JP2003136278A - リン銅ろう材、ブレージングシート及びそれらの製造方法、並びに熱交換器の流路構造 - Google Patents

リン銅ろう材、ブレージングシート及びそれらの製造方法、並びに熱交換器の流路構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷間加工によって容易に薄板状に加工するこ
とができるリン銅ろう合金からなるろう材、同合金のろ
う材層を備えたブレージングシートおよび同合金よって
ろう接された熱交換器の流路構造を提供する。 【解決手段】 本発明のリン銅ろう材は、mass%でP:
2.0〜3.2%、好ましくは2.2〜2.9%を含有
し、残部実質的にCuからなるリン銅ろう合金によって
形成されたものである。本発明のブレージングシート1
は、金属板2と、少なくともその一方の表面に圧接一体
化されたろう材層3とを有し、前記ろう材層3が前記リ
ン銅ろう合金によって形成されたものである。前記金属
板2はCuまたはCuを主成分とするCu合金によって
形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、熱交換器、電気機
器部品、配管接合などにおいて部材同士をろう接する際
に使用されるリン銅ろう材、及びリン銅ろう合金をろう
材層として備えたブレージングシート、並びに前記リン
銅ろう合金によって流路構成部材がろう接された熱交換
器の流路構造に関する。
【0002】
【従来の技術】熱交換器の流路を構成する各部材は、主
としてCuあるいはCuを主成分とするCu合金によっ
て形成されており、これらの部材は従来からリン銅ろう
材によってろう接されている。前記リン銅ろう材は、J
IS Z 3264に規格されており、P:4.8〜
7.5mass%含有し、一部の種類ではAgがさらに添加
され、残部Cuからなる。これらのリン銅ろう材は、加
工性が非常に悪いため、主として線材、棒材、粉末材の
形態をもって供給されている。熱交換器のろう接には、
Agは高価であり、また人体に対して金属アレルギーの
原因になるおそれがあるため、通常、Agを含まないリ
ン銅ろう合金が使用される。
【0003】リン銅ろう材を用いてろう接作業を行う場
合、ろう材の形態が棒や粉末では使用し難いため、薄板
状のろう材が好ましい。このため、特開昭58−128
292号公報に記載されているように、P:4〜10wt
%を含有するリン銅ろうの溶湯を直接急冷凝固させて結
晶性薄帯を得て、これを加熱処理して製造された、冷間
加工性に富んだリン銅ろう材が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記リ
ン銅ろう材を製造するには、リン銅ろうの溶湯を直接急
冷凝固させることが必要であり、このため大掛かりで特
殊な製造設備が必要である。また、結晶性薄帯の延性及
び可撓性を改善するには特殊な加熱処理が必要である。
このため、製造コストや生産性が必ずしも良好とは言え
ない。
【0005】本発明はかかる問題に鑑みなされたもの
で、特殊な製造設備、加熱処理を要することなく、冷間
加工によって容易に薄板状に加工することができるリン
銅ろう合金からなるろう材を提供する。また、かかるリ
ン銅ろう合金からなるろう材層を備えたブレージングシ
ートを提供する。また、かかるリン銅ろう合金よって流
路構成部材がろう接された熱交換器の流路構造を提供す
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、種々のP含
有範囲のPCu合金の加工性、ろう接性を詳細に研究し
た結果、P:2.0〜3.2mass%という特定のP含有
領域において、ろう接接合性を犠牲にすることなく、著
しい加工性の改善効果が得られることを知見し、本発明
を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明のリン銅ろう材は、mass
%でP:2.0〜3.2%、好ましくは2.2〜2.9
%を含有し、残部実質的にCuからなるリン銅ろう合金
によって形成されたものである。このリン銅ろう材によ
れば、リン銅ろう合金のP含有量を2.0〜3.2%に
調整するだけで、ろう接接合性を損なうことなく、極め
て優れた冷間加工性を備えたろう材を得ることができ
る。
【0008】前記リン銅ろう材は、その厚さが0.01
〜0.15mmの薄板状に形成することで、優れたろう接
作業性と経済性とを備えることができる。前記薄板状の
リン銅ろう材は、そのリン銅ろう合金が冷間加工性に優
れるため、前記リン銅ろう合金の熱延板を冷間圧延によ
り薄板状に形成するだけで、簡単、容易に製造すること
ができる。
【0009】また、本発明のブレージングシートは、金
属板と、少なくともその一方の表面に圧接一体化された
ろう材層とを有し、前記ろう材層が前記リン銅ろう合金
によって形成されたものである。このブレージングシー
トによれば、P:2.0〜3.2%、好ましくは2.2
〜2.9%の極めて冷間加工性に優れたリン銅合金から
なるろう材層が金属板に圧接一体化されているので、前
記金属板に他の金属部材をろう接する際、ろう材を別途
に準備し、金属板と金属部材との間に配置するなどの煩
瑣な作業が不要であり、ろう接作業性に優れる。
【0010】このブレージングシートにおいて、前記金
属板をCuまたはCuを主成分とするCu合金によって
形成することで、金属板とろう材層との圧接性が向上
し、ブレージングシートの生産性が向上する。また、ろ
う接時にける両者の溶着性が向上するため、ろう接接合
性にも優れる。
【0011】前記ブレージングシートは、ろう材層が冷
間加工性に優れたリン銅ろう合金によって形成されてい
るので、金属基板の少なくとも一方の表面に前記リン銅
ろう合金によって形成されたろう材基板を重ね合わせ、
重ね合わされた両基板を冷間圧接し、前記金属基板が圧
下された金属板の表面に前記ろう材基板が圧下されたろ
う材層を圧接一体化することによって、簡単、容易に製
造することができる。
【0012】また、本発明の熱交換器の流路構造は、対
向して配置された一対の第1壁部材および第2壁部材
と、前記第1壁部材と第2壁部材との間に形成された流
路を多数の細流領域に仕切る仕切部材とを備え、前記仕
切部材は前記第1壁部材の内面と第2壁部材の内面とに
前記リン銅ろう合金によってろう接されたものである。
この流路構造によると、リン銅ろう合金はP:2.0〜
3.2%、好ましくは2.2〜2.9%の極めて冷間加
工性に優れたものであるので、仕切部材のろう接に際
し、第1壁部材および第2壁部材の内面に予め適宜の形
態に形成した前記リン銅ろう合金を付設することができ
る。このため、前記仕切部材のろう接作業性が向上し、
ひいては熱交換器の生産性を向上させることができる。
【0013】この流路構造において、前記第1、第2壁
部材および仕切部材をCuあるいはCuを主成分とする
Cu合金で形成することにより、これらの部材をリン銅
ろう合金によって簡単かつ容易にろう接することがで
き、また優れた接合性を得ることができる。さらに、主
成分のCuが比較的安価であるため、熱交換器の流路構
造として経済性に優れる。
【0014】
【発明の実施の形態】熱交換器などのCuあるいはCu
を主成分とするCu合金からなる部材同士をろう接する
場合、ろう接部がCuの引張強度と同程度の接合強度を
有し、かつ複雑な部材同士であっても容易にろう接する
ことができ、さらにろう材自体が人体に無害なものが好
ましい。このような作用を有するCu合金の添加元素と
してPが好適である。P−Cu合金は、合金中に含まれ
るCu3P が酸化銅に対して還元性を有し、セルフフラ
ックス効果を有するため、複雑形状の部材のろう接性に
優れ、またPは人体に対して無害だからである。リン銅
ろう合金中のPの含有量(mass%)は、従来、Cuの引
張強度レベルの接合強度を実現するには少なくとも4%
程度以上は必要と考えられており、このため加工性に問
題があった。しかしながら、本発明者の研究により、従
来より低濃度のP領域においても接合性(接合強度)を
劣化させることなく、加工性を飛躍的に向上させる領域
があることが知見され、本発明を完成するに至った。以
下、リン銅ろう材を形成するリン銅ろう合金のP含有量
とろう接接合性および加工性について詳細に説明する。
【0015】下記表1に示す種々のP含有量のP−Cu
合金を真空誘導溶解によって溶製し、その鋳造片を50
0〜600℃にて熱間圧延し、これによって得られた熱
延板(板厚8mm、板幅80mm)をさらに冷間圧延した。
冷間圧延は冷延後の目標板厚を0.4mm(全圧下率95
%)とし、目標板厚に至るまでに耳割れ、あるいは板割
れが発生したものについては、その割れが発生するまで
の全圧下率を求めた。圧下率が65%以上で耳割れを発
生した試料については、500℃×1hr程度の焼鈍を
行い、目標板厚まで冷間圧延を行った。なお、耳割れと
は圧延材の側縁に高さ1〜2mm程度の鋸歯状の凹凸が発
生することをいい、板割れとは板幅に沿って圧延板が完
全に破断することをいう。板割れが発生すると、それ以
後の圧延は不可能になる。
【0016】目標板厚まで冷間圧延された冷延板は、5
00℃×1hr程度の焼鈍を行った後、さらに0.1mm
まで冷間圧延し、薄板状のろう材を得た。一方、冷間圧
延の際に板割れが発生した試料および圧下率が10%以
下で耳割れが発生した試料については、熱延板から板厚
0.1mm(全圧下率97%)のろう材を機械加工により
採取した。これらのろう材を用いてろう接接合性を調べ
た。ろう接接合性は、断面が10mm×3mmの純Cu製の
角棒材を準備し、一方の棒材と他方の棒材とをろう材片
(10mm×3mm)を介して突き合わせ、水素ガス雰囲気
中で820℃×10分間保持してろう接し、得られた接
合棒材を長さ方向に破断するまで引っ張り、破断時の引
張強さ(接合強さ)を測定した。
【0017】上記P−Cu合金の加工性評価、ろう接棒
材の接合強度の測定結果を表1に併せて示す。表1中、
全圧下率は既述のように目標板厚(95%)まで、ある
いは耳割れ、板割れ発生までの全圧下率を示す。また、
P含有量と加工性評価(全圧下率)との関係を図1に、
接合強度との関係を図2に示す。
【0018】
【表1】
【0019】表1および図1より、P≦3.2%で冷間
加工性が良好であり、特にP=2.90%を臨界点とし
てP≦2.90%では板割れは勿論のこと、耳割れも皆
無であり、冷間加工性が飛躍的に向上していることがわ
かる。本発明者はかかる加工性の良否を組織面から検討
した。図3はP−Cu2元系状態図を示しており、1.
75%<P<13.98%(共晶組成)の領域では組織
中に生成した初晶のP−Cu固溶体(Cuリッチ部)
と、Cu3PとCuとが層状に形成された共晶組織(P
リッチ部)とが共存した組織になる。実際のろう材の熱
延板組織を顕微鏡観察したところ、Pが3.2%以下で
は大部分のPリッチ部がCuリッチ部内に孤立して存在
しているように観察され、一方Pが3.2%超ではCu
リッチ部内のPリッチ部が相互に連なり、この傾向はP
が多くなるほど顕著であった。そして、板割れが生じた
冷延板の組織を観察すると、P>3.2%のものでは、
圧延により引き延ばされた前記Pリッチ部に沿ってクラ
ックが多数発生していることが観察された。これより、
P=3.2%は脆くてクラックの発生し易いPリッチ部
がCuリッチ部の中にほぼ孤立し得る限界のP含有量で
あると知見された。
【0020】また、表1および図2より、P=2.0%
以上ではほぼ純Cuと同レベルの引張強さ(18kgf/m
m2程度)を有し、特に2.2%以上では優れた接合強度
が得られている。一方、P含有量が2.0未満〜1.2
%程度であっても一応の接合強度が得られている。理論
的には、図3の状態図から明らかなように、1.75%
以下ではP−Cu固溶体のみが生成し、共晶組織が生成
しないため、ろう材として使用不可のはずであるが、P
の偏析により部分的にP>1.75%の領域が生じ、こ
の部分がろう材として寄与しているものと推察される。
なお、引張試験における破断部位は、すべてろう接接合
部であった。
【0021】以上より、本発明のリン銅ろう材を形成す
るリン銅ろう合金は、従来レベルの接合強度と、圧下率
が95%以上の冷間圧延が可能な加工性とを兼備するP
含有量として、2.0〜3.2%、好ましくは2.2〜
2.9%とした。残部は実質的にCuからなるが、残部
実質的とは残部がCuおよび不可避的不純物からなる場
合のほか、前記P含有の作用、効果を妨げない範囲で他
の合金元素の添加を妨げないことを意味する。本発明に
かかるリン銅ろう材(合金)のろう接温度は、P−Cu
の共晶温度(714℃)超の温度とすればよいが、通
常、780〜850℃程度とされる。ろう接は真空中、
あるいは水素ガス等の還元ガス雰囲気中で行うことが好
ましい。
【0022】本発明にかかる前記P−Cuろう合金は冷
間加工性に優れるため、種々の形態に容易に加工するこ
とができ、薄板状、線状等の適宜の形態を有するろう材
として提供することができる。板状に冷間圧延する場
合、良好なろう接作業性と必要な接合強度を確保し、接
合に寄与することなく流出するろう材量を抑制するに
は、板厚は0.01〜0.15mm程度とすることが好ま
しい。
【0023】本発明のリン銅ろう材は、それ単独でも使
用することができるが、冷間加工性が良好なため、適宜
の金属板に圧接して、図4および図5に示すように、金
属板2の片面あるいは両面に前記リン銅ろう合金からな
るろう材層3を圧接一体化して積層したブレージングシ
ート1,1Aとすることができる。この場合において
も、ろう材層3は0.01〜0.15mm程度とすること
が好ましい。かかるブレージングシート1,1Aによれ
ば、このブレージングシートのろう材層3側にろう接す
る金属部材を当接させて加熱するだけで、ブレージング
シート1,1Aの金属板2と前記金属部材とを容易にろ
う接することができ、ろう接作業性に優れる。
【0024】前記金属板2の材質としては、純Cuある
いはCuを主成分としてCu合金(以下、両者を併せて
Cu基金属と呼ぶ。)が好ましい。これらのCu基金属
からなる金属板を用いることにより、金属板2とろう材
層3との圧接性が向上し、ブレージングシートの生産性
が向上する。また、ろう接時にける両者の溶着性が向上
するため、ろう接接合性にも優れる。
【0025】前記Cu基金属としては、構成成分が完全
に固溶状態をなす、例えばCu−Ni合金、Cu−Mn
−Ni合金を用いることができる。Cu含有量は、概ね
85%程度以上あればよい。前記Cu基合金には、Cu
に固溶し、ろう材の加工性、ろう接後のろう材部の特性
を損なわない元素であれば、その微量添加は許容され
る。
【0026】前記ブレージングシート1,1Aは、金属
基板の片面あるいは両面に前記リン銅ろう合金によって
形成されたろう材基板を重ね合わせ、重ね合わされた両
基板を一対のロールに通してお互いの基板を冷間圧接す
ることによって、簡単、容易に製造することができる。
冷間圧接により、前記金属基板が圧下された金属板2の
片面あるいは両面に、前記ろう材基板が圧下されたろう
材層3が圧接一体化され、積層される。
【0027】本発明にかかるリン銅ろう合金は、ろう材
として従来から知られる継手部材の接合、配管接合、電
気接点のろう接など種々の用途に使用することができる
が、先に説明したように、冷間加工性に優れるため、種
々の形態に容易に加工することができる。このため、特
にろう材を種々の形状に加工して部材接合部に配置し、
ろう接するような用途に好適に使用することができる。
例えば、大径管状部材の端部内側に小径管状部材の端部
を挿入配置してろう接する場合に、これらの管状部材の
端部間にリング状のろう材を挿入配置してろう接するこ
とができる。さらに、端部に形成された筒状孔部の内周
に軸心に平行に複数条の凹部を形成した第1軸部材と、
端部外周に前記凹部に係合する複数の凸部を形成した第
2軸部材とを用いて、前記第1軸部材の筒状孔部内周に
形成された凹部に前記第2軸部材の端部外周に形成され
た凸部を係合配置してろう接する場合に、筒状孔部内周
と端部外周との間に前記複数の凹部と凸部とに係合する
凹凸部が周方向に屈曲形成されたリング状のろう材を挿
入配置してろう接することができる。また、本発明にか
かるリン銅ろう合金は、冷間加工性、冷間圧接性に優れ
るため、前記ブレージングシート1,1Aのろう材層3
としても好適であることは先に述べた通りであり、本発
明にかかるブレージングシートによれば、ろう接作業性
が容易になることのほか、金属板2とろう材層3とを一
体的に種々の形態に容易に加工することができるので、
種々形態を有するろう材層3付きの各種接合部材を容易
に製作することができる。
【0028】次ぎに、上記実施形態にかかるブレージン
グシートを素材として用いたろう接構造物の実施形態に
ついて説明する。図6は実施形態にかかる熱交換器の流
路構造を示す斜視図である。一組のシート部材11,1
1が所定の間隔を隔てて対向して配置され、その間に断
面が波形に屈曲形成された蛇腹状の仕切り部材12が装
着されている。前記シート部材11は上記ブレージング
シート1を適宜の形状に加工したものであり、また前記
仕切り部材12は、例えば薄銅板を蛇腹状に波形加工し
たものである。なお、この実施形態では、シート部材1
1の素材となるブレージングシート1は、金属板2の片
面にろう材層3を設けたタイプ(図4)が使用される。
【0029】前記仕切り部材12は、波形凸部の最上部
とこの仕切り部材12を挟持する上側のシート部材11
の金属板2の下面とがシート部材11のろう材層3によ
ってろう接され、また波形凹部の最下部と仕切り部材1
2を挟持する下側のシート部材11の金属板2の上面と
が同様にろう材層3によってろう接されている。なお、
前記一対のシート部材11,11を構成する金属板2,
2は本発明の第1壁部材および第2壁部材に相当する。
【0030】この実施形態では、前記一組のシート部材
11,11の間で、前記仕切り部材12により仕切られ
た多数の部分空間部が水などの被加熱(冷却)流体が流
れる流路とされている。前記シート部材11の外側に
は、図示省略した加熱(冷却)媒体が流れる加熱装置が
付設されており、これによってシート部材11を介して
前記流路を流れる被加熱(冷却)流体が加熱(冷却)さ
れる。
【0031】本発明の熱交換器の流路構造は前記実施形
態により限定的に解釈されるものではない。例えば、シ
ート部材11の枚数および一対の対向するシート部材1
1の間に形成された被加熱(冷却)流体の流路の段数
(シート部材11の枚数−1)は、要求に応じて自由に
設定することができる。シート部材11の両側に仕切り
部材12をろう接する場合、そのシート部材の素材とな
るブレージングシート1Aは、金属板2の両面にろう材
層3を接合したタイプ(図5)のものが使用される。ま
た、前記仕切り部材12が装着された流路には、実施形
態では被加熱(冷却)流体を流すこととしたが、加熱
(冷却)媒体を流すようにして、シート部材1の外側に
被加熱(冷却)物を配置し、加熱(冷却)するようにし
てもよい。本発明の流路構造は、ビル等の空調機器、自
動車・産業機器・電子機器などの加熱・冷却のために使
用される各種熱交換器に適用可能である。
【0032】
【発明の効果】本発明にかかるリン銅ろう材は、P:
2.0〜3.2%を含み、残部実質的にCuからなるリ
ン銅ろう合金で形成されているので、ろう接接合性を損
なうことなく、極めて優れた冷間加工性を備える。この
ため、ろう接作業性、取り扱い性に優れた薄板状のろう
材に容易に加工することができ、また金属板に容易に圧
接してブレージングシートとして用いることができ、ろ
う接構造物、例えば熱交換器の流路構造をろう接する際
に用いられるろう材として好適に利用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】P含有量と加工性(目標板厚あるいは割れ発生
までの全圧下率)との関係を示すグラフである。
【図2】P含有量とろう接接合強度との関係を示すグラ
フである。
【図3】P−Cu合金の部分状態図である。
【図4】実施形態にかかるブレージングシートの部分断
面図である。
【図5】他の実施形態にかかるブレージングシートの部
分断面図である。
【図6】実施形態にかかる熱交換器の流路構造を示す部
分断面図である。
【符号の説明】
1、1A ブレージングシート 2 金属板 3 ろう材層 11 シート部材 12 仕切り部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F28F 21/08 F28F 21/08 E (72)発明者 石尾 雅昭 大阪府吹田市南吹田2丁目19番1号 住友 特殊金属株式会社吹田製作所内 (72)発明者 長谷川 剛 大阪府吹田市南吹田2丁目19番1号 住友 特殊金属株式会社吹田製作所内 (72)発明者 山本 憲 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 河地 典秀 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 加門 謙一郎 大阪府堺市出島海岸通4丁4番3号 トー ヨーメタル株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 mass%でP:2.0〜3.2%を含有
    し、残部実質的にCuからなるリン銅ろう合金によって
    形成されたリン銅ろう材。
  2. 【請求項2】 リン銅ろう合金中のP含有量がP:2.
    2〜2.9%である請求項1に記載したリン銅ろう材。
  3. 【請求項3】 厚さ0.01〜0.15mmの薄板状に形
    成された請求項1又は2に記載したリン銅ろう材。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載したリン銅ろう合
    金の鋳造片を冷間圧延により薄板状に形成するリン銅ろ
    う材の製造方法。
  5. 【請求項5】 金属板と、少なくともその一方の表面に
    圧接一体化されたろう材層とを有し、前記ろう材層が請
    求項1又は2に記載したリン銅ろう合金によって形成さ
    れたブレージングシート。
  6. 【請求項6】 金属板がCuまたはCuを主成分とする
    Cu合金によって形成された請求項5に記載したブレー
    ジングシート。
  7. 【請求項7】 金属基板の少なくとも一方の表面に請求
    項1又は2に記載したリン銅ろう合金によって形成され
    たろう材基板を重ね合わせ、重ね合わされた両基板を冷
    間圧接し、前記金属基板が圧下された金属板の表面に前
    記ろう材基板が圧下されたろう材層を圧接一体化するブ
    レージングシートの製造方法。
  8. 【請求項8】 対向して配置された一対の第1壁部材お
    よび第2壁部材と、前記第1壁部材と第2壁部材との間
    に形成された流路を多数の細流領域に仕切る仕切部材と
    を備え、前記仕切部材は前記第1壁部材の内面と第2壁
    部材の内面とに請求項1又は2に記載したリン銅ろう合
    金によってろう接された熱交換器の流路構造。
  9. 【請求項9】 前記第1壁部材、第2壁部材および仕切
    部材がCuあるいはCuを主成分とするCu合金で形成
    された請求項8に記載した熱交換器の流路構造。
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