体受光素子の素子組込
モジュールにおいては、下部の半導体受光素子が取付け
られる素子取付面に対して平行にファイバーが取付けら
れている。
ール12は、従来から存在する一般的な素子組込モジュ
ールとは著しく形状が異なるため、この素子組込モジュ
ール12が組み込まれる通信器機内などでの同素子組込
モジュール12の配置に関して従来とは異なる設計を行
う必要が生じることからこの半導体受光素子のユーザの
便益を損ねる。また、素子組込モジュール12の製作時
に反射鏡などの光線路変換手段を付加することによりフ
ァイバー11を素子取付面に平行に取付けることも可能
であるが、素子組込モジュール12の製作工程及び部品
点数の増加を招きコストを上昇させる問題があった。
ものであり、下部クラッド層と光吸収層と上部クラッド
層とを基板の傾斜面上に形成することにより、光入射端
面の高い角度安定性を確保した状態で、光を基板の底面
に平行に光入射端面に入射させることができ、従来の素
子組込モジュールにそのまま装着でき、かつ、光入射端
面からか入射した光を光吸収層に対して下方から斜めに
入力させることができ、受光素子として優れた受光特性
を維持でき、製造歩留を向上できる半導体受光素子を提
供することを目的とする。
に第1の導伝型の下部クラッド層、光吸収層、第2の導
伝型の上部クラッド層を順番に積層し、半導体基板の光
入射端面から入射した光が下部クラッド層を透過して光
吸収層に入力されこの光吸収層において吸収されること
により生じたキャリアを、上部クラッド層及び下部クラ
ッド層をそれぞれ経て一対の電極から外部へ電気信号と
して出力する半導体受光素子に適用される。
明の半導体受光素子においては、光入射端面を半導体基
板における底面に対して垂直な端面に形成している。さ
らに、下部クラッド層、光吸収層及び上部クラッド層
を、半導体基板における底面に対して傾斜した傾斜面上
に形成している。
いては、下部クラッド層、光吸収層及び上部クラッド層
は半導体基板における底面に対して傾斜した傾斜面上に
形成されている。一方、この半導体受光素子における光
が入射する光入射端面は半導体基板の底面に垂直に形成
されている。
面に平行に、すなわち、光入射端面に対して垂直に入射
させたとしても、この光入射端面から受光素子内に入射
した光は下部クラッド層及び光吸収層に対して傾斜して
入力させることができる。
て入力されるので、光吸収層の端部近傍に吸収負荷が集
中して熱損傷が発生することを未然に防止できる。さら
に、光入射端面を半導体基板における底面に対してかな
り高い精度で垂直(90°)に形成する製造手法が確立
されている。
射端面に対して入射させることができるので、この半導
体受光素子を従来の素子組込モジュールにそのまま装着
できる。
つ上面に下部クラッド層、光吸収層及び上部クラッド層
が形成される傾斜面は、図11(b)に示すように、図
11(a)の逆メサ形状の側面に対して逆である順メサ
形状の側面である。したがって、この傾斜面をウエット
エッチングで形成する場合、エッチングにより残される
結晶の角度αは90°に対して鈍角となるため、前述し
たエッチング面積体積比が順メサの角の近傍で大きくな
ることはない。よって、耐エッチングマスク13の先端
近傍の耐エッチングマスク13の下面における図中右方
向へのエッチングが図中下方向(基板の底面方向)より
速く進むことはない。
ッチング手法で形成したとしても、傾斜面の半導体基板
の底面に対する傾斜角β(=180―α)が、製造工程
で大きく変動することはないので、製造された半導体受
光素子相互間における受光感度のばらつきを大幅に抑制
できる。
る底面が(211)A結晶面であるものを用い、この基
板上面に耐酸性の薄幕ストライプを形成し臭素系エッチ
ング液によりエッチングを行うと前記ストライプの両側
に(111)A結晶面と、この面に続いて(211)A
結晶面よりなる加工上面が残される。また、半導体基板
のエッチングされる部分がInGaAsPであるときはエッチ
ング液として臭素系のほかに硫酸系のものを用いても同
様の形状が得られる。
A結晶面は前記底面に対して約19.47°(≒54.
74°−35.26°)となり、これを傾斜面とし、他
方の(111)A結晶面は前記底面に対してほぼ垂直
(90°≒54.74°+35.26°)となり、これ
を光入射端面とするのである。本発明によれば、傾斜面
および光入射端面がともにエッチングにより残される結
晶面の角度αは鋭角となることはなくエッチング面積体
積比が大きくなることはない。このため傾斜面および光
入射端面の角度が大きく変動することがないばかりでな
く、半導体基板上に多数形成された受光素子の光入射端
面がエッチング工程により同時に形成されるため素子製
作コストが大幅に低下される利点もある。
受光素子における下部クラッド層の屈折率を上部クラッ
ド層の屈折率よりも高く設定している。
互いに屈折率が異なる二つの層が接していて、一方の層
から他方の層へ光を両者の境界面に傾斜させて入射させ
た場合、光の送出側の層の屈折率が光の入力側の層の屈
折率より大きい方が境界面で光が反射する確率(入射角
度範囲)が大きい。
クラッド層へ斜め方向に入射した光は光吸収層で吸収さ
れながら上部クラッド層との境界面に入射するが、上部
クラッド層の屈折率が下部クラッド層の屈折率より小さ
いので、光はこの境界面で反射して再度光吸収層内を進
行する確率が高くなる。光が光吸収層内を進行する距離
が長くなるので、光吸収層の光の吸収効率が高くなり、
半導体受光素子としての受光感度を向上できる。
受光素子における下部クラッド層の等価屈折率を上部ク
ラッド層の等価屈折率よりも高く設定している。
いては、下部クラッド層や上部クラッド層が互いに屈折
率が異なる複数の層で形成されていたとしても、この複
数の層の屈折率を合成した等価屈折率が上述した関係を
維持していれば、上記発明とほぼ同様の効果を奏するこ
とが可能である。
受光素子において、半導体基板内に光入射端面から入射
した光を光吸収層へ導く光導波路が形成されている。
成しているので、光入射端面から入射した光は効率的に
光吸収層へ導かれる。
等価屈折率を、上部クラッド層の屈折率より高く設定し
ている。
板の屈折率より高く設定することによって、前述したス
ネルの法則により、光導波路内を進行する光が光導波路
外の半導体基板内へ漏れる量を大幅に抑制できるばかり
でなく、光吸収層と上部クラッド層の境界面で入射した
光の大部分が反射するため光吸収層で吸収され光パワー
が増大するので半導体受光素子の受光感度が向上する。
素子における下部クラッド層と光吸収層との間に、バン
ドギャップが下部クラッド層のバンドギャップより大き
い空乏化層を形成している。
素子における上部クラッド層と光吸収層との間に、バン
ドギャップが上部クラッド層のバンドギャップより大き
い空乏化層を形成している。
下部クラッド層との間に各クラッド層のバンドギャップ
より大きいバンドギャップを有する空乏化層を形成する
ことにより、半導体受光素子における暗電流が減少し、
入射した光を電気信号に変換する際の雑音を大幅に抑制
でき、半導体受光素子から出力される電気信号のS/N
比を大幅に向上できる。
光素子において、半導体基板における底面を(100)
結晶面で形成し、半導体基板における傾斜面を(21
1)A結晶面で形成し、半導体基板における光入射端面
はへき開にて形成している。
底面が(100)結晶面の場合、この(100)結晶面
に直交する面はへき開手法にて簡単にかつ高い精度で形
成することが可能である。
11)A結晶面としている。この(211)A結晶面
の、底面の(100)結晶面に対する傾斜角βは35.
26°であるので、前述した図11(b)で説明した、
この傾斜面をウエットエッチングで形成する場合、エッ
チングにより残される結晶の角度αは180°―35.
26°=144.74°となり鈍角となる。したがっ
て、たとえ、この(211)A結晶面からなる傾斜面を
ウエットエッチングで形成したとしても、傾斜面の半導
体基板の底面に対する傾斜角βが、製造工程で大きく変
動することはないので、製造された半導体受光素子相互
間における受光感度のばらつきを大幅に抑制できる。
を用いて説明する。 (第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態に係る半
導体受光素子の概略構成を示す横断面図である。図10
に示す従来の半導体受光素子と同一部分には同一符号を
付して重複する部分の詳細説明を省略する。
半導体基板14の底面14aが(100)結晶面であ
る。半導体基板14の上面は、エッチング加工されてい
ない初期上面14bと、エッチング加工された傾斜面1
4cと、エッチング加工された加工上面14dとで構成
されている。初期上面14bと加工上面14dとは底面
14aに平行で(100)結晶面である。傾斜面14c
はエッチング加工により(211)A結晶面が露出して
いる。(211)A結晶面の(100)結晶面に対する
傾斜角は35.26°であるので、傾斜面14cの底面
14aに対する傾斜角βも35.26°である。
面に光15が入射される光入射端面10が形成されてい
る。この光入射端面10はへき開手法によって、(10
0)結晶面を有する底面14aに対して垂直(直角)に
形成されている。したがって、この光入射端面10は
(011)結晶面を有する。光15は、半導体基板14
の底面14aに平行でかつ光入射端面10に対して垂直
に入射する。
4c、初期上面14b及び加工上面14d上に、第1の
導伝型であるn-InPもしくはn-InGaAsPからなる1μm
厚みの下部クラッド層2を形成し、この下部クラッド層
2上の傾斜面14cに対向する位置に、0.5〜1μm
厚みのi-InGaAsからなる光吸収層3、第2の導伝型であ
る1μm厚みのp-InPからなる上部クラッド層4、p+-I
nGaAsからなるコンタクト層5が積層されている。そし
て、このコンタクト層5の上側に電気信号を取出すため
のp電極6が取付られ、n-InPもしくはn-InGaAsPからな
る下部クラッド層2における加工上面14dに対向する
位置に電気信号を取出すためのn電極7が取付られてい
る。
手法で製造できるので、半導体基板14の底面14aに
対してかなり高い精度で垂直(90°)に設定すること
ができる。さらに、傾斜面14cを順メサ形状の側面で
形成して、この傾斜面14cをウエットエッチングで形
成する場合、エッチングにより残される結晶の角度αは
90°に対して鈍角となるため、前述したエッチング面
積体積比が順メサの角の近傍で大きくなることはない。
14の底面14aに対する90°の角度、及び傾斜面1
4cの半導体基板14の底面14aに対する傾斜角β
(=35.26°)が、製造工程で大きく変動すること
はないので、製造された半導体受光素子相互間における
受光感度のばらつきを大幅に抑制できる。
4aに平行に光入射端面10に対して入射させることが
できるので、この半導体受光素子を従来の素子組込モジ
ュールにそのまま装着できる。
の半導体受光素子の製造方法を説明する。上面及び底面
に(100)結晶面を有するSI-InPからなる半導体ウエ
ハ17の上面の傾斜面14c及び加工上面14dに対応
する位置に、耐エッチングマスク13としてストライプ
状の窒化硅素薄膜を真空蒸着法により形成する(a)。
グ液を用いて10μm〜20μmの深さまでウエットエ
ッチングを行う。このようにして半導体基板14の(1
00)結晶面の底面14aに対して35.26°の傾斜
角βを有する(211)A結晶面の傾斜面14c、(1
00)結晶面の初期上面14b、(100)結晶面の加
工上面14dを有する台形状のメサが残された半導体基
板14が形成される(b) この半導体基板14の初期上面14b、傾斜面14c、
加工上面14d上に、有機金属気相成長法などを用い
て、n-InGaAsPからなる1μm厚みの下部クラッド層
2、0.5〜1μm厚みのi-InGaAsからなる光吸収層
3、1μm厚みのp-InPからなる上部クラッド層4、p+
-InGaAsからなるコンタクト層5を順番に形成する
(c)。
2、光吸収層3、上部クラッド層4、コンタクト層5か
らなる多層構造を200μm2程度の面積を残して光吸
収層3よりは深いが、下部クラッド層2は残るような深
さまでエッチングする(d)。
ド層2上にインピーダンス整合のとれたn電極7を取付
ける。さらに、コンタクト層5上にp電極6を取付け
る。この後、台形状メサの上面部分の絶縁性樹脂を除去
した後、へき開により光入射端面10となる底面41a
に直交する(011)結晶面を形成する(e)。
光素子は、通常の半導体製造方法を用いて簡単にかつ高
い寸法精度を確保した状態で製造される。
形態に係る半導体受光素子の概略構成を示す横断面図で
ある。図1に示す第1実施形態の半導体受光素子と同一
部分には同一符号を付して重複する部分の詳細説明を省
略する。
ては、下部クラッド層2、光吸収層3、上部クラッド層
4、コンタクト層5からなる多層構造における初期上面
14b上に位置する部分をエッチングで除去している。
電極6、7間に存在する多層構造の面積が少なくなる
と、電極6、7間の静電容量が小さくなるので、受光素
子としての応答特性を向上できる。
接入射しない部分を削除することにより、受光素子とし
ての受光感度を低下することなく応答特性(周波数特
性)を向上できる。
形態に係る半導体受光素子の概略構成を示す横断面図で
ある。図1に示す第1実施形態の半導体受光素子と同一
部分には同一符号を付して重複する部分の詳細説明を省
略する。
ては、半導体基板14の傾斜面14cより下方部分18
が異なる材料で形成されている。そして、この下方部分
18の屈折率を上部クラッド層4の屈折率より高く設定
している。
からなる下方部分18を、バンドギャップ波長として例
えば1.2μmとすると、波長が1.55μmの光に対
する下方部分18の屈折率は、p-InPからなる上部クラ
ッド層4の屈折率(≒3.17)よりも高い屈折率(≒
3.39)となる。なお、この実施形態の半導体受光素
子においては、光吸収層3の屈折率は下部クラッド層2
の屈折率より高く設定されている。さらに、半導体基板
14の屈折率は下部クラッド層2の屈折率に等しく設定
されている。
が、それぞれ屈折率が異なる複数の材料で多層に構成さ
れている場合は、この複数の層の屈折率を合成した等価
屈折率が上記関係を満たすように設定されている。
いて、半導体基板14の底面14aに平行に入射する、
例えば波長λ≒1.55μmを有する、光15は光入射
端面10に対して垂直に入射し、主に下方部分18内を
底面14aに平行に進行する。光15は下方部分18内
を進行する過程で、図示する分布特性16に示すよう
に、照射範囲が僅かながら拡散していく。照射範囲が拡
散された光15は、傾斜面14cを経て、この面に立て
た法線に対する入射角度約19.47°(=54.74
°―35.26°)で下部クラッド層2内へ入射する。
この下部クラッド層2へ入射した光は、下部クラッド層
2内及び光吸収層3内を斜めに進行して、光吸収層3と
上部クラッド層4との境界面でその大部分が反射して、
再度、光吸収層3内を斜め下方向に進行していく。
この光15は、光吸収層3により吸収され、正孔及び電
子の各キャリアが発生する。正孔は上部クラッド層4と
コンタクト層5とを経由してp電極6へ流入し、電子は
下部クラッド層2を経由してn電極7へ流入する。
て検証する。光入射端面10には、通常、無反射幕が形
成されているので、光入射端面10での光15の反射は
ほとんど無視できる。下部クラッド層2の屈折率は半導
体基板14の屈折率に等しく設定されているので、半導
体基板14内を進行した光15は、半導体基板14と下
部クラッド層2との境界面で屈折や反射が発生すること
なく、この境界面をそのまま通過して、下部クラッド層
2内へ入射して、下部クラッド層2内を進行する。
下部クラッド層2と光吸収層3との境界面に斜め方向か
ら入射するが、下部クラッド層2の屈折率が光吸収層3
の屈折率より低いので、光15の大部分はこの境界面で
反射されずに、光吸収層3内へ屈折して入射して、この
光吸収層3内を進行する。
層3と上部クラッド層4との境界面に斜め方向から入射
するが、光吸収層3の屈折率が上部クラッド層4の屈折
率より高いので、傾斜面14cの傾斜角βに大きく依存
する光15の境界面への入射角にもよるが、光15の大
部分はこの境界面で反射され、再度、光吸収層3内を斜
め下方向に進行していく。
光15はほとんど減衰されずに光吸収層3へ斜めに入射
し、入射後は、上部クラッド層4で反射され、光吸収層
3内を長距離に亘って走行する。光15が光吸収層3内
を進行する距離が長くなるので、光吸収層3の光15の
吸収効率が高くなり、半導体受光素子としての受光感度
を向上できる。
5の大部分はコンタクト層5に進行することはなく、コ
ンタクト層5での光吸収が大幅に削減されるため、さら
に受光感度が向上する。
より残される傾斜面14cと光入射端面10はともに
(111)A結晶面よりなるが傾斜面14cは先に述べ
たように基板底面14である(211)A結晶面に対し
て角度βが約19.47°となり、一方、光入射端面1
0は、ほぼ垂直(90°)となる。すなわち、傾斜面1
4cおよび光入射端面10における角度αは、それぞ
れ、160.5°(≒180°−19.47°)および
90°(≒180°−90°)となるため、ともにメサ
の角が鋭角とはならず、この近傍におけるエッチング面
積体積比が小さくなり受光素子製造工程において、これ
らの面の角度を高い精度で設定できる。また、半導体基
板上に多数形成された受光素子の光入射端面10をエッ
チングにより同時に形成できるため受光素子製造コスト
が大幅に低減できる。
分18より成っているように図示されているが、本実施
形態では入射した光15が、主に下方部分18内を進行
していればよいから傾斜面14cが必ず全て下方部分1
8より成っている必要はない。
形態に係る半導体受光素子の概略構成を示す横断面図で
ある。図1に示す第1実施形態の半導体受光素子と同一
部分には同一符号を付して重複する部分の詳細説明を省
略する。
ては、n-InGaAsPやn-InPからなる下部クラッド層2とi-
InGaAsからなる光吸収層3との間に空乏化層19aが形
成されている。この空乏化層19aは、AlGaInAs混晶や
AlGaAsSb混晶やGaInP混晶などのn-InGaAsPやn-InPから
なる下部クラッド層2のバンドギャップより大きいバン
ドギャップを有した半導体が採用される。
形態に係る半導体受光素子の概略構成を示す横断面図で
ある。図1に示す第1実施形態の半導体受光素子と同一
部分には同一符号を付して重複する部分の詳細説明を省
略する。
ては、p-InGaAsPやp-InPからなる上部クラッド層4とi-
InGaAsからなる光吸収層3との間に空乏化層19bが形
成されている。この空乏化層19bは、AlGaInAs混晶や
AlGaAsSb混晶やGaInP混晶などのp-InGaAsPやp-InPから
なる上部クラッド層4のバンドギャップより大きいバン
ドギャップを有した半導体が採用される。
子のように、光吸収層3と下部クラッド層2の間、又は
光吸収層3と上部クラッド層4の間にバンドギャップの
大きい空乏化層19a、18bを挿入することの作用効
果を説明する。
光素子においては、光吸収層3と下部クラッド層2の
間、又は光吸収層3と上部クラッド層4の間に逆バイア
ス印加により空乏化する空乏化層19a、18bを挿入
して、光吸収層3で発生した正孔と電子からなる生成キ
ャリアの一部をドリフトさせた後、電極6.7から電気
信号として取出す。
GaInAs混晶やAlGaAsSb混晶やGaInP混晶などの、InGaAsP
やInPよりバンドギャップを大きく設定できる半導体を
用いる。 この中で、InP に格子整合がとれるAlGaInAs
混晶系を取り上げてみると最大のバンドギャップを有す
るものはAlInAsであり、InPに比較してバンドギャップ
は約0.12eVも大きく、暗電流がInPに比較して1/
50 以下になる。
る半導体受光素子の暗電流が減少するため、光入射端面
10から入射した光15を電気信号に変換する際の雑音
を大幅に抑制でき、半導体受光素子から出力される電気
信号のS/N比を大幅に向上できる。
層の配列順序が上下逆転している構造についても上記に
説明したものと同様の効果があることは明らかである。
形態に係る半導体受光素子の概略構成を示す横断面図で
ある。図1に示す第1実施形態の半導体受光素子と同一
部分には同一符号を付して重複する部分の詳細説明を省
略する。
ては、半導体基板14内に、光入射端面10から入射し
た光15を光吸収層3へ導く光導波路20が形成されて
いる。この光導波路20は、へき開法により形成された
光入射端面10に対して垂直で、かつ半導体基板14の
底面14aに対して平行に形成されている。
囲の半導体基板14の屈折率より高く、かつ光吸収層3
の屈折率より低い材料が採用されている。このように構
成された第6実施形態の半導体受光素子においては、光
導波路20の屈折率は周囲の半導体基板14の屈折率よ
り高いので、光入射端面10から光導波路20内に入射
した光15は、この光導波路20に沿って伝播するた
め、光導波路20内を進行する過程で、図示する光分布
特性16は、ほとんど拡散せず光15は効率的に光吸収
層3内に導かれる。したがって、受光素子としての受光
感度を向上できる。
4.7°(≒180°−35.26°)と鈍角になるた
め前述したエッチング面積体積比が順メサの角の近傍で
大きくなることはない。また、光入射端面10は、へき
開法で形成されるため光入射端面10及び傾斜面14c
の半導体基板14の底面14aに対する傾斜角β(=1
9.47°)が、製造工程で大きく変動することはない
ので、製造された半導体受光素子相互間における受光感
度のばらつきを大幅に抑制できる。
形態に係る半導体受光素子の概略構成を示す横断面図で
ある。図7に示す第6実施形態の半導体受光素子と同一
部分には同一符号を付して重複する部分の詳細説明を省
略する。
ては、半導体基板14の底面14aは(211)A結晶
面が露出している。したがって、初期上面14b及び加
工上面14dも(211)A結晶面が露出している。ま
た、傾斜面14cは(111)A結晶面が露出してい
る。(111)A結晶面の(211)A結晶面に対する
傾斜角は19.47°であるので、傾斜面14cの底面
14aに対する傾斜角βも19.47°である。この傾
斜面14cは、臭素系などのエッチング液を用いたウエ
ットエッチング手法を用いて形成される。
半導体基板14の底面14aに直交する光入射端面10
は、へき開法で形成できないので、傾斜面14cと同様
にウエットエッチング手法を用いて形成される。
体受光素子においても、半導体基板14の底面14aに
対向する上面に形成された傾斜面14cは、順メサ形状
の側面で形成され、この傾斜面14cをウエットエッチ
ングで形成する場合、エッチングにより残される結晶の
角度α(=180°―19.47°≒160.5°)は
90°に対して鈍角となるため、前述したエッチング面
積体積比が順メサの角の近傍で大きくなることはない。
また、(211)A結晶面の底面14aに対して90°
に正確にエッチングすることは比較的容易であり、か
つ、半導体基板上に多数形成された光受光素子の光入射
端面10を同時に形成することができる。
導かれ、かつ、光入射端面10の半導体基板14の底面
14aに対する90°の角度、及び傾斜面14cの半導
体基板14の底面14aに対する傾斜角β(=19.4
7°)が、製造工程で大きく変動することはないので、
製造された半導体受光素子相互間における受光感度のば
らつきを大幅に抑制できるため受光素子製造のコストが
大幅に削減できる。
導体基板14内の光導波路20の近傍の等価屈折率が半
導体基板14の屈折率よりも高くなる。そこで、例え
ば、半導体基板14をInPとし、光導波路20のバンド
がギャップ波長を1.5μmおよび層厚を0.5μmに
選択することで上記の傾斜角βにおいて波長が1.55
μmの光は第3実施形態と同様に、光吸収層3と上部ク
ラッド層4の境界面で大部分が反射されるため、コンタ
クト層5での光吸収が大幅に削減され、さらに受光感度
が向上する。
nP系の半導体材料を用いた受光素子について述べてきた
が、AlGaInAs/InP、AlGaAs/GaAsやAlGaInP/GaAs系な
ど他の半導体材料を用いた受光素子についても応用でき
ることは言うに及ばない。
光素子においては、下部クラッド層と光吸収層と上部ク
ラッド層とを基板の傾斜面上に形成している。また、光
入射端面を基板の底面に対して垂直な端面に形成さいて
いる。
を確保した状態で、光を基板の底面に平行に光入射端面
に入射させることができ、従来の素子組込モジュールに
そのまま装着でき、かつ、光入射端面からか入射した光
を光吸収層に対して下方から斜めに入力させることがで
き、受光素子として優れた受光特性を維持でき、製造歩
留を向上できる。
の概略構成を示す横断面図
示す図
の概略構成を示す横断面図
の概略構成を示す横断面図
の概略構成を示す横断面図
の概略構成を示す横断面図
の概略構成を示す横断面図
の概略構成を示す横断面図
横断面図
するための図
を示す横断面図
Claims (9)
- 【請求項1】半導体基板上に第1の導伝型の下部クラッ
ド層、光吸収層、第2の導伝型の上部クラッド層を順番
に積層し、前記半導体基板の光入射端面から入射した光
が前記下部クラッド層を透過して前記光吸収層に入力さ
れこの光吸収層において吸収されることにより生じたキ
ャリアを、前記上部クラッド層及び下部クラッド層をそ
れぞれ経て一対の電極から外部へ電気信号として出力す
る半導体受光素子において、 前記光入射端面は前記半導体基板における底面に対して
垂直な端面に形成され、前記下部クラッド層、光吸収層
及び上部クラッド層は、前記半導体基板における前記底
面に対して傾斜した傾斜面上に形成されていることを特
徴とする半導体受光素子。 - 【請求項2】 前記下部クラッド層の屈折率は前記上部
クラッド層の屈折率よりも高いことを特徴とする請求項
1記載の半導体受光素子。 - 【請求項3】 前記下部クラッド層の等価屈折率は前記
上部クラッド層の等価屈折率よりも高いことを特徴とす
る請求項1記載の半導体受光素子。 - 【請求項4】 前記半導体基板内に前記光入射端面から
入射した光を前記光吸収層へ導く光導波路が形成されて
いることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記
載の半導体受光素子。 - 【請求項5】 前記光導波路の屈折率は、前記半導体基
板の屈折率より高く、かつ前記光吸収層の屈折率より低
いことを特徴とする請求項4記載の半導体受光素子。 - 【請求項6】 前記下部クラッド層と前記光吸収層との
間に、バンドギャップが前記下部クラッド層のバンドギ
ャップより大きい空乏化層が形成されていることを特徴
とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の半導体受光
素子。 - 【請求項7】 前記上部クラッド層と前記光吸収層との
間に、バンドギャップが前記上部クラッド層のバンドギ
ャップより大きい空乏化層が形成されていることを特徴
とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の半導体受光
素子。 - 【請求項8】 前記半導体基板における底面は(10
0)結晶面であり、前記半導体基板における傾斜面は
(211)結晶面であり、前記半導体基板における光入
射端面はへき開にて形成された端面であることを特徴と
する請求項1乃至7のいずれか1項記載の半導体受光素
子。 - 【請求項9】 前記半導体基板における底面は(21
1)結晶面であり、前記半導体基板における傾斜面およ
び光入射端面は(111)結晶面であることを特徴とす
る請求項1乃至7のいずれか1項記載の半導体受光素
子。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001352039A JP2003152216A (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 半導体受光素子 |
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