JP2003128198A - 燃料供給システム - Google Patents

燃料供給システム

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JP2003128198A
JP2003128198A JP2001318320A JP2001318320A JP2003128198A JP 2003128198 A JP2003128198 A JP 2003128198A JP 2001318320 A JP2001318320 A JP 2001318320A JP 2001318320 A JP2001318320 A JP 2001318320A JP 2003128198 A JP2003128198 A JP 2003128198A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はプリペイドカード使用による給油料
金の割引が表示されることを課題とする。 【解決手段】 給油システム10の記憶部19は、プリ
ペイドカード71を用いた決済による各油種の単価、現
金決済による各油種の単価、クレジットカード決済によ
る各油種の単価などを記憶するデータベース19Aを有
する。管理コンピュータ18は、油種設定情報が設定器
14から送信された場合は現金支払い用の単価を設定器
14へ転送し、設定器14からプリペイドカード71の
情報が送信された場合にプリペイドカード用単価を設定
器14に転送する。プリペイドカード71を用いて給油
する場合には、油種選択時に設定器14の油種表示部に
現金単価が表示され、プリペイドカード71の挿入によ
り油種表示部にプリペイドカード用単価が表示されるの
で、顧客自身がプリペイドカード71による給油料金の
割引率を確認できる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、燃料供給システム
に係り、特にカードを用いて燃料の精算を行うよう構成
された燃料供給システムに関する。 【0002】 【従来の技術】例えば、セルフサービス方式の計量機が
設置された給油所等では、運転者(顧客)自身が給油作
業の設定、給油作業、給油料金の精算を行うようになっ
ている。そのため、運転者は、給油を行う前に給油する
油種や給油量等のスイッチを有する設定器により所定の
油種、給油量または給油金額を入力する設定操作を行っ
た後、給油料金の精算方法を指定するようになってい
る。 【0003】給油料金の精算方法としては、現金で支払
う方法、クレジットカードで支払う方法、プリペイドカ
ードで支払う方法等がある。また、セルフサービス方式
の計量機の近傍に給油金額の自動支払機が設けられてい
ない場合には、運転者は給油後に給油所の事務所に移動
して上記支払い方法の何れかの方法で給油料金の精算を
行う。 【0004】また、セルフサービス方式の計量機の近傍
に給油金額の自動支払機が設けられているアイランド精
算方式の場合には、給油場所で給油料金の精算を行うこ
とができる。この自動支払機は、紙幣挿入部及び硬貨挿
入部が設けられ、挿入された紙幣及び硬貨の種類を鑑別
する鑑別部と、プリペイドカードが挿入、排出されるカ
ードリーダ・ライタと有し、挿入された現金の金額ある
いはプリペイドカードに記録された金額を表示する表示
部とを有する。 【0005】そして、アイランド精算方式の給油システ
ムでは、給油前に予め給油量または給油金額をプリセッ
トする場合、運転者は、まず自動支払機に紙幣(1万円
札、5千円札等)を紙幣挿入部に挿入すると入金された
金額が紙幣リーダにより読み取られ、その金額が表示部
に表示された後、所望の油種(レギュラー、ハイオク、
軽油等)を入力し、入金金額に応じた所望の給油量(1
0リットル、20リットル等)または給油金額(2千
円、3千円等)を入力することで、計量機が給油可能状
態になる。 【0006】また、アイランド精算方式の給油システム
では、プリペイドカードがカードリーダ・ライタに挿入
された後に油種を選択すると、選択された油種に対応す
る油種単価が表示部に表示されると共に、プリペイドカ
ードの残額分のプリセット給油が自動的に設定される。
そして、所望の油種(レギュラー、ハイオク、軽油等)
の給油ノズルをノズル掛けから外してノズルレバーを開
弁操作すると、給油が開始される。 【0007】計量機に搭載された流量計の計測値(車両
への給油量)がプリセット給油量に達する前に満タンと
なって自動停止になった場合、給油終了後、プリペイド
カードに記録された金額から給油金額を減算した金額を
プリペイドカードに書き込んでプリペイドカードを返却
する。 【0008】また、プリペイドカードに記録されている
金額が少ない場合には、プリペイドカードをカードリー
ダ・ライタに挿入した後、現金を紙幣挿入部に挿入する
ことにより給油可能な金額を加算することができる。そ
して、給油終了後、釣り銭がある場合には、プリペイド
カードに釣り銭の金額を書き込むことになる。 【0009】このプリペイドカードを使用する決済方法
においては、給油所側では、料金が先払いなので、料金
回収を確実に行えると共に、顧客側では給油料金を現金
で支払う場合よりも割引が大きいといったメリットがあ
る。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
なプリペイドカードを用いた料金前払い方式の精算方法
では、顧客が予め給油所から発行されたプリペイドカー
ドを購入し、給油終了後に給油料金をプリペイドカード
に記憶された残金データ(給油可能金額)から減算して
プリペイドカードの記録部に減算した金額データを書き
込むようになっている。そして、顧客がプリペイドカー
ドをカードリーダに挿入すると、プリペイドカードの残
額を読み取ると共に、読み取った残額分の給油量に対し
て給油許可を与えるようになっている。その際、給油さ
れる油種が選択されると、選択された油種の単価(プリ
ペイドカード用に割引いた単価)を表示して顧客に知ら
せると共に、この油種単価から給油可能な給油量を演算
する。 【0011】ところが、従来は、プリペイドカードがカ
ードリーダに挿入され、カードに記憶された情報が読み
取られて油種選択が行われた時点で、プリペイドカード
決済用に割引した単価を表示するようになっている。そ
のため、表示器には、最初から割引された数値のみが表
示されるため、顧客としては、表示器に表示された単価
が割引された数値であるのか分からず、プリペイドカー
ドを使用しても割引が受けられないものと誤解してしま
うという問題があった。そこで、本発明は上記課題を解
決した燃料供給システムを提供することを目的とする。 【0012】 【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、以下のような特徴を有する。 【0013】本発明は、供給される燃料の種類を選択す
る選択手段と、供給される燃料の単価を表示する表示器
と、選択手段により選択された種類に応じた単価を表示
器に表示させる第1の表示制御手段と、カードに記憶さ
れた情報を読み取る情報読み取り手段と、情報読み取り
手段により読み取られたカードの情報に基づいて選択手
段により選択された燃料の割引単価を表示器に表示させ
る第2の表示制御手段と、を備えており、燃料の種類を
選択した時点で表示された単価がカード挿入により割引
後の単価に切り替わり、顧客自身がその場でカード使用
による割引値(値引き率)を確認することが可能にな
る。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の実施の
形態について説明する。図1は本発明になる燃料供給シ
ステムの一実施例の構成を示すブロック図である。図1
に示されるように、燃料供給システムとしての給油シス
テム10は、大略、給油エリア11に複数のセルフサー
ビス給油方式の計量機12(12〜12 )と、各計
量機12(12〜12)に設けられた設定器14
(14〜14)と、事務所16内に設置された管理
コンピュータ18とからなる。 【0015】管理コンピュータ18は、モニタ18a及
びプリンタ18bを有する。プリンタ18bは、給油所
の閉店時にその日に給油を行った油液の各油種毎の給油
量、給油金額、プリペイドカード71の発券枚数やカー
ド購入のための入金金額などをレシートに印字する。ま
た、モニタ18aは、給油所の係員の入力操作に応じて
レシート76に印字される各データを表示することがで
きる。 【0016】給油所においては、例えば、プリペイドカ
ード71による決済方法、現金による決済方法、クレジ
ットカードによる決済方法などのうち、顧客の要望に応
じて何れかの支払い方法を選択して精算することが可能
である。また、給油所としては、現金支払いの顧客より
もプリペイドカード71を購入する常連客の方が安定し
た収入が得られるので、プリペイドカード71の各油種
の割引率を現金支払い場合よりも高く設定するようにし
ている。 【0017】管理コンピュータ18の記憶部19には、
プリペイドカード71を用いた決済による各油種(レギ
ュラーガソリン、ハイオクガソリン、軽油など)の単
価、現金決済による各油種の単価、クレジットカード決
済による各油種の単価などを記憶するデータベース19
Aと、油種設定情報が設定器14(14〜14)か
ら送信された場合は現金支払い用の単価を設定器14
(14〜14)へ転送して単価表示部43に表示さ
せ、設定器14(14〜14)からプリペイドカー
ド71の情報が送信された場合にプリペイドカード用単
価を設定器14(14〜14)に転送して単価表示
部43に表示させる制御プログラム(第1、第2の表示
制御手段)19Bとが格納されている。 【0018】尚、データベース19Aに登録された各油
種の単価は、仕入れ単価の変動に応じて変化しており、
その都度、支払い方法に応じた数値に更新される。ま
た、データベース19Aには、上記のような油種単価だ
けでなく、発行済みの全プリペイドカード71の流通カ
ード残高(給油可能金額データ)、各給油ノズルの給油
量、給油金額、各油種別の給油量、給油金額、プリペイ
ドカード71の新規発券枚数、書換え枚数、加金枚数及
び金額、現金給油の金額、軽油税、消費税、ポイントな
どその日の給油に関する各数値データなども記憶されて
いる。 【0019】設定器14(14〜14)は、セルフ
サービスユニットとも呼ばれており、各計量機12(1
〜12)に付設されている。また、設定器14
(14 〜14)は、給油を行う操作者(顧客)が所
望する油種、給油量または給油金額を入力することによ
り各計量機12(12〜12)での給油を可能にす
る。尚、管理コンピュータ18は、計量機12(12
〜12)及び設定器14(14〜14)と通信回
線(SS−LAN)20を介して接続されている。 【0020】また、給油所の管理コンピュータ18は、
釣り銭機24と接続されている。釣り銭機24は、セル
フサービス給油を行った顧客が現金で精算して釣り銭が
必要な場合、設定器14から発行されたレシート(伝
票)に記載された釣り銭の金額を現金で払い戻す。 【0021】給油所に到着した車両の運転者(顧客)
は、まず給油エリア11の空いている計量機12の前に
車両を停車させてから設定器14の設定操作を行う。そ
して、設定器14は、紙幣またはプリペイドカードが挿
入されて油種が選択されると、管理コンピュータ18へ
設定データ(油種、入金金額)を送信する。これに対
し、管理コンピュータ18は、当該給油ポイントの計量
機12へ給油許可信号を出力する。これで、計量機12
は、給油可能な状態になり、顧客は計量機12の給油ノ
ズルを車両の給油口(図示せず)に挿入して給油を開始
することができる。 【0022】図2は設定器14の概略構成を示すブロッ
ク図である。図2に示されるように、設定器14は、油
種入力部(選択手段)26と、油種設定部28と、紙幣
挿入部30と、紙幣識別部32と、カード挿入部34
と、カードリーダ・ライタ(情報読み取り手段)36
と、カード発券スイッチ37と、確認スイッチ38と、
キャンセルスイッチ39と、油種表示部40と、入金金
額表示部42と、単価表示部(表示器)43と、給油ラ
ンプ44と、レシート発行部46と、スピーカ48と、
レシート発行スイッチ50と、釣り銭ランプ52と、こ
れらを制御する制御部54とを有する。 【0023】油種入力部26は、操作者が給油する油種
(レギュラーガソリン、ハイオクガソリン、軽油のいず
れか)を指定するものであり、油種設定部28は油種入
力部26により入力された油種を今回給油する油種情報
として設定する。 【0024】紙幣挿入部30には、給油前に現金1万円
札、5千円札、2千円札、千円札のいずれかが挿入され
る。そして、紙幣識別部32では、紙幣挿入部30に挿
入された紙幣の鑑定を行って、紙幣の入金金額を検出す
る。 【0025】また、カード挿入部34は、給油料金をプ
リペイドカード71で清算する場合、プリペイドカード
71が挿入される。そして、カードリーダ・ライタ36
では、カード挿入部34に挿入されたプリペイドカード
71に記録された金額データ(残金データ)または金額
に対応する度数データを読み取り、給油終了後に給油金
額を差し引いた残金を書き込む。また、カード発券スイ
ッチ37は、新しいプリペイドカードを購入する際に操
作されるスイッチであり、例えば、千円、2千円、5千
円、一万円といった入金された紙幣金額に応じた金額デ
ータが書き込まれた新しいプリペイドカード71を取得
するためのものである。 【0026】確認スイッチ38は、油種表示部40に表
示された油種及び入金金額表示部42に表示された入金
金額を確認されると、押圧操作される。単価表示部43
は、各油種毎の1リットル当りの単価を表示する。ま
た、キャンセルスイッチ39は、入力した設定事項(油
種や入金金額)をキャンセルする際に操作されるスイッ
チである。 【0027】レシート発行部46は、給油終了後、給油
した油種、給油量、給油金額、入金金額、釣り銭金額を
印字したレシートを発行する。スピーカ48は、油種設
定の操作方法や入金方法や釣り銭を受け取る場合の方法
を音声でガイダンスする。 【0028】レシート発行スイッチ50は、給油終了後
に顧客がレシート発行を希望する場合に押圧操作される
ものである。また、釣り銭ランプ52は、給油終了後に
点灯してお釣りがあることを顧客に報知するものであ
る。 【0029】図3は設定器14に設けられた操作パネル
の一例を示す正面図である。図3に示されるように、設
定器14の操作パネル56は、油の種類を押す、プ
リカ/紙幣挿入→プリカをお持ちの方→残金の少ない方
は紙幣も挿入して下さい→プリカを挿入→へ進む。プ
リカ購入の方→紙幣挿入口→発券ボタンを押す→プリカ
を取る→プリカを挿入→へ進む。現金給油の方→紙幣
挿入口→へ進む。確認→選んだ油の種類と金額を確
認したらYESボタンを押し給油して下さい、NOボタ
ンを押すと、紙幣、プリカが返却されます。プリカ/
レシートを取る→レシートが必要な方はランプ点滅中に
レシートボタンを押して下さい、といった操作手順が記
載されている。 【0030】「油の種類を押す」の欄には、給油する
油種を指定するための油種入力部26として軽油選択ス
イッチ58、ハイオク選択スイッチ60、レギュラー選
択スイッチ62が配置されている。また、軽油選択スイ
ッチ58、ハイオク選択スイッチ60、レギュラー選択
スイッチ62は、ランプが内蔵されており、後述するよ
うにオンに操作されると点灯して選択された油種である
ことを表示する。さらに、「プリカ/紙幣挿入」の欄
には、紙幣挿入部(紙幣返却も行う)30と、カード挿
入部(発券及びカード返却も行う)34と、カード発券
スイッチ37と、入金金額表示部42と、単価表示部4
3が配置されている。 【0031】「確認」の欄には、確認スイッチ(YE
Sスイッチ)38と、キャンセルスイッチ(NOスイッ
チ)39とが設けられている。「プリカ/レシートを
取る」の欄には、レシート発行部46と、レシート発行
スイッチ50とが設けられている。尚、レシート発行ス
イッチ50は、ランプが内蔵されており、給油後に点滅
してレシート発行の有無を知らせる。 【0032】尚、本実施例では、上記で油種選択した
後、でプリペイドカード71または紙幣を挿入する操
作手順で操作した場合について説明するが、この逆の手
順で操作した場合でも給油可能である。この場合、プリ
ペイドカード71または紙幣を挿入してから油種選択を
行うため、プリペイドカード71が挿入された時点でプ
リペイドカード用単価が単価表示部43に表示され、紙
幣が挿入された時点で現金用単価が単価表示部43に表
示される。そのため、操作手順を逆に行った顧客は、給
油ができるものの、プリペイドカード71を使用した場
合の割引を確認できない。 【0033】図4はプリペイドカードの裏面に記載され
る給油料金支払いデータの一例を示す図である。図4に
示されるように、プリペイドカード71は、磁気カード
からなり給油金額を上書きできるリライト方式のプリペ
イドカードである。そして、プリペイドカード71の裏
面には、給油料金を支払うための給油可能金額(残金)
データが印字されている。この給油可能金額(残金)デ
ータは、30回まで印字することができる。従って、プ
リペイドカード71の裏面に記載された給油可能金額
(残金)データにより過去の給油料金の支払い状況を確
認することができる。また、プリペイドカード71は、
表面に金額データが磁気記録される磁性材が被覆された
磁気記憶部(図示せず)が形成されている。この磁気記
憶部には、プリペイドカードであることを識別するため
の識別データが記憶されており、この識別データを管理
コンピュータ18に送信すると、管理コンピュータ18
から各油種毎のプリペイドカード用単価が転送されて表
示することができる。 【0034】カードリーダ・ライタ36は、プリペイド
カード71が挿入されると、磁気記録された残金データ
(残金金額)を読み取ることができると共に、給油終了
後に給油料金を差し引いた金額を給油料金清算後の残金
データとして更新できる。 【0035】ここで、上記燃料供給システムにおける管
理コンピュータ18及び設定器14が実行する制御処理
について説明する。尚、ここでは、給油料金を現金決済
またはプリペイドカード決済について説明することにす
るが、クレジットカード決済の場合は現金決済と同じ単
価で給油料金を算出するものとする。 【0036】図5は管理コンピュータ18が実行する制
御処理を説明するためのフローチャートである。図5に
示されるように、管理コンピュータ18は、ステップS
11(以下「ステップ」を省略する)において、設定器
14から油種単価の要求信号を受信すると、S12で顧
客が選択した油種の現金単価を検索し、S13で油種単
価の要求を行った任意の設定器14に対して選択した油
種の現金単価(例えば、100円/L)データを送信す
る。 【0037】次のS14では、設定器14からプリペイ
ドカード用油種単価の要求信号を受信すると、S15で
顧客が選択した油種のプリペイドカード用単価を検索
し、S16でプリペイドカード用油種単価の要求を行っ
た任意の設定器14に対して選択した油種のプリペイド
カード用単価(例えば、97円/L)を送信する。 【0038】次のS17では、設定器14からの給油許
可要求信号を受信したかどうかをチェックしており、給
油許可要求信号を受信した場合、S18で給油許可要求
信号を送信した計量機12の状態を確認する。そして、
S18において、給油許可要求信号を送信した計量機1
2の状態が給油可能な状態であるときは、S19に進
み、給油許可要求信号を送信した任意の計量機12に給
油許可信号を送信する。これで、給油許可要求信号を送
信した任意の計量機12は、給油可能な状態になり、当
該設定器14に対する処理が終了する。 【0039】管理コンピュータ18では、上記S11〜
S19の制御処理を所定時間間隔で繰り返しており、複
数の設定器14に対して同じように油種単価の送信及び
給油許可の送信を行っている。 【0040】図6は設定器14が実行する制御処理を説
明するためのフローチャートである。図6に示されるよ
うに、設定器14は、S21で油種選択スイッチ(軽油
選択スイッチ58、ハイオク選択スイッチ60、レギュ
ラー選択スイッチ62の何れか)がオンに操作される
と、S22に進み、選択された油種の現金単価を管理コ
ンピュータ18へ要求する。 【0041】次のS23では、管理コンピュータ18か
ら選択された油種の現金単価データ(例えば、100円
/L)が受信されると、S24に進み、単価表示部43
に受信した現金単価データ(例えば、100円/L)を
表示する(第1の表示制御手段)。 【0042】続いて、S25では、プリペイドカード7
1がカードリーダ・ライタ36で検知されたかどうかを
チェックする。S25において、プリペイドカード71
に記憶されたカード情報がカードリーダ・ライタ36で
読み取られない場合には、S26に進み、紙幣識別部3
2で紙幣を検知したかどうかをチェックする。尚、S2
6で、紙幣挿入部30に紙幣が挿入されず、紙幣の鑑定
が行なわれない場合には、上記S21に戻る。 【0043】また、S25において、プリペイドカード
71に記憶されたカード情報がカードリーダ・ライタ3
6で読み取られた場合には、S27に進み、カードリー
ダ・ライタ36に挿入されたプリペイドカード71が有
効かどうかをチェックする。 【0044】S27において、カードリーダ・ライタ3
6に挿入されたプリペイドカード71が当該給油所で発
行されたカードでない場合、あるいは残額が所定金額以
上ない場合には、カード無効であると判断してS28に
進み、当該プリペイドカード71をカード挿入部34か
ら排出させる。 【0045】S27において、カードリーダ・ライタ3
6に挿入されたプリペイドカード71が当該給油所で発
行されたカードであって、残額が所定金額以上ある場合
には、有効であると判断してS29に進み、プリペイド
カード用単価を管理コンピュータ18へ要求する。そし
て、S30で、管理コンピュータ18からのプリペイド
カード用単価を受信すると、S31で単価表示部43に
受信したプリペイドカード用単価データ(例えば、98
円/L)を表示する(第2の表示制御手段)。 【0046】この表示により、顧客は、現金用単価に対
してプリペイドカード用単価データが割引になっている
ことを確認でき、プリペイドカード71を用いた決済方
法が得であることを認識する。 【0047】次のS32では、顧客が、油種及び油種単
価を確認して確認スイッチ38をオンに操作すると、S
33に進み、管理コンピュータ18に対して給油許可を
要求する。S34で管理コンピュータ18からの給油許
可信号を受信すると、S35で顧客が給油ノズル(図示
せず)をノズル掛けから外して車両の給油口に差し込ん
だ後、ノズルレバーを開弁方向に操作して給油を開始す
ると、給油処理(ポンプ起動、流量パルス積算、給油量
及び給油料金の算出など)を行う。 【0048】次のS36では、給油終了かどうかをチェ
ックしており、給油ノズルがノズル掛け戻されると、ノ
ズルスイッチ(図示せず)がオフからオンに切り替わっ
て給油が終了したものと判断する。 【0049】このように、プリペイドカード71を用い
て給油する場合には、油種選択時に油種表示部42に現
金単価が表示され、プリペイドカード71の挿入により
油種表示部42にプリペイドカード用単価が表示される
ので、顧客自身がプリペイドカード71による給油料金
の割引率を確認できる。そのため、給油料金を現金で支
払う顧客よりもプリペイドカード71を使用する顧客の
方が繰り返し来店するため、カード使用による割引があ
ることを顧客にアピールして集客率を高めることができ
る。 【0050】尚、上記実施例では、プリペイドカード7
1が磁気記録部を有するプリペイドカードからなるもの
としたが、これに限らず、他の形式のカード(例えば、
ICカードやメモリカード等)を使用できるのは勿論で
ある。 【0051】また、上記実施例では、プリペイドカード
71を用いて給油料金を決済する方式について説明した
が、プリペイドカード71以外のカード(例えば、給油
所に会員登録して発行される会員カード等)を使用して
会員価格による現金決済を行う場合にも上記プリペイド
カード決済と同様に現金決済用の油種単価を表示した
後、会員割引価格を表示して会員登録した顧客が確認で
きるようにすることも可能である。 【0052】また、上記実施例では、設定器14からの
要求に応じて管理コンピュータ18が各油種毎の単価を
設定器14へ送信する構成としたが、これに限らず、例
えば、プリペイドカード71の記憶部に各油種毎の単価
を記憶させておき、プリペイドカード71がカードリー
ダ・ライタ36に挿入されると、プリペイドカード用単
価を単価表示部43に表示することもできる。 【0053】また、上記実施例では、給油所で油種を選
択して給油する場合について説明したが、これに限ら
ず、ガソリンや軽油以外の燃料として、例えば、CN
G,LPG,LNGあるいは燃料電池で使用される水素
等を供給する燃料供給システムにも適用できるのは勿論
である。 【0054】また、上記実施例では、設定器が計量機に
付設されている構成の給油システムを一例として挙げた
が、設定器が計量機に内蔵されて一体化された構成とし
ても良い。 【0055】また、上記実施例では、セルフサービス方
式の計量機で給油する構成の給油システムを一例として
挙げたが、これに限らず、本発明は給油所の係員が給油
操作を行う通常の給油システムにも適用できるのは勿論
である。 【0056】 【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、供給され
る燃料の種類を選択する選択手段と、供給される燃料の
単価を表示する表示器と、選択手段により選択された種
類に応じた単価を表示器に表示させる第1の表示制御手
段と、カードに記憶された情報を読み取る情報読み取り
手段と、情報読み取り手段により読み取られたカードの
情報に基づいて選択手段により選択された燃料の割引単
価を表示器に表示させる第2の表示制御手段と、を備え
ており、燃料の種類を選択した時点で表示された単価が
カード挿入により割引後の単価に切り替わり、顧客自身
がその場でカード使用による割引値(値引き率)を確認
することが可能になり、燃料供給の料金を現金で支払う
顧客よりもカードを使用する顧客の方が繰り返し来店す
るため、カード使用による割引があることを顧客にアピ
ールして集客率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明になる給油システムの一実施例の構成を
示すブロック図である。 【図2】設定器14の概略構成を示すブロック図であ
る。 【図3】設定器14に設けられた操作パネルの一例を示
す正面図である。 【図4】プリペイドカードの裏面に記載される給油料金
支払いデータの一例を示す図である。 【図5】管理コンピュータ18が実行する制御処理を説
明するためのフローチャートである。 【図6】設定器14が実行する制御処理を説明するため
のフローチャートである。 【符号の説明】 12(12〜12) 計量機 14(14〜14) 設定器 18 管理コンピュータ 18b プリンタ 18a モニタ 19 記憶部 19A データベース 19B 制御プログラム 26 油種入力部 28 油種設定部 30 紙幣挿入部 32 紙幣識別部 34 カード挿入部 36 カードリーダ・ライタ 37 カード発券スイッチ 38 確認スイッチ 39 キャンセルスイッチ 40 油種表示部 42 入金金額表示部 43 単価表示部 46 レシート発行部 50 レシート発行スイッチ 52 釣り銭ランプ 56 操作パネル 58 軽油選択スイッチ 60 ハイオク選択スイッチ 62 レギュラー選択スイッチ 71 プリペイドカード

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 供給される燃料の種類を選択する選択手
    段と、 供給される燃料の単価を表示する表示器と、 前記選択手段により選択された種類に応じた単価を前記
    表示器に表示させる第1の表示制御手段と、 カードに記憶された情報を読み取る情報読み取り手段
    と、 該情報読み取り手段により読み取られた前記カードの情
    報に基づいて前記選択手段により選択された燃料の割引
    単価を前記表示器に表示させる第2の表示制御手段と、 を備えてなることを特徴とする燃料供給システム。
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