JP2003142903A - 非可逆回路素子及び通信装置 - Google Patents

非可逆回路素子及び通信装置

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JP2003142903A
JP2003142903A JP2001341031A JP2001341031A JP2003142903A JP 2003142903 A JP2003142903 A JP 2003142903A JP 2001341031 A JP2001341031 A JP 2001341031A JP 2001341031 A JP2001341031 A JP 2001341031A JP 2003142903 A JP2003142903 A JP 2003142903A
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JP
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electrode
electrodes
external connection
multilayer substrate
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JP2001341031A
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Inventor
Kenji Saito
賢志 齋藤
Masayuki Yoneda
正幸 米田
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/32Non-reciprocal transmission devices
    • H01P1/38Circulators
    • H01P1/383Junction circulators, e.g. Y-circulators
    • H01P1/387Strip line circulators

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数が少なく安価な非可逆回路素子及び
通信装置を提供する。 【解決手段】 非可逆回路素子1は、概略、金属ケース
(金属製上側ケース4及び金属製下側ケース8)と、永
久磁石9と、中心電極組立体13と、抵抗素子と整合用
コンデンサ素子を内蔵し、端子電極14〜16が突出し
ている多層基板30からなる。多層基板30の端子電極
14〜16は、拘束層にスルーホールを設け、焼成後、
スルーホールを除いて拘束層を除去して得る。金属製下
側ケース8の底部8aは端子電極14〜16の間に配置
される。多層基板30の下面30bの略全体を覆うアー
ス電極が、底部8aに電気的に接続する。下面30bか
らの端子電極14〜16の突出量Tは金属製下側ケース
8の厚みtと略同じ(0.1mm以上0.2mm以下)
に設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非可逆回路素子及
び通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアイソレータとして特開2001
−136006号公報に記載のものが知られている。図
12に示すように、アイソレータ200は、金属製上側
ケース201と永久磁石202と中心電極組立体203
と多層基板204と外部接続端子部品205と金属製下
側ケース207とからなる。Rは抵抗素子である。中心
電極組立体203と多層基板204は、外部接続端子部
品205に収容され、その上面に抵抗素子R及び永久磁
石202が配置される。そして、永久磁石202と中心
電極組立体203と多層基板204と外部接続端子部品
205と抵抗素子Rを金属製上側ケース201及び金属
製下側ケース207内に収容するとともに、非可逆回路
を構成する。ここで、外部接続端子部品205の外部接
続端子209を実装用基板に接続させるため、外部接続
端子部品205の下側に、金属製下側ケース207の底
部208の厚み分と略同じ深さの溝部206が形成され
ている。
【0003】また、別のアイソレータとして特開平5−
304404号公報に記載のものが知られている。図1
3に示すように、アイソレータ300は、金属製ケース
301と永久磁石307と中心電極組立体を内蔵した多
層基板303とフェライト305とからなる。多層基板
303の側面には、実装用基板に接続する外部接続端子
306が設けられている。アイソレータ300は、多層
基板303に永久磁石307及びフェライト305を収
容し、金属製ケース301を差し込む。このとき、金属
製ケース301の下側部分302と多層基板303の溝
部304が嵌合する。従って、多層基板303はキャビ
ティ構造になっている。
【0004】また、アイソレータ300と同様の構造を
有するアイソレータとして特開平9−55607号公報
に記載のものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、アイソレー
タ200では、外部接続端子209を実装用基板に接続
させるための別部品としての外部接続端子部品205が
必要となるので、アイソレータ200のコスト高とな
る。
【0006】また、アイソレータ300では、多層基板
303を焼成して得ているが、このような中央部に大き
な穴を有するキャビティ構造を寸法精度よく安価に製造
することは難しかった。
【0007】そこで、本発明の目的は、部品点数が少な
く安価な非可逆回路素子及び通信装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】前記目的を達成
するため、本発明に係る非可逆回路素子は、(a)永久
磁石と、(b)前記永久磁石により直流磁界が印加され
るフェライトと、前記フェライトの主面に配置されてい
る複数の中心電極とからなる中心電極組立体と、(c)
前記中心電極組立体を配置する第1主面と、前記第1主
面に対向する第2主面とを有し、前記中心電極の端部と
電気的に接続される整合用コンデンサ素子を内蔵し、前
記第2主面に複数の外部接続用端子電極を設けた多層基
板と、(d)前記永久磁石と前記中心電極組立体と前記
多層基板を囲む金属ケースとを備え、(e)前記多層基
板の第2主面に、前記金属ケースの一部が配設されると
ともに、前記複数の外部接続用端子電極のうち少なくと
も一つの外部接続用端子電極が、金属ケースの厚みと略
同じ寸法だけ前記第2主面から突出していること、を特
徴とする。ここに、外部接続用端子電極の第2主面から
の突出量は、0.1mm以上0.2mm以下であること
が好ましい。
【0009】以上の構成により、従来必要とされていた
外部接続端子部品が不要になる。また、多層基板の中央
部に大きな穴を形成しなくてもすみ、平板状態で焼成す
ることができるため、多層基板の変形が抑えられるとと
もに、寸法精度がよくなる。
【0010】また、第2主面から金属ケースの厚みと略
同じ寸法だけ突出している少なくとも一つの外部接続用
端子電極が、金属ケースに設けられた切り欠き部に嵌合
していることが好ましい。これにより、多層基板と金属
ケースの位置決めが容易になる。
【0011】また、多層基板の第2主面に、この第2主
面の略全体を覆うアース電極が設けられ、このアース電
極が金属ケースに電気的に接合していることが好まし
い。これにより、アース電極と金属ケースの接触面積が
十分にとれるので、非可逆回路素子の電気的特性が向上
する。
【0012】また、第2主面から金属ケースの厚みと略
同じ寸法だけ突出している外部接続用端子電極を、入力
端子電極と出力端子電極だけにすると、アース端子電極
は金属ケースを介して実装用基板にはんだ付けされる。
金属ケースと実装用基板は広面積に接合されるため、非
可逆回路素子の実装強度が向上する。そして、熱的スト
レスや機械的ストレスの大部分が金属ケースと実装用基
板との接合部分にかかり、入出力端子電極と実装用基板
との接合部分にかかるストレスが軽減されるため、入出
力端子電極の接続信頼性も向上する。
【0013】また、本発明に係る通信装置は、上述の非
可逆回路素子を備えることにより、製造コストが安価に
なり、電気的特性が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る非可逆回路
素子及び通信装置の実施の形態について添付の図面を参
照して説明する。なお、各実施形態において、同一部品
及び同一部分には同じ符号を付し、重複した説明は省略
する。
【0015】[第1実施形態、図1〜図8]本発明に係
る非可逆回路素子の一実施形態の分解斜視図を図1に示
す。該非可逆回路素子1は、集中定数型アイソレータで
ある。図1に示すように、集中定数型アイソレータ1
は、概略、金属製上側ケース4と金属製下側ケース8と
からなる金属ケースと、永久磁石9と、フェライト20
と中心電極21〜23とからなる中心電極組立体13
と、抵抗素子R及び整合用コンデンサ素子C1〜C3
(図4参照)を内蔵し端子電極14〜16が突出してい
る矩形状の多層基板30を備えている。
【0016】金属製上側ケース4は、略箱形状であり、
上部4a及び四つの側部4bからなる。金属製下側ケー
ス8は、左右の側部8bと底部8aからなる。金属製下
側ケース8の底部8aには後述する多層基板30の端子
電極14,15との接続を避けるために切り欠き部8c
が設けられている。金属製上側ケース4及び金属製下側
ケース8は、磁気回路を形成するため、例えば、軟鉄な
どの強磁性体からなる材料で形成され、その表面にAg
やCuがめっきされる。金属製上側ケース4及び金属製
下側ケース8の厚みtは、一般に、約0.1mm〜0.
2mmのものが採用される。
【0017】永久磁石9は、略平板状の直方体形状を有
する。この永久磁石9は、あらかじめ着磁されているも
のをアイソレータ1に組み込んでもよいし、着磁されて
いない状態でアイソレータ1に組み込み、その後に着磁
してもよい。
【0018】中心電極組立体13は、矩形状のマイクロ
波フェライト20の上面20aに三つの中心電極21〜
23を、絶縁層25を介在させて略120度ごとに交差
するように配置している。本第1実施形態では、中心電
極21〜23は二つのラインで構成した。中心電極21
〜23を配置する順は任意である(図9及び図10参
照)が、本第1実施形態では、中心電極23、絶縁層2
5、中心電極22、絶縁層25、中心電極21の順に上
面20aに配置した。図2に示すように、これら中心電
極21〜23は、各々の一端はフェライト20の側面2
0cを介してフェライト20の下面20bに形成されて
いるコールド側電極24に接続され、他端は側面20c
を介して下面20bに形成されているホット側電極21
a,22a,23aに接続されている。
【0019】中心電極21〜23やコールド側電極24
やホット側電極21a,22a,23aの材料として
は、Ag又はCuを主成分とする感光性導電ペースト材
が採用される。
【0020】多層基板30の上面30aにはポート電極
P1〜P3及びコールド電極31が露出している。図3
に示すように、多層基板30の下面30bには、アイソ
レータ1を外部回路に電気的に接続するための入力端子
電極14、出力端子電極15及びアース端子電極16が
対向する側辺に突起状に形成されている。この突起状の
厚み(下面30bからの端子電極14〜16の突出量)
Tは金属製下側ケース8の厚みtと略同一に設定され
る。また、入力端子電極14、出力端子電極15付近を
除いて多層基板30の下面30bの略全面に金属製下側
ケース8の底部8aと接続するための金属ケース接続用
アース電極19が設けられている。多層基板30は、図
4に示すように、ホット側コンデンサ電極71〜73及
びコールド側コンデンサ電極74からなる整合用コンデ
ンサ素子C1〜C3と、抵抗素子Rとを内蔵している。
多層基板30は、LTCC(Low Temperat
ure Cofired Ceramic)多層基板で
ある。
【0021】この多層基板30は、例えば、以下のよう
にして得る。多層基板30は、図4〜図6に示すよう
に、拘束層として用いる未焼結シート40と、拘束層と
して用いスルーホール14g〜14i,15g〜15
i,16g〜16iが設けられている未焼結シート51
と、電極P1〜P3,17,31,71〜74とスルー
ホール14a〜14e,15a〜15e,16a〜16
e,18等が設けられているグリーンシート41〜45
と、金属ケース接続用アース電極19を多層基板30の
下面30b(言い換えると、グリーンシート45)に転
写するための転写用シート50とを積層してなるもので
ある。ここで、シート40,50,51は、グリーンシ
ート41〜45の焼結温度では焼結しないシートであ
る。
【0022】グリーンシート41〜45は、セラミック
基板材料(ガラス質がおよそ60重量%、アルミナが4
0重量%)の混合粉末に、溶剤、バインダー及び可塑剤
を加えて、混練してスラリーを形成し、常法のドクター
ブレード法を用いて製作したものである。
【0023】未焼結シート40,51は、アルミナ粉末
をバインダーにより混合してペースト状にし、常法のド
クターブレード法を用いて製作して得たものである。転
写用シート50は、アルミナ粉末に、溶剤、バインダー
及び可塑剤を加えて、混練してスラリーを形成し、常法
のドクターブレード法を用いて製作したものである。こ
こで、未焼結シート40,51及び転写用シート50
は、主に、グリーンシート41〜45の材料よりも融点
の高い材料を用いることにより、焼成時に面内方向のグ
リーンシート41〜45の圧縮を防ぎ、高精度な多層基
板30を得るために用いられる。
【0024】次に、図4に示すように、グリーンシート
41〜45、転写用シート50及び未焼結シート51
に、各シート間を接続するために必要な入力端子電極用
スルーホール14a〜14i、出力端子電極用スルーホ
ール15a〜15i、アース端子電極用スルーホール1
6a〜16i及び連絡用スルーホール18を設ける。そ
して、グリーンシート41〜45及び転写用シート50
にポート電極P1〜P3、コールド電極31、コンデン
サ電極71〜74、回路用電極17を設ける。これら電
極P1〜P3,17,31,71〜74は、グリーンシ
ート41〜45及び転写用シート50の表面にスクリー
ン印刷やスパッタリングや蒸着、貼合わせ、あるいは、
めっき等の方法により形成されている。さらに、グリー
ンシート42には、サーメット系やカーボン系やルテニ
ウム系等の厚膜の抵抗素子Rを配設している。電極P1
〜P3,17,31,71〜74の材料としては、A
g,Pd,Cu,Au,Ag−Pd等が採用される。
【0025】図4から分かるように、このスルーホール
14a〜14i,15a〜15i,16a〜16i,1
8や電極P1〜P3,17,31,71〜74や抵抗素
子Rは、多層基板30の内部に電気回路を構成する。具
体的には、ホット側コンデンサ電極71〜73やコール
ド側コンデンサ電極74からなる整合用コンデンサ素子
C1〜C3を構成する。また、シート41〜45,5
0,51に設けられた入力端子電極用スルーホール14
a〜14i、出力端子電極用スルーホール15a〜15
i、アース端子電極用スルーホール16a〜16iは、
積層、熱圧着され、それぞれ入力端子電極14、出力端
子電極15、アース端子電極16とされる。
【0026】次に、図5に示すように、二枚の未焼結シ
ート40、グリーンシート41〜45、転写用シート5
0、三枚の未焼結シート51をこの順に積層し、熱圧着
する。このとき、図5に示す未焼結シート40と転写用
シート50及び未焼結シート51は図6に示すように拘
束層40a,50aとなる。同様に、図5に示すシート
41〜45,50,51の入力端子電極用スルーホール
14a〜14i、出力端子電極用スルーホール15a〜
15i、アース端子電極用スルーホール16a〜16i
は図6に示すように、一体的になり、それぞれ柱形状の
入力端子電極14、出力端子電極15、アース端子電極
16となる。こうして、積層体70が得られる。熱圧着
条件は、温度が80度、圧力が100MPa、熱圧着時
間が1分である。
【0027】この積層体70は、略直方体の多層基板3
0を拘束層40aと拘束層50aで挟んでいる。連絡用
スルーホール18と導体パターン73は熱圧着により接
続し、多層基板30の内部に電気回路が構成される(図
8参照)。転写用シート50に形成されている金属ケー
ス接続用アース電極19は多層基板30の下面30bに
転写される。
【0028】次に、入力端子電極14、出力端子電極1
5、アース端子電極16を残して、積層体70の拘束層
40a,50aを刷毛等で剥離、除去して図1及び図3
に示す多層基板30を得る。この端子電極14〜16の
厚み(多層基板30の下面30bからの端子電極14〜
16の突出量)Tは、金属製下側ケース8の底部8aの
厚みtと略同じに設定される。また、端子電極14〜1
6の間に充填するように形成されていた拘束層50aが
除去された部分は、後述するように、底部8aの挿入部
とされる。はんだ付け性向上のため、端子電極14〜1
6にはNi,Auなどのめっきを施す場合もある。
【0029】以上の構成部品は以下のようにして組み立
てられる。これら構成部品の組み立てには、はんだや接
着剤を用いる。すなわち、図1に示すように、永久磁石
9は金属製上側ケース4の上部4aの下面に塗布された
接着剤60によって固定される。中心電極組立体13と
多層基板30は、コールド電極31とポート電極P1〜
P3に設けられたはんだ61によって電気的に接続され
る。さらに、中心電極組立体13と多層基板30はアン
ダーフィルなどによって接着剤で固定するとよい。アイ
ソレータ1の機械的強度がさらに向上するからである。
【0030】多層基板30の下面30bに設けられた金
属ケース接続用アース電極19は、はんだ61によって
金属製下側ケース8の底部8aに電気的に接続する。こ
のとき、金属ケース接続用アース電極19は金属製下側
ケース8の底部8aを略全面に設けられているので、金
属ケース接続用アース電極19と金属製下側ケース8の
アースを十分にとることができるので、アイソレータ1
の電気的特性を向上させることができる。
【0031】そして、金属製下側ケース8の側部8bと
金属製上側ケース4の側部4bをはんだ等で接合するこ
とにより金属ケースとなり、ヨークとしても機能する。
つまり、この金属ケースは、永久磁石9と中心電極組立
体13と多層基板30を囲む磁路を形成する。また、永
久磁石9はフェライト20に直流磁界を印加する。
【0032】こうして、図7に示すようなアイソレータ
1が得られる。図8はアイソレータ1の電気等価回路図
である。図6及び図8からも分かるように、コンデンサ
電極73,74からなる整合用コンデンサ素子C3と、
抵抗素子Rは、ポート電極P3とアース端子電極16の
間を並列に接続している。
【0033】以上のアイソレータ1は、従来のアイソレ
ータ200(図12参照)の外部接続端子部品205が
不要になるので、アイソレータ1の部品コストを安価に
することができる。また、多層基板30の上面30a及
び下面30bの中央部に大きな穴を形成しなくてもす
み、平板状態で焼成することができるので、寸法精度を
よくすることができる。従って、安価で電気的特性の優
れたアイソレータ1を得ることができる。
【0034】[第2実施形態、図9]本第2実施形態で
は、前記第1実施形態の金属製下側ケース8の形状を多
層基板30のアース端子電極16と嵌合する形状に変形
したものである。
【0035】図9に示すように、金属製下側ケース8の
底部8aには、四つの切り欠き部8dが設けられてい
る。この切り欠き部8dには、多層基板30の下面30
bに設けられたアース端子電極16が嵌合する。
【0036】以上のアイソレータ1は、前記第1実施形
態と同様の作用効果を奏する。さらに、多層基板30の
下面30bから金属製下側ケース8の厚みtと略同じ寸
法だけ突出しているアース端子電極16が、金属製下側
ケース8に設けられた切り欠き部8dに嵌合しているの
で、多層基板30と金属製下側ケース8の位置決めを容
易にすることができ、アイソレータ1の組み立て作業性
を向上させることができる。
【0037】[第3実施形態、図10]本第3実施形態
では、前記第2実施形態の金属製下側ケース8の切り欠
き部8dを省略し、アース端子電極16を多層基板30
の下面30bに埋設したものである。
【0038】図10に示すように、多層基板30は、ア
ース端子電極16が、下面30bより突出していない形
状のものである。言い換えると、下面30bから金属製
下側ケース8の厚みtと略同じ寸法だけ突出している外
部接続用端子電極を、入力端子電極14と出力端子電極
15だけにしたものである。この多層基板30は、図4
に示す未焼結シート51のアース端子電極用スルーホー
ル16g〜16iを省略し、入出力端子電極用スルーホ
ール14g〜14i,15g〜15iのみを形成するこ
とにより得ることができる。
【0039】図10に示す多層基板30の下面30b
は、入出力端子電極14,15近傍を除いて、アース端
子電極16と金属ケース接続用アース電極19が一体と
なって、下面30bを略覆う形状を有している。また、
金属製下側ケース8の底部8aは、多層基板30の下面
30bと略同じ大きさを有している。このアース端子電
極16及び金属ケース接続用アース電極19は金属製下
側ケース8の底部8aの上面に接続する。そして、実装
用基板(図示せず)のアース電極は、金属製下側ケース
8の底部8aと広範囲にはんだ付けによって接続し、入
力端子電極14及び出力端子電極15は実装用基板の入
出力電極にそれぞれはんだ付けによって接続する。つま
り、多層基板30のアース端子電極16及び金属ケース
接続用アース電極19は、金属製下側ケース8を介して
実装用基板のアース電極に接続する。
【0040】以上のアイソレータ1は、前記第1実施形
態と同様の作用効果を奏する。さらに、金属製下側ケー
ス8と実装用基板は広面積に接合されるため、アイソレ
ータ1の実装強度を向上させることができる。そして、
アイソレータ1を実装用基板に実装するときに生じる熱
的ストレスや機械的ストレスの大部分が、実装用基板と
金属製下側ケース8の底部8aとの接合部分にかかり、
入力端子電極14及び出力端子電極15と実装用基板と
の接合部分にかかるストレスが軽減されるので、入力端
子電極14及び出力端子電極15の接続信頼性(衝撃試
験の信頼性)を向上させることができる。
【0041】[第4実施形態、図11]第4実施形態
は、本発明に係る通信装置として、携帯電話を例にして
説明する。
【0042】図11は携帯電話120のRF部分の電気
回路ブロック図である。図11において、122はアン
テナ素子、123はデュプレクサ、131は送信側アイ
ソレータ、132は送信側増幅器、133は送信側段間
用帯域通過フィルタ、134は送信側ミキサ、135は
受信側増幅器、136は受信側段間用帯域通過フィル
タ、137は受信側ミキサ、138は電圧制御発振器
(VCO)、139はローカル用帯域通過フィルタであ
る。
【0043】ここに、送信側アイソレータ131とし
て、前記第1実施形態〜第3実施形態の集中定数型アイ
ソレータ1を使用することができる。このアイソレータ
1を実装することにより、安価で電気的特性の向上した
携帯電話を実現することができる。
【0044】[他の実施形態]本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種
々の構成に変更することができる。例えば、前記第1実
施形態〜第3実施形態で示したアイソレータ1の構成部
品である金属製上側ケース4、金属製下側ケース8、中
心電極組立体13、多層基板30、フェライト20等の
細部の構造は任意である。
【0045】また、前記第1実施形態〜第3実施形態で
示した中心電極組立体13の中心電極21〜23等は感
光性導電ペースト材を用いて形成したと説明したがこれ
に限定されるものではなく、導電性材料からなる金属薄
板を打ち抜き加工や、エッチング加工することによって
一体成形された中心導体(図示せず)をフェライト20
に巻いて形成してもよい。中心導体は、アース電極板か
ら三つの中心電極が放射線状に延在しており、フェライ
ト20の下面20bにアース電極板を配置し、フェライ
ト20を包むように三つの中心電極をフェライト20の
上面20aに絶縁シートを介在させて配置する。こうし
て得られた中心電極組立体は、三つの中心電極の端部を
多層基板30のポート電極P1〜P3に電気的に接続さ
せ、アース電極板をコールド電極31に接続する。
【0046】また、前記第1実施形態〜第3実施形態で
示したアイソレータ1は3ポートタイプのものとして説
明したが、これに限定されるものではなく、2ポートタ
イプのアイソレータであってもよい。また、前記第1実
施形態〜第3実施形態で示した3ポートタイプのアイソ
レータ1のそれぞれの中心電極21〜23の交差角は略
120度として説明したが、これに限定されるものでは
ない。3ポートタイプのアイソレータの場合には、例え
ば、90〜150度の範囲で設定される。2ポートタイ
プのアイソレータの場合には、例えば、60〜120度
(代表交差角度は略90度)の範囲で設定される。
【0047】また、前記第1実施形態〜第3実施形態で
示したアイソレータ1の金属ケースは金属製上側ケース
4及び金属製下側ケース8の二つからなるとして説明し
たが、これに限定されるものではなく、三つ以上に分割
されていてもよい。また、フェライト20は矩形状に限
定されるものではなく、円形や六角形等の他の形状でも
よい。また、永久磁石9の形状は、矩形状の他に、例え
ば、円形状や、角が丸い三角形状等であってもよい。
【0048】また、前記第1実施形態〜第3実施形態で
示したアイソレータ1において、図1に示した端子電極
14、端子電極15及び端子電極16の他に、新たにポ
ート電極P3と電気的に接続した端子(図示せず)を設
け、かつ、抵抗素子Rを省略することにより、サーキュ
レータとしてもよい。また、アイソレータやサーキュレ
ータの他に、各種非可逆回路素子にも本発明を適用する
ことができる。
【0049】また、前記第1実施形態〜第3実施形態で
は、中心電極21〜23のラインが二つとして説明した
が、これに限定されるものではなく、中心電極21〜2
3のラインの数が一つや三つ以上であってもよい。中心
電極21,22,23のラインの数は同数である必要は
なく、それぞれ異なっていてもよい。
【0050】また、前記第1実施形態〜第3実施形態で
は、スルーホール14a〜14i,15a〜15i,1
6a〜16i,18の水平断面形状を矩形状として図示
して説明したが、これに限定されるものではなく、円形
状や多角形状であってもよい。
【0051】また、前記第4実施形態では、通信装置と
して携帯電話を例にして説明したが、これに限定される
ものではなく、他の通信装置にも適用することができ
る。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、非可逆回路素子は、中心電極組立体を配置す
る多層基板の第1主面に対向する第2主面に、金属ケー
スの一部が配設されるとともに、複数の外部接続用端子
電極のうち少なくとも一つの接続用端子電極が、金属ケ
ースの厚みと略同じ寸法だけ第2主面から突出している
ので、端子平坦度が十分にとれ、そのままでユーザが多
層基板の外部接続用端子電極を実装基板にはんだ付けす
ることが可能であり、従来必要とされていた外部接続端
子部品を省略することができる。従って、安価な非可逆
回路素子及び通信装置を得ることができる。また、多層
基板の中央部に大きな穴を形成する必要がなくなるの
で、平板状態で焼成することができる。このため、多層
基板の寸法精度をよくすることができたり、多層基板の
製造プロセスを簡単にすることができたりするので、高
性能かつ安価な非可逆回路素子及び通信装置を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る非可逆回路素子の第1実施形態を
示す分解斜視図。
【図2】図1に示した中心電極組立体の斜視図。
【図3】図1に示した多層基板の斜視図。
【図4】図1に示した多層基板の製造方法を説明するた
めの分解斜視図。
【図5】図4に続く多層基板の製造方法を説明するため
の垂直断面図。
【図6】図5に続く多層基板の製造方法を説明するため
の垂直断面図。
【図7】図1に示した非可逆回路素子の組み立て完成後
の斜視図。
【図8】図7に示した非可逆回路素子の電気等価回路
図。
【図9】本発明に係る非可逆回路素子の第2実施形態を
示す分解斜視図。
【図10】本発明に係る非可逆回路素子の第3実施形態
を示す分解斜視図。
【図11】本発明に係る通信装置の電気回路ブロック
図。
【図12】従来の非可逆回路素子の分解斜視図。
【図13】従来の別の非可逆回路素子の分解斜視図。
【符号の説明】
1…集中定数型アイソレータ(非可逆回路素子) 4…金属製上側ケース(金属ケース) 8…金属製下側ケース(金属ケース) 8a…金属製下側ケースの底部 8d…金属製下側ケースの切り欠き部 9…永久磁石 13…中心電極組立体 14…多層基板の入力端子電極(外部接続用端子電極) 15…多層基板の出力端子電極(外部接続用端子電極) 16…多層基板のアース端子電極(外部接続用端子電
極) 19…金属ケース接続用アース電極 20…マイクロ波フェライト 21〜23…中心電極 21a,22a,23a…中心電極のホット側電極(中
心電極の端部) 30…多層基板 30a…多層基板の上面(第1主面) 30b…多層基板の下面(第2主面) 71〜73…整合用コンデンサ素子のホット側コンデン
サ電極 74…整合用コンデンサ素子のコールド側コンデンサ電
極 120…携帯電話(通信装置) C1〜C3…整合用コンデンサ素子 t…金属製下側ケースの厚み T…多層基板の下面からの端子電極の突出量

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 永久磁石と、 前記永久磁石により直流磁界が印加されるフェライト
    と、前記フェライトの主面に配置されている複数の中心
    電極とからなる中心電極組立体と、 前記中心電極組立体を配置する第1主面と、前記第1主
    面に対向する第2主面とを有し、前記中心電極の端部と
    電気的に接続される整合用コンデンサ素子を内蔵し、前
    記第2主面に複数の外部接続用端子電極を設けた多層基
    板と、 前記永久磁石と前記中心電極組立体と前記多層基板を囲
    む金属ケースとを備え、 前記多層基板の第2主面に、前記金属ケースの一部が配
    設されるとともに、前記複数の外部接続用端子電極のう
    ち少なくとも一つの外部接続用端子電極が、金属ケース
    の厚みと略同じ寸法だけ前記第2主面から突出している
    こと、 を特徴とする非可逆回路素子。
  2. 【請求項2】 第2主面から金属ケースの厚みと略同じ
    寸法だけ突出している少なくとも一つの前記外部接続用
    端子電極が、前記金属ケースに設けられた切り欠き部に
    嵌合していることを特徴とする請求項1に記載の非可逆
    回路素子。
  3. 【請求項3】 前記多層基板の第2主面に、該第2主面
    の略全体を覆うアース電極が設けられ、該アース電極が
    前記金属ケースに電気的に接合していることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載の非可逆回路素子。
  4. 【請求項4】 第2主面から金属ケースの厚みと略同じ
    寸法だけ突出している前記外部接続用端子電極が、入力
    端子電極と出力端子電極のみであることを特徴とする請
    求項1〜請求項3のいずれかに記載の非可逆回路素子。
  5. 【請求項5】 前記外部接続用端子電極の第2主面から
    の突出量が0.1mm以上0.2mm以下であることを
    特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の非可
    逆回路素子。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の
    非可逆回路素子を備えたことを特徴とする通信装置。
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