JP2003138803A - 錠内部の係脱機構の係脱状態確認装置及び該装置を備えた建具 - Google Patents

錠内部の係脱機構の係脱状態確認装置及び該装置を備えた建具

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JP2003138803A
JP2003138803A JP2001337552A JP2001337552A JP2003138803A JP 2003138803 A JP2003138803 A JP 2003138803A JP 2001337552 A JP2001337552 A JP 2001337552A JP 2001337552 A JP2001337552 A JP 2001337552A JP 2003138803 A JP2003138803 A JP 2003138803A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外出時の防犯行為を期待することができるこ
と。 【解決手段】 室内側から見える戸の内壁に固定され、
かつ表示窓を有する化粧板と、この化粧板に鍵穴が室内
側から見えるように固定されたシリンダー部材と、この
シリンダー部材の回転可能な内筒体に一端部が固定され
ていると共に、該一端部に延設する他端部に前記表示窓
の裏側に臨むように配設された識別部を有する係脱状態
識別部材とから成り、前記識別部には、錠内部の係脱機
構の係脱状態が、「係合している状態なのか」、それと
も「係合していない状態なのか」を視覚上識別すること
ができる標識が設けられていることを特徴とする錠内部
の係脱機構の係脱状態確認装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、錠内部の係脱機構
の係脱状態確認装置及び該装置を備えた建具に関する。
錠内部の係脱機構としては、例えば建具の一例としての
引き違い戸に設けられた錠用サムターン係脱機構が適合
する。建具用サムターン係脱機構は、普通一般の家庭に
於いて、泥棒がガラスの一部をくり抜いて手を差込み、
外からサムターンを移動させて解錠するのを防止するた
めに使用されている。
【0002】
【従来の技術】一般に、引き違い戸錠は、内側引戸の框
に外側引戸の受け金具と係合する施錠片を動かすための
操作体(サムターン)が設けられている。例えば中央部
に摘みを有する垂直板状のサムターンを下方へスライド
させると、取付け箱に設けられた連動部材を介して施錠
片(鎌片)が掛合方向へと突出回転する。これに対して
サムターンを上方方向へスライドさせると施錠片は後退
方向へと回転する。
【0003】そこで、今仮に泥棒が留守宅に忍び込もう
としてガラスの一部をくり抜き、当該くり抜き部分から
手を入れて内側のサムターンを操作した場合には、簡単
に不正解錠が行われる可能性がある。
【0004】これを防止するために、外出する際に「サ
ムターンの摘みを取り外す考え方」がある。確かに、摘
みを取り外すと、泥棒はガラスをくり抜いても外から容
易にサムターンをスライドさせることができないので、
不正解錠に時間がかかり過ぎ、泥棒は室内に侵入するの
を諦める可能性がでてくるという利点はある。しかしな
がら、相手は泥棒であるから、摘みがなくてもサムター
ンを移動させる可能性が残っている。また、摘みを取り
外した場合、その保管場所に困り、時には「どこに摘み
を置いたか」判らないことも日常的な経験則である。
【0005】そこで、出願人は、このような従来の問題
点に鑑み、「引き違い戸錠用サムターン係脱機構」を特
許庁に提案した(出願中)。この引き違い戸錠用サムタ
ーン係脱機構は、泥棒が仮にガラスをくり抜き、手を差
入れてサムターンをスライドさせても引戸錠の施錠状態
を解消させることができないことを目的とし、その基本
的構成は、内側引戸の室外側に設けられた取付け収納箱
にシリンダー部材の駆動力を変換する動力変換上下動部
材を組込み、一方、内側引戸の室内側にクラッチボタン
用支持筒を有するサムターンを設け、このサムターンと
前記支持筒に組込まれたクラッチボタンを介して連動
し、かつ、施錠片を回転させる連動部材を前記取付け収
納箱に上下動可能に内装し、内側のシリンダー部材をキ
ーで操作すると、連動部材に係合している前記クラッチ
ボタンのクラッチ状態を解消させることができるよう
に、動力変換上下動部材の移動方向に対して交差方向へ
移動する制御板を連動部材と動力変換上下動部材の間に
組込んだことを特徴とする。
【0006】この新規な先願発明は、一般に居住者は室
内にいる場合には「クラッチ係合状態」にし、一方、居
住者は外出する際には、シリンダー部材を操作して「ク
ラッチ非係合状態(お出かけ状態)」にする訳である
が、居住者にとって、「室内からは、お出かけ状態にし
たか否かの判別」を、視覚上、容易にできないと言う問
題点を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、錠内部の係脱機構の係脱状態を視覚上容易に判別す
ることである。この目的を具体的に言えば、錠の種類に
よっては、その内部の係脱機構の係脱状態が、例えば外
出の際に防犯上重要な意味合いを有する場合に、「お出
かけ状態にしたか否か」の判別を、視覚上、容易にわか
るようにし、外出の際には、極力、錠内部の係脱機構
(サムターン係脱機構のクラッチ)の状態を、「クラッ
チ非係合状態(お出かけ状態)」にするように喚起する
ことである。
【0008】したがって、居住者に対する外出時の防犯
行為を期待することである。また視点を変えると、錠内
部の係脱機構の係脱状態が、例えば痴呆症の老人を管理
する管理者の立場から言えば、人に対して管理上重要な
意味合いを有する場合に、錠内部の係脱機構の状態が
「クラッチ係合状態(きちんと管理している場合)」
か、それとも「クラッチ非係合状態(鍵をかけるのを忘
れ、管理不十分である場合)」であるかを視覚上容易に
判別することができることである。本発明の第2の目的
は、構成する部品点数を少なくすることである。第3の
目的は、実施例によっては、暗い所でも、係合状態の識
別力を十分に発揮させることができることである。第4
は、錠内部の係脱機構の係脱状態が、「係合している状
態なのか」、それとも「係合していない状態なのか」を
視覚上識別させる係脱状態識別部材を備えた建具を提供
することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】錠内部の係脱機構の係脱
状態確認装置は、室内側から見える戸の内壁に固定さ
れ、かつ表示窓を有する化粧板と、この化粧板に鍵穴が
室内側から見えるように固定されたシリンダー部材と、
このシリンダー部材の回転可能な内筒体に一端部が固定
されていると共に、該一端部に延設する他端部に前記表
示窓の裏側に臨むように配設された識別部を有する係脱
状態識別部材とから成り、前記識別部には、錠内部の係
脱機構の係脱状態が、「係合している状態なのか」、そ
れとも「係合していない状態なのか」を視覚上識別する
ことができる標識が設けられていることを特徴とする。
【0010】また錠内部の係脱機構の係脱状態確認装置
は、室内側から見える戸の内壁に固定され、かつ表示窓
を有する化粧板と、この化粧板に鍵穴が室内側から見え
るように固定されたシリンダー部材と、このシリンダー
部材の回転可能な内筒体に固定された係合駆動部材と、
この係合駆動部材の係合腕に係合する被係合部を有し、
かつ、前記表示窓に臨むように化粧板の裏側にスライド
自在に配設された係脱状態識別部材とから成り、前記係
脱状態識別部材の識別部は、キー操作によって回転する
と、係合駆動部材の係合腕によって左右にスライドし、
錠内部の係脱機構の係脱状態が、「係合している状態な
のか」、それとも「係合していない状態なのか」を視覚
上識別させることを特徴とする。
【0011】また、建具が、表示窓を有する化粧板と、
この化粧板に鍵穴が室内側から見えるように固定された
シリンダー部材と、このシリンダー部材の回転可能な内
筒体に一端部が固定されていると共に、該一端部に延設
する他端部に前記表示窓の裏側に臨むように配設され、
かつ、内部の係脱機構の係脱状態が、「係合している状
態なのか」、それとも「係合していない状態なのか」を
視覚上識別することができる識別部を有する係脱状態識
別部材とから成る錠内部の係脱機構の係脱状態確認装置
を備えていることを特徴とする。
【0012】さらに、建具が、表示窓を有する化粧板
と、この化粧板に鍵穴が室内側から見えるように固定さ
れたシリンダー部材と、このシリンダー部材の回転可能
な内筒体に固定された係合駆動部材と、この係合駆動部
材の係合腕に係合する被係合部を有すると共に、前記表
示窓に臨むように化粧板の裏側にスライド自在に配設さ
れ、かつ、キー操作によって回転体すると、係合駆動部
材の係合腕によって左右にスライドし、錠内部の係脱機
構の係脱状態が、「係合している状態なのか」、それと
も「係合していない状態なのか」を視覚上識別させる係
脱状態識別部材とから成る錠内部の係脱機構の係脱状態
確認装置を備えていることを特徴とする。
【0013】ここで「建具」とは、部屋の仕切りや外壁
との仕切りに用いる、開け閉めすることができる障子、
襖、窓、戸などであって、錠内部の係脱機構の係脱状態
確認装置を取り付けることができる有体物をいう。
【0014】
【発明の実施の形態】図1乃至図10は、建具Zに適用
した本発明の第1実施例を示す各説明図で、特に図1乃
至図3、図4及び図6は、本発明の一例を示す。また図
5、図7乃至図10は、本発明の第1実施例を利用した
錠内部の係脱機構の一例を示す。
【0015】(1)発明の実施の環境 まず本発明の第1実施例を建具(例えば引き違い戸)Z
に適用した発明の実施の環境について説明する。また、
本実施例では、引き違い戸錠用サムターン係脱機構Xに
適用した例で説明する。このサムターン係脱機構Xは、
図5以下で示すように、図示しない内側引戸の框に組み
込まれた単数又は複数個の取付け収納箱1又はサムター
ン2を基準として内側引戸Zに設けられている。3は施
錠片の一例としての鎌片で、この鎌片3は図示しない外
側引戸の受け金具に回転掛合する。内側引戸Zの中に収
められる一つの取付け収納箱2は、固着手段を介して内
側引戸の室外側から固定される。一方、長板状のサムタ
ーン2を上下方向に案内する外枠部材としての化粧板4
並びにサムターン2を内側から支持する受け部材(図示
しない)は、室内側から固定される。以下、本発明の実
施の環境に関連する部分について順次説明するが、細部
的な事項はその説明を割愛する。
【0016】(2)内側のシリンダー部材 10は化粧板4の嵌合孔4aに突出先端部が嵌合するシ
リンダー部材で、このシリンダー部材10は、外筒体1
1と、この外筒体11に回転可能に設けられた内筒体1
2とから成る。前記内筒体12の突出先端部には、後述
する係合駆動部材が嵌着した際にその係合突起が係合す
る横溝13が複数個設けられている。横溝13は、突出
先端部の周壁に所定間隔を有して軸方向に形成されてい
る。シリンダー部材10の内端部から突出する駆動軸に
は、動力変換機構の一部を構成する駆動歯車(ピニオ
ン)14が設けられている。シリンダー部材10は、例
えば外側引戸に取付けた外側シリンダーにも使える共用
キーKによってその駆動軸が回転する。
【0017】(3)取付け収納箱 図8で示すように、取付け収納箱1は中空角柱状に形成
され、上端部には一側壁から上方に延びた取付け壁1a
が、また、下端部には施錠片3が十分に回転後退するこ
とかできるように逃し用切欠部1bが形成されている。
この取付け収納箱1の形態は、任意に形成することがで
きるが、他の部材との関係で複数個の軸孔、突起軸、上
下動部材用案内部などが設けられている。
【0018】しかして、15は左右の側壁下部に形成し
た鎌片用軸孔、16は左右側壁の上端部寄りの部位に形
成され、かつ、水平移動可能な制御板を案内する内側突
起軸である。また17は左右の側壁と交差する側壁に形
成された縦長嵌合孔或いは切欠部である。
【0019】(4)動力変換上下動部材 20は取付け収納箱1に組込まれた動力変換上下動部材
である。この動力変換上下動部材20は、縦長ブロック
形状の係合駆動部21と、この係合駆動部21の一側壁
から垂直板状に上方に延びるラック部22とから成る。
係合駆動部21の左右の側壁には、上下に所要の間隔を
有して一対の突起軸23,23が設けられ、取付け収納
箱1の上部側に内装される。一方、動力変換機構の一部
を構成するラック部22は、取付け収納箱1の上端面開
口から突出し、シリンダー部材10の駆動歯車14に噛
合している。
【0020】(5)制御板 25は取付け収納箱1の上部に内装された制御板であ
る。制御板25は、上下の端面がチャンネル形状(コ字
型)に形成され、動力変換上下動部材20或いは取付け
収納箱1に対して水平移動可能に設けられている。すな
わち、26は左右の側壁の中央部にそれぞれ形成され、
かつ、取付け収納箱1の左右の突起軸16,16にそれ
ぞれ係合する左右一対の水平案内長孔である。また27
は左右の側壁の上下部にやや斜めの状態にそれぞれ形成
され、かつ、動力変換上下動部材20の左右の突起2
3,23が係合する傾斜案内長孔である。
【0021】したがって、制御板25は動力変換上下動
部材20が駆動歯車14の駆動力により鉛直方向に昇降
動すると、左右の突起23,23の位置が上方又は下方
へと移行することになるから、カム機能を有する傾斜案
内長孔27,27によって進退動をする。この時制御板
25は取付け収納箱1の突起軸16,16に水平案内長
孔26,26が係合しているので、突起軸16,16に
支持された状態で水平移動する。
【0022】(6)連動部材 長板枠状連動部材30も動力変換上下動部材20と同様
に取付け収納箱1内に上下方向へとスライド可能に内装
されている。この連動部材30には取付け収納箱1に横
設軸架された横軸に係合する垂直案内長孔などが形成さ
れているが、細部的事項なので省略してある。
【0023】32は連動部材30の下部の左右側壁(端
板)31に設けられた可動軸で、施錠片3の幅広後端部
3aはこの可動軸32に、例えばT字型状係合孔を介し
て係合している。取付け収納箱1の下端部には軸孔15
が形成されているが、これらの軸孔15に施錠片用の支
軸33が取付けられる。施錠片3は所定位置にてこの支
軸33を介して回転し、一方、連動部材30はサムター
ン2と係合した場合には上下に連動するので、本実施例
では支軸33が邪魔にならないように左右側壁31の下
部を指先状に切欠形成してある。
【0024】また35は前壁(端板に対する中央板)で
ある。ここでは説明の便宜上、前壁35と称するが、本
実施例ではこの前壁35は、下部側の垂直壁35aと、
上部側に設けられかつ該垂直壁35aよりも多少後方側
へオフセットされた係合垂直壁35bとに区分けされて
いる。
【0025】しかして、前記係合垂直壁35bには、上
端部から下端部に至って逃し用垂直案内長孔36が形成
され、さらに、この垂直案内長孔36の略中央部には、
該垂直案内長孔よりも大径の係合孔37が連通形成され
ている。ところで、係合垂直壁35と直交する左右の側
壁(端板)31の上端部は、L型状に切欠されている。
また連動部材30は、前壁35を基準にして左右の側壁
31が折り曲げ形成されたチャネル形態であり、前述し
た制御板25及び動力変換上下動部材20は、この連動
部材30の上部内で可動する。
【0026】(7)サムターン 次にサムターン2について説明する。サムターン2は、
外側部材としての化粧板4と内側の受け部材との間を上
下動するスライド部2aと、このスライド部2aの外壁
面端部寄りの部位に突設された摘み部2bと、前記スラ
イド部2aの一端部に摘み部とは反対側に突設されたク
ラッチボタン用支持筒40と、この支持筒40の一端開
口収納部41にバネ42に付勢された状態で組込まれた
クラッチボタン43と、このクラッチボタン43が外れ
ないように固着手段を介して支持筒40の端面に固定さ
れた矩形状小支持板44とから構成されている。
【0027】しかして、前記クラッチボタン43は、フ
ランジ部43aと、このフランジ部43aから突出する
大径係合部43bと、この大径係合部43bから突出す
る小径係合部43cとから成る。また前記小支持板44
には、支持筒40の端面に形成したネジ孔40aと符合
する貫通孔小孔44aや前記クラッチボタン43の大径
係合部43bが摺動係合する支持係合孔44bがそれぞ
れ形成されている。
【0028】上記構成に於いて、図7及び図8を参照に
してサムターン係脱機構Xのクラッチボタン43が連動
部材30から係合状態(クラッチ)が解かれる場合につ
いて説明する。
【0029】(8)サムターン係脱機構Xのクラッチの
係脱状態 ここで、本発明の係脱状態確認装置Yに関連するので、
サムターン係脱機構Xの内部クラッチの係脱状態につい
て説明する。
【0030】まず、図4の場合は、居住者が外出しよう
としてシリンダー部材10のキー穴10aにキーKを差
込み、時計方向に90度回した状態を示すが、この時サ
ムターン係脱機構Xのクラッチの係脱状態は、図5で示
すようになる。すなわち、屋内にいる時は、一般にクラ
ッチボタン43の大径係合部43bが連動部材30の係
合垂直壁35bの係合孔37に係合している(図7参
照)が、今仮にお出かけの際にサムターン2をフリーな
状態にしようと思い、外側シリンダーにも使える共用キ
ーKをシリンダー部材10にキー穴10aに差込み、係
合解除方向へ回したとする。
【0031】この時、駆動歯車14が回転すると、当然
動力変換上下動部材20は当然移動(下降)する。そう
すると、前述したように制御板25は突起軸16に案内
されながら連動部材30側へ前進する。その結果、クラ
ッチボタン43は、バネ42のバネ力に抗しながら制御
板25の前壁25aに押されるので、その大径係合部4
3bは係合垂直壁35bの係合孔37から外れる(図5
の拡大部分を参照:錠内部の係合状態:解消)。
【0032】したがって、サムターン2の摘み部2bを
摘んで上下方向に操作しても、クラッチボタン43の小
径係合部43cが逃し用垂直案内長孔3b内を移動する
だけなので、連動部材30にサムターン2側の動力が伝
わらない(図10参照)。それ故に、泥棒によって施錠
片3の施錠状態が解かれる心配がない。
【0033】これに対し、図6の場合は、居住者が外出
先から帰ってきて、家にいる場合である。家にいる場合
には、一般にサムターンを施錠(係合)状態にするの
で、シリンダー部材10のキー穴10aにキーKを差込
み、半時計方向に90度回すが、この時サムターン係脱
機構Xのクラッチの係脱状態は、図7で示すようにな
る。すなわち、共用キー14で駆動歯車14を逆方向へ
回転させると、動力変換上下動部材20は上昇し、制御
板25は傾斜案内長孔27,27等に案内されながら動
力変換上下動部材20側へと戻る。その結果、クラッチ
ボタン43は、バネ42のバネ力により制御板25に追
従して突出し、その大径係合部43bが係合垂直壁35
bの係合孔37に係合する(図7の拡大部分を参照:錠
内部の係合状態:係合)。
【0034】したがって、サムターン2を、本実施例で
は上方方向へスライドさせると、連動部材30はクラッ
チボタン43を介して上方へと移動する。
【0035】(9)係脱機構の係脱状態確認装置 そこで、図1乃至図7を基準にして本発明の主要部につ
いて説明する。なお、説明の便宜上、符号はそのまま同
一の符号を用いる。前述したように符号4は室内側から
見える戸の内壁に固定され、かつ表示窓4bを有する化
粧板である。化粧版4は長板状に形成され、その裏側に
は、図3で示すように取付け部4cや横向き凹所4dが
形成されている。またシリンダー部材用ないし係脱状態
確認装置用の支持箱を化粧版4の裏側に適宜固定しても
良いが、本実施例では、取付け部4cの下方に複数個の
水平支持部4e、4eを形成している。しかして、前記
表示窓4bの形状は特に限定するものではないが、係脱
状態識別部材6の識別部8のスライド位置との関係を考
慮し、本実施例では縦長に形成されている。
【0036】次に符合10は、化粧板4に鍵穴10aが
室内側から見えるように固定されたシリンダー部材で、
このシリンダー部材10は、前述したように外筒体11
と、この外筒体11に所定量(例えば90度)回転可能
に設けられた内筒体12とから成る。内筒体12の突出
先端部の一部は、化粧版4の嵌合孔4aに嵌合し、また
その余の外周壁には、前述したように被係合部としての
複数個の横溝13が形成されている。
【0037】次に5はシリンダー部材10の内筒体12
の突出先端部に固定された係合駆動部材で、この係合駆
動部材5は、図1で示すように突出先端部に嵌合する環
状の嵌合部5aと、この嵌合部5aの適宜部位から下方
方向に延設する係合腕5bと、この係合腕5bの端部の
前面に突設された係合突起5cとから成る。しかして、
前記環状嵌合部5aの内周壁には、内筒体12の横溝1
3と係合する複数個の係合爪が突設されている。
【0038】次に6は中央部の上部に係合駆動部材5の
係合腕5bに係合する切欠状被係合部7を有し、かつ、
化粧板4の表示窓4bに臨むように該化粧板の裏側にス
ライド自在に配設された係脱状態識別部材である。係脱
状態識別部材6は、本実施例では、係合駆動部材5とは
別体であり、やや横長状の板形状に形成されている。
【0039】しかして、8は被係合部7以外の識別部
で、この識別部8の前面には、錠内部の係脱機構Xの係
脱状態が、「係合している状態なのか」、それとも「係
合していない状態なのか」を視覚上識別させる標識8a
が施されている。この標識8aは、本実施例では左側半
分が「係合している状態を意味する色彩又は/および文
字」であるのに対し、右側半分が「係合していない状態
を意味する色彩又は/および文字」である。例えば左側
半分が「赤色:危険」で、左側半分が「青色:外出安
全」の如くである。したがって、識別部8は、二色以上
からなるので、模様である。もちろん、有色彩ないし模
様を除き、文字のみでも良いが、このような場合には左
側半分が「クラッチ係合」、右側半分が「クラッチ解
除」のように記載される。さらに、標識8aに蛍光塗料
層や蓄光表示層を設けて部屋が暗い状態の時でも識別で
きるように工夫されている。
【0040】次に9は押え板で、この押え板9は化粧板
4の水平支持部4eの一つに適宜に固定され、係脱状態
識別部材6を案内するガイド機能を発揮している。な
お、押え板9も含め、係脱状態識別部材6などを矩形状
の支持枠に収めることもできる。
【0041】上記構成に於いて、キーK操作によってシ
リンダー部材10の内筒体12が回転すると、内筒体1
2と一体の係合駆動部材5は内筒体12と同方向に回転
するから、係脱状態識別部材6は係合腕5bによって左
右にスライドする。したがって、係脱状態識別部材6の
標識8aの左側半分か、又は右側半分かのいずれかが選
択的に化粧板4の表示窓4bに現れる。本実施例では、
前述したように、図4で示すように内筒体12が時計方
向に回転すると、係脱状態識別部材6は矢印で示すよう
に左にスライドし、標識8aの右側半分の部分が見える
ので、錠内部の係脱機構Xの係脱状態が、「係合してい
ない状態である」ことが判る。これに対し、図6で示す
ように内筒体12が半時計方向に回転すると、係脱状態
識別部材6は矢印で示すように右にスライドし、標識8
aの左側半分の部分が見えるので、錠内部の係脱機構X
の係脱状態が、「係合している状態である」ことが判
る。
【0042】
【実施例】この欄では第2実施例について説明する。な
お、第2の実施例の説明にあたって、第1実施例と同一
又は同様(機能が同一)の部分には、同一又は同様の符
号を付し、重複する説明を省略する。
【0043】図11乃至図14に示す第2実施例に於い
て、第1実施例と主に異なる点は、識別表示手段につい
て、第1実施例の係合駆動部材5と係脱状態識別部材6
とを一体化し、「一物品」に構成していること。ここで
は、この一物品を便宜上「係脱状態識別部材6A」と称
する。
【0044】しかして、51はシリンダー部材10の内
筒体12の突出先端部に嵌合固定された環状嵌合部であ
る。52は嵌合部51の適宜部位から下方方向に延設す
る連結腕で、この連結腕52の端部は前方に折り曲げさ
れ、突起部となっている。53は連結腕52の下端部に
弧状に連設形成され、かつ化粧板4Aの表示窓4bの裏
側に臨むように配設された識別部で、この識別部53に
は、錠内部の係脱機構の係脱状態が、「係合している状
態なのか」、それとも「係合していない状態なのか」を
視覚上識別することができる標識8aが設けられてい
る。
【0045】したがって、この実施例の係脱状態識別部
材6Aは、スライド型ではなく、キーK操作によって回
転する内筒体と同じ方向に摺動する振り子型の一つの部
材であるから、図13で示すように回転体としての内筒
体12が時計方向に回転すると、係脱状態識別部材6A
は矢印で示すように左に揺れ、標識8aの右側半分の部
分が表示窓4bから見える。それ故に、錠内部の係脱機
構Xの係脱状態が、「係合していない状態である」こと
が判る。これに対し、図14で示すように内筒体12が
半時計方向に回転すると、係脱状態識別部材6は矢印で
示すように右に揺れ、標識8aの左側半分の部分が見え
る。それ故に、錠内部の係脱機構Xの係脱状態が、「係
合している状態である」ことが判る。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては、錠の種類によっては、その内部の係脱機構
の係脱状態が、例えば外出の際に防犯上重要な意味合い
を有する場合に、居住者に対して「お出かけ状態にした
か否か」の判別を、視覚上、容易に判る。換言すれば、
居住者は、外出の際に、化粧板の表示窓から見える識別
標識を見ることにより、忘れている場合には錠内部の係
脱機構、例えばサムターン係脱機構のクラッチの状態
を、「クラッチ非係合状態(お出かけ状態)」にする習
慣が身に付くので、外出時の防犯行為を期待することが
できる。なお、視点を変えると、人を管理する管理者の
立場からは、「クラッチが係合状態か否か」を、視覚上
容易に判別することができる。
【0047】また、本発明では化粧板に表示窓を形成
し、一方、この表示窓から識別部を有する係脱状態識別
部材がシリンダー部材の回転体の駆動力により左右に移
動する構成なので、構成する部品点数を少ない。さら
に、係脱状態識別部材の実施例如何によっては、暗い所
でも、係合状態の識別力を発揮させることができる。加
えて、実施形態で説明したサムターン係脱機構は、お出
かけの際にシリンダー部材にキーを差込んで操作する
と、シリンダー部材の駆動歯車と噛合う動力変換上下動
部材が移動し、これにより制御板が前進して連動部材に
係合中のクラッチボタンを押し下げ、いわゆるクラッチ
状態を解いてしまうので、泥棒が仮にガラスをくり抜
き、手を差入れてサムターンをスライドさせても連動部
材はサムターンに連動しない。それ故に、泥棒は引戸錠
の施錠状態を解消させることができない。
【図面の簡単な説明】
図1乃至図10は本発明の第1実施例を示す各説明図で
ある。図11乃至図14は本発明の第2実施例を示す各
説明図である。
【図1】第1実施例の主要部を示す分解斜視図。
【図2】化粧板の正面から見た場合の主要部の説明図。
【図3】図2の3−3線概略断面説明図。
【図4】内筒体が時計方向に回転した場合の説明図。
【図5】図4の場合に於いて、錠内部のサムターン係脱
機構の係脱状態(係合解除)の説明図。
【図6】内筒体が反時計方向に回転した場合の説明図。
【図7】図6の場合に於いて、錠内部のサムターン係脱
機構の係脱状態(係合)の説明図。
【図8】本発明の主要部を含むサムターン係脱機構の分
解斜視図。
【図9】キー操作により動力変換上下動部材を介し、制
御板が作動する旨の概略説明図。
【図10】サムターン係脱機構の連動部材とクラッチボ
タンとの関係を示す説明図。
【図11】第2実施例の主要部を示す分解斜視図。
【図12】主要部の概略断面説明図。
【図13】内筒体が時計方向に回転した場合の説明図。
【図14】内筒体が反時計方向に回転した場合の説明
図。
【符号の説明】
X…サムターン係脱機構、Y…係脱状態確認装置、Z…
建具、K…キー、2…取付け収納箱、2…サムターン、
3…施錠片、4,4A…化粧板、4a…嵌合孔、4b…
表示窓、4c…取付け部、4d…凹所、4e…水平支持
部、5…係合駆動部材、5a,51…嵌合部、5b…係
合腕、5c…係合突起、6,6A…係脱状態識別部材、
8,53…識別部、8a…標識、9…押え板、10…シ
リンダー部材、11…外筒体、12…内筒体、13…横
溝、52…連結腕、10…シリンダー部材、14…駆動
歯車、14…キー、15…鎌片用軸孔、16,23…突
起軸、20…動力変換上下動部材、21…係合駆動部、
22…ラック部、25…制御板、26…水平案内長孔、
27…傾斜案内長孔、30…連動部材、31…左右側壁
(端板)、32…可動軸、33…支軸、35…前壁、3
5a…垂直壁、35b…係合垂直壁、36…垂直案内長
孔、37…係合孔、40…クラッチボタン用支持筒、4
2…バネ、43…クラッチボタン、43b…大径係合
部、43c…小径係合部、44…小支持板。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内側から見える戸の内壁に固定され、
    かつ表示窓を有する化粧板と、この化粧板に鍵穴が室内
    側から見えるように固定されたシリンダー部材と、この
    シリンダー部材の回転可能な内筒体に一端部が固定され
    ていると共に、該一端部に延設する他端部に前記表示窓
    の裏側に臨むように配設された識別部を有する係脱状態
    識別部材とから成り、前記識別部には、錠内部の係脱機
    構の係脱状態が、「係合している状態なのか」、それと
    も「係合していない状態なのか」を視覚上識別すること
    ができる標識が設けられていることを特徴とする錠内部
    の係脱機構の係脱状態確認装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、シリンダー部材の内
    筒体の突出先端部に係脱状態識別部材が設けられ、この
    係脱状態識別部材は、キー操作によって回転する回転体
    と同じ方向に摺動する振り子型の一つの部材であること
    を特徴とする錠内部の係脱機構の係脱状態確認装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に於いて、係脱状態識別部材の
    識別部の標識は、色彩ないし模様であることを特徴とす
    る錠内部の係脱機構の係脱状態確認装置。
  4. 【請求項4】 室内側から見える戸の内壁に固定され、
    かつ表示窓を有する化粧板と、この化粧板に鍵穴が室内
    側から見えるように固定されたシリンダー部材と、この
    シリンダー部材の回転可能な内筒体に固定された係合駆
    動部材と、この係合駆動部材の係合腕に係合する被係合
    部を有し、かつ、前記表示窓に臨むように化粧板の裏側
    にスライド自在に配設された係脱状態識別部材とから成
    り、前記係脱状態識別部材の識別部は、キー操作によっ
    て回転体すると、係合駆動部材の係合腕によって左右に
    スライドし、錠内部の係脱機構の係脱状態が、「係合し
    ている状態なのか」、それとも「係合していない状態な
    のか」を視覚上識別させることを特徴とする錠内部の係
    脱機構の係脱状態確認装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に於いて、係脱状態識別部材の
    識別部には、蛍光塗料層が設けられていることを特徴と
    する錠内部の係脱機構の係脱状態確認装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に於いて、係脱状態識別部材の
    識別部には、蓄光表示層が設けられていることを特徴と
    する錠内部の係脱機構の係脱状態確認装置。
  7. 【請求項7】 請求項4に於いて、戸は内側引戸であ
    り、また錠内部の係脱機構は、前記内側引戸の室外側に
    設けられた取付け収納箱に組込まれ、シリンダー部材の
    駆動力を変換する動力変換上下動部材と、一方、内側引
    戸の室内側に設けられ、かつクラッチボタン用支持筒を
    有するサムターンと、このサムターンと前記支持筒に組
    込まれたクラッチボタンを介して連動し、かつ前記取付
    け収納箱に上下動可能に内装された連動部材と、シリン
    ダー部材をキーで操作すると、前記連動部材に係合して
    いる前記クラッチボタンのクラッチ状態を解消させるこ
    とができるように、連動部材と動力変換上下動部材の間
    に組込まれ、かつ動力変換上下動部材の移動方向に対し
    て交差方向へ移動する制御板とを備えている引き違い戸
    錠用サムターン係脱機構であることを特徴とする錠内部
    の係脱機構の係脱状態確認装置。
  8. 【請求項8】 表示窓を有する化粧板と、この化粧板に
    鍵穴が室内側から見えるように固定されたシリンダー部
    材と、このシリンダー部材の回転可能な内筒体に一端部
    が固定されていると共に、該一端部に延設する他端部に
    前記表示窓の裏側に臨むように配設され、かつ、内部の
    係脱機構の係脱状態が、「係合している状態なのか」、
    それとも「係合していない状態なのか」を視覚上識別す
    ることができる識別部を有する係脱状態識別部材とから
    成る錠内部の係脱機構の係脱状態確認装置を備えた建
    具。
  9. 【請求項9】 表示窓を有する化粧板と、この化粧板に
    鍵穴が室内側から見えるように固定されたシリンダー部
    材と、このシリンダー部材の回転可能な内筒体に固定さ
    れた係合駆動部材と、この係合駆動部材の係合腕に係合
    する被係合部を有すると共に、前記表示窓に臨むように
    化粧板の裏側にスライド自在に配設され、かつ、キー操
    作によって回転体すると、係合駆動部材の係合腕によっ
    て左右にスライドし、錠内部の係脱機構の係脱状態が、
    「係合している状態なのか」、それとも「係合していな
    い状態なのか」を視覚上識別させる係脱状態識別部材と
    から成る錠内部の係脱機構の係脱状態確認装置を備えた
    建具。
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