JP4536387B2 - 椅子 - Google Patents

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本発明は、人が腰掛ける通常姿勢(腰掛け姿勢)から人が寝た姿勢となるリクライニング姿勢、人の起立を補助する起立姿勢の各姿勢に変姿できる椅子の技術分野に属するものである。
今日、椅子の中には、通常姿勢から、背凭れ部が後に揺動して人が寝られるリクライニング姿勢、背凭れ部および座部が前方に揺動して座している人の起立を補助する起立姿勢に変姿できるようにして、障害者や年配者の利便に供するようにすることが提唱される。そして、このような椅子において、リクライニング姿勢と起立姿勢との変姿のためそれぞれ専用のアクチュエータを用いることが考えられるが、このようにしたものでは部品点数が多く構造も複雑になってコスト高になってしまうという問題がある。そこで従来、一つのアクチュエータで座部、背凭れ部そして足載せ部をリクライニング姿勢、起立姿勢に変姿できるようにしたものが知られている(例えば特許文献1)。
特開2002−360369号公報
ところで、椅子をリクライニング姿勢と起立姿勢のそれぞれに変姿できるようにするには、座部、背凭れ部、足載せ部は各々別の揺動が必要になるが、この場合に、座部を起立姿勢にするには前側支軸で座部を前方上方に揺動させる必要があるのに対し、背凭れ部をリクライニング姿勢にするには後側支軸で背凭れ部を後方下方に揺動させることが必要になって各部の揺動支軸が前後異なった位置に配される。この結果、座部と背凭れ部とを各対応する支軸を介して通常姿勢から起立姿勢にした場合、座部と背凭れ部とは前後に異なった支軸を支点として前方に揺動することになるから、背凭れ部は、持ち上がる座部に対して下方に逃げる方向の変姿となり、この結果、背凭れ部に凭れたままの姿勢で椅子を起立姿勢にすると、背中が下に引張られるという違和感を受けながらの起立が強制されることになるという問題があり、ここに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、支持フレームの前部に設けられ、座部を前方上方に揺動させるための第一支軸と、座部後部に設けられ、背凭れ部を後方下方に揺動させるための第二支軸と、支持フレームと座部とのあいだに設けられ、支持フレームに対する座部の通常姿勢を越えた下方揺動を規制する第一ストッパ手段と、座部と背凭れ部とのあいだに設けられ、座部に対する背凭れ部の通常姿勢を越えた前方揺動を規制する第二ストッパ手段と、前記支持フレームの前部に設けた第三支軸を介して揺動する足載せ部と、支持フレームと背凭れ部とのあいだに設けられ、背凭れ部を前後揺動させるためのアクチュエータとを備え、該アクチュエータ作動により、座部が第一ストッパ手段により下方揺動規制され、かつ背凭れ部が第二ストッパ手段により前方揺動規制された通常姿勢背凭れ部が後方揺動するリクライニング姿勢のあいだの変姿と、前記通常姿勢と背凭れ部および座部が一体に前方揺動する起立姿勢のあいだの変姿とができるようにした椅子であって、前記足載せ部と背凭れ部とのあいだに、前記背凭れ部の通常姿勢とリクライニング姿勢のあいだの変姿に連動して足載せ部を下方に垂下した収納姿勢と前方上方に揺動したリクライニング姿勢のあいだに変姿させるべく連結する連結手段を設けるにあたり、該連結手段には、背凭れ部の通常姿勢と起立姿勢のあいだの変姿では足載せ部を収納姿勢のままに維持するよう融通する融通手段が設けられていることを特徴とする椅子である。
請求項2の発明は、請求項1において、第三支軸は第一支軸と同軸であることを特徴とする椅子である。
請求項3の発明は、請求項1または2において、座部の左右には、該座部よりも高い肘掛け部が設けられたものとし、該肘掛け部に、第一支軸が側面視で座部の前部上方に位置するよう設けたことを特徴とする椅子である。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかにおいて、融通手段は、筒体と、該筒体に移動自在に内嵌するロッドと、背凭れ部のリクライニング姿勢への変姿ではロッドの移動規制をして足載せ部をリクライニング姿勢に揺動させるが、座部および背凭れ部の起立姿勢への変姿ではロッドの移動を許容して足載せ部を収納姿勢に維持する第三ストッパとを備えて構成されていることを特徴とする椅子である。
請求項1の発明とすることにより、座部と背凭れ部とが前後異なった支軸を支点として揺動し、一つのアクチュエータの作動により通常姿勢からリクライニング姿勢と起立姿勢とに変姿するものでありながら、通常姿勢から起立姿勢になるときには、座部と背凭れ部とが一体に揺動変姿するようになって違和感のない起立補助ができることになる。
請求項2の発明とすることにより、足載せ部は、背凭れ部がリクライニング姿勢になることに連動してリクライニング姿勢になるが、起立姿勢になるときには変姿をしないことになって収納姿勢に維持できる。
請求項3の発明とすることにより、支軸の共通化がはかれ、構造の簡略化を達成できる。
請求項4の発明とすることにより、座部は、起立姿勢となるとき前端部が後方に逃げる方向に揺動することになって、より起立補助を促すことになる。
請求項5の発明とすることにより、長い融通長さを得ることが、短いもので確保できることになってコンパクト化を達成できる。
次ぎに、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図中、1は椅子であって、該椅子1は、腰を掛ける座部2、該座部2の後端部から後方上方に延びる背凭れ部3、座部2の左右両側に配される肘掛け部4、後述するリクライニング姿勢にしたとき座部2の前方に延出して足を受ける足載せ部5とを備えて構成されるが、これらによって構成される椅子1の支持フレーム6は、前後方向に長く、肘掛け部4位置に対応して設けられる左右一対の第一支持フレーム6aと、該各第一支持フレーム6aの前後部位からそれぞれ上方に向けて立設される前後各一対の第二、第三支持フレーム6b、6cと、左右第二支持フレーム6b間を連結する第四支持フレーム6d、左右第三支持フレーム6c間を連結する第五支持フレーム6e、左右同側の第二、第三支持フレーム6b、6cの上端間同志を連結する第六支持フレーム6fにより枠組みされる状態で構成されているが、前記第六支持フレーム6fは、肘掛け部4内に入り込む状態で配され、側面視をしたときに、通常姿勢の座部2の上面よりも上方で、その前端は座部2の前端と略同位置に位置するように設定されている。尚、このものでは、第一支持フレーム6aの後端部に転輪7が設けられていて、椅子1は、前端部を持ち上げる状態で容易に移動できるように配慮されている。
前記座部2および肘掛け部4は一体に形成されるが、座部2を支持する座部フレーム8は、平面視で左右肘掛け部4にまで至る長い前後座部フレーム8a、8b、該前後座部フレーム8a、8b間に設けられる左右座部フレーム8c、8d、該左右座部フレーム8c、8d間に設けられる中間座部フレーム8eにより構成され、そして平面視で肘掛け部4位置に位置する前座部フレーム8aの左右両端部からは第一補助フレーム9が上方に向けて延出され、該第一補助フレーム9の上端部が前記第六支持フレーム6fの前端部に第一支軸10を介して上下揺動自在に軸支されている。さらに第一補助フレーム9の上端からは第二補助フレーム9aが上方に向けて延設され、肘掛け部4が止着されている。
一方、平面視で肘掛け部4位置に位置する後座部フレーム8bの左右両端部には上下方向に第三補助フレーム11が延設されているが、該第三補助フレーム11の上端には、第四補助フレーム11aが上方に向けて延設され、肘掛け部4が止着されるが、第四補助フレーム11aの下端部には内方に向けて第一ストッパ11bが延設されている。
前記背凭れ部3は背凭れフレーム12に支持されるが、該背凭れフレーム12の左右下端部には、それぞれ左右ブラケット13、14が一体的に止着されている。そしてこの左右ブラケット13、14の前端部は、前記左右座部フレーム8c、8dの後端部から後方に延設した延長座部フレーム8fの前後方向中間部に第二支軸15を介して上下方向揺動自在に軸支されており、これによって背凭れ部3は座部2に対して第二支軸15を軸心として前後方向揺動自在に構成されている。さらに左右ブラケット13、14には、延長座部フレーム8fに下側から当接する第二ストッパ13a、14aが設けられており、そして背凭れ部3は、第二ストッパ13a、14aが延長座部フレーム8fに当接することでこれ以上の前方揺動が規制され、この状態で、座部2と背凭れ部3とは所定角度を存した通常姿勢となるように設定されている。
前記左右ブラケット13、14は、連結フレーム16を介して一体的に連結されているが、該連結フレーム16の左右方向中間部(中央部)に延設した取付け片16aには、電動シリンダ(アクチュエータ:図示しないストロークセンサを備えていて、伸縮長さの設定ができるようになっている)17のシリンダロッド17a先端部が支軸18を介して揺動自在に軸支されている。電動シリンダ17の基端部は、前記第四支持フレーム6dに延設した取付け片6gに支軸19を介して揺動自在に軸支されている。
一方、前記足載せ部5は左右の足載せフレーム20の前端部に設けた足載せ支持フレーム20aに支持されているが、前記足載せフレーム20の後端部20bは略L字形に折曲し、その上端部が前記第一支軸10に上下方向揺動自在に軸支されている。この足載せフレーム20の中間部には、屈曲部が支軸21a、22aを介して屈曲自在に構成された左右の屈曲リンク21、22の前端部が支軸21b、22bを介して揺動自在に軸支されているが、該屈曲リンク21、22の後端部(下端部)は、左右第一支持フレーム6aに延設した連結片6hに支軸21c、22cを介して揺動自在に連結されている。
23は筒体23aと該筒体23a内を移動自在に内嵌するロッド23bとから構成される長さの融通機構(遊び機構)であって、該融通機構23は、前記屈曲リンク21、22とともに背凭れ部3と足載せ部5とを連結するための連結部材となるが、融通機構23を構成する筒体23aの前端部にはブラケット23fを介して連結ピン23cが突設され、ロッド23bの先端部に設けた第三ストッパ23eが連結ピン23dを介して前記左側ブラケット13の前端部に揺動自在に軸支されている。24は後側リンク21dと第二、第三支持フレーム6b、6cとのあいだに介装され、屈曲リンク21、22を屈曲側に向けて付勢する復帰弾機、また25は左右の後側リンク21d、22d同志を連結する補強フレームであるが、該補強フレーム25から突設した連結リンク25aに前記連結ピン23cが揺動自在に連結され、これによって融通機構23と屈曲リンク21、22とが連動連結されている。
そして椅子1は、図2に示すように人が腰掛ける通常姿勢では、第一ストッパ11bが第六支持フレーム6fの後端部に上下調節自在に設けたストッパ受け6iに当接すると共に第二ストッパ13a、14aが延長座部フレーム8fに当接し、かつ第三ストッパ23eが筒体23a後端に近接(または当接)する状態となるよう設定され、そして電動シリンダ17は、通常姿勢における長さから縮小、伸長の何れもができるよう設定されている。
この通常姿勢から図3、5に示すリクライニング姿勢に変姿するには、電動シリンダ17を縮小せしめればよい。つまり、電動シリンダ17が縮小作動をすると、左右ブラケット13、14は、第二ストッパ13a、14aが延設座部フレーム8fに対して前方下方に離間する方向に移動する、つまりブラケット上側の第二支軸15を支点として下側が前方に向けて揺動をし、これによって背凭れ部3は後方下方に向けて揺動してリクライニング姿勢となる。このとき、左側ブラケット13の下端部が前方に移動することになって、融通機構23は第三ストッパ23eが筒体23aに当接した一体の状態(これ以上、支軸23c、23d間の間隔が小さくならない状態)となって前方に移動(連結ピン23cが前方に移動)する。この融通機構23の前方移動により、連結リンク25aが屈曲リンク21、22と共に支軸21c、22cを支点とする屈曲リンク21、22の後側リンク前方揺動を伴う形で図2の屈曲状態から図3の前方直線方向側に向けて延び、これによって足載せフレーム20が第一支軸10を支点として前方上方に揺動し、足載せ部5が持ち上がってきてリクライニング姿勢となる。このように背凭れ部3、足載せ部5がリクライニング姿勢になる際に、座部2は、第一ストッパ11bが支持フレーム6側に設けたストッパ受け6iに当接してこれ以上下方への揺動規制がなされているため、座部2は肘掛け部4と共に通常姿勢を維持することになる。リクライニング姿勢から通常姿勢に復帰するときには前記とは逆の動きになることはいうまでもない。
これに対し、椅子1を通常姿勢から図4に示す起立姿勢に変姿させるには、電動シリンダ17を伸長させればよい。つまり電動シリンダ17が伸長すると、シリンダロッド17aが左右ブラケット13、14を後方上方に押し上げようとする負荷が働くが、このとき第二ストッパ13a、14aが延長座部フレーム8fに下側から当接していて、これ以上の背凭れ部3の座部2に対する前方揺動が規制されているため、座部フレーム8は左右ブラケット13、14と一体化した状態で第一支軸10を支点として上方に揺動し、これによって第一ストッパ11bはストッパ受け6iに対して上方に離間する方向に移動して座部2、背凭れ部3、肘掛け部4は通常姿勢の状態を維持した一体化された状態で前方上方に持ち上げられた起立姿勢となる。このとき、左側ブラケット13の下端部が後方上方に変位することに連動してロッド23bも移動するが、該ロッド23bは筒体23aから後方に抜け出る状態となって融通機構23の支軸23c、23d間の長さは長くなるよう融通される(遊びがある)。この結果、足載せ部5は図2、図4から明らかなように前端部が下方に垂下した収納姿勢を維持したまま動くことはない。起立姿勢から通常姿勢に復帰するときには前記とは逆の動きになることはいうまでもない。
叙述の如く構成した本発明の実施の形態において、前側の第一支軸10を支点として揺動する座部2と、後側の第二支軸15を支点として揺動する背凭れ部3とを一つの電動シリンダ17の伸縮によって通常姿勢からリクライニング姿勢と起立姿勢との何れにも変姿ができるものでありながら、通常姿勢からリクライニング姿勢への変姿に際しては、座部2側の第一ストッパ11bが支持フレーム6側のストッパ受け6iに当接して座部2の通常姿勢状態が維持された状態で背凭れ部3が後方に揺動してリクライニング姿勢となり、また通常姿勢から起立姿勢への変姿に際しては、背凭れ部3側の第二ストッパ13a、14aが座部2側の延長座部フレーム8fに当接して背凭れ部3の第二支軸15を支点とする前方揺動を規制して、座部2と背凭れ部3とが一体になった状態で第一支軸10を支点として前方揺動をすることになる。この結果、起立姿勢になる際に、座部2と背凭れ部3との相対角度が変化することなく通常姿勢の状態を維持しながら起立姿勢に変姿することになって、従来のように背凭れ部が下に逃げて背中が下に引張られるような違和感を与えることが無い。
しかもこの場合に、前記背凭れ部3がリクライニング姿勢になることに連動してリクライニング姿勢となる足載せ部5は、座部2、背凭れ部3が起立姿勢になる場合に、ロッド23bが筒体23aを移動することで足載せ部5側の支軸23cと背凭れ部3側の支軸23d間の長さが長くなるよう長さ融通される(遊びがある)ことになって足載せ部5が収納姿勢から移動することがない。
そしてこの場合、足載せ部5は、座部2と同じ第一支軸10を共通の上方に高い支軸を支点として前方上方に向けて揺動するため、支軸の共通化が果たせて部品点数の低減が図れると共に、足載せ部5を前後方向に長いものにできて、よりリラックスした状態で足を乗せることができる。
また背凭れ部3がリクライニング姿勢となることに連動して足載せ部5がリクライニング姿勢となるよう背凭れ部3と足載せ部5とのあいだを連動連結する連結部材に融通機構23が設けられていて、背凭れ部3が座部2と共に起立姿勢となるときには、背凭れ部3と足載せ部5とのあいだの長さが融通されることになって足載せ部5は収納姿勢のままに維持されるが、この融通機構23は、筒体23aと前端側が筒体23aの前端から突出する貫通状態から没入する状態にまで出没移動するロッド23bとで構成されているため、長い融通量(融通長さ)を確保でき、例えば長孔にピンを移動自在に組込んで融通させた(遊びをもたせた)場合のように、少なくとも長孔形成分を越えた長い長孔形成用部材が必要になることが無く、コンパクト化が達成できる。
(A)は椅子の通常姿勢を示す側面図、(B)は椅子のリクライニング姿勢を示す側面図、(C)は椅子の起立姿勢を示す側面図である。 通常姿勢の状態を示す要部側面図である。 リクライニング姿勢の状態を示す要部側面図である。 起立姿勢の状態を示す要部側面図である。 リクライニング姿勢の状態を示す要部平面図である。
符号の説明
1 椅子
2 座部
3 背凭れ部
4 肘掛け部
5 足載せ部
6 支持フレーム
6i ストッパ受け
8 座部フレーム
10 第一支軸
11b 第一ストッパ
13a、14a 第二ストッパ
15 第二支軸
17 電動シリンダ
21、22 屈曲リンク
23 融通機構

Claims (4)

  1. 支持フレームの前部に設けられ、座部を前方上方に揺動させるための第一支軸と、
    座部後部に設けられ、背凭れ部を後方下方に揺動させるための第二支軸と、
    支持フレームと座部とのあいだに設けられ、支持フレームに対する座部の通常姿勢を越えた下方揺動を規制する第一ストッパ手段と、
    座部と背凭れ部とのあいだに設けられ、座部に対する背凭れ部の通常姿勢を越えた前方揺動を規制する第二ストッパ手段と、
    前記支持フレームの前部に設けた第三支軸を介して揺動する足載せ部と、
    支持フレームと背凭れ部とのあいだに設けられ、背凭れ部を前後揺動させるためのアクチュエータとを備え、
    該アクチュエータ作動により、座部が第一ストッパ手段により下方揺動規制され、かつ背凭れ部が第二ストッパ手段により前方揺動規制された通常姿勢背凭れ部が後方揺動するリクライニング姿勢のあいだの変姿と、前記通常姿勢と背凭れ部および座部が一体に前方揺動する起立姿勢のあいだの変姿とができるようにした椅子であって、
    前記足載せ部と背凭れ部とのあいだに、前記背凭れ部の通常姿勢とリクライニング姿勢のあいだの変姿に連動して足載せ部を下方に垂下した収納姿勢と前方上方に揺動したリクライニング姿勢のあいだに変姿させるべく連結する連結手段を設けるにあたり、
    該連結手段には、背凭れ部の通常姿勢と起立姿勢のあいだの変姿では足載せ部を収納姿勢のままに維持するよう融通する融通手段が設けられていることを特徴とする椅子。
  2. 請求項1において、第三支軸は第一支軸と同軸であることを特徴とする椅子。
  3. 請求項1または2において、座部の左右には、該座部よりも高い肘掛け部が設けられたものとし、該肘掛け部に、第一支軸が側面視で座部の前部上方に位置するよう設けたことを特徴とする椅子。
  4. 請求項1乃至3の何れかにおいて、融通手段は、筒体と、該筒体に移動自在に内嵌するロッドと、背凭れ部のリクライニング姿勢への変姿ではロッドの移動規制をして足載せ部をリクライニング姿勢に揺動させるが、座部および背凭れ部の起立姿勢への変姿ではロッドの移動を許容して足載せ部を収納姿勢に維持する第三ストッパとを備えて構成されていることを特徴とする椅子。
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