JP2022128309A - 多機能介護リフト - Google Patents

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Abstract

【課題】介助者の負担軽減にも資する多機能介護リフトを提供する。【解決手段】多機能介護リフト1であって、走行架台10と、本体20と、脇下支持アーム30と、で構成され、走行架台は、基端部にキャスター13を備え左右に所定間隔を空けて配される一対の第一フレーム11の中間に足載板体12が配設されて成り、本体は、走行架台前方に配設され、アクチュエータ並びに駆動フレームを内蔵し、両側面所定箇所に介助者と利用者が夫々把持できる二対のハンドル27が前後に備えられ、背面下部には先端部にキャスターを備えて左右に夫々延伸する一対の第二フレーム28が備えられて成り、脇下支持アームは、左右一対であって、一対の回動フレームの先端夫々から延伸する様に基礎フレームを介して備えられて成り、回動フレームに対する脇下支持アームの最終立ち上がり角度を多段階に可変し得る体勢調節機構が備えられている。【選択図】図1

Description

本発明は、介護を必要とする病人、怪我人、高齢弱者等(以下、要介護者という)の行動等をサポートするための介護リフトに関し、詳しくは、要介護者の立ち上がりや移乗等のサポートを行うにあたって、行動に伴う要介護者の安全確保且つ介助者の負担軽減が可能な介護リフトに関するものである。
昨今の高齢化社会を背景に、老化等による歩行や起立機能の低下が多数見られ、歩行困難のためにベッドや布団に寝たきりになる要介護者の数が増加している。
臥位や座位状態にあって、自分の希望する次行程側(例えば、用便のトイレ,シャワーの場所,座椅子,ベッド等)に自由に移動出来ない要介護者にとっては、介助者等の力を借りて移動する事が必要であるが、そのための移動具に要介護者を座接させるには、何等かの補助具が必要となる。
従来の移乗用機具は、A;機具にベルト等の装具を掛け被介護者を吊り上げた状態で介助者が直接操作し移乗する機具(特許文献1参照)、B;ベッドや椅子等に座接している被介護人が自力又は介助者の助力により起立し直接機具に座接して車椅子のように移動する機具(特許文献2参照)等が実用化されている。
しかしながら、特許文献1に記載された技術提案に代表されるAの場合、要介護者を直接吊り上げる構成上、要介護者の落下や機具等との接触の可能性が考えられ且つ移乗の度に装具の脱着が必要になり、介助者の負担が大きくなる。
また、特許文献2に記載された技術提案に代表されるBの場合、自力での起立が容易でない要介護者を介助者が起立させつつ機具を操作する必要があり、介助者が単独で移乗操作を行うことは困難である。
本出願人は、以上のような従来の移乗機具における要介護者への負担や危険性、且つ介助者への負担等といった種々問題点に着目し、要介護者の起立や移乗等のサポートを従来よりも安全に行い得ると共に、介助者の負担を可能な限り減らすことができないものかとの着想のもと、利用者(要介護者)が、起立や移乗等をスムーズ且つ安全に行うことが可能であって、介助者の負担軽減にも資する多機能介護リフトを開発し、本発明における「多機能介護リフト」の提案に至るものである。
特開2001-61907号公報 登録実用新案第3208305号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、椅子や車椅子に着座したままの利用者が、起立や移乗等をスムーズ且つ安全に行うことが可能であって、介助者の負担軽減にも資する多機能介護リフトを提供することを課題とする。
上記問題を解決するため、本発明は、利用者の起立や移乗をサポートするための多機能介護リフトであって、走行架台と、本体と、脇下支持アームと、で構成され、前記走行架台は、基端部にキャスターを備え左右に所定間隔を空けて配される一対の第一フレームの中間に足載板体が配設されて成り、前記本体は、前記走行架台前方に配設され、アクチュエータ並びに駆動フレームを内蔵し、上部において該アクチュエータ並びに駆動フレームと連動して上下に回動する左右一対の回動フレームを備え、該回動フレームの先端には略中央箇所を軸支する状態で基礎フレームが備えられ、左右の基礎フレーム間には所定縦幅・横幅を有する胸当て体が備えられ、正面所定高さ箇所に該アクチュエータ並びに駆動フレームと連動して前後に変動する左右一対の膝当て体が備えられ、両側面所定箇所に介助者と利用者が夫々把持できる二対のハンドルが前後に備えられ、背面下部には先端部にキャスターを備えて左右に夫々延伸する一対の第二フレームが備えられて成り、前記脇下支持アームは、左右一対であって、一対の回動フレームの先端夫々から延伸する様に基礎フレームを介して備えられて成り、回動フレームに対する脇下支持アームの最終立ち上がり角度を多段階に可変し得る体勢調節機構が備えられている構成となっている。
また、本発明は、前記走行架台における足載板体の下面略中央箇所に、補助キャスターが備えられて成る構成となっている。
さらに、本発明は、前記第二フレームが、水平方向に伸縮可能な構成となっている。
またさらに、本発明は、前記第一フレームが、先端部を軸に外側へ拡開可能な構成となっている。
さらにまた、本発明は、前記脇下支持アームが、回動フレームに対し上下に移動して位置調節可能な構成となっている。
加えて、本発明は、前記脇下支持アームが、所定中間箇所にて左右に屈曲可能な構成となっている。
そしてまた、本発明は、前記脇下支持アームの先端に、保護ベルトを連結可能な連結部を備えると共に、該連結部を介して保護ベルトが連結されて成る構成となっている。
本発明にかかる多機能介護リフトによれば、脇下支持アームの立ち上がり角度を多段階に可変し得る角度調節機構を備えることにより、起立訓練や移乗など、各用途に応じて利用者の起き上がり姿勢を適宜変更することが可能であり、また、アクチュエータの伸縮に連動して脇下支持アームが設定された角度に立ち上がると共に、膝当て体が利用者の膝を後方へ押し下げることで、利用者の起き上がり動作を無理なくスムーズに行うことが可能であって、介助者の負担軽減に資する、といった優れた効果を奏するものである。
また、本発明にかかる多機能介護リフトによれば、足載板体の下面略中央箇所に補助キャスターが備えられることで、移動に際し旋回性が増して小回りが効き、さらに、接地するキャスターが増えることで、利用者の体重による加重が各キャスターに分散されると共に、足載板体の下方への反りを補助キャスターが下支えすることにより抑制可能であって、装置負荷の軽減に資することとなる。
さらに、本発明にかかる多機能介護リフトによれば、脇下支持アームが利用者の体型に合わせて上下に移動したり、また、所定中間箇所にて左右に屈曲したり、さらに、脇下支持アームの先端部分に保護ベルトを装着し得る構成態様を採用することで、あらゆる体型の利用者に使用可能であると共に、脇下支持アームが利用者の背部まで包み込んでよりリフトへ密着させ、脇下支持アームの先端同士が保護ベルトにより一連に接続されて後方への転倒・滑落を気にすることなく、安定した状態で起立や移乗を行うことが可能となる。
本発明にかかる多機能介護リフトの実施形態を示す説明図である。 本発明にかかる多機能介護リフトの実施形態を示す側面透過図である。 本発明にかかる多機能介護リフトの他の実施形態を示す説明図である。 本発明にかかる多機能介護リフトの使用態様を示す説明図である。
本発明にかかる多機能介護リフト1は、脇下支持アーム30の最終立ち上がり角度を多段階に可変し得る体勢調節機構29が備えられていることを最大の特徴とする。
以下、本発明にかかる多機能介護リフト1の実施形態を、図面に基づいて説明する。
尚、本発明にかかる多機能介護リフト1は、以下に述べる実施形態に特に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内、すなわち同一の作用効果を発揮できる形状や寸法、材質等の範囲内で適宜変更することができる。
図1は、本発明にかかる多機能介護リフト1の実施形態を示しており、(a)は側面図、(b)は正面図である。図2は、本発明にかかる多機能介護リフト1の実施形態を示す側面透過図であり、(a)は平常時(回動前)、(b)は立ち上がり時(回動後)を示している。図3は、本発明にかかる多機能介護リフト1の他の実施形態を示しており、(a)は第一フレーム11の基端部が前後に伸縮可能な構成態様を示す側面図、(b)は第二フレーム28が左右に伸縮可能な構成態様を示す正面図、(c)は第一フレーム11の基端部が外側へ拡開可能な構成態様を示す平面図である。図4は、本発明にかかる多機能介護リフト1の使用態様を示しており、(a)は平常時の説明図、(b)は立ち上がり時の説明図、(c)は移乗時の説明図である。
本発明にかかる多機能介護リフト1は、利用者の立ち上がり及び移乗の補助を行う介護リフトであって、主な構成として、走行架台10と、本体20と、脇下支持アーム30と、から構成されている。
走行架台10は、左右に所定間隔を空けて配される一対の第一フレーム11と、該一対の第一フレーム11で挟持されるように配設された足載板体12と、で構成されている。左右に配された第一フレーム11同士の間隔については、特に限定はないが、さほど大きくない方が好適であり、例えば車椅子における左右の車輪の内側や腰掛け椅子における左右の脚部の内側に、一対の第一フレーム11が入り込める程度とする。
第一フレーム11の基端部には、キャスター13が左右夫々備えられ、該キャスター13が多機能介護リフト1の基端側の接地部分となる。
足載板体12は、移乗動作に際し利用者が足を乗せる部分であり、一対の第一フレーム11の間に配設される。該足載板体12は、使用態様により利用者の全体重がのしかかる場合もあるため、相応の強度を有して形成される。
第一フレーム11と足載板体12との接続構造については、接着や螺着、溶接などにより固定的とすることも考え得るが、例えば図3(c)に示す様に、足載板体12に対し第一フレーム11の先端部を回動可能に軸支させ、かかる先端部を軸に第一フレーム11の基端部が外側へ拡開可能な構成とすることも可能である。かかる構成を採ることで、多機能介護リフト1を安定的に支持することが可能となる。
また、多機能介護リフト1の安定的支持に鑑みれば、例えば図3(a)に示す様に、第一フレーム11について長さ調節機構を備え、基端部を手前に延伸させ得る構成も可能である。かかる長さ調節機構としての具体的手段については、特に限定するものではないが、例えばスリット内を移動し得る位置調節ネジから成るスライド位置調節手段などを採用し得る。
足載板体12の下面には、補助キャスター14が備えられている。該補助キャスター14は、装置の旋回性及び安定性に鑑みて備えられるもので、具体的な装備箇所は、足載板体12における下面であって、縦幅方向並びに横幅方向共に略中央位置に該当する箇所に備えられる。かかる補助キャスター14が備わることで、略中央箇所で回動可能な支点として機能し、装置の移動に際して旋回性が増して小回りが効く様になる。また、補助キャスター14を装備した分だけ装置としての接地箇所数が増加することにもなるため、利用者の体重がのしかかることによる加重が各設置箇所にて分散されると共に、利用者の足が乗せられることで足載板体12に直接的に体重負荷がかかった際の下方への反りに対し、補助キャスター14が下支えすることで反りを抑制することが可能であって、負荷軽減並びに安定性の向上に資することとなる。
上記各構成から成る走行架台10の前方には、本体20が配設される。走行架台10と本体20との固定手段については、特に限定するものではないが、例えば本体20を足載板体12に載置した状態で螺合する手段などが考え得る。
本体20は、多機能介護リフト1の駆動を司る部分であって、内部には機械的な駆動機構としてアクチュエータ21並びに駆動フレーム22が内蔵され、かかる内部の機械的な部分が露出しないよう、一部を除く全体が枠体20aなどで被覆されている。このとき、被覆されない一部とは、本体20から突出的に備えられる構成要素の部分で、例えば回動フレーム23の回動領域などである。
アクチュエータ21は、入力されたエネルギーや電気信号を伸縮などの物理的運動に変換する機械要素であり、入力エネルギーにより電気式や油圧式、空圧式などの種類が存する。本発明で使用するアクチュエータ21の種類については、特に限定するものではないが、例えば入電によりピストンロッドを伸縮する電気式のアクチュエータ21を採用し、該ピストンロッドの伸縮動作に伴い、該ピストンロッドに連結・係合された駆動フレーム22を作動させる。駆動フレーム22は、アクチュエータ21の伸縮動作に連動して動くフレーム体であって、本体20内部には直棒状や屈曲状など種々形態の複数の駆動フレーム22が存し、これら複数の駆動フレーム22同士が連結・係合して連携動作することで、後述する回動フレーム23を回動させ若しくは膝当て体26を変動させる動きへと最終的に転換する。
本体20の上部には、アクチュエータ21並びに駆動フレーム22と連動して上下に回動する左右一対の回動フレーム23が備えられている。かかる回動フレーム23の回動領域については、特に限定するものではないが、概ね正面水平方向から上方直立方向(約90°)までの範囲内で設定されるもので、より好ましくは、正面水平方向から上方約75°程度の範囲内で設定される。
回動フレーム23の先端には、基礎フレーム24が備えられている。基礎フレーム24は、後述する脇下支持アーム30を装備するための接続基礎となる部分で、回動フレーム23の先端が基礎フレーム24の略中央箇所を軸支する状態で互いに係合されている。かかる係合態様により、回動フレーム23に対して基礎フレーム24が回動可能となっている。尚、左右の基礎フレーム24同士は、回動フレーム23に対する回動角度が互いに不揃いとならぬ様、別体のフレーム体によって互いに固定される様に構成してもよい。
基礎フレーム24には、左右夫々に一対の脇下支持アーム30が取り付けられる。そして、既述のとおり回動フレーム23に対して基礎フレーム24は回動可能であり、かかる回動角度に相応して、回動フレーム23に対する脇下支持アーム30の立ち上がり角度が可変し得る構成となっている。
基礎フレーム24の回動フレーム23に対する回動角度を決定するのは、体勢調節機構29である。該体勢調節機構29は、回動フレーム23に対する基礎フレーム24の最終的な角度を決定し得るもので、手動若しくは電動により設定可能となっており、その操作部は本体20の正面や背面、側面の所定箇所に存する。具体的な設定の構成は、基礎フレーム24の下端に軸支された体勢調節用の駆動フレーム22の最終的な上昇位置を変えるものであり、それにより回動フレーム23が最上方まで回動した際の基礎フレーム24の下端位置が決定され、それに伴い略中央箇所で回動フレーム23の先端に軸支されている基礎フレーム24の最終的な角度が決定されることとなる。
左右の基礎フレーム24間には所定縦幅・横幅を有する胸当て体25が備えられている。該胸当て体25は、回動フレーム23と連動して回動すると共に、基礎フレーム24と連動して最終的な角度が決定される。すなわち、該胸当て体25は、基礎フレーム24に固定的に装備されており、回動フレーム23に対する基礎フレーム24の角度に相応して胸当て体25の角度も可変するものである。該胸当て体25は、多機能介護リフト1の使用に際し、利用者の胸部が当接する箇所であって、リフトされた利用者が前屈状態となった際の上半身を預ける箇所となる。
胸当て体25の材質については、特に限定するものではないが、利用者の胸部に対し優しく接触し得るべく、例えば発泡樹脂などのクッション性の高い素材を利用することが好適である。かかる胸当て体25には、表面にカバー材を被覆する態様も可能であり、その場合にカバー材は利用者の身体が直接触れる部分となるため、防汚機能や抗菌性に優れたものが望ましい。
本体20の正面(利用者側)における所定高さ箇所には、所要面積を有する左右一対の膝当て体26が備えられている。該膝当て体26の大きさは、特に限定するものではないが、利用者によって異なる膝高に対応し得るべく、ある程度の大きさ(例えば縦横15乃至30cm程度)を要する。該膝当て体26は、アクチュエータ21並びに駆動フレーム22と連動して前後に変動するもので、アクチュエータ21の伸縮動作に連動する複数の駆動フレーム22同士が連結・係合して動作することで、最終的に膝当て体26を前方へ押し出し、あるいは、後方へ引き下げることとなる。
かかる膝当て体26について、好ましくはクッション性や防汚機能、抗菌性を備えて形成される点は、前記胸当て体25と同様である。
左右の各膝当て体26の内側(中央側)には、図示されていないが、利用者の膝の内側を当接し得る当接板を備える態様が好適である。多機能介護リフト1の使用に際し、利用者が足から脚部全体を踏ん張る際に、膝には内側方向へ向かう力が働く場合が想定される。そこで、内側方向へ動く膝の内側を当接板で支えることで、膝が膝当て体26から外れることなく、且つ、充分に足及び脚部へ力を注ぐことが可能となる。
かかる当接板について、好ましくはクッション性や防汚機能、抗菌性を備えて形成される点は、前記胸当て体25及び膝当て体26と同様である。
本体20の両側面の所定箇所には、左右で一対、全部で二対のハンドル27が前後に備えられている。かかる二対のハンドル27は、一方が介助者用であり他方が利用者用であって、介助者用は後方(本体20の背面より)に、利用者用は前方(本体20の正面より)に夫々備えられている。該ハンドル27の高さ位置については、二対夫々で同じ高さや異なる高さにするなど、特に限定するものではないが、前方のハンドル27(利用者用)については、利用者が多機能介護リフト1に上体を預けた際に肘を軽く曲げた状態で把持し得る高さとすることが好適である。また、後方のハンドル27(介助者用)については、介助者が多機能介護リフト1を支えたり移動したりする際に把持し易い高さとすることが好適である。
尚、ハンドル27の前後位置や高さなど取り付け位置について、可変し得る構造とすることも好適である。また、前方のハンドル27(利用者用)については、握力の弱くなった利用者でも安全且つ確実に握り易い構造、例えば凸凹構造など、滑り止め機能を備える態様が望ましい。
本体20の背面下部には、左右に夫々延伸する一対の第二フレーム28が備えられている。該第二フレーム28の先端部には、夫々キャスター13が備えられ、該キャスター13は多機能介護リフト1の先端側の接地部分となる。かかる第二フレーム28について、例えば図3(b)に示す様に、水平方向に伸縮可能な構造とすることが好適である。すなわち、左右に伸長して幅を大きくすることで、多機能介護リフト1を安定的に支持することができ、逆に第二フレーム28を収縮することで、限られたスペースでの使用に資することとなる。かかる伸縮可能な構造の具体的手段については、特に限定するものではなく、例えばスリット内を移動し得る位置調節ネジから成るスライド位置調節手段などを採用し得る。
脇下支持アーム30は、多機能介護リフト1の使用時に利用者の脇下を支持するためのアームであって、左右一対で構成され、同じく左右一対の回動フレーム23の先端夫々から延伸する様に、基礎フレーム24を介して備えられている。回動フレーム23の回動動作に連動して脇下支持アーム30が上下に回動することで、利用者の脇下を支持しつつ上体の上下動を補助するものである。このとき、脇下支持アーム30は直接的には基礎フレーム24に備え付けられているため、該基礎フレーム24の回動フレーム23に対する角度に相応して、脇下支持アーム30の立ち上がり角度は可変することとなる。かかる立ち上がり角度の違いが、移乗時や立ち上がり時など装置の使用態様ごとに異なる利用者の体勢を調節する機能として作用する。
脇下支持アーム30の具体的構成について、特に限定するものではないが、例えば利用者の体重を支持し得るだけの強度を有する所定長さの棒状フレームの周縁をクッション材にて被覆する態様が考え得る。かかるクッション材は、利用者の体重を支持した際に沈み込み過ぎない程度の強度と、利用者が腕を回して掴みやすい程度の太さを有することが好適である。クッション材の表面には、カバー材を被覆する態様も可能であり、その場合にカバー材は利用者の身体が直接触れる部分となるため、防汚機能や抗菌性に優れたものが望ましい。
脇下支持アーム30の形状については、直棒状のほか、中央部が外側へ膨出した湾曲状とすることが考え得る。湾曲状とすることで、利用者の脇下にて胴体を抱きかかえる様に包み込み、安定した支持が可能となる。また、脇下支持アーム30について、所定中間箇所にてヒンジ等により左右に屈曲可能な構造とすることも可能である。内側へ屈曲可能とすることで、使用に際し脇下支持アーム30の先端側が利用者の背中に回り込んで胴体を抱きかかえる様に包み込み、安定した支持が可能になると共に、外側へ屈曲可能とすることで、使用後における利用者の装置からの離脱を容易にする。かかる屈曲可能な箇所は、一の脇下支持アーム30につき一箇所とは限らず、複数箇所にて屈曲可能な構造を採用することも可能である。屈曲箇所を一の脇下支持アーム30につき複数設けることで、脇下支持アーム30の形態を利用者の体型に合わせて変形することが可能であり、より安定した支持に資することとなる。
基礎フレーム24に対する脇下支持アーム30の接合態様については、特に限定するものではなく、例えば溶接や螺着など種々の接合が考え得る。このとき、基礎フレーム24と脇下支持アーム30とを上下摺動可能に接合する態様が好適である。かかる態様を採用することで、脇下支持アーム30を利用者の脇下へ隙間なくフィットさせることが可能であり、装置の初動時における回動動作の無駄を省くことができる。また、利用者によって異なる脇下の高さ位置に応じて、脇下支持アーム30の位置を変動することができるため、種々体型の利用者に対し一の装置で対応可能となる。尚、脇下支持アーム30の上下摺動に合わせ、胸当て体25も同様に上下連動する構成態様が望ましい。
脇下支持アーム30には、所定中間箇所に保護ベルトを連結する態様が望ましい。すなわち、左右の脇下支持アーム30の先端同士間には、所定間隔の間隙が形成されることとなり、万が一にも利用者が当該間隙から後方へ転倒する危険が想定し得る。そこで、左右の脇下支持アーム30の所定中間箇所同士を繋ぐ保護ベルトを連結して間隙を補うことで、利用者の後方への転倒を防止することが可能となる。かかる態様を実現すべく、各脇下支持アーム30の所定中間箇所には、保護ベルトを連結するための連結部32が備えられており、かかる連結部32を介して保護ベルトが連結される。連結部32の構造については、保護ベルトを連結し得るものであれば特に限定はなく、常法手段を採用すれば足りるものであるが、例えば図2に示す様な環状部材により構成され、かかる環状部材に保護ベルトにおける連結構造としてのフックを引っ掛ける態様などが考え得る。
以上の各構成要素から、本発明にかかる多機能介護リフト1は構成される。すなわち、走行架台10の前方に備えられた本体20の内部にアクチュエータ21及び駆動フレーム22が内蔵され、該アクチュエータ21の伸縮に伴い駆動フレーム22を介して回動フレーム23を回動させることで、基礎フレーム24を介して回動フレーム23に備えられた脇下支持アーム30を回動させる仕組みとなっており、その際回動フレーム23に対する基礎フレーム24の角度設定が可能であって、それにより脇下支持アーム30の最終的な立ち上がり角度が決定される構造となっている。
本発明にかかる多機能介護リフト1の使用態様並びに動作について説明する。
(使用・体勢の準備)
介助者は、利用者が着座する椅子や車椅子の下方域に走行架台10の前方部分が位置する様に、多機能介護リフト1を配置する。利用者は、椅子や車椅子に着座状態のまま走行架台10の足載板体12に足を載置すると共に、両膝を膝当て体26に当接させ、また、脇下に脇下支持アーム30を挟み込む様に腕を脇下支持アーム30の外側へ回すと共に、胸部を胸当て体25に当接させ、手は両側のハンドル27を握る。このとき、第一フレーム11や第二フレーム28、脇下支持アーム30、胸当て体25、ハンドル27等の位置について介助者が適正確認を行い、必要に応じて位置変動を行う。以上の準備動作により、多機能介護リフト1の使用体勢が整うこととなる(図4(a)参照)。
(立ち上がり動作)
本発明にかかる多機能介護リフト1を使用した立ち上がり動作について説明する。脇下支持アーム30の上方回動により、利用者の上体が上方へ引き上げられる。このとき、回動フレーム23に対する基礎フレーム24の角度を前傾(利用者側に傾倒)に設定することで、脇下支持アーム30も回動フレーム23に対し前傾状態で最終的に立ち上がることとなる。これにより、利用者の上体は起き上がって重心が前方(本体20側)からやや後方へ移動させられ、且つ、膝当て体26が利用者側へ押し出されることで利用者の膝が伸ばされ、立ち上がりが補助されることとなる(図4(b)参照)。
(移乗動作)
本発明にかかる多機能介護リフト1を使用した移乗動作について説明する。脇下支持アーム30の上方回動により、利用者の上体が上方へ引き上げられる。このとき、回動フレーム23に対する基礎フレーム24の角度を前記立ち上がり動作時よりも後傾(利用者と反対側に傾倒)に設定することで、脇下支持アーム30も回動フレーム23に対し後傾状態で最終的に立ち上がることとなる。これにより、利用者の上体は本体20上方に覆い被さる様に前傾姿勢となって重心が前方(本体20側)から更に前方へ移動させられ、且つ、膝当て体26が利用者側へ押し出されることで利用者の膝が伸ばされ、椅子や車椅子への移乗が補助されることとなる(図4(c)参照)。
(歩行イメージトレーニング動作)
本発明にかかる多機能介護リフト1のその他の使用態様として、図示されてはいないが、脇下支持アーム30と利用者の大腿部に免荷式ベルトを接続することで、利用者に歩行イメージトレーニング動作を行うことが考え得る。すなわち、利用者の大腿部に免荷式ベルトを装着し、該免荷式ベルトを脇下支持アーム30の後方所定箇所に接続する。この状態で上記した立ち上がり動作と同様の動作を行った後、利用者の膝に負荷する荷重に合わせ介助者が脇下支持アーム30を上下に微動させることにより、利用者のペースに合わせた歩行イメージトレーニングを行うことが可能である。尚、利用者における免荷式ベルトの装着部位については、大腿部に限らず、腰から膝にかけての任意部位に固定する場合もある。
以上、本発明にかかる多機能介護リフト1の基本的構成態様及び作用について説明したが、本発明は、上記実施形態や図面に示す構成態様に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、膝当て体26について、単にアクチュエータ21並びに駆動フレーム22と連動して前後に変動する構成としているが、かかる変動に際し遅延機構を組み込んで、アクチュエータ21並びに駆動フレーム22の始動から若干遅れて膝当て体26が前方へ押し出される態様とすることも可能である。かかる構成態様を採用することで、始めに脇下支持アーム30が利用者の上体を持ち上げ、利用者の膝が少し伸びた状態で膝当て体26が利用者の膝を優しく押し出すことにより、利用者の立ち上がりを無理なくサポートし、膝への負担を減らす効果が期待できる
また、上記実施形態の中では説明を省略したが、アクチュエータ21に関連して、動作を制御する制御ユニットや、駆動・入電用のバッテリーユニット、操作用スイッチなどが本体20に附属され得ることは、説明するまでもなく当然の構成態様である。
以上の通り、本発明にかかる多機能介護リフト1によれば、脇下支持アーム30の立ち上がり角度を多段階に可変し得る角度調節機構を備えることにより、起立訓練や移乗など、各用途に応じて利用者の起き上がり姿勢を適宜変更することが可能であり、また、アクチュエータ21の伸縮に連動して脇下支持アーム30が設定された角度に立ち上がると共に、膝当て体26が利用者の膝を後方へ押し下げることで、利用者の起き上がり動作を無理なくスムーズに行うことが可能であって、介助者の負担軽減に資し、さらに、足載板体12の下面略中央箇所に補助キャスター14が備えられることで、移動に際し旋回性が増して小回りが効き、接地するキャスター13,14が増えることで、利用者の体重による加重が各キャスター13,14に分散されると共に、足載板体12の下方への反りを補助キャスター14が下支えすることにより抑制可能であって、装置負荷の軽減に資する多機能介護リフト1の提供を可能にする。
本発明は、多機能介護リフトにおいて、より安全で且つ介助者の負担を軽減することが可能であり、医療や介護業界における利用はもとより、自宅における介護やリハビリ等での使用にも有益である。したがって、本発明にかかる多機能介護リフトの産業上の利用可能性は、大であると思料する。
1 多機能介護リフト
10 走行架台
11 第一フレーム
12 足載板体
13 キャスター
14 補助キャスター
20 本体
20a 枠体
21 アクチュエータ
22 駆動フレーム
23 回動フレーム
24 基礎フレーム
25 胸当て体
26 膝当て体
27 ハンドル
28 第二フレーム
29 体勢調節機構
30 脇下支持アーム
32 連結部
上記問題を解決するため、本発明は、利用者の起立や移乗をサポートするための多機能介護リフトであって、走行架台と、本体と、脇下支持アームと、で構成され、前記走行架台は、基端部にキャスターを備え左右に所定間隔を空けて配される一対の第一フレームの中間に足載板体が配設されて成り、前記本体は、前記走行架台前方に配設され、アクチュエータ並びに駆動フレームを内蔵し、上部において該アクチュエータ並びに駆動フレームと連動して上下に回動する左右一対の回動フレームを備え、該回動フレームの先端には略中央箇所を軸支する状態で基礎フレームが備えられ、左右の基礎フレーム間には所定縦幅・横幅を有する胸当て体が備えられ、正面所定高さ箇所に該アクチュエータ並びに駆動フレームと連動して前後に変動する左右一対の膝当て体が備えられ、両側面所定箇所に介助者と利用者が夫々把持できる二対のハンドルが前後に備えられ、背面下部には先端部にキャスターを備えて左右に夫々延伸する一対の第二フレームが備えられて成り、前記脇下支持アームは、左右一対であって、一対の回動フレームの先端夫々から延伸する様に基礎フレームを介して備えられて成り、回動フレームに対する脇下支持アームの最終立ち上がり角度を可変し得る体勢調節機構が備えられている構成となっている。
本発明にかかる多機能介護リフトによれば、脇下支持アームの立ち上がり角度を可変し得る角度調節機構を備えることにより、起立訓練や移乗など、各用途に応じて利用者の起き上がり姿勢を適宜変更することが可能であり、また、アクチュエータの伸縮に連動して脇下支持アームが設定された角度に立ち上がると共に、膝当て体が利用者の膝を後方へ押し下げることで、利用者の起き上がり動作を無理なくスムーズに行うことが可能であって、介助者の負担軽減に資する、といった優れた効果を奏するものである。
本発明にかかる多機能介護リフト1は、脇下支持アーム30の最終立ち上がり角度を可変し得る体勢調節機構29が備えられていることを最大の特徴とする。
以下、本発明にかかる多機能介護リフト1の実施形態を、図面に基づいて説明する。
基礎フレーム24の回動フレーム23に対する回動角度を決定するのは、体勢調節機構29である。該体勢調節機構29は、回動フレーム23に対する基礎フレーム24の最終的な角度を決定し得るもので、手動若しくは電動により設定可能となっており、その操作部は本体20の正面や背面、側面の所定箇所に存する。具体的な設定の構成は、基礎フレーム24の下端に軸支された体勢調節用の駆動フレーム22(先端調整フレーム29a)の最終的な上昇位置を変えるものであり、それにより回動フレーム23が最上方まで回動した際の基礎フレーム24の下端位置が決定され、それに伴い略中央箇所で回動フレーム23の先端に軸支されている基礎フレーム24の最終的な角度が決定されることとなる。尚、先端調整フレーム29aの最終的な上昇位置を変えるための具体的構造については、先端調整フレーム29aに連結・係合された基端調整フレーム29bの調整端部29cの位置を変更し得る構造となっている。
以上の通り、本発明にかかる多機能介護リフト1によれば、脇下支持アーム30の立ち上がり角度を可変し得る角度調節機構を備えることにより、起立訓練や移乗など、各用途に応じて利用者の起き上がり姿勢を適宜変更することが可能であり、また、アクチュエータ21の伸縮に連動して脇下支持アーム30が設定された角度に立ち上がると共に、膝当て体26が利用者の膝を後方へ押し下げることで、利用者の起き上がり動作を無理なくスムーズに行うことが可能であって、介助者の負担軽減に資し、さらに、足載板体12の下面略中央箇所に補助キャスター14が備えられることで、移動に際し旋回性が増して小回りが効き、接地するキャスター13,14が増えることで、利用者の体重による加重が各キャスター13,14に分散されると共に、足載板体12の下方への反りを補助キャスター14が下支えすることにより抑制可能であって、装置負荷の軽減に資する多機能介護リフト1の提供を可能にする。
1 多機能介護リフト
10 走行架台
11 第一フレーム
12 足載板体
13 キャスター
14 補助キャスター
20 本体
20a 枠体
21 アクチュエータ
22 駆動フレーム
23 回動フレーム
24 基礎フレーム
25 胸当て体
26 膝当て体
27 ハンドル
28 第二フレーム
29 体勢調節機構
29a 先端調整フレーム
29b 基端調整フレーム
29c 調整端部
30 脇下支持アーム
32 連結部

Claims (7)

  1. 利用者の起立や移乗をサポートするための多機能介護リフトであって、
    走行架台と、本体と、脇下支持アームと、で構成され、
    前記走行架台は、基端部にキャスターを備え左右に所定間隔を空けて配される一対の第一フレームの中間に足載板体が配設されて成り、
    前記本体は、前記走行架台前方に配設され、アクチュエータ並びに駆動フレームを内蔵し、上部において該アクチュエータ並びに駆動フレームと連動して上下に回動する左右一対の回動フレームを備え、該回動フレームの先端には略中央箇所を軸支する状態で基礎フレームが備えられ、左右の基礎フレーム間には所定縦幅・横幅を有する胸当て体が備えられ、正面所定高さ箇所に該アクチュエータ並びに駆動フレームと連動して前後に変動する左右一対の膝当て体が備えられ、両側面所定箇所に介助者と利用者が夫々把持できる二対のハンドルが前後に備えられ、背面下部には先端部にキャスターを備えて左右に夫々延伸する一対の第二フレームが備えられて成り、
    前記脇下支持アームは、左右一対であって、一対の回動フレームの先端夫々から延伸する様に基礎フレームを介して備えられて成り、
    回動フレームに対する脇下支持アームの最終立ち上がり角度を多段階に可変し得る体勢調節機構が備えられていることを特徴とする多機能介護リフト。
  2. 前記走行架台における足載板体の下面略中央箇所に、補助キャスターが備えられていることを特徴とする請求項1に記載の多機能介護リフト。
  3. 前記第二フレームが、水平方向に伸縮可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の多機能介護リフト。
  4. 前記第一フレームが、先端部を軸に外側へ拡開可能であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の多機能介護リフト。
  5. 前記脇下支持アームが、回動フレームに対し上下に移動して位置調節可能であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の多機能介護リフト。
  6. 前記脇下支持アームが、所定中間箇所にて左右に屈曲可能であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の多機能介護リフト。
  7. 前記脇下支持アームの先端に、保護ベルトを連結可能な連結部を備えると共に、該連結部を介して保護ベルトが連結されて成ることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の多機能介護リフト。
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