JP3147615B2 - 高周波用非可逆回路素子 - Google Patents

高周波用非可逆回路素子

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JP3147615B2
JP3147615B2 JP25449093A JP25449093A JP3147615B2 JP 3147615 B2 JP3147615 B2 JP 3147615B2 JP 25449093 A JP25449093 A JP 25449093A JP 25449093 A JP25449093 A JP 25449093A JP 3147615 B2 JP3147615 B2 JP 3147615B2
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崇 川浪
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    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/32Non-reciprocal transmission devices

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  • Non-Reversible Transmitting Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば0.5〜3GH
z程度の高周波帯で用いられる非可逆回路素子に関し、
特にインピーダンス整合用容量が一体的に構成された高
周波用非可逆回路素子に関する。本発明の高周波用非可
逆回路素子は、例えば、集中定数型サーキュレーター、
またはアイソレーター等に用いられる。
【0002】
【従来の技術】近年、移動体通信等においては、高周波
回路の集積化が進行しており、該回路に用いられる非可
逆回路素子においても小型化、低コスト化及び信頼性の
向上が求められている。
【0003】上記非可逆回路素子としては、例えば、絶
縁体層により電気的に互いに絶縁されており、かつ交差
するように配置された複数の中心電極を有し、中心電極
の交差部に高周波用磁性体を配置し、かつ永久磁石によ
り直流磁界が交差部に印加されるように構成されてお
り、さらにインピーダンス整合用容量が構成されている
非可逆回路素子、例えば、集中定数型サーキュレーター
やアイソレーター等がある。
【0004】図4は、従来の高周波用非可逆回路素子の
組み立て工程の一例を説明するための斜視図である。高
周波用非可逆回路素子の組み立てに際しては、まず、円
板状の高周波用磁性体23a上に、金属箔、例えばCu
箔よりなる中心電極24aが配置される。
【0005】中心電極24aは、高周波用磁性体23a
の上面の中心を通り径方向に延び、さらに高周波用磁性
体23aの側面に至る形状とされている。次に、上記中
心電極24a上に絶縁性材料よりなる絶縁膜25aが配
置され、その上に中心電極24aと交叉するように他の
中心電極24bが配置される。さらに、上記中心電極2
4b上に絶縁膜25b、中心電極24c、絶縁膜25c
と順に積層され、高周波用磁性体23bが上部に積層さ
れる。
【0006】また、上記のようにして組み立てられた高
周波用非可逆回路素子は、図5に分解斜視図で示すよう
に、永久磁石及び永久磁石を保持しているヨーク等と組
み合わされて、サーキュレーターやアイソレーターとし
て構成されていた。
【0007】すなわち、矩形のアルミナ等の絶縁性材料
よりなる基板31には、中央に上記高周波用非可逆回路
素子が収納される貫通孔31aが形成されている。基板
31の上面には、容量取り出し用の電極32,32,3
2が導電膜を印刷することにより形成されている。
【0008】他方、基板31の下面には、上記容量取り
出し用の電極32,32と基板31を介して表裏対向す
るようにアース電極が形成されている。また、このアー
ス電極に、下方に図示されているアース板33がはんだ
付けにより接合され、基板31とアース板33とが一体
化されている。アース板33は、金属板よりなり、中央
に貫通孔33aを有し、かつ該貫通孔33aに臨む部分
に立ち上がり片33b,33bを有する。立ち上がり片
33b,33bは、基板31とアース板33とを上記の
ように接合した状態で、基板31の貫通孔31aを通り
上方に突出されている。
【0009】組み立て後の要部を示す図6から明らかな
ように上記突出片33bは、前述した高周波用非可逆回
路素子の中心電極24a〜24cの一端にはんだ付け等
により接続される。なお、図6では上述した絶縁膜25
a〜25cは省略してある。また、図6の参照番号37
は、基板31の下面に形成されたアース電極を示す。上
記容量取り出し用電極32,32と、基板31と、基板
31の裏面に形成されたアース電極37とによりインピ
ーダンス整合用の容量が構成されている。
【0010】他方、高周波用非可逆回路素子の中心電極
24a〜24cの他端は、例えば図6に1の中心電極2
4cのみを代表して示すように、基板31の上面に形成
された容量取り出し用の電極32に電気的に接続されて
いる。同様に、他の中心電極24a,24bの他端も、
他の容量取り出し用電極に電気的に接続されている。
【0011】図5に戻り、上記基板31とアース板33
とを積層し、貫通孔31a,33b内に高周波用非可逆
回路素子を組み込み、上下からヨーク34,35で挟持
することにより、高周波用非可逆回路装置が構成され
る。ヨーク34の下面には、永久磁石36が固定されて
いる。ヨーク34,35は金属材料よりなり、一対の対
向端縁が相手側に向かって折り曲げられており、該折り
曲げられた部分を利用して両者が半田等によりあるいは
機械的な係合により固定されるように構成されている。
従って、上記ヨーク34,35及び永久磁石36によ
り、中心電極24a〜24cに直流磁界を印加するため
の磁気閉磁界回路が形成される。
【0012】上記のように、従来の高周波用非可逆回路
素子では、図3に示した構造を組み立てる際に煩雑な手
作業が強いられていただけでなく、直流磁界を印加する
ための永久磁石やアース電極等の接続に際しても、はん
だ付けや煩雑な手作業が強いられていた。
【0013】上記のように従来の高周波用非可逆回路素
子においては、複数の中心電極間を電気的に絶縁するた
めに、中心電極間に絶縁性樹脂フィルムや樹脂テープを
介在させたり、あるいは中心電極を印刷した絶縁性基板
を貼り合わせていた。また、上記絶縁性フィルム及び絶
縁性基板は、手作業により順次組み立てられているのが
常であった。さらに、高周波用非可逆回路素子では、イ
ンピーダンス整合のために容量を付加することが必要で
あることが多いが、このような整合回路用の容量は、別
途用意されたコンデンサを接続することにより、あるい
は前述のように絶縁性基板を用いてコンデンサを形成
し、高周波用非可逆回路素子と組み合わせることにより
行われていたが、このような付加容量を構成するための
作業も手作業により行われていた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高周波
用非可逆回路素子の小型化及び汎用化が進むに連れ、高
周波用非可逆回路素子の寸法はmm程度となってきてい
る。従って、手作業による組み立てでは、このような小
さな素子を組み立てることが非常に困難になってきてお
り、中心電極と整合回路用容量の位置ずれ等に起因する
組み立て不良が増加し、信頼性が低下するという問題が
あった。
【0015】上記のように、従来の高周波用非可逆回路
素子では、複数の中心電極及び高周波用磁性体を設けて
なる主要部分だけでなく、インピーダンス整合用の付加
容量を構成するためのコンデンサについても、煩雑な手
作業により組み立てなければならず、かつ部品点数が非
常に多く、従ってコストが非常に高くつくという問題が
あった。
【0016】本発明の目的は、互いに電気的に絶縁され
た状態で交叉する中心電極部分及びインピーダンス整合
用の容量を一体に構成してなり、かつ煩雑な手作業を経
ることなく極めて容易に製造することができ、従って小
型化が容易であり、かつ信頼性に優れた高周波用非可逆
回路素子を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも一
つの絶縁体層と、前記絶縁体層を介して隔てられて互い
に電気的に絶縁されており、かつ互いに交差するように
配置された複数の中心電極と、前記中心電極の交差部に
配置された高周波用磁性体とを備え、前記交差部に永久
磁石により直流磁界が印加される高周波用非可逆回路素
子において、前記絶縁体層が、前記高周波用磁性体と同
一材料層により一体的に形成されており、かつ前記中心
電極の前記絶縁体層を介した重なりによりインピーダン
整合用容量形成されていることを特徴とする、高周
波用非可逆回路素子である。
【0018】
【作用及び発明の効果】本発明の高周波用非可逆回路素
子では、絶縁体層及び整合用容量取り出し部材が高周波
用磁性体と同一材料層により一体的に形成されている。
従って、中心電極及びインピーダンス整合用容量構成部
分を含む主要部分を、煩雑な手作業によらずして組み立
てることができる。しかも、複数の中心電極間の電気的
絶縁及び上記整合用容量の何れもが、上記同一材料層を
用いて構成されているため、部品点数を大幅に削減する
ことができる。
【0019】また、上記整合用容量を取り出すための電
極が、交差部近傍の部分において、中心電極に連ねられ
て形成されているため、複数の中心電極間の線間容量を
利用して整合用容量を構成することができ、整合用容量
を取り出すための電極材料コストの削減を図ることがで
き、高周波用非可逆回路素子の小型化及び低コスト化を
進めることが可能となる。
【0020】また、上記高周波用磁性体としては、フェ
ライト等が一般的てあるが、フェライトの誘電損失は比
較的小さいため、フェライトを用いることによりQ値の
高い整合用容量を構成することができる。
【0021】よって、本発明によれば、小型であり、信
頼性に優れ、かつ安価な高周波用非可逆回路素子を提供
することができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の高周波用非可逆回路素子につ
いての実施例を図面を参照しつつ説明することにより、
本発明を明らかにする。なお、以下においては、実施例
の高周波用非可逆回路素子の製造方法を先に説明するこ
とにより、該高周波用非可逆回路素子の構造を明らかに
する。
【0023】酸化イットリウム(Y2 3 )及び酸化鉄
(Fe2 3 )を、重量比で46対54の割合で含む磁
性体混合粉末を800〜1200℃の温度で仮焼し、高
周波用磁性体に用いる仮焼粉末を作製する。
【0024】上記仮焼粉末を粉砕し、ポリビニルアルコ
ール系バインダと共に有機溶剤中に分散し、磁性体スラ
リーを作製する。得られた磁性体スラリーを用い、ドク
ターブレード法により厚み数10μmの均一な厚みの磁
性体グリーンシートを成形し、さらに該磁性体グリーン
シートを平面形状が40mm×20mmの矩形形状とな
るように打ち抜く。
【0025】打ち抜かれた磁性体グリーンシートを複数
枚用意し、図1に示すように、一部のグリーンシートに
ついて一方主面に導電ペーストをスクリーン印刷するこ
とにより中心電極及び該中心電極に連ねられた容量取り
出し用電極等を形成する。
【0026】すなわち、図1において、複数枚の磁性体
グリーンシート1〜7が用意されている。磁性体グリー
ンシート2の上面には、一方端縁2aから他方端縁2b
に至るように、複数の中心電極8a,8bが形成されて
いる。磁性体グリーンシート3,4の上面には、それぞ
れ、導電ペーストを印刷することにより、側縁3a,3
b間及び側縁4a,4b間に至るように、それぞれ、中
心電極9a,9b及び10a,10bが形成されてい
る。
【0027】さらに、上記中心電極8a〜10bのそれ
ぞれにおいて、2か所に、導電ペーストの幅の広がった
部分を形成することにより、整合回路用容量を取り出す
ための電極11a,11b〜16a,16bが形成され
ている。
【0028】上記中心電極8a,8b〜10a,10b
は、それぞれ、図2に平面図で示すように延ばされてお
り、従って、後述のようにして磁性体グリーンシート1
〜7が積層された積層体内において、磁性体グリーンシ
ート2,3によって隔てられているものの、中心部分で
交差するように配置されている。
【0029】また、整合回路用容量を取り出すための電
極11a〜16bは、図1及び図2から明らかなよう
に、これらのうち2つの電極がそれぞれ磁性体グリーン
シートを介して重なり合う位置に配置されている。例え
ば、電極11aは、積層後に下方の電極13aと磁性体
グリーンシート2を介して重なり合うように配置されて
おり、同様に電極12a及び電極15aが磁性体グリー
ンシート2,3を介して重なり合う位置に配置されてい
る。
【0030】すなわち、これらの容量取り出し用の電極
11a〜16bは、一対の重なり合っている容量取り出
し用電極間で1枚または2枚の磁性体グリーンシートに
基づく容量を取り出すように構成されている。従って、
本実施例では、複数の中心電極8a,8b〜10a,1
0b間を電気的に絶縁し、かつ中心電極交差部分に高周
波用磁性体を配置する機能を有する磁性体グリーンシー
ト2,3が、さらに、インピーダンス整合回路用の容量
を構成する材料としても機能することになる。言い換え
れば、上記磁性体グリーンシート2,3は、後述のよう
に磁性体グリーンシート1〜7を積層して得られた積層
体を焼成して得られた焼結体中において、本発明の絶縁
材層、高周波用磁性体層及びインピーダンス整合回路用
容量を取り出すための材料層の3つの機能を有する材料
層として機能する。
【0031】次に、図1に示すように、磁性体グリーン
シート6の上面に導電ペーストを全面にスクリーン印刷
することによりアース電極17を形成する。なお、磁性
体グリーンシート1,5,7には上記のような電極は形
成しない。
【0032】次に、図1に示した磁性体グリーンシート
1〜7を図示の向きのまま積層し、得られた積層体を厚
み方向に加圧して磁性体グリーンシート1〜7同士を圧
着する。そして、積層体を1450〜1550℃で焼成
することにより、すなわち、磁性体グリーンシート1〜
7を上述した電極材料とともに一体焼成することによ
り、焼結体を得る。
【0033】しかる後、図3に略図的に示すように、得
られた焼結体18において、例えば、焼結体側面18
a,18bに露出されている中心電極8a,8b〜10
a,10bの一方端とアース電極17とを電気的に接続
するように外部電極を形成し、さらに中心電極8a〜1
0bの他方端に入出力端子用外部電極を形成する。外部
電極は、Cu、Ag−PdまたはAg等の金属粉末を含
む導電ペーストを焼結体端面に塗布し、900〜110
0℃程度の温度で焼き付けることにより形成することが
できる。もっとも、外部電極の形成は、蒸着、スパッタ
リングもしくはメッキ等の他の導電膜形成方法によって
行ってもよい。
【0034】上記のようにして、本実施例の高周波用非
可逆回路素子を得ることができる。上記高周波用非可逆
回路素子の上下、すなわち焼結体18の上下に永久磁石
を配置して中心電極8a〜10aが交差している部分に
直流磁界を印加するように、金属製ヨークにより上記永
久磁石を挟持することにより、磁気閉磁回路を形成する
ことができ、サーキュレーターやアイソレーターとして
用いる非可逆回路装置を構成することができる。
【0035】上記のように、本実施例の高周波用非可逆
回路素子では、磁性体グリーンシート2,3が焼成され
て構成されている材料層により、中心電極8a,8b〜
10a,10b間の電気的絶縁、中心電極交差部分への
高周波用磁性体層の配置及びインピーダンス整合用容量
を構成するための材料層の形成の全てが果たされること
になる。よって、従来の高周波用非可逆回路素子に比べ
て、主要部分を構成するのに必要な部品点数を大幅に低
減することができる。
【0036】しかも、上記のようにセラミック積層・一
体焼成技術を用いて焼結体18が作製されるため、組み
立て工程を簡略化することができ、煩雑な手作業による
組み立て工程を省略することができる。よって、低コス
トかつ信頼性に優れた高周波用非可逆回路素子を提供す
ることができ、高周波用非可逆回路素子の小型化の進展
にも対応することができる。
【0037】さらに、インピーダンス整合回路用の容量
の調整も、本実施例では容易に行うことができる。すな
わち、上記電極11a〜16bは、中心電極8a〜10
bに一体に構成されているため、言い換えれば、中心電
極の線間容量により取り出されることになるが、この場
合、中心電極8a〜10bの形成位置、磁性体グリーン
シート2,3の厚み、あるいは電極11a〜16bの面
積等を適宜変更することにより、上記線間容量を容易に
調整することができる。従って、インピーダンス整合用
容量を、容易にかつ広範囲に調整することができる。
【0038】また、上記実施例では、焼結体18は、磁
性体グリーンシートを、中心電極を間に介在させて積層
してなる積層体を焼結して得ていたが、磁性体含有ペー
ストを合成樹脂フィルム等からなる基材上に印刷し、乾
燥後に導電ペーストを印刷し乾燥させる、一連の工程を
繰り返すことにより、基材上に上記積層体を構成し、該
積層体を焼結することによって得てもよい。
【0039】さらに、磁性体グリーンシートの作製につ
いては、ドクターブレード法を用いる必要は必ずしもな
く、押し出し成形等の他の成形方法を用いてもよい。ま
た、図示の実施例では、各磁性体グリーンシート上に複
数本の中心電極を形成したが、各磁性体グリーンシート
上に一本の中心電極のみを形成したものであってもよ
い。中心電極8a〜10bの印刷についてもスクリーン
印刷に限らず、例えば、グラビア印刷等によって行って
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の高周波用非可逆回路素子を
得るのに用いられる磁性体グリーンシート及びその上に
形成される電極形状を説明するための分解斜視図。
【図2】(a)〜(c)は、図1に示した磁性体グリー
ンシートのうち上面に中心電極が印刷されている磁性体
グリーンシート上の電極形状を説明するための各平面
図。
【図3】実施例の高周波用非可逆回路素子を説明するた
めの略図的斜視図。
【図4】従来の高周波用非可逆回路素子を組み立てる工
程を説明するための斜視図。
【図5】従来の高周波用非可逆回路素子を組み立てる工
程を説明するための分解斜視図。
【図6】従来の高周波用非可逆回路素子の主要部を示す
断面図。
【符号の説明】 8a〜10b…中心電極 11a〜16b…整合用容量を取り出すための電極 1〜7…磁性体グリーンシート 18…焼結体
フロントページの続き (72)発明者 伴野 国三郎 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株 式会社村田製作所内 (56)参考文献 特開 平7−15214(JP,A) 特開 平5−304404(JP,A) 特開 昭57−65916(JP,A) 特開 平6−291515(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01P 1/383 H01P 1/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの絶縁体層と、前記絶縁
    体層を介して隔てられて互いに電気的に絶縁されてお
    り、かつ互いに交差するように配置された複数の中心電
    極と、前記中心電極の交差部に配置された高周波用磁性
    とを備え、前記交差部に永久磁石により直流磁界が印
    加される高周波用非可逆回路素子において、 前記絶縁体層が、前記高周波用磁性体と同一の材料層に
    より一体的に形成されており、かつ前記中心電極の前記
    絶縁体層を介した重なりによりインピーダンス整合用容
    形成されていることを特徴とする、高周波用非可逆
    回路素子。
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