JPH11142504A - パルス送受信レーダ装置 - Google Patents
パルス送受信レーダ装置Info
- Publication number
- JPH11142504A JPH11142504A JP9302638A JP30263897A JPH11142504A JP H11142504 A JPH11142504 A JP H11142504A JP 9302638 A JP9302638 A JP 9302638A JP 30263897 A JP30263897 A JP 30263897A JP H11142504 A JPH11142504 A JP H11142504A
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- Japan
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- pulse
- polarization
- signal
- antenna device
- pulse signal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】簡単な回路構成で、繰返し周波数及びヒット数
を下げることなく、遠距離領域及び近距離領域の目標を
同時に検出し得るパルス送受信レーダ装置を提供する。 【解決手段】互いにパルス幅の異なる第1,第2のパル
ス信号を連続させて最大探知距離に対応する繰返し周期
で発生するパルス発生手段12と、第1,第2のパルス信
号を互いに直交する第1,第2の偏波に変換して送出す
る偏波制御手段13と、この偏波制御手段13で送出された
第1,第2のパルス信号が目標に当たって反射する第
1,第2の偏波毎に互いに独立して受信する受信手段1
5,18 とを備えている。
を下げることなく、遠距離領域及び近距離領域の目標を
同時に検出し得るパルス送受信レーダ装置を提供する。 【解決手段】互いにパルス幅の異なる第1,第2のパル
ス信号を連続させて最大探知距離に対応する繰返し周期
で発生するパルス発生手段12と、第1,第2のパルス信
号を互いに直交する第1,第2の偏波に変換して送出す
る偏波制御手段13と、この偏波制御手段13で送出された
第1,第2のパルス信号が目標に当たって反射する第
1,第2の偏波毎に互いに独立して受信する受信手段1
5,18 とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、それぞれ異なる
パルス幅を有する複数のパルス信号を送受信すること
で、例えば近距離領域もしくは遠距離領域に存在する目
標を検出するためのパルス送受信レーダ装置に関する。
パルス幅を有する複数のパルス信号を送受信すること
で、例えば近距離領域もしくは遠距離領域に存在する目
標を検出するためのパルス送受信レーダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パルス圧縮処理を採用し、かつ
パルス信号を送受信することで目標を検出するパルス送
受信レーダ装置では、近距離領域に存在する目標に対し
てパルス幅の短い短パルス信号を用いて検出を行ない、
遠距離領域に存在する目標に対してパルス幅の長い長パ
ルス信号を用いて検出を行なっている。この種のパルス
送受信レーダ装置は、近距離検出用の短パルス信号の送
信と遠距離検出用の長パルス信号の送信とを時分割で行
なっている。
パルス信号を送受信することで目標を検出するパルス送
受信レーダ装置では、近距離領域に存在する目標に対し
てパルス幅の短い短パルス信号を用いて検出を行ない、
遠距離領域に存在する目標に対してパルス幅の長い長パ
ルス信号を用いて検出を行なっている。この種のパルス
送受信レーダ装置は、近距離検出用の短パルス信号の送
信と遠距離検出用の長パルス信号の送信とを時分割で行
なっている。
【0003】ところで、上記パルス送受信レーダ装置で
は、短パルス信号と長パルス信号とを連続させて送信す
ると、短パルス信号受信処理時に、長パルス幅に相当す
る期間分の近距離領域に存在する目標を検出することが
できず、その近距離領域に存在する目標が長パルス信号
受信時に検出されることになる。すると、長パルス信号
受信時に、近距離領域に存在する目標がゴーストエコー
となって現れることになる。
は、短パルス信号と長パルス信号とを連続させて送信す
ると、短パルス信号受信処理時に、長パルス幅に相当す
る期間分の近距離領域に存在する目標を検出することが
できず、その近距離領域に存在する目標が長パルス信号
受信時に検出されることになる。すると、長パルス信号
受信時に、近距離領域に存在する目標がゴーストエコー
となって現れることになる。
【0004】そこで、従来では、図3に示すように、繰
返し周期T1内で、短パルス信号送信後、長パルス幅に
相当するt1期間分の間隔をおいて、長パルス信号の送
信を行なうようにし、短パルス信号受信時に、このt1
期間分も含めた近距離領域に存在する目標を検出するよ
うにしている。しかしながら、この改善対策では、繰返
し周波数がt1期間分低くなり、さらにヒット数が落ち
ることになる。これは、レーダ装置の基本性能である探
知覆域に対して不利な要求となる。
返し周期T1内で、短パルス信号送信後、長パルス幅に
相当するt1期間分の間隔をおいて、長パルス信号の送
信を行なうようにし、短パルス信号受信時に、このt1
期間分も含めた近距離領域に存在する目標を検出するよ
うにしている。しかしながら、この改善対策では、繰返
し周波数がt1期間分低くなり、さらにヒット数が落ち
ることになる。これは、レーダ装置の基本性能である探
知覆域に対して不利な要求となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
パルス送受信レーダ装置では、近距離に存在する目標を
十分に検出するために、繰返し周波数を下げ、ヒット数
を落とすという問題を有している。
パルス送受信レーダ装置では、近距離に存在する目標を
十分に検出するために、繰返し周波数を下げ、ヒット数
を落とすという問題を有している。
【0006】この発明の目的は、簡単な回路構成で、繰
返し周波数及びヒット数を下げることなく、遠距離及び
近距離領域の目標を同時に検出し得るパルス送受信レー
ダ装置を提供することにある。
返し周波数及びヒット数を下げることなく、遠距離及び
近距離領域の目標を同時に検出し得るパルス送受信レー
ダ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るパルス送
受信レーダ装置は、互いにパルス幅の異なる第1,第2
のパルス信号を連続させて最大探知距離に対応する繰返
し周期で発生するパルス発生手段と、第1,第2のパル
ス信号を互いに直交する第1,第2の偏波に変換して送
出する偏波制御手段と、この偏波制御手段で送出された
第1,第2のパルス信号が目標に当たって反射する第
1,第2の偏波毎に互いに独立して受信する受信手段と
を備えるようにしたものである。
受信レーダ装置は、互いにパルス幅の異なる第1,第2
のパルス信号を連続させて最大探知距離に対応する繰返
し周期で発生するパルス発生手段と、第1,第2のパル
ス信号を互いに直交する第1,第2の偏波に変換して送
出する偏波制御手段と、この偏波制御手段で送出された
第1,第2のパルス信号が目標に当たって反射する第
1,第2の偏波毎に互いに独立して受信する受信手段と
を備えるようにしたものである。
【0008】この構成によれば、送信時に、第1,第2
のパルス信号を互いに直交する第1,第2の偏波に変換
して送出し、受信時に、目標に当たって反射された信号
に対して第1,第2の偏波毎に互いに独立して受信を行
ない、それぞれ第1,第2のパルス信号による走査距離
領域に応じた目標検出処理を実行するようにしているの
で、第1のパルス信号の受信処理終了を待つ必要なく、
第2のパルス信号による目標検出処理に移ることができ
る。この結果、繰返し周波数及びヒット数を下げること
なく、第1,第2のパルス信号による走査距離領域に存
在するそれぞれの目標を同時に検出することができる。
のパルス信号を互いに直交する第1,第2の偏波に変換
して送出し、受信時に、目標に当たって反射された信号
に対して第1,第2の偏波毎に互いに独立して受信を行
ない、それぞれ第1,第2のパルス信号による走査距離
領域に応じた目標検出処理を実行するようにしているの
で、第1のパルス信号の受信処理終了を待つ必要なく、
第2のパルス信号による目標検出処理に移ることができ
る。この結果、繰返し周波数及びヒット数を下げること
なく、第1,第2のパルス信号による走査距離領域に存
在するそれぞれの目標を同時に検出することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。図1は、この発明
の一実施の形態を示している。図1において、図中符号
11は例えばホーンアンテナであるアンテナ装置で、送
信機12から発生される短パルス信号及び長パルス信号
を送信信号として空間に送出して目標からの反射信号を
捕捉するものである。また、アンテナ装置11と送信機
12との間には、短パルス信号及び長パルス信号を互い
に直交する複数の偏波に変換する偏波切換器13、及び
送信側または受信側に信号伝送路を切り換えるサーキュ
レータ14が介在されている。このサーキュレータ14
には、アンテナ装置11で捕捉され、偏波切換器13を
通過した反射信号を取り出して受信する受信機15が接
続されている。また、アンテナ装置11は、反射鏡16
に空間を介して対向している。
いて図面を参照して詳細に説明する。図1は、この発明
の一実施の形態を示している。図1において、図中符号
11は例えばホーンアンテナであるアンテナ装置で、送
信機12から発生される短パルス信号及び長パルス信号
を送信信号として空間に送出して目標からの反射信号を
捕捉するものである。また、アンテナ装置11と送信機
12との間には、短パルス信号及び長パルス信号を互い
に直交する複数の偏波に変換する偏波切換器13、及び
送信側または受信側に信号伝送路を切り換えるサーキュ
レータ14が介在されている。このサーキュレータ14
には、アンテナ装置11で捕捉され、偏波切換器13を
通過した反射信号を取り出して受信する受信機15が接
続されている。また、アンテナ装置11は、反射鏡16
に空間を介して対向している。
【0010】また、図中符号17はアンテナ装置11に
隣接し、反射鏡16に対向して配置されたアンテナ装置
で、目標からの反射信号のうちの偏波切換器13で通過
されない偏波成分を捕捉するように固定するものであ
る。そして、このアンテナ装置17で捕捉された反射信
号は、受信機18によって受信される。
隣接し、反射鏡16に対向して配置されたアンテナ装置
で、目標からの反射信号のうちの偏波切換器13で通過
されない偏波成分を捕捉するように固定するものであ
る。そして、このアンテナ装置17で捕捉された反射信
号は、受信機18によって受信される。
【0011】ここで、送信機12は、図2(a)に示す
ように、短パルス信号と長パルス信号とを連続させ、か
つレーダに要求される最大探知距離に対応する繰返し周
期で発生させる。そして、短パルス信号及び長パルス信
号は、サーキュレータ14を介して偏波切換器13に供
給される。
ように、短パルス信号と長パルス信号とを連続させ、か
つレーダに要求される最大探知距離に対応する繰返し周
期で発生させる。そして、短パルス信号及び長パルス信
号は、サーキュレータ14を介して偏波切換器13に供
給される。
【0012】偏波切換器13は、送信時に、図2(b)
に示すような短パルス送信のタイミングと同期した偏波
切換信号に基づいて、短パルス信号及び長パルス信号
を、それぞれの偏波が互いに直交する偏波となるように
変換して、アンテナ装置11へ供給する。ここでは、短
パルス信号は例えば水平偏波に変換され、長パルス信号
は例えば垂直偏波に変換される。また、上記偏波切換信
号は、水平偏波をハイレベルで示し、垂直偏波をローレ
ベルで示している。
に示すような短パルス送信のタイミングと同期した偏波
切換信号に基づいて、短パルス信号及び長パルス信号
を、それぞれの偏波が互いに直交する偏波となるように
変換して、アンテナ装置11へ供給する。ここでは、短
パルス信号は例えば水平偏波に変換され、長パルス信号
は例えば垂直偏波に変換される。また、上記偏波切換信
号は、水平偏波をハイレベルで示し、垂直偏波をローレ
ベルで示している。
【0013】まず、アンテナ装置11から送出された短
パルス信号は、反射鏡16に反射されて空間へ放出さ
れ、近距離領域に存在する目標に反射され、反射信号と
して反射鏡16を介してアンテナ装置17にて捕捉され
る。このアンテナ装置17は、例えば水平偏波を受ける
ように固定されているので、捕捉した短パルス信号を受
信機18へ導出する。受信機18は、アンテナ装置17
にて捕捉された短パルス信号から近距離領域に存在する
目標検出処理を実行する。
パルス信号は、反射鏡16に反射されて空間へ放出さ
れ、近距離領域に存在する目標に反射され、反射信号と
して反射鏡16を介してアンテナ装置17にて捕捉され
る。このアンテナ装置17は、例えば水平偏波を受ける
ように固定されているので、捕捉した短パルス信号を受
信機18へ導出する。受信機18は、アンテナ装置17
にて捕捉された短パルス信号から近距離領域に存在する
目標検出処理を実行する。
【0014】次に、アンテナ装置11は、短パルス信号
を送出した直後に、長パルス信号を送出する。この送出
された長パルス信号は、反射鏡16に反射されて空間へ
放出され、遠距離領域にある目標に反射されて、反射信
号として反射鏡16を介してアンテナ装置11にて捕捉
される。このとき、偏波切換器13は、長パルス信号を
垂直偏波に変換して送出した後、次の短パルス信号を送
出するまで垂直偏波への変換状態を維持するので、アン
テナ装置11にて捕捉された反射信号のうち、垂直偏波
のみを通過させる。そして、垂直偏波の長パルス信号
は、サーキュレータ14を介して受信機15に導出され
る。受信機15は、アンテナ装置11にて捕捉された長
パルス信号から遠距離領域に存在する目標の検出処理を
実行する。
を送出した直後に、長パルス信号を送出する。この送出
された長パルス信号は、反射鏡16に反射されて空間へ
放出され、遠距離領域にある目標に反射されて、反射信
号として反射鏡16を介してアンテナ装置11にて捕捉
される。このとき、偏波切換器13は、長パルス信号を
垂直偏波に変換して送出した後、次の短パルス信号を送
出するまで垂直偏波への変換状態を維持するので、アン
テナ装置11にて捕捉された反射信号のうち、垂直偏波
のみを通過させる。そして、垂直偏波の長パルス信号
は、サーキュレータ14を介して受信機15に導出され
る。受信機15は、アンテナ装置11にて捕捉された長
パルス信号から遠距離領域に存在する目標の検出処理を
実行する。
【0015】したがって、上記実施の形態によれば、送
信時において、偏波切換器13にて例えば短パルス信号
を水平偏波に、長パルス信号を垂直偏波に切り換え、受
信時において、短パルス信号を水平偏波固定の信号伝送
路を有する受信機18にて処理し、長パルス信号を偏波
可変の信号伝送路を有する受信機15にて処理するとい
う独立した受信経路での処理を行なっているので、短パ
ルス信号受信期間中に長パルス信号の送信を止めること
なく、短パルス信号に連続させて長パルス信号を送信す
ることができる。
信時において、偏波切換器13にて例えば短パルス信号
を水平偏波に、長パルス信号を垂直偏波に切り換え、受
信時において、短パルス信号を水平偏波固定の信号伝送
路を有する受信機18にて処理し、長パルス信号を偏波
可変の信号伝送路を有する受信機15にて処理するとい
う独立した受信経路での処理を行なっているので、短パ
ルス信号受信期間中に長パルス信号の送信を止めること
なく、短パルス信号に連続させて長パルス信号を送信す
ることができる。
【0016】このため、短パルス信号送信時から長パル
ス信号送信時までの待ち時間が低減されることにより、
繰返し周波数及びヒット数を下げることなく、簡単な回
路構成で、近距離及び遠距離領域に存在するそれぞれの
目標を同時に検出することができる。
ス信号送信時までの待ち時間が低減されることにより、
繰返し周波数及びヒット数を下げることなく、簡単な回
路構成で、近距離及び遠距離領域に存在するそれぞれの
目標を同時に検出することができる。
【0017】また、受信時において、アンテナ装置17
はアンテナ装置11にて最初に送信された水平偏波の短
パルス信号のみを受信し、アンテナ装置11は長パルス
信号の送信時に切り換えられた垂直偏波で、長パルス信
号のみを受信することにより、受信機15,18の目標
検出処理におけるゴーストエコーの出現を防ぐことがで
きる。
はアンテナ装置11にて最初に送信された水平偏波の短
パルス信号のみを受信し、アンテナ装置11は長パルス
信号の送信時に切り換えられた垂直偏波で、長パルス信
号のみを受信することにより、受信機15,18の目標
検出処理におけるゴーストエコーの出現を防ぐことがで
きる。
【0018】さらに、偏波切換器13は、短パルス信号
を水平偏波に変換して送出し、長パルス信号を垂直偏波
に変換して送出した後、次の短パルス信号を送出するま
で垂直偏波への変換状態を維持することで、アンテナ装
置11からの反射信号のうち、垂直偏波のみを通過させ
るので、送信機12及び受信機15をアンテナ装置11
を有する1つの信号伝送路で共用化させることができ、
この結果、装置の複雑化もしくはコストアップを防ぐこ
とができる。
を水平偏波に変換して送出し、長パルス信号を垂直偏波
に変換して送出した後、次の短パルス信号を送出するま
で垂直偏波への変換状態を維持することで、アンテナ装
置11からの反射信号のうち、垂直偏波のみを通過させ
るので、送信機12及び受信機15をアンテナ装置11
を有する1つの信号伝送路で共用化させることができ、
この結果、装置の複雑化もしくはコストアップを防ぐこ
とができる。
【0019】なお、上記実施の形態では、短パルス信
号、長パルス信号という順番で送信を行なっているが、
逆の順番で送信を行なうようにしても同様に実施でき
る。また、上記実施の形態では、短パルス信号を水平偏
波に、長パルス信号を垂直偏波にそれぞれ変換している
が、逆に、短パルス信号を垂直偏波に、長パルス信号を
水平偏波に変換するようにしてもよい。
号、長パルス信号という順番で送信を行なっているが、
逆の順番で送信を行なうようにしても同様に実施でき
る。また、上記実施の形態では、短パルス信号を水平偏
波に、長パルス信号を垂直偏波にそれぞれ変換している
が、逆に、短パルス信号を垂直偏波に、長パルス信号を
水平偏波に変換するようにしてもよい。
【0020】なお、この発明は、上記実施の形態に限定
されるものではなく、その他、この発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形して実施できることはもちろんのこ
とである。
されるものではなく、その他、この発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形して実施できることはもちろんのこ
とである。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
簡単な回路構成で、繰返し周波数及びヒット数を下げる
ことなく、遠距離領域及び近距離領域の目標を同時に検
出し得るパルス送受信レーダ装置を提供することができ
る。
簡単な回路構成で、繰返し周波数及びヒット数を下げる
ことなく、遠距離領域及び近距離領域の目標を同時に検
出し得るパルス送受信レーダ装置を提供することができ
る。
【図1】この発明に係るパルス送受信レーダ装置の一実
施の形態を示すブロック構成図。
施の形態を示すブロック構成図。
【図2】同実施の形態における短パルス信号及び長パル
ス信号の送信動作を説明するために示すタイミング図。
ス信号の送信動作を説明するために示すタイミング図。
【図3】従来のパルス送受信レーダ装置における短パル
ス信号及び長パルス信号の送信動作を説明するために示
すタイミング図。
ス信号及び長パルス信号の送信動作を説明するために示
すタイミング図。
11,17…アンテナ装置、 12…送信機、 13…偏波切換器、 14…サーキュレータ、 15,18…受信機。
Claims (3)
- 【請求項1】 互いにパルス幅の異なる第1,第2のパ
ルス信号を連続させて最大探知距離に対応する繰返し周
期で発生するパルス発生手段と、 前記第1,第2のパルス信号を互いに直交する第1,第
2の偏波に変換して送出する偏波制御手段と、 この偏波制御手段で送出された第1,第2のパルス信号
が目標に当たって反射する前記第1,第2の偏波毎に互
いに独立して受信する受信手段とを具備することを特徴
とするパルス送受信レーダ装置。 - 【請求項2】 互いにパルス幅の異なる第1,第2のパ
ルス信号を連続させつつ最大探知距離に対応する繰返し
周期で発生し、送信信号として出力する送信手段と、 この送信手段の出力を空間に送出して目標からの反射信
号を捕捉する第1のアンテナ装置と、 前記送信手段から前記第1のアンテナ装置に至る信号伝
送路中に介在され、送信時に前記第1のパルス信号を第
1の偏波に、前記第2のパルス信号を前記第1の偏波と
は直交する第2の偏波に変換し、受信時に前記反射信号
のうちの前記第1,第2の偏波のいずれか一方の成分の
みを通過させる偏波制御手段と、 前記第1のアンテナ装置で捕捉され、前記偏波制御手段
を通過した反射信号を取り出して受信する第1の受信手
段と、 前記反射信号のうちの前記偏波制御手段で通過されない
偏波成分を捕捉する第2のアンテナ装置と、 この第2のアンテナ装置で捕捉された反射信号を受信す
る第2の受信手段とを具備してなることを特徴とするパ
ルス送受信レーダ装置。 - 【請求項3】 前記偏波制御手段は、偏波切換器を用い
て、前記第1のパルス信号を第1の偏波に変換して送出
し、前記第2のパルス信号を第2の偏波に変換して送出
した後、次の第1のパルス信号を送出するまで第2の偏
波への変換状態を維持することで、前記第1のアンテナ
装置からの反射信号のうち、前記第2の偏波成分のみを
通過させることを特徴とする請求項1記載のパルス送受
信レーダ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9302638A JPH11142504A (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | パルス送受信レーダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9302638A JPH11142504A (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | パルス送受信レーダ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11142504A true JPH11142504A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=17911402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9302638A Pending JPH11142504A (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | パルス送受信レーダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11142504A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2006011187A1 (ja) * | 2004-07-23 | 2008-05-01 | 三菱電機株式会社 | 無線タグ通信システム |
WO2009145490A1 (ko) * | 2008-04-03 | 2009-12-03 | (주) 밀리시스 | 음영지역 탐지를 위한 펄스 압축 레이더의 펄스 파형 송신 방법, 이를 이용한 펄스 압축 레이더 및 레이더 네트워크 |
JP2011027587A (ja) * | 2009-07-27 | 2011-02-10 | Japan Radio Co Ltd | レーダ装置 |
US8085183B2 (en) * | 2004-09-25 | 2011-12-27 | Robert Bosch Gmbh | Antenna radar system and method for its operation |
WO2020201579A1 (fr) * | 2019-04-04 | 2020-10-08 | Thales | Procede et dispositif d'emission-reception radar par changement dynamique de polarisation notamment pour l'implementation de modes radar entrelaces. |
-
1997
- 1997-11-05 JP JP9302638A patent/JPH11142504A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2006011187A1 (ja) * | 2004-07-23 | 2008-05-01 | 三菱電機株式会社 | 無線タグ通信システム |
US8085183B2 (en) * | 2004-09-25 | 2011-12-27 | Robert Bosch Gmbh | Antenna radar system and method for its operation |
WO2009145490A1 (ko) * | 2008-04-03 | 2009-12-03 | (주) 밀리시스 | 음영지역 탐지를 위한 펄스 압축 레이더의 펄스 파형 송신 방법, 이를 이용한 펄스 압축 레이더 및 레이더 네트워크 |
JP2011027587A (ja) * | 2009-07-27 | 2011-02-10 | Japan Radio Co Ltd | レーダ装置 |
WO2020201579A1 (fr) * | 2019-04-04 | 2020-10-08 | Thales | Procede et dispositif d'emission-reception radar par changement dynamique de polarisation notamment pour l'implementation de modes radar entrelaces. |
FR3094797A1 (fr) * | 2019-04-04 | 2020-10-09 | Thales | Procede et dispositif d'emission reception radar par changement dynamique de polarisation notamment pour l'implementation de modes radar entrelaces |
JP2022527817A (ja) * | 2019-04-04 | 2022-06-06 | タレス | 特にインターリーブレーダモードの実施のための偏極の動的変更によるレーダ送受信のための方法及び装置 |
US11644532B2 (en) | 2019-04-04 | 2023-05-09 | Thales | Method and device for radar transmission and reception by dynamic change of polarization notably for the implementation of interleaved radar modes |
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