JP2003138801A - 押しボタン施錠装置 - Google Patents

押しボタン施錠装置

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JP2003138801A JP2001341127A JP2001341127A JP2003138801A JP 2003138801 A JP2003138801 A JP 2003138801A JP 2001341127 A JP2001341127 A JP 2001341127A JP 2001341127 A JP2001341127 A JP 2001341127A JP 2003138801 A JP2003138801 A JP 2003138801A
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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 同じ押しボタンを複数回押動操作する複数回
押しの解錠操作を行えるようにして、押しボタン及びタ
ンブラの個数をそれほど増加させなくても解錠番号の組
み合わせを増大することができる押しボタン施錠装置を
提供する。 【解決手段】 予め設定しておいた幾つかの解錠用のタ
ンブラ15A,15Bを押しボタン14で押動操作する
ことにより、施錠位置に付勢されているスライダ20の
解錠位置への移動が許容される押しボタン施錠装置にお
いて、各タンブラ15A〜15Cの仮固定位置をホルダ
ケース6の表裏方向における複数位置に設定する位置決
め機構41を設け、押しボタン14を一回押動操作する
ごとにその押しボタン14に対応する当該タンブラ15
A〜15Cの仮固定位置を一つずつホルダケース6の裏
面側へ進行させる中間機構56を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホルダケースに設
けた所定の押しボタンを押動操作することによってロッ
ク機構を解除(解錠)するようにした押しボタン施錠装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記押しボタン施錠装置として、
複数の押しボタンをホルダケースの表面側に出退自在に
設け、その押しボタンを押動操作するとホルダケースの
裏面側へ移動してその位置に仮固定されるタンブラを同
ケース内に各押しボタンに対応して設け、この各タンブ
ラの移動方向と直交する方向に移動自在なスライダをホ
ルダケース内に設け、予め設定しておいた幾つかの解錠
用のタンブラを押しボタンで押動操作することにより、
ホルダケース内に設けたロック機構を解除するようにし
たものがある(実公平2−40206号公報、実公平3
−54281号公報、特公平3−78467号公報、特
開平9−256695号公報参照)。
【0003】この場合のロック機構は、各タンブラの幅
方向一側に係合する凸部を内周側に有する枠板状のスラ
イダをホルダケース内にタンブラ移動方向と直交する方
向へ移動自在に設け、ドアノブ(ドアハンドルでもよ
い。)の回動をこのスライダの移動に連動させることに
よって構成されている。また、各タンブラの幅方向一側
には、スライダの凸部と係脱するためのロック部と解除
溝が押動方向で異なる位置に形成されている。このた
め、所定の解錠用のタンブラのみが押動操作されると、
すべてのタンブラとスライダの凸部との係合が解かれて
スライダが移動自在となり、これによってロックが解除
されてドアノブの回動が許容されるが、それ以外の場合
は、いずれかのタンブラの幅方向一側がスライダの凸部
と係合し、これによってスライダの移動が規制されてド
アノブが回動できなくなり施錠状態となる。
【0004】一方、上記各タンブラとこれとは別に設け
たクリアタンブラは戻しバネによってすべてホルダケー
スの表面側に付勢されており、ホルダケース内には、解
錠用及び非解錠用の各タンブラの幅方向他側に係合して
同タンブラを押動操作位置に保持する位置決め用バネを
有するクリア作動体がスライダと同じ上下方向に移動自
在に設けられている。このクリア作動体は、縦二列に配
列された各押しボタン及びタンブラの間に挿通されてい
て、解錠用及び非解錠用の各タンブラの幅方向で相対向
する縁部には、前記位置決めバネと係合するための係止
部が形成されている。
【0005】また、クリアタンブラの縁部にはクリア作
動体を移動させるためのカム片が形成され、クリア作動
体の下端にはそのカム片が当接する傾斜カム面が形成さ
れている。このため、クリアボタンを押動操作すると、
クリアタンブラが上方へ移動して位置決めバネが解錠用
及び非解錠用の各タンブラから離脱し、押動操作されて
いたすべてのタンブラが非押動操作位置に復帰するよう
になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の押しボタン
施錠装置では、ホルダケースの裏面側に向かって押動操
作された各押しボタンをタンブラに直接当接させてその
タンブラを同ケースの裏面側へ押し込むようにしている
ので、各タンブラの仮固定位置をホルダケースの表裏方
向における一つの位置にしか設定することができなかっ
た。このため、従来の押しボタン施錠装置では、ある特
定の押しボタンを一度だけ押動操作する「一回押し」の
解錠番号(例えば、1,3,5,7・・・)だけしか設
定できず、ある特定の押しボタンを複数回押動操作する
「複数回押し」の解錠番号(例えば、1,1,3,3・
・・)を設定することができない。
【0007】従って、従来の押しボタン施錠装置におい
て、その解錠番号の組み合わせを増大させるためには、
できるだけ多数の押しボタン及びタンブラを配列する必
要があり、セキュリティを向上させる目的に比例してホ
ルダケースの上下方向寸法や幅方向寸法を肥大化させね
ばならないという欠点があった。本発明は、このような
実情に鑑み、同じ押しボタンを複数回押動操作する複数
回押しの解錠操作を行えるようにして、押しボタン及び
タンブラの個数をそれほど増加させなくても解錠番号の
組み合わせを増大することができる押しボタン施錠装置
を提供するとを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は次のような技術的手段を講じた。すなわち、本
発明は、前記した押しボタン施錠装置において、各タン
ブラの仮固定位置をホルダケースの表裏方向における複
数位置に設定する位置決め機構が設けられ、押しボタン
を一回押動操作するごとにその押しボタンに対応する当
該タンブラの仮固定位置を一つずつホルダケースの裏面
側へ進行させる中間機構が設けられていることを特徴と
する。
【0009】かかる本発明によれば、各タンブラの仮固
定位置が位置決め機構によってホルダケースの表裏方向
における複数位置に設定されているとともに、押しボタ
ンを一回押動操作するごとにその押しボタンに対応する
当該タンブラの仮固定位置を一つずつホルダケースの裏
面側へ進行させる中間機構が設けられているので、同じ
押しボタンを複数回押動操作して始めてロックが解除さ
れる複数回押しの解錠操作を行えるようになる。以下、
従属請求項の内容に基づいて、本発明のより好ましい実
施態様を説明する。
【0010】すなわち、本発明において、上記位置決め
機構は、具体的には、各タンブラを元の非押動操作位置
に付勢する戻しバネと、各タンブラにおけるホルダケー
スの表裏方向に離れた位置に形成された複数個の係止部
と、この各係止部のいずれかに引っ掛かって当該タンブ
ラを仮固定する位置決めバネと、から構成することがで
きる。この場合、位置決めバネを何らかの解除手段でタ
ンブラの係止部から外すようにすれば、戻しバネの付勢
力によってタンブラを元の非押動操作位置に戻すことが
できるが、かかるタンブラの復帰作業を各タンブラにお
いて個別に行っていたのでは、解除番号を押し間違えた
時のクリア作業が非常に煩雑になる。
【0011】そこで、本発明は、係止部に引っ掛かって
各タンブラを仮固定する複数の位置決めバネを有しかつ
その各タンブラの移動方向と直交する方向に移動自在な
クリア作動体を設けることを推奨する。かかるクリア作
動体を設けた場合、当該クリア作動体を各タンブラの移
動方向と直交する方向に移動させるだけで、すべての位
置決めバネが各タンブラの係止部から離脱し、戻しバネ
の付勢力によってすべてのタンブラを一気に非押動操作
位置に戻すことができる。なお、各位置決めバネを各タ
ンブラの係止部から離脱させるべく上記クリア作動体を
移動させるクリアタンブラと、このタンブラを押動操作
するためのクリアボタンと、を設けるようにすれば、こ
のクリアボタンを押動操作するだけで当該クリア作動体
によるクリア動作を行えるようになる。
【0012】一方、本発明において、上記中間機構は、
具体的には、各タンブラにおけるホルダケースの表裏方
向に離れた位置に形成された複数個の係止突起と、この
各係止突起のいずれかに引っ掛かる先端部を有しかつ基
端部が押しボタンに連結された押し込みアームと、から
構成することができる。この場合、仮に、押し込みアー
ムの先端部が解錠用のタンブラの係止突起に確実に引っ
掛かるようにすべく、そのアームの先端部が常に当該タ
ンブラの通過領域内にあるように配置したとすると、前
記クリア作動体によるクリア動作を行う場合であって
も、解錠用のタンブラの係止突起が押し込みアームの先
端部に引っ掛かってしまい、その解錠用のタンブラを一
気に元の非押動操作位置に戻すことができなくなる。
【0013】そこで、本発明は、押しボタンを押動操作
していない時は押し込みアームの先端部がタンブラの通
過領域から外れ、かつ、前記押しボタンを押動操作して
始めて前記先端縁部前記通過領域に入るように当該押し
込みアームを揺動させる退避部材を設けることを推奨す
る。この場合、押しボタンを押動操作していない時に
は、退避部材によって押し込みアームの先端部が解錠用
のタンブラの通過領域から外れるように揺動しているの
で、前記クリア作動体のクリア動作に伴って解錠用のタ
ンブラが元の非押動操作位置に戻る際に、その係止突起
が押し込みアームの先端部に引っ掛かることがなく、当
該タンブラを元の非押動操作位置に確実に戻すことがで
き、クリア作動体によるクリア動作を確実に行えるよう
になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の実施の形態について説明する。図1〜図10は、本発
明の第一実施形態に係る押しボタン施錠装置1を例示し
ており、この押しボタン施錠装置1は玄関ドア2をロッ
クするための施錠装置として採用されている。図7に示
すように、本実施形態の施錠装置1はドア2の室外側面
に固定されている。このドア2は、その自由端部の端面
より出退するドアラッチ(図示せず)を備えており、こ
のドアラッチはドア枠に設けたラッチ受け金具に対して
係脱自在となっている。
【0015】ドア2の室内側面における上記施錠装置1
と対応する位置には操作機構3が設けられている。この
操作機構3は、ドア2の室内側に取り付けられた縦長の
方形盆状を呈する飾り蓋4と、この飾り蓋4の下部に回
転自在に設けられた室内ノブ5よりなる操作部材(レバ
ーでもよい。)とから構成されている。図7〜図10に
示すように、室外側に設けられた押しボタン施錠装置1
は、ドア2の室外側に取り付けられた裏面側が開放され
た縦長箱状を呈するホルダケース6と、このケース6の
下端部に回転自在に装着された室外ノブ7よりなる操作
部材(レバーでもよい。)とを備えており、飾り蓋4と
ホルダケース6とは、ドア2を室内側から貫通する取付
ボルト8によってドア2の室内外で対応する位置に固定
されている。
【0016】上記ホルダケース6は、室内側の飾り蓋4
とほぼ同じ外周形状の裏面側が開放された金属製の中空
部材よりなり、押しボタン施錠装置1に必要な構造部材
はすべて当該ホルダケース6内に組み込まれている。室
内ノブ5と室外ノブ7とは同軸心状に配置されており、
ドア2を貫通するラッチ駆動軸9を介して互いに連動連
結されている。このラッチ駆動軸9は偏平な長尺板状で
あり、その室内側端部は室内ノブ5のボス部に嵌合さ
れ、同駆動軸9の室外側端部は、ホルダケース6内にお
ける室外ノブ7の内側に同軸心状に固定した駆動ピニオ
ン10に挿通されている。このため、これらのノブ5,
7によってラッチ駆動軸9を左右いずれかの方向に回す
と、ドアラッチをドア2の内部に引き込めるようになっ
ている。
【0017】ラッチ駆動軸9は駆動ピニオン10の扇形
孔11(図8及び図10参照)に回転方向で遊びをもっ
て挿通されていて、後述するロック機構13が施錠状態
にあるときはそのピニオン10の回動が規制されて室外
ノブ7の解錠方向の回動が不能となり、同ロック機構1
3が解錠されるとそのピニオン10の回動が許容されて
室外ノブ7の解錠方向の回動が可能となる。本実施形態
の押しボタン施錠装置1は、ホルダケース7の表面側に
出退自在に設けられた複数個(本実施形態では合計九
個)の押しボタン14と、その各押しボタン14を押動
操作することによってホルダケース7の裏面側へ移動す
るように当該各押しボタン14に対応して配置された複
数個のタンブラ15とを備えており、予め設定しておい
た幾つかの解錠用のタンブラ15B,15Cを押しボタ
ン14によってホルダケース6の裏面側へ移動させるこ
とにより、ホルダケース6内のロック機構13が解除さ
れるようになっている。
【0018】上記ホルダケース6内のロック機構13
は、図1〜図4に示すように、上下方向(ホルダケース
6の長手方向)に長いクリア作動体16の案内溝17と
この案内溝17に隣接して上下方向に等間隔おきに並ぶ
複数のタンブラ挿通孔18を有する基台19と、この基
台19の室外側(図1の上側)に摺動可能に重合された
スライダ20と、このスライダ20の室外側に重合され
たタンブラ支持台21と、基台19の裏面側に形成され
た開口部22を着脱自在に閉鎖する裏蓋23とを備えて
いる。
【0019】基台19の各タンブラ挿通孔18には、前
記複数のタンブラ15がそれぞれ表裏方向(室内外方
向)に移動自在となるように挿通されており、この各タ
ンブラ15はタンブラ支持台21側に設けたタンブラ挿
通孔24(図5参照)にもそれぞれ挿通されている。図
8に示すように、スライダ20は、すべてのタンブラ挿
通孔18を取り囲む(従って、すべてのタンブラ15を
取り囲む)程度の大きさを有する板状枠体よりなり、基
台19の内部にその長手方向(図8の上下方向)に移動
自在に設けられている。このスライダ20の上端部左右
両側に形成した突片にはそれぞれ圧縮バネ25が嵌合さ
れ、この各圧縮バネ25の上端を基台19の上端板19
Aに当接させることにより、当該スライダ20が常時下
方に付勢されている。
【0020】なお、このスライダ20の枠形状は、その
一部が切り欠かれた不連続な形状であってもよい。スラ
イダ20の枠内側の片側縁部には、各タンブラ15の幅
方向一側縁部に係脱して当該スライダ20の移動を規制
又は許容する凹部26と凸部27が当該スライダ20の
スライド方向に連続して形成されている。本実施形態で
は、各押しボタン14に対応して設けられるタンブラ1
5は、押動操作されない状態においてスライダ20の移
動を許容する非解錠用のタンブラ15A(図6(a)及
び(b)参照)と、一回だけ押動操作されることでスラ
イダ20の移動を許容する第一の解錠用のタンブラ15
B(図6(c)及び(d)参照)と、二回だけ押動操作
されることでスライダ20の移動を許容する第二の解錠
用のタンブラ15C(図6(e)及び(f)参照)と、
前記クリア作動体16を作動させるためのクリアタンブ
ラ15D(図8参照)との、合計四種類が用意されてい
る。
【0021】なお、これらの各タンブラ15A〜15D
は、これに対応する押しボタン14とともに、ホルダケ
ース6の中央部に縦一列に配置されており、クリアタン
ブラ15Dとこれに対応するクリアボタン14D(クリ
アタンブラ15Dを押動操作するための押しボタン1
4)は最下段に配置されている。また、図6に示すよう
に、非解錠用、第一の解錠用及び第二の解錠用の各タン
ブラ15A〜15Cの幅方向中央部には、基台19に対
する挿入方向の誤認を防止するためのガイドピン28が
突設されている。
【0022】基台19の案内溝17には、前記クリア作
動体16がスライダ20の移動方向と同じ上下方向に摺
動自在に設けられている。このクリア作動体16は、図
8に示すように、押しボタン14によって押動された各
タンブラ15をその押動操作位置に保持しておくための
細い板バネ状の位置決めバネ29をその長手方向に所定
間隔おきに有している。また、このクリア作動体16
は、同作動体16の上端と基台19の上端板19Aとの
間に介装した下降バネ30によりスライダ20とは独立
して常時下方に付勢されている。
【0023】また、図8に示すように、クリア作動体1
6は、その下端がスライダ20の下辺部20Aに当接す
るように、当該スライダ20の枠内に配置されている。
従って、スライダ20が上方(解除方向)へ移動する
と、これと連動してクリア作動体16も上方に移動し、
各位置決めバネ29がそれぞれタンブラ15から離脱す
るようになっている。図7及び図8に示すように、前記
駆動ピニオン10の上方には、このピニオン10に噛合
して室内外方向の支軸31回りに回動するセクタギア3
2が設けられており、このセクタギア32の左右両端部
に固定した解除ピン33がスライダ20の下端縁に当接
している。このため、スライダ20の上方移動が規制さ
れた施錠状態のときは、スライダ20の下端縁に当接し
ている解除ピン33によりセクタギア32を回動でき
ず、室外ノブ7も回動することができない。逆に、スラ
イダ20の上方移動が許容された解錠状態のときは、解
除ピン33がセクタギア32の支軸31回りに回動で
き、室外ノブ7の回動も許容される。
【0024】セクタギア32の支軸31の室外側には、
室外ノブ7にねじ止めされた軸受け34がスプライン嵌
合されている。この軸受け34の外周部には図示しない
巻きバネが巻き付けられていて、この巻きバネの弾性力
によって回動操作後の室外ノブ7が原状に復帰するよう
になっている。図9に示すように、本実施形態では、ホ
ルダケース6の表面における各押しボタン14の左右両
側に、当該各押しボタン14に対応して「1」〜「8」
のアラビア数字と「C」の英文字が刻印されている。こ
れらの数字と英文字のうち、番号「1」〜「8」に対応
する押しボタン14には、前記した非解錠用のタンブラ
15A、第一の非解錠用のタンブラ15B及び第二の解
錠用のタンブラ15Cのうちのいずれか一つを対応させ
ている。また、最下段に位置する記号「C」に対応する
押しボタン14(クリアボタン14D)には、前記クリ
アタンブラ15Dを対応させている。
【0025】図1〜図4及び図6に示すように、クリア
タンブラ15D以外の解錠用及び非解錠用の各タンブラ
15A〜15Cの幅方向一側の縁部には、スライダ20
の凸部27の通過を規制するロック部35と、同凸部2
7の通過を許容する解除溝36とが形成されている。他
方、上記各タンブラ15A〜15Cの幅方向他側の縁部
には、上辺がほぼ水平な三角形状を呈する合計三つの係
止突起37A〜37Cがホルダケース6の表裏方向に所
定間隔をおいて形成されており、これら三つの係止突起
37A〜37Cの相互間に形成される三角形状の溝部分
により、位置決めバネ29の先端掛止部29Aに掛止さ
れる合計二つの係止部38A,38Bがホルダケース6
の表裏方向に離れて形成されている。
【0026】すなわち、本実施形態の各タンブラ15A
〜15Cでは、上記三つの係止突起37A〜37Cと二
つの係止部38A,38Bとが当該タンブラ15A〜1
5Cの幅方向における同じ側に形成されていて、その三
つの係止突起37A〜37Cを、ホルダケース6の表裏
方向における裏面側(図6の下側)から順に、第一係止
突起37A、第二係止突起37B及び第三係止突起37
Cと定義した場合、第一係止突起37Aと第二係止突起
37Bとの間で裏面側の第一係止部38Aが形成され、
第二係止突起37Bと第三係止突起37Cとの間で表面
側の第二係止部38Bが形成されていることになる。
【0027】上記解錠用及び非解錠用の各タンブラ15
A〜15Cは、その係止突起37A〜37C及び係止部
38A,38Bが形成されている方をクリア作動体16
側に向けるようにして各タンブラ挿通孔18に装填され
ている。また、基台19の裏面側における各タンブラ1
5(クリアタンブラ15Dを含む。)の対応位置にはバ
ネ収納部39(図7参照)が形成されていて、この収納
部39に、同タンブラ15をホルダケース6の表面側
(図1の上側)に付勢する戻しバネ40が収納されてい
る。
【0028】従って、解錠用及び非解錠用の各タンブラ
15A〜15Dは、後述する押し込みアーム49Lによ
ってホルダケース6の裏面側へ押し込まれると、その係
止部38A,38Bに位置決めバネ29の先端掛止部2
9Aが掛止されてその押動操作位置において仮固定され
るが、クリアタンブラ15Dによってクリア作動体16
が上方へ移動すると、係止部38A,38Bと位置決め
バネ29との係合が解かれ、戻しバネ40によってホル
ダケース6の表面側に押し出されて元の位置に復帰す
る。
【0029】また、本実施形態では、各タンブラ15A
〜15Cに対して二つの係止部38A,38Bが表裏方
向に離れて形成されているため、当該タンブラ15A〜
15Cをホルダケース6の裏面側へ押し込んだ場合の表
裏方向の仮固定位置(従って、元の非押動操作位置を除
く。)は合計二段に設定されていることになる。しかし
て、本実施形態では、各タンブラ15A〜15Cを元の
非押動操作位置に付勢する戻しバネ40と、各タンブラ
15A〜15Cにおけるホルダケース6の表裏方向に離
れた位置に形成された二つの係止部38A,38Bと、
この各係止部38A,38Bのいずれかに引っ掛かって
当該タンブラ15A〜15Cを仮固定する位置決めバネ
29とから、タンブラ15A〜15Cの仮固定位置を前
記ホルダケース6の表裏方向における二つの位置に設定
する位置決め機構41が構成されている。
【0030】図6に示すように、非解錠用、第一の解錠
用及び第二の解錠用の各タンブラ15A〜15Cのう
ち、非解錠用のタンブラ15A(図6(a)及び
(b))は、ホルダケース6の表裏方向における裏面側
(図6の下側)よりの部分に解除溝36を備えており、
この解除溝36は、当該タンブラ15Aが非押動操作位
置にある場合にスライダ20と合致する。また、第一の
解錠用のタンブラ15B(図6(c)及び(d))は、
ホルダケース6の表裏方向におけるほぼ中央部に解除溝
36を備えており、この解除溝36は、第一係止部38
Aに位置決めバネ29が引っ掛かっている場合にスライ
ダ20と合致する。更に、第二の解錠用のタンブラ15
C(図6(e)及び(f))は、ホルダケース6の表裏
方向における表面側(図6の上側)よりの部分に解除溝
36を備えており、この解除溝36は、第二係止部38
Bに位置決めバネ29が引っ掛かっている場合にスライ
ダ20と合致する。
【0031】従って、非解錠用のタンブラ15Aについ
ては、これが一回でも押動操作されると、そのロック部
35がスライダ20の枠内に位置して凹部26に入り込
み、同スライダ20の凸部27に係合してスライダ20
の上方移動が規制される。また、この非解錠用のタンブ
ラ15Aが元の非押動操作位置にあるときは、その解除
溝36がスライダ20の枠内に位置し、スライダ20の
凸部27が当該タンブラ15Aと接触しなくなる。一
方、第一の解錠用のタンブラ15Bについては、これが
押動操作されなかったり二回押動操作されたりすると、
そのロック部35がスライダ20の枠内に位置して凹部
26に入り込み、同スライダ20の凸部27に係合して
スライダ20の上方移動が規制される。また、この第一
の解錠用のタンブラ15Bが一回だけ押動操作される
と、その解除溝36がスライダ20の枠内に位置し、ス
ライダ20の凸部27が当該タンブラ15Bと接触しな
くなる(図1及び図2参照)。
【0032】他方、第二の解錠用のタンブラ15Cにつ
いては、これが押動操作されなかったり一回押動操作さ
れたりすると、そのロック部35がスライダ20の枠内
に位置して凹部26に入り込み、同スライダ20の凸部
27に係合してスライダ20の上方移動が規制される
(図3参照)。また、この第二の解錠用のタンブラ15
Cが二回押動操作されると、その解除溝36がスライダ
20の枠内に位置し、スライダ20の凸部27が当該タ
ンブラ15C接触しなくなる(図4参照)。このため、
予め設定された第一及び第二の解錠用のタンブラ15
B,15Cを所定の回数だけ押動操作したときに限り、
スライダ20の上方移動が許容されてロック機構13が
解錠されるが、それ以外の場合(例えば、非解錠用のタ
ンブラ15Aを押動操作したり、解錠用のタンブラ15
B,15Cに対する押動回数を間違った場合等)には、
いずれかのタンブラ15A〜15Cのロック部35によ
ってスライダ20の上方移動が規制され、ロック機構1
3の施錠状態が維持されるようになっている。なお、図
1〜図4においては、タンブラ15のロック部35に斜
線を付すことにより、同斜線のない解除溝36との区別
を明確にしている。
【0033】前記各押しボタン14は裏面側が開放され
た有底筒状に形成され、ホルダケース6の表面から抜け
止めされた状態で室外側へ出退自在に挿通されている。
この各押しボタン14の内部には復帰バネ42が充填さ
れていて、この復帰バネ42のケース内側端は後述する
退避部材51の突起部52に外嵌されている。このた
め、押しボタン14をホルダケース6の裏面側に押し込
んでタンブラ20を押動操作した後は、当該押しボタン
14だけが復帰バネ42によって元の位置に自動的に復
帰するようになっている。
【0034】前記クリアタンブラ15Dは、クリア作動
体16を上方移動させて解錠用又は非解錠用のタンブラ
15A〜15Cを元の非押動操作位置に復帰させるもの
である。図8に示すように、このクリアタンブラ15D
は、幅方向一端部を切欠き形成してなるカム片43を有
し、クリア作動体16の下端には当該カム片43が係合
する傾斜カム面44が形成されている。従って、記号
「C」に対応する押しボタン14(クリアボタン14
D)によってクリアタンブラ15Dを押し込むとと、そ
のカム片43と傾斜カム面44の係合によってクリア作
動体16が下降バネ30に対抗して上方へ移動する。こ
のとき、クリア作動体16から突設されている各位置決
めバネ29も上方に移動するので、この位置決めバネ2
9と各タンブラ15A〜15Cとの係合が解かれ、押動
操作されて仮固定位置になっていた各タンブラ15A〜
15Cが戻しバネ40によって元の位置に戻ることにな
る。
【0035】図1〜図4に示すように、押しボタン14
の内空部には断面溝型の補強枠材46が固定され、この
補強枠材46の底部に、押しボタン14を一回押すごと
にタンブラ15A〜15Cの第一係止突起37A及び第
二係止突起37Bに順次引っ掛かり、これによってその
タンブラ15A〜15Cの仮固定位置を一つずつ裏面側
へ進行させる押し込み部材47が固定されている。この
押し込み部材47は、補強枠材46の底面に固定された
固定プレート48と、この固定プレート48の両端から
下方に延設された板バネ材よりなる左右一対の押し込み
アーム49L,49Rとを備えており、前記復帰バネ4
2の一端部は当該押し込み部材47の固定プレート48
に当接している。また、各押し込みアーム49L,49
Rの長手方向(図1の上下方向)中央部には、ホルダケ
ース6の幅方向に広がる段差部50が形成されている。
【0036】左右一対の押し込みアーム49L,49R
のうち、左アーム49Lの先端部は、係止突起37A,
37Bに引っ掛け可能となるようにタンブラ15側にや
や屈曲されており、右アーム49Rの先端部は、タンブ
ラ15から離れる方向にやや屈曲されている。これらの
各アーム49L,49Rは、これらに負荷がかかってい
ない自然状態において当該アーム49L,49R同士が
互いに平行となるように、固定プレート48に対して直
角に折り曲げられ、この平行状態のときの両アーム49
L,49R間の距離はタンブラ15の幅方向寸法よりも
やや小さめになっている。
【0037】図1〜図5に示すように、基台19の室外
側には、押しボタン14が押動操作されていない場合に
おいて押し込み部材47を股開き状に広げておくための
板状の退避部材51が重合されている。この退避部材5
1の幅方向中央部には、ホルダケース6の表面側に突出
する短円柱状の突起部52が形成されており、この突起
部52に復帰バネ42の他端部が嵌め込まれている。こ
の退避部材51における突起部52の左右両側には、左
右一対のガイド孔53が形成されており、この各ガイド
孔53に左右の押し込みアーム49L,49Rの先端部
がそれぞれ挿通されている。各押し込みアーム49L,
49Rの先端部には、ガイド孔53に対する抜け止め機
能を有する各三角形状の頭部54(図5参照)が形成さ
れていて、この左右の頭部54が互いに向き合う対抗面
には、ガイド孔53の縁部に係合して当該押し込みアー
ム49L,49Rを幅方向外側へ押し広げるためのカム
突起55が突設されている。
【0038】図1に示すように、このカム突起55は、
押しボタン14が押動操作されていない状態において
は、退避部材51のガイド孔53の内部に位置し、この
とき、各押し込みアーム49L,49Rの先端部はタン
ブラ15の通過領域Wから外れるようになっている。他
方、図2に示すように、押しボタン14を押動操作する
と、上記カム突起55がホルダケース6の裏面側に移動
して退避部材51のガイド孔53から離脱し、このと
き、左アーム49Lの先端部がタンブラ15の通過領域
Wに入っていずれかの係止突起37A,37Bに引っ掛
かるとともに、右アーム49Rの先端部もその通過領域
Wに入って同タンブラ15の幅方向縁部に接触するよう
になっている。
【0039】そして、左アーム49Lの先端部が第一及
び第二係止突起37A,37Bのいずれかに引っ掛かっ
た状態から更に押しボタン14を押動すると、タンブラ
15が左右のアーム49L,49Rによって幅方向両側
から挟まれながら、左アーム49Lの先端部によってホ
ルダケース6の裏面側に押し込まれ、その後、位置決め
バネ29の先端係止部29Aが一つ奥側の係止部38
A,38Bに嵌り込むことにより、当該タンブラ15が
次の仮固定位置に位置決めされるようになっている。
【0040】しかして、本実施形態では、各タンブラ1
5A〜15Cに形成した第一及び第二係止突起37A,
37Bと、この各係止突起37A,37Bのいずれかに
引っ掛かる押し込み部材47の左アーム47Lとによ
り、押しボタン14を一回押動操作するごとにその押し
ボタン14に対応する当該タンブラ15A〜15Cの仮
固定位置を一つずつホルダケース6の裏面側へ進行させ
る中間機構56が構成されている。また、本実施形態の
押し込み部材47は、タンブラ15A〜15Cを押し出
す際にその幅方向両縁部にそれぞれ当接して挟み込む左
右一対の押し込みアーム47L,47Rを備えているこ
とから、タンブラ15A〜15Cを幅方向両側から挟み
込みながらホルダケース6の裏面側へ移動させる機能を
も併有していることになる。
【0041】次に、上記構成に係る押しボタン施錠装置
1の使用方法と作用を説明する。まず、「1」〜「8」
までの番号が割り当てられている八つの押しボタン14
を用いた解錠番号の組み合わせのうち、例えば、「1,
3,3,5,5,6」の解錠番号が設定されているもの
と仮定する。この場合には、番号「1」と「6」の押し
ボタン14に第一の解錠用のタンブラ15Bが対応し、
番号「3」と「5」の押しボタン14に第二の解錠用の
タンブラ15Cが対応し、それ以外の番号「2」、
「4」、「7」及び「8」の押しボタン14には非解錠
用のタンブラ15Aが対応するよう、各タンブラ15A
〜15Cが基台19のタンブラ挿通孔18に装填されて
いる。
【0042】そこで、かかる押しボタン施錠装置1を解
錠するには、上記した解錠番号の通りに、番号「1」の
押しボタンを一回押動操作し、番号「3」及び「5」の
押しボタン14をそれぞれ二回押動操作し、更に、番号
「6」の押しボタン14を一回押押動操作したあと、室
外ノブ7を回動すればよい。すると、すべてのタンブラ
15A〜15Cについて、そのロック部35とスライダ
20の凸部27との係合が解かれ、スライダ20が上方
移動可能となる。このため、室外ノブ7の回動が許容さ
れ、これを回動することによってドア2のラッチを引き
込むことにより、当該ドア2のロックを解除できるよう
になる。
【0043】他方、上記の解錠番号を間違えて押しボタ
ン14を押動操作した場合、すなわち、次の(1)〜
(3)のような場合には、いずれかのタンブラ15A〜
15Cのロック部35が凸部27と係合し、これによっ
てスライダ20の上方移動が規制され、室外ノブ7を回
動できないロック状態が維持されることになる。 (1) 非解錠用のタンブラ15Aに対応する番号
「2」、「4」、「7」及び「8」の押しボタン14を
押動操作した場合。 (2) 第一の解錠用のタンブラ15Bに対応する番号
「1」と「6」の押しボタン14を押動操作しなかった
り、これを二回押動操作した場合。
【0044】(3) 第二の解錠用のタンブラ15C、
に対応する番号「3」と「5」の押しボタン14を押動
操作しなかったり、これを一回だけ押動操作した場合。 なお、ユーザー自身が解錠番号を押し間違えたときは、
「C」の押しボタン14(クリアボタン14D)を押す
と、クリアタンブラ15Dによってクリア作動体16が
作動し、全タンブラ15A〜15Cが元の非押動操作位
置に戻るので、その後に正しい解錠番号を押し直せばよ
い。このように、本実施形態の押しボタン施錠装置1に
よれば、各タンブラ15A〜15Cの仮固定位置をホル
ダケース6の表裏方向における二つの位置に設定すると
ともに、押しボタン14を一回押動操作するごとにタン
ブラ14A〜14Cの仮固定位置を一つずつホルダケー
ス6の裏面側へ進行させる押し込みアーム49Rを押し
ボタン14に設け、しかも、ホルダケース6の裏面側へ
二回進行した場合にスライダ20に対する係合が解除さ
れる第二の解錠用のタンブラ15Cを全タンブラ15中
の一部に採用したので、同じ押しボタン14を二回押動
操作して始めてロックが解除される二回押しの解錠操作
が可能となっている。
【0045】このため、押しボタン14及びタンブラ1
5の個数をそれほど増やさなくても解錠番号の組み合わ
せを大幅に増大させることができ、ホルダケース6を肥
大化させることなく押しボタン施錠装置1のセキュリテ
ィを大幅に向上させることができる。また、本実施形態
の押しボタン施錠装置1によれば、各押しボタン14に
設けた押し込み部材(押し込み機構)47でタンブラ1
5A〜15Cを挟み込みながらホルダケース6の裏面側
へ移動させるようにしたので、例えば、ユーザーが押し
ボタン14の中心部から外れた位置を押動したり、押し
ボタン14をホルダケース6の表裏方向に対してやや傾
いた方向に押動したような場合であっても、その押動力
がタンブラ15A〜15Cの一部に偏って集中的に伝達
されるのが防止される。
【0046】このため、押しボタン14の押動操作に伴
うタンブラ15A〜15Cの拗れが解消され、比較的軽
いタッチで押しボタン14による押動操作を行うことが
でき、当該押しボタン14による解錠操作が容易にな
る。更に、本実施形態の押しボタン施錠装置1では、押
しボタン14を押動操作していない時には、退避部材5
1によって左アーム49Lの先端部がタンブラ15A〜
15Cの通過領域Wから外れているので、クリア作動体
16によるクリア動作に伴ってタンブラ15A〜15C
が元の位置に戻る際に、その係止突起37A,37Bが
左アーム49Lの先端部に引っ掛かることがない。この
ため、当該タンブラ15A〜15Cを元の非押動操作位
置に確実に戻すことができ、クリア作動体16によるク
リア動作を確実に行うことができる。
【0047】また、本実施形態の場合、押しボタン14
を押動操作していない時には、押し込み部材47を構成
する左右の両アーム49L,49Rがともに退避部材5
1によってタンブラ15A〜15Cの通過領域Wから外
れた状態に開脚されており、押しボタン14を押動操作
して始めて両アーム49L,49Rの先端部がその通過
領域Wに入るようになっているので、両アーム49L,
49Rの先端部がタンブラ15A〜15Cの幅方向両縁
部に接触することに伴う摩耗を最小限に抑えることがで
きる。
【0048】図11は、本発明の第二実施形態に係る押
しボタン施錠装置1を例示しており、この押しボタン施
錠装置1は集合郵便受け箱58を構成する個々のメール
ボックス59をロックするための施錠装置として採用さ
れている。同図に示すように、この集合郵便受け箱58
は、マンション等の集合住宅の玄関部分に設置されてい
るもので、各戸の居住者宛の宅配物を収納するための多
数のメールボックス59を縦横に連結することによって
構成されている。各メールボックス59は、前方が開口
した金属製のボックス本体60と、このボックス本体6
0の開口部にヒンジ61を介して開閉自在に枢着されか
つ上部にメール投入口62を有する開閉蓋63とを備え
ている。
【0049】本実施形態の押しボタン施錠装置1は、上
記開閉蓋63の自由端側の下部に横向きに固定されてお
り、押しボタン14を解錠操作して始めて開閉蓋63の
裏面側に設けたラッチ64をボックス本体60側のラッ
チ受け(図示せず)から解除できるようになっている。
なお、押しボタン施錠装置1の内部機構については、第
一実施形態の場合と同様であるから、その詳細な説明を
省略する。このように、本実施形態の押しボタン施錠装
置1によれば、二回押しの解錠操作が可能であり、この
ため、押しボタン14及びタンブラ15の個数をそれほ
ど多くしなくても十分に複雑な解錠番号を設定できるの
で、ホルダケース6を可及的にコンパクトにすることが
でき、図11に示すメールボックス59の施錠装置とし
ても使用することができる。
【0050】なお、本発明の内容は特許請求の範囲によ
って定まり、上記した実施形態によって限定されるもの
ではない。例えば、上記した実施形態では、二回押しの
解錠操作が可能な施錠装置1について説明したが、タン
ブラ15の係止突起37や係止部38の個数を更に増加
するようにすれば、ある特定の押しボタン14を三回以
上押動操作して始めて解錠することができる押しボタン
施錠装置1を得ることができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同じ押しボタンを複数回押動操作する複数回押しの解錠
操作を行うことができるので、押しボタン及びタンブラ
の個数をそれほど増加させなくても解錠番号の組み合わ
せを増大させることができる。このため、ホルダケース
を肥大化させることなく、セキュリティの高い押しボタ
ン施錠装置を比較的安価に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の解錠用のタンブラに対応する位置で切断
した場合の押しボタン施錠装置の横断面図である(押し
ボタンを押動操作する前の状態)。
【図2】第一の解錠用のタンブラに対応する位置で切断
した場合の押しボタン施錠装置の横断面図である(押し
ボタンを押動操作した状態)。
【図3】第二の解錠用のタンブラに対応する位置で切断
した場合の押しボタン施錠装置の横断面図である(押し
ボタンを押動操作する前の状態)。
【図4】第二の解錠用のタンブラに対応する位置で切断
した場合の押しボタン施錠装置の横断面図である(押し
ボタンを二回押動操作した後の状態)。
【図5】タンブラの対応部分を拡大して示した押しボタ
ン施錠装置の縦断面図である。
【図6】(a)は非解錠用のタンブラの正面図、(b)
は非解錠用のタンブラの側面図、(c)は第一の解錠用
のタンブラの正面図、(d)は第一の解錠用のタンブラ
の側面図、(e)は第二の解錠用のタンブラの正面図、
(f)は第二の解錠用のタンブラの側面図である。
【図7】ドアに装着した状態の押しボタン施錠装置の縦
断面図である。
【図8】内部機構を示すための押しボタン施錠装置の正
面断面図である。
【図9】(a)は押しボタン施錠装置の正面図、(b)
は押しボタン施錠装置の左側面図である。
【図10】(c)は押しボタン施錠装置の平面図、
(d)は押しボタン施錠装置の背面図である。
【図11】本発明の押しボタン施錠装置を採用したメー
ルボックスと集合郵便受け箱を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 押しボタン施錠装置 6 ホルダケース 14 押しボタン 14D クリアボタン 15 タンブラ 15A 非解錠用のタンブラ 15B 第一の解錠用のタンブラ 15C 第二の解錠用のタンブラ 16 クリア作動体 20 スライダ 29 位置決めバネ 37A 第一係止突起 37B 第二係止突起 38A 第一係止部 38B 第二係止部 40 戻しバネ 41 位置決め機構 49L 押し込みアーム(左側) 51 退避部材 56 中間機構 W 通過領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の押しボタン(14)がホルダケー
    ス(6)の表面側に出退自在に設けられ、その押しボタ
    ン(14)を押動操作すると前記ホルダケース(6)の
    裏面側へ移動してその位置に仮固定される複数種類のタ
    ンブラ(15A〜15C)が同ケース(6)内に前記各
    押しボタン(14)に対応して設けられ、この各タンブ
    ラ(15A〜15C)の移動方向と直交する方向に移動
    自在なスライダ(20)が前記ホルダケース(6)内に
    設けられ、予め設定しておいた幾つかの解錠用のタンブ
    ラ(15A,15B)を前記押しボタン(14)で押動
    操作することにより、施錠位置に付勢されている前記ス
    ライダ(20)の解錠位置への移動が許容される押しボ
    タン施錠装置において、 前記各タンブラ(15A〜15C)の仮固定位置を前記
    ホルダケース(6)の表裏方向における複数位置に設定
    する位置決め機構(41)が設けられ、前記押しボタン
    (14)を一回押動操作するごとにその押しボタン(1
    4)に対応する当該タンブラ(15A〜15C)の仮固
    定位置を一つずつ前記ホルダケース(6)の裏面側へ進
    行させる中間機構(56)が設けられていることを特徴
    とする押しボタン施錠装置。
  2. 【請求項2】 位置決め機構(41)は、各タンブラ
    (15A〜15C)を元の非押動操作位置に付勢する戻
    しバネ(40)と、各タンブラ(15A〜15C)にお
    けるホルダケース(6)の表裏方向に離れた位置に形成
    された複数個の係止部(38A,38B)と、この各係
    止部(38A,38B)のいずれかに引っ掛かって当該
    タンブラ(15A〜15C)を仮固定する位置決めバネ
    (29)と、を備えている請求項1に記載の押しボタン
    施錠装置。
  3. 【請求項3】 係止部(38A,38B)に引っ掛かっ
    て各タンブラ(15A〜15C)を仮固定する複数の位
    置決めバネ(29)を有しかつその各タンブラ(15A
    〜15C)の移動方向と直交する方向に移動自在なクリ
    ア作動体(16)が設けられている請求項2に記載の押
    しボタン施錠装置。
  4. 【請求項4】 各位置決めバネ(29)を各タンブラ
    (15A〜15C)の係止部(38A,38B)から離
    脱させるべくクリア作動体(16)を移動させるクリア
    タンブラ(15D)と、このタンブラ(15D)を押動
    操作するためのクリアボタン(14D)と、を備えてい
    る請求項3に記載の押しボタン施錠装置。
  5. 【請求項5】 中間機構(56)は、各タンブラ(15
    A〜15C)におけるホルダケース(6)の表裏方向に
    離れた位置に形成された複数個の係止突起(37A,3
    7B)と、この各係止突起(37A,37B)のいずれ
    かに引っ掛かる先端部を有しかつ基端部が押しボタン
    (14)に連結された押し込みアーム(49L)と、を
    備えている請求項1〜4のいずれかに記載の押しボタン
    施錠装置。
  6. 【請求項6】 押しボタン(14)を押動操作していな
    い時は押し込みアーム(49L)の先端部がタンブラ
    (15A〜15C)の通過領域(W)から外れ、かつ、
    前記押しボタン(14)を押動操作して始めて前記先端
    部が前記通過領域(W)に入るように当該押し込みアー
    ム(49L)を揺動させる退避部材(51)が設けられ
    ている請求項5に記載の押しボタン施錠装置。
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