JPH05154688A - クラッドろう材 - Google Patents
クラッドろう材Info
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- JPH05154688A JPH05154688A JP34904091A JP34904091A JPH05154688A JP H05154688 A JPH05154688 A JP H05154688A JP 34904091 A JP34904091 A JP 34904091A JP 34904091 A JP34904091 A JP 34904091A JP H05154688 A JPH05154688 A JP H05154688A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F21/00—Constructions of heat-exchange apparatus characterised by the selection of particular materials
- F28F21/08—Constructions of heat-exchange apparatus characterised by the selection of particular materials of metal
- F28F21/089—Coatings, claddings or bonding layers made from metals or metal alloys
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F21/00—Constructions of heat-exchange apparatus characterised by the selection of particular materials
- F28F21/08—Constructions of heat-exchange apparatus characterised by the selection of particular materials of metal
- F28F21/081—Heat exchange elements made from metals or metal alloys
- F28F21/082—Heat exchange elements made from metals or metal alloys from steel or ferrous alloys
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- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
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- F28F21/00—Constructions of heat-exchange apparatus characterised by the selection of particular materials
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- F28F21/081—Heat exchange elements made from metals or metal alloys
- F28F21/085—Heat exchange elements made from metals or metal alloys from copper or copper alloys
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、オイルクーラーの水耐食性を低下
させずに、コストダウンを図ることを目的とする。 【構成】 本発明のクラッドろう材は鉄鋼層９の少なく
とも片側に１．５重量％より３０重量％のニッケルを含
んだ銅合金層１０を接合した構成を有している。
させずに、コストダウンを図ることを目的とする。 【構成】 本発明のクラッドろう材は鉄鋼層９の少なく
とも片側に１．５重量％より３０重量％のニッケルを含
んだ銅合金層１０を接合した構成を有している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はオイルクーラーを形成す
るためのクラッドろう材に関し、特に、オイルクーラー
の水流路の耐食性を低下させずに、コストダウンを図っ
たクラッドろう材に関する。
るためのクラッドろう材に関し、特に、オイルクーラー
の水流路の耐食性を低下させずに、コストダウンを図っ
たクラッドろう材に関する。
【０００２】
【従来の技術】図５には、水冷式オイルクーラーの一般
的な断面構造が示されている。このオイルクーラーはオ
イル流路３，及び水流路４を構成する複数のケース１
と、オイル流路３に設けられたフィン２から構成され、
熱交換効率の向上と液体の流出防止のために、複数のケ
ース１の外周，及びケース１とフィン２が接合部５を介
して接合されている。
的な断面構造が示されている。このオイルクーラーはオ
イル流路３，及び水流路４を構成する複数のケース１
と、オイル流路３に設けられたフィン２から構成され、
熱交換効率の向上と液体の流出防止のために、複数のケ
ース１の外周，及びケース１とフィン２が接合部５を介
して接合されている。
【０００３】図６には、オイルクーラーのケース１と接
合部５を提供するクラッドろう材８が示されている。こ
のクラッドろう材８はステンレス層（ＳＵＳ３０４）７
と、その両側に設けられたろう材としての銅層６から構
成されている。オイルクーラーを形成する場合には、複
数のクラッドろう材８を図示の形状にし、積み重ねて外
周で嵌合させると共にオイル流路３に鉄鋼製のフィン２
を組み込み、これらを不活性雰囲気下，或いは真空中に
おいて、１１００〜１２００℃で所定時間加熱してから
冷却する。
合部５を提供するクラッドろう材８が示されている。こ
のクラッドろう材８はステンレス層（ＳＵＳ３０４）７
と、その両側に設けられたろう材としての銅層６から構
成されている。オイルクーラーを形成する場合には、複
数のクラッドろう材８を図示の形状にし、積み重ねて外
周で嵌合させると共にオイル流路３に鉄鋼製のフィン２
を組み込み、これらを不活性雰囲気下，或いは真空中に
おいて、１１００〜１２００℃で所定時間加熱してから
冷却する。
【０００４】図７には、上記方法によって得られたオイ
ルクーラーが示されている。即ち、銅層６がステンレス
（ケース）７とフィン２の隙間，或いはステンレス７の
周囲の接触界面に流れて、ステンレス７の外周，及びス
テンレス７とフィン２がろう付されている。
ルクーラーが示されている。即ち、銅層６がステンレス
（ケース）７とフィン２の隙間，或いはステンレス７の
周囲の接触界面に流れて、ステンレス７の外周，及びス
テンレス７とフィン２がろう付されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のクラッ
ドろう材によると、水流路の水耐食性を得るために鋼材
に高価なステンレスを使用しているため、コストアップ
を招くという不都合がある。また、ステンレスの代わり
に鉄鋼（例えば、冷間圧延鋼板）を使用すれば、コスト
ダウンを図ることができるが、鉄鋼は水耐食性が悪いた
め、使用することができない。
ドろう材によると、水流路の水耐食性を得るために鋼材
に高価なステンレスを使用しているため、コストアップ
を招くという不都合がある。また、ステンレスの代わり
に鉄鋼（例えば、冷間圧延鋼板）を使用すれば、コスト
ダウンを図ることができるが、鉄鋼は水耐食性が悪いた
め、使用することができない。
【０００６】従って、本発明の目的はオイルクーラーの
水耐食性を低下させずに、コストダウンを図ることがで
きるクラッドろう材を提供することである。
水耐食性を低下させずに、コストダウンを図ることがで
きるクラッドろう材を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点に鑑
み、オイルクーラーの水耐食性を低下させずに、コスト
ダウンを図るため、鉄鋼層の少なくとも片側に１．５重
量％より３０重量％のニッケルを含んだ銅合金層を接合
して構成したクラッドろう材を提供するものである。
み、オイルクーラーの水耐食性を低下させずに、コスト
ダウンを図るため、鉄鋼層の少なくとも片側に１．５重
量％より３０重量％のニッケルを含んだ銅合金層を接合
して構成したクラッドろう材を提供するものである。
【０００８】
【作用】上記構成に基づく本発明のクラッドろう材は、
ろう接時の加熱処理を受けると、銅合金層の一部が拡散
層として鉄鋼層の表面に残留すると共に、残りはろう接
部に流れて接合する。このため、水流路に銅−ニッケル
の拡散層が配置され、オイルクーラーの水耐食性を維持
させることができる。また、安価な鉄鋼を主に使用する
と共に、ニッケルの使用量は微量であるため、コストダ
ウンを図ることができる。
ろう接時の加熱処理を受けると、銅合金層の一部が拡散
層として鉄鋼層の表面に残留すると共に、残りはろう接
部に流れて接合する。このため、水流路に銅−ニッケル
の拡散層が配置され、オイルクーラーの水耐食性を維持
させることができる。また、安価な鉄鋼を主に使用する
と共に、ニッケルの使用量は微量であるため、コストダ
ウンを図ることができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明のクラッドろう材を図面を参照
しつつ詳細に説明する。
しつつ詳細に説明する。
【００１０】図１は本発明の一実施例を示し、鉄鋼層９
と、その両側に接合された１．５重量％より３０重量％
のニッケルを含んだ銅合金層１０からオイルクーラーを
形成するためのクラッドろう材１１が構成されている。
オイルクーラーを形成する場合、クラッドろう材１１を
複数層に重ね外周で嵌合させる。
と、その両側に接合された１．５重量％より３０重量％
のニッケルを含んだ銅合金層１０からオイルクーラーを
形成するためのクラッドろう材１１が構成されている。
オイルクーラーを形成する場合、クラッドろう材１１を
複数層に重ね外周で嵌合させる。
【００１１】このようにクラッドろう材１１を重ね、オ
イル流路３にフィン２を組み込んで加熱すると、図１か
ら図２に示すように、銅合金層１０の一部が拡散層１４
として鉄鋼層９の表面に残留すると共に、鉄鋼層（ケー
ス）９の外周，及びケースとオイル流路３に組み込まれ
たフィン２が接合部５を介して接合される。
イル流路３にフィン２を組み込んで加熱すると、図１か
ら図２に示すように、銅合金層１０の一部が拡散層１４
として鉄鋼層９の表面に残留すると共に、鉄鋼層（ケー
ス）９の外周，及びケースとオイル流路３に組み込まれ
たフィン２が接合部５を介して接合される。
【００１２】本発明によるクラッドろう材を用いてオイ
ルクーラーを形成する手順は、以下の通りである。
ルクーラーを形成する手順は、以下の通りである。
【００１３】まず、厚さ０．３ｍｍの冷間圧延鋼板（Ｓ
ＰＣＣ）に、厚さ０．０３ｍｍと、厚さ０．０１５ｍｍ
の銅−１０％ニッケル合金をそれぞれクラッドしたクラ
ッドろう材１１を、所定の形状（ケースの形状）に成形
する。
ＰＣＣ）に、厚さ０．０３ｍｍと、厚さ０．０１５ｍｍ
の銅−１０％ニッケル合金をそれぞれクラッドしたクラ
ッドろう材１１を、所定の形状（ケースの形状）に成形
する。
【００１３】そして、水流路４側に厚さ０．０１５ｍｍ
の銅−１０％ニッケル合金が配置されるようにして、複
数のクラッドろう材を図示の形状にして外周で嵌合さ
せ、オイル流路３，及び水流路４を形成する。更に、オ
イル流路３に厚さ０．１ｍｍの冷間圧延鋼板製のフィン
２を組み込んで、オイルクーラー組立材を得る。
の銅−１０％ニッケル合金が配置されるようにして、複
数のクラッドろう材を図示の形状にして外周で嵌合さ
せ、オイル流路３，及び水流路４を形成する。更に、オ
イル流路３に厚さ０．１ｍｍの冷間圧延鋼板製のフィン
２を組み込んで、オイルクーラー組立材を得る。
【００１４】このオイルクーラー組立材を１２１０℃ま
で昇温させてある内側寸法１５０ｍｍ×１５０ｍｍを有
する箱型の電気炉に入れ、１０リットル／ｍｉｎのアル
ゴンを流した状態で１５分間加熱し、その後冷却すると
オイルクーラー組立材の外周，及びオイル流路３とフィ
ン２が接合し、オイルクーラーが完成する。
で昇温させてある内側寸法１５０ｍｍ×１５０ｍｍを有
する箱型の電気炉に入れ、１０リットル／ｍｉｎのアル
ゴンを流した状態で１５分間加熱し、その後冷却すると
オイルクーラー組立材の外周，及びオイル流路３とフィ
ン２が接合し、オイルクーラーが完成する。
【００１５】次に、このように形成されたオイルクーラ
ーの目視観察を行ったところ、各接合部は完全に密閉さ
れており、ろう接状態は良好であった。また、オイルク
ーラーに５分間水を流した後、水流路４に水を入れて４
８時間放置してから水抜きをしたところ、水流路４に赤
錆の発生はなかった。
ーの目視観察を行ったところ、各接合部は完全に密閉さ
れており、ろう接状態は良好であった。また、オイルク
ーラーに５分間水を流した後、水流路４に水を入れて４
８時間放置してから水抜きをしたところ、水流路４に赤
錆の発生はなかった。
【００１６】また、銅−１．０％ニッケル合金，銅−３
０％ニッケル合金，及び銅−３２％ニッケル合金を銅合
金層として使用したクラッドろう材からオイルクーラー
を形成し、断面の顕微鏡組織観察，及びＸ線マイクロア
ナライザーによる元素分析を行った。その結果、銅−
１．０％ニッケル合金の場合、加熱後は鉄鋼の表面には
拡散層が形成されず、銅−１．０％ニッケル合金は全て
接合部に流れてしまっていた。一方、銅−３０％ニッケ
ル合金の場合、加熱後は銅−１０％ニッケル合金と同じ
挙動で完全な接合部が形成されていると共に鉄鋼の表面
にろう材の拡散層がみられた。銅−３２％ニッケル合金
の場合は鉄鋼への拡散が早く、流ろう性が悪いため健全
な接合部は得られなかった。
０％ニッケル合金，及び銅−３２％ニッケル合金を銅合
金層として使用したクラッドろう材からオイルクーラー
を形成し、断面の顕微鏡組織観察，及びＸ線マイクロア
ナライザーによる元素分析を行った。その結果、銅−
１．０％ニッケル合金の場合、加熱後は鉄鋼の表面には
拡散層が形成されず、銅−１．０％ニッケル合金は全て
接合部に流れてしまっていた。一方、銅−３０％ニッケ
ル合金の場合、加熱後は銅−１０％ニッケル合金と同じ
挙動で完全な接合部が形成されていると共に鉄鋼の表面
にろう材の拡散層がみられた。銅−３２％ニッケル合金
の場合は鉄鋼への拡散が早く、流ろう性が悪いため健全
な接合部は得られなかった。
【００１７】以上説明したように、本発明のクラッドろ
う材は、ろう接時の加熱処理を受けると、銅合金層の一
部が拡散層として鉄鋼層の表面に残留すると共に、残り
はろう接部に流れて接合する。このため、水流路に銅−
ニッケルの拡散層が配置され、オイルクーラーの水耐食
性を維持させることができる。また、安価な鉄鋼を主に
使用すると共に、ニッケルの使用量は微量であるため、
コストダウンを図ることができる。
う材は、ろう接時の加熱処理を受けると、銅合金層の一
部が拡散層として鉄鋼層の表面に残留すると共に、残り
はろう接部に流れて接合する。このため、水流路に銅−
ニッケルの拡散層が配置され、オイルクーラーの水耐食
性を維持させることができる。また、安価な鉄鋼を主に
使用すると共に、ニッケルの使用量は微量であるため、
コストダウンを図ることができる。
【００１８】図３は本発明の第２の実施例を示し、鉄鋼
層９と、その片側に接合された銅層１３と、銅層１３と
反対側に接合された１．５重量％より３０重量％のニッ
ケルを含んだ銅合金層１０からオイルクーラーを形成す
るためのクラッドろう材１２が構成されている。オイル
クーラーを形成する場合、銅合金層１０が水流路４側に
配置されるようにして、クラッドろう材１２を複数層に
重ねて外周で嵌合させる。
層９と、その片側に接合された銅層１３と、銅層１３と
反対側に接合された１．５重量％より３０重量％のニッ
ケルを含んだ銅合金層１０からオイルクーラーを形成す
るためのクラッドろう材１２が構成されている。オイル
クーラーを形成する場合、銅合金層１０が水流路４側に
配置されるようにして、クラッドろう材１２を複数層に
重ねて外周で嵌合させる。
【００１９】このクラッドろう材１２を用いてオイルー
クーラを形成した場合、図４に示すように、水流路４に
おいて銅合金層１０の一部が拡散層１４として鉄鋼層９
の表面に残留すると共に、鉄鋼層（ケース）９の外周が
接合部５を介して接合され、また、オイル流路３におい
てケース９の外周，及びオイル流路３に組み込まれたフ
ィン２が接合部５を介して接合される。
クーラを形成した場合、図４に示すように、水流路４に
おいて銅合金層１０の一部が拡散層１４として鉄鋼層９
の表面に残留すると共に、鉄鋼層（ケース）９の外周が
接合部５を介して接合され、また、オイル流路３におい
てケース９の外周，及びオイル流路３に組み込まれたフ
ィン２が接合部５を介して接合される。
【００２０】本発明の第２の実施例によると、銅合金層
を鉄鋼の片側のみに設けるようになっているため、第１
の実施例より更にコストダウンを図ることができる利点
を有している。
を鉄鋼の片側のみに設けるようになっているため、第１
の実施例より更にコストダウンを図ることができる利点
を有している。
【００２１】尚、上記第１，及び第２の実施例におい
て、クラッドろう材の被覆方法としては圧延圧接による
クラッド，めっき方式，溶射等を適用することができ
る。
て、クラッドろう材の被覆方法としては圧延圧接による
クラッド，めっき方式，溶射等を適用することができ
る。
【００２２】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明のクラッドろ
う材によると、鉄鋼層の少なくとも片側に１．５重量％
より３０重量％のニッケルを含んだ銅合金層を接合して
構成したため、オイルクーラーの水耐食性を低下させる
ことなく、コストダウンを図ることができる。
う材によると、鉄鋼層の少なくとも片側に１．５重量％
より３０重量％のニッケルを含んだ銅合金層を接合して
構成したため、オイルクーラーの水耐食性を低下させる
ことなく、コストダウンを図ることができる。
【図１】本発明の第１の実施例を示す説明図。
【図２】本発明の第１の実施例によって形成されたオイ
ルクーラーの部分断面図。
ルクーラーの部分断面図。
【図３】本発明の第２の実施例を示す説明図。
【図４】本発明の第２の実施例によって形成されたオイ
ルクーラーの部分断面図。
ルクーラーの部分断面図。
【図５】一般的なオイルクーラーの構造を示す断面図。
【図６】従来のクラッドろう材を示す説明図。
【図７】従来のクラッドろう材によって形成されたオイ
ルクーラーの部分断面図。
ルクーラーの部分断面図。
１ ケース ２
フィン ３ オイル流路 ４
水流路 ５ 接合部 ６
銅層 ７ ステンレス層 ８
クラッドろう材 ９ 鉄鋼層 １０
銅合金層 １１ クラッドろう材 １２
クラッドろう材 １３ 銅層
フィン ３ オイル流路 ４
水流路 ５ 接合部 ６
銅層 ７ ステンレス層 ８
クラッドろう材 ９ 鉄鋼層 １０
銅合金層 １１ クラッドろう材 １２
クラッドろう材 １３ 銅層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三宅 保彦 東京都千代田区丸の内２丁目１番２号 日 立電線株式会 社内 (72)発明者 大貫 光明 茨城県日立市助川町３丁目１番１号 日立 電線株式会社茨城支店内
Claims (3)
- 【請求項１】 オイル流路に流れるオイルを水流路に流
れる水によって冷却するオイルクーラーを形成するクラ
ッドろう材において、 鉄鋼層の少なくとも片側に１．５重量％より３０重量％
のニッケルを含んだ銅合金層を接合して構成し、 前記銅合金層を前記水流路側に配置して使用することに
より、前記鉄鋼層が表面に形成された水耐食性の拡散層
を介して前記水に接触することを特徴とするクラッドろ
う材。 - 【請求項２】 オイル流路に流れるオイルを水流路に流
れる水によって冷却するオイルクーラーを形成するクラ
ッドろう材において、 鉄鋼層の第１の面に銅層を接合し、その第２の面に１．
５重量％より３０重量％のニッケルを含んだ銅合金層を
接合して構成し、 前記銅合金層を前記水流路側に配置して使用することに
より前記鉄鋼層が表面に形成された水耐食性の拡散層を
介して前記水に接触することを特徴とするクラッドろう
材。 - 【請求項３】 オイル流路に流れるオイルを水流路に流
れる水によって冷却するオイルクーラーを形成するクラ
ッドろう材において、 鉄鋼層の両面に１．５重量％より３０重量％のニッケル
を含んだ銅合金層を接合して構成し、 ろう付け時の加熱処理によって前記鉄鋼層の両面に水耐
食性を有した拡散層が形成されることを特徴とするクラ
ッドろう材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34904091A JPH05154688A (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | クラッドろう材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34904091A JPH05154688A (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | クラッドろう材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05154688A true JPH05154688A (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=18401089
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34904091A Pending JPH05154688A (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | クラッドろう材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05154688A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000045987A1 (fr) * | 1999-02-02 | 2000-08-10 | Sumitomo Special Metals Co., Ltd. | Materiau composite de brasage et structure brasee |
| WO2008083971A2 (de) * | 2007-01-12 | 2008-07-17 | Innospin Ag | Wärmetauscherrohre und verfahren zur herstellung von wärmeaustauscherrohren |
| DE10251466B4 (de) * | 2001-11-06 | 2010-01-14 | Neomax Materials Co., Ltd. | Verfahren zur Herstellung eines Hartlötblechs aus Kupfer-Phosphor-Hartlötmaterial und Verfahren zur Herstellug einer Durchströmungsanordnung mit diesem Blech |
| JP2019070474A (ja) * | 2017-10-06 | 2019-05-09 | 株式会社ティラド | ケースレスオイルクーラ |
-
1991
- 1991-12-06 JP JP34904091A patent/JPH05154688A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000045987A1 (fr) * | 1999-02-02 | 2000-08-10 | Sumitomo Special Metals Co., Ltd. | Materiau composite de brasage et structure brasee |
| DE10251466B4 (de) * | 2001-11-06 | 2010-01-14 | Neomax Materials Co., Ltd. | Verfahren zur Herstellung eines Hartlötblechs aus Kupfer-Phosphor-Hartlötmaterial und Verfahren zur Herstellug einer Durchströmungsanordnung mit diesem Blech |
| WO2008083971A2 (de) * | 2007-01-12 | 2008-07-17 | Innospin Ag | Wärmetauscherrohre und verfahren zur herstellung von wärmeaustauscherrohren |
| WO2008083971A3 (de) * | 2007-01-12 | 2008-09-18 | Innospin Ag | Wärmetauscherrohre und verfahren zur herstellung von wärmeaustauscherrohren |
| JP2019070474A (ja) * | 2017-10-06 | 2019-05-09 | 株式会社ティラド | ケースレスオイルクーラ |
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