JP2000303725A - 施錠装置 - Google Patents

施錠装置

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JP2000303725A
JP2000303725A JP11116707A JP11670799A JP2000303725A JP 2000303725 A JP2000303725 A JP 2000303725A JP 11116707 A JP11116707 A JP 11116707A JP 11670799 A JP11670799 A JP 11670799A JP 2000303725 A JP2000303725 A JP 2000303725A
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JP
Japan
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tumbler
holder case
case
locking device
engagement
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JP11116707A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Mori
敏彦 森
Yoji Okuda
洋士 奥田
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SHUA SEISAKUSHO KK
Original Assignee
SHUA SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の押釦14をホルダケース7の表面側に
出退自在に設け、各押釦14の操作でケース内へ押込み
可能になるタンブラ15を設け、予め設定した幾つかの
タンブラ15を所定通り操作することで解錠が可能とさ
れた施錠装置において、タンブラ15の位置替えが、タ
ンブラ15の向きを間違えることなく行えるようにす
る。この場合、タンブラ15の形状が複雑にならないよ
うにする。 【解決手段】 タンブラ15に対し、一方面からプレス
を施して他方面へ突出する係合突起66を設け、ホルダ
ケース7側には、タンブラ15の移動方向に平行させつ
つ、この係合突起66と係合可能になる係合溝を設け
る。タンブラ15に対する係合突起66の形成は、容易
にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の押しボタン
操作によって解錠が可能になされた施錠装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、キーレスで施・解錠ができ
るドア用の施錠装置について鋭意研究開発を重ねてきて
おり、今では、複数列で各列ごとに複数の押しボタンを
ホルダケースの表面側に出退自在に設け、その押しボタ
ンを押動操作するとホルダケースの表裏方向裏側へ移動
するタンブラを同ケース内に各押しボタンに対応して設
け、予め設定しておいた幾つかのタンブラのみを押しボ
タンを介して移動させることによって解錠可能にした施
錠装置を提案するに至っている(特開平10−8887
6号公報参照)。
【0003】この施錠装置で採用しているロック機構の
原理は、ホルダケースの内部に、タンブラの移動方向と
直交する方向へ移動自在となるように枠板状のスライダ
を設けておき、このスライダに、各タンブラの幅方向一
側に対して係合可能となる凸部を内歯状に設け、更に、
操作ノブの回動をこのスライダの移動に連動可能にさせ
ておき、解錠用のタンブラのみが適正に押動されたとき
だけ、各タンブラと凸部との係合が解かれ、スライダが
移動自在になってロックが解除されるというものであ
る。
【0004】すなわち、所定の解錠用タンブラに押動漏
れがあったときや非解錠用(即ち、ダミーとなる)タン
ブラが押動されていたときには、これらタンブラの幅方
向一側が凸部と係合してスライダが移動できず、従って
操作ノブが回動できないために、ロック状態になるとい
うものである。ところで、この施錠装置のホルダケース
には、押しボタンの配置に合わせて解錠用タンブラ及び
非解錠用タンブラを差込可能にする差込部が設けられて
おり、これら差込部に対する各タンブラの配置(押しボ
タンとの組み合わせ)により、解錠番号を決定できるよ
うになっている。
【0005】ただ、この場合、各タンブラは、上記のよ
うにスライダの凸部との係合の有無を選択させるための
ものであり、差込部に対する差込向きを所定に合わせる
必要があった。そこで従来は、この解錠番号の決定(変
更)をユーザーにも行いやすくするため、全てのタンブ
ラの一方面に、その押動方向に沿った表裏判別溝を設け
ると共に、ホルダケースの裏蓋を取り外した部分へ、上
記差込部と各タンブラの表裏判別溝との位置合わせ(仲
介)をさせるためのゲージプレートを載せて、このゲー
ジプレートを介しつつ、タンブラを差し込ませるように
していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】タンブラは、一例を挙
げると15mm×8mm程度という小さな平面大きさを
有した板片(厚2mm)であり、これに表裏判別溝を設
けることは、加工の容易性や高精度を満足させながらも
更に低コスト化を実現するという要求に応えるうえで、
非常に困難なことであった。また、解錠番号の決定(変
更)時にいちいちゲージプレートを持ち出してきてこれ
を用いるというのは面倒であるため、ゲージプレートが
使用されないことが多々あり、そのためタンブラの差込
向きを間違えてスライダと接触干渉させ、これが原因で
故障に至るということがあった。
【0007】一方、タンブラをホルダケースの差込部へ
差し込むときに、このタンブラの差込量を制限するもの
は、押しボタンの内側とタンブラとの間に介設するバネ
しかなく、勢い余ってタンブラを差し込み過ぎるという
ことがあった。このことは、例えば上記したタンブラの
差込向き間違いを解決するために、タンブラの一方面に
係合突起を設け、ホルダケースの差込部にこの係合突起
と係合可能な係合溝を設ける構成とした場合でも、更に
特別な措置を講じない限りは、係合溝を通り抜け状態で
形成させざるを得なくなることから、回避できないもの
となっていた。
【0008】このようなことから、もし、タンブラの差
し込み過ぎが起きたときには、押しボタン、タンブラ、
スライダ等においてうまく動作しなくなるということに
繋がっていた。本発明は、上記の事情に鑑み、タンブラ
をホルダケースの差込部へ差し込むときの向きの規制構
造について、少なくともタンブラに対する加工の容易性
や高精度を満足させながらも更に低コスト化を実現する
という要求に応えることができるようにした施錠装置を
提供することを第1の目的とする。
【0009】また、本発明は、タンブラをホルダケース
の差込部へ差し込むときに差し込み過ぎが起こらないよ
うにして、押しボタンをはじめとする各部材がうまく動
作する状態が確実に得られるようにした施錠装置を提供
することを第2の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は次のような技術的手段を講じた。即ち、本発明
に係る施錠装置は、複数の押しボタンをホルダケースの
表面側に出退自在に設け、その押しボタンを押動操作す
るとホルダケースの表裏方向裏側へ移動するタンブラを
同ケース内に各押しボタンに対応して設け、予め設定し
ておいた幾つかのタンブラのみを押しボタンを介して移
動させることによって解錠可能にしたものである。
【0011】そして、ホルダケースに対するケース裏側
からのタンブラの差込時に、配置の列ごとに決められた
各タンブラの特定の向きでの差し込みのみを許容する差
込方向規制手段を具備しているので、タンブラの差込方
向を間違えることは決してないものとなっている。そし
て更に、第1の目的を達成するために上記構成に加えて
採用した構成として、上記差込方向規制手段を、タンブ
ラの一方面に厚さ方向へプレスを施すことで他方面へ突
設させた係合突起と、ホルダケース側におけるタンブラ
の各差込位置でタンブラの移動方向に平行させて設けた
係合溝との係合により形成させているものである。
【0012】この場合、タンブラに設ける係合突起は、
タンブラに対する厚さ方向のプレスによって形成してい
るため、タンブラが小さな板片であるとしても、その形
成について何ら困難性はなく、勿論、精度的にも満足で
き、低コスト化も図れるものである。一方、第2の目的
を達成するためには、上記の差込方向規制手段に対する
更なる構成の追加として、ホルダケース側に設けた係合
溝において、ホルダケースの裏側から表側へ向けた深さ
を、タンブラの所定移動量を妨げない範囲としたうえで
途中で止めているものである。
【0013】このようにすることで、タンブラをホルダ
ケースの差込部へ差し込むときに、このタンブラの差込
量が所定範囲に制限され、従って、タンブラの差し込み
過ぎを防止できるため、押しボタン、タンブラ、スライ
ダ等がうまく動作する状態を確実に得られることにな
る。ホルダケースにおいて、係合溝を途中で止めるため
の構造としては、タンブラの移動する部分をケース厚み
方向で重ねられる少なくとも二部材により形成し、これ
ら部材に対して係合溝を厚さ方向に貫通させるか、又は
全く不形成とさせるかによる手法を採用するのが好適で
ある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1乃至図5において、ドアラッ
チ1はドア2の側端面より出退自在となっており、図外
のドア枠に設けたラッチ受け金具に対して係脱自在であ
る。室内側の操作機構3は、ドア2の室内側に取り付け
られた縦長の方形盆状を呈する飾り蓋4と、この飾り蓋
4の下部に回転自在に設けられた室内ノブ5とからな
る。
【0015】室外側に設けたドアの施錠装置6は、ドア
2の室外側に取り付けられた裏面側が開放された縦長箱
状を呈するホルダケース7と、このホルダケース7に回
転自在に装着された室外ノブ8とを備えている。上記の
飾り蓋4とホルダケース7とは、ドア2を室内側から貫
通する同じ取付ボルト9によってドア2の室内外で対応
する位置に固定されている。前記室内ノブ5と室外ノブ
8とは室内外において同軸心状に相対応しており、それ
ぞれラッチ駆動軸10に連動連結されている。ラッチ駆
動軸10は偏平な長尺板状で、室内側端部は室内ノブ5
のボス部11に嵌合され、室外側端部はホルダケース7
内に室外ノブ8の内側に同軸心状に固定した駆動ピニオ
ンギア12に挿通されており、これらのノブ5,8を介
してラッチ駆動軸10をいずれかの方向に回すと、ドア
ラッチ1をドア2内に引き込むことができるようになっ
ている。
【0016】ラッチ駆動軸10は駆動ピニオンギア12
の扇形孔13に回転方向で遊びをもって挿通されてい
て、後述するロック機構16がロック状態にあるときは
そのギア12の回動が規制されて室外ノブ8の解錠方向
の回動が不能となり、ロック機構16がロック解除され
るとそのギア12の回動が許容されて室外ノブ8の解錠
方向の回動が可能となる。上記施錠装置6は、複数列
(図例では2列)で各列ごとに複数の押しボタン14を
ホルダケース7の表面側に出退自在に設け、その押しボ
タン14を押動操作するとホルダケース7の裏側へ移動
するタンブラ15を同ホルダケース7内に各押しボタン
14に対応して設け、予め設定しておいた幾つかの解錠
用のタンブラ15Aのみを押しボタン14によって移動
させることにより、ホルダケース7内のロック機構16
を解除するようにしている。
【0017】このロック機構16は、図3乃至図5に示
すように、上下方向(ホルダケース7の長手方向)に長
いクリア作動体17の案内溝18を幅方向中央に有し、
且つこの案内溝18の両側に並ぶ複数のタンブラ挿通孔
19を有する基板20と、この基板20の室外側に摺動
可能に重合されたスライダ21と、このスライダ21に
室外側に重合されたタンブラ支持台22と、ホルダケー
ス7の裏側に形成された開口部7Aを着脱自在に施蓋す
る裏蓋23とを備えている。基板20のタンブ挿通孔1
9には、各タンブラ15がホルダケース7内でその表裏
方向(室内外方向)に移動自在となるよう挿通され、各
タンブラ15はタンブラ支持台22側に設けた挿通孔2
2Aにもそれぞれ挿通されている。
【0018】すなわち、基板20のタンブ挿通孔19と
タンブラ支持台22の挿通孔22Aとで、ホルダケース
7の全体に対するタンブラ15の差込部を形成している
ものである。スライダ21は、全てのタンブラ挿通孔1
9を取り囲む程度の大きさを有する板状枠体よりなり、
ホルダケース7内にその長手方向(図3の上下方向)に
移動自在に設けられ、このスライダ21の上端とホルダ
ケース7の上板との間に介装した左右一対の圧縮バネ2
4によって常時下方に付勢されている。このスライダ2
1の枠内周となる左右両縁部には、各タンブラ15の幅
方向一側に係脱するための凹部25と凸部26とがスラ
イド方向に沿って交互に連続しつつ形成され、内歯状に
なっている。
【0019】スライダ21は、基板20に対し、コイル
バネ27を介して室外側に付勢して設けたピン28によ
って支持されており、このため、タンブラ15が押動時
にスライダ21に接触してもスライダ21がバネ23に
抗して室内方向に移動し、これにより、かかる接触に伴
う押しボタン14の押動感触の変化によって解錠番号を
察知することを困難にしている。基板20の案内溝18
にはクリア作動体17が上下摺動自在に設けられてい
る。このクリア作動体17は、図8に示す如く押しボタ
ン14によって押動されたタンブラ15をその押動操作
位置に保持しておく二股状の位置決めバネ29を所定間
隔おきに有している。クリア作動体17は、ホルダケー
ス7内に二列に並ぶタンブラ15間に配置され、このク
リア作動体17の上端とホルダケース7の上板との間に
介装した下降バネ30によって、前記スライダ21とは
独立して常時下方に付勢されている。
【0020】図3及び図4に示すように、前記駆動ピニ
オンギア12の上方には、この駆動ピニオンギア12に
噛合して室内外方向の支軸31回りに回動するセクタギ
ア32が設けられ、このセクタギア32に固定した解除
ピン33がスライダ21の下端に接当されている。従っ
て、ロック機構16がロック状態にあることでスライダ
21の上方移動が規制されているときは、解除ピン33
によって両ギア12,32が回動できず、このため室外
ノブ8も回動できない。図5及び図6に示すように、各
タンブラ15の幅方向一側には、スライダ21の凹凸部
25,26と係脱するロック部34と解除溝35とが凹
凸状に形成されており、他方、各タンブラ15の幅方向
他側には、位置決めバネ29の先端掛止部29Aに掛止
される係止部36が形成されている。各タンブラ15
は、その係止部36が形成されている方をホルダケース
7の幅方向中央側に向けるようにして各タンブラ挿通孔
19へ挿入される。
【0021】裏蓋23における各タンブラ15の対応位
置には、凹部状のバネ収納部37が形成されており、こ
の収納部37に、同タンブラ15をホルダケース7の表
面側(図5の上側)に付勢する戻しバネ38が介装され
ている。従って、各タンブラ15は、押しボタン14に
よって押動操作されるとその係止部36が位置決めバネ
29の先端掛止部29Aに掛止されてその押動操作位置
が維持されるが(図5の右側のタンブラ15A参照)、
後述のクリア用タンブラ41によってクリア作動体17
を上方移動させると位置決めバネ29との係合が解か
れ、戻しバネ38によってホルダケース7の表面側に押
し出されて元の位置に復帰する(図5の左側のタンブラ
15B参照)。
【0022】これら各タンブラ15のうち、解錠用のタ
ンブラ15A(図5の右側、及び図6(b)に示す)
は、解除溝35の方がロック部34よりもケース表面側
(図5の上側)に設けられている。これに対して非解錠
用のタンブラ15B(図5の左側、及び図6(a)に示
す)は、その配置順序が入れ代わっており、ロック部3
4の方が解除溝35よりもケース表面側に設けられてい
る。すなわち、解錠用のタンブラ15Aが押動操作位置
にあるときはその解除溝35がスライダ21の枠内に位
置し、スライダ21の凸部26が当該タンブラ15Aと
接触しなくなる。しかし、元の位置に復帰されていると
きはそのロック部34がスライダ21の凹部25に入り
込んで同スライダ21の凸部26に係合し、スライダ2
1の上方移動が規制される。
【0023】他方、非解錠用のタンブラ15Bが押動操
作位置にあるときは、そのロック部34がスライダ21
の枠内に位置して凹部25に入り込み、同スライダ21
の凸部26に係合してスライダ21のスライダ21の上
方移動が規制され、元の位置にあるときはその解除溝3
5がスライダ21の枠内に位置し、スライダ21の凸部
26が当該タンブラ15Bと接触しなくなる。前記押し
ボタン14は有底筒状に形成されており、ホルダケース
7の表面から室外側へ出退自在に挿通されている。押し
ボタン14の内部には復帰バネ39が装填されている。
この復帰バネ39におけるホルダケース7の内側端はタ
ンブラ支持台22の室外側に突設した突片40(図5参
照)に接当されていて、押しボタン14を押してタンブ
ラ15を押動操作位置にした後は、押しボタン14だけ
が復帰バネ39によって元の位置に復帰する。
【0024】図例のホルダケース7(図2参照)では、
その表面側に各押しボタン14に対応する「0」〜
「9」のアラビア数字と「X」,「Y」,「Z」及び
「C」の英文字が刻印されている。このうち、「0」〜
「9」及び「X」,「Y」,「Z」の押しボタン14に
は非解錠用又は解錠用のタンブラ15を対応させ、
「C」の押しボタン14にはクリア用のタンブラ41を
対応させる。図8に示すように、このクリア用タンブラ
41は、クリア作動体17を上方移動させて非解錠用又
は解錠用のタンブラ15を元の位置に復帰させるための
もので、幅方向一端を切欠き形成してなるカム片42を
有する。なお、このクリア作動体17の下端には、この
カム片42が係合する傾斜カム面43が形成されてい
る。
【0025】従って、「C」の押しボタン14を介して
クリア用タンブラ41を押し下げると、そのカム片42
と傾斜カム面43の係合によってクリア作動体17が下
降バネ30に抗して上方へ移動する。このとき、位置決
めバネ29も上方に移動して各タンブラ15との係合が
解かれ、押動操作位置にある各タンブラ15が戻しバネ
38によって元の位置に戻ることになる。なお、セクタ
ギア32の下方には、上昇バネ44によって上方へ付勢
されたスライド板45が設けられ、このスライド板45
の上端にセクタギア32の解除ピン33が当接されてい
て、このスライド板45の上方移動によって回動操作後
の室外ノブ8を元の待機状態へ復帰させるようにしてい
る。
【0026】図6及び図7に示すように、解錠用のタン
ブラ15A及び非解錠用のタンブラ15Bには、それら
のケース裏側端部に、各タンブラ15A,15Bを一見
して判別できるようにするための着色部46が設けられ
ている。図例においてこの着色部46は、各タンブラ1
5のケース裏側端に、前記した戻しバネ38(図5参
照)との係合を容易にするための幅狭突部47を設け、
この幅狭突部47の先端に、解錠用のタンブラ15Aに
ついては赤色、非解錠用のタンブラ15Bについては青
色の塗料を塗ったものとした。
【0027】一方、図3及び図5に示すように、基板2
0の裏側には各タンブラ15の配置領域に対応して一定
深さを保持した嵌合凹部51が形成されており、この嵌
合凹部51に対して裏蓋23を嵌め入れることができる
ようになっている。裏蓋23は、鋼板等の金属製の板材
より形成されたもので、嵌合凹部51を介してホルダケ
ース7へ取り付けた状態が面一で、且つ大きなガタツキ
のない嵌め込み状態となるようにすべく、その平面大き
さ及び厚さが嵌合凹部51の内法に略対応している。
【0028】そして、この裏蓋23には、各タンブラ1
5に対応する位置に確認窓48が設けられている。この
確認窓48は、裏蓋23における前記バネ収納部37の
底部を、各タンブラ15における幅狭突部47の幅と略
同寸法の直径で、表裏方向に貫通することによって形成
されている。このような構造であるから、タンブラ15
をホルダケース7へ差し込む際に、その前後方向を間違
えることがないよう、注意を促すことができ、しかもそ
のことの確認が、裏蓋23の取付後にあっても、施錠装
置6の外部から簡単に判断できるようになっている。な
お、各確認窓48には、裏蓋23の外面から着色部46
が見やすくなるよう、裏蓋23内面から外面に向かって
拡径するテーパ孔49とするのが好適である。
【0029】次に、前記した基板20及びタンブラ支持
台22について、更に詳しく説明する。図9乃至図11
に示すように、基板20には、その上端部及び下端部
に、ホルダケース7等に対する位置決め用切欠55,5
6が設けられ、また下部寄りには、ラッチ駆動軸10や
駆動ピニオンギア12の回転ボス部等を通す開口57が
設けられている。また、基板20の裏面に設けられる裏
蓋23用の嵌合凹部51内には、セクタギア32の支軸
31を通す開口58と、この開口58まわりで解除ピン
33の周移動を許容する円弧孔59とが設けられてい
る。
【0030】更にまた、この嵌合凹部51には、各タン
ブラ15の配置に対応して形成された複数のタンブラ挿
通孔19に対し、それぞれの隣に添えられるようにして
「0」〜「9」のアラビア数字と「X」,「Y」,
「Z」及び「C」の英文字が刻印されている。これらの
刻印は、ホルダケース7の表面に刻印された「0」〜
「9」の各アラビア数字、及び「X」,「Y」,
「Z」,「C」の各英文字に1対1対応で、同じ数字、
英文字が対応するように付記されたものである。なお、
言うまでもなく、これら嵌合凹部51内の刻印は、ホル
ダケース7を裏返しにした状態でこれをそのまま正面視
するかたちとなるので、付記した数字や英文字の左右配
置は、ホルダケース7のものとは左右逆となっている。
【0031】基板20におけるホルダケース7の内方へ
向けられる面側には、各タンブラ挿通孔19の上下両側
となる開口縁部に面してブロック片62が設けられてい
る。そのため、各タンブラ挿通孔19は、ホルダケース
7の表裏方向(即ち、タンブラ15の移動方向)に沿っ
てある程度の距離(深さ)を有したものとなっている。
そして、各タンブラ挿通孔19は、それぞれが凸型の開
口形状に形成されており、この開口形状がブロック片6
2の高さ方向全部に及ぶものとなっている。すなわち、
これによって各タンブラ挿通孔19には、タンブラ15
の差し込み及び移動方向に平行する係合溝63が形成さ
れているものとなっている。
【0032】なお、このブロック片62の存在により、
各タンブラ挿通孔19における嵌合凹部51へ面する側
の開口縁部には、タンブラ15の差し込みを容易にする
ためのテーパ孔64を形成させることができるものとな
っている。各ブロック片62は、係合溝63を設けるこ
と、及びテーパ孔64を設けることに対する基板20の
補強対策にもなっている。これに対して各タンブラ15
には、図5乃至図7に示すように、その表裏一方面の幅
方向中央部に、係合突起64が突出して設けられてい
る。この係合突起66は、タンブラ挿通孔19の係合溝
63に対して大きくガタツクことなく嵌まるものとなっ
ている。
【0033】この係合突起66は、タンブラ15の一方
面から厚さ方向へプレスを施すことで他方面へと突設さ
せたものである。係合突起66の突出形状は、係合溝6
3との係合が可能である限り特に限定されるものではな
いが、その形成方法から考慮すれば、突出方向で円柱
(筒)形を呈するようにさせるのが好適である。なお、
タンブラ15自体をプレスによって打ち抜き形成すると
きであれば、この係合突起66も同時に形成させればよ
い。このようなタンブラ挿通孔19の係合溝63とタン
ブラ15の係合突起66との組み合わせは、タンブラ挿
通孔19に対してタンブラ15を設定通りにしないと差
し込めないという状況を生むために、これが基板20
(即ち、ホルダケース7)に対する各タンブラ15の差
し込みの向きを特定向きに規制するための差込方向規制
手段68を構成していることになる。
【0034】全てのタンブラ15において、係合突起6
6が設けられる面は、ロック部34、解除溝35、係止
部36の左右配置に関連して一定の関係が成立するよう
に決められている。図例では、ロック部34及び解除溝
35を左側へ、また係止部36を右側へ向けた状態でこ
れを正面視したとき(図6及び図7の各(a)の状態と
したとき)、その裏面となる面に係合突起66が設けら
れたものとしている。従って、各タンブラ15を基板2
0(ホルダケース7)へ装着したとき、左側に配列され
るタンブラ15と右側に配列されるタンブラ15とが、
それぞれの係止部36を互いに対向させるようになり、
これに関連して各係合突起66は、基板20の左側列
(ホルダケース7を裏側から見た状態の左側である)で
係合突起66が上向き配置となり、右側列では係合突起
66が下向き配置となるものである。
【0035】また、当然のことながら基板20の各タン
ブラ挿通孔19に設けられる係合溝63も、その左側列
のタンブラ挿通孔19では開口縁の上側に位置付けら
れ、右側列のタンブラ挿通孔19では開口縁の下側に位
置付けられるものとなる。なお、クリア用のタンブラ4
1(図8参照)についても、その差込方向をクリア作動
体17との位置関係において一義的とするために、所定
向きに係合突起66が突設されている。このようなこと
から、各タンブラ15,41は、ホルダケース7におい
て決められた特定の向きにしないとホルダケース7に対
して装着できないものであり、従ってタンブラ15,4
1の向きを間違えてホルダケース7に装着してしまうと
いうことは決して起こらない。
【0036】基板20において、タンブラ挿通孔19
は、テーパ孔64の分も加えたものとして言えば、ブロ
ック片62の高さを含めた基板20全体厚を貫通して設
けられたものとなっているものであるが、このタンブラ
挿通孔19としての全貫通深さは、タンブラ15が押し
ボタン14の押動操作に伴って移動するときの係合突起
66の移動範囲(係合突起66自体の大きさを含む)と
同等以上になっている。一方、図11及び図12に示す
ように、タンブラ支持台22には、前記したように基板
20のタンブラ挿通孔19と対応配置で複数の挿通孔2
2Aが設けられており、このタンブラ支持台22がホル
ダケース7の内底面(正面板の裏面)へ向けられる面側
にあって、これら挿通孔22Aの上下両側となる開口縁
部には一対の突片40が互いに平行して突設されてい
る。
【0037】また、左列側の挿通孔22Aの左側、及び
右列側の挿通孔22Aの右側となる各開口縁部、更には
左右両列の挿通孔22Aの相互間には、スペーサ突起7
0,71が突設されている。突片40については図5に
関して既に説明したように、押しボタン14用の復帰バ
ネ39を支持するためのもので、その突端部がバネ掛け
用に段付き形状とされている。スペーサ突起70,71
は、タンブラ支持台22とホルダケース7の内底面との
間の充填材とされるもので、観点を変えれば、各挿通孔
22Aに対し、ホルダケース7の表裏方向(即ち、タン
ブラ15の移動方向)に沿ってある程度の距離(深さ)
を持たせて補強材として作用していると共に、タンブラ
15の移動用ガイドとしても作用している、と言うこと
ができる。
【0038】基板20に設けられたブロック片62(図
11参照)の場合とは異なり、このタンブラ支持台22
の突片40には、係合溝63は全く、不形成となってい
る。それは、上記したように、基板20においてブロッ
ク片62の高さを含めた状態としてのタンブラ挿通孔1
9は、タンブラ15の移動に伴う係合突起66の移動範
囲と同等以上の深さを有しているため、わざわざ、この
タンブラ支持台22の突片40において係合溝63を形
成させる必要が無いということである。すなわち、タン
ブラ15は、ホルダケース7のケース厚み方向で重ねら
れる少なくとも二部材(基板20とタンブラ支持台2
2)にわたって移動可能に設けられているにも拘わら
ず、上記係合溝63は、ホルダケース7の裏側から表側
へ向けて途中で止められていることになる。
【0039】このため、タンブラ15をホルダケース7
へ装着するに際して、ホルダケース7の裏側から(基板
20からタンブラ支持台22へ向けて)タンブラ15を
勢い余って差し込み過ぎる、ということを完全に防止で
きるものである。また、係合溝63の形成について、基
板20に対しては厚さ方向の貫通であるために加工(一
体形成を含む)が容易であり、一方でタンブラ支持台2
2に対しては全くの形成不要であり、このような状況下
にあってホルダケース7の裏側から表側へ向けて途中で
止める構造にできるものであるから、全体として、構造
の簡潔化及び製造の容易化が図れるものである。
【0040】なお、図12において、タンブラ支持台2
2の下部寄りに設けられた開口73は、セクタギア32
の支軸31との干渉を逃がす為のものである。上記構成
を具備した施錠装置6において、「0」〜「9」及び
「X」,「Y」,「Z」のうち任意に設定される解錠番
号の押しボタン14(例えば、「1」、「2」、
「3」、「X」、「Y」)には解錠用のタンブラ15A
が対応し、それ以外の押しボタン14(「4」〜
「0」、「Z」)には非解錠用のタンブラ15Bが対応
するよう、各タンブラ15をタンブ挿通孔19に装填し
ておく。
【0041】そして、解錠番号の押しボタン14のみを
押して、全ての解錠用のタンブラ15Aを押動操作位置
にすると、全タンブラ15A,15Bについてそのロッ
ク部34と凸部26との係合が解かれ、これによってス
ライダ21が上方移動可能となり、室外ノブ5のロック
が解除される。一方、解錠番号を間違えて解錠用のタン
ブラ15Aが押動されなかったり非解錠用のタンブラ1
5Bが押動されたりすると、いずれかのタンブラ15
A,15Bのロック部34が凸部26と係合し、これに
よってスライダ21の移動が規制されて室外ノブ8が回
動できなくなり、ロック状態となる。
【0042】また、ユーザー自身が解錠番号を押し間違
えたときは、「C」(クリア用)の押しボタン14を押
すと、クリア用タンブラ41によってクリア作動体17
が作動して他の全タンブラ15A,15Bが元の非押動
位置に戻るので、その後に正しい解錠番号を押し直せば
よい。ここで、ユーザーが前記解錠番号を設定し直した
いときは、ホルダケース7から裏蓋23を取り外し、解
錠用のタンブラ15Aをそれ以外のタンブラ15Bと交
換したり相互位置を交替させたりしてその配置内容を変
えればよい。例えば、解錠番号「1」、「2」、
「3」、「X」、「Y」を「1」、「2」、「3」、
「X」、「Z」にするときは、「Y」の解錠用のタンブ
ラ15Aと「Z」の非解錠用タンブラ15Bを入れ換え
ればよい。
【0043】この場合、タンブラ15のケース裏側端部
に前記着色部46が設けられているので、タンブラ15
を差し込む際の前後方向を間違えるといったことが防止
できると共に、タンブラ挿通孔19の係合溝63とタン
ブラ15の係合突起66との組み合わせにおいて構成さ
れる差込方向規制手段68により、タンブラ15の向き
を間違えることも完全に防止されることになる。また、
裏蓋23に確認窓48が設けられているので、ホルダケ
ース7に対して裏蓋23を取り付けた後になっても、確
認窓48から着色部46の有無を確認したり、着色部4
6の色の判別により解錠用のタンブラ15Aと非解錠用
のタンブラ15Bとの配置確認をしたりすることが、極
めて容易にできる利点がある。
【0044】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、クリア作動体17を複数本設ける
ようにすれば、係合溝63と係合突起66との係合位置
関係も、左側列のタンブラ15と右側列のタンブラ15
との間で同じ向きに揃えることができることになる。上
記実施形態において、室外ノブ8の代わりに、室外側か
ら挿通されたキーを回動することによって駆動ギア12
を回動させるキーボックスをホルダケース7内に設ける
ようにしてもよい。この場合、所定の解錠番号の押しボ
タン14を押したあと更にキーを挿入して回動しないと
ロック解除できず、押しボタン14とキー操作とによる
二重ロック機構が構成されることになる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る施錠
装置では、タンブラをホルダケースの差込部へ差し込む
ときの向きの規制構造について、少なくともタンブラに
対する加工の容易性や高精度を満足させながらも更に低
コスト化を実現するという要求に応えることができるも
のであり、第1の目的を達成するに至った。また、本発
明に係る施錠装置では、タンブラをホルダケースの差込
部へ差し込むときに差し込み過ぎが起こらないようにし
て、押しボタンをはじめとする各部材がうまく動作する
状態が確実に得られるようになるので、第2の目的を達
成するに至った。
【図面の簡単な説明】
【図1】施錠装置の取付状態を示す側面図である。
【図2】同装置の室内側から見た外観図である。
【図3】同装置の内部構造を示す縦断面図である。
【図4】同装置から裏蓋及び基板を外したうえでその室
内側から見た内部構造を示す正面図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】(a)は非解錠用のタンブラの正面図であり、
(b)は解錠用のタンブラの正面図である。
【図7】(a)は非解錠用のタンブラの断面斜視図であ
り、(b)は解錠用のタンブラの断面斜視図である。
【図8】クリア作動体とタンブラとの関係を示す斜視図
である。
【図9】基板を示す正面図である。
【図10】基板を示す背面図である。
【図11】図9のB−B線に相当して示した断面斜視図
である。
【図12】タンブラ支持台を示す正面図である。
【図13】図12のC−C線に相当して示した断面斜視
図である。
【符号の説明】
6 施錠装置 7 ホルダケース 14 押しボタン 15 タンブラ 15A 解錠用のタンブラ 15B 非解錠用のタンブラ 16 ロック機構 19 タンブラ挿通孔 20 基板 22 タンブラ支持台 22A 挿通孔 40 突片 51 嵌合凹部 66 係合突起 62 ブロック片 63 係合溝 68 差込方向規制手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の押しボタン(14)をホルダケー
    ス(7)の表面側に出退自在に設け、その押しボタン
    (14)を押動操作するとホルダケース(7)の表裏方
    向裏側へ移動するタンブラ(15)を同ケース(7)内
    に各押しボタン(14)に対応して設け、予め設定して
    おいた幾つかのタンブラ(15A)のみを押しボタン
    (14)を介して移動させることによって解錠可能にし
    た施錠装置において、 ホルダケース(7)に対するケース裏側からのタンブラ
    (15)の差込時に、配置の列ごとに決められた各タン
    ブラ(15)の特定の向きでの差し込みのみを許容する
    差込方向規制手段(68)を具備しており、 該差込方向規制手段(68)が、タンブラ(15)の一
    方面に厚さ方向へプレスを施すことで他方面へ突設させ
    た係合突起(66)と、ホルダケース(7)側における
    タンブラ(15)の各差込位置でタンブラ(15)の移
    動方向に平行させて設けた係合溝(63)との係合によ
    り形成されることを特徴とする施錠装置。
  2. 【請求項2】 前記ホルダケース(7)側に設けた係合
    溝(63)は、ホルダケース(7)の裏側から表側へ向
    けた深さを、タンブラ(15)の所定移動量を妨げない
    範囲としたうえで途中で止められていることを特徴とす
    る請求項1記載の施錠装置。
  3. 【請求項3】 前記ホルダケース(7)において、タン
    ブラ(15)はケース厚み方向で重ねられる少なくとも
    二部材(20,22)にわたって移動可能に設けられて
    おり、前記係合溝(63)はこれら各部材のうち必要な
    もの(20)に対しては厚さ方向に貫通し、不要なもの
    (22)に対しては不形成とされていることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の施錠装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2831912A1 (fr) * 2001-11-06 2003-05-09 Sure Seisakusho Kabushiki Kais Dispositif de verrouillage a bouton-poussoir

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