JP2022128309A - 多機能介護リフト - Google Patents
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Abstract
Description
臥位や座位状態にあって、自分の希望する次行程側(例えば、用便のトイレ,シャワーの場所,座椅子,ベッド等)に自由に移動出来ない要介護者にとっては、介助者等の力を借りて移動する事が必要であるが、そのための移動具に要介護者を座接させるには、何等かの補助具が必要となる。
従来の移乗用機具は、A;機具にベルト等の装具を掛け被介護者を吊り上げた状態で介助者が直接操作し移乗する機具(特許文献1参照)、B;ベッドや椅子等に座接している被介護人が自力又は介助者の助力により起立し直接機具に座接して車椅子のように移動する機具(特許文献2参照)等が実用化されている。
また、特許文献2に記載された技術提案に代表されるBの場合、自力での起立が容易でない要介護者を介助者が起立させつつ機具を操作する必要があり、介助者が単独で移乗操作を行うことは困難である。
以下、本発明にかかる多機能介護リフト1の実施形態を、図面に基づいて説明する。
本発明にかかる多機能介護リフト1は、利用者の立ち上がり及び移乗の補助を行う介護リフトであって、主な構成として、走行架台10と、本体20と、脇下支持アーム30と、から構成されている。
第一フレーム11の基端部には、キャスター13が左右夫々備えられ、該キャスター13が多機能介護リフト1の基端側の接地部分となる。
足載板体12は、移乗動作に際し利用者が足を乗せる部分であり、一対の第一フレーム11の間に配設される。該足載板体12は、使用態様により利用者の全体重がのしかかる場合もあるため、相応の強度を有して形成される。
また、多機能介護リフト1の安定的支持に鑑みれば、例えば図3(a)に示す様に、第一フレーム11について長さ調節機構を備え、基端部を手前に延伸させ得る構成も可能である。かかる長さ調節機構としての具体的手段については、特に限定するものではないが、例えばスリット内を移動し得る位置調節ネジから成るスライド位置調節手段などを採用し得る。
本体20は、多機能介護リフト1の駆動を司る部分であって、内部には機械的な駆動機構としてアクチュエータ21並びに駆動フレーム22が内蔵され、かかる内部の機械的な部分が露出しないよう、一部を除く全体が枠体20aなどで被覆されている。このとき、被覆されない一部とは、本体20から突出的に備えられる構成要素の部分で、例えば回動フレーム23の回動領域などである。
かかる膝当て体26について、好ましくはクッション性や防汚機能、抗菌性を備えて形成される点は、前記胸当て体25と同様である。
かかる当接板について、好ましくはクッション性や防汚機能、抗菌性を備えて形成される点は、前記胸当て体25及び膝当て体26と同様である。
(使用・体勢の準備)
介助者は、利用者が着座する椅子や車椅子の下方域に走行架台10の前方部分が位置する様に、多機能介護リフト1を配置する。利用者は、椅子や車椅子に着座状態のまま走行架台10の足載板体12に足を載置すると共に、両膝を膝当て体26に当接させ、また、脇下に脇下支持アーム30を挟み込む様に腕を脇下支持アーム30の外側へ回すと共に、胸部を胸当て体25に当接させ、手は両側のハンドル27を握る。このとき、第一フレーム11や第二フレーム28、脇下支持アーム30、胸当て体25、ハンドル27等の位置について介助者が適正確認を行い、必要に応じて位置変動を行う。以上の準備動作により、多機能介護リフト1の使用体勢が整うこととなる(図4(a)参照)。
本発明にかかる多機能介護リフト1を使用した立ち上がり動作について説明する。脇下支持アーム30の上方回動により、利用者の上体が上方へ引き上げられる。このとき、回動フレーム23に対する基礎フレーム24の角度を前傾(利用者側に傾倒)に設定することで、脇下支持アーム30も回動フレーム23に対し前傾状態で最終的に立ち上がることとなる。これにより、利用者の上体は起き上がって重心が前方(本体20側)からやや後方へ移動させられ、且つ、膝当て体26が利用者側へ押し出されることで利用者の膝が伸ばされ、立ち上がりが補助されることとなる(図4(b)参照)。
本発明にかかる多機能介護リフト1を使用した移乗動作について説明する。脇下支持アーム30の上方回動により、利用者の上体が上方へ引き上げられる。このとき、回動フレーム23に対する基礎フレーム24の角度を前記立ち上がり動作時よりも後傾(利用者と反対側に傾倒)に設定することで、脇下支持アーム30も回動フレーム23に対し後傾状態で最終的に立ち上がることとなる。これにより、利用者の上体は本体20上方に覆い被さる様に前傾姿勢となって重心が前方(本体20側)から更に前方へ移動させられ、且つ、膝当て体26が利用者側へ押し出されることで利用者の膝が伸ばされ、椅子や車椅子への移乗が補助されることとなる(図4(c)参照)。
本発明にかかる多機能介護リフト1のその他の使用態様として、図示されてはいないが、脇下支持アーム30と利用者の大腿部に免荷式ベルトを接続することで、利用者に歩行イメージトレーニング動作を行うことが考え得る。すなわち、利用者の大腿部に免荷式ベルトを装着し、該免荷式ベルトを脇下支持アーム30の後方所定箇所に接続する。この状態で上記した立ち上がり動作と同様の動作を行った後、利用者の膝に負荷する荷重に合わせ介助者が脇下支持アーム30を上下に微動させることにより、利用者のペースに合わせた歩行イメージトレーニングを行うことが可能である。尚、利用者における免荷式ベルトの装着部位については、大腿部に限らず、腰から膝にかけての任意部位に固定する場合もある。
例えば、上記実施形態では、膝当て体26について、単にアクチュエータ21並びに駆動フレーム22と連動して前後に変動する構成としているが、かかる変動に際し遅延機構を組み込んで、アクチュエータ21並びに駆動フレーム22の始動から若干遅れて膝当て体26が前方へ押し出される態様とすることも可能である。かかる構成態様を採用することで、始めに脇下支持アーム30が利用者の上体を持ち上げ、利用者の膝が少し伸びた状態で膝当て体26が利用者の膝を優しく押し出すことにより、利用者の立ち上がりを無理なくサポートし、膝への負担を減らす効果が期待できる
また、上記実施形態の中では説明を省略したが、アクチュエータ21に関連して、動作を制御する制御ユニットや、駆動・入電用のバッテリーユニット、操作用スイッチなどが本体20に附属され得ることは、説明するまでもなく当然の構成態様である。
10 走行架台
11 第一フレーム
12 足載板体
13 キャスター
14 補助キャスター
20 本体
20a 枠体
21 アクチュエータ
22 駆動フレーム
23 回動フレーム
24 基礎フレーム
25 胸当て体
26 膝当て体
27 ハンドル
28 第二フレーム
29 体勢調節機構
30 脇下支持アーム
32 連結部
以下、本発明にかかる多機能介護リフト1の実施形態を、図面に基づいて説明する。
10 走行架台
11 第一フレーム
12 足載板体
13 キャスター
14 補助キャスター
20 本体
20a 枠体
21 アクチュエータ
22 駆動フレーム
23 回動フレーム
24 基礎フレーム
25 胸当て体
26 膝当て体
27 ハンドル
28 第二フレーム
29 体勢調節機構
29a 先端調整フレーム
29b 基端調整フレーム
29c 調整端部
30 脇下支持アーム
32 連結部
Claims (7)
- 利用者の起立や移乗をサポートするための多機能介護リフトであって、
走行架台と、本体と、脇下支持アームと、で構成され、
前記走行架台は、基端部にキャスターを備え左右に所定間隔を空けて配される一対の第一フレームの中間に足載板体が配設されて成り、
前記本体は、前記走行架台前方に配設され、アクチュエータ並びに駆動フレームを内蔵し、上部において該アクチュエータ並びに駆動フレームと連動して上下に回動する左右一対の回動フレームを備え、該回動フレームの先端には略中央箇所を軸支する状態で基礎フレームが備えられ、左右の基礎フレーム間には所定縦幅・横幅を有する胸当て体が備えられ、正面所定高さ箇所に該アクチュエータ並びに駆動フレームと連動して前後に変動する左右一対の膝当て体が備えられ、両側面所定箇所に介助者と利用者が夫々把持できる二対のハンドルが前後に備えられ、背面下部には先端部にキャスターを備えて左右に夫々延伸する一対の第二フレームが備えられて成り、
前記脇下支持アームは、左右一対であって、一対の回動フレームの先端夫々から延伸する様に基礎フレームを介して備えられて成り、
回動フレームに対する脇下支持アームの最終立ち上がり角度を多段階に可変し得る体勢調節機構が備えられていることを特徴とする多機能介護リフト。 - 前記走行架台における足載板体の下面略中央箇所に、補助キャスターが備えられていることを特徴とする請求項1に記載の多機能介護リフト。
- 前記第二フレームが、水平方向に伸縮可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の多機能介護リフト。
- 前記第一フレームが、先端部を軸に外側へ拡開可能であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の多機能介護リフト。
- 前記脇下支持アームが、回動フレームに対し上下に移動して位置調節可能であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の多機能介護リフト。
- 前記脇下支持アームが、所定中間箇所にて左右に屈曲可能であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の多機能介護リフト。
- 前記脇下支持アームの先端に、保護ベルトを連結可能な連結部を備えると共に、該連結部を介して保護ベルトが連結されて成ることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の多機能介護リフト。
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- 2021-02-22 JP JP2021026764A patent/JP7150287B2/ja active Active
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