JP2003149324A - レーダ装置の最小受信感度確認装置 - Google Patents

レーダ装置の最小受信感度確認装置

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JP2003149324A
JP2003149324A JP2001343471A JP2001343471A JP2003149324A JP 2003149324 A JP2003149324 A JP 2003149324A JP 2001343471 A JP2001343471 A JP 2001343471A JP 2001343471 A JP2001343471 A JP 2001343471A JP 2003149324 A JP2003149324 A JP 2003149324A
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良二 前川
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聡 山原
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Abstract

(57)【要約】 レーダ装置の最小受信感度を高信頼度かつ短い測定時間
で確認するために、多数の擬似信号を同時に発生させる
ことを可能とする装置を提供する。 【課題】 多数の擬似信号を発生させることにより、レ
ーダ装置の最小受信感度の測定時間を短縮することを可
能にするほか、レーダ装置の送信を全面的に断とする必
要がない場合でもレーダ装置の最小受信感度の測定時間
を短縮することを可能にする。 【解決手段】 パルス圧縮処理を行うレーダ装置におい
て、擬似信号発生回路4から異なる遅延時間を有する複
数のチャープ変調信号をディジタル合成した信号を擬似
信号として発生すると共に、この擬似信号を受信処理回
路7においてパルス圧縮処理を行うことにより、同一方
向に異なるレンジで多数の擬似信号を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は捜索レーダ装置な
どのレーダ探知能力の測定技術に関し、特にレーダ装置
の最小受信感度を高信頼度かつ短い測定時間で確認する
ための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、レーダ装置の最小受信感度を確認
する方式として、図15に示すものがあった。これは特
開平1−267485「レーダ最小検知信号測定装置」
で提案されているものである。同図において、101は
レーダ装置の送信パルス繰り返し周期に同期して擬似信
号を発生する擬似信号発生回路、102は擬似信号が実
際のレーダアンテナからの受信エコーに相当するように
レベル調整を行うためのアッテネータ、103は受信ビ
デオをもとに最小検知信号(Minimum DetectionSignal
;以下MDSと称す)受信入力数を検出するためのMD
S検出回路、104は受信入力数のカウントを行うMD
S入力数カウンタ、105はレーダ装置へ注入する擬似
信号の出力数をあらかじめ格納しておくための擬似信号
出力数テーブル、106は受信入力数と擬似信号の出力
数との比率を算出し、MDS検出率を求めるためのMD
S検出率算出回路、107は表示器である。
【0003】上記の構成において、擬似信号発生回路1
01にてレーダ装置の送信パルス繰り返し周期に同期し
て擬似信号を発生させ、アッテネータ102を介してレ
ーダ装置へ注入する。この擬似信号はレーダ装置におい
て真の受信エコーと同じ受信処理をされ、受信ビデオと
してMDS検出回路103に入力される。MDS検出回
路103では、この受信ビデオから擬似信号発生回路1
01にて作成するゲート信号をもとにMDS信号として
検出する。MDS入力数カウンタ104では1スキャン
におけるMDS信号をカウントする。次に擬似信号の出
力数と実際に受信エコーとして検出された受信入力数と
の比率をMDS検出率算出回路106にて求め表示器1
07へ出力する。そして、この比率が例えば50%とな
るときのレベルを最小の検知可能な信号レベル、つまり
最小受信感度とみなすことにより、レーダ装置の最小受
信感度を確認することが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の最小受信感度確
認方式では以上のように構成されており、擬似信号の出
力数と実際に受信エコーとして検出された受信入力数と
の比率を最小受信感度としているため、最小受信感度を
高信頼度で求めるには多数の擬似信号を出力する必要が
ある。しかし、多数の擬似信号を出力すればするほど、
レーダ装置の最小受信感度の確認に時間がかかってしま
う問題があった。
【0005】また、レーダ装置の送信を全面的に断とす
る必要がない最小受信感度確認方式として、送信ブラン
クの範囲に擬似信号を発生させても、送信ブランクの範
囲が狭いと最小受信感度を求めるのに十分な数の擬似信
号を発生できない問題があった。
【0006】この発明は上記のような問題を解決するた
めになされたものであり、多数の擬似信号を発生させる
ことにより、レーダ装置の最小受信感度の測定時間を短
縮することを可能にすることを第一の目的とし、レーダ
装置の送信を全面的に断とする必要がない場合でもレー
ダ装置の最小受信感度の測定時間を短縮することを可能
にする第二の目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、パルス圧縮
処理を行うレーダ装置の受信機に、擬似信号発生回路に
より送信パルス繰り返し周期に同期して発生させた擬似
信号を注入し、この擬似信号に対し受信処理回路におい
て真の受信エコーと同じ信号処理を行った後、受信ビデ
オとしてMDS検出回路に入力し、この受信ビデオから
上記擬似信号発生回路にて作成するゲート信号をもとに
MDS信号を検出し、このMDS信号に基づいてレーダ
装置の最小受信感度の確認を行うレーダ装置の最小受信
感度確認装置において、上記レーダ装置の動作スケジュ
ールに応じて、上記擬似信号発生回路から異なる遅延時
間を有する複数のチャープ変調信号をディジタル合成し
た信号を上記擬似信号として発生すると共に、この擬似
信号を上記受信処理回路においてパルス圧縮処理を行っ
た後、上記MDS検出回路に入力するようにした。
【0008】また、この発明は、部分パルス圧縮処理を
行うレーダ装置の受信機に、擬似信号発生回路により送
信パルス繰り返し周期に同期して発生させた擬似信号を
注入し、この擬似信号に対し受信処理回路において真の
受信エコーと同じ受信処理を行った後、受信ビデオとし
てMDS検出回路に入力し、この受信ビデオから上記擬
似信号発生回路にて作成するゲート信号をもとにMDS
信号を検出し、このMDS信号に基づいてレーダ装置の
最小受信感度の確認を行うレーダ装置の最小受信感度確
認装置において、上記レーダ装置の動作スケジュールに
応じて、上記擬似信号発生回路から本来のパルス幅に対
しパルスの前段部分が欠落したチャープ変調信号を含
み、かつ異なる遅延時間を有する複数のチャープ変調信
号を上記擬似信号として発生すると共に、この擬似信号
を上記受信処理回路において部分パルス圧縮処理を行っ
た後、上記MDS検出回路に入力するようにした。
【0009】また、この発明は、部分パルス圧縮処理を
行うレーダ装置の受信機に、擬似信号発生回路により送
信パルス繰り返し周期に同期して発生させた擬似信号を
注入し、この擬似信号に対し受信処理回路において真の
受信エコーと同じ受信処理を行った後、受信ビデオとし
てMDS検出回路に入力し、この受信ビデオから上記擬
似信号発生回路にて作成するゲート信号をもとにMDS
信号を検出し、このMDS信号に基づいてレーダ装置の
最小受信感度の確認を行うレーダ装置の最小受信感度確
認装置において、上記レーダ装置の動作スケジュールに
応じて、上記擬似信号発生回路から本来のパルス幅に対
しパルスの前段部分が欠落したチャープ変調信号を含
み、かつ異なる遅延時間を有する複数のチャープ変調信
号をディジタル合成した信号を上記擬似信号として発生
すると共に、この擬似信号を上記受信処理回路において
部分パルス圧縮処理を行った後、上記MDS検出回路に
入力するようにした。
【0010】さらに、この発明は、DBF処理を行うレ
ーダ装置の受信機に、擬似信号発生回路により送信パル
ス繰り返し周期に同期して発生させた擬似信号を注入
し、この擬似信号に対し受信処理回路において上記擬似
信号に対し真の受信エコーと同じ信号処理を行った後、
受信ビデオとしてMDS検出回路に入力し、この受信ビ
デオから上記擬似信号発生回路にて作成するゲート信号
をもとにMDS信号を検出し、このMDS信号に基づい
てレーダ装置の最小受信感度の確認を行うレーダ装置の
最小受信感度確認装置において、上記受信処理回路にお
けるDBF処理により、真のエコーを受信するためのビ
ーム以外の受信用ビームを形成し、上記擬似信号を受信
した後、上記MDS検出回路に入力するようにした。
【0011】また、この発明は、部分パルス圧縮処理及
びDBF処理を行うレーダ装置の受信機に、擬似信号発
生回路により送信パルス繰り返し周期に同期して発生さ
せた擬似信号を注入し、この擬似信号に対し受信処理回
路において上記擬似信号に対し真の受信エコーと同じ信
号処理を行った後、受信ビデオとしてMDS検出回路に
入力し、この受信ビデオから上記擬似信号発生回路にて
作成するゲート信号をもとにMDS信号を検出し、この
MDS信号に基づいてレーダ装置の最小受信感度の確認
を行うレーダ装置の最小受信感度確認装置において、上
記レーダ装置の動作スケジュールに応じて、上記擬似信
号発生回路から本来のパルス幅に対しパルスの前段部分
が欠落したチャープ変調信号を含み、かつ異なる遅延時
間を有する複数のチャープ変調信号をディジタル合成し
た信号を上記擬似信号として発生すると共に、上記受信
処理回路におけるDBF処理により、真のエコーを受信
するためのビーム以外の受信用ビームを形成し、上記擬
似信号を受信した後、上記MDS検出回路に入力するよ
うにした。
【0012】また、この発明はスケジューリング制御器
に設定されたビーム諸元及び動作スケジュールに基づい
て動作する電子走査式レーダ装置の受信機に、擬似信号
発生回路により送信パルス繰り返し周期に同期して発生
させた擬似信号を注入し、この擬似信号に対し受信処理
回路において上記擬似信号に対し真の受信エコーと同じ
信号処理を行った後、受信ビデオとしてMDS検出回路
に入力し、この受信ビデオから上記擬似信号発生回路に
て作成するゲート信号をもとにMDS信号を検出し、こ
のMDS信号に基づいてレーダ装置の最小受信感度の確
認を行うレーダ装置の最小受信感度確認装置において、
上記スケジューリング制御器により固定のビーム諸元で
上記レーダ装置を動作させると共に、上記レーダ装置の
動作スケジュールに応じて、上記擬似信号発生回路から
所定の擬似信号を発生させ、この擬似信号を上記受信処
理回路において所定の信号処理を行った後、上記MDS
検出回路に入力するようにした。
【0013】また、この発明は、スケジューリング制御
器に設定された所定のビーム諸元及び動作スケジュール
に基づいて動作し、かつ部分パルス圧縮処理を行う電子
走査式レーダ装置の受信機に、擬似信号発生回路により
送信パルス繰り返し周期に同期して発生させた擬似信号
を注入し、この擬似信号に対し受信処理回路において上
記擬似信号に対し真の受信エコーと同じ信号処理を行っ
た後、受信ビデオとしてMDS検出回路に入力し、この
受信ビデオから上記擬似信号発生回路にて作成するゲー
ト信号をもとにMDS信号を検出し、このMDS信号に
基づいてレーダ装置の最小受信感度の確認を行うレーダ
装置の最小受信感度確認装置において、上記スケジュー
リング制御器により最小受信感度測定に対応した固定の
ビーム諸元で上記レーダ装置を動作させると共に、上記
レーダ装置の動作スケジュールに応じて、上記擬似信号
発生回路から本来のパルス幅に対しパルスの前段部分が
欠落したチャープ変調信号を含み、かつ異なる遅延時間
を有する複数のチャープ変調信号をディジタル合成した
信号を上記擬似信号として発生すると共に、この擬似信
号を上記受信処理回路において部分パルス圧縮処理を行
った後、上記MDS検出回路に入力するようにした。
【0014】また、この発明は、スケジューリング制御
器により、通常動作に対応したビーム諸元のデータと、
最小受信感度測定に対応した固定のビーム諸元のデータ
とを切り替えて上記レーダ装置を動作させるようにし
た。
【0015】また、この発明は、MDS検出回路により
検出されたMDS信号の受信入力数のカウントを行う入
力数カウンタと、上記擬似信号の出力数をあらかじめ格
納しておくための擬似信号出力数テーブルと、上記受信
入力数と上記擬似信号出力数テーブルに格納された擬似
信号の出力数との比率を算出し、検出率を求めるための
検出率算出回路を備えた。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はパルス圧縮
処理を行うレーダ装置において最小受信感度を確認する
方式として多数の擬似信号を同時に発生できる装置のブ
ロック構成図である。従来、例えば、上記特開平1−2
67485で提案されているように、レーダ装置へ注入
する擬似信号の出力数を格納し、この出力数と実際に受
信エコーとして検知された受信入力数との比率を算出す
ることで最小受信感度の測定が可能である。この実施の
形態1では、複数のチャープ変調信号をディジタル合成
したものを受信機に注入し、この擬似信号をパルス圧縮
することで同時に多数のMDS信号を検出できることを
可能とする。
【0017】図1において、1はレーダ装置の動作スケ
ジュールを制御するスケジューリング制御器、2は動作
スケジュールに応じて送信信号をアンテナ3へ送出する
送信機、4は動作スケジュールに応じて、擬似信号とな
るチャープ変調信号をディジタル合成した信号を発生す
る擬似信号発生回路、5は擬似信号がアンテナ3からの
受信エコーに相当するようにレベル調整を行うためのア
ッテネータ、6はアンテナ3からエコーを受信し、また
擬似信号を注入する受信機、7は受信機6で受信した信
号に対しパルス圧縮処理を施し受信ビデオとして出力す
る受信処理回路、8は受信処理回路7からの受信ビデオ
をもとにMDS信号の受信入力数を検出するためのMD
S検出回路、9は受信入力数のカウントを行うMDS入
力数カウンタ、10はレーダ装置へ注入する擬似信号の
出力数をあらかじめ格納しておくための擬似信号出力数
テーブル、11は受信入力数と擬似信号の出力数との比
率を算出し、MDS検出率を求めるためのMDS検出率
算出回路、12は表示器である。
【0018】図2は擬似信号発生回路4の構成例を示す
ブロック図で、チャープ変調信号を生成する複数のチャ
ープ発生回路41a,41b,41c(図では3つの場
合を示す)と、チャープ発生回路41b,41cの出力
をそれぞれ異なる所定時間遅延させる遅延回路42b,
42cと、チャープ発生回路41a,及び遅延回路42
b,42cの出力をディジタル合成する合成回路43を
備え、このディジタル合成された信号を局部発振器44
の発振周波数信号と混合し擬似信号として出力する。
【0019】次に動作について説明する。スケジューリ
ング制御器1においてレーダ装置の動作スケジュールを
制御し、この動作スケジュールに応じて、擬似信号発生
回路4にて図3に示すように遅延時間の異なる複数のチ
ャープ変調信号20a,20b,20c(図では3つの
例を示す)を発生させ、これら複数のチャープ変調信号
をディジタル合成した信号21を擬似信号として生成す
る。そして、この擬似信号をアッテネータ5を介して受
信機6へ注入する。この擬似信号は受信処理回路7で真
の受信エコーと同じ受信処理をされる。この受信処理回
路7ではパルス圧縮処理機能を有しており、合成されて
いた各チャープ変調信号のパルス幅は圧縮され、信号は
重なりがなくなり分離される。
【0020】そして、これらの信号はビデオ信号として
MDS検出回路8に入力される。MDS検出回路8で
は、この受信ビデオから擬似信号発生回路4にて作成す
るゲート信号をもとにMDS信号22a,22b,22
cを検出する。MDS入力数カウンタ9では1スキャン
におけるMDS信号をカウントする。次に擬似信号の出
力数と実際に受信エコーとして検出された受信入力数と
の比率をMDS検出率算出回路11にて求め表示器12
へ出力する。そして、この比率が例えば50%となると
きのレベルを最小の検知可能な信号レベル、つまり最小
受信感度とみなすことにより、レーダ装置の最小受信感
度を確認することが可能となる。
【0021】最小受信感度を高信頼度で求めるには多数
の擬似信号を出力する必要がある。従来なら、同一方向
に異なるレンジで同時に複数の擬似信号を発生させるに
は、パルスが重ならないようにする必要があった。しか
し、パルス圧縮処理を行うレーダ装置では送信パルス幅
が長いため、多数の擬似信号を発生させることはでき
ず、レーダ装置の最小受信感度の確認に時間がかかって
しまう問題があった。この実施の形態1では、遅延時間
の異なる複数のチャープ変調信号を用いて、同一方向に
異なるレンジで多数の擬似信号を効率的に発生すること
ができ、これによりレーダ装置の最小受信感度の確認を
短時間で行うことができる。
【0022】実施の形態2.図4は部分パルス圧縮処理
を行うレーダ装置において最小受信感度を確認する方式
として複数の擬似信号を同時に発生できる装置のブロッ
ク構成図である。パルス圧縮処理を行うレーダ装置で
は、送信パルス幅が長いため、送信ブラインドの影響が
大きくなり、近距離の目標を検出できない。そこで、送
信ブラインドにより受信パルスの一部が欠落する場合で
も、残余の信号を用いてパルス圧縮を行うことで、送信
ブラインドの影響を少なくする処理を部分パルス圧縮と
いう。この実施の形態2では、部分パルス圧縮を行うレ
ーダ装置において、本来のパルス幅に対し、パルスの前
段部分が欠落したチャープ変調信号を発生させ、また、
パルスが重ならないように本来のパルス幅のチャープ変
調信号を発生させ、これらを受信機に注入し、パルス圧
縮することで同時に複数のMDS信号を検出できること
を可能とする。
【0023】図4は図1における擬似信号発生回路4
を、動作スケジュールに応じて、本来のパルス幅に対し
パルスの前段部分が欠落したチャープ変調信号を含み、
かつ異なる遅延時間を有する複数のチャープ変調信号を
発生する擬似信号発生回路13に置き換えたものであ
る。なお、パルスの前段部分が欠落したチャープ変調信
号の生成は、チャープ発生回路の一部にROMなどの波
形メモリを設けることによって行うことができる。
【0024】次に動作について説明する。スケジューリ
ング制御器1においてレーダ装置の動作スケジュールを
制御し、この動作スケジュールに応じて、擬似信号発生
回路13にて擬似信号を発生させる。このとき、図5に
示すように本来のパルス幅に対しパルスの前段部分が欠
落したチャープ変調信号23aを発生させる。さらに、
同一方向に複数の擬似信号を発生させるため、パルスが
重ならないように異なる遅延時間を有する本来のパルス
幅のチャープ変調信号23b,23cを発生させる。そ
して、この擬似信号をアッテネータ5を介して受信機6
へ注入する。この擬似信号は受信処理回路7で真の受信
エコーと同じ受信処理をされる。この受信処理回路7で
は部分パルス圧縮処理機能を有しており、パルスの前段
部分が欠落したチャープ変調信号23aは部分パルス圧
縮処理が施される。そして、これらの信号はビデオ信号
としてMDS検出回路8に入力され、MDS信号24
a,24b,24cとして検出される。このあとの処理
は実施の形態1と同じである。
【0025】この実施の形態2では、送信ブラインドの
影響を少なくするために本来のパルス幅に対しパルスの
前段部分が欠落したチャープ変調信号を含み、かつ異な
る遅延時間を有する複数のチャープ変調信号を用いて、
部分パルス圧縮に対応した擬似信号を発生させると共
に、パルスが重ならないように本来のパルス幅のチャー
プ変調信号を発生させているので、部分パルス圧縮を適
用しないときより多くの擬似信号を同一方向に発生させ
ることができるようになる。よって、実施の形態1と同
様、レーダ装置の最小受信感度の確認を短時間で行うこ
とができる。
【0026】実施の形態3.図6は部分パルス圧縮処理
を行うレーダ装置において最小受信感度を確認する方式
として多数の擬似信号を同時に発生できる装置のブロッ
ク構成図である。実施の形態1においては、パルス圧縮
処理を行うレーダ装置において、同一方向に異なるレン
ジで多数の擬似信号を発生することで、レーダ装置の最
小受信感度の確認を短時間で行うことができる方式を提
供した。さらに、実施の形態2においては、部分パルス
圧縮処理を行うレーダ装置において同一方向に異なるレ
ンジで複数の擬似信号を同時に発生することで、レーダ
装置の最小受信感度の確認を短時間で行うことができる
方式を提供した。この実施の形態3では、これらを組み
合わせて、部分パルス圧縮を行うレーダ装置において、
本来のパルス幅に対しパルスの前段部分が欠落したチャ
ープ変調信号と複数のチャープ変調信号をディジタル合
成したものを受信機に注入し、この擬似信号をパルス圧
縮することで同時に多数のMDS信号を検出できること
を可能とする。図6は、図1における擬似信号発生回路
4を、動作スケジュールに応じて、本来のパルス幅に対
しパルスの前段部分が欠落したチャープ変調信号を含
み、かつ異なる遅延時間を有する複数のチャープ変調信
号を発生させ、さらにこれらのチャープ変調信号をディ
ジタル合成した信号を発生する擬似信号発生回路14に
置き換えたものである。
【0027】次に動作について説明する。スケジューリ
ング制御器1においてレーダ装置の動作スケジュールを
制御し、この動作スケジュールに応じて、擬似信号発生
回路14にて擬似信号を発生させる。このとき、図7に
示すように本来のパルス幅に対しパルスの前段部分が欠
落したチャープ変調信号25aを発生させる。さらに、
同一方向に多数の擬似信号を発生させるため、パルスが
重なるように本来のパルス幅で異なる遅延時間を有する
複数のチャープ変調信号25b,25cを発生させ、こ
れら複数のチャープ変調信号をディジタル合成した信号
26を擬似信号として生成する。そして、これらの擬似
信号をアッテネータ5を介して受信機6へ注入する。こ
の擬似信号は受信処理回路7で真の受信エコーと同じ受
信処理をされる。この受信処理回路7ではパルス圧縮処
理機能を有しており、合成されていた各チャープ変調信
号のパルス幅は圧縮され、信号は重なりがなくなり分離
される。さらに、パルスの前段部分が欠落したチャープ
変調信号も部分パルス圧縮処理が施される。そして、こ
れらの信号はビデオ信号としてMDS検出回路8に入力
され、MDS信号24a,24b,24cとして検出さ
れる。この様子を図7に示す。このあとの処理は実施の
形態1と同じである。
【0028】この実施の形態3では、送信ブラインドの
影響を少なくするために部分パルス圧縮に対応してパル
スの前段部分が欠落したチャープ変調信号を発生させ、
これと本来のパルス幅で異なる遅延時間を有する複数の
チャープ変調信号とをディジタル合成することにより、
実施の形態1より多数の擬似信号を同一方向に効率的に
発生させることができる。これにより、レーダ装置の最
小受信感度の確認を実施の形態1より短時間で行うこと
ができる。
【0029】実施の形態4.図8はディジタルビーム形
成(Digital Beam Forming;以下DBFと称す)を行う
レーダ装置において最小受信感度を確認する方式として
多数の擬似信号を同時に発生できる装置のブロック構成
図である。この実施の形態4ではDBFを行うレーダ装
置において、真の受信エコーを受信するためのビーム以
外にも受信用ビームを形成できるとき、その余った受信
用ビームで擬似信号を受信することで、レーダ装置の送
信を断とすることなくMDS信号を検出できることを可
能とする。さらに、余っている受信用ビームが複数な
ら、複数のMDS信号を検出することを可能とする。図
8は、図1における擬似信号発生回路4を、動作スケジ
ュールに応じて、擬似信号を発生する擬似信号発生回路
15に置き換え、図1における受信処理回路10を、受
信機6で受信した信号に対しDBF処理を行う受信処理
回路16に置き換えたものである。
【0030】図9は動作スケジュールに応じて、擬似信
号発生回路15を制御するためのブロック図で、スケジ
ューリング制御器1内に、あらかじめ決められたビーム
の指向方向や、各方向のパルス幅、パルス繰り返し周期
等のデータを格納したメモリ51と、このメモリのデー
タを読み出し基準信号を発生する基準信号発生器52
と、この基準信号発生器から発生された基準信号に基づ
いて,擬似信号を発生するタイミングや方向を制御する
擬似信号発生制御器53と、基準信号発生器52と擬似
信号発生回路15との同期をとる同期信号発生器54を
備えている。
【0031】次に動作について説明する。レーダ装置の
送信を断としない場合とする。真の受信エコーはアンテ
ナ3から受信機6に送られ、受信処理回路7で受信処理
される。この受信処理回路7はDBF処理機能を有して
おり、これにより受信用のビームを同時に複数、例えば
4本形成できるとする。真の受信エコーを受信するため
に3本の受信用ビームを形成するならば、受信用ビーム
を1本分形成できるリソースが余っていることとなる。
そこで、この余っているリソースを有効に利用するた
め、真の受信エコーを受信する3本のビームとは別の方
位、仰角に擬似信号を発生させる。スケジューリング制
御器1で制御された動作スケジュールに応じて、擬似信
号発生回路15にて擬似信号を発生させ、アッテネータ
5を介して受信機6へ注入する。そして、これらの擬似
信号は余った1本分の受信用ビームにより受信処理を行
う。スケジューリング制御器1では、あらかじめどの方
位、仰角に真の受信エコーを受信するためのビームを形
成するか決められているので、真の受信エコーと擬似信
号を同時に受信することは可能である。この様子を模擬
的に図10に示す。図10において28は真の受信エコ
ーを受信するためのビーム、29は余ったリソースで形
成した受信用ビーム、30は擬似信号、31はアンテナ
面を表している。そして、受信処理された信号はMDS
検出回路8に入力される。このあとの処理は実施の形態
1と同じである。
【0032】この実施の形態4では、レーダ装置の送信
を断とすることなく、擬似信号を発生することができ、
最小受信感度の確認が可能であるという効果がある。さ
らに、余っている受信用ビームが複数なら、複数の擬似
信号を発生させることができるため、実施の形態1と同
様、レーダ装置の最小受信感度の確認を短時間で行うこ
とができる。なお、上記特開平1−267485におい
て、レーダ装置から送られてくる送信ブランクの範囲を
示すアジマスブランク信号をもとにして目標測定に支障
をきたさない範囲でレーダ装置の送信を全面的に断とす
ることなく擬似信号を発生することが可能な方式が提案
されているが、この実施の形態4では、DBFを用いる
ことで、レーダ装置の送信を断とすることなく擬似信号
を発生することが可能な方式を提供する。
【0033】実施の形態5.図11はDBFや部分パル
ス圧縮処理を行うレーダ装置において最小受信感度を確
認する方式として多数の擬似信号を同時に発生できる装
置のブロック構成図である。実施の形態3においては、
送信ブラインドの影響を少なくするために部分パルス圧
縮に対応したチャープ変調信号を発生させ、さらに遅延
時間の異なる複数のチャープ変調信号をディジタル合成
し、同一方向により多数の擬似信号を発生させること
で、レーダ装置の最小受信感度の確認を短時間で行うこ
とができる方式を提供した。実施の形態4においては、
DBF処理により真のエコーと異なる方向に形成した受
信用ビームで擬似信号を受信することで、レーダ装置の
送信を断とすることなく擬似信号を発生させる方式を提
供した。この実施の形態5では、これらを組合せて、部
分パルス圧縮及びDBF処理を行うレーダ装置におい
て、本来のパルス幅に対し、パルスの前段部分が欠落し
たチャープ変調信号と遅延時間の異なる複数のチャープ
変調信号をディジタル合成し、DBF処理により真のエ
コーと異なる方向に形成した受信用ビームでこれらの擬
似信号を受信し、パルス圧縮することで、レーダ装置の
送信を断とすることなく同時に多数のMDS信号を検出
できることを可能とする。図11は、図6における受信
処理回路7を、受信機6で受信した信号をDBF処理や
パルス圧縮処理を行う受信処理回路17に置き換えたも
のである。
【0034】次に動作について説明する。実施の形態3
と同じく、本来のパルス幅に対し、パルスの前段部分が
欠落したチャープ変調信号と遅延時間の異なる複数のチ
ャープ変調信号をディジタル合成し、これらの擬似信号
をアッテネータ5を介して受信機6へ注入する。そし
て、これらの擬似信号は受信処理回路17で受信処理を
行う。実施の形態4と同じく、DBF処理により真のエ
コーと異なる方向に形成した受信用ビームで擬似信号を
受信することで、レーダ装置の送信を断とすることなく
真の受信エコーと擬似信号を同時に受信することは可能
である。さらに、パルス圧縮処理により、合成されてい
た各チャープ変調信号のパルス幅は圧縮され、信号は重
なりがなくなり分離される。さらに、パルスの前段部分
が欠落したチャープ変調信号も部分パルス圧縮処理が施
される。そして、これらの信号はMDS検出回路8に入
力される。このあとの処理は実施の形態1と同じであ
る。
【0035】この実施の形態5では、レーダ装置の送信
を断とすることなく、MDS信号を検出できることが可
能である。さらに、同一方向に複数の擬似信号を発生さ
せることができる。さらに、余っている受信用ビームが
複数なら、より多数の擬似信号を発生させることができ
る。これにより、実施の形態1と同様、レーダ装置の最
小受信感度の確認を短時間で行うことができる。
【0036】実施の形態6.図12はスケジューリング
制御器に設定されたビーム諸元及び動作スケジュールに
基づいて動作する電子走査式レーダ装置において最小受
信感度を確認する方式として多数の擬似信号を発生でき
る装置のブロック構成図である。最小受信感度を確認す
るときは、多数の擬似信号に対し同じ受信処理をする必
要がある。しかし、電子走査式のレーダ装置において
は、利得が足りない方位端では方位中心と異なるビーム
諸元が適用されるため異なる受信処理が行われる。仰角
方向も仰角によりビーム諸元を変更する場合が多い。よ
って、方位や仰角により受信処理が異なることになり、
特定の方向のみしか擬似信号を発生できない。この実施
の形態6では、すべての方向で同じビーム諸元を適用す
ることで、その覆域内に任意の方向に多数の擬似信号を
発生させることができ、多数のMDS信号を検出できる
ことを可能とする。図12は、図1におけるパルス圧縮
などを行う受信処理回路7を、受信機6で受信した信号
を処理できる受信処理回路18に置き換え、図1におけ
るスケジューリング制御器1を、固定のビーム諸元に切
り替えてレーダ装置の動作スケジュールを制御できるス
ケジューリング制御器19に置き換え、さらに、図1に
おける擬似信号発生回路4を、動作スケジュールに応じ
て、擬似信号を発生する擬似信号発生回路15(図8の
擬似信号発生回路15と同じ)に置き換えたものであ
る。
【0037】図13は動作スケジュールに応じて、擬似
信号発生回路15を制御するためのブロック図で、スケ
ジューリング制御器19内に、通常の動作モードにおけ
る各方位、仰角に対応したビーム諸元のデータを格納し
たメモリ61と、最小受信感度測定に対応した固定ビー
ム諸元のデータを格納したメモリ62と、これらのメモ
リを通常動作モード、最小受信感度測定モードに応じて
切り替えるモード切替器63と、このモード切替器の動
作に応じてメモリ61または62のデータを読み出し、
基準信号を発生する基準信号発生器64と、この基準信
号発生器から発生された基準信号に基づいて、擬似信号
を発生するタイミングや方向を制御する擬似信号発生制
御器65と、基準信号発生器64と擬似信号発生回路2
0との同期をとる同期信号発生器66を備えている。
【0038】次に動作について説明する。最小受信感度
測定時に、スケジューリング制御器19のモード切替器
63をメモリ62側に切り替え、最小受信感度測定に対
応した固定ビーム諸元でレーダ装置の動作スケジュール
を制御し、この動作スケジュールに応じて、擬似信号発
生回路15にて擬似信号を発生させ、アッテネータ5を
介して受信機6へ注入する。この擬似信号は受信処理回
路18で真の受信エコーと同じ受信処理をされる。そし
て、これらの信号はMDS検出回路1に入力される。こ
のあとの処理は実施の形態1と同じである。
【0039】この実施の形態6では、固定のビーム諸元
でレーダ装置の動作スケジュールを制御することによ
り、方向によらず同じ受信処理ができることから、実施
の形態1より多数の擬似信号を任意の方向に効率的に発
生させることができる。これにより、レーダ装置の最小
受信感度の確認を実施の形態1より短時間で行うことが
できる。
【0040】実施の形態7 図14はスケジューリング制御器に設定された所定のビ
ーム諸元及び動作スケジュールに基づいて動作し、かつ
部分パルス圧縮処理を行う電子走査式レーダ装置におい
て、最小受信感度を確認する方式として多数の擬似信号
を発生できる装置のブロック構成図である。実施の形態
3においては、送信ブラインドの影響を少なくするため
に部分パルス圧縮に対応したチャープ変調信号を発生さ
せ、さらに複数のチャープ変調信号をディジタル合成
し、同一方向に多数の擬似信号を発生させることで、レ
ーダ装置の最小受信感度の確認を短時間で行うことがで
きる方式を提供した。実施の形態6においては、固定の
ビーム諸元でレーダ装置の動作スケジュールを制御する
ことにより、任意の方向に多数の擬似信号を発生させる
ことで、レーダ装置の最小受信感度の確認を短時間で行
うことができる方式を提供した。この実施の形態7で
は、これらを組み合わせて、部分パルス圧縮を行うレー
ダ装置において、固定のビーム諸元でレーダ装置の動作
スケジュールを制御し、本来のパルス幅に対し、パルス
の前段部分が欠落したチャープ変調信号と遅延時間の異
なる複数のチャープ変調信号をディジタル合成したもの
を任意の方向に多数発生させ、これらをパルス圧縮する
ことで、同時に多数のMDS信号を検出できることを可
能とする。図14は、図6におけるスケジューリング制
御器1を、固定のビーム諸元に切り替えてレーダ装置の
動作スケジュールを制御できるスケジューリング制御器
19に置き換えたものである。このスケジューリング制
御器19は実施の形態6のスケジューリング制御器19
と同じものである。
【0041】次に動作について説明する。最小受信感度
測定時に、スケジューリング制御器19において固定の
ビーム諸元でレーダ装置の動作スケジュールを制御し、
この動作スケジュールに応じて、擬似信号発生回路14
にて擬似信号を発生させる。このとき、本来のパルス幅
に対し、パルスの前段部分が欠落したチャープ変調信号
を発生させる。さらに、同一方向に多数の擬似信号を効
率的に発生させるため、パルスが重なるように本来のパ
ルス幅で異なる遅延時間を有する複数のチャープ変調信
号を発生させ、これらをディジタル合成する。そして、
これらの擬似信号をアッテネータ5を介して受信機6へ
注入する。このあとの処理は実施の形態3と同じであ
る。
【0042】
【発明の効果】この発明は、パルス圧縮処理を行うレー
ダ装置において、擬似信号発生回路から異なる遅延時間
を有する複数のチャープ変調信号をディジタル合成した
信号を擬似信号として発生すると共に、この擬似信号を
受信処理回路においてパルス圧縮処理を行うことによ
り、同一方向に異なるレンジで多数の擬似信号を効率的
に発生することができ、パルス圧縮処理を行うレーダ装
置の最小受信感度の測定時間を短縮することできる。
【0043】また、この発明は、部分パルス圧縮処理を
行うレーダ装置において擬似信号発生回路から本来のパ
ルス幅に対しパルスの前段部分が欠落したチャープ変調
信号を含み、かつ異なる遅延時間を有する複数のチャー
プ変調信号を擬似信号として発生すると共に、この擬似
信号を受信処理回路において部分パルス圧縮処理を行う
ことにより、同一方向に異なるレンジで複数の擬似信号
を効率的に発生することができ、部分パルス圧縮処理を
行うレーダ装置の最小受信感度の測定時間を短縮するこ
とできる。
【0044】また、この発明は、部分パルス圧縮処理を
行うレーダ装置において、擬似信号発生回路から本来の
パルス幅に対しパルスの前段部分が欠落したチャープ変
調信号を含み、かつ異なる遅延時間を有する複数のチャ
ープ変調信号をディジタル合成した信号を擬似信号とし
て効率的に発生すると共に、この擬似信号を受信処理回
路において部分パルス圧縮処理を行うことにより、同一
方向に異なるレンジで多数の擬似信号を発生することが
でき、部分パルス圧縮処理を行うレーダ装置の最小受信
感度の測定時間を短縮することできる。
【0045】さらに、この発明は、DBF処理を行うレ
ーダ装置において、受信処理回路におけるDBF処理に
より、真のエコーを受信するためのビーム以外の受信用
ビームを形成し、擬似信号を受信した後、MDS検出回
路に入力することにより、真の受信エコーを受信するた
めのビーム以外の受信用ビームを利用して、レーダ装置
の送信を断とすることなく同一方向に異なるレンジで多
数の擬似信号を効率的に発生することができ、DBF処
理を行うレーダ装置の最小受信感度の測定時間を短縮す
ることできる。
【0046】また、この発明は、部分パルス圧縮処理及
びDBF処理を行うレーダ装置において、本来のパルス
幅に対しパルスの前段部分が欠落したチャープ変調信号
を含み、かつ異なる遅延時間を有する複数のチャープ変
調信号をディジタル合成した信号を擬似信号として発生
すると共に、受信処理回路におけるDBF処理により、
真のエコーを受信するためのビーム以外の受信用ビーム
を形成し、上記擬似信号を受信した後、MDS検出回路
に入力することにより、真の受信エコーを受信するため
のビーム以外の受信用ビームを利用して、レーダ装置の
送信を断とすることなく同一方向に異なるレンジで多数
の擬似信号を効率的に発生することができ、部分パルス
圧縮処理及びDBF処理を行うレーダ装置の最小受信感
度の測定時間を短縮することできる。
【0047】また、この発明はスケジューリング制御器
に設定されたビーム諸元及び動作スケジュールに基づい
て動作する電子走査式レーダ装置において、スケジュー
リング制御器により固定のビーム諸元で上記レーダ装置
を動作させると共に、レーダ装置の動作スケジュールに
応じて、擬似信号発生回路から所定の擬似信号を発生さ
せ、この擬似信号を上記受信処理回路において所定の信
号処理を行うことにより、任意の方向に多数の擬似信号
を効率的に発生させることができ、電子走査式レーダ装
置の最小受信感度の測定時間を短縮することできる。
【0048】さらに、この発明は、スケジューリング制
御器に設定された所定のビーム諸元及び動作スケジュー
ルに基づいて動作し、かつ部分パルス圧縮処理を行う電
子走査式レーダ装置において、スケジューリング制御器
により最小受信感度測定に対応した固定のビーム諸元で
上記レーダ装置を動作させると共に、上記レーダ装置の
動作スケジュールに応じて、擬似信号発生回路から本来
のパルス幅に対しパルスの前段部分が欠落したチャープ
変調信号を含み、かつ異なる遅延時間を有する複数のチ
ャープ変調信号をディジタル合成した信号を擬似信号と
して発生すると共に、この擬似信号を受信処理回路にお
いて部分パルス圧縮処理を行うことにより、任意の方
向、異なるレンジで多数の擬似信号を効率的に発生させ
ることができ、電子走査式レーダ装置の最小受信感度の
測定時間を短縮することできる。
【0049】また、この発明は、MDS検出回路により
検出されたMDS信号の受信入力数のカウントを行う入
力数カウンタと、擬似信号の出力数をあらかじめ格納し
ておくための擬似信号出力数テーブルと、受信入力数と
擬似信号出力数テーブルに格納された擬似信号の出力数
との比率を算出し、検出率を求めるための検出率算出回
路を備えているので、レーダ装置の最小受信感度の測定
を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示すブロック構成
図である。
【図2】 実施の形態1の要部を示すブロック図であ
る。
【図3】 実施の形態1の動作を説明するための概念図
である。
【図4】 この発明の実施の形態2を示すブロック構成
図である。
【図5】 実施の形態2の動作を説明するための概念図
である。
【図6】 この発明の実施の形態3を示すブロック構成
図である。
【図7】 実施の形態3の動作を説明するための概念図
である。
【図8】 この発明の実施の形態4を示すブロック構成
図である。
【図9】 実施の形態4の要部を示すブロック図であ
る。
【図10】 実施の形態4の動作を説明するための概念
図である。
【図11】 この発明の実施の形態5を示すブロック構
成図である。
【図12】 この発明の実施の形態6を示すブロック構
成図である。
【図13】 実施の形態6の要部を示すブロック図であ
る。
【図14】 この発明の実施の形態7を示すブロック構
成図である。
【図15】 従来の装置のブロック構成図である。
【符号の説明】
1 スケジューリング制御器 2 送信機 3 アンテナ 4 擬似信号発生回路 5 アッテネータ 6 受信機 7 受信処理回路 8 MDS検出回路 9 MDS入力数カウンタ 10 擬似信号出力数テーブル 11 MDS検知率算出回路 12 表示器 13 擬似信号発生回路 14 擬似信号発生回路 15 擬似信号発生回路 16 受信処理回路 17 受信処理回路 18 受信処理回路 19 スケジューリング制御器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 秀彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5J070 AB08 AC20 AD01 AD09 AH50 AK32

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス圧縮処理を行うレーダ装置の受信
    機に、擬似信号発生回路により送信パルス繰り返し周期
    に同期して発生させた擬似信号を注入し、この擬似信号
    に対し受信処理回路において真の受信エコーと同じ信号
    処理を行った後、受信ビデオとしてMDS検出回路に入
    力し、この受信ビデオから上記擬似信号発生回路にて作
    成するゲート信号をもとにMDS信号を検出し、このM
    DS信号に基づいてレーダ装置の最小受信感度の確認を
    行うレーダ装置の最小受信感度確認装置において、上記
    レーダ装置の動作スケジュールに応じて、上記擬似信号
    発生回路から異なる遅延時間を有する複数のチャープ変
    調信号をディジタル合成した信号を上記擬似信号として
    発生すると共に、この擬似信号を上記受信処理回路にお
    いてパルス圧縮処理を行った後、上記MDS検出回路に
    入力するようにしたことを特徴とするレーダ装置の最小
    受信感度確認装置。
  2. 【請求項2】 部分パルス圧縮処理を行うレーダ装置の
    受信機に、擬似信号発生回路により送信パルス繰り返し
    周期に同期して発生させた擬似信号を注入し、この擬似
    信号に対し受信処理回路において真の受信エコーと同じ
    受信処理を行った後、受信ビデオとしてMDS検出回路
    に入力し、この受信ビデオから上記擬似信号発生回路に
    て作成するゲート信号をもとにMDS信号を検出し、こ
    のMDS信号に基づいてレーダ装置の最小受信感度の確
    認を行うレーダ装置の最小受信感度確認装置において、
    上記レーダ装置の動作スケジュールに応じて、上記擬似
    信号発生回路から本来のパルス幅に対しパルスの前段部
    分が欠落したチャープ変調信号を含み、かつ異なる遅延
    時間を有する複数のチャープ変調信号を上記擬似信号と
    して発生すると共に、この擬似信号を上記受信処理回路
    において部分パルス圧縮処理を行った後、上記MDS検
    出回路に入力するようにしたことを特徴とするレーダ装
    置の最小受信感度確認装置。
  3. 【請求項3】 部分パルス圧縮処理を行うレーダ装置の
    受信機に、擬似信号発生回路により送信パルス繰り返し
    周期に同期して発生させた擬似信号を注入し、この擬似
    信号に対し受信処理回路において真の受信エコーと同じ
    受信処理を行った後、受信ビデオとしてMDS検出回路
    に入力し、この受信ビデオから上記擬似信号発生回路に
    て作成するゲート信号をもとにMDS信号を検出し、こ
    のMDS信号に基づいてレーダ装置の最小受信感度の確
    認を行うレーダ装置の最小受信感度確認装置において、
    上記レーダ装置の動作スケジュールに応じて、上記擬似
    信号発生回路から本来のパルス幅に対しパルスの前段部
    分が欠落したチャープ変調信号を含み、かつ異なる遅延
    時間を有する複数のチャープ変調信号をディジタル合成
    した信号を上記擬似信号として発生すると共に、この擬
    似信号を上記受信処理回路において部分パルス圧縮処理
    を行った後、上記MDS検出回路に入力するようにした
    ことを特徴とするレーダ装置の最小受信感度確認装置。
  4. 【請求項4】 DBF処理を行うレーダ装置の受信機
    に、擬似信号発生回路により送信パルス繰り返し周期に
    同期して発生させた擬似信号を注入し、この擬似信号に
    対し受信処理回路において上記擬似信号に対し真の受信
    エコーと同じ信号処理を行った後、受信ビデオとしてM
    DS検出回路に入力し、この受信ビデオから上記擬似信
    号発生回路にて作成するゲート信号をもとにMDS信号
    を検出し、このMDS信号に基づいてレーダ装置の最小
    受信感度の確認を行うレーダ装置の最小受信感度確認装
    置において、上記受信処理回路におけるDBF処理によ
    り、真のエコーを受信するためのビーム以外の受信用ビ
    ームを形成し、上記擬似信号を受信した後、上記MDS
    検出回路に入力するようにしたことを特徴とするレーダ
    装置の最小受信感度確認装置。
  5. 【請求項5】 部分パルス圧縮処理及びDBF処理を行
    うレーダ装置の受信機に、擬似信号発生回路により送信
    パルス繰り返し周期に同期して発生させた擬似信号を注
    入し、この擬似信号に対し受信処理回路において上記擬
    似信号に対し真の受信エコーと同じ信号処理を行った
    後、受信ビデオとしてMDS検出回路に入力し、この受
    信ビデオから上記擬似信号発生回路にて作成するゲート
    信号をもとにMDS信号を検出し、このMDS信号に基
    づいてレーダ装置の最小受信感度の確認を行うレーダ装
    置の最小受信感度確認装置において、上記レーダ装置の
    動作スケジュールに応じて、上記擬似信号発生回路から
    本来のパルス幅に対しパルスの前段部分が欠落したチャ
    ープ変調信号を含み、かつ異なる遅延時間を有する複数
    のチャープ変調信号をディジタル合成した信号を上記擬
    似信号として発生すると共に、上記受信処理回路におけ
    るDBF処理により、真のエコーを受信するためのビー
    ム以外の受信用ビームを形成し、上記擬似信号を受信し
    た後、上記MDS検出回路に入力するようにしたことを
    特徴とするレーダ装置の最小受信感度確認装置。
  6. 【請求項6】 スケジューリング制御器に設定されたビ
    ーム諸元及び動作スケジュールに基づいて動作する電子
    走査式レーダ装置の受信機に、擬似信号発生回路により
    送信パルス繰り返し周期に同期して発生させた擬似信号
    を注入し、この擬似信号に対し受信処理回路において上
    記擬似信号に対し真の受信エコーと同じ信号処理を行っ
    た後、受信ビデオとしてMDS検出回路に入力し、この
    受信ビデオから上記擬似信号発生回路にて作成するゲー
    ト信号をもとにMDS信号を検出し、このMDS信号に
    基づいてレーダ装置の最小受信感度の確認を行うレーダ
    装置の最小受信感度確認装置において、上記スケジュー
    リング制御器により固定のビーム諸元で上記レーダ装置
    を動作させると共に、上記レーダ装置の動作スケジュー
    ルに応じて、上記擬似信号発生回路から所定の擬似信号
    を発生させ、この擬似信号を上記受信処理回路において
    所定の信号処理を行った後、上記MDS検出回路に入力
    するようにしたことを特徴とするレーダ装置の最小受信
    感度確認装置。
  7. 【請求項7】 スケジューリング制御器に設定された所
    定のビーム諸元及び動作スケジュールに基づいて動作
    し、かつ部分パルス圧縮処理を行う電子走査式レーダ装
    置の受信機に、擬似信号発生回路により送信パルス繰り
    返し周期に同期して発生させた擬似信号を注入し、この
    擬似信号に対し受信処理回路において上記擬似信号に対
    し真の受信エコーと同じ信号処理を行った後、受信ビデ
    オとしてMDS検出回路に入力し、この受信ビデオから
    上記擬似信号発生回路にて作成するゲート信号をもとに
    MDS信号を検出し、このMDS信号に基づいてレーダ
    装置の最小受信感度の確認を行うレーダ装置の最小受信
    感度確認装置において、上記スケジューリング制御器に
    より最小受信感度測定に対応した固定のビーム諸元で上
    記レーダ装置を動作させると共に、上記レーダ装置の動
    作スケジュールに応じて、上記擬似信号発生回路から本
    来のパルス幅に対しパルスの前段部分が欠落したチャー
    プ変調信号を含み、かつ異なる遅延時間を有する複数の
    チャープ変調信号をディジタル合成した信号を上記擬似
    信号として発生すると共に、この擬似信号を上記受信処
    理回路において部分パルス圧縮処理を行った後、上記M
    DS検出回路に入力するようにしたことを特徴とするレ
    ーダ装置の最小受信感度確認装置。
  8. 【請求項8】 上記スケジューリング制御器により、通
    常動作に対応したビーム諸元のデータと、最小受信感度
    測定に対応した固定のビーム諸元のデータとを切り替え
    て上記レーダ装置を動作させるようにしたことを特徴と
    する請求項6または7記載のレーダ装置の最小受信感度
    確認装置。
  9. 【請求項9】 上記MDS検出回路により検出されたM
    DS信号の受信入力数のカウントを行う入力数カウンタ
    と、上記擬似信号の出力数をあらかじめ格納しておくた
    めの擬似信号出力数テーブルと、上記受信入力数と上記
    擬似信号出力数テーブルに格納された擬似信号の出力数
    との比率を算出し、検出率を求めるための検出率算出回
    路を備えたことを特徴とする請求項1ないし9のいずれ
    かに記載のレーダ装置の最小受信感度確認装置。
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