JP2003151890A - マスクおよびその製造方法と半導体装置の製造方法 - Google Patents

マスクおよびその製造方法と半導体装置の製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】メンブレンの薄膜化とマスク強度の維持を両立
できるマスクおよびその製造方法と、微細パターンを高
精度に形成できる半導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】薄膜2と、薄膜2に形成された荷電粒子線
(好適には電子線)が透過する孔3と、薄膜2の一方の
面に形成された支持層4と、支持層4に形成された開口
部5であって、孔3に自己整合的に孔よりも広い径で形
成された開口部5とを有するマスクおよびその製造方法
と、それを用いたリソグラフィ工程を含む半導体装置の
製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷電粒子転写型リ
ソグラフィ用のマスクおよびその製造方法と、荷電粒子
転写型リソグラフィ工程を含む半導体装置の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】LSIの微細化に伴い、電子線転写型リ
ソグラフィ(EPL;electron beamprojection lithog
raphy)の実用化が期待されている。実用化が進められ
ているEPLとしては、IBMとニコンが共同開発して
いるPREVAIL(projection exposure with varia
ble axis immersion lenses)(H. C. Pfeiffer他 Jour
nal of Vacuum Science and Technology B17 p.2840 (1
999))が挙げられる。また、リープル、東京精密および
ソニーが共同開発しているLEEPL(lowenergy elec
tron-beam proximity projection lithography)(T. Ut
sumi, Journal of Vacuum Science and Technology B17
p.2897 (1999))が挙げられる。
【0003】PREVAIL用マスクとしては、シリコ
ンからなる2μm厚の薄膜(メンブレン)に孔を開けて
パターンが形成されたステンシルマスクが提案されてい
る。LEEPL用マスクとしては、シリコンまたはダイ
アモンドからなる500nm厚のメンブレンに孔を開け
てパターンが形成されたステンシルマスクが提案されて
いる。
【0004】PREVAILは通常、4倍の縮小投影系
であり、100keV程度の電子線が用いられる。PR
EVAIL用ステンシルマスクを用いて露光を行う場
合、電子線が孔の開いた部分のみ無散乱で透過し、レジ
スト上に結像されて、パターンが転写される。一方、L
EEPLは等倍投影系であり、例えば2keVの電子線
が用いられる。LEEPL用ステンシルマスクを用いて
露光を行う場合、電子線が孔の開いた部分のみ透過し、
パターンが等倍で転写される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のステンシルマスクによれば、マスクの加工性を向
上させ、微細パターンを形成する目的でメンブレン厚を
薄くすると、マスク強度が低下する。特に、LEEPL
用ステンシルマスクは、メンブレン厚が薄いため、マス
ク強度の低下が問題となりやすい。
【0006】メンブレン材料としてシリコンを用いた場
合は、ダイアモンドを用いる場合に比較して、マスク強
度の低下がより顕著となる。マスク強度が不足した場
合、例えばマスクの洗浄時や、マスクを露光機に装填す
る際に、パターンが破壊しやすくなる。
【0007】また、メンブレンの面積が大きい場合に
は、メンブレン厚を薄くするとメンブレンがたわみやす
くなる。メンブレンがたわむと、パターンの位置精度が
低下したり、パターンに歪みが生じたりする。半導体装
置に微細パターンを形成するには、メンブレンのたわみ
や歪みを防止する必要がある。
【0008】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、したがって、本発明は、メンブレンの薄膜化
と、マスク強度の維持を両立させることができるマスク
およびその製造方法を提供することを目的とする。ま
た、本発明は、微細パターンを高精度に形成できる半導
体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のマスクは、薄膜と、前記薄膜に形成された
荷電粒子線が透過する孔と、前記薄膜の一方の面に形成
された支持層と、前記支持層に形成された開口部であっ
て、前記孔に自己整合的に前記孔よりも広い径で形成さ
れた前記開口部とを有することを特徴とする。好適に
は、前記荷電粒子線は電子線を含む。
【0010】これにより、マスクの薄膜(メンブレン)
を薄くしても、支持層によって薄膜が補強され、メンブ
レンの破損が防止される。本発明のマスクによれば、荷
電粒子線が透過する孔以外の部分の薄膜が、支持層によ
り均一に補強される。また、薄膜の厚さを薄くできるこ
とから、孔を形成するときの加工性が向上する。したが
って、マスクパターンに対応する孔が薄膜に高精度に形
成される。
【0011】上記の目的を達成するため、本発明のマス
クの製造方法は、基板の一方の面にエッチングストッパ
ー層を介して支持層を形成する工程と、前記支持層上に
薄膜を形成する工程と、前記基板の他方の面側から前記
基板の一部を除去して、前記基板材料からなる支持枠を
形成し、前記支持枠部分を除き前記エッチングストッパ
ー層を露出させる工程と、前記支持枠部分を除く前記薄
膜に、荷電粒子線が透過する孔を形成する工程と、前記
支持層に前記孔を介してエッチング液またはエッチング
ガスを供給し、前記薄膜と前記エッチングストッパー層
との間で等方性エッチングを行って、前記孔に自己整合
的に前記孔よりも広い径で開口部を形成する工程と、前
記支持枠部分を除く前記エッチングストッパー層を除去
する工程とを有することを特徴とする。
【0012】あるいは、本発明のマスクの製造方法は、
基板の一方の面に薄膜を形成する工程と、前記薄膜上に
支持層を形成する工程と、前記基板の他方の面側から前
記基板の一部を除去して、前記基板材料からなる支持枠
を形成し、前記支持枠部分を除き前記薄膜を露出させる
工程と、前記支持層上にエッチングストッパー層を形成
する工程と、前記支持枠部分を除く前記薄膜に、荷電粒
子線が透過する孔を形成する工程と、前記支持層に前記
孔を介してエッチング液またはエッチングガスを供給
し、前記薄膜と前記エッチングストッパー層との間で等
方性エッチングを行って、前記孔に自己整合的に前記孔
よりも広い径で開口部を形成する工程と、前記エッチン
グストッパー層を除去する工程とを有することを特徴と
する。
【0013】これにより、孔部分に接する支持層を、孔
に自己整合的に除去することが可能となる。したがっ
て、孔以外の部分の薄膜を支持層で補強できる。また、
支持層の開口部が孔に自己整合的に、孔よりも広い径で
形成されることから、支持層によって荷電粒子線が妨げ
られることはない。
【0014】上記の目的を達成するため、本発明の半導
体装置の製造方法は、所定のマスクパターンが形成され
たマスクを介して、感光面に荷電粒子線を照射し、前記
感光面に前記マスクパターンを転写する工程を有する半
導体装置の製造方法であって、前記マスクとして、薄膜
と、前記薄膜に形成された荷電粒子線が透過する孔と、
前記薄膜の一方の面に形成された支持層と、前記支持層
に形成された開口部であって、前記孔に自己整合的に前
記孔よりも広い径で形成された前記開口部と、前記開口
部を除く前記支持層上の少なくとも一部にエッチングス
トッパー層を介して形成された、前記薄膜を支持する支
持枠と、前記支持層に前記開口部を形成するためのエッ
チング液に対して耐性を有する前記エッチングストッパ
ー層とを有するマスクを用いることを特徴とする。
【0015】あるいは、本発明の半導体装置の製造方法
は、所定のマスクパターンが形成されたマスクを介し
て、感光面に荷電粒子線を照射し、前記感光面に前記マ
スクパターンを転写する工程を有する半導体装置の製造
方法であって、前記マスクとして、薄膜と、前記薄膜の
一方の面に形成された支持層と、前記支持層に形成され
た開口部であって、前記孔に自己整合的に前記孔よりも
広い径で形成された前記開口部と、前記孔を除く前記薄
膜上の少なくとも一部に形成された、前記薄膜を支持す
る支持枠とを有するマスクを用いることを特徴とする。
【0016】これにより、マスクの使用時、運搬時ある
いは洗浄時のマスクの破損が防止される。また、マスク
の薄膜が支持層によって補強されることから、薄膜のた
わみが防止され、薄膜のたわみに由来するパターンの位
置ずれや歪みが低減される。したがって、荷電粒子転写
型リソグラフィにおいて微細パターンを高精度に転写で
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のマスクおよびそ
の製造方法と半導体装置の製造方法の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。 (実施形態1)図1は本実施形態のマスクの断面図であ
る。本実施形態のステンシルマスク1は、LEEPLに
好適に用いられる。
【0018】図1に示すように、ステンシルマスク1は
メンブレン2を有し、メンブレン2は例えばシリコン層
2aの一部である。メンブレン2にはマスクパターンに
対応した孔3が形成されている。等倍投影系のLEEP
L用ステンシルマスクの場合、メンブレン2の大きさ
は、チップの大きさとほぼ同程度の数mm角〜数10m
m角となる。メンブレン2の材料としては、シリコン以
外にダイアモンドも用いられる。メンブレン2の厚さは
例えば500nmであるが、EPLに用いる電子線のエ
ネルギーや支持層4の材料または厚さ等に応じて適宜変
更することもできる。
【0019】メンブレン2の一方の面には、支持層4と
して例えば厚さ300nmのシリコン酸化膜が形成され
ている。孔3に接する部分の支持層4は、孔3に自己整
合的に除去されている。これにより、支持層4には孔3
よりも口径の大きい開口部5が形成されている。
【0020】支持層4の材料は、メンブレン2に孔3を
形成するためのエッチングに用いられるエッチャントに
対して耐性があり、かつメンブレン2を支持できる材料
であれば、他の材料に変更してもよい。例えばシリコン
窒化膜、シリコン酸化窒化膜、ダイアモンド、DLC
(diamond like carbon)あるいは金属等を、支持層4の
材料とすることもできる。
【0021】支持層4のメンブレン2と反対側の面に
は、エッチングストッパー層6として例えば厚さ100
nmのシリコン窒化膜が形成されている。メンブレン2
部分のエッチングストッパー層6は除去されている。ス
テンシルマスク1には、メンブレン2を囲むように支持
枠(フレーム)7が形成されている。
【0022】フレーム7はメンブレン2の機械的強度を
補強し、ステンシルマスク1の製造時および使用時にお
けるメンブレン2の破損を防止する目的で設けられる。
フレーム7は、例えばシリコンウェハにメンブレン2の
パターンを元にしたフレーム用パターンでエッチングを
行うことにより形成される。
【0023】上記の本実施形態のステンシルマスク1に
よれば、孔3の近傍を除くメンブレン2が支持層4によ
って補強されているため、メンブレン2の破損が防止さ
れる。また、支持層4には孔3に自己整合的に孔3より
も大きい開口部5が形成されているため、支持層4がパ
ターンの転写に影響を及ぼすことはない。さらに、支持
層4によりメンブレン2が補強されるため、メンブレン
2の薄膜化が可能となる。したがって、メンブレン2の
加工性が向上し、微細パターンを高精度に形成するのが
容易となる。
【0024】次に、上記の本実施形態のマスクの製造方
法について説明する。まず、図2(a)に示すように、
シリコンウェハ7a上にエッチングストッパー層6とし
て例えばシリコン窒化膜を、化学気相成長(CVD;ch
emical vapor deposition)により形成する。
【0025】その上層に、支持層4として例えばシリコ
ン酸化膜をCVDにより形成する。さらに、支持層4の
上層にメンブレン2となる単結晶シリコン層2aを、例
えばエピタキシャル成長により形成する。あるいは、単
結晶シリコン層のかわりに多結晶シリコン層やアモルフ
ァスシリコン層をCVDにより形成してもよい。但し、
機械的強度からは単結晶シリコンが望ましい。シリコン
層2aの上層に、保護層8として例えばシリコン酸化膜
をCVDにより形成する。保護層8としては、シリコン
ウェハ7aのエッチングに用いられるエッチャントに対
して耐性があれば、シリコン酸化膜以外の層を用いるこ
ともできる。
【0026】次に、図2(b)に示すように、シリコン
ウェハ7aの裏面に、メンブレン2(図1参照)のパタ
ーンを元にしたフレーム用パターンでレジスト9を形成
する。続いて、レジスト9をマスクとしてシリコンウェ
ハ7aにウェットエッチングを行い、フレーム7を形成
する。このウェットエッチングのエッチャントとして
は、例えば水酸化カリウム(KOH)またはテトラメチ
ルアンモニウムヒドロキシド(TMAH;tetramethyla
mmonium hydroxide)を用いることができる。その後、レ
ジスト9および保護層8を除去する。保護層8としてシ
リコン酸化膜を形成した場合、例えばフッ酸とフッ化ア
ンモニウムを含む緩衝液(BHF溶液)を用いたウェッ
トエッチングにより保護層8を除去できる。
【0027】あるいは、シリコンウェハ7aにドライエ
ッチングを行って、フレーム7を形成することもでき
る。このドライエッチングにはエッチャントとして例え
ばSF 6 やNF3 等のフッ素系ガスを用いることができ
る。但し、ドライエッチングの場合、レジストのエッチ
ングも進行しやすく、シリコンウェハ7aの厚さ分のエ
ッチングが完了する前に、レジストがなくなることがあ
る。
【0028】これを防ぐため、予めシリコンウェハ7a
の裏面に、エッチングマスク層として例えば熱酸化膜等
を形成してもよい。レジストをマスクとしてエッチング
マスク層にエッチングを行ってから、シリコンウェハ7
aにエッチングを行うことにより、所定のパターンでシ
リコンウェハ7aの厚さ分のエッチングを行い、フレー
ム7を形成することができる。
【0029】次に、図3(c)に示すように、シリコン
層2a上に孔3(図1参照)のパターンでレジスト10
を形成する。レジスト10をマスクとしてシリコン層2
aに例えばドライエッチングを行い、孔3を形成する。
その後、レジスト10を除去する。
【0030】次に、図3(d)に示すように、シリコン
層2a側から孔3を介してエッチング液またはエッチン
グガスを供給して支持層4に等方性エッチングを行う。
支持層4としてシリコン酸化膜を形成した場合、エッチ
ング液として例えばBHF溶液を用いることにより、孔
3に自己整合的に孔3よりも口径の広い開口部5が形成
される。ここでエッチングストッパー層6が形成されて
いることにより、エッチングは支持層4内で進行する。
【0031】その後、図1に示すように、フレーム7を
マスクとしてエッチングストッパー層6にエッチングを
行い、メンブレン2部分のエッチングストッパー層6を
除去する。エッチングストッパー層6としてシリコン窒
化膜を形成した場合、例えば加温したリン酸を用いたウ
ェットエッチングにより、支持層4のシリコン酸化膜や
メンブレン2のシリコン層に対してエッチングストッパ
ー層6のみ選択的に除去できる。
【0032】以上の工程により、上記の本実施形態のス
テンシルマスク1が形成される。本実施形態の半導体装
置の製造方法は、上記の本実施形態のステンシルマスク
1を用いたLEEPL工程を含む。図1のステンシルマ
スク1のメンブレン2側にウェハを配置し、フレーム7
側から電子線を照射する。電子線が孔3を透過して、ウ
ェハ上のレジストにマスクパターンが転写される。上記
の本実施形態のステンシルマスク1によれば、メンブレ
ン2が補強され、メンブレン2のたわみが防止されるた
め、パターンの位置ずれや歪みが防止され、高精度に微
細パターンを転写できる。
【0033】(実施形態2)図4(a)は本実施形態の
マスクの断面図である。本実施形態のステンシルマスク
11は、LEEPLに好適に用いられる。図4(a)に
示すように、ステンシルマスク11はメンブレン12を
有し、メンブレン12は例えばシリコン層12aの一部
である。メンブレン12にはマスクパターンに対応した
孔13が形成されている。
【0034】等倍投影系のLEEPL用ステンシルマス
クの場合、メンブレン12の大きさは、チップの大きさ
とほぼ同程度の数mm角〜数10mm角となる。メンブ
レン12の材料としては、シリコン以外にダイアモンド
も用いられる。メンブレン12の厚さは例えば300n
mであるが、EPLに用いる電子線のエネルギーや支持
層14の材料または厚さ等に応じて適宜変更することも
できる。
【0035】メンブレン12の一方の面には、支持層1
4として例えば厚さ500nmのシリコン窒化膜が形成
されている。孔13に接する部分の支持層14は、孔1
3に自己整合的に除去されている。これにより、支持層
14には孔13よりも口径の大きい開口部15が形成さ
れている。
【0036】支持層14の材料は、メンブレン12に孔
13を形成するためのエッチングに用いられるエッチャ
ントに対して耐性があり、かつメンブレン12を支持で
きる材料であれば、他の材料に変更してもよい。例えば
シリコン酸化膜、シリコン酸化窒化膜、ダイアモンド、
DLCあるいは金属等を、支持層14の材料とすること
もできる。
【0037】ステンシルマスク11には、メンブレン1
2を囲むようにフレーム16が形成されている。フレー
ム16はメンブレン12の機械的強度を補強し、ステン
シルマスク11の製造時および使用時におけるメンブレ
ン12の破損を防止する目的で設けられる。フレーム1
6は、例えばシリコンウェハにメンブレン12のパター
ンを元にしたフレーム用パターンでエッチングを行うこ
とにより形成される。
【0038】シリコン層12aとフレーム16との間に
は、例えば厚さ100nmのシリコン酸化膜17が形成
されている。シリコン酸化膜17はシリコンウェハにエ
ッチングを行ってフレーム16を形成する際に、エッチ
ングストッパー層として用いられる。シリコン酸化膜1
7を他の材料からなる層に変更することもできるが、シ
リコン層12aとフレーム16との間がシリコン酸化膜
17であれば、フレーム16とメンブレン12をSOI
基板から作製できる。
【0039】上記の本実施形態のステンシルマスク11
によれば、孔13の近傍を除くメンブレン12が支持層
14によって補強されているため、メンブレン12の破
損が防止される。また、支持層14には孔13に自己整
合的に孔13よりも大きい開口部15が形成されている
ため、支持層14がパターンの転写に影響を及ぼすこと
はない。さらに、支持層14によりメンブレン12が補
強されるため、メンブレン12の薄膜化が可能となる。
したがって、メンブレン12の加工性が向上し、微細パ
ターンを高精度に形成するのが容易となる。
【0040】次に、上記の本実施形態のマスクの製造方
法について説明する。まず、図4(b)に示すように、
シリコンウェハ16a上にシリコン酸化膜17を介して
シリコン層12aが形成されたSOI基板18上に、支
持層14として例えばシリコン窒化膜をCVDにより形
成する。
【0041】次に、図5(c)に示すように、シリコン
ウェハ16aの裏面に、メンブレン12(図4(a)参
照)のパターンを元にしたフレーム用パターンでレジス
ト19を形成する。続いて、レジスト19をマスクとし
てシリコンウェハ16aにエッチングを行い、フレーム
16を形成する。このエッチングは実施形態1と同様
に、ウェットエッチングまたはドライエッチングにより
行う。このとき、シリコン酸化膜17がエッチングスト
ッパー層となる。フレーム16の形成後、レジスト19
を除去する。
【0042】次に、図5(d)に示すように、フレーム
16をマスクとしてシリコン酸化膜17にエッチングを
行い、メンブレン12部分(図4(a)参照)のシリコ
ン酸化膜17を除去する。このエッチングは、例えばB
HF溶液を用いたウェットエッチングとする。
【0043】次に、図6(e)に示すように、支持層1
4上にエッチングストッパー層20として、例えば厚さ
100nmのシリコン酸化膜をCVDにより形成する。
エッチングストッパー層20の材料は、支持層14に開
口部15(図4(a)参照)を形成するためのエッチン
グに用いられるエッチャントに対して耐性があれば、他
の材料に変更してもよい。
【0044】次に、図6(f)に示すように、メンブレ
ン12のフレーム16側の面にレジスト塗膜21aを形
成する。このとき、レジスト塗布面はフレーム16によ
って囲まれているため、レジストのスピンコートを行う
と、フレーム16近傍にレジストが溜まって均一な厚さ
でレジストを塗布できない場合がある。
【0045】このような凹凸が存在する面にレジストを
塗布できる方法は、例えば特許第3084339号公
報、特開平10−321493号公報、特開平8−30
6614号公報、特開平11−329938号公報また
は第61回応用物理学会学術講演会講演予稿集(2000)
No.2 p.593 4a-X-1 に記載されている。
【0046】特許第3084339号公報記載の方法に
よれば、基板上にレジスト塗布液を載せ、塗布液を基板
に対してスキャナプレートで薄く押し拡げると共に、ス
キャナプレートの直後に追従するスリット状ノズルから
吹き出すエア圧で塗膜を基板上に均等に押圧する。
【0047】特開平10−321493号公報記載のレ
ジスト膜形成方法は、基板表面にレジストを塗布する工
程と、例えば基板の下面を加熱すると共に上面を冷却
し、レジスト塗布膜の一部を変質させて変質層と非変質
層とを形成する工程と、非変質層を除去する工程とを有
する。
【0048】特開平8−306614号公報記載のレジ
スト塗布方法によれば、基板またはノズルを移動させて
ノズルからミスト状にレジストを吹き付けることによ
り、基板全面にレジストを塗布する。特開平11−32
9938号公報記載の塗布方法によれば、所定間隔を隔
てた複数の位置にノズルを設け、それらのノズルと被処
理基板とを相対的に移動させながら、ノズルからレジス
ト塗布液等の処理剤を供給する。
【0049】また、第61回応用物理学会学術講演会講
演予稿集(2000)No.2 p.593 4a-X-1 には、レジストを
滴下する極細ノズルをy方向に往復運動させ、同時に基
板をx方向に定速移動させるノズルスキャン塗布法にお
いて、レジストの塗布をシンナー雰囲気下で行った結果
が記載されている。通常の塗布ではエッジ部で膜厚が増
大するのに対し、シンナー雰囲気下でレジストを塗布す
ると、膜厚の局所的な増大が抑制される。例えば以上の
ような方法により、フレーム16で囲まれたメンブレン
12に、均一な膜厚でレジスト塗膜21aを形成でき
る。
【0050】次に、図7(g)に示すように、レジスト
塗膜21aに露光および現像を行って、マスクパターン
が転写されたレジスト21を形成する。続いて、レジス
ト21をマスクとしてフレーム16側からメンブレン1
2にドライエッチングを行い、孔13を形成する。この
ドライエッチングにはエッチャントとして例えばSF 6
やNF3 等のフッ素系ガスを用いることができる。
【0051】本実施形態のマスクの製造方法によれば、
メンブレン12のエッチングがフレーム16側から行わ
れる。したがって、エッチングが行われる間、エッチン
グストッパー層20の全面がエッチング装置のステージ
と接し、エッチング面が安定に支持される。したがっ
て、例えばエッチング時の発熱等によるメンブレン12
の変形が防止され、パターンの加工精度を向上させるこ
とができる。孔13の形成後、レジスト21を除去す
る。
【0052】次に、図7(h)に示すように、メンブレ
ン12側から孔13を介して支持層14にエッチング液
またはエッチングガスを供給し、等方性エッチングを行
う。支持層14としてシリコン窒化膜を形成した場合、
例えば加温したリン酸を用いたウェットエッチングによ
り、孔13に自己整合的に孔13よりも口径の広い開口
部15が形成される。ここでエッチングストッパー層2
0が形成されていることにより、エッチングは支持層1
4内で進行する。
【0053】その後、図4(a)に示すように、例えば
BHF溶液を用いたウェットエッチングにより、エッチ
ングストッパー層20を除去する。以上の工程により、
本実施形態のステンシルマスク11が形成される。
【0054】本実施形態の半導体装置の製造方法は、上
記の本実施形態のステンシルマスク1を用いたLEEP
L工程を含む。図4(a)のステンシルマスク11の支
持層14側にウェハを配置し、フレーム16側から電子
線を照射する。電子線が孔13を透過して、ウェハ上の
レジストにマスクパターンが転写される。上記の本実施
形態のステンシルマスク11によれば、メンブレン12
が補強され、メンブレン12のたわみが防止されるた
め、パターンの位置ずれや歪みが防止され、高精度に微
細パターンを転写できる。
【0055】本発明のマスクおよびその製造方法と半導
体装置の製造方法の実施形態は、上記の説明に限定され
ない。例えば、本発明のマスクおよびその製造方法をL
EEPL以外の荷電粒子転写型リソグラフィに適用する
こともできる。具体的には、PREVAILや可変成形
型電子線直接描画機、あるいはイオンビームリソグラフ
ィ用のステンシルマスクおよびその製造方法に、本発明
を適用することもできる。その他、本発明の要旨を逸脱
しない範囲で、種々の変更が可能である。
【0056】
【発明の効果】本発明のマスクによれば、メンブレンの
薄膜化と、マスク強度の維持を両立させることができ
る。本発明のマスクの製造方法によれば、メンブレンに
高精度にパターンを形成することができ、マスク製造中
のメンブレンの破損も防止される。本発明の半導体装置
の製造方法によれば、荷電粒子転写型リソグラフィにお
いて微細パターンを高精度に転写できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施形態1に係るステンシルマ
スクの断面図である。
【図2】図2(a)および(b)は本発明の実施形態1
に係るステンシルマスクの製造方法の製造工程を示す断
面図である。
【図3】図3(c)および(d)は本発明の実施形態1
に係るステンシルマスクの製造方法の製造工程を示す断
面図であり、図2(b)に続く工程を示す。
【図4】図4(a)は本発明の実施形態2に係るステン
シルマスクの断面図であり、図4(b)は本発明の実施
形態2に係るステンシルマスクの製造方法の製造工程を
示す断面図である。
【図5】図5(c)および(d)は本発明の実施形態2
に係るステンシルマスクの製造方法の製造工程を示す断
面図であり、図4(b)に続く工程を示す。
【図6】図6(e)および(f)は本発明の実施形態2
に係るステンシルマスクの製造方法の製造工程を示す断
面図であり、図5(d)に続く工程を示す。
【図7】図7(g)および(h)は本発明の実施形態2
に係るステンシルマスクの製造方法の製造工程を示す断
面図であり、図6(f)に続く工程を示す。
【符号の説明】
1、11…ステンシルマスク、2、12…メンブレン、
2a、12a…シリコン層、3、13…孔、4、14…
支持層、5、15…開口部、6、20…エッチングスト
ッパー層、7、16…フレーム、7a、16a…シリコ
ンウェハ、8…保護層、9、10、19、21…レジス
ト、17…シリコン酸化膜、18…SOI基板、21a
…レジスト塗膜。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】薄膜と、 前記薄膜に形成された荷電粒子線が透過する孔と、 前記薄膜の一方の面に形成された支持層と、 前記支持層に形成された開口部であって、前記孔に自己
    整合的に前記孔よりも広い径で形成された前記開口部と
    を有するマスク。
  2. 【請求項2】前記開口部を除く前記支持層上の少なくと
    も一部にエッチングストッパー層を介して形成された、
    前記薄膜を支持する支持枠をさらに有する請求項1記載
    のマスク。
  3. 【請求項3】前記エッチングストッパー層は、前記支持
    層に前記開口部を形成するためのエッチング液またはエ
    ッチングガスに対して耐性を有する請求項2記載のマス
    ク。
  4. 【請求項4】前記孔を除く前記薄膜上の少なくとも一部
    に形成された、前記薄膜を支持する支持枠をさらに有す
    る請求項1記載のマスク。
  5. 【請求項5】前記荷電粒子線は電子線を含む請求項1記
    載のマスク。
  6. 【請求項6】基板の一方の面にエッチングストッパー層
    を介して支持層を形成する工程と、 前記支持層上に薄膜を形成する工程と、 前記基板の他方の面側から前記基板の一部を除去して、
    前記基板材料からなる支持枠を形成し、前記支持枠部分
    を除き前記エッチングストッパー層を露出させる工程
    と、 前記支持枠部分を除く前記薄膜に、荷電粒子線が透過す
    る孔を形成する工程と、 前記支持層に前記孔を介してエッチング液またはエッチ
    ングガスを供給し、前記薄膜と前記エッチングストッパ
    ー層との間で等方性エッチングを行って、前記孔に自己
    整合的に前記孔よりも広い径で開口部を形成する工程
    と、 前記支持枠部分を除く前記エッチングストッパー層を除
    去する工程とを有するマスクの製造方法。
  7. 【請求項7】基板の一方の面に薄膜を形成する工程と、 前記薄膜上に支持層を形成する工程と、 前記基板の他方の面側から前記基板の一部を除去して、
    前記基板材料からなる支持枠を形成し、前記支持枠部分
    を除き前記薄膜を露出させる工程と、 前記支持層上にエッチングストッパー層を形成する工程
    と、 前記支持枠部分を除く前記薄膜に、荷電粒子線が透過す
    る孔を形成する工程と、 前記支持層に前記孔を介してエッチング液またはエッチ
    ングガスを供給し、前記薄膜と前記エッチングストッパ
    ー層との間で等方性エッチングを行って、前記孔に自己
    整合的に前記孔よりも広い径で開口部を形成する工程
    と、 前記エッチングストッパー層を除去する工程とを有する
    マスクの製造方法。
  8. 【請求項8】所定のマスクパターンが形成されたマスク
    を介して、感光面に荷電粒子線を照射し、前記感光面に
    前記マスクパターンを転写する工程を有する半導体装置
    の製造方法であって、 前記マスクとして、薄膜と、 前記薄膜に形成された荷電粒子線が透過する孔と、 前記薄膜の一方の面に形成された支持層と、 前記支持層に形成された開口部であって、前記孔に自己
    整合的に前記孔よりも広い径で形成された前記開口部
    と、 前記開口部を除く前記支持層上の少なくとも一部にエッ
    チングストッパー層を介して形成された、前記薄膜を支
    持する支持枠と、 前記支持層に前記開口部を形成するためのエッチング液
    またはエッチングガスに対して耐性を有する前記エッチ
    ングストッパー層とを有するマスクを用いる半導体装置
    の製造方法。
  9. 【請求項9】所定のマスクパターンが形成されたマスク
    を介して、感光面に荷電粒子線を照射し、前記感光面に
    前記マスクパターンを転写する工程を有する半導体装置
    の製造方法であって、 前記マスクとして、薄膜と、 前記薄膜の一方の面に形成された支持層と、 前記支持層に形成された開口部であって、前記孔に自己
    整合的に前記孔よりも広い径で形成された前記開口部
    と、 前記孔を除く前記薄膜上の少なくとも一部に形成され
    た、前記薄膜を支持する支持枠とを有するマスクを用い
    る半導体装置の製造方法。
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