JP2003126163A - 移乗機 - Google Patents

移乗機

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JP2003126163A
JP2003126163A JP2001324413A JP2001324413A JP2003126163A JP 2003126163 A JP2003126163 A JP 2003126163A JP 2001324413 A JP2001324413 A JP 2001324413A JP 2001324413 A JP2001324413 A JP 2001324413A JP 2003126163 A JP2003126163 A JP 2003126163A
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upward
swing
tilt angle
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JP2001324413A
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Takashi Asawa
貴 浅和
Yoshinori Takezawa
善則 竹澤
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Nabco Ltd
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Nabco Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 胸当てを前方傾斜状にして胸当ての上方揺動
時に体がずれ落ちることを防止するとともに、胸当てを
上方に揺動させた状態で体が前のめり状となることを防
止する。 【解決手段】 軸心が水平方向に向けられたアーム揺動
軸11を備えた移乗機本体4と、前記アーム揺動軸11
廻りに揺動自在に設けられたアーム5と、前記アーム5
に設けられた胸当て6とを備えた移乗機において、前記
胸当て6は、前記アーム5に設けられた前記取付け軸2
9廻りに揺動自在に設けられているとともに、前記アー
ム5が上方へ揺動していない状態において、鉛直方向に
対して前傾姿勢で前記アーム5に取り付けられ、前記ア
ーム5が上方へ揺動する際に、鉛直方向に対する前記胸
当て6の前傾角度を略一定に保つための角度保持機構3
6を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移乗機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】身体の不自由な者を、車椅子、ベッド、
トイレなどの間で移乗させるための移乗機としては、特
公平6−18590号公報(従来技術1)に記載のもの
がある。従来技術1の移乗機は、主柱に傾動自在に支承
した枝柱の先端に設けられた体の保持具をペダルの傾動
操作によって上下に揺動させるように構成されている。
【0003】また、他の移乗機としては、特開2000
−296154号公報(従来技術2)に記載のものがあ
る。従来技術2の移乗機も、従来技術1の移乗機と略同
様の構成であり、胸当てが取り付けられたフレームをペ
ダルの踏み操作で上下に揺動させるように構成されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術1の移乗機で
は、上半身を前に傾斜させなくとも体の保持具に被介助
者の体を預けられるように、枝柱の傾動前の状態におい
て、保持具の胸受け面は垂直方向に向けられ、保持具は
直立状となっている。
【0005】しかし、保持具が直立状となっていると、
保持具に寄りかかって体の重みを保持具にかけることが
できない。このため、ペダルを踏んで枝柱とともに保持
具を上方へ揺動させたときに、被介助者の体が保持具の
上方移動について行き難く、保持具の上方移動に対して
体がずれ落ち易くなる。体が保持具に対してずれ落ちた
場合、保持具を揺動させたときに体が不自然な姿勢とな
ってしまうという問題がある。
【0006】一方、従来技術2の移乗機では、胸当てが
前方傾斜状に設けられているため、この傾斜した胸当て
に体を預けて、ある程度の体重を胸当てにかけた状態で
胸当てを揺動できる。ところが、従来技術2の移乗機の
ように、胸当てを前方傾斜状にすると、胸当てを上方に
揺動させたときに、体が大きく前のめり状となって、や
はり不自然な姿勢となってしまう。
【0007】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、胸当てを前方傾斜状にして胸当ての
上方揺動時に体がずれ落ちることを防止するとともに、
胸当てを上方に揺動させた状態で体が前のめり状となる
ことを防止し、自然な姿勢で移乗が行えるようにするこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次の技術的手段を採用した。すなわち、本
発明は、軸心が水平方向に向けられたアーム揺動軸を備
えた移乗機本体と、前記アーム揺動軸廻りに揺動自在に
設けられたアームと、前記アームによって揺動される胸
当てと、を備えた移乗機において、前記アームは軸心が
水平方向に向けられた取付け軸を有し、前記胸当ては前
記取付け軸廻りに揺動自在とされているとともに、前記
アームが上方へ揺動していない状態において鉛直方向に
対して前傾姿勢とされており、前記アームが上方へ揺動
する際に鉛直方向に対する前記胸当ての前傾角度を略一
定に保つための角度保持機構を備えていることを特徴と
する。
【0009】かかる構成によれば、胸当てが前傾姿勢で
アームに取り付けられているので、胸当ての上方揺動時
に被介助者の体がずれ落ちることを防止できる。しか
も、胸当てを前傾姿勢としても、胸当ての前傾角度を略
一定に保つための角度保持機構を備えているので、胸当
てを上方に揺動させても被介助者は大きく前のめりする
ことがなく、被介助者は自然な姿勢となる。
【0010】前記角度保持機構は、胸当てに設けられた
ガイドレール装置と、当該ガイドレール装置に係合する
被ガイド部とを備え、前記被ガイド部は、前記移乗機本
体に設けられているとともに、前記アームの揺動に伴う
前記取付け軸の移動軌跡の延長線近傍に配置されている
のが好ましく、かかる構成であれば、角度保持機構を簡
易にすることができる。
【0011】また、前記角度保持機構は、前記アームが
上方へ揺動する際に、前記胸当ての前傾角度をわずかに
微動させつつ前傾角度を略一定に保つように構成されて
いるのが好ましい。胸当ての微動は、被介助者の自然な
姿勢変更に有効である。胸当ての前傾角度は、完全に一
定に保ってもよいが、人が腰掛け姿勢から立ち上がると
きの姿勢変化を考慮すると、立ち上がる際の人の胸部の
角度は常に一定というわけではなくわずかに変化するの
で、胸当ての角度を略一定に保ちつつわずかに微動させ
ることで、被介助者に負担をかけることなく自然に姿勢
変更を行うことができる。かかる観点から、胸当ての微
動としては、前記前傾角度がわずかに大きくなった後に
前記前傾角度が小さくなる動きであるのが好ましい。
【0012】また、本発明では、前記アームと前記移乗
機本体との間に、上方へ揺動した前記アームが下方へ復
帰する際の勢いを低減するためのダンパが設けられてい
るのが好ましい。この場合、胸当ての下方復帰動作は緩
やかになり操作が容易となり、アームが足踏みペダルの
操作によって揺動されるよう構成されている場合等、人
力でアームを揺動させる場合に特に有益である。つま
り、被介助者を移乗機に乗せた状態で、被介助者の身体
が預けられた胸当てを下方に復帰動作させる際、被介助
者の身体が急に下降することを防止できる。
【0013】さらに、本発明では、アームを任意の揺動
位置で保持するための保持具と、当該保持具によって前
記アームの位置を保持する保持状態とアームを揺動自在
にする非保持状態とに切換操作をするための操作部と、
を備えているのが好ましい。この場合、操作部による操
作でアームの位置を保持できるので、移乗機に乗った被
介助者を便座等の特定の位置へ降ろす状況などで、操作
が容易となる。
【0014】さらに、本発明では、アームと移乗機本体
との間に、アームの上方への揺動を補助するための補助
力発生手段を備えているのが好ましい。これによれば、
アームを上方へ揺動させる際の介助者のペダル操作力を
軽減できる。
【0015】さらにまた、本発明では、胸当ては、アー
ムに対して上下位置調整自在に設けられているのが好ま
しい。胸当てを上下に位置調整することで、被介助者の
身長差に対応することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。実施形態に係る移乗機1は、ベース
部2から主フレーム3が立設されて構成された移乗機本
体4と、当該移乗機本体4に対して揺動自在に設けられ
たアーム5とを備えている。また、当該アーム5には被
介助者の胸が当接する胸当て6が設けられ、前記移乗機
本体4には被介助者の膝が当接する膝当て7が設けられ
ている。
【0017】前記移乗機本体4のベース部2は、前後に
キャスター9,9を備えており、移乗機1を移動自在と
している。なお、ベース部2の後部側(図1において左
側)の高さは、車椅子のフットレストの下方にベース部
2を潜り込ませることができるように、キャスター9を
含めて50mm程度に低く抑えられている。
【0018】主フレーム3は、ベース部2の前方寄りの
位置(図1において右側寄りの位置)から上方に向けて
立設された柱状部材である。主フレームは、その高さ方
向中途部に軸心が水平方向に向けられたアーム揺動軸1
1を備えている。前記アーム5は、その長手方向中途部
が前記アーム揺動軸11廻りに揺動自在に設けられてい
る。アーム5は、長手方向一端(後方:図1において左
側)に胸当て6を備え、長手方向他端に足踏みペダル1
3を備えている。このペダル13を介助者が足で下方
(図1において時計回り)に踏み操作すると、揺動軸1
1を中心に、胸当て6は上方(図1において時計回り)
に揺動する。
【0019】また、アーム5の胸当て6側の長手方向他
端近傍には、介助者が手で持って操作するためのハンド
ル14が設けられている。このハンドル14は、アーム
5がペダル13によって足踏み操作されていない図1の
状態において、前方に傾斜しつつ上方に延設されてお
り、ハンドル14の上部は主フレーム3の上方に位置し
ている。
【0020】図2に示すように、ハンドル14は、U字
状に形成されたハンドル本体14aと、ハンドル本体1
4aの上部が左右外方に屈曲してなるグリップ部14b
とを備えている。ハンドル14は、アーム5に対して一
体的に設けられており、アーム5と一体的に揺動する。
なお、ハンドル14とアーム5の間には、長手方向一端
がハンドル14に、長手方向他端がアーム5に固定され
た補強部材14cが設けられている。
【0021】介助者は、ペダル13を足踏み操作する際
には、ハンドル14のグリップ部14bを手で持って手
前下方(図1において時計回り)に操作することで、ペ
ダル13操作の補助操作とすることができるとともに、
ハンドル14を手で持つことにより安定した操作が行え
る。
【0022】アーム5と主フレーム3の間にはアーム5
の復帰動作の勢いを低減するためのダンパ15が設けら
れている。このダンパ15は、胸当て6側が上方へ揺動
したアーム5が下方へ復帰する際の勢いを低減して、ア
ーム5の復帰動作を滑らかにするためのものであり、オ
イルダンパによって構成されている。オイルダンパ15
は、シリンダ部15aとシリンダ部15bに対して移動
自在なロッド部15bとを備えている。シリンダ部15
aは主フレーム3の揺動軸11より下方位置に揺動自在
に取り付けられ、ロッド部15bは、アーム5の長手方
向中途部であって揺動軸11とペダル13の中間位置に
揺動自在に取り付けられている。
【0023】このオイルダンパ15は、収縮時には殆ど
負荷無く収縮することができるとともに、伸長時には所
定以上の力が必要とされるように構成されている。した
がって、ペダル13の踏み操作時(ダンパの収縮時)に
は、ダンパ15による負荷が殆ど無いのに対し、胸当て
6や被介助者の重みによってアーム5の胸当て6側が下
降し、アーム5のペダル13側が上昇復帰する際には、
その復帰エネルギーがダンパ15によって吸収され、復
帰の勢いが低減しゆっくりと安定した動きとなる。
【0024】また、アーム5と主フレームの間には、ア
ームを任意の揺動位置で固定保持するための保持具16
も設けられている。この保持具16は、アーム5の長手
方向中途部であって揺動軸11と胸当て6の中間位置
と、主フレーム3の揺動軸11より下方位置と、に取り
付けられている。保持具16は、シリンダ部16aとロ
ッド部16bとを有して伸縮自在なガススプリングによ
って構成されており、外部からの操作により任意の長さ
で固定した状態と、伸縮自在状態とに切り換え可能に構
成されている。ガススプリング16の長さ固定状態と伸
縮自在状態との切り換えは、後述の操作部18によって
行われる。
【0025】ガススプリング16は、シリンダ部16a
が主フレーム3に揺動自在に取り付けられ、ロッド部1
6bはアーム5に揺動自在に取り付けられている。ガス
スプリング16が伸縮自在な状態であれば、アーム5は
揺動可能であり、ペダル13を踏み操作すると、胸当て
6側を上方へ揺動させることができる。
【0026】一方、ガススプリング16が長さ固定状態
であると、アーム5は揺動不能にロックされており、ペ
ダル13を踏んでもアーム5は揺動しない。また、胸当
て6等の自重でアーム5の胸当て6側が下方へ揺動する
こともない。また、ガススプリング16は、アームの上
方への揺動(つまり、ペダル13の踏み操作)を補助す
るための補助力発生手段も兼ねている。ガススプリング
16は、内部に込められた圧縮力の働きによって、伸長
方向に付勢する力を発生する。
【0027】ガススプリング16の操作部18は、ハン
ドル14のグリップ部14aに設けられた操作レバーと
して構成されており、この操作レバー18とガススプリ
ング16との間は、図示しないワイヤによって連結され
ており、操作レバー18の操作によってワイヤが押し引
きされ、ガススプリング16の長さ固定状態と、伸縮自
在状態とを切り換えることができる。
【0028】また、ガススプリング16は、ハンドル1
4の操作レバー18を操作していない状態(非操作状
態)において、長さ固定状態(アーム5のロック状態)
となり、操作レバー18を操作した状態において、伸縮
自在状態(アーム5のフリー状態)となるように設定さ
れている。したがって、介助者がハンドル14から手を
離しているときにはアーム5の位置がロックされること
となり、被介助者及び介助者によってより安全となる。
【0029】図3にも示すように、前記胸当て6は、被
介助者の胸部に装着される胸当て本体20と、被介助者
の背中側に装着されるベルト21とを備えている。胸当
て本体20は、クッション材によって形成されていると
ともに、被介助者の胸部(前面)が当接する前面部20
aと、前面部20aの左右両側から前面部20aに対し
て略垂直方向に立設された左右の側面部20b,20b
とを具備して、後部開口の凹状に形成されている。
【0030】ベルト21は、胸当て本体20の一方の側
面部20bに長手方向一端が固定されており、自由端で
ある長手方向他端には、胸当て本体20の他方の側面部
20bに設けられたベルト接続具(バックル)23に対
して、分離自在に接続される接続片24が設けられてい
る。
【0031】ベルト21を胸当て本体20の後部開口に
掛け渡して接続具23に接続すると、ベルト21によっ
て胸当て本体20の後部開口から被介助者の背中が抜け
出ないように包み込むことができ、被介助者を確実に保
持することができる。
【0032】また、ベルト21は、上下に略平行な2本
のベルト片21a,21bの組み合わせからなり、2本
のベルト片21a,21bのうち上方のベルト片21a
には、取手部25,25がベルト長手方向に2カ所設け
られている。ベルト21に設けられた取手部25は、介
助者が被介助者の背中側を持って操作等するのに役立つ
ものである。
【0033】胸当て本体20の前部には、ガイドレール
装置27が設けられており、胸当て6は、このガイドレ
ール装置27を介して、アーム5の長手方向一端側に揺
動自在に取り付けられている。アーム5の長手方向一端
側には、軸心が水平方向に向けられた取付け軸29を有
し、前記ガイドレール装置27の下部が、取付け軸29
廻りに揺動自在にアームに取り付けられている。
【0034】図4及び図5に示すように、ガイドレール
装置27は、装置ベース部31と、装置ベース部31の
左右両側に設けられた一対のレール部32,32とを有
している。レール部32は、長手方向が上下方向に向く
よう配置されている。装置ベース部31には、左右のレ
ール部32の中間位置に上下方向(レール長手方向)に
スライド自在なスライダ40が保持されている。このス
ライダ40は、装置ベース部31に設けられた筒状のス
ライダ保持部41に上下方向に挿通されてスライド自在
とされている。
【0035】スライダ40には、その長手方向に所定間
隔をおいて複数の挿通孔42が形成されており、また、
スライダ保持部41にも任意の挿通孔42と孔が一致可
能な挿通孔43が形成されている。一の挿通孔42と挿
通孔43を一致させて、両挿通孔42,43にストッパ
44を挿入することで、スライダ40とスライダ保持部
41との相対移動が阻止される。
【0036】ストッパ44は、挿通孔42,43に挿通
可能なように下端が屈曲した棒材によって構成されてお
り、ストッパ44の長手方向中途部が装置ベース31に
設けられたストッパ保持部45によって保持されてい
る。またストッパ44の上端は、装置ベース部31の上
端からやや上方に突出している。
【0037】ストッパ44は、ストッパ保持部45によ
って水平軸45a廻りに回動可能であって、かつ図4
(b)の位置が常態となるようにダブルトーションバネ
等の付勢手段によって付勢されて保持されている。スト
ッパ44の上端を手で操作してX方向に移動させると、
ストッパ44の下端はY方向に移動して、挿通孔42,
43との係合が解除される。このため、装置ベース部3
1は、スライダ40に対して移動自在となり、装置ベー
ス部31に取り付けられている胸当て6を斜め上下方向
に移動させることができる。
【0038】スライダ40の下端には前記取付け軸29
が挿通される取付け孔46を有しており、この取付け孔
46を介してアーム5に取り付けられているため、アー
ム5に対して胸当て6を上下方向に移動調節することが
でき、再び挿通孔42,43を一致させてストッパ44
の操作を解除すると、胸当て6をその位置で位置決めす
ることができる。このような胸当て6の上下方向の位置
変更によって、被介助者の身長差に対応することができ
る。
【0039】主フレーム3の上部には、後方へ延設され
た支持部材34を介して、前記レール部32と係合する
被ガイド部35が設けられている。被ガイド部35は、
レール部32,32を転動可能なローラによって構成さ
れており、レール部32,32が一対であることに対応
して、ローラ35,35も一対設けられている。
【0040】ローラ35,35は、主フレーム上端から
後方へ水平に延設された支持部材34の後端部に設けら
れている。支持部材34は、後部が二股状に分岐して、
全体が略Y字状に形成されており、この二股後端部に、
2つのローラ35,35が水平軸廻りに回転自在に保持
されている。ローラ35,35は、移乗機本体4の主フ
レーム3に設けられているため、アーム5の揺動によっ
てはその位置は変化しない。
【0041】ガイドレール装置27は、その下部におい
て取付け軸29を介してアーム5に支持されているとと
もに、レール部32,32が被ガイド部35と係合され
ていることによって、その姿勢を保持している。すなわ
ち、図1に示すように、ガイドレール装置27は、下部
がアーム5に対して揺動自在に取り付けられ、レール部
32,32がローラ35,35と係合していることによ
って、胸当て6は前面部20aが鉛直方向に対して前傾
した姿勢(前傾角度=約35゜)で保持されており、ガ
イドレール装置27と被ガイド部35とが胸当て6の角
度を保持する機構36として機能している。
【0042】ペダル13やハンドル14を操作してアー
ム5を揺動させると、アール5の長手方向一端側が図7
において時計回りに回転して上昇する。アーム5の移動
に伴い、ガイドレール装置27も上昇するが、このと
き、ガイドレール装置27は被ガイド部35との係合に
よって動きがガイドされる。被ガイド部35は、アーム
5の揺動によっては位置が変化しないので、ガイドレー
ル装置27は、上昇するにつれて、アーム5に対する角
度が変化する。具体的には、アーム5に対するガイドレ
ール装置27の角度が大きくなる。
【0043】ここで、被ガイド部35は、アーム5の取
付け軸29の揺動軌跡Aの延長線A1の近傍位置に配置
されている(図7参照)。したがって、アーム5の揺動
による取付け軸29の移動は、被ガイド部35に向かっ
て近づく運動となる。この結果、取付け軸29と被ガイ
ド部35間を結ぶ方向は取付け軸29の移動中において
略一定となり、取付け軸29と被ガイド部35の2位置
で姿勢保持されているガイドレール装置27の前傾姿勢
は、略一定に保たれる。
【0044】よって、アーム5を揺動させても、ガイド
レール装置27の姿勢は、殆ど変化することなく斜め上
方にスライドし、ガイドレール装置27に設けられてい
る胸当て6も、前傾姿勢が変化することなく、斜め上方
にスライドする。
【0045】図7に基づき、被ガイド部35の配置につ
いて、さらに詳述する。図7は、図1及び図6に対応す
るアーム揺動軸11、取付け軸29、及び被ガイド部3
5の配置関係を示している。なお、取付け軸29の位置
は、図1の位置S(移動始点=アーム5の操作前の位
置)と、図6の位置E(移動終点=アーム5操作後の位
置)の双方が示されている。
【0046】前述のように、アーム5の揺動にかかわら
ず胸当て6の姿勢を一定に保つため、被ガイド部35
は、取付け軸29の移動軌跡Aの延長線A1の近傍に位
置している。また、別の観点からみると、被ガイド部3
5は、取付け軸29の移動始点Sから移動終点Eに至る
直線Bの延長線B1の近傍に位置している。
【0047】より具体的には、被ガイド部35がガイド
レール装置27(レール部32,32)と接する位置3
5aが、前記延長線A1又は延長線B1の近傍に位置し
ているのである。さらに別の観点からみると、ガイドレ
ール装置27(レール部32,32)の長手方向(取付
け軸29と被ガイド部35とを結ぶ方向)が、移動軌跡
A又は直線Bの方向と略一致するように、被ガイド部2
5の位置が設定されている。
【0048】ここで、ガイドレール装置27のレール部
32は直線的であるのに対し、取付け軸29の動きはア
ーム揺動軸11を中心とした円弧であるが、ガイドレー
ル装置27と被ガイド部25は、レール部32とレール
32に沿って転動可能なローラ35との係合によって結
合されているため、簡単な構造で取付け軸29の円弧状
の動きを吸収して、ガイドレール装置27を略直線状に
スライドさせることができる。
【0049】ただし、本実施形態において、ガイドレー
ル装置27は、被ガイド部35の配置上、ガイドレール
装置27及び胸当て6は、前傾角度を完全に一定に保っ
たまたスライド移動するのではなく、移動中に前傾角度
の微動を伴い、胸当て6の前傾角度はおおよそ一定とな
っている。
【0050】図8は、胸当て6の前傾角度がわずかに変
化しながら、前斜め上方(図では右斜め上方)に移動す
る様子を示している。図8では、実線で示す胸当て6−
Aの位置(移動始点S)から、アーム5の揺動に従っ
て、点線で示す胸当て6−Bの位置、1点鎖線で示す胸
当て6−Cの位置、そして2点鎖線で示す胸当て6−D
の位置(移動終点E)まで前斜め上方に移動する。
【0051】本実施形態の被ガイド部35の位置では、
取付け軸29が移動始点Sから移動終点Eに至る移動軌
跡Aの前半から後半の中途にかけて、胸当て6がわずか
に前に倒れる方向に微動し、前傾角度がわずかに大きく
なる。これは、取付け軸29と被ガイド部35を結ぶ直
線の角度が大きくなるためである。そして、移動軌跡A
の最終付近においては、取付け軸29と被ガイド部35
を結ぶ直線の角度が小さくなって胸当て6がわずかに後
方に復帰微動し、胸当て6の前傾角度がわずかに小さく
なる。
【0052】このように、被介助者の姿勢変更中の前半
で前傾角度が大きくなり、後半で前傾角度が小さくなる
微動が生じると、動作の前半では、被介助者は、姿勢が
やや前かがみとなって、安定して移乗機に寄りかかるこ
とができる。さらに、動作の後半では被介助者の姿勢が
やや後方に戻されるため、アーム5操作終了後の状態に
おいて、被介助者はより自然な姿勢となることができ
る。
【0053】なお、胸当て6の微動は、被ガイド部35
の位置を調節することで、変化させることができる。被
ガイド部35を図7位置から前方(図7において右方)
にわずかに変更すると、胸当て6が後方に復帰微動する
のが移動軌跡A中のより終点E側となり、それだけ後方
への復帰微動量が小さくなる。被ガイド部35をさらに
前方に位置変更すると、胸当て6の後方復帰微動はなく
なり、移動軌跡Aの全行程において前傾角度が大きくな
る方向に微動が生じ、前傾方向への微動量が大きくな
る。
【0054】一方、被ガイド部35を図7の位置から後
方(図7において左方)にわずかに変更すると、胸当て
6が後方に復帰微動するのが移動軌跡A中のより始点S
側となり、それだけ後方への復帰微動量が大きくなる。
被ガイド部35をさらに後方に位置変更すると、胸当て
6の前傾角度が大きくなる微動はなくなり、移動軌跡A
の全行程において前傾角度が小さくなる微動が生じ、反
前傾方向への微動量が大きくなる。したがって、被介助
者の反り返り量がわずかだが大きくなる。
【0055】被ガイド部35の位置は、所望の微動が得
られるように、移乗機1の製作時に適当な位置を決定し
て、位置固定的に移乗機本体4(主フレーム3)に設け
てもよいが、本実施形態では、図1に示すように、被ガ
イド部35の支持部材34を主フレーム3に対して前後
方向に位置調整自在に設けて、被ガイド部35の位置変
更を可能としている。
【0056】具体的には、支持部材34は、主フレーム
3上端に設けられた筒状の支持部材ホルダ37に対して
前後方向に摺動自在に挿通されている。支持部材34に
は径方向に貫通した位置決め用の挿通孔が長手方向に所
定間隔をおいて複数形成されており、ホルダ37の適当
な挿通孔と支持部材34に形成された挿通孔とを一致さ
せて、両挿通孔にボルト又はピンからなる位置決め部材
を挿通することで、支持部材34を前後方向の任意の位
置で位置決め固定することができる。なお、被ガイド部
35の位置調節は、胸当て6の前傾角度の変更を目的と
して行うこともできる。
【0057】被介助者は、胸当て6とともに前記膝当て
7によって支持される。膝当て7は、主フレーム3に設
けられた膝当て支持部材48によって支持されている。
膝当て支持部材48は、アーム揺動軸11の下方位置か
ら左右方向に延びた基部48aと、基部48の左右両端
からそれぞれ後方に延設された延出部48b,48b
と、延出部48b,48bの各後端に設けられて膝当て
7が取り付けられる取付けプレート48c,48cとを
備えている。
【0058】各取付けプレート48c,48cは、胸当
て6と同様に前傾して設けられており、このため、膝当
て7は、左右一対の取付けプレート48c,48cに対
して設けられている各膝当て7,7も前傾している。各
膝当て7は、前面部7aと前面部の左右両側から後方に
立設された側面部7b,7bとを有して、後方開放の凹
状に形成されている。被介助者は、各膝当て7の左右の
側面部7b,7b間の溝に膝を入れることで膝が安定的
に保持される。なお、膝当て7(の前面部7a)の前傾
角度と、胸当て6(の前面部6a)の前傾角度とは略同
一に設定されており、安定した移乗が行える。
【0059】上記のように構成された移乗機を使用する
には、まず、図1のように、車椅子などに乗った被介助
者を腰掛け姿勢で移乗機1に寄りかからせる。つまり、
被介助者の胸部を胸当て6に当て、被介助者の膝を膝当
て7に当てて、被介助者が支持される。また、ベルト2
1を締めることで被介助者は確実に保持される。
【0060】そして、介助者は移乗機の前側に立ち、手
でハンドルを持つとともに、操作レバー18を握って操
作することで、アーム5を揺動自在状態とし、この状態
でペダルを足で踏み操作することで、胸当て6を上昇さ
せて、被介助者を移乗機に乗り移らせることができる。
胸当て6を図6のように上昇させて、操作レバー18を
離すと、胸当て6はその位置で位置固定となり、被介助
者の姿勢を維持することができる。
【0061】図6の状態から図1の状態に戻す際には、
操作レバー18を握って操作することで、アーム5が揺
動自在状態となり、被介助者等の自重により胸当て6は
図1の位置に自然に復帰する。ただし、この復帰の際に
はダンパ15によって復帰の勢いが低減されており、ゆ
っくりとした復帰が行われる。したがって、介助者は復
帰操作の際にあまり力を必要としないので、操作が楽で
ある。
【0062】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではない。例えば、アームの揺動は、介助者の力
によって行うのではなく、モータなどの駆動源を具備さ
せて駆動源からの力でアームを揺動させるようにしても
よい。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、胸当てが前傾姿勢でア
ームに取り付けられているので、胸当ての上方揺動時に
被介助者の体がずれ落ちることを防止できる。しかも、
胸当てを前傾姿勢としても、胸当ての前傾角度を略一定
に保つための角度保持機構を備えているので、胸当てを
上方に揺動させても被介助者は大きく前のめりすること
がなく、被介助者は自然な姿勢となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移乗機の側面図であり、被介助者が乗り移る前
の状態図である。
【図2】移乗機の背面図である。
【図3】胸当ての平面図である。
【図4】ガイドレール装置を示す図であり、(a)は正
面図、(b)は側面図である。
【図5】ガイドレール装置及び被ガイド部の平面図であ
る。
【図6】移乗機の側面図であり、被介助者が乗り移った
後の状態図である。
【図7】取付け軸29の移動軌跡と被ガイド部の位置関
係とを示す概念図である。
【図8】胸当ての移動軌跡図である。
【符号の説明】
1 移乗機 4 移乗機本体 5 アーム 6 胸当て 7 膝当て 11 アーム揺動軸 15 ダンパ 16 保持具(補助力発生手段) 18 操作部 27 ガイドレール装置 29 取付け軸 35 被ガイド部 36 角度保持機構 A 取付け軸移動軌跡 A1 移動軌跡の延長線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸心が水平方向に向けられたアーム揺動軸
    を備えた移乗機本体と、前記アーム揺動軸廻りに揺動自
    在に設けられたアームと、前記アームによって揺動され
    る胸当てと、を備えた移乗機において、 前記アームは、軸心が水平方向に向けられた取付け軸を
    有し、 前記胸当ては、前記取付け軸廻りに揺動自在とされてい
    るとともに、前記アームが上方へ揺動していない状態に
    おいて、鉛直方向に対して前傾姿勢とされ、 前記アームが上方へ揺動する際に、鉛直方向に対する前
    記胸当ての前傾角度を略一定に保つための角度保持機構
    を備えていることを特徴とする移乗機。
  2. 【請求項2】前記角度保持機構は、胸当てに設けられた
    ガイドレール装置と、当該ガイドレール装置に係合する
    被ガイド部とを備え、 前記被ガイド部は、前記移乗機本体に設けられていると
    ともに、前記アームの揺動に伴う前記取付け軸の移動軌
    跡の延長線近傍に配置されていることを特徴とする請求
    項1記載の移乗機。
  3. 【請求項3】前記角度保持機構は、前記アームが上方へ
    揺動する際に、前記胸当ての前傾角度をわずかに微動さ
    せつつ前傾角度を略一定に保つように構成されており、 前記胸当ての前記微動は、前記前傾角度がわずかに大き
    くなった後に前記前傾角度が小さくなる動きであること
    を特徴とする請求項1又は2記載の移乗機。
  4. 【請求項4】前記アームと前記移乗機本体との間に、上
    方へ揺動した前記アームが下方へ復帰する際の勢いを低
    減するためのダンパが設けられていることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれかに記載の移乗機。
  5. 【請求項5】前記アームを任意の揺動位置で保持するた
    めの保持具と、当該保持具によって前記アームの位置を
    保持する保持状態とアームを揺動自在にする非保持状態
    とに切換操作をするための操作部と、を備えていること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の移乗機。
  6. 【請求項6】前記アームと前記移乗機本体との間に、前
    記アームの上方への揺動を補助するための補助力発生手
    段を備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    かに記載の移乗機。
  7. 【請求項7】前記胸当ては、前記アームに対して上下位
    置調整自在に設けられていることを特徴とする請求項1
    〜6のいずれかに記載の移乗機。
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