JP2003027799A - 建具用サムターン係脱機構 - Google Patents

建具用サムターン係脱機構

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 泥棒が仮にガラスをくり抜き、手を差入れて
サムターンをスライドさせても引戸錠の施錠状態を解消
させることができないこと。 【解決手段】引戸の室外側に設けられた取付け収納箱に
内側シリンダーの駆動力を変換する動力変換上下動部材
を組込み、一方、引戸の室内側にクラッチボタン用支持
筒を有するサムターンを設け、このサムターンと前記支
持筒に組込まれたクラッチボタンを介して連動し、か
つ、施錠片を回転させる連動部材を前記取付け収納箱に
上下動可能に内装し、さらに、内側シリンダーをキーで
操作すると、連動部材に係合している前記クラッチボタ
ンのクラッチ状態を解消させることができるように、動
力変換上下動部材の移動方向に対して交差方向へ移動す
る制御板を連動部材と動力変換上下動部材の間に組込ん
だ建具用サムターン係脱機構。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建具用サムターン
係脱機構に関し、特に引き違い戸、片引き戸、引き分け
戸などの引戸に適合する建具用サムターン係脱機構に関
する。この建具用サムターン係脱機構は、例えば泥棒が
ガラスの一部をくり抜いて手を差し込み、外からサムタ
ーンを移動させた場合に効果を発揮する。
【0002】
【従来の技術】建具の一例としての引き違い戸には、普
通一般に内側引戸の框に外側引戸の受け金具と係合する
施錠片を動かすための操作体(サムターン)が設けられ
ている。例えば中央部に摘みを有する垂直板状のサムタ
ーンを下方へスライドさせると、取付け箱に設けられた
連動部材を介して施錠片(鎌片)が掛合方向へと突出回
転する。これに対してサムターンを上方方向へスライド
させると施錠片は後退方向へと回転する。
【0003】そこで、今仮に泥棒が留守宅に忍び込もう
としてガラスの一部をくり抜き、当該くり抜き部分から
手を入れて内側のサムターンを操作した場合には、簡単
に不正解錠が行われる可能性がある。
【0004】これを防止するために、外出する際に「サ
ムターンの摘みを取り外す考え方」がある。確かに、摘
みを取り外すと、泥棒はガラスをくり抜いても外から容
易にサムターンをスライドさせることができないので、
不正解錠に時間がかかり過ぎ、泥棒は室内に侵入するの
を諦める可能性がでてくるという利点はある。しかしな
がら、相手は泥棒であるから、摘みがなくてもサムター
ンを移動させる可能性が残っている。また、摘みを取り
外した場合、その保管場所に困り、時には「どこに摘み
を置いたか」判らないことも日常的な経験則である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、泥棒が仮にガラスをくり抜き、手を差入れてサムタ
ーンをスライドさせても建具に設けた錠前の施錠状態を
解消させることができないことである。第2の目的は、
摘みを取り外すタイプのサムターンの不便さを解消する
ことである。第3の目的は、係脱機構を合理的な構成に
より達成することができることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の建具用サムター
ン係脱機構は、引戸の室外側に設けられた取付け収納箱
に内側シリンダーの駆動力を変換する動力変換上下動部
材を組込み、一方、引戸の室内側にクラッチボタン用支
持筒を有するサムターンを設け、このサムターンと前記
支持筒に組込まれたクラッチボタンを介して連動し、か
つ、施錠片を回転させる連動部材を前記取付け収納箱に
上下動可能に内装し、さらに、内側シリンダーをキーで
操作すると、連動部材に係合している前記クラッチボタ
ンのクラッチ状態を解消させることができるように、動
力変換上下動部材の移動方向に対して交差方向へ移動す
る制御板を連動部材と動力変換上下動部材の間に組込ん
だことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1乃至図10に示す一実施例を
参照に本発明を説明する。
【0008】(1)発明の実施の環境 まずXは引き違い戸、片引き戸、引き分け戸などの建具
用サムターン係脱機構である。本実施例では、説明の便
宜上、内外の二枚の戸を左右にスライドする引き違い戸
にサムターン係脱機構を組み込んだ例で説明する。二枚
式引き違い戸に於いて、サムターン係脱機構Xは、内側
引戸1の框に組み込まれた単数又は複数個の取付け収納
箱2又はサムターン3を基準として該内側引戸1に設け
られている。4は施錠片の一例としての鎌片で、この鎌
片4は外側引戸1Aの受け金具に回転掛合する。内側引
戸1の中に収められる一つの取付け収納箱2は、固着手
段5を介して内側引戸1の室外側1aから固定される。
一方、長板状のサムターン3を上下方向に案内する外枠
部材6と、サムターン3を内側から支持する受け部材7
は、室内側1bから固定される。以下、本発明の特定要
件について順次説明するが、細部的な事項は図面及びそ
の説明を割愛する。
【0009】(2)内側シリンダー 10は筒状シリンダーケース11に内装された内側シリ
ンダーで、この内側シリンダー10の内端部から突出す
る駆動軸12には、動力変換機構の一部を構成する駆動
歯車(ピニオン)13が設けられている。この内側シリ
ンダー10は、例えば外側引戸に取り付けた外側シリン
ダーにも使える共用キー14によってその駆動軸12が
回転する。
【0010】(3)取付け収納箱 図4で示すように、取付け収納箱2は中空角柱状に形成
され、上端部には一側壁から上方に延びた取付け壁2a
が、また、下端部には施錠片4が十分に回転後退するこ
とかできるように逃し用切欠部2bが形成されている。
この取付け収納箱2の形態は、任意に形成することがで
きるが、他の部材との関係で複数個の軸孔、突起軸、上
下動部材用案内部などが設けられている。
【0011】しかして、本実施例では、15は左右の側
壁下部に形成した鎌片用軸孔、16は左右側壁の上端部
寄りの部位に形成され、かつ、水平移動可能な制御板を
案内する内側突起軸である。また17は左右の側壁と交
差する側壁に形成された縦長嵌合孔或いは切欠部であ
る。
【0012】(4)動力変換上下動部材 20は取付け収納箱2に組込まれた動力変換上下動部材
である。この動力変換上下動部材20は、図4で示すよ
うに縦長ブロック形状の係合駆動部21と、この係合駆
動部21の一側壁から垂直板状に上方に延びるラック部
22とから成る。
【0013】しかして、係合駆動部21の左右の側壁に
は、上下に所要の間隔を有して一対の突起軸23,23
が設けられ、取付け収納箱2の上部側に内装される。一
方、動力変換機構の一部を構成するラック部22は、取
付け収納箱2の上端面開口から突出し、内側シリンダー
10の駆動歯車13に噛合している。
【0014】(5)制御板 25は取付け収納箱2の上部に内装された制御板であ
る。制御板25は上下の端面がチャンネル形状(コ字
型)に形成され、動力変換上下動部材20或いは取付け
収納箱2に対して水平移動可能に設けられている。すな
わち、図4で示すように、26は左右の側壁の中央部に
それぞれ形成され、かつ、取付け収納箱2の左右の突起
軸16,16にそれぞれ係合する左右一対の水平案内長
孔である。また27は左右の側壁の上下部にやや斜めの
状態にそれぞれ形成され、かつ、動力変換上下動部材2
0の左右の突起23,23が係合する傾斜案内長孔であ
る。
【0015】したがって、制御板25は動力変換上下動
部材20が駆動歯車13の駆動力により鉛直方向に昇降
動すると、左右の突起23,23の位置が上方又は下方
へと移行することになるから、カム機能を有する傾斜案
内長孔27,27によって進退動をする。この時制御板
25は取付け収納箱の突起軸16,16に水平案内長孔
26,26が係合しているので、突起軸16,16に支
持された状態で水平移動する。
【0016】(6)連動部材 長板枠状の連動部材30も動力変換上下動部材20と同
様に取付け収納箱2内に上下方向へとスライド可能に内
装されている。この連動部材30には取付け収納箱2に
横設軸架された横軸に係合する垂直案内長孔などが形成
されているが、細部的事項なので省略してある。本発明
の特定要件との関係では、図4に示す通りである。
【0017】すなわち、32は連動部材30の下部の左
右側壁(端板)31に設けられた可動軸で、施錠片4の
幅広後端部4aはこの可動軸32に、例えばT字型状係
合孔を介して係合している。前述したように、取付け収
納箱2の下端部には軸孔15が形成されているが、これ
らの軸孔15に施錠片用の支軸33が取付けられる。施
錠片4は所定位置にてこの支軸33を介して回転し、一
方、連動部材30はサムターン3と係合した場合には上
下に連動するので、本実施例では支軸33が邪魔になら
ないように左右側壁31の下部を指先状に切欠形成して
ある。もちろん、左右側壁31の下部を指先状に切欠せ
ず、支軸用の垂直案内長孔にすることもできる。
【0018】また35は前壁(端板に対する中央板)で
ある。ここでは説明の便宜上、前壁35と称するが、本
実施例ではこの前壁35は、下部側の垂直壁35aと、
上部側に設けられかつ該垂直壁35aよりも多少後方側
へオフセットされた係合垂直壁35bとに区分けされて
いる。
【0019】しかして、前記係合垂直壁35bには、上
端部から下端部に至って逃し用垂直案内長孔36が形成
され、さらに、この垂直案内長孔36の略中央部には、
該垂直案内長孔よりも大径の係合孔37が連通形成され
ている。
【0020】ところで、係合垂直壁35と直交する左右
の側壁(端板)31の上端部は、L型状に切欠されてい
る。また連動部材30は、前壁35を基準にして左右の
側壁31が折り曲げ形成されたチャネル形態であり、前
述した制御板25及び動力変換上下動部材20は、この
連動部材30の上部内で可動する。
【0021】(7)サムターン 次にサムターン3について説明する。サムターン3は、
前述した外側部材6と内側の受け部材7との間を上下動
するスライド部3aと、このスライド部3aの外壁面端
部寄りの部位に突設された摘み部3bと、前記スライド
部3aの一端部に摘み部とは反対側に突設されたクラッ
チボタン用支持筒40と、この支持筒40の一端開口収
納部41にバネ42に付勢された状態で組込まれたクラ
ッチボタン43と、このクラッチボタン43が外れない
ように固着手段を介して支持筒40の端面に固定された
矩形状小支持板44とから構成されている。
【0022】しかして、前記クラッチボタン43は、フ
ランジ部43aと、このフランジ部43aから突出する
大径係合部43bと、この大径係合部43bから突出す
る小径係合部43cとから成る。また前記小支持板44
には、支持筒40の端面に形成したネジ孔40aと符合
する貫通孔小孔44aや前記クラッチボタン43の大径
係合部43bが摺動係合する支持係合孔44bがそれぞ
れ形成されている。
【0023】上記構成に於いて、図7及び図8を参照に
してサムターン係脱機構Xのクラッチボタン43が連動
部材30から係合状態(クラッチ)が解かれる場合につ
いて説明する。
【0024】まず、例えば図3がクラッチボタン43の
大径係合部43bが連動部材30の係合垂直壁35bの
係合孔37に係合している。今仮にお出かけの際にサム
ターン3をフリーな状態にしょうとする場合には、外側
シリンダーにも使える共用キー14を内側シリンダー1
0に差込み、係合解除方向へ回す。図6で示すように駆
動歯車13が矢印方向へ回転すると、動力変換上下動部
材20は矢印で示すように下降する。そうすると、前述
したように制御板25は突起軸16に案内されながら連
動部材30側へ前進する。その結果、クラッチボタン4
3は、バネ42のバネ力に抗しながら制御板25の前壁
25aに押されるので、その大径係合部43bは係合垂
直壁35bの係合孔37から外れる(図7参照)。
【0025】したがって、サムターン3の摘み部3bを
摘んで上下方向に操作してもクラッチボタン43の小径
係合部43cが逃し用垂直案内長孔3b内を移動するだ
けなので、連動部材30にサムターン3側の動力が伝わ
らない(図8参照)。それ故に、泥棒によって施錠片4
の施錠状態が解かれる心配がない。
【0026】これに対し、図9及び図10は、サムター
ン係脱機構Xのクラッチボタン43が連動部材30に係
合している(クラッチが入っている)状態である。図6
の矢印で示した場合とは逆に、共用キー14で駆動歯車
13を逆方向へ回転させると、動力変換上下動部材20
は上昇する。そうすると、制御板25は傾斜案内長孔2
7,27等に案内されながら動力変換上下動部材20側
へと戻る。その結果、クラッチボタン43は、バネ42
のバネ力により制御板25に追従して突出し、その大径
係合部43bが係合垂直壁35bの係合孔37に係合す
る(図9参照)。
【0027】したがって、サムターン3を矢印、本実施
例では上方方向へスライドさせると、連動部材30はク
ラッチボタン43を介して上方へと移動する(図10参
照)。それ故に、施錠片4は、支軸33を支点に後退回
転し、外側引戸の受け金具からその先端部4bが離れ
る。
【0028】
【実施例】発明の実施の形態で示した実施例に於いて、
制御板25は、水平案内長孔26,26を介して取付け
収納箱の突起軸16,16に支持されて水平移動する。
しかし、制御板を収納箱の左右側壁に横設軸架した1個
の横軸で支持しても良い。また発明のサムターン係脱機
構Xは、建具用であるから、各種タイプの戸に組み込む
ことができる。外部建具としての戸は、蝶番の付いた開
閉戸と、左右にスライドすることができる引戸に大別す
ることができるが、ここでは、後者の引戸にサムターン
係脱機構Xを組み込んだ3個の実施例を示す。もちろ
ん、戸に対する適用範囲は、これらの実施例に限定する
ものではない。
【0029】まず図11は、発明の実施の形態で示した
引き違い戸である。引き違い戸は、前述したように、例
えば左右の2枚の戸をそれぞれ矢印の方向へスライドし
て開閉する戸である。符号50は、壁、戸枠、袖などの
不動産の一部を構成する固定部材、1は内側引戸、1A
は外側引戸、4は鎌である。サムターン係脱機構Xは、
閉戸時に於いて、内側引戸1と外側引戸1Aとが互い違
いに重なり合った内側引戸1の縦框に組み込まれてい
る。
【0030】次に図12は、片引き戸である。片引き戸
は、1枚の戸を矢印で示す左右の方向にスライドして開
閉する戸である。片引き戸は、普通一般に壁の内壁側な
ど引き込む場所が必要である。符号50は、壁、戸枠、
袖などの不動産の一部を構成する固定部材(便宜上、図
11と同一の符号を用いる)、51は壁、52は壁の端
部に一体的に設けられた柱や戸枠、1Bは片引き戸であ
る。サムターン係脱機構Xは、閉戸時に於いて、片引き
戸1Bの一他端部(図では左端部)と柱や戸枠52とが
互い違いに重なり合った片引き戸1Bの縦框に組み込ま
れている。
【0031】最後に図13は、引き分け戸である。引き
分け戸は左右の対向する戸を矢印で示す左右の方向にス
ライドして開閉する戸であるが、この場合、壁或いは袖
に引き分けるようにスライドさせる。普通一般に引き分
け戸は、突きあう両方の戸を開くことができる。符号5
1は左右の壁(便宜上、図12と同一の符号を用いる。
以下、同じ。)、52は左右の壁51,51の端部にそ
れぞれ一体的に設けられた柱や戸枠、1C,1Cは左右
一対の引き分け戸である。サムターン係脱機構Xは、閉
戸時に於いて、左右の引き分け戸片1C,1Cの柱や戸
枠52に互い違いに重なり合った部分の縦框にそれぞれ
組み込まれている。なお、図11乃至図13に於いて、
共通符号55は錠前である。各錠前55は、戸のタイプ
によって、外錠、内錠などと称され、適宜に引戸に取付
けられる。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては、お出かけの際に内側シリンダーにキーを差
込んで操作すると、内側シリンダーの駆動歯車と噛合う
動力変換上下動部材が移動し、これにより制御板が前進
して連動部材に係合中のクラッチボタンを押し下げ、い
わゆるクラッチ状態を解いてしまうので、泥棒が仮にガ
ラスをくり抜き、手を差入れてサムターンをスライドさ
せても連動部材はサムターンに連動しない。したがっ
て、泥棒は引戸錠の施錠状態を解消させることができな
い。また請求項4に記載の発明のように、内側シリンダ
ーのキーが外側シリンダーにも使える共用キーである場
合には、従来のように摘み部を取り外して持ち歩く、保
管するなどの不便さを解消することができる。
【図面の簡単な説明】
図1乃至図10は本発明の実施形態の一例を示す各説明
図である。図11乃至図13は建具の幾つかの引戸にそ
れぞれ組み込んだ概略説明図。
【図1】実施形態の一例を示す概略断面説明図。
【図2】室内側から見た場合の取付け状態を示す概略断
面説明図。
【図3】図1の主要部の拡大説明図。
【図4】主要部の分解斜視図。
【図5】主要部の組合せ状態を示す概略説明図。
【図6】主要部の作動状態を示す斜視図。
【図7】キー操作により制御板が前進し、クラッチが連
動部材から外れた状態の概略説明図。
【図8】サムターンを動かしても連動部材が連動しない
説明図。
【図9】キー操作により制御板が後退し、クラッチが連
動部材に入った状態の概略説明図。
【図10】サムターンを動かすと、連動部材が連動する
説明図。
【図11】引き違い戸に組み込んだ概略説明図。
【図12】片引き戸に組み込んだ概略説明図。
【図13】引き分け戸に組み込んだ概略説明図。
【符号の説明】
X…サムターン係脱機構、1…内側引戸、1A…外側引
戸、2…取付け収納箱、3…サムターン、3a…スライ
ド部、3b…摘み部、4…施錠片、6…外枠部材、7…
受け部材、10…内側シリンダー、12…駆動軸、13
…駆動歯車、14…キー、15…鎌片用軸孔、16,2
3…突起軸、20…動力変換上下動部材、21…係合駆
動部、22…ラック部、25…制御板、26…水平案内
長孔、27…傾斜案内長孔、30…連動部材、31…左
右側壁(端板)、32…可動軸、33…支軸、35…前
壁、35a…垂直壁、35b…係合垂直壁、36…垂直
案内長孔、37…係合孔、40…クラッチボタン用支持
筒、41…一端開口収納部、42…バネ、43…クラッ
チボタン、43b…大径係合部、43c…小径係合部、
44…小支持板。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引戸の室外側に設けられた取付け収納箱
    に内側シリンダーの駆動力を変換する動力変換上下動部
    材を組込み、一方、引戸の室内側にクラッチボタン用支
    持筒を有するサムターンを設け、このサムターンと前記
    支持筒に組込まれたクラッチボタンを介して連動し、か
    つ、施錠片を回転させる連動部材を前記取付け収納箱に
    上下動可能に内装し、さらに、内側シリンダーをキーで
    操作すると、連動部材に係合している前記クラッチボタ
    ンのクラッチ状態を解消させることができるように、動
    力変換上下動部材の移動方向に対して交差方向へ移動す
    る制御板を連動部材と動力変換上下動部材の間に組込ん
    だ建具用サムターン係脱機構。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、動力変換上下動部材
    20は、制御板25の左右の側壁に形成された傾斜案内
    孔27に係合する突起軸23を有する係合駆動部21
    と、この係合駆動部21の一側壁から延びかつ内側シリ
    ンダー10の駆動歯車13に噛合するラック部22とか
    ら成ることを特徴とする建具用サムターン係脱機構。
  3. 【請求項3】 請求項1に於いて、クラッチボタン43
    は、支持筒40に内装されたバネ42により常時係合方
    向へと付勢され、連動部材30の係合孔37と係脱する
    大径係合部43bと、この大径係合部43bから突出
    し、かつ、制御板の前進移動によってクラッチが解消さ
    れた際に前記係合孔37と連通する逃し用垂直案内長孔
    36に係合する小径係合部43cとから成ることを特徴
    とする建具用サムターン係脱機構。
  4. 【請求項4】 請求項1に於いて、内側シリンダーのキ
    ー14は、外側シリンダーにも使える共用キーであるこ
    とを特徴とする建具用サムターン係脱機構。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009156017A (ja) * 2007-12-06 2009-07-16 Kaken Hanbai Kk 引戸錠
CN108798361A (zh) * 2018-07-17 2018-11-13 武邑县多吉柜业有限公司 智能型移门保险柜

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