JP2006295009A - 荷電粒子線用転写マスクの作製方法及び荷電粒子線用転写マスク - Google Patents

荷電粒子線用転写マスクの作製方法及び荷電粒子線用転写マスク Download PDF

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Abstract

【課題】 SORI量Δを所望の範囲に簡単に抑えることができるSOI基板を用いた荷電粒子線用の転写マスクとその作製方法を提供する。
【解決手段】 支持基材形成用の単結晶シリコンからなる第1の層の一面全体にシリコン酸化膜からなる第2の層を形成し、該第2の層の上側全体に、更に、マスクパターン形成用の単結晶シリコンからなる第3の層を配設している、SOI(Silicon On Insulator)基板を用いて、荷電粒子線用転写マスク作製する、荷電粒子線用転写マスクの作製方法であって、前記第1の層に対する前記外形加工は、少なくともパターン転写領域を貫通開口する際には、前記SOI基板の第2の層をエッチングストッパー層として、TMAH(水酸化テトラメチルアンモニウム)水溶液をエッチング液として用いて、そのパターン転写領域を貫通開口するものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、荷電粒子線露光装置に用いられる荷電粒子線用転写マスクと、該荷電粒子線用転写マスクの製造方法に関する。
近年、次世代の電子デバイス素子の露光技術として、露光光源に電子線やイオンビームを用いた荷電粒子線露光装置の開発が進んでいる。
これらの露光装置においては、シリコンメンブレンに対しパターン状に貫通孔が設けられているステンシル型の転写マスクが用いられている。
そして、このような転写マスク形成用の基板としては、均一膜厚のシリコンメンブレンを形成しやすい、SOI(Silicon On Insulator)基板が用いられる。
SOI基板は、例えば、図2(a)にその断面を示すように、支持基材形成用の単結晶シリコンからなる第1の層111の一面全体にシリコン酸化膜からなる第2の層112を形成し、該第2の層112の上側全体に、更に、マスクパターン形成用の単結晶シリコンからなる第3の層113を配設している。
図2(a)に示すSOI基板110を用い、その各部を加工して、例えば、図2(b)に示すような第3の層113をメンブレンとしてパターンを形成した転写マスク110Aを作製する。
ここで、第3の層113の厚さとしては、通常、50μm〜1μm、更にそれ以下のものが適宜用いられ、第1の層111の厚さとしては、SOI基板のサイズにもよるが200mmΦで0.725mm程度のものが用いられている。
ここで、図2に示す層構成のSOI基板から作製されるこのような転写用マスクの作製方法の第1の作製方法を、図3に基づいて、以下簡単に説明しておく。
第1の作製方法は、転写用パターンを単結晶シリコンからなる第3の層213(図2の113に相当)に形成した後に、転写用パターンの領域の単結晶シリコンからなる第1の層211(図2の111に相当)を貫通開口するものである。
始めに、単結晶シリコンからなる第1の層211、第3の層213をシリコン酸化膜からなる第2の層212(図2の112に相当)で貼り合わせた構造の、面方位が(100)のSOI基板210を転写マスク形成用の基板として用意し(図3(a))、これに対して、電子線レジストを塗布し、所定の加速電圧で電子線露光を行い、現像後、ドライエッチング、あるいはウェットエッチングを用いて、第3の層213をパターン加工して転写用パターンを形成する。(図3(b))
このとき、シリコン酸化膜からなる第2の層212がエッチングストッパー層の役割を果たしている。
電子線レジストを除去した後、予め、第1の層211をウェットエッチングする際の、耐エッチング性の保護膜となるSiNx膜220を転写用パターンが形成されたSOI基板全体に形成し、続いて、転写用パターンの領域を貫通開口するためのSiNx膜220の開口領域を形成するために、SiNx膜220を加工し、SiNx膜220の開口220aを得る。(図3(c))
次に、ウエハ全体を加熱されたアルカリ水溶液に浸漬して第1の層211のエッチングを行ない貫通開口211aを形成する。(図3(d))
アルカリ水溶液としては、一般に、水酸化カリウム水溶液が用いられており、異方性エッチングがなされ、この場合、第2の層212がエッチングストッパー層の役割を果たしている。
次に、SiNx膜220を剥離し(図3(e))、露出した第2の層212を除去して、転写マスクを形成する。(図3(f))
更に、図2に示す層構成のSOI基板から作製されるこのような転写用マスクの作製方法の第2の作製方法を、図4に基づいて、以下簡単に説明しておく。
第2の作製方法は、転写用パターンの領域の単結晶シリコンからなる第1の層211を貫通開口した後に、転写用パターンを単結晶シリコンからなる第3の層213に形成するものである。
始めに、単結晶シリコンからなる第1層211、第3の層213をシリコン酸化膜からなる第2の層212(図2の113に相当)で貼り合わせた第1の作製方法の場合と同じ構造の、面方位が(100)のSOI基板210を転写マスク形成用の基板として用意し(図4(a))、第1の層211をウェットエッチングするためのエッチング保護膜であるSiNx膜220をSOI基板210全体に形成し、続いて、SiNx膜220のパターニングを行なった後(図4(b))、第1の層211をエッチングして貫通開口211aを形成する(図4(c))。
このときも第1の作製方法と同様、加熱されたアルカリ水溶液、一般には、水酸化カリウム水溶液が用いられる。
第2の層212が、エッチングストッパー層の役割を果たしている。
次に、SiNx膜220を剥離し(図4(d))、貫通開口211aから露出した第2の層を除去した後(図4(e))、第1の作製方法と同様にして、第3の層213をパターニングして、転写用パターンを形成して、転写マスクを得る。(図4(f))。
図3、図4に示す転写マスクの作製方法においては、いずれも、第1の層211をウェットエッチングして転写パターンの領域を貫通開口する際に、第2の層212がエッチングストッパー層として機能している。
エッチング溶液として水酸化カリウム水溶液を用いる場合には、第1の層211と第2の層212のエッチング選択比の関係から、エッチングストッパー層として機能する第2の層212の厚さを、所定の厚さt0とすると、200nm以上が必要とされていた。
一方、上記第1の作製方法、第2の作製方法に用いられる図2に示す、SOI基板110について、SORI量(ソリ量とも記す)とシリコン酸化膜からなる第2の層112の厚さとの関係について、200mmΦサイズで、第1の層111の厚さが0.725mmである場合、本願発明者等は、Proc.of SPIE Vol.5446の頁946(非特許文献1)に記載するように図5(a)に示すような、関係があることをデータとして得ていた。
Proc.of SPIE Vol.5446の頁946 この関係を数式で表すと、下記の(1)式のようになる。 Δ = Δ0 +αt (1) ここで、ΔはSOI基板110のSORI量、Δ0は第1の層111に起因するSORI量、αは定数、tはシリコン酸化膜の厚さである。 図5(a)のグラフでは、Bare Si waferの市販品のSORI量(すなわちΔ0が)参考のために掲載してある。 このことはSOI基板において、SORI量Δを小さくするには、シリコン酸化膜の厚さを小さくすると同時に、Δ0を小さくすることが必要であることを示している。 またΔ0を小さくすることは可能である。 図3や図4に示す作製方法により作製された転写マスクは、図5(b)のようにSORI量Δmを発生させる。 尚、ここでの、SORI量Δは、簡単には、図6(a)に示すような装置構成で、図6(b)に示すように3点を支持ピン315にて支持にして、SOI基板の表裏、それぞれ、の高さをX−Yスキャンしながら全面について測定し、表裏それぞれの得られたデータから、自重の影響を取り除いたものである。(SPIE Vol.5446の頁946(非特許文献1)参照) 尚、図6において、310はXYステージ、315は支持ピン、320は転写マスク、330は高さ測定部、340は制御部(コンピュータ)である。 (1)式は、シリコン酸化膜層の内部応力に起因してシリコン酸化膜層の厚さが厚いほどマスク基板の平坦度がそこなわれることを示している。
しかし、200mmΦサイズで、第1の層111の厚さが0.725mmである、LEEPL(Low Energy Electron Proximity Lithograpy)用マスクに用いられるSOI基板おいては、上記のSORI量Δは、20μm以下であることが求められるようになってきた。
このような要求に対して、図3に示す第1の作製方法、図4に示す第2の作製方法に用いられるSOI基板では、先に述べたように、従来、シリコン酸化膜からなる第2の層112の厚さが、エッチングストッパーとしての機能から200nm以上が必要とされているが、このような厚さでは、第1の作製方法や第2の作製方法で作製する転写マスクにおいて、SORI量Δを20μm以下とすることは、図5(a)に示すシリコン酸化膜の厚さとSORI量Δとの関係から無理と判断される。
尚、一般に、LEEPL用マスクでは、SOI基板の面積に対して、転写用パターンの領域として貫通開口する面積が小さく、貫通開口の影響が、SORI量Δには影響しない程度のものであり、図5(a)に示すSOI基板のシリコン酸化膜の厚さとSORI量Δとの関係は、LEEPL用マスクにも当てはまると判断される。
ここで、簡単に、LEEPL用マスクについて説明しておく。
LEEPL方式は、内海の提案(T.Utsumi,Journal of Vaccum Science and Technology B17 p.2897(1999))(非特許文献2)による低速電子線近接投影転写方式で、ここに用いられる転写マスクをLEEPL用マスクと言う。
Journal of Vaccum Science and Technology B17 p.2897(1999) LEEPL方式のものは、マスクの転写領域全体に電子ビームをラスタースキャンして転写するものである。 LEEPL方式の場合、加速電圧2KV程度の低エネルギー電子ビームを用いてマスクの絵柄を等倍で近接露光するもので、図7に示すような露光転写装置にて電子銃510から放出された電子ビーム515を用いて、レジスト塗布済みウエハ560へ転写用マスク570のパターンが転写される。 パターン転写形成に寄与するのはメンブラン571の、レジスト塗布済みウエハ560側の一面である。 図7に示すように、メンブラン571とレジスト塗布済みウエハ560のレジストとのギャップGを30μm〜90μmと近接させ、所定スポット径の電子ビーム515を照射しながら走査するもので、メンブラン571の非開口部571aに照射された電子ビームは吸収体であるメンブラン571に吸収され、像形成に寄与せず、メンブラン571の開口部571bに照射された電子ビームのみが像形成に寄与する。 尚、図7において、510は電子銃、515は電子ビーム、520はレンズ、530はアパーチャ、540、545は主偏向器、550、555は副偏向器、560はレジスト塗布済みウエハ、570は転写用マスク(LEEPL用マスクのこと)、571はメンブラン、571aは非開口部、571bは開口部、572は支持部材、580はチャック、585は電極である。
このため、SOI基板のSORI量Δを抑えるために、図2に示す構造のSOI基板110のシリコン酸化膜からなる第2の層112の応力を緩和するために、単結晶シリコンからなる第1の層111表面に、第2の層112と同じ厚さのSORI緩和層としてのシリコン酸化膜からなる第4の層112aを設けた構造の、図8に示す、SOI基板110aも提案されている。
しかし、このようなSOI基板110aを用いた場合、SOI基板110aの作製のための工程は増え、また、これを用いた転写マスク110b(図8(b))の作製は、手間がかかり問題となっていた。
あるいはまた、図2に示す構造のSOI基板110の第2の層112の応力を緩和するために、所定のチャック治具を用いて、SOI基板をチャッキングすることにより、SORI量Δを抑える方法も採られたが、この方法の場合、再現性がなく調整が難しかった。
上記のようにSOI基板を用いたLEEPL用マスクにおいては、200mmΦサイズで、支持基材形成用の単結晶シリコンからなる層(図2(a)の第1の層111に相当)の厚さが0.725mmである、LEEPL用マスクに用いられるSOI基板おいては、SORI量Δは、20μm以下であることが求められているが、従来、その作製上の理由から難しいとされており、SORI量Δを抑えるために、SORI緩和層を更に設けた、図8に示すような層構成のSOI基板110aを用いる場合には、SOI基板自体の作製やマスクの作製に、手間がかかり問題となっており、また、チャックを用いてSORI量Δを抑える方法の場合、調整が難しく、SOI基板を用いたLEEPL用マスクにおいては、SORI量Δを所望の範囲に簡単に抑えることができるものが求められていた。
本発明は、これに対応するもので、SORI量Δを所望の範囲に簡単に抑えることができるSOI基板を用いた荷電粒子線用の転写マスクとその作製方法を提供しようとするものである。
更に具体的には、本発明は、シリコン酸化膜層が180nmよりも薄い図2(a)に示す層構成のSOI基板を用いて、SORI量Δを所望の範囲に簡単に抑えることができるLEEPL用マスクとその作製方法を提供しようとするものである。
本発明の荷電粒子線用転写マスクの作製方法は、支持基材形成用の単結晶シリコンからなる第1の層の一面全体にシリコン酸化膜からなる第2の層を形成し、該第2の層の上側全体に、更に、マスクパターン形成用の単結晶シリコンからなる第3の層を配設している、SOI(Silicon On Insulator)基板を用いて作製される荷電粒子線用転写マスクで、且つ、前記第1の層に対してパターン転写領域を貫通開口する外形加工を施した支持基材の一面に、前記第2の層のシリコン酸化膜を配設して、その上側に、該シリコン酸化膜で支持して、前記第3の層から加工形成された自己支持膜である転写用パターンを配設している、荷電粒子線用転写用マスクを、作製する、荷電粒子線用転写マスクの作製方法であって、前記第1の層に対する前記外形加工は、少なくともパターン転写領域を貫通開口する際には、前記SOI基板の第2の層をエッチングストッパー層として、TMAH(水酸化テトラメチルアンモニウム)水溶液をエッチング液として用いて、そのパターン転写領域を貫通開口するものであることを特徴とするものである。
そして、上記の荷電粒子線用転写マスクの作製方法であって、前記第2の層の厚さが10nm以上、180nm以下であることを特徴とするものである。
そしてまた、上記の荷電粒子線用転写マスクの作製方法であって、荷電粒子用転写マスクがLEEPL用マスクであることを特徴とするものである。
本発明の荷電粒子線用転写用マスクは、支持基材形成用の単結晶シリコンからなる第1の層の一面全体にシリコン酸化膜からなる第2の層を形成し、該第2の層の上側全体に、更に、マスクパターン形成用の単結晶シリコンからなる第3の層を配設している、SOI(Silicon On Insulator)基板を用いて作製される荷電粒子線用転写マスクで、且つ、前記第1の層に対してパターン転写領域を貫通開口する外形加工を施した支持基材の一面に、前記第2の層のシリコン酸化膜を配設して、その上側に、該シリコン酸化膜で支持して、前記第3の層から加工形成された自己支持膜である転写用パターンを配設している、荷電粒子線用転写用マスクであって、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の荷電粒子線用転写マスクの作製方法により作製されたことを特徴とするものである。
そして、上記の荷電粒子線用転写マスクであって、基板サイズが200mmΦレベルで、第1の層の厚さが0.725mmで、前記第2の層のシリコン酸化膜の厚さが10nm以上、180nm以下であることを特徴とするものである。
(作用)
本発明の荷電粒子線用転写マスクの作製方法は、このような構成にすることにより、SOI基板を用いて、SORI量Δを所望の範囲に簡単に抑えることができる荷電粒子線用の転写マスクを作製する、荷電粒子線用の転写マスクの作製方法の提供を可能としている。
詳しくは、第1の層に対する前記外形加工は、少なくともパターン転写領域を貫通開口する際には、前記SOI基板の第2の層をエッチングストッパー層として、TMAH(水酸化テトラメチルアンモニウム)水溶液をエッチング液として用いて、そのパターン転写領域を貫通開口するものであることにより、これを達成している。
即ち、第1の層の単結晶シリコン(Si)と第2の層のシリコン酸化膜(SiO2)とのエッチングの選択比Si/SiO2が、従来、単結晶シリコンのエッチング液として用いられていた水酸化カリウム水溶液よりも1桁以上大きくすることができるTMAH(水酸化テトラメチルアンモニウム)水溶液を単結晶シリコンのエッチング液として用い、且つ、シリコン酸化膜の厚さを薄く制御することにより、SORI量を所望の範囲内に抑えることを可能にしている。
そして、シリコン酸化膜が180nmよりも薄い、図2(a)に示す層構成のSOI基板を用いることにより、200mmφサイズで第1の層の厚さが0.725mmの場合において、SORI量Δを20μm以下に抑えることができるLEEPL用マスクを作製することを可能としている。
また、シリコン酸化膜が10nmよりも厚い、図2(a)に示す層構成のSOI基板を用いることにより、TMAH水溶液をエッチング液として用いた場合に、該シリコン酸化膜をエッチングストッパー層として十分に機能させることを可能としている。
ここでは、シリコン酸化膜がエッチングストッパー層として十分余裕をもって機能を果たせる厚さとして10μmを挙げており、10μm厚を安全にエッチング作業が行える厚さとしている。
単結晶シリコンからなる第1の層に対して、エッチング加工により貫通開口を設ける際に、シリコン酸化膜からなる第2の層に到達するまでの時間には、場所によるばらつきがあり、これを考慮して、シリコン酸化膜がエッチングストッパー層として十分に機能する厚さが10μm厚以上としている。
特に、LEEPL用マスクには有効である。
LEEPL用マスクは、先にも述べたが、等倍で近接露光により転写を行うため、縮小投影方式の転写マスクに比べマスク自体に精度が高いことが要求される。
尚、先にも述べたが、一般に、LEEPL用マスクでは、SOI基板の面積に対して、転写用パターンの領域として貫通開口する面積が小さく、貫通開口の影響が、SORI量Δには影響しない程度のものであり、図5(a)に示すSOI基板のシリコン酸化膜の厚さとSORI量Δとの関係は、LEEPL用マスクにも当てはまると判断することは妥当である。
本発明は、このような知見のもとに成されたものである。
尚、TMAH20wt%(重量パーセント)水溶液70℃、水酸化カリウム20wt%(重量パーセント)水溶液70℃についての、Si(100)、SiO2、それぞれのエッチレート、および選択比(Si/SiO2)は、以下の表1に示すような値である。
Figure 2006295009
本発明では、エッチング加工のばらつきを考慮して、シリコン酸化膜がエッチングストッパー層として十分余裕をもって機能を果たせ、安心してエッチング作業が行える厚さを10nm以上としているが、表1に示す、TMAH水溶液のエッチングの選択比(Si/SiO2)から、エッチング加工のばらつきを考慮せずに、単純に計算した場合には、シリコン酸化膜は厚さ4nm程度でもエッチングストッパー層としての機能を果たすことができる。
また、本発明の荷電粒子線用転写マスクは、このような構成にすることにより、SOI基板を用いて、SORI量Δを所望の範囲に簡単に抑えることができる荷電粒子線用の転写マスクを作製する、荷電粒子線用の転写マスクの提供を可能としている。
本発明は、上記のように、SORI量Δを所望の範囲に簡単に抑えることができる、SOI基板を用いた、荷電粒子線用の転写マスクとその作製方法の提供を可能とした。
更に具体的には、200mmφサイズで支持基材形成用の単結晶シリコンからなる層の厚さが0.725mmの場合において、SORI量Δを20μm以下に抑えることができる高品質のLEEPL用マスクを作製することを可能とした。
本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明の荷電粒子線用転写マスクの作製方法の実施の形態の第1の例の工程および第2の例の工程を示した工程断面図で、図1(g)は本発明の荷電粒子線用転写マスクの実施の形態の1例の断面図である。
尚、図1において、第1の例は、太実線矢印の示すように、図1(a)〜図1(c)、図1(e)〜図1(g)の順に処理を行い、また第2の例は、点線矢印の示すように、図1(a)〜図1(g)の順に、処理を行う。
図1中、10はSOI基板、10Aは転写マスク(LEEPL用マスク)、11は第1の層(単結晶シリコンともいう)、11Aは残存部、11aは凹部、11bは開口(貫通開口とも言う)、12は第2の層(シリコン酸化膜ともいう)、13は第3の層(単結晶シリコンともいう)、13aは開口部(パターン開口部ともいう)、20はSiNx膜、20aは開口である。
はじめに、本発明の荷電粒子線用転写マスクの作製方法の実施の形態の第1の例を図1に基づいて説明する。
第1の例の荷電粒子線用転写マスクの作製方法は、厚さ0.725mmの支持基材形成用の面方位が(100)の単結晶シリコンからなる第1の層11の一面全体にその厚さが10nm〜180nmの範囲にあるシリコン酸化膜からなる第2の層12を形成し、該第2の層12の上側全体に、更に、膜厚が1μm程度のマスクパターン形成用の面方位が(100)の単結晶シリコンからなる第3の層13を配設している、200mmΦサイズのSOI基板10を用いて作製されるLEEPL用マスクで、且つ、前記第1の層11に対してパターン転写領域を貫通開口する外形加工を施した支持基材の一面に、第2の層12のシリコン酸化膜を配設して、その上側に、該シリコン酸化膜で支持して、第3の層13から加工形成された自己支持膜である転写用パターンを配設している、LEEPL用マスクを、作製する、荷電粒子線用転写マスクの作製方法である。
そして、第1の層11に対する前記外形加工は、パターン転写領域を貫通開口する際には、SOI基板10の第2の層12をエッチングストッパー層として、TMAH(水酸化テトラメチルアンモニウム)水溶液をエッチング液として用いて、パターン転写領域を貫通開口するものである。
本例では、第1の層11の加工をTMAH(水酸化テトラメチルアンモニウム)水溶液のみで行うものである。
そして、このようにすることにより、SOI基板10を用いて、SORI量Δを20μm以下に抑えることができるLEEPL用マスクを作製することを可能としている。
はじめに、厚さ0.725mmの支持基材形成用の面方位が(100)の単結晶シリコンからなる第1の層11の一面全体にその厚さが10nm〜180nmの範囲にあるシリコン酸化膜からなる第2の層12を形成し、該第2の層12の上側全体に、更に、膜厚が1μm程度のマスクパターン形成用の面方位が(100)の単結晶シリコンからなる第3の層13を配設している、200mmΦサイズのSOI基板10を予め用意しておく。(図1(a))
次いで、SOI基板10の単結晶シリコンからなる第3の層13に対して、図示していないが、電子線レジストを塗布し、所定の加速電圧で電子線露光を行い、現像した後、ドライエッチングを用いて、第3の層13をパターン加工して転写用パターンを形成し、電子線レジストを除去しておく。(図1(b))
電子線レジストとしては耐ドライエッチング性が良く、所望の解像性があり、処理性の良いものであれば、特に限定はされない。
ドライエッチングには、例えば、誘導結合プラズマ式ドライエッチング装置等が用いられる。
シリコン薄膜層のエッチングを行なう際に、電子線レジストがエッチング保護膜として不足な場合は、電子線レジストを塗布する前にSiOxもしくはSiNxを成膜し、電子線レジストをマスクとして、SiOxもしくはSiNx膜をエッチングし、エッチングされたSiOxもしくはSiNxをマスクとして、シリコン薄膜層のエッチングを行なっても良い。
この場合、ドライエッチング後の段階でSiOxもしくはSiNxを除去することは必ずしも必要ではない。
第3の層13をドライエッチングに際して、第2の層12がエッチングストッパー層の役割を果たしている。
このように、第3の層13をパターン加工して、該第3の層13に転写用のパターンを形成した後、第1の層11の前記転写用のパターンの領域をウェットエッチングして貫通開口するが、これに先たち、耐エッチング性の保護膜となるSiNx膜20を、転写用のパターンが形成されたSOI基板全体を覆うように形成し、続いて、転写用のパターン領域を貫通開口するための領域形成のためにSiNx膜のパターニングを行なう。(図1(c))
SiNx膜20の成膜としては、例えば、LPCVD(Low Pressure Chemical Vapor Deposition)装置等を用いて行う。
SiNx膜20の膜厚は、第1の層11の貫通開口を形成する際のウェットエッチング時のエッチングマスクとして機能するために必要な膜厚であり、ここでは500nm以上あれば十分である。
SiNx膜20のパターニングは、例えば、第1の層11側のSiNx膜20を第3の層13に形成された転写用のパターンの転写領域に合わせて、レジストにてマスキングした状態で、RIE(Reactive Ion Etching)装置を用いて、ドライエッチングを行なうことができる。
ここでは、第1の層11の貫通開口する領域のみを開口し、他を覆う。
次いで、TMAH水溶液をエッチング液として用い、第1の層11の露出部をウエットエッチングし、第2の層12を露出させて、貫通開口11bを形成して、エッチングを終了する。(図1(e))
ここでは、第1の層11の加工をTMAH(水酸化テトラメチルアンモニウム)水溶液のみで行う。
第1の層11をウエットエッチングする際に、第2の層12がエッチングストッパー層の役割を果たしている。
このようにTMAH水溶液をエッチング液として用いて、第1の層11を貫通開口する場合、エッチングのばらつきがあり、全面にわたっては、TMAH水溶液で同時に貫通することはできず、貫通時間がばらつく。
このばらつきを考慮して、ここでは、シリコン酸化膜12の厚さを10nm以上としている。
尚、先に、表1に示したように、TMAH20wt%水溶液(70℃)を用いた場合には、シリコン酸化膜(SiO2)のエッチレートが3.2nm/hで、例えば、10nmの厚さの第2の層12をエッチング除去するには、エッチング加工にばらつきを考慮しない場合、単純計算でほぼ3時間程度で除去が完了するとされるが、実際には場所によるばらつきがあり、エッチング作業の管理面からは、この10nmの厚さは十分すぎる厚さではない。
次いで、SiNx膜20を除去し(図1(f))、露出したシリコン酸化膜12を除去して、LEEPL用マスクを得る。(図1(g))
SiNx膜20の除去は、例えば、160℃加熱した燐酸に浸漬して行う。
露出したシリコン酸化膜12の除去は、室温の緩衝フッ酸HFに浸漬して行う。
このようにして、エッチングストッパ層であるシリコン酸化膜12の厚さが10nm〜180nmの範囲であるSOI基板を用いて、LEEPL用マスクを作製することができる。
次に、本発明の荷電粒子線用転写マスクの作製方法の実施の形態の第2の例を図1に基づいて説明する。
本例の荷電粒子線用転写マスクの作製方法は、第1の例と同様、厚さ0.725mmの支持基材形成用の面方位が(100)の単結晶シリコンからなる第1の層11の一面全体にその厚さが10nm〜180nmの範囲にあるシリコン酸化膜からなる第2の層12を形成し、該第2の層12の上側全体に、更に、膜厚が1μm程度のマスクパターン形成用の面方位が(100)の単結晶シリコンからなる第2の層を配設している、200mmΦサイズのSOI基板10から形成されるLEEPL用マスクで、且つ、前記第1の層11に対してパターン転写領域を貫通開口する外形加工を施した支持基材の一面に、第2の層12のシリコン酸化膜を配設して、その上側に、該シリコン酸化膜で支持して、第3の層13から加工形成された転写用パターンを配設している、LEEPL用マスクを、作製する、荷電粒子線用転写マスクの作製方法である。
そして、第1の層11に対する前記外形加工は、先ず、水酸化カリウム水溶液にて第2の層12が露出しないように残存部を残してエッチングし、その後、パターン転写領域を貫通開口する際に、TMAH(水酸化テトラメチルアンモニウム)水溶液をエッチング液として用いて、SOI基板10の第2の層12をエッチングストッパー層として、パターン転写領域を貫通開口するものである。
本例の場合も、第1の例と同様、SOI基板10を用いて、SORI量Δを20μm以下に抑えることができるLEEPL用マスクを作製することを可能としている。
第2の例の荷電粒子線用転写マスクの作製方法は、第1の例と同様に、図1(a)〜図1(c)の工程を行った後、先ず、エッチング液として水酸化カリウム水溶液を用いて、第1の層11の露出部をウエットエッチングし、第2の層12が露出しないように所定厚を残存部11Aとして残して、エッチングを止める。(図1(d))
残存部11Aを残した状態で凹部11aが形成されている。
次いで、TMAH水溶液をエッチング液として用い、残存部11Aをエッチング除去して、貫通開口11bを形成して、エッチングを終了する。(図1(e))
ここでも、第1の層11の残存部11Aをウエットエッチングする際に、第2の層12がエッチングストッパー層の役割を果たしている。
水酸化カリウム水溶液によるエッチングのばらつきが既にあり、残存部11A全面にわたっては、TMAH20wt%水溶液で同時に貫通することはできず、貫通時間がばらつく。
このばらつきを考慮して、ここでも、第2の層12の厚さを10nm以上としている。 第2の例では、TMAH水溶液で第1の層11の残存部11Aをエッチング除去するだけで、第1の例の場合のように第1の層の厚さ全体を貫通開口させないため、エッチング終点の管理はし易い。
次いで、第1の例の場合と同様、SiNx膜20を除去し(図1(f))、露出したシリコン酸化膜12を除去して、LEEPL用マスクを得る。(図1(g))
このようにして、エッチングストッパ層であるシリコン酸化膜12の厚さが10nm〜180nmの範囲であるSOI基板を用いて、LEEPL用マスクを作製することができる。
本発明の荷電粒子線用転写マスクの作製方法は、上記第1の例、第2の例に限定されない。
例えば、第1の例、第2の例の荷電粒子線用転写マスクの作製方法における、第1の層11のエッチング加工による貫通開口11b形成と、第3の層13のドライエッチング加工による転写パターンの形成との、順序を逆にした形態も挙げられる。
これは、図4に示す作製方法と同じように、先に、第1の層11のエッチング加工による貫通開口11bの形成を行い、後に、第3の層13の転写パターンの形成を行うものであり、先に、上記第1の例または第2の例における第1の層11のエッチング加工と同じようにして、第1の層11のエッチング加工による貫通開口11b形成を行い、後に、上記第1の例または第2の例における第3の層13のエッチング加工と同じようにして、第3の層13の転写パターン形成を行うものである。
図1(g)に示すLEEPL用マスク10Aが、本発明の荷電粒子線用転写マスクの実施の形態の1例で、シリコン酸化膜を10nm〜180nmの範囲にしたもので、上記の第1の例あるいは第2の例の荷電粒子線用転写マスクの作製方法により作製されるものであり、200mmΦサイズで、支持基材形成用の単結晶シリコンからなる第1の層11の厚さを0.725mm厚とした場合において、SORI量Δを20μ以下に抑えることができるものとしている。(図5(a)参照)
各部については、第1の例、第2の例の荷電粒子線用転写マスクの作製方法における説明に代え、ここでは省略する。
本発明の荷電粒子線用転写マスクの作製方法の実施の形態の第1の例の工程および第2の例の工程を示した工程断面図で、図1(g)は本発明の荷電粒子線用転写マスクの実施の形態の1例の断面図である。 SOI基板とそれを用いて作製した転写マスクを示した図である。 従来の荷電粒子線用転写マスクの製造方法を説明するための工程図である。 従来の荷電粒子線用転写マスクの製造方法を説明するための工程図である。 図5(a)はSOI基板について、SORI量とシリコン酸化膜の厚さとの関係について示した図で、図5(b)は図3や図4に示す作製方法により作製された転写マスクのSORI発生状態を示した図である。 図6(a)はSORI量Δの測定装置を示した図で、図6(b)は測定における支持を示した図である。 LEEPL方式とLEEPL用マスクを説明するための図である。 図8(a)は別のSOI基板を示した図で、図8(b)は該SOI基板を用いて作製した転写用マスクを示した図である。
符号の説明
10 SOI基板
10A 転写マスク(LEEPL用マスク)
11 第1の層(単結晶シリコンともいう)
11A 残存部
11a 凹部
11b 開口(貫通開口とも言う)
12 第2の層(シリコン酸化膜ともいう)
13 第3の層(単結晶シリコンともいう)
13a 開口部(パターン開口部ともいう)
20 SiNx膜
20a 開口
110、110a SOI基板
110A、110b 転写マスク
111 第1の層(単結晶シリコンともいう)
112 第2の層(シリコン酸化膜ともいう)
112a 第4の層(シリコン酸化膜ともいう)
113 第3の層(単結晶シリコンともいう)
210 SOI基板
211 第1の層(単結晶シリコンともいう)
211a 貫通開口
212 第2の層(シリコン酸化膜ともいう)
213 第3の層(単結晶シリコンともいう)
213a 開口
220 SiNx膜
220a (SiNx膜の)開口
310 XYステージ
315 支持ピン
320 転写マスク
325 ノッチ
330 高さ測定部
340 制御部(コンピュータ)
510 電子銃
515 電子ビーム
520 レンズ
530 アパーチャ
540、545 主偏向器
550、555 副偏向器
560 レジスト塗布済みウエハ
570 転写用マスク(LEEPL用マスクのこと)
571 メンブラン
571a 非開口部
571b 開口部
572 支持部材
580 チャック
585 電極


Claims (5)

  1. 支持基材形成用の単結晶シリコンからなる第1の層の一面全体にシリコン酸化膜からなる第2の層を形成し、該第2の層の上側全体に、更に、マスクパターン形成用の単結晶シリコンからなる第3の層を配設している、SOI(Silicon On Insulator)基板を用いて作製される荷電粒子線用転写マスクで、且つ、前記第1の層に対してパターン転写領域を貫通開口する外形加工を施した支持基材の一面に、前記第2の層のシリコン酸化膜を配設して、その上側に、該シリコン酸化膜で支持して、前記第3の層から加工形成された自己支持膜である転写用パターンを配設している、荷電粒子線用転写用マスクを、作製する、荷電粒子線用転写マスクの作製方法であって、前記第1の層に対する前記外形加工は、少なくともパターン転写領域を貫通開口する際には、前記SOI基板の第2の層をエッチングストッパー層として、TMAH(水酸化テトラメチルアンモニウム)水溶液をエッチング液として用いて、そのパターン転写領域を貫通開口するものであることを特徴とする荷電粒子線用転写マスクの作製方法。
  2. 請求項1に記載の荷電粒子線用転写マスクの作製方法であって、前記第2の層の厚さが10nm以上、180nm以下であることを特徴とする荷電粒子線用転写マスクの作製方法。
  3. 請求項1ないし2のいずれか1項に記載の荷電粒子線用転写マスクの作製方法であって、荷電粒子用転写マスクがLEEPL用マスクであることを特徴とする荷電粒子線用転写マスクの作製方法。
  4. 支持基材形成用の単結晶シリコンからなる第1の層の一面全体にシリコン酸化膜からなる第2の層を形成し、該第2の層の上側全体に、更に、マスクパターン形成用の単結晶シリコンからなる第3の層を配設している、SOI(Silicon On Insulator)基板を用いて作製される荷電粒子線用転写マスクで、且つ、前記第1の層に対してパターン転写領域を貫通開口する外形加工を施した支持基材の一面に、前記第2の層のシリコン酸化膜を配設して、その上側に、該シリコン酸化膜で支持して、前記第3の層から加工形成された自己支持膜である転写用パターンを配設している、荷電粒子線用転写用マスクであって、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の荷電粒子線用転写マスクの作製方法により作製されたことを特徴とする荷電粒子線用転写用マスク。
  5. 請求項4に記載の荷電粒子線用転写マスクであって、基板サイズが200mmΦレベルで、第1の層の厚さが0.725mmで、前記第2の層のシリコン酸化膜の厚さが10nm以上、180nm以下であることを特徴とする荷電粒子線用転写用マスク。

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